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ジョージアの新鋭 Anushka Chkheidze と、ドイツ実験音楽のベテラン Robert Lippok が共作した、思考が静かに流れ、形を変え、また沈んでいく、その内側の動きを電子音で描いた作品『Uncontrollable Thoughts』。Chkheidze の透明感あるシンセや淡いメロディの影が、感情の粒子のように浮かび上がり、Lippok のミニマルなパルスや緻密な音響処理が、構造を精密に刻む。音は決して大きく語らず、むしろ内側へ沈む方向へと導かれ、静けさの中に微かな緊張が走る独特の空気が全編を包む。アンビエントの柔らかさと、エレクトロニカの構造美が自然に溶け合い、音の粒子がゆっくりと漂いながら、聴く者の内面に静かに触れてくる。
イタリアのプロデューサーI‑RobotsことGianluca Pandulloキュレーションによる「Echoes Of Italy」シリーズ最新作で、1970年代後半のトリノで活動したインディペンデント・レーベル〈Voom Voom Music〉に光を当てたアーカイブ・コンピレーション。DJ/クラブオーナーとして地域のダンス文化を牽引したIvo Lunardiが残した音源を中心に、当時の7インチ・バージョンや未発表エディットを交えて再構築した、歴史的にも貴重な内容。収録されているものは、ストリングスやエレピが軽やかに舞うイタリアン・ディスコ、ファンキーなベースラインが牽引するブギー、そしてヨーロッパらしいメロディアスなセンスが溶け合う、70年代後半のローカル・ダンスミュージックの魅力をそのまま閉じ込めたものばかり。アメリカのディスコとは異なる、どこか洒脱で都会的な空気感が漂い、当時のトリノのナイトライフを想像させる。イタリアのダンス文化の地層を掘り起こしながら、今の耳にも新鮮に響く、丁寧なキュレーションが光る一枚。
RSD2026限定盤!デトロイトの名門〈Westbound Records〉のカタログをRSDがキュレーションする人気シリーズ第3弾では、その魅力をシングルという切り口で掘り下げる。Funkadelic、Detroit Emeraldsといった看板アーティストから、Robert Lowe、Houston Outlawsなどのレア・ファンクまで、45回転シングル音源を中心に厳選した全11曲を収録。〈Westbound〉らしいサイケデリックで荒々しいファンク、泥臭くもタイトなソウル、即効性の高いグルーヴが満載。名曲とカルト曲が絶妙なバランスで並び、Funkadelic周辺のサイケ・ファンクから、知られざるデトロイト産ソウルまで、70年代デトロイトの熱気、雑多さ、エネルギーをそのままパッケージしたような内容で、〈Westbound〉の深いカタログを知る入口としても最適な一枚。

南仏トゥールーズ発、ステッパーズ・ダブの新鋭Sòn Du Maquísによる、重量感ある10インチ『Tolosan Dub / Bonnefoï Dub』がベルギーの〈Curio Cabinet〉より登場。90年代UKステッパーズに現代的ツイストを加えたようなサウンドで、重厚な低音、クラシックなオリジナル-Version構成、フランスのフリーレイヴ、マイクロフェス、ダブ&サウンドシステム文化に深く由来した、南仏トゥールーズの地下ダブ文化から生まれた、現代的ステッパーズの最前線!
