Reggae / Dub
481 products
ジャマイカの巨匠Joe Gibbsと、天才エンジニアErrol Thompsonの黄金コンビが手掛けた、伝説的ダブ・シリーズを締めくくる第4章『African Dub All-Mighty: Chapter 4』。Sly & RobbieやLloyd Parks、Dean Fraserらルーツ期ジャマイカの頂点に立つミュージシャン集団The Professionalsが集結し、1979年に放った傑作。The HeptonesやAlton Ellisら名門ロックステディ〜ルーツの名演が重層的にリメイクされた音源をベースに、Errol Thompsonによる極限まで洗練されたミキシングが冴え渡る。重厚なスライ&ロビーのボトムと華やかなホーンの旋律を断片化し、ダイナミックなディレイと残響で立体的なミステリアス空間へと昇華させている。70sジャマイカン・ダブの黄金期を象徴する重要盤!
ジャマイカの巨匠Joe Gibbsと、天才エンジニアErrol Thompsonの黄金コンビが手掛け、70年代レゲエ史に燦然と輝く名作『African Dub』シリーズの知られざる第5章『African Dub Chapter 5』。70年代に遺された未発表音源や新たなダブ・ミックスを編纂し1984年にリリースされた、シリーズの中でも異彩を放つ変則的アーカイヴ作品。Chapter 1〜4で確立されたディープなリバーブや過激なエフェクト処理を継承しつつ、80年代初期ダンスホールへと繋がるタイトでスクエアなリズム感が交錯。ルーツ・ダブの重厚な美学と初期ダンスホールの躍動感が絶妙に同居する音響空間は、ミキシング技術の真骨頂。80sダンスホールとも響き合う、隠れた名盤!
ジャマイカの巨匠Joe Gibbsと、天才エンジニアErrol Thompsonの黄金コンビが放ったダブ金字塔シリーズの輝かしい記念すべき第1弾『African Dub All-Mighty: Chapter 1』。Soul SyndicateやRevolutionariesなどの精鋭演奏家たちが集結し、歴史的な『African Dub』伝説の幕を開けた重要作。Dennis Brownの名曲リディムやThe Jamaicansによるロックステディ・クラシックをベースに、Errol Thompsonの精緻なミキシング・ワークが冴え渡る。過度なSEに頼らず、躍動する重厚なベースラインと伸びやかなドラム、残響として引き伸ばされるメロディの美しさを際立たせた原点にして完成された音響空間を楽しめる。シリーズの原点にして、ジャマイカン・ダブの魅力をストレートに伝える名盤!
9月下旬再入荷。ジャマイカの巨匠Joe Gibbsと、天才エンジニアErrol Thompsonの黄金コンビが放ったダブ金字塔シリーズの最高峰第2弾『African Dub All-Mighty: Chapter 2』。Soul SyndicateやWe the Peopleの精鋭が参加し、第3弾と並びシリーズ屈指の完成度を誇る金字塔的作品。The TechniquesやThe Melodiansといった1960年代ロックステディの甘美なメロディから、後の「Uptown Top Ranking」へ繋がるヘヴィウェイトなワン・ドロップまで名リディムが目白押し。Errol Thompsonの鋭利なミキシングにより、スウィートな旋律がダーク&ミニマルな空間へと削ぎ落とされ、ドラスティックなダブ・エフェクトが突き刺さる音響世界へと変貌を遂げている。甘美な旋律と深い重低音が交錯する、ダブの醍醐味が詰まった傑作!
ジャマイカの巨匠Joe Gibbsと、天才エンジニアErrol Thompsonの黄金コンビが放ったダブ金字塔シリーズの最高峰第3弾『African Dub All-Mighty: Chapter 3』。シリーズ中でも最も冒険的で、ダブ・エンジニアリングの金字塔として語り継がれるルーツ〜ダブ・クラシックの超名盤。重厚なルーツ・リズム隊を極限まで引き裂き、浮遊するヴォーカルの断片やギター、ホーンの旋律を空間へと投射。Lee "Scratch" Perryにも通じる水音や電話のベル音といった日常の音響SEを大胆に組み込み、立体的なエコーとディレイで異次元の音響空間を構築している。奇抜な効果音とディープな重低音が交錯する、大傑作!
ヴィンテージ音源の妙味を伝える〈Death Is Not The End〉より、ウインドラッシュ世代の移民カルチャーが生んだ東ロンドンの老舗サウンドシステムJah Massagan Soundの秘蔵音源集『Mass-Studio Dubs!』が登場。創始者Lloyd Massの息子Eljayが父の膨大なアーカイブを掘り起こし、70年代半ばから80年代初頭のルーツ全盛期に刻まれた激レアな1枚物ダブプレートや45回転盤を全1時間にわたり編み上げたもので、King TubbyやLee Perry、Channel One、Joe Gibbsら伝説的エンジニアたちのスタジオでカットされた音源群は、擦り切れたアナログ盤特有のノイズ感を伴いながら重厚かつダスティな重低音を響かせる。既発の商業盤にはない生々しい音響効果と、後のUKベース・ミュージックの原点となったDIYサウンドシステムの熱量がダイレクトに伝わる、一級品のルーツ・ドキュメント!

9月下旬再入荷。〈Jahtari〉主宰者であるdisruptと、バルセロナを拠点とするアウトサイダー・トランペッターPablo Voltによるユニット、Alien Trackersのヘビー級ダブ・アルバム『Dubs from Vortex Beach』。本作は、架空のビーチを舞台にした12のダブ・トラックで構成され、レゲエ、ダブ、ダンスホールを核としつつ、リー・ペリーのスタジオ、ブラック・アークのようなソウルフルな温かさと、デジタルダンスホールの強力なインパクト、そして〈Jahtari〉特有のサイケデリックな未来派ダブが絶妙なバランスで融合されたユニークなテクスチャが魅力的。Voltのサイケデリックなトランペットが浮遊感を添え、ほっこりとしたビートと奇妙な音響が心地よく混ざり合う、異世界のビーチで聞いているような、幻想的で酩酊感のあるインストゥルメンタル・ダブ作品。
(数量限定/日本語帯付/解説書封入)骨太なファンクネスと、極上のルーツ・ダブ。ナイトメアズ・オン・ワックスが辿り着いた、至高のグルーヴ。30年以上にわたり、エレクトロニック/ソウル・ミュージックの最前線を走り続けるナイトメアズ・オン・ワックスが、幼少期から親しんだレゲエ・カルチャーへのオマージュとして2006年に発表した傑作。ジャマイカ由来のサウンドを軸に、ダブ、ソウル、ジャズ、ヒップホップを有機的に融合。シンプルでありながら中毒性のあるリズム、クインシー・ジョーンズを彷彿とさせるシンセ・ライン、ブルースのフィーリング、バレアリックなメロディが織りなす温かなサウンドは、今なお色褪せることなく多くのリスナーを魅了し続ける、キャリアの新たな到達点を示した名盤。
(数量限定/日本語帯付/ステッカー封入)煙のように揺らぎ、深く沈む。90s屈指の名盤にして、色褪せないチルアウトの最高峰!30年以上にわたり、エレクトロニック/ソウル・ミュージックの最前線を走り続けるナイトメアズ・オン・ワックスが1995年に発表したセカンド・アルバム。ヒップホップを軸に、ダブ、ソウル、ジャズ、ラテン・パーカッション、オールドスクール・ブレイクビーツを有機的に融合し、レゲエからダンス・ミュージックへと連なる豊かな音楽的系譜を一つのグルーヴへと昇華。情熱的なソウル・ヴォーカルやサックス・ループ、ピアノやローズが織りなすスモーキーなサウンドは、その後のエレクトロニック・ミュージックの潮流に大きな影響を与えた。今なお深く響き続ける、90年代ダウンテンポを代表する傑作。
ジャマイカの名プロデューサーPhill Prattが1978年に残したダブ名盤『Star Wars Dub』。深く沈むベース、タイトなドラム、金属的に響くエコー、断片的に浮かび上がるギターや鍵盤。Sly Dunbar、Robbie Shakespeare、Chinna SmithらRevolutionariesによる鉄壁の演奏と、Prattの鋭いダブ処理が生み出す、音が削ぎ落とされているのに、どこか熱を帯びている独特の感覚は70年代ジャマイカの空気そのもの。タイトル曲「Star Wars」は映画とは無関係ながら、鋭い残響と宇宙的な広がりを感じさせるキラー・ダブ。全体を通して曲は短く、アイデアが濃縮されていて、無駄のない70sダブの美学がしっかり刻まれた名盤。

'Ain't No Stopping Us Now'や'Good Times'から'I'm Caught Up (In A One Night Love Affair)'や'It's My House'といった名曲のディスコ・カバーで知られる、ドラマー、プロデューサーJoe Isaacsによるカルト・ディスコ・ユニットRisco Connectionの、シングルに収録された全てのヴォーカル・ヴァージョン、ダブ、エクストラ・トラックを完全収録した〈Strut〉による初のオフィシャル・コンピレーション『Risco Version』が待望のリプレス!!全てのミュージックラバーに愛され続けてきたものの、入手困難な状況であった名曲たちばかりを集めた一家に一枚級の物件をこの機会ぜひお見逃しなく!Joe Isaacsのインタビューと、ジャーナリストのアンガス・テイラーによるライナーノーツが収録。全曲リマスタリング済です!

即完売だった人気盤!ジャマイカ出身のシンガーであり、ルーツ・レゲエの重要人物、〈ON-U SOUND〉でも活躍したBim Shermanが1988年に発表したダブ・アルバムで、King Tubby、Prince Jammy、Adrian Sherwood ら名匠がミックスを手がけたダブ黄金期の集大成とも言える作品『Ghetto Dub』。長らく入手困難だった名盤が〈Week‑End Records〉よりめでたくリイシュー!深く沈むベースと、空間を切り裂くようなエコー、ボーカルを排し、リズムと残響だけで世界を構築するストイックな美学は、80年代ジャマイカのスタジオの空気感がそのまま刻まれた生々しいダブ。名匠たちの手によるミックスが光り、Bim Sherman の静謐でスピリチュアルな世界観が結晶した一枚。Adrian Sherwood の関与により、ジャマイカ本流の温かさに、UKアンダーグラウンド特有の硬質さが加わっているのも印象的。Sly & Robbie、Style Scott、Bingy Bunny、Roots Radics ら、ジャマイカのレジェンドも多数参加。

ダブの歴史の中でも最高のものの一つと言える、1979年リリースの、Keith Hudsonのダークで神秘的なプロダクションスタイルが光るアルバム『Nuh Skin Up Dub』が〈Week-End Records〉よりめでたくリイシュー!重いベースライン、エコーに包まれたドラム、幽玄なヴォーカルの断片が絡み合い、ヒプノティックな雰囲気を生み出している。未加工で実験的なサウンドで、『No Commitment』や『Ire Ire』といったトラックは、奇妙で不気味なエネルギーを放っており、リバーブとディレイの使い方が、広がりを持ちながらも圧迫感のある音空間を作り出している。聴けば聴くほど新しい音の層や隠れたテクスチャーが現れ、深く聴く価値がある一枚。また、本作はHudsonが長年共演してきた、数多くの有名なジャマイカン・アーティストのバックトラックを提供していたが、その功績は十分評価されているとは言えない伝説的なスタジオ・バンド、Soul Syndicateの重要性を初めて強調した作品でもある。
貴重で上質なレゲエ/ダブ音源のアーカイヴァルなリイシューで知られる名門<Pressure Sounds>が遂にカタログ100作目に到達!
記念すべきカタログ100番は、歴史的名盤Burning Spearの『Marcus Garvey』にて、Burning Spearとの楽曲共作も務めたPhillip FullwoodがWinston McKenzieと共にジャマイカでスタートし、ニューヨークで女性コーラスの新メンバーを加え完成させた I Mo Jah 名義の『Rockers from the land of reggae』(1982作)。
内容の素晴らしさと極端な希少性が相まってアルバムに対する評価も恐ろしいほど膨れ上がり、オリジナル盤は常に超高額で取引されるファンが切望し続けた作品。オリジナル・スリーヴを忠実に再現し世界初リイシュー。
待望の2026年リプレスです!伝説のレゲエシンガー達を現代に召喚するMark ErnestusとMoritz von Oswaldによるドリーム・プロジェクトRhythm & Soundの2005年名盤。底なしに深く響く無機質なトラックにWilli WilliamsやSugar Minott等、歴代の名シンガー達の枯れたボーカルが木霊するベルリン最深瞑想的ダブ傑作。前作より更に深度を増したあまりにディープな内容で、今尚全くもって色褪せる事を知らないクラシック・アルバム。

UKダブ・ポエトリーの象徴、Linton Kwesi Johnsonが1980年に発表した代表作『Bass Culture』。プロデュースと一部演奏を担うのはDennis “Blackbeard” Bovell。ロンドンのGooseberry Sound Studiosで録音された本作は、低域の厚みとタイトなリズムを軸に、LKJ の語りが鋭く響くもので、詩の内容は社会的・政治的テーマを正面から扱いながら、音楽としてのグルーヴを保っている。ベースは深く沈み、ドラムは乾いた質感で刻まれ、ホーンやギターは必要最小限のフレーズで空間を支える。ダブ処理は控えめながら精密で、言葉の強度を損なわずに音の奥行きをつくる。都市の空気をそのまま封じ込めたような生々しさがあり、レゲエの温度感とロンドンの社会的リアリティが自然に重なっていく。ダブ詩という表現を決定的な形にした作品であり、UKレゲエ、ダブの成熟を象徴するクラシック。
Black Ark最盛期の1977〜79年にLee “Scratch” Perryが制作した長尺12"ディスコミックスをまとめた〈Studio 16〉の人気シリーズ第3弾『Lee 'Scratch' Perry - Disco Devil Vol. 3 (5 More Classic Discomixes From The Black Ark Studio 1977-9)』。The Jolly Brothers「Conscious Man」、Max Romeo「Norman」、Leroy Sibbles「Garden Of Life」など、当時のBlack Arkを象徴する名演が高品質リマスターで蘇る。ディスコミックスならではの長尺構成で、ヴォーカルからダブへの展開が自然につながり、反復するリズムの中で音がじわじわと形を変えていく。ベースは深く沈み、ドラムは乾いてタイト。Perryの手作業によるエフェクト処理が極端に施され、音が煙のように立ち上がるBlack Ark特有のサイケデリックな空気が漂う。宗教的高揚と幻覚的な混沌が同居しする魔術的ダブの真髄。
Dennis Bovellが手がけた匿名的プロジェクト4th Street Orchestraによる、1977年ロンドンのサウンドシステム文化をそのまま封じ込めたルーツ・レゲエ/ダブの重要作『Yuh Learn!』。ジャマイカの温度感を保ちながら、UK特有の乾いた質感と硬いリズムが重なり、街の空気感漂うリアルな音像が魅力。Bovellの精密なダブ処理は、エコーやディレイが絶妙に配置され、動く空間をつくり出す。参加メンバーには、Dennis BrownやAswadを支えたJohn Kpiaye、Rico Rodriguezとも共演したEddie “Tan Tan” Thorntonなど、UKレゲエの歴史を形づくった名手が多数参加。ホーンは温かく、リズム隊はタイトで、サウンドシステムの現場で鳴らすことを前提にした強度を持つ。社会的背景が滲む「The Grunwick Affair」に象徴されるように、当時の移民コミュニティの現実や労働争議の空気が音の奥に宿り、レゲエがコミュニティの声として機能していた時代の息遣いが感じられる。UKレゲエの深部を知るうえで欠かせない一枚。
The Pop Group、The Slits、New Age Steppersなどで知られるドラマーBruce Smithを中心に、初期On-U Soundの精鋭が集結したコレクティヴPlaygroup。その唯一作にして、ジャマイカン・ダブを英国流に再解釈し、ポストパンクの硬質さと産業的ノイズ感を混ぜ合わせた1982年の異形ダブ作品『Epic Sound Battles Chapter One』。Crucial Tony、Sean Oliver、Style Scott、Eskimo、Bonjo IといったCreation Rebel、African Head Charge、New Age Steppersの面々が参加し、On-U Soundのスタジオ魔術を背景に制御された混沌が立ち上がる。タイトで鋭く、複雑に絡む、立体的な音像。儀式的な雰囲気と暗いユーモアが全体に漂い、緊張感と遊び心が同居する独特の音像が魅的。Adrian Sherwoodが全面プロデュースの初期On-U Soundの精神を象徴する重要作であり、UKアンダーグラウンドの歴史的アーカイブとしても価値のある再発。
Barry Brownの黄金期ルーツ音源をまとめた決定盤『Can’t Stop Natty Dread』。プロデュースとアレンジはLinval Thompson、演奏はRoots Radics、ミックスはKing Tubby。Channel Oneの太いリズムとTubbyの深い残響処理が重なり、70年代末から80年代初頭のジャマイカ音楽が持つ力強い質感がそのまま息づいている。Barry Brownのヴォーカルは語りかけるような素朴さと芯の強さが共存し、社会的テーマの曲でも過度に重くならず、自然な説得力を保っている。Roots Radicsの演奏は、太いベースと乾いたドラムを軸に、ルーツレゲエの王道の鳴りを安定して支え、曲ごとに微妙なニュアンスの違いを生み出す。〈Thompson Sound〉の再発らしく、当時の空気を保ったままの質感で、黄金期の手触りがしっかりと残っている。
Linval Thompsonがプロデュースした黄金期ルーツ・レゲエを体系的にまとめたコンピレーション『Linval Thompson & Friends Vol.1』。Channel OneとKing Tubby’sの音源を軸に、Cedric “Congos” Myton、Horace Andy、Freddie McKay、Junior Delgado、King Kong、U Brownら、70年代後半から80年代初頭を代表するシンガー、DJを一枚に収めたもので、バックはSly & RobbieとRoots Radicsが担当。太いベースラインと乾いたドラムが、当時のジャマイカ音楽の力強い質感をそのまま支えている。Linvalのプロデュースは、リズムの芯を太く保ちながらヴォーカルの存在感を前に出すバランスが特徴で、各アーティストの個性が自然に立ち上がる。Horace Andy「River」や U Brown「Roots Is Roots」といった未発表音源も収録され、黄金期の空気が新たに発掘されたような新鮮さを添えている。Linval Thompsonのプロデューサーとしての重要性を再確認できる一枚。
1978年にリリースされたLinval Thompsonの代表作であり、Channel Oneで録音され、King Tubbyのスタジオでミックスされた、ジャマイカ音楽の黄金期を象徴するクラシック『I Love Marijuana』。Bunny Leeのもとでキャリアを始めたLinvalが、シンガーとしての存在感を確立した作品で、当時のトップ・ミュージシャンであるFamilyman Barrett、Robbie Shakespeare、Sly Dunbar、Chinna Smithらが参加し、ルーツレゲエの重心の低いグルーヴをしっかりと支えている。ヴォーカルは硬派なルーツの質感だけでなく、ラヴァーズ寄りの柔らかさも持ち合わせており、社会的テーマの曲と日常的な曲が自然に並ぶ構成が特徴。King Tubbyのミックスは過度に派手ではなく、必要な場面で空間を広げるような残響処理が施され、曲の流れに奥行きを与えている。ルーツからラヴァーズ、初期ダブの魅力をストレートに味わえるクラシック。
80年代フランスのエスノ・インダストリアル、アンビエントのカルト・ユニットVox Populi!のアーカイブ音源を、現代パリの4組のプロデューサーがダブの視点で再構築した12インチ。〈Emotional Rescue〉の15周年企画として制作され、原曲が持つ民族音楽的な質感やポスト・インダストリアルのざらつきが、低域のうねりやエコー処理によって新しい輪郭を与えられ、電子ダブ、アンビエント・ダブ、ステッパーズなど、各プロデューサーの個性がはっきりと表れている。空間処理の細かさが際立ち、倍音の散らばり方や残響の伸びが曲ごとに異なるため、部屋でじっくりと聴いても楽しめる内容。Vox Populi!のアヴァンギャルド性を保ちながら、現代ダブの感覚で未来へと翻訳したような一枚。
