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アコースティック パーカッションと合成サウンドを使用した、想像上のドラムとリズムに関するプロジェクトであるというyPLO (Paul Abbott & Michael Speers)による2024年度アルバム『ob TRU』が〈Feedback Moves〉からアナログ・リリース。John WallやOlan Monk、村山政二朗らとのコラボレーションも知られる北アイルランド出身のミュージシャンで、ドラム、コンピューター、マイク、フィードバックを駆使して、パフォーマンス、インスタレーション、コンポジションにおいて様々なサウンド素材を用いているMichael Speersと、〈Cafe OTO〉のレジデントでもあったライター、サウンド/パフォーマンス・アーティストのPaul Abbottによるユニットの最新作。本作は2018年6月8日にCafe OTOでライブ演奏され、録音されたアルバムであり、増幅されたマイラー (引張強度が高いことで珍重されるポリエステルフィルム)、フロアタム、バスドラム、ミキサー、マイクを用いて録音され、事後編集された8つのトラックを収録。まるで、ロボットが奏でる音楽とフリージャズの融合を思わせる、興味深く実験的な一枚に仕上がっています。


Perfume GeniusやJay Som、Julie Byrneも参加!LAを拠点に活動するマルチ奏者であり、以前はポスト・パンク・バンドのMoaningではベーシストとして活動していたPascal Stevensonによるプロジェクト、Fashion Club。セルフ・プロデュースによる2枚目のアルバム『A Love You Cannot Shake』が〈Felte〉から登場。スティーブンソンの性転換や禁酒という人生の出来事から形作られた作品であり、これらの体験や個人的な試練、苦難を取り巻く彼女の流動的な感情の分析とも言える内容。穏やかなポップ、グリッチなインダストリアル、壮大なクラシック音楽の中間のどこかに位置するスロットル・バラード”Faith”、ガレージ風の陽気なテクノの推進力に溢れる”Ghost”、アンセミックなハートランドロックのエレクトロニックな解釈”One Day”など数々の名曲を収録。


オリジナルは超入手困難!後にDr Houseとして知られることとなるNelson Mohaleという名の若きソウェト人ラッパーが南アフリカの初期のハウスとクワイトシーンへと登場を告げた91年のカルト人気なデビュー・アルバム『Big World』が、南アフリカのブギーやディスコを発掘している名ブログ/レーベル〈Afrosynth Records〉から史上初のアナログ再発!Yvonne Chaka ChakaやMarginoといった現地の著名ミュージシャンの新進気鋭のスタジオ・ギタリスト兼セッション・ギタリストであり、The StoneやLeroy Stoneといった名義でもリリースしているプロデューサーのDanny Bridgensとチームを組み、米国と英国の同時代のヒップハウスからの影響と地元の風味を元に作り上げたユニークな楽曲たちを全4曲収録した、今日でも通用する卓越した美意識を備えたクワイトの傑作!


Paddy Free & Michael Hodgsonからなるオーガニック・ダブ・デュオであり、『ニュージーランドのHexstatic』とも呼ばれるPITCH BLACKの楽曲を〈ON-U Sound〉のボス・Adrian Sherwoodがリミックスした特大EPがアナログ・リリース。”Transient Transmission”での夢のようなダブから”A Doubtful Sound”のうねるリズムまで、そのオリジナル曲はシャーウッドの特徴的なスタイルでアレンジ。流れるようなメロディー、激しいベースライン、そしてエフェクトの壁に囲まれたボーカルサンプルが特徴的な逸品に仕上がっています。全4曲を収録。


アメリカの前衛的ミュージシャン、SSW、ヴィジュアル・アーティストであるDiamanda Galásが、2017 年にシカゴの〈Thalia Hall〉とシアトルの〈Neptune Theatre〉で行わった公演から厳選した録音を収録したコンサート作品『Diamanda Galas in Concert』を発表。レンベーティカ、ソウル、ランチェーラ、カントリー、フリージャズなどの様々な領域を横断。ピアノと彼女の並外れた声の表現力のすべてを注ぎ込み、時間、伝統、様式の慣習という心地よい古色をはぎ取り、歌の生きた心である生々しい人間の感情を露わにして表現した強烈なライブ・アルバム!見捨てられ、追放され、堕落した人々のための歌に、ハードボイルドなラブソングまで素晴らしい内容です!


Auntie Flo名義で〈Mule Musiq〉や〈Multi Culti〉〈Brownswood Recordings〉〈Sofrito〉といった各地の人気レーベルから作品を送り出して来たインド・ゴア出身/ロンドン拠点のサウンド・アーティストBrian d'Souzaによる最新アルバム『Genius Loci』が自身のレーベル〈A State Of Flo〉よりアナログ・リリース。古代ローマの'spirit of place'という概念からインスパイアされ、ヴィンテージのアコーディオンを用いて、オランダのザンダームにある〈Het Hem〉の音響特性を捉えたコンセプチュアルな長編ドローン/ダーク・アンビエントを全4作品収録。Karl Choueiriの手による〈Modular Mind Studio〉での録音&マスタリング仕様。

2023 年の冬に結成された、ノルウェーのサックス奏者Lauritz Skeidsvollsによる初となるカルテット、Rapid Lightによるセルフタイトル・デビュー・アルバムがフィンランドの地下レーベル〈Ultraääni〉より登場。2024 年2月にノルウェーのオスロにある〈Studio Paradiso〉で、サウンド エンジニアのChristian Engfeltとともにレコーディングされた作品であり「ミュージシャンが共に成長し、探求できる、生々しく力強く、開放的な音楽の風景を作りたい」という思いからから生まれたものであるとの事。強靭なラウンジ・ミュージックとしてのジャズ、マッシブなスピリチュアル・ジャズの極点を突いた、ユーフォリックで力強い、叙情とパッションを縫い合わせるような作品。ある意味で、これもジャズの王道です。限定500部。


欲望に煽られた自由な発想に突き動かされ、順応性から遠く離れた、来たるべきアメリカのシューゲイザーの風景に於ける破壊的な痕跡。ミシガン州デトロイトのシューゲイザー・バンド、Majesty Crushが1991年から1995年にかけて残した音源をコンパイルした豪華2LP編集盤『Butterflies Don't Go Away』が名門〈Numero Group〉よりアナウンス。93年のオリジナル・アルバム『Love 15』やシングル、EP、貴重音源に至るまで全てオリジナルテープからリマスタリングし、24ページの小冊子に徹底的な注釈とヴィジュアル・ドキュメントを加えてコンパイルした一枚。


(数量限定/日本語帯付き/解説書封入/ブラック・ヴァイナル仕様)キャット・パワーがボブ・ディランの伝説のコンサートを完全カバー!ディランの不朽の名曲15曲のカバーをロイヤル・アルバート・ホールで録音したスペシャルなライブ・アルバムが〈Domino〉からリリース!
シンガー・ソングライター、キャット・パワーが、2022年11月5日にレコーディングされたロイヤル・アルバート・ホールでのコンサート音源を収録したライブ・アルバム『Cat Power Sings Dylan: The 1966 Royal Albert Hall Concert』をリリース。
本作はアルバム全体が一つのコンサートをカバーしたユニークな作品となっている。キャット・パワーがカバーしたのは、ボブ・ディランが1966年に行った音楽史上最も伝説的なコンサートの一つ。マンチェスターにあるフリー・トレード・センターで録音されたものだったが、誤った表記で60年代末に出回った海賊盤のおかげで『ロイヤル・アルバート・ホール』として長い間広く知られるようになった。ショーの途中でアコースティックの編成からエレクトリックを取り入れたバンド編成に切り替えたボブ・ディランが、フォーク原理主義者のファンから「ユダ!」(裏切り者)と叫ばれ、ロックンロールの歴史の流れを変えたと言われている。その後公式盤としてもリリースされたこの作品は、最も偉大なライブ作品の一つとして語り継がれている。
本作『Cat Power Sings Dylan: The 1966 Royal Albert Hall Concert』は、そんな伝説のコンサートを、キャット・パワーことショーン・マーシャルが、まるごとカバーした特別な作品。ボブ・ディランの偉大な足跡に敬意を表し、本日公開された「She Belongs to Me」や「Ballad of a Thin Man」などの代表曲をキャット・パワー独自のスタイルでカバーした魅力的な音楽作品となっている。このアルバムは、ディランの楽曲に対する彼女の真摯な想いに満ち溢れている。一曲目の「She Belongs To Me」の頭の数秒を聴くだけで、彼女が今作を通して、何十年もの間、彼女の心の中に生き続けてきた曲をリスナーと分かち合おうとする姿勢が浮かび上がってくる。「Ballad of a Thin Man」では、キャット・パワーのヴォーカルは、よりソウルフルに響き渡り、それでいてスリリングさも纏っている。オリジナル・コンサートで最も有名な瞬間にちなみ、「Ballad of a Thin Man」が始まる直前に観客が「ユダ!」と叫ぶと、キャット・パワーはそれに応えてイエスの名を静かに唱えた。
ショーン・マーシャルほど、アメリカン・インディー・ロックのアイコンとしての役割と、魅力を体現してきた歌い手はそういないだろう。キャット・パワーの名義で25年近く音楽作品を発表してきた彼女は、ソングライターとして、プロデューサーとして、そして最も特筆すべきはその歌声で、時代とともに影響力を増してきた。本作『Cat Power Sings Dylan: The 1966 Royal Albert Hall Concert』は、2000年の『The Covers Record』、2008年の『Jukebox』、2022年の『Covers』に続くカバー企画の最新作である。
本作には、「It's All Over Now, Baby Blue」「Mr. Tambourine Man」「Like A Rolling Stone」などの名曲に加え、「Just Like A Woman」を含む『Blonde on Blonde』からの数曲を含む15曲のアルバム作品となっている。オリジナルのコンサート (そして1966年のディランのワールド・ツアーのすべて) と同様、マーシャルはセットの前半を完全にアコースティックにし、後半はギタリストのArsun Sorrenti、ベーシストのErik Paparozzi、マルチ・インストゥルメンタリストのAaron Embry (ハーモニカ、ピアノ)とJordan Summers(オルガン、ウーリッツァー)、ドラマーのJosh Adamsで構成されたバンドの助けを借りてエレクトリック仕様にした。あの歴史的な一夜を彼女自身が再現する中で、キャット・パワーは各曲に信念と優美さ、そして守護者としての感覚を同居させ、エンディングではディランのセットが持つアナーキーな緊張感を温かく光り輝く喜びに置き換え、終焉を迎えた。



Space GhostやUnknown Mobile、Jump Source、Khotin、D. Tiffany、Beverly Glenn-Copeland(!!)など、ロウハウスの名手からニューエイジのパイオニアに至るまで、数々の名アクトによる優れた作品群で知られる、カナダ・バンクーバーの地下ハウスの随一の聖地〈Pacific Rhythm〉から新物件がアナログ・リリース!His Name Is AliveやFlying Saucer Attack、Odd Nosdam (Anticon)、Jessica Bailiff (Kranky) らとの仕事でも名高いテキサス州オースティンを拠点とするプロデューサーであり、サイケデリック プロジェクト、Red Morning Chorusなどの活動も知られるJesse Edwardsによるフルレングス・アルバム。トランス、アンビエント、ダウンテンポの黄金時代を健全に讃える、内省的でコスミッシェなダンス・ミュージックのコレクションに仕上がっています。


作曲家の幅広い影響と、サイトスペシフィックな作曲に対する独自のアプローチを野心的に凝縮したBilly Bultheelによるデビュー・ソロ・アルバム『Two Cycles』がベルリンのアンダーグラウンドシーンの牙城こと〈PAN〉よりアナログ・リリース。インダストリアル・ミュージックやメタル、中世やバロックのポリフォニーなどからのインスピレーションが詰め込まれたモダン・クラシカルの逸品!2016年から2023年の間に制作された作品を集めた本作は、Bultheelの幅広いパフォーマンス実践と、Anne ImhofやJames Richardsといった最先端のヴィジュアル・アーティストとのコラボレーションの力強い証となっています。


これまでも〈Muscut〉や〈Marionette〉などから作品を発表。バーゼルを拠点に活動するスイス系イタリア人作曲家、サウンド・アーティスト、グラフィック・デザイナーのMarco Papiroのソロ名義Papiroによる2024年の最新アルバム『Con Un Occhio Aperto』が〈Alga Marghen〉傘下の〈Planam〉からアナログ・リリース。近年、合成された人間の声の使用し、音楽的にもシュールな側面を追求している彼が、この側面をさらに推し進めながら制作した4編の組曲からなるサイケデリックで実験的な音楽作品!

1972年から1974年にかけて〈Black Jazz〉からリリースされた2枚のLPで最もよく知られているロサンゼルスのベース界の巨人、 Henry Franklin。1977年に残していた、過小評価だったと言っても過言ではない最高傑作『Tribal Dance』が待望のアナログ・リイシュー!オープニングのタイトル・トラックと延長部分で聴かれるように、Sonshipの過剰な演奏によってその卓越したスピリチュアル・ジャズ・サウンドにさらなる推進力が与えられており、彼の精巧な自作ドラムで複雑なリズムを叩き鳴らした珠玉の一枚!

ジャップ・ロックの伝説、Flower Travellin’ Bandでもヴォーカルとしてサイケデリック・ロックを演奏、カリブ海出身の米陸軍兵士の父親の血を引く役者、ボクサーであり慈善家、映画『人間の証明』主題歌でも知られるジョー山中が、ボブ・マーリー亡き後のザ・ウェイラーズと組んでジャマイカ録音した和レゲエの伝説的名盤『Reggae Vibration』が〈JAMDUNG〉よりアナログ再発。1982年 4月14日から4月30日にかけて、ジャマイカのキングストン、ホープRD 56番地にある〈Tuff Gong Studio〉にて録音およびリミックスされた作品。プロデュースはナンとFar East Family Bandの伊藤詳!レゲエ・アルバムとして大変優れた内容です!60x30cm見開きポスター付属。

87年に〈Sondor〉から発表されたオリジナルは限りなく希少。アルゼンチン音響派にも影響を及ぼした、ウルグアイ音楽における代表格にして最高の音楽家Eduardo Mateoとその盟友Ruben Rada、カンドンベ・ビートの創設者として伝説的バンド”El Kinto”でも活動を共にした二人の巨匠が発表した大傑作が待望のアナログ・リイシュー!日本では〈Beans Records〉がCD再発していましたがヴァイナル復刻は今回が初。フォルクローレ〜カンドンベ〜ジャズ〜ロックまでもがハイブリッドに溶け合ったサイケデリックすぎる近未来的空想民俗!


Benedikt Meger主宰、「過去と未来からのエレクトロニック・ファンク・グルーヴ」を送り届ける事を標榜する、ドイツ・デュッセルドルフ発の新鋭ダンス・レーベル〈funkscapes〉から最新物件!Eoism、Voertuig、Colkinといった要注目プロデューサーによる新曲と、Sheryl HackettをフィーチャーしたPeter Seiler (!)による失われた逸品までを取り上げたコンピレーションEP『Futur』がアナログ・リリース。瞑想的なアシッド・ハウスでA面をスタートさせるColkin、Klaus Schulzeが創設したドイツのエレクトロニック・ミュージック聖地〈Innovative Communication〉からリリースされた『Flying Frames』の拡張リイシュー版に収録されていたPeter Seilerのトラック(Sheryl Hackett のソウルフルなヴォーカルが素晴らしい)、Eoismによる低音のエレクトロ・フレーバー、そして、Voertuigのダークで埃っぽい、シリアスで生々しいアシッド・ジャムまで、古いものから新しいものを横断した、極上のファンク・グルーヴが詰め込まれた素晴らしいセレクション。


過去15年間に渡り、モダン・フォークの最も個性的な声の1人として浮上してきたThe Dead TonguesのRyan Gustafson。2024年度最新アルバムがSam Gendel作品も知られる〈Psychic Hotline〉よりアナウンス。Jenn Wasner (Wye Oak、Bon Iver)やMat Davidson (Twain)、Jeff Ratner (Bing & Ruth)といった豪華ゲストが結集!ホーンとベル、宝石をちりばめたドローン・サウンドと壊れたリズムが奏でるソウルジャズの夢”Formations”、グスタフソンのマントリックな目的宣言を高揚させる渦巻く銀河のような"Even Here, Even Now"など珠玉の16曲を収めたコンテンポラリー・フォークの今年度重要作!


音楽に傾倒したカルトな宗教団体/コミューン"Source Family"のスピリチュアル・リーダー、Father Yod率いるYa Ho Wa 13。史上最も過激で画期的、かつ影響力のあるサイケデリック・ロック・バンドのひとつとも言われる彼らの名曲を選りすぐった編集盤。


TectonicやExit Recordsにも作品を残すV.I.V.E.K主宰のレーベルSystem Musicと、Kursk率いる名門Innamind Recordingsの共同で、両レーベルの代表的な面々が集ったショーケース的コンピ盤『INNASYSTM001』が登場。Gantz、Bengal Sound、Ago、LASといった精鋭たちが参加。


10年間、大胆にも世間と対立し、誰からも相手にされず、自らの深淵に向かって突き進んでいった伝説的ポスト・ロック・バンド90 Day Men。90年代後半、エッジの効いたインディ・ロックが急増する中、中西部の10代の若者たちによって結成されたこのバンドの貴重音源を網羅した5枚組LP BOXが〈Numero Group〉から登場!彼らの3枚のスタジオ・アルバムと未発表の2001年ピール・セッション、さらにEP、シングル、アウトテイクがHeba Kadryによるリマスタリング仕様で収録。Joan of ArcのTim Kinsellaが監修した68ページにも及ぶオーラル・ヒストリーにてその全てが詳述されています。


日夜音楽を通してアラビック/ダブに襲撃を繰り返し続け、あまりにも膨大な音源の数々を残してきただけでなく、未だにその未発表音源までもが掘り起こされる今は亡き英国の名手ことMuslimgauze。1993年に録音され、Abu Zahediによってリミックスされた音源をトリプル・パックのボリュームで収録した作品『Betrayal』がアナログ・リリース。「アラブ諸国の団結した対応」へと捧げられた、Bryn Jonesの遺志を込めた漆黒のポスト・インダストリアル作品!版元は、「自由と独立のために戦うすべての人々に捧げる」ウクライナの新しいレーベルであり、MuslimgauzeやMerzbow、Noémi Büchiの作品も発表している 〈I Shall Sing Until My Land Is Free〉。限定300部。

