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9月下旬入荷予定。オランダ・テクノのオリジネイターSteve Rachmadが、キャリア45周年の節目に提示する、クラブ・トラックから大きく離れ、シンフォニックな広がりとアンビエントの静けさを中心に据えた新しい電子音楽作品『Light And Time』。パンデミック期に映画音楽の研究へのめり込み、オーケストラ編成のレイヤー構築を独学で習得したことが、本作の音響的な基盤となっている。録音された演奏者の揺らぎや、人間的な誤差をそのまま取り込むことで、これまでの機械的な精度とは異なる質感が生まれている。ストリングスのレイヤーとシンセの柔らかな揺らぎが自然に交差し、調和的なパッセージがゆっくりと展開。低域のパルスやざらついたリズムが影として存在し、Rachmad のテクノ的ルーツを抽象的に示す。長年のキャリアを再定義するような、静かで深い到達点を感じさせる音楽性で、空間の広がりや質感の変化をじっくり味わうためのシンフォニック電子音楽。
9月上旬入荷予定。インドネシア音楽史に燦然と輝く、屈指のプログレッシヴ・ロック金字塔!1977年にカセットのみ発表されていた幻の『Guruh Gipsy』が、遂に公式再発!
インドネシア初代大統領スカルノの息子であり作曲家でもあるGuruh Sukarno Putraと、プログレッシヴ・ロック・バンドGipsyによるプロジェクト。バリ島のガムランや伝統音楽、西洋オーケストレーション、そしてプログレッシヴ・ロックを大胆に融合させ、インドネシア音楽の可能性を大きく押し広げる革新的な作品として、高く評価され続けてきた伝説的アルバム。
ガムランやジャワの民族音楽を単なる素材として流用するのではなく、その精神や構造を現代的な作曲法と結びつけた本作は、東南アジアにおける実験音楽の先駆であると同時に、今日のワールド・ミュージックからニューエイジ以降の潮流までにも接続した類い稀な音楽性を実現。
EL&Pを彷彿させるキーボードと壮麗なアンサンブル、緻密なアレンジのなかに息づく祈りや自然観が統合された、神話規模の巨編音楽になってます。 現存する最良の音源をもとにリマスタリングされており、より深い奥行きと豊かな音像を実現した決定的なリイシューです。これはお見逃しなく!

10月30日発売予定。エイフェックス・ツインことリチャード・D・ジェイムスが2001年に発表した『Drukqs』が、発売25周年を記念し、特殊パッケージ仕様で再発!今回初めてスタンダード・パッケージ仕様の4枚組LPが登場、さらに日本限定ではオリジナルの4枚組LPボックスセットをミニチュアサイズで再現した、日本限定・完全生産限定の2枚組CDボックスセット (高音質UHQCD仕様) も発売。
ドリルンベースやノイズ・エレクトロニクスによる猛烈なサウンドと、エリック・サティを思わせる繊細なピアノ曲が交錯する全30曲・約100分に及ぶ本作は、実験精神と圧倒的な美しさを共存させた、21世紀を代表する電子音楽の金字塔として今なお高く評価され続けている。後にカニエ・ウェストにもサンプリングされた名曲「Avril 14th」をはじめ、激しく実験的な電子音楽と静謐な旋律が共存する楽曲群を収録。エイフェックス・ツインの創造性が最も大胆なかたちで結実した作品として、リリースから四半世紀を経た現在もなお、その革新性は色褪せることがない。
日本限定2枚組CDボックスセットには、特製ポスターに加え、エイフェックス・ツインのロゴをあしらった特製ステンシルシートを封入。『Drukqs』25周年を飾るにふさわしい、コレクターズ・エディションならではの豪華仕様となっている。

9月下旬入荷予定。オランダ現代音楽の重要作曲家Ton de Leeuwが1956年から1982年にかけて残した電子音楽を、〈Dutch Oscillation Series〉の第1弾として地下室や研究機関に眠っていたテープを掘り起こし、丁寧に復元した初の本格的アーカイブ作品。電子音は空間を彫刻するように配置され、前後左右へ移動する四チャンネル作品では、粒子状の音が部屋の中を漂うような立体感が際立つ。初期電子音楽特有の生々しいテープの質感と、後年の精密なシンセシスが同じ作品内で共存し、時間の流れそのものを音で描くような静けさと緊張感がある。インド、インドネシア、日本など非西洋音楽文化を深く研究し、東洋と西洋の音楽思想を架橋する作曲家として高く評価されているTon de Leeuwらしく、持続音の扱いや間の取り方に独特の美学が滲み、電子音楽でありながら、どこか瞑想的な響きが漂う。未公開だった「Chronos」を含む全8作品を収録し、ラジオオラトリオから空間音響作品まで幅広く網羅した決定版。

9月下旬入荷予定。Mats ErlandssonとGus Loxboによる初の正式コラボレーション作『Minnets Långa Kedjor』がスウェーデンの電子音響レーベル〈Xkatedral〉から登場。25年以上の友人関係と共演歴を持つ二人が、故郷Bergslagenの風景や記憶を起点に、即興演奏の衝動とスタジオでの電子処理を重ね合わせて構築した長尺音響作品。ダブルベースがつくる地層のような重さと、テープ処理された電子音の霧を中心に、即興で生まれた一瞬の響きが引き延ばされ、逆に長い残響が切り取られることで、時間の感覚がゆっくりと歪んでいく。倍音の細い線が揺れ続けるドローン、擦過音のざらざらした感触、暗い重心を持つドゥーム的な質感が交差し、北欧の風景の影が音に染み込む。電子音響の精密さと、生演奏のフィジカルな振動が自然に重なる、〈Xkatedral〉の美学を体現するかのような、静かで深い音の連なり。
9月2日発売予定。緊急地震速報音やIDの決済音などを生み出したことで知られる、日本を代表する環境音楽家・サウンドデザイナーの小久保隆。
90年代にイオンシリーズとしてリリースされた作品群の中から、特に人気のタイトルである「風のオアシスII~森と水の物語~」が待望の再発!
小久保隆氏は、グラミー賞にもノミネートされた日本のアンビエント・ニューエイジにフォーカスしたコンピレーションに参加していることでも近年話題となりました。
また本作はデジタル時代に再評価が進み、オンライン上で数百万回再生を記録するなど、全世界のアンビエント・リスナーから強い支持を集めています。
森のざわめき、水のせせらぎ、柔らかく広がる電子音──。
まるで深い森林の中へ迷い込んだかのような音世界は、聴く人の心と空間を静かに潤していきます。森林浴のような音楽体験を是非この時代に。

8月下旬再入荷。Inga Copeland名義から続くLolinaの最新作『Monopoly of Mistakes』。乾いたドラムマシン、303系のうねるベースライン、素っ気ないほどミニマルなシンセが骨格を作り、都市の空気をそのまま閉じ込めたような冷たい質感が全編を貫く。ヴォーカルは語りと歌の中間にある距離感のあるスタイルで、感情を抑えた声がビートの隙間に配置されることで、独特の緊張感が生まれている。ビート主導の曲と短い音響的ミニチュアが交互に現れ、断片的な構造で進むが、ミニマルな設計が一貫しているため、作品全体がひとつの世界としてまとまる。様々な音楽性を吸収しながらも、どれにも完全には属さないLolinaの音楽そのもの。
