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エキゾチックな世界観をジャズにもたらしたマルチ・リード奏者ユセフ・ラティーフの、1966年収録の未発表ライヴ音源集! (日本語ライナーノーツ付き)
ジャズと東洋音楽を融合させ、ジョン・コルトレーンやファラオ・サンダースなど、当時の最高のミュージシャンに多大な影響を与えたマルチ・インストゥルメンタリスト、ユセフ・ラティーフの未発表ライヴ音源。
1966年2月にロンドンの老舗ジャズ・クラブ、ロニー・スコッツにて、自身のレギュラー・トリオであるリック・レアード(ベース)、ビル・エイデン(ドラム)、スタン・トレイシー(ピアノ)という輝かしい面々のローカル・バンドとライヴを行なった。ラティーフいわく、これまで共演した中でも彼ら3人は最も優れたミュージシャンだという。
この時のパフォーマンスは後世の人々に残すべく、ロニー・スコットの要望によりレス・トムキンスが彼が所有するテープレコーダーに保存。当時ミュージシャンたちは、自分たちの演奏が録音されていることを知らなかった。それはスコットがそのほうがミュージシャンたちが彼らのベストを尽くすことができ、最も自然な演奏を捉えることが出来ると信じていたからだ。そしてその結果、美しくのびのびとした素晴らしい演奏の記録が残されることとなったのである。
ラティーフの際立つ個性の最大の要因は、管楽器や打楽器の常ならぬ用い方や、欧州以外の音楽形態への関心の高さにある。それ以上に即興ミュージシャンとしての力量ははるかに重要であり、また彼は「練習と研究は信頼できる。特に作曲に関しては研究だ。練習する中で自分を律する必要に気づき、やがてそれが自然になっていく」と、常に努力を怠ることをしなかった。そして2013年に93歳でこの世を去るまで、数々の人気アーティストの作品に参加した。

ヨーロッパ最大の文化施設、ロンドンのバービカン・センターにて行なわれたソールド・アウト・コンサートからの音源を収録したアブドゥーラ2年ぶりとなる新作『3』は、2種類のパフォーマンスから構成されている。
3枚組LPの1枚目には、コンサート開始前に無観客の会場で行なった演奏を、テープ・マシーンを用いて直でアナログにレコーディングを収録。こちらは、かの有名なメンフィスのサン・スタジオでエルヴィス・プレスリーが使用したものと同じ機材である。そしてLPの2枚目および3枚目には、実際のコンサートを収録。
収録楽曲は新曲から、アブドゥーラが幼少期に聴いて育ったというゴスペル、アメリカン・ジャズ、ジャイヴなどの影響を感じさせるアレンジメントが施されたジャズの名曲数々が名を連ねる。その中には、彼の友でありヒーロー的存在であるデューク・エリントンやジョン・コルトレーンが含まれる。さらに、今作ではアブドゥーラの魅惑的なヴォーカル・パフォーマンスもフィーチャーされている。それは、先住民の言語と英語の両方で歌われる奴隷制度の痛みについての悲痛な歌で、パワフルでハッとさせられる瞬間を作り出している。作品全体的にパーカッションがないことによって、より痛烈な瞬間とエネルギッシュな瞬間の両方を際立たせた内容となっている。

現代文化における不変の存在、エラ・フィッツジェラルドの長らく埋もれていた1966年の珠玉の作品がリリース!
シンガー・ソングライター、作曲家、そして人道主義者であるエラ・フィッツジェラルドの未発表ライヴ音源『ライヴ・アット・ファルコナー・シアター・コペンハーゲン・6th・フェブラリー・1966』が、7月に全世界リリースされる。
1967年の2月6日にデンマークはコペンハーゲンのファルコナー劇場で録音された今作は、ラジオ局デンマーク放送用のモノラル音源であり、あるデンマーク人プロデューサーの個人アーカイヴに保管されていたもの。何十年もの間忘れ去られたまま廃棄処分される運命にあったが、この希少なアーカイヴ音源のリリースは、エラのキャリアにおけるありのままの瞬間をファンが探求し、その世界に浸るまたとない機会となるだろう。
出演は、デューク・エリントン・オーケストラ。ピアノを担当していたのは、編曲家兼音楽監督としての役割に加え、ジミー・ジョーンズ。そして彼と共に演奏していたのは、ベースのジョー・コンフォートとドラムのガス・ジョンソンだった。ライヴを鑑賞した今作のプロデューサーのボーエ・ロジャー・ヘンリクセンはこの日のエラについて「ここ数年のコペンハーゲンでのトリオだけのコンサートに比べ、より生き生きとしており、機械的な印象が薄れていた」と話している。180g重量盤

Nailah HunterとCadmar Fitzhughによるデュオhelllhoundのデビュー作『Here In The Valley』。妊娠から出産へと向かう時期に制作された、きわめてパーソナルで静謐なアンビエント・フォーク作品で、ロサンゼルスからシエラ・ナショナル・フォレストの山間部へ移住した生活環境の変化も重なり、自然の気配、身体の変容、内面の揺らぎがそのまま音として刻まれている。ハープやアコースティックギターの透明な響き、柔らかく重なる歌声、控えめなエレクトロニクスが、森の空気や水の流れを思わせる穏やかな音像をつくり出す。楽曲はどれもミニマルで、祈りのような静けさを湛えながら、母性・再生・自己回帰といったテーマをゆっくりと浮かび上がらせる。アンビエントの広がりとフォークの親密さが自然に溶け合い、まるで谷間に宿る小さな神話を聴いているかのような印象の一作。

Nailah HunterとCadmar Fitzhughによるデュオhelllhoundのデビュー作『Here In The Valley』。妊娠から出産へと向かう時期に制作された、きわめてパーソナルで静謐なアンビエント・フォーク作品で、ロサンゼルスからシエラ・ナショナル・フォレストの山間部へ移住した生活環境の変化も重なり、自然の気配、身体の変容、内面の揺らぎがそのまま音として刻まれている。ハープやアコースティックギターの透明な響き、柔らかく重なる歌声、控えめなエレクトロニクスが、森の空気や水の流れを思わせる穏やかな音像をつくり出す。楽曲はどれもミニマルで、祈りのような静けさを湛えながら、母性・再生・自己回帰といったテーマをゆっくりと浮かび上がらせる。アンビエントの広がりとフォークの親密さが自然に溶け合い、まるで谷間に宿る小さな神話を聴いているかのような印象の一作。

日本のサウンドアーティスト、Chihei Hatakeyamaによる2026年作。ギターを中心にした柔らかなドローンがゆっくりと重なり、時間の輪郭が淡くなっていくような音の世界を描いている。全6曲・約43分、どのトラックも大きな起伏を持たず、微細な揺らぎと質感の変化が少しずつ広がっていく構成。深い霧の中で光がにじむようなサウンドスケープは、彼の作品に通底する静けさの美学をより純度高く示しており、特に11分を超える最終曲では、ほとんど動かないようでいて、耳を澄ますほどに細やかな変化が浮かび上がる。ギターの残響が空間に溶け、耳を澄ますことで、日常の風景が一篇の詩へと変わるような、音の余白と質感を丁寧に扱った作品。

日本のサウンドアーティスト、Chihei Hatakeyamaによる2026年作。ギターを中心にした柔らかなドローンがゆっくりと重なり、時間の輪郭が淡くなっていくような音の世界を描いている。全6曲・約43分、どのトラックも大きな起伏を持たず、微細な揺らぎと質感の変化が少しずつ広がっていく構成。深い霧の中で光がにじむようなサウンドスケープは、彼の作品に通底する静けさの美学をより純度高く示しており、特に11分を超える最終曲では、ほとんど動かないようでいて、耳を澄ますほどに細やかな変化が浮かび上がる。ギターの残響が空間に溶け、耳を澄ますことで、日常の風景が一篇の詩へと変わるような、音の余白と質感を丁寧に扱った作品。

2020年発表の人気作!新たなるアンビエント/ニューエイジ大名盤。〈Rotifer〉や〈Inner Islands〉〈Leaving Records〉などと並び、世界的なムーブメントとなったニューエイジ・リバイバルを地下カセット・シーンから押し広げたカリフォルニア・オークランドの名レーベル〈Constellation Tatsu〉からは、イタリア・ローマ出身、現在スコットランド・グラスゴーに拠点を置くミュージシャン/サウンド・デザイナー、Loris S. Saridのデビュー・アルバム! これは良すぎるーーー!吉村弘、H.Takahashi、Joseph Shabasonまでも一手に繋ぎ留め、その先さえも見据えた新鋭作家が到来。今年の冬に、アパートの窓辺で育てた小さなトマトの世話をしていたことをきっかけに、トマト農園へと捧げる音楽として制作された、まさに「植物のための環境音楽」とも言える一枚。〈Leaving Records〉がリリースしたGreen-HouseのデビューEPにして、「植物の生命とそれらを育てる人々のコミュケーション」というコンセプトの基に製作された「Six Songs for Invisible Gardens」と対になる一作!「シンプルさの中にある何気ない勇気と、何気ないものの美しさと軽さへのオマージュ」とされており、日本の環境音楽にも通じる、引きの美しさや静けさを愛でる世界観やミニマリズムが透徹された一大傑作なオーガニック・アンビエント/ニューエイジ。

ポルトガルの電子音楽家によるプロジェクトPersonal Systemによる、海沿いの夜をテーマにした『Transcoastal Night Drive』。柔らかいシンセの揺らぎと、夜景の光を思わせる淡いフレーズが重なり、深夜の海岸線をゆっくりと走る静かなムードを描き出す。昔どこかで見た景色のような既視感がほのかに漂い、過去の残像と現在の夜景がゆるやかに重なり合う。色褪せた映像を思わせる柔らかな音像に、バレアリックな開放感が自然に溶け合い、時間が少しゆっくり流れるような心地よさを生んでいる。「Last Gas Station Before the Horizon」「Blurred Streetlights」「In the Midnight Breeze」など、曲名がそのまま情景を喚起し、夕暮れから深夜へと移り変わる海辺の空気が丁寧に描かれる。都会の喧騒から離れた夜の海沿いの静けさとエアポケット的な感覚をそのまま閉じ込めたようなチルアウト作品。

神戸の音楽家TSUDIO STUDIOによるアンビエント・プロジェクト微風ゾーンによる作品『The West』。大阪の西側に広がる建築物や風景から着想を得て制作、各曲は特定の建築空間をイメージして構成されており、静かなシンセのレイヤーや淡いメロディが、街の中に潜む静寂や空気を丁寧に描き出している。実在の地名を思わせるタイトルが並び、都市を歩きながら感じる光や影、空間の質感がそのまま音に変換されたような、場所性の強い作品となっている。ポスト・ニューエイジ的な柔らかい音の広がりと現代アンビエントらしい透明感のある響きが心地よい、音による地理的・情緒的な旅。

神戸の音楽家TSUDIO STUDIOによるアンビエント・プロジェクト微風ゾーンによる作品『The West』。大阪の西側に広がる建築物や風景から着想を得て制作、各曲は特定の建築空間をイメージして構成されており、静かなシンセのレイヤーや淡いメロディが、街の中に潜む静寂や空気を丁寧に描き出している。実在の地名を思わせるタイトルが並び、都市を歩きながら感じる光や影、空間の質感がそのまま音に変換されたような、場所性の強い作品となっている。ポスト・ニューエイジ的な柔らかい音の広がりと現代アンビエントらしい透明感のある響きが心地よい、音による地理的・情緒的な旅。

9月7日出荷開始。遂に満を持して登場。あの『Green』を凌ぐ人気を誇る、長年失われていた吉村弘最高峰のアンビエント・クラシックこと1986年作品『Surround』が〈Light in the Attic〉配給の〈Temporal Drift〉レーベルより待望の公式カセット再発!日本の環境音楽のパイオニアであり、都市/公共空間のサウンドデザインからサウンドアート、パフォーマンスに至るまで、傑出した仕事を世に残した偉才、吉村弘。その最難関の音盤として君臨してきた幻の一枚が、今回史上初の公式カセット・リイシュー。ミサワホームから依頼されて録音された作品で、これらは同社の新築居住空間をより充実させるために設計された「アメニティ」として機能することを目的としていた環境音楽作品。吉村自身による当時のライナーノーツに加え、オリジナル・プロデューサーであった塩川博義氏による新規ライナーノーツも同封(日/英)。 MASTERPIECE!!!!!!!!!!!!!!!!!

Pan Sonicの一員としてフィンランドの実験音楽シーンを牽引しつつ、尖端的なエレクトロニクスの旗手として一時代を作り上げた、今は亡き鋼鉄の漢Mika Vainio。20年代の今も尚カルト的な人気を誇る変名のØとして94年にリリースしたCD作品が、30年越しにアナログ・リイシュー。その牙城であった同国地下音楽の一大名門〈Sähkö Recordings〉に残された異端のミニマル・テクノ傑作!白と黒しか存在しないモノトーンの世界観やディレイを巧みに使用したサイケデリックなエレクトロニクス等、テクノでも実験音楽でもない独自の音楽性を十二分に発現させた内容で、A4には盟友Ilpo Vaisanenとの共作も収録されています。マスタリング&カッティングを手掛けるのは名匠Rashad Becker。
ジャマイカの巨匠Joe Gibbsと、天才エンジニアErrol Thompsonの黄金コンビが手掛けた、伝説的ダブ・シリーズを締めくくる第4章『African Dub All-Mighty: Chapter 4』。Sly & RobbieやLloyd Parks、Dean Fraserらルーツ期ジャマイカの頂点に立つミュージシャン集団The Professionalsが集結し、1979年に放った傑作。The HeptonesやAlton Ellisら名門ロックステディ〜ルーツの名演が重層的にリメイクされた音源をベースに、Errol Thompsonによる極限まで洗練されたミキシングが冴え渡る。重厚なスライ&ロビーのボトムと華やかなホーンの旋律を断片化し、ダイナミックなディレイと残響で立体的なミステリアス空間へと昇華させている。70sジャマイカン・ダブの黄金期を象徴する重要盤!
ジャマイカの巨匠Joe Gibbsと、天才エンジニアErrol Thompsonの黄金コンビが手掛け、70年代レゲエ史に燦然と輝く名作『African Dub』シリーズの知られざる第5章『African Dub Chapter 5』。70年代に遺された未発表音源や新たなダブ・ミックスを編纂し1984年にリリースされた、シリーズの中でも異彩を放つ変則的アーカイヴ作品。Chapter 1〜4で確立されたディープなリバーブや過激なエフェクト処理を継承しつつ、80年代初期ダンスホールへと繋がるタイトでスクエアなリズム感が交錯。ルーツ・ダブの重厚な美学と初期ダンスホールの躍動感が絶妙に同居する音響空間は、ミキシング技術の真骨頂。80sダンスホールとも響き合う、隠れた名盤!
Carla dal FornoやCS + Kremeのメンバーらと共にメルボルン地下シーンを築いてきたTarquin Manekによるソロ・プロジェクト、Static Cleaner Lost Rewardによる、2013年から2020年にかけて録り溜めた音源を編んだ、歪んだ美意識が充満する異形のアウトサイダー・ポップ作品『Breathing Under Honey』。エコーの余韻と酩酊感あふれるループ、ダブの変幻自在な音響処理、ローファイなエキゾチカ、ダウナーなポストパンク、そしてDIYコンクレートの混沌が緻密に混ざり合う。ストレンジなポップや不気味で美しく歪んだダンスホール・グルーヴが、水中をゆらめくように展開していく。多面的なアヴァン・ジャンルの交錯する、ダウナーでドリーミーな音響世界。

時代の評価軸を静かにすり抜けながら、現在進行形で更新を続ける孤高の電子音楽家【Shinichi Atobe】。セルフ・レーベルPlastic & Soundsから初となるアルバム「Silent Way」。
本年7月突如始動させたセルフ・レーベル【Plastic & Sounds】より、二枚の12インチ・シングルを経て、現時点での集大成となる全10曲を収録したアルバム「Silent Way」がCOLORED VINYL 2LP(Gatefold Sleeve/33RPM/Limited Press)レコードとデジタルで3月27日にリリース。
マスタリング/レコード・カッティングは、ベルリンのRashad Becker。アートワークは、写真家、山谷佑介の作品を核に、P&Sの全作品を手がける鈴木聖がその世界観を構築。
昨年、10月、Resident Advisorの人気シリーズ「RA Podcast」に登場し2023年4月に行われた世界初ライブの音源が公開、渋谷WWWにて、Plastic & Soundsローンチ公演「"Plastic & Sounds" label launch party」を開催。2026年1月には、同会場のニューイヤーパーティーで名盤「Haet」のライブセットを披露。
また、前作「Discipline」がPitchforkの「The 30 Best Electronic Albums of 2025」に、そして代表曲のひとつである「Butterfly Effect」がRA(Resident Advisor)の「The Best Electronic Tracks of 2000-25」に選出されるなど国内外で注目の高まる中のリリースとなる。

長年にわたり、岡田拓郎は静かな問いを抱き続けてきた。
「日本人の音楽家として、アフリカ系アメリカ人の音楽を単に借用することなくどう敬意を払えるのか?」
――その探求が新作アルバム『Konoma』を形作った。
東京を拠点に活動するギタリスト/プロデューサー/バンドリーダーである岡田は、幼少期からこの葛藤の中で生きてきた。ブルース、ジャズ、ファンクのレコードに惹かれ育ちながらも、そこに刻まれた歴史の重みに直面し、また日本人として日本に生まれ育った自分自身の起源、そしてそれらの音楽との接点について考えを巡らせていた。そんな彼に道を示したのが、アーティスト・シースター・ゲイツ(Theaster Gates) の展示で知った「アフロ民藝」だった。
ゲイツは、ブラック・アートの美学と日本の民藝運動を結びつけ、いずれも“抵抗”の精神に根ざした文化であることを示した。「Black is Beautiful」という言葉が人種差別への抵抗を象徴したように、民藝運動もまた、産業化によって消えゆく日常の美を守るために生まれた。この2つの精神の共鳴が、岡田にとっての『Konoma』の羅針盤となった。本作は文化と時間の境界を越えて鳴り響く余韻に耳を澄ませた作品である。
『Konoma』には、6曲のオリジナルと2曲のカヴァーが収録されている。
どの曲も、この“対話”の中で形づくられた。優雅でゆったりとした「Portrait of Yanagi」は、まるでぼんやりとした記憶の中にある、別の時代のスタンダードのように漂い、短くも濃密な「Galaxy」では、後期サン・ラのエレクトリック・オルガン実験、初期フライング・ロータスのビートテープの分裂的推進力、そしてトリップホップの影のような空気感を想起させる。カバーの選曲も、岡田の思想と対話を鮮明に映す。
ヤン・ガルバレクの「Nefertite」は、1970年代ECMを象徴する冷ややかな美をまとい、ヨーロッパの音楽家たちがジャズの中で自らのアイデンティティを探していた時代を再構築する。一方、鈴木宏昌の「Love」は1970年代日本ジャズ・シーンの電気的な熱気を呼び起こす。当時ミュージシャンたちはサイケデリック、ファンク、フォークを融合させ、独特の"ローカルな方言"を生み出した。両者を通じて『Konoma』は、借りた形式を新たな表現へと“ねじ曲げてきた”アーティストたちの系譜に連なっていく。
ISC Hi-Fi SelectsとTemporal Driftの共同リリースによる本作『Konoma』で、岡田拓郎はこれまでで最もパーソナルかつ広がりのある表現を提示した。
それは、つながり、影響、そして文化を超えて生き続ける美についての瞑想。

スウェーデンのサウンドアーティストKlara Lewisによる、フィールド録音、電子音響、アコースティック楽器音の再構築という自身の美学をさらに推し進めた『Opening』。ざらついたフィールド録音が突然リズムへ切り替わり、そのまま別の音響層へ滑り込むように移行する。ウクレレやピアノといったアコースティック楽器は、原型がかすかに残る程度まで解体され、残響のような形で再登場する。低域の塊がゆっくり脈打ち、圧力と抽象的な空間性が同時に立ち上がったかと思えば、微細な粒子が散らばるような音響が広がり、音は常に変形し続ける。〈Editions Mego〉からのリリースらしい、音を歪ませながらも曲として成立させるLewisの手法が新たな段階に達した作品。

オーストラリアの俊英Andras FoxとシンガーOscar S. Thornによるユニット、Andras & Oscarの金字塔アルバム『Embassy Café』が最新リマスターで2026年エディションとして登場。2013年にメルボルンの古い倉庫にてライヴ録音されたカセット・デモを原点に、Dream 2 ScienceやMr. Fingersといった90年代初期ディープ・ハウスへの憧憬を南半球から描いた、ローファイでロマンティックな逸品。Andrasが繰り出すディープ・ハウス、スロー・ファンクのグルーヴに、Larry HeardやFrankie Knucklesの時代を彷彿とさせるOscarの官能的な歌声がしなやかに融合。オーバーダブを排し、あえてノイズや歪みを残したヴィンテージ感あふれる質感と即興性の高さ。ナイーヴな魅力とDIY精神が息づく、時代を超えた名盤!
9月下旬再入荷。ベルギーの重要ハウス・レーベル〈We Play House Recordings〉が誇る名物企画が待望の復活を果たした限定12インチ『WPH Summer Special 2026』。2010年代初期に人気を博したスタンプド仕様のヴァイナル・オンリー・シリーズであり、未発表音源や初アナログ化音源、本盤限定のコラボ楽曲など全4曲を贅沢にコンパイルしたスペシャルな1枚。Satoshi Fumiによる美麗かつ叙情的なデトロイト・テイストのリミックスから、レーベル主宰Red Dが手掛ける夢心地なディープ・ハウス、Lady LinnやFabrice Ligとの強力コラボ、さらにはLeftoらによるオールドスクールな熱量あふれるハウス・ジャムまでを網羅。ディープな旋律とクラシックな質感とともに夏の熱気をそのまま封じ込めた一枚。
ジャマイカの巨匠Joe Gibbsと、天才エンジニアErrol Thompsonの黄金コンビが放ったダブ金字塔シリーズの輝かしい記念すべき第1弾『African Dub All-Mighty: Chapter 1』。Soul SyndicateやRevolutionariesなどの精鋭演奏家たちが集結し、歴史的な『African Dub』伝説の幕を開けた重要作。Dennis Brownの名曲リディムやThe Jamaicansによるロックステディ・クラシックをベースに、Errol Thompsonの精緻なミキシング・ワークが冴え渡る。過度なSEに頼らず、躍動する重厚なベースラインと伸びやかなドラム、残響として引き伸ばされるメロディの美しさを際立たせた原点にして完成された音響空間を楽しめる。シリーズの原点にして、ジャマイカン・ダブの魅力をストレートに伝える名盤!
9月下旬再入荷。ジャマイカの巨匠Joe Gibbsと、天才エンジニアErrol Thompsonの黄金コンビが放ったダブ金字塔シリーズの最高峰第2弾『African Dub All-Mighty: Chapter 2』。Soul SyndicateやWe the Peopleの精鋭が参加し、第3弾と並びシリーズ屈指の完成度を誇る金字塔的作品。The TechniquesやThe Melodiansといった1960年代ロックステディの甘美なメロディから、後の「Uptown Top Ranking」へ繋がるヘヴィウェイトなワン・ドロップまで名リディムが目白押し。Errol Thompsonの鋭利なミキシングにより、スウィートな旋律がダーク&ミニマルな空間へと削ぎ落とされ、ドラスティックなダブ・エフェクトが突き刺さる音響世界へと変貌を遂げている。甘美な旋律と深い重低音が交錯する、ダブの醍醐味が詰まった傑作!
ジャマイカの巨匠Joe Gibbsと、天才エンジニアErrol Thompsonの黄金コンビが放ったダブ金字塔シリーズの最高峰第3弾『African Dub All-Mighty: Chapter 3』。シリーズ中でも最も冒険的で、ダブ・エンジニアリングの金字塔として語り継がれるルーツ〜ダブ・クラシックの超名盤。重厚なルーツ・リズム隊を極限まで引き裂き、浮遊するヴォーカルの断片やギター、ホーンの旋律を空間へと投射。Lee "Scratch" Perryにも通じる水音や電話のベル音といった日常の音響SEを大胆に組み込み、立体的なエコーとディレイで異次元の音響空間を構築している。奇抜な効果音とディープな重低音が交錯する、大傑作!
