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Rod Modell - Music For Bus Stations (CD)
Rod Modell - Music For Bus Stations (CD)13 (SILENTES)
¥2,961

大名門〈Modern Love〉に残した『Liumin』は今や同レーベルを代表する名盤としておなじみ。Stephen Hitchellとの名アンビエント・ダブ・プロジェクト、cv313やWaveform Transmissionなどでの活動も大変名高いデトロイトのダブテクノ/アンビエント巨匠Rod Model。Brian Enoの『Music for Airports』のアンビエントの青写真を再構成し、ヨーロッパの前衛的なバスステーションのデザインのために作り上げた環境音楽作品。

Library L'Amour - Premier Caprice (12")Library L'Amour - Premier Caprice (12")
Library L'Amour - Premier Caprice (12")STROOM.tv
¥3,347

モントリールのデュオLibrary L’Amourが紡ぐ、デリケートで夢見心地のシンセポップ・ロマンス『Premier Caprice』。Yasmine IxeとRichard Ryan Wengerが、3年半にわたる恋愛関係の中で録りためた4曲を収録。柔らかく滲むパッド、揺らぐハーモニー、語りと吐息のあいだを漂うヴォーカルで、官能と夢幻がゆっくりと溶け合っていく。録音からミックスまでWengerが手がけたプライベートな制作体制で、アンビエントとシンセポップの狭間を漂う音像は、80年代ヨーロッパのベッドルーム・ポップを思わせつつ、ノスタルジックな湿度をまとっている。〈STROOM〉の美学にぴたりとはまりながら、モントリールのエレクトロニック・シーンの息遣いも感じさせる、親密で官能的なシンセポップの小さな傑作。

µ-Ziq - 1979 (2LP)
µ-Ziq - 1979 (2LP)Balmat
¥6,042

〈Warp〉や〈Hyperdub〉と並ぶ先鋭的エレクトロニック・ミュージックの一大聖地〈Planet Mu〉運営でも知られるµ-Ziqによる、23年度人気作『1977』に続く2枚目のアルバム『1979』。アンビエントを軸にしながら、穏やかな浮遊感のあるトラックから、微細な揺らぎを伴うテクスチャ、さらには軽やかなビートが顔を出す瞬間まで、さまざまな表情が静かに連なっていく。記憶の断片や風景の残像を辿るように、ひとつひとつの曲が小さな宇宙として立ち上がる。前作と地続きの世界観を保ちながら、より成熟した充実作。

Mermaid - Dubmaid (LP)
Mermaid - Dubmaid (LP)BEER & RECORDS
¥3,960

東京発、MERMAIDがニュー・ルーツ・ダブに挑んだダブアルバムがアナログでリリース!

ダブ&エレクトロニック・コンピレーションへの参加、レゲエの研究を続けるMERMAIDが遂に発表したニュー・ルーツ・ダブがLP化!

東京拠点のプロデューサーにして、高円寺の伝説的レコードショップLos Apson?から広がったムーブメント、DDM(Dangerous Dance Music)のメンバーの一人でもあるMERMAID。本作は、すべてのベースはサイン波のみ、ステッパーズは少なめで展開ありつつ軽やかな仕上がりとなり、室内楽や日本の民謡のエコー、そして彼自身の声のチョッピングをふんだんに取り入れた楽曲は、聴く者に重層的なサウンドと、ちょっと奇妙なユーモアを与えてくれます。アートワークは鈴木聖、マスタリングは大城真。限定300枚プレス。

Grupo Um - Nineteen Seventy Seven (LP)Grupo Um - Nineteen Seventy Seven (LP)
Grupo Um - Nineteen Seventy Seven (LP)Far Out Recordings
¥4,735

エルメート・パスコアルのバックバンドも務めていた、ブラジルのアヴァンギャルド・ジャズ〜フュージョン・グループ、Grupo Umが1977年に残した、実験精神とリズムの狂気が渦巻くデビュー作『Nineteen Seventy Seven』。MPBやサンバの文脈とはまったく異なる、フリージャズ、電子音楽の萌芽、ミニマル・ミュージック、ブラジル固有のポリリズムが混ざり合ったブラジルのアンダーグラウンドを象徴するアルバムで、軍事政権下の抑圧と、そこから生まれる反骨精神とサンパウロのアートシーンの混沌が生んだ、狂気と知性が同居する実験的ジャズの名盤。サンバやボサノヴァとはまったく違う、もうひとつのブラジル音楽。

V.A. -  Lost Coast: Some Visionary Music from California, 1980–1992 (LP)V.A. -  Lost Coast: Some Visionary Music from California, 1980–1992 (LP)
V.A. - Lost Coast: Some Visionary Music from California, 1980–1992 (LP)Goaty Tapes / House Rules
¥5,116

1980〜1992年のカリフォルニアで生まれた、実験音楽・アンビエント・ニューエイジ・ミニマル・DIY電子音楽といった境界線上の音楽を集めたコンピレーション。当時のカリフォルニアは、ニューエイジのスピリチュアリティ、DIYカセット文化、アートシーンの自由さ、テクノロジーの黎明期が混ざり合い、独自の音楽が生まれた土地で、その見落とされてきた音を丁寧に掘り起こし、ひとつの風景として再構築している。どこかスピリチュアルで、どこかサイケデリックな、メインストリームとは無縁のビジョナリーたちによる失われた音楽史を発掘するような一枚。

Ciro Vitiello - notes from the air (LP)Ciro Vitiello - notes from the air (LP)
Ciro Vitiello - notes from the air (LP)STROOM.tv
¥5,149

〈Haunter〉周辺で活動してきたCiroVitielloが、〈STROOM〉から届ける2作目のソロ『notes from the air』。民俗音楽の素朴な手触り、電子音の湿った質感、声の存在感がひとつの流れの中で自然に混ざり合い、どこにも属さない独特の音の風景をつくり出している。MartynaBasta、AntoninaNowacka、Heithをはじめとする歌い手や演奏者が参加し、弦、打楽器、アコーディオンなどの生音と、スタジオでの加工や電子的な揺らぎが同じ呼吸で動く。フォークの影が差したかと思えば、サイケの残光やポストロック的な高まりが顔を出し、そこへ電子音のざわめきが重なっていく。ジャンルの境界を意識することなく、音がそのまま形を変えながら進んでいくようで、素朴さと実験性が同時に息づき、空気の中に漂う物語のように音が立ち上がる一枚。

Mr Fingers - Amnesia (3LP)
Mr Fingers - Amnesia (3LP)Alleviated Records
¥7,334

待望のアナログ再発!シカゴ~ディープなハウス界隈の名仕事の数々で知られる大重鎮ことLarry Heard (1960-)によるMr. Fingers。数々のブートが存在、UKのシカゴハウス・ライセンス・レーベルだった〈Jack Trax〉から1989年にリリースしていた世紀の傑作『Ammnesia』が奇跡の公式復刻!自身の〈Alleviated Records〉から約30年の時を超えて待望の再来。アシッド・ハウスからディープ・ハウスまで、卓越したダンス観から繰り出されるシカゴのヴァイブスはまさに金字塔レベルともいうべき。歴史的なハウス・クラシックが満載。リマスタリング仕様。これはMUSTです!!

Tanzmuzik - Sinsekai (2025 Remaster Edition) (2LP)
Tanzmuzik - Sinsekai (2025 Remaster Edition) (2LP)SUBLIME
¥4,998

関西を拠点に活動し、日本のテクノ黎明期を支えた山本アキヲと佐脇興英による日本のテクノ/アンビエント/IDMユニット Tanzmuzik の1994年の名盤『Sinsekai』。YMO的なリリカルさと欧米テクノのミックスによる独自の音楽性を持ち、柔らかく幻想的なサウンドスケープがアルバム全体を包み込んでいる。1994年のリリース当時から「日本テクノの嚆矢」とされ、幻の名盤として語り継がれてきた作品が、リマスターによって音質を現代的にアップデートし、さらにシングルやコンピ収録曲を追加して待望の再発!

竹村延和 Nobukazu Takemura - 意味のたま knot of meanings (Clear Vinyl 2LP)竹村延和 Nobukazu Takemura - 意味のたま knot of meanings (Clear Vinyl 2LP)
竹村延和 Nobukazu Takemura - 意味のたま knot of meanings (Clear Vinyl 2LP)Thrill Jockey
¥6,334

トータス、ヨ・ラ・テンゴ、スティーヴ・ライヒ他、多くのコラボレーションでも知られるアーティスト・作曲家、竹村延和が、米シカゴの名門インディー・レーベル、Thrill Jockey Recordsより、オリジナル・アルバムとしては2014年の『Zeitraum』以来となる約11年半振りの新作アルバム。

2016年から2024年の間にレコーディングされた珠玉の楽曲、全18曲(日本盤はボーナス・トラックを1曲追加し、全19曲収録)を収録。
このアルバムに収録されている楽曲は、アルバムのために新たに書き下ろしたものではなく、録り溜めていた過去の膨大な楽曲の中から竹村自身が厳選したものになります。
曲の構想が2000年代中頃からあったものも含まれており、レコーディングは竹村の京都にあるスタジオ(moonlit studio)で行われています。
作曲からプログラミング、演奏、レコーディング、編集まで、竹村がすべて一人で行っており、日本人シンガーdoroがゲスト・ヴォーカルとして参加しています。
スキマキ・アニメーションによるアニメーション作品『深海の虹』(2019年)のサウンドトラックも収録。

竹村によれば、
「「knot of meanings」は 直訳すると「意味の結び目」ですが、邦題の「意味のたま」は、洋裁で用いる毛糸の玉のようなもので、そこから意味が泉の様に導かれてくることを示しています。リスナーは単に多義的なものとしてジャケットのガラスの断片・ モザイクから、各自自由に全体像を描き、受け取ってもらえれば幸いです。」
とのことで、ジャケットのガラスのオブジェクトの作成や撮影も竹村本人が手掛けており、その受け取り方は(様々なスタイルの収録曲が混在した)アルバムの内容ともども、リスナーそれぞれに委ねています。

竹村が長年、“Child’s View” (子供の視点)を用いて、知的好奇心を原動力として、表現や創作活動を続けてきた結晶が、このアルバムとなっています。
常に驚きと喜びを感じられるものを作るという理念を大切にし、同じことを繰り返すことはせず(停滞や反復に抵抗し)、新たな発見のあるような独創的な作品を探求して来たことの実証でもあります。

Debris (LP)
Debris (LP)Superior Viaduct
¥4,429

NWW list!! DEBRIS’の1976年唯一作がヴァイナル再発!1976年にオクラホマ州チカシャから現れたDebrisは、アメリカ地下音楽史の中でも特異な存在で、土地柄もあって周囲から冷遇されながらも、トリオ編成でストゥージズやヴェルヴェット・アンダーグラウンド、キャプテン・ビーフハート、さらに英国グラムの影響を消化し、極めてラディカルな音を生み出した。地元スタジオの「10時間録音+1000枚プレス+ジャケット印刷」の格安パッケージに飛びついた彼らは、すべての曲をワンテイクで収録。偶然にもラモーンズの1stと同月に出たこの一枚は、ノイズ混じりのガレージ・パンクの衝動と、シンセや電子処理を導入した前衛性を併せ持つ作品となった。リリース直後にはCBGBやMax’s Kansas Cityから出演依頼も届いたが、バンドは結局地元を出ることなく解散。残された1枚のLPは、失われたカルト盤としてコレクターの垂涎の的となり、Nurse With Woundリストに名を連ねたことで伝説的地位を固めた。その影響はSonic YouthやThe Melvinsといった後続にまで及び、今ではアメリカ地下音楽の最重要記録のひとつとされている。

X-Cetra - Summer 2000 (Clear Pink Vinyl LP)
X-Cetra - Summer 2000 (Clear Pink Vinyl LP)Numero Group
¥3,871

7月下旬再入荷。当店お馴染みの〈Numero〉から超強力物件!10年代初頭~中盤の地下カセット/ローファイ・エクスペリメンタル/ヒプナゴジック・ポップ界隈からCHICKLETTEやR U REALの姿が頭をよぎります...ミレニアル世代に捧ぐ、超スイートなスリープオーバーコア。2000年代初頭に、ジェシカ、エイデン、ジャネット、メアリーの4人娘が結成した、知られざるプレティーン・ポップ・グループ、X-Cetraによる幻の自主盤作品であり、2000年にCDrとして残されたオリジナルは入手不可能とも思われる傑作『Stardust』が『Summer 2000』と改題して奇跡のアナログ再発!まるで、ゼロ年代に迷い込んだThe Shaggsのような、アウトサイダーで狂った音源。自宅で焼いたCDrに詰め込まれたヘロイン中毒気味のトリップホップからR&B、ユーロファンク、幼き日の失恋の体験までもが練り込まれた、前代未聞で無比のカルト・キッズ・ミュージック超名作にして、プロト・ヒプナゴジック・ポップとも言うべき一枚です。

Autechre - Quaristice (2LP)Autechre - Quaristice (2LP)
Autechre - Quaristice (2LP)WARP
¥5,343

2008年以来、18年ぶりのヴァイナル・リイシュー。2025年にはEU&USツアーを予定。

(前略)
「頭のなかで完璧なトラックが鳴っているんだ。だけど、それを具体化するのはとても困難なんだ。なぜなら……」
かつてオウテカは言った。「それはつねに変化しているから」
 たしかにその通り、彼らのアルバムやシングルはその軌跡なのだろう。オウテカは、いまだ変化するその自らの頭で鳴っている断片をアルバムというカタチで表現しているのだろう。僕は2001年に、『Confield』のライナーノートで、「オウテカは“慣らされてしまったことへの服従”に抵抗する」と記したけれど、もはや“抵抗”どころではない。オウテカはこの15年、あたかも自らの音楽性で自らを隔離=『Quaristice』するかのような栄誉ある孤独を選び、彼らの芸術性を完璧なまでに世間に認めさせたのだ。リスナーに評価されるのではなく、リスナーの耳をテストすると喩えられるところまでいったわけだ。(中略) ショーンは『Quaristice』というタイトルに意味はないと言うけれど、しかし多くの人は考えてしまうだろう。この音世界はダンスフロアからもサイケデリックからも、あるいは現代音楽からも“隔離”されていると。
 「“現在”にいることが重要だと気付いたんだ」ショーンは言う。「聴き直したり、昔の音源を聴いてそれについて
考えたりはいっさいしない。だって20年前の自分がどんな人間だったかも覚えてないんだから!」
 オウテカらしい、素晴らしい言葉じゃないか。

野田努 (Quaristice国内盤ライナーノーツより一部抜粋)

Autechre - Untilted (2LP)Autechre - Untilted (2LP)
Autechre - Untilted (2LP)WARP
¥5,343

2005年以来、20年ぶりのヴァイナル・リイシュー。2025年にはEU&USツアーを予定。

進化し続けるエレクトロニック・ミュージックの先達であり、孤高の存在としてその動向が常に注目され続けるオウテカ。
枯渇することのない無限の才能と、変わることなき探究心。
いまだかつて誰も到達しえなかった美しき超絶音。

 アンタイトルド(untitled)ではなくて、アンティルテッド(untilted)である。 いかにもオウテカらしいタイトルだ。「いつものよう に、タイトルに意味はない」 と彼らは言うけれど、ちょっとした心理の虚を突いたり、条件反射的な連想を逆手に とって文脈をすげ替えてしまったりする術 に、彼らは実に長けている。オウテカは 独創的で挑戦的な革新主義者ではあるけれど、同時に遊び心も備えた観察者でもあっ て、字面だけで安易に判断して 「あ、次のアルバムのタイトルは“アンタイトルド” なのね」と素直に思い込んでしまっていた筆者のような勘違い野郎のことを、影できっ とにやにやしなが ら見ていることだろう。二枚前のアルバム『コンフィールド』で、 オウテカのサウンドはずいぶん変わったといわれているけれど、そういう意味では根 本的な 部分は、まったく変わっていない。むしろこの8枚目のフル・アルバムは、彼 らに拭い去れない影響を刻みつけてきた音楽を、『コンフィールド』以降の地平の中 で、再びはっきりと浮かび上がらせるような作品である。つまり、エレクトロやアシッ ド・ハウスなんかの、ファンキーなエレクトロニック・ミュージックのことだ。
(中略)
 中でもとりわけ、オウテカとヒップホップを巡る議論は未だ絶えることのない話題 のひとつだ。この『アンティルテッド』にも、アルバム冒頭の「LCC」や15分以上に 渡る大作「Sublimit」などに、その有効な答えがちらちら覗いている。時にはヒップ ホップと自分たちとの距離感覚を、はぐらかすこともあったりした彼らだが、『アン ティルテッド』に関してはルーツに対する愛情を包み隠そうとはしない。言葉に力を 込めてショーンはこう答えている。「“Tour De France”に“Hip Hop Bee Bop”や “The Message”“Step Off”。今でも本当に大好きだよ。タイムレスなのか、ノス タルジアなのか分からないけど、とにかく好きなんだ。僕らがビートを作る時は、そ の要素が必 ず無意識に入ってるんじゃないかな。僕らの音楽からそれが聞こえてこ ない時なんてないくらい」
(中略)
 さて、とはいえ『アンティルテッド』は、もちろん懐古的なものでない。決して 『キアスティック・スライド』に戻ってしまったわけでもないし、あの『lp5』や 「ep7」のパート2でもない。『コンフィールド』はオウテカの新たな出口だった。 『lp5』と「ep7」で確立した評価の高みに甘んじることなく、そこから踏み出すこと が試みられていたもので、このアルバムもまた、過去のオウテカを振り切ろうとしている。
(中略)
 『アンティルテッド』は、『ドラフト7.30』と『コンフィールド』を踏まえた上で、 アレンジの面でより自由度を増して制作されたものだ。(中略)なにしろこのアルバム には、MPCで走らせたシーケンスさえもが埋め込まれていて、「実は、ライヴでラッ プトップを使うのは好きじゃないんだ。もっと言うと、ラップトップを音楽で使うの もあまり好きじゃない(笑)」などと冗談めかしたセリフがショーンの口から出るく らいで、もともと使えるものは何でも試してきた彼らであるということを差し引いて も、大幅な変化が環境面に導入されている。しかし(中略)彼らは機材のダウングレー ドを計っているのではない。それを使ってサウンドを、次に進めることが重要なのだ、 とうぜん。アルバムでの、『コンフィールド』以降彼らが推し進めてきたシフトチェ ンジである先の、“複雑さへと向かうベクトルの変化”によって導かれたディティー ルへの執拗なこだわりはもはや圧巻で、成果はこそかしこに溢れている。だが、エレ クトロやMPCなんかのキーワードが再浮上してきたからなのかどうか、しかしそれ以 上に『アンティルテッド』には、非常にうっすらとだがどこか楽しげで何故だか軽や かな感覚さえあるのだ。
(後略)

text by 西山伸基(Headz/Fader)
日本盤アルバム封入のライナー・ノーツより一部抜粋、加筆。

Mr. Fingers - Cerebral Hemispheres (3LP)
Mr. Fingers - Cerebral Hemispheres (3LP)Alleviated Records
¥6,235

2026年リプレス!ハウス・ミュージック界のマイルス・デイヴィス。シカゴ~ディープなハウス界隈の名仕事の数々で知られる大重鎮ことLarry Heard (1960-)によるMr. Fingers名義で24年振りのフルアルバムとなる2018年発表の名作。シカゴ・ディープ・ハウスのクラシックとしてあまりにも先駆的なダンス・サウンドのいつの時代でも普遍的な美しさを放っています。

Larry Heard - Love's Arrival (3LP)
Larry Heard - Love's Arrival (3LP)Alleviated Records
¥6,978

一家に一枚!長年レア化していた大人気なトリプルパック作品が自身のレーベル〈Alleviated Records〉から待望の公式再発!Mr. Fingersとしても名高いシカゴハウスのレジェンド、Larry Heardによる01年の大傑作『Love's Arrival』の2026年度リプレス盤をストックしました。Brett Dancerが主宰するブルックリンのハウス・レーベル〈Track Mode〉からリリースされていた作品であり、ディープ・ハウスの名作として長年愛されてきた7枚目のスタジオ・アルバム。

Reducer - Sleng Teng ('86  Discomix Version) (12")
Reducer - Sleng Teng ('86 Discomix Version) (12")Bokeh Versions / RUSS
¥3,893

デジタル・ダンスホールとUKアンダーグラウンド実験音楽の隙間に生まれた、オルタナティヴな音楽。英国を拠点に1980年代半ば~後半に活動。〈On-U Sound〉と契約を逃し、音源を残すことが出来なかったものの、〈Downwards〉主宰のRegisを80年代当時熱狂させていたという、伝説のポスト・パンク/インダストリアル・レゲエ・バンドReducer。ジャマイカ音楽史を変えた名リディム「Sleng Teng」を再構築した’86年ディスコ・ミックス・ヴァージョンなど全3曲のアーカイブ音源を収録した強力シングルがブリストル・レフトフィールドを代表する名門〈Bokeh Versions〉より到着。デジタル・ダンスホール黎明期を象徴するCasio MT-40のプリセット音を軸に、当時のサウンドシステム文化の空気を濃厚に呼び戻すかのような鮮烈な楽曲群!反復するリズムとローエンドの揺らぎが現代的な解釈と結びつき、オリジナルの革新性をそのまま保持しつつも、より長尺で恍惚感を増したサイケデリックな仕上がりに。デジタル革命の記念碑をアップデートした、全てのレゲエ~ダブ~ダンスホール愛好家必携の一枚です!

DJ ojo -  Total internal reflection (2LP)DJ ojo -  Total internal reflection (2LP)
DJ ojo - Total internal reflection (2LP)BLANK MIND
¥5,965

ロンドン拠点のDJ ojoが〈Blank Mind〉からリリースするデビュー・アルバム『Total internal reflection』。クリアなシンセと空間音響デザインが際立ち、没入感の高いミニマルなサウンドを、4/4のダンスビートからブロークンビーツまで幅広く変化しつつ、全体を通してトライバルでアクロバティックなポリリズムを維持した深みのあるリズム構造が支える。グルーヴは一貫性を保ちながらも常に揺らぎを含んでおり、ハウスとダブ・テクノへの愛情を、軽やかで思慮深いタッチで表現した一枚。

intrusion - the seduction of silence [part two] remastered (2LP)
intrusion - the seduction of silence [part two] remastered (2LP)Echospace
¥6,646

Deepchord~Echospace周辺の活動で知られるSteven Hitchellによる別名義、Intrusionの金字塔『Seduction of Silence』。2008年に登場し、2014年にはCD2枚組へ拡張された本作から、後半ディスクを中心に初めてヴァイナル化された待望のエディションが〈echospace [detroit]〉より登場。ディープ・ダブテクノの幻影を漂わせる"A Night To Remember"や"Under The Ocean"、Deadbeatの名作ミックス『Radio Rothko』にも収録された"Tswana Dub (Phase90 Restructure)"といった象徴的楽曲に加え、これまで見過ごされてきた"Love In Lofi"や"Never Forget"なども収録。ニューヨークでのライヴ・テイク"Kingston’s Burning Dub"も含め、アーカイヴ的価値と圧倒的な音響体験を兼ね備えた内容。リマスタリングはPoleことStefan Betkeが担当し、深遠な響きにさらなる奥行きを与えています!

N1_SOUND - DIN SYNC DUB (12")
N1_SOUND - DIN SYNC DUB (12")Spiritual World
¥4,236

カナダ産デジダブの先駆者とも言える才能あふれるプロデューサーN1_SOUNDのデビューアルバムがトロント拠点のダブポップレーベル〈SPIRITUAL WORLD〉より登場!1980年に発売されたローランドの電子楽器インターフェイス「DiN Sync」に由来するタイトルの通りヴィンテージ・シンセ使ったアンビエント、シティポップ好きにもアピールする、ダブの魅力も押さえつつもデジタルとオーガニックの境目を行く新感覚アンビエント・ダブ!スピリチュアル・ワールドらしい瑞々しいアンビエンスと大地を揺るがすようなデジ・ダブのベースラインが組み合わされたサウンドスケープが心地いい一枚!

Carrier - FATHOM (12")
Carrier - FATHOM (12")FELT
¥3,246

先鋭的英国のテクノ・プロデューサー、ShiftedこもGuy Brewerが"Carrier"名義で放つ最新作『FATHOM』が、Perko主宰の〈FELT〉よりリリース。ミニマルな構造の中にドラムンベースのリズムを再構築し、金属的な質感と抽象的なサウンドデザインが融合した全4曲を収録。幻覚的な抽象性を帯びたグリッチ・プログラミングと霧のようなアトモスフィアが特徴的な"FATHOM"や粘性のあるベースと点滅するパルスが印象に残る"The Cusp"、有機的なディテールが際立つ"Trooper"など、IDM、実験的テクノ、アブストラクト・エレクトロニカの愛好者にとって、現代的なリズムとサウンドの探求が詰まった一枚!

µ-Ziq - 1977 (2LP)µ-Ziq - 1977 (2LP)
µ-Ziq - 1977 (2LP)Balmat
¥6,042

〈Warp〉や〈Hyperdub〉と並ぶ先鋭的エレクトロニック・ミュージックの一大聖地〈Planet Mu〉運営でも知られるµ-Ziqによる23年度人気作『1977』が待望のリプレス。Meemo Commaもタイトル曲"1977"(C1)に一曲フィーチャリング。その表題は、ノスタルジーを呼び起こすためのものであり、自意識が高まった少年時代の1年間を記録しているとのこと。ブレイクビーツやカオスを排除したMike Paradinas初のアンビエント・アルバムとなる一枚!大変グレートな内容です。

Jeff Parker - The Way Out of Easy (CD)
Jeff Parker - The Way Out of Easy (CD)INTERNATIONAL ANTHEM RECORDING COMPANY
¥2,989

ロサンゼルスの伝説的ライブハウスETAでジャズ・ギタリストのジェフ・パーカーが2016年から7年間続けてきた月曜の定例セッションの集大成『The Way Out of Easy』が〈INTERNATIONAL ANTHEM〉よりリリース!パーカーはシカゴのポストロックやジャズシーンで長年活躍しつつ、LAに拠点を移してからも独自の即興スタイルを追求し続けてきた。本作は2023年1月にライブ録音され、ETA閉店直前の熱気がそのまま伝わる。パーカー、ジョシュ・ジョンソン、アンナ・バターズらETA IVtetは、ポストロック、ヒップホップ、ダブなどの要素を取り入れたゆったりとしたグルーヴを展開。特に2012年の曲「Freakadelic」は25分近い大作に再構築され、瞑想的でマントラのような雰囲気を持つ。ほかにも、静かなポストロック風の「Late Autumn」や、サックスの即興から発展したダブ調の「Chrome Dome」など、多彩な表情を見せる。バンドメンバー全員のレベルの高さを背景に、リズムセクションのグルーヴとパーカーのギターがサックスと絶妙に絡み合う、深みのある即興演奏を楽しめる作品。

Jeremiah Chiu & Marta Sofia Honer - Different Rooms (LP)Jeremiah Chiu & Marta Sofia Honer - Different Rooms (LP)
Jeremiah Chiu & Marta Sofia Honer - Different Rooms (LP)INTERNATIONAL ANTHEM RECORDING COMPANY
¥4,443

Jeremiah ChiuとMarta Sofia Honerによるセカンド・アルバム『Different Rooms』が〈INTERNATIONAL ANTHEM〉から登場!本作は、前作の風景的な音像から一転して、日常の都市的なテクスチャーに焦点を当てた作品。舞台はロサンゼルスで、モジュラーシンセと生/加工された室内楽ストリングス、そして街中や家の中、駅の雨音といったフィールド録音が溶け合い、構築と偶然が共存するサウンドコラージュが展開される。制作は隣接する2つのスタジオで行われ、ある部屋でビオラを録音している横で、もう一方ではテーマがアレンジされるなど、プロセス自体がアルバムタイトル「異なる部屋たち」を体現している。この制作過程には、偶然性を積極的に取り込む姿勢が貫かれており、テープ操作やグラニュラーシンセによって、素材は予想外のかたちで変質し、感情の陰影を帯びて立ち上がってくる。その結果生まれた音楽は、きっちりと設計されつつも、どこか夢の中で聞こえてくるような、曖昧で親密な揺らぎを持っている。曲順にも対称的な構成が仕込まれており、あるモチーフが別のかたちで再登場するなど、時間と空間を行き来するような感覚を誘う。聴き手が今まさにいる場所と、作品世界との境界線を曖昧にするような仕掛けが随所に施されているのも印象的。都市の空気感と親密な質感、そして音響的なミステリーが同居した、深くて静かな一枚。

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