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1980年代の日本アンダーグラウンド・ニューウェイヴを体系的に掘り起こす、〈MAWARU RECORDINGS〉によるコンピレーション第2弾『Wa Wave vol.2』。Eiyō BoysやDUPPIなど、日本のニューウェイヴのそのまた影に隠れてきた個性的なアーティストたちを再発見できる構成。クラウトロック的な推進力、電子的なパルス、ガラス細工のように繊細な室内楽的質感、そしてアヴァンなクラブ感覚が混ざり合うサウンド。シリーズ共通のテーマである、80年代日本のアンダーグラウンドの深層をたどるという視点はそのままに、vol.2ではより実験性の強いトラックが揃い、Eiyō Boysのもはやビートと呼んでいいのかさえ危うい極めて日本的な鋭いビートや、DUPPIの奇妙な反復など、当時の世界の雑多さや閉塞感をそのまま音にしたようなトラックが並ぶ。日本特有の、前衛がどこか不思議なところに迷い込んでしまった、神秘的な世界を巡る他に類を見ない音楽の旅。
1980年代の日本アンダーグラウンド・ニューウェイヴを体系的に掘り起こす、〈MAWARU RECORDINGS〉によるコンピレーション『Wa Wave vol.1』。Gekko Imonkyaku、Popsong’s Factory、Funeral Party、Anima、D.R.Y. Project、Tōkyō Gyogyōmuなど、当時の日本のカセットテープ・シーンや自主制作盤に埋もれていた希少アーティストも多数収録。領域を横断する内容で、ポストパンクの緊張感、ミニマルの冷たさ、ノーウェイヴ的な破壊衝動、そして奇妙なユーモアが混ざり合う、ジャンルの境界がまだ曖昧だった時代の自由さが強く感じられるもの。当時の都市の混沌や空気感がそのまま伝わりつつも、日本特有の、前衛がどこか不思議なところに迷い込んでしまう、神秘的な世界を巡る、他に類を見ない音楽の旅。
UKアンダーグラウンドの異端グループMetabolistが1980年に残した唯一のアルバム『Hansten Klork』。オリジナル音源に加えて、1979〜81年の7インチから6曲のボーナストラックを収録した決定版仕様で再発。 本作は当時から最も前衛的なアルバムのひとつと評され、ポストパンクの精神を基盤にしながら、ミニマリズム、クラウトロック、ポスト・インダストリアルへのオマージュを大胆に取り込んだ実験性が際立つ。 硬質なギターの反復、メタリックな質感のノイズ、淡々としたベースと軽やかなドラミング、時に攻撃的で神秘主義的なヴォーカルが交差し、工業的でありながらどこかユーモラスな異次元的なサウンドが展開される。鋭いテンション、ミニマルな推進力、不穏な構築感があり、どの曲もフォロワーを許さない独自性を持つ。 UKアンダーグラウンドの実験精神を凝縮したポストパンク、アヴァンギャルドの重要作。
スペインの音響作家Marcelo Expósitoが1980年代に制作し、長らく行方不明となっていた未発表音源を復元し『The Lost Tapes』。当時のスペイン・アンダーグラウンドにおけるインダストリアル文化の初期衝動をそのまま伝える重要な内容で、金属的なノイズ、ざらついたテープの質感、断片的な音が生々しく層を成す。静かなテクスチャの中に不穏な倍音が滲み、アンビエントとノイズの境界が曖昧なままゆっくりと変形していく。Expósitoが当時関わっていたカセット文化の文脈とも強く結びつき、Maurizio BianchiやNurse With Wound、スペインのLa Otra Cara de un Jardínらと同じ国際的ネットワークの息遣いが感じられる。80年代の地下文化特有の粗さと自由さがそのまま刻まれた、スペイン実験音楽の系譜を補完する失われたピース。
'70年代初頭のNYアンダーグラウンド・パンク~ニュー・ウェーヴ・シーンを代表するSuicideのサウンドを担ったシンセ/ドラム担当Martin Revの2000年にリリースされた5枚目のソロ・アルバム『Strangeworld』のジャーマン・ロック/ニューウェイヴ再興の地〈Bureau B〉による再発盤。チープでミニマルなリズムボックスにいかにもメロディックなシンセサウンド、鼻歌のような歌声、そこに突然現前する深すぎるリヴァーブ、エコー、ダブ処理。摩訶不思議なエレクトロ・サイケ・ポップ感が最高です!
タージ・マハル旅行団やFluxus、さらにマース・カニンガム舞踏団での活動など、前衛音楽の歴史に深く刻まれた小杉武久の探究心が最もストレートな形で結晶化した、1989年ニューヨーク録音のソロ作品 『Violin Improvisations』。ヴァイオリンという単一の楽器から驚くほど多層的な音響世界を引き出しており、擦過音、倍音、微細なノイズ、澄んだ高音、弱音のささやき、それらがディレイによって重なり、まるでひとりでアンサンブルを構築しているかのような立体感が生まれる。旋律を奏でるというより、音が生まれては消える瞬間そのものを扱う即興で、音の質感・空気の振動・空間の響きがそのまま作品の主題になっている。微妙に揺れる音程や間の扱いに漂う東洋的な感覚と極めて抽象的が両立した、小杉武久という音楽家の核心に触れられる重要作。 ※入荷時よりケースにヒビがございます。予めご了承くださいませ。

アイルランドの伝統音楽の常識を覆すダーク・フォーク・バンド、Lankumのフロントマンであり、その卓越した音楽的探求心とアイルランドの呪われた歴史、伝承を受け継ぐIan Lynchによるソロ・プロジェクトOne Leg One Eyeによる、前作『…And Take The Black Worm With Me』で提示した、アイルランド神話の深層を掘り起こすドローン・フォークを、さらに強烈な形で押し広げた2ndアルバム『CRONE』。本作は、アイルランド神話に登場する主権の女神をテーマに制作され、怒り、狂気、美しさが同居する儀式的で呪術的な音世界が展開。重く濁ったドローンの層に、語り・祈り・呪文のような声が絡みつき、伝統的なフォークの枠を完全に逸脱した、神話の深層へ潜る音楽として成立している。ゲストにはアイルランド演劇界の重鎮Olwen Fouéréが参加。老いた女神の化身のような圧倒的な声が、作品全体に霊的な緊張感を与えている。

Hype Williams、Dean Blunt周辺の文脈で活動してきたUK のアーティスト、Lolinaが長くライブで育ててきた「gg」を、Extended VersionとArca/NEW YORKのリミックスを加えて提示する 12インチ。都市的な少し張り詰めた空気とポップの奇妙な軽さが同居する、彼女らしい、ずれを軸に、語りのようなボーカルと鋭い電子音が交差し、曲全体が不確かさを抱えたまま前へ進む独特の構造が魅力的。Extended Versionは、反復の中で少しずつ形を変える電子音がレイヤーを作り、街のざわめきが抽象化されたような音像を描く。Arcaのリミックスは原曲の不安定さをさらに拡張し、音が折れたり跳ねたりする予測不能なエネルギー。NEW YORKのリミックスはクラブ寄りの直進性を加えつつ、原曲の曖昧な空気感を別角度から照らす再構築になっている。都市的で、少し不穏で、しかし妙にクセになる一枚。
徹底したアヒンサーを提唱実践、「ノイズ」の枠を超越したオルタナティヴな表現を試み続けるジャパノイズ伝説、Merzbowこと秋田昌美による新作カセット。2026年イタリア公演の為に発表された記念リリースで、限定199本ナンバリング入り。

ニュージーランドのギタリストRoy Montgomeryと、ロンドンのシンガー、作曲家のMartha Skye Murphyによるコラボレーション作『Nebular』。遠隔地での文通のような制作から生まれた静謐なドローン・フォークで、深夜に音声ファイルを送り合いながら形作られたという背景がそのまま音に刻まれ、どこでもない場所で時間がゆっくり漂うような感覚がアルバム全体を貫いている。ジャケットに描かれた青い光に包まれた孤立した家のイメージとも響き合う、内側と外側の境界が溶け出していきそうな音世界。Montgomeryのギターは減衰しながら円を描くように反復し、ドローンとフォークのあいだを漂う。Murphyの声は言葉の輪郭は曖昧で、響きとして機能しながらギターの余韻に溶け込む。近くで囁くような親密さと、宇宙へ向かうような広がりが同時に存在する。静けさの中でゆっくりと光が変化していくような、深い余韻を持つコラボレーション。
ポルトガルのエレクトロニック・バンドSensible Soccersと、UKダブの巨匠Mad Professorが初タッグを組んだコラボEP『EP#1 Dub Versions』。サイケデリックな電子音と深いダブ処理が溶け合う、ポスト・ダブ・サイケデリアとも言える内容で、前半2曲はゆったりしたテンポながら、クラウトロック的な反復と、Mad Professorの立体的なダブ処理が重なり、トランシーなダブ・グルーブ。重心の低いベース、深いエコー、空間を縦横に動く残響がサウンドシステム映えしそうな強度を持っている。ラスト曲「Dub Discreto」は、ClusterやKlaus Schulzeを思わせるコズミックなシンセが主役となり、ビートを排したアンビエント・ダブ、コズミック電子音楽へと飛翔。サイケデリックな電子音とクラシックなUKダブが現代的な感覚で融合した一枚。
新生TRANSONIC RECORDS初の単独作となる、コンピレーションアルバム『TRANSONIC COMPACT DISC 01、02』の中でも異彩を放っていたTMZ。
そのテクノ史におけるオーパーツとも言える存在が、知られざる過去と現在のミッシングリングを繋げる、ファーストアルバム。
あの頃の「教授」を思わせる、煌めく80年代テイスト溢れるシティ/テクノポップを基調に、90年代初頭、TRANSONICの前身レーベルTRIGGERからリリースしたTAPE、コンピレーションに収録されていたテクノポップの隠れ名曲Yokohama Machine、永田一直のユニットORGANIZATIONで共作したスペーストランスSpace Ballのリメイクの他、アシッドハウス、ピアノアンビエントで構成された、テクノ史のオーパーツとも言える知られざる過去と現在のミッシングリングを繋げる、重要なエレクトロニック・アルバムである。
TMZ PROFILE (ティーエムジー)
80年代中頃より活動を始める。その時期、YMOなどのマニピュレーターで知られる藤井丈司氏等が設立した音楽制作会社TOPや、ヨロシタミュージックのローディーをしていた事で、様々なプロのレコーディング現場を経験する。
その後、当時では珍しかったシンセサイザー、打ち込み機材専門の中古楽器店ジャンクションミュージックのバイヤーを務める。
80年代末期、現在では謎大き幻のテクノユニットと称される、NINA-NOHOを結成。TRANSONIC RECORDSの前身に当たるTRIGGER LABELに加わり、ライブアクト、TAPEのリリース、コンピレーションCDへの参加などの活動を行った。
1993年、バンコクへ移住。一旦、音楽活動を休止する。
その間の1996年に、レーベルオーナーの永田一直によりコンパイルされたAMBIENT CLASSICS 1990-1992をTRANSONIC RECORDSよりリリース。
このアルバムは近年の再評価により中古価格が高騰し、90年代ジャパニーズテクノの名盤とされる。
2010年代、20年以上のブランクがあったが、持ち前のセンスとスキルで、PCのDAW、ソフトシンセを習得し活動を再開。
2017年、オランダのEDMレーベルSPINNIN'RECORDS主催のコンテストで8位に入賞。
2024~2025年、世界的再評価により復活したTRANSONIC RECORDSのコンピレーションアルバム2枚に参加。
2026年には初のソロアルバムFUTURE PROOFを発表。
テクノ史のオーパーツとも言える知られざる過去と現在のミッシングリングを繋げる存在として、更なる世界的活躍が期待される。
日本の老舗テクノレーベル・TRANSONIC RECORDSが1999年に密かにリリースしていた、レーベル史上最も謎めいたフリークアウト・アシッドハウス・コンピレーションアルバムの続編を突如としてドロップ!
収録アーティストは、DOMMUNEで大絶賛されたアシッド・フュージョンバンドSTAR MINEを率いる菊地雅晃、存在自体が幻のアシッドノイズアーティストACIDWHITEHOUSE、ジェフ・ミルズの楽器デザインも手がけるなど多彩な活動をする、ロンドン在住のトラックメイカーYuri Suzuki、00年代以降の神トラックメイカーCHERRYBOY FUNCTION、90年初頭より活動を続けるテクノレジェンドSigh Society (PC-8、ex INTERFERON)、実機でのライブアクトでパソコン音楽クラブなど新しい世代からの信頼も厚いAcidGelge、独自の音響美学を誇るQUEER NATIONS、新生TRANSONICのコンピにまさかのハードコアレイヴトラックで参加したMUTRON、完全MIDI&DIN SYNCジャムセッションテクノユニット・アシッド田宮三四郎、前作より唯一の参加、ベースエンペラーの異名を持つベテランkuknacke、関西アンダーグラウンドの重鎮バンドでありながら、近年はアシッドハウスのアルバムをリリースしているNASCA CARの癖が有り過ぎる計11組。
1999年にリリースされた前作は、TRANSONIC史上最も謎めいたフリークアウト・アシッドハウス・コンピレーションアルバムと評され、現在は中古市場で5桁の最高値を記録している。その謎のアルバムの続編が26年の時を経て突如出現し、更に謎が謎を呼ぶ事になるだろう。
01.Skylark on 303 / Masaaki Kikuchi
02.The Acid Coming / ACIDWHITEHOUSE
03.Sevnwn / Yuri Suzuki
04.Got Drunk / CHERRYBOY FUNCTION
05.Freq Out / Sigh Society
06.Screaming Bassline (distortional addict) / AcidGelge
07.GROTTO / QUEER NATIONS
08.Cut the Midrange Drop the Acieeed Bass / MUTRON
09.BOWWOW / ACID TAMIYA 346
10.Victim Kid / kuknacke
11.Do It / NASCA CAR
■TRANSONIC RECORDS(トランソニック・レコーズ)■
1994年、プロデューサー、DJの永田一直により設立されたテクノレーベル。
2004年までの10年間で100タイトル以上のCD、アナログをリリース。
ダンスミュージックとしてのテクノだけではなく、アンビエント、モンド、ラウンジ、ドラムンベース、ダブ、ハウスなど様々なクラブミュージックをリリースしていたが、
どれもがオリジナリティー溢れる、ストレンジなトラックで支持を集めた。
2004年に活動を休止。
2007年からはDE DE MOUSEやCHERRYBOY FUNCTION、日本の環境音楽のレジェンド、INOYAMALANDなどをリリースしていたExT Recordings(エックスティー・レコーディングス)に活動を引き継ぐが、近年の国内外での再評価、多数のライセンス依頼、バックカタログの高騰を受け、2023年より新生TRANSONIC RECORDSとして、再び活動を行う事となった。
2024年には復活第一弾アルバム『TRANSONIC COMPACT DISC 01』2025年には『TRANSONIC COMPACT DISC 02』、『TRANSONIC COMPACT DISC 03』をリリース。
新旧のトラックメイカー達が集結し、新しい時代のテクノレーベルとして復活を遂げ、唯一無二の世界観を発振し続けている。
LAのサウンドアートの重鎮、マルチメディア・アーティスト、また〈DUST-TO-DIGITAL〉等の骨董音源復刻レーベルへの音源提供者として(I Listen To The Wind That Obliterates My Tracesは本当に素晴らしい仕事でした)78'sコレクターとしての顔まで持つSteve Roden。〈Wire〉誌でも00年のベスト・エクスペリメンタルCDとして選出された1999年作がLP/CDにて21年度復刻。自身の声とファウンド・サウンドのループを軸に制作され、乾いた物音が織りなす水墨画のような音響作品であり、Arvo Partにも通じる霊的な描写が素晴らしい名盤。Ralf Wehowsky (RLW)による音素材を用いた"Vein stem is calm" (1996)、シェーンベルクの作品『Airria ( hanging garden )』を作中に登場させた楽曲で、Youtubeでも再生回数やコメント数が際立った人気を見せる"Airria ( hanging garden )"の2曲を追加収録した拡張再発盤。Giuseppe Ielasiによる新規マスタリング。
LAのサウンドアートの重鎮、マルチメディア・アーティスト、また〈DUST-TO-DIGITAL〉等の骨董音源復刻レーベルへの音源提供者として(I Listen To The Wind That Obliterates My Tracesは本当に素晴らしい仕事でした)78'sコレクターとしての顔まで持つSteve Roden。〈Wire〉誌でも00年のベスト・エクスペリメンタルCDとして選出された1999年作がLP/CDにて21年度復刻。自身の声とファウンド・サウンドのループを軸に制作され、乾いた物音が織りなす水墨画のような音響作品であり、Arvo Partにも通じる霊的な描写が素晴らしい名盤。Ralf Wehowsky (RLW)による音素材を用いた"Vein stem is calm" (1996)、シェーンベルクの作品『Airria ( hanging garden )』を作中に登場させた楽曲で、Youtubeでも再生回数やコメント数が際立った人気を見せる"Airria ( hanging garden )"の2曲を追加収録した拡張再発盤。Giuseppe Ielasiによる新規マスタリング。
ミュージック・コンクレートの創始者Pierre Schaefferの主要作品を体系的に収録した3枚組ボックス『L’œuvre musicale』。日常の音を素材として扱うという革新的な発想から始まり、Pierre Henryとの共同制作期、そして後年の電子音響作品へと至る、Schaefferの創作史を一望できる決定的アーカイブ。磁気テープが一般化する前、複数のターンテーブルやラッカー盤を使って音を直接編集していた時代の最初期作品から、列車、玩具、金属、楽器など、あらゆる音を素材にしながら、音そのものを組み立てるという新しい作曲方法が生まれていく瞬間が刻まれている。116ページの詳細なブックレットと52枚に及ぶ写真資料を収めた冊子が付属し、作品背景や制作思想を深く理解できる内容も魅力。
電子音楽ファン必須!!! 没後も各方面に多大な影響を与え評価され続ける巨匠、Luc Ferrariの軌跡を収めた悶絶10枚組ボックス!Iannis Xenakis、Pierre Schaefferらも参加しミュジーク・コンクレートのなんたるかを世に知らしめた60年の歴史的VA "Musique Concrete"収録曲に始まり、環境音をあるがままに捉えた名シリーズ"Presque Rien"、ファンにも人気が高い初期テープ音楽の傑作"Heterozygote"、00年代以降の作品まで濃厚に収録。コンクレートが再注目される現代にもやはりこの素晴らしい世界観は永遠です。106ページにも及ぶブックレット(英語/仏語併記)が付属。
CD1: “Étude aux accidents”, “Étude aux sons tendus”, “Étude floue”, “Échantillon pour mimes”, “Visage V”, “Tête et queue du dragon”, “Tautologos I”, “Tautologos II”, “Music Promenade”.
CD 2: “Hétérozygote”, “J’ai été coupé”, “Petite symphonie intuitive pour un paysage de printemps”.
CD 3: “Presque rien n°1 ou le lever du jour au bord de la mer”, “Presque rien n°2 ou Ainsi continue la nuit dans ma tête multiple”, “Presque rien avec filles”, “Presque rien n°4 La remontée du village”.
CD 4: “Danses organiques”.
CD 5: “Ouvert-Fermé”, “Unheimlich Schön”, “Dérivatif”.
CD 6: “Dialogue ordinaire avec la machine ou trois fables pour bande doucement philosophiques”, “Strathoven”, “Capricorne”, “Chute libre”.
CD7: “Far-West News 1 : De Santa Fé à Monument Valley”, “Far-West News 2 : De Page à Grand Canyon”.
CD 8: “Far-West News 3: De Prescott à Los Angeles”, “Archives génétiquement modifiées”.
CD 9: “Les Anecdotiques”.
CD 10: “L’escalier des aveugles”, “Les Arythmiques”
ピエール・シェフェールによって設立されたフランス音楽研究グループ[INA-GRM]の最重要人物にして、Aphex TwinやAutechre、Keith Fullerton Whitmanにも影響を与えた仏の電子音楽家Bernard Parmegiani。2008年にGRMの50周年を記念して編纂されて大人気を博し、今や入手困難となっていたCD12枚組電子音楽作品集が遂に再プレス!フランスACCディスク大賞にて共和国大統領賞受賞作品(!) 1964年から2007年までに制作された音源が12枚の大ボリュームで収録。92ページにも及ぶブックレット(英語/仏語併記)が付属。これは問答無用に全電子音楽~実験音楽ファン必携です。
11月上旬再入荷。オーストラリア出身、レバノン系のバックグラウンドを持ち、その文化的ルーツにあるDabkeやレバノン・ポップのリズム、音階 をクラブミュージックへ直接的に取り込むスタイルで知られるプロデューサー、DJのDJ Pleadによるアルバム『Please』。2023〜2025年に制作された120以上のデモから選び抜かれた楽曲で構成されており、一度完成させた別アルバムを丸ごと破棄したのち、より生々しく、むき出しの素材を集めて再構築されている。複雑なパーカッションのレイヤーと、ゆったりとした有機的なタイム感は、これまで以上に内省的で、感情も含めて、素のままが残されているように感じられる。後半には、アンビエント、ダウンテンポ、鍵盤の即興演奏、マイクロトーナルな装飾音が現れ、クラブ音楽から離れた私的な音のスケッチのような瞬間も多く、DJ Pleadがこれまで築いてきたハードドラムとレバノン音楽というスタイルを土台にしつつ、よりパーソナルでな繊細さが同居している。ダンスミュージックを一度壊したからこそ辿り着けた、美しく、孤独な一枚。

"Blue" Gene TyrannyやLaurie Spiegelなど、オブスキュアな実験音楽を世界へと再提示してきた名レーベルであり、ニューエイジ・リバイバルの拡大にも大いに貢献した〈Unseen World〉からは、Morton Subotnickに学んだアメリカ人作曲家/ラジオ・プロデューサーであり、中京大学にて教授を務めるなど多角的に活動をこなしてきたサンプリング~カットアップ・コラージュの名手Carl Stone。直近の作品と同様に、MAX/MSPを駆使して制作された2022年度最新アルバムが登場。Giant Clawや〈Orange Milk〉作品のデジタル・フュージョンと自身のルーツにある現代音楽やアヴァンギャルド、サウンド・アート、歌謡曲的な土着のメロディまでもが渾然一体となった様な、まさしく2020年代らしい「異」なモードを愛でた破格のエレクトロニック・ミュージックに仕上がっています!!!


クラシック音楽から音楽を学び始めた氏が、非西洋音楽や即興ジャズ、世界中の民族音楽やポップスへと惹かれていったそのリサーチの過程を存分に味わえる一枚!Seth GrahamやKara-Lis Coverdaleといった現行のアーティストの感性にも連なる幻想ニューエイジ大曲"Banteay Srey"、"Sonali"、ジョン・ハッセルの第四世界の目覚めを感じる霊性トライバル・アンビエント"Woo Lae Oak"、一種のグリッチ的なミニマル・ループが独特の余韻を残していく"Mae Yao"といった、アンビエント~ニューエイジ・リスナーにも大推薦の長曲四篇を収録。肩肘張らずにゆったり聴ける味わい深い一作ですよ。

Visible Cloaksが長年にわたり架け橋となってきた日本の環境音楽と現代電子音楽の対話を、さらに深く、広く押し広げた最新作『Paradessence』。80年代日本アンビエントの精神を、現代的な音響技術と抽象的なサウンドデザインで再構築した、14の精緻な音の彫刻といった趣きで、Visible Cloaksの核であるSpencer DoranとRyan Carlileに加え、尾島由郎、柴野さつき、Félicia Atkinson、LiftedのJoe Williamsら国境も世代も越えたコラボレーターが参加。彼らの存在が、作品に柔らかな有機性と、透明でハイパーリアルな電子音の両方をもたらしている。音は粒子のように生まれ、群れとして動き、空間に溶けていく。静寂すら音楽の一部として扱われ、気配として立ち上がる。Visible Cloaksがこれまで培ってきた音響的な精密さと、コラボレーターたちが持ち込む有機的な感性が交差し、デジタルでありながらどこか自然物のような質感を帯びたサウンドが広がっていく。

BjorkやOPNのファンにも!ベルリンのエクスペリメンタル・シーンの一大聖地〈PAN〉からリリースした傑作であり、Deconstructed Club〜フォークトロニカ以降の声の実験を試みた22年作『Pripyat』でも高い評価を得たスペインのシンガー、ピアニストのMarina Herlopの23年のアルバム『Nekkuja』が待望のアナログ化!本作を「内なる光を探し求め、それを肯定する方法である」と自身が説明している通り、ハーロップの最も暖かく甘い感情が表出。ミュージック・コンクレート以降の実験電子音響から、ハープを導入したことによってリリシズムを獲得した、アヴァンギャルドな音響加工やフィールドレコーディングを持ち味としつつもポピュラー・ミュージック的な完成度を獲得した名作。
