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Psychic TVやThrobbing Gristleでの活動も知られるPeter 'Sleazy' ChristophersonとJohn Balanceが率いたカルト・インダストリアル/エレクトロニック・ユニット、Coil。そのメンバーDrew McDowallが単独で録音した粗いデモ・テープを、バンドメイトのJohn BalanceとPeter Christophersonが完成させた、最小限のポスト・プロダクションで録音された4編のドローンを収めた傑作『Time Machines』が〈Dais Records〉よりアナログ再発。チベットやその他の宗教の儀式音楽からインスピレーションされ、音楽に没入して瞑想したり、トランス状態になることを目的とした、まさに時間を溶かすような深遠で幻覚的な長編ドローンの史上に残る傑作アルバム。
1995年から2017年にかけて制作されたテーリ・テムリッツの最高のエレクトロアコースティック・アンビエントおよびコンピューターミュージック作品29曲をコンパイルした2枚組CD。このリリースでのみ入手可能な特別編集曲も多数含まれています。これらのトラックの大半は、何年もの間物理的に絶版となっていました。元々は、Mille Plateaux、Daisyworld Discs (YMOの細野晴臣のプライベートレーベル)、Instinct Ambient、Caipirinha Productions、そしてもちろんテムリッツ自身のComatonse Recordingsなど、さまざまなレーベルからリリースされていました。最初のディスク「Snowflakes」は、より伝統的なアンビエント、あるいは「きれい」なトラックに焦点を当てています。2枚目のディスク「Dog Whistles」は、性別や性的多様性のテーマにもっと明らかに関連する、混沌としたサンプルやサウンドの配列をフィーチャーしたトラックをコンパイルしています。
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disc 1: snowflakes
1. Means From an End I: Means from an End (10:25) 1998
2. Entre l'Action et le Deuil.001 (2:13) 2000
3. Resistance to Change III: Resignation (3:16) 1998
4. Resistance to Change IV: Tranformative Nostalgia (3:07) 1998
5. Residual Expectation [Edit] (6:33) 1997
6. Agnostiko sa Dabaw [Edit] (5:55) 2012
7. Rambles (Down in the Park) [Edit] (8:17) 1999
8. Canto I: Rosary Novena for Gender Transitioning (Alt. Ver.) [Edit] (17:29) 2012
9. Means From an End VI: End to a Means (8:15) 1998
10. The Dream Will Carry Me [Edit] (1:15) 2000
11. Homeward.004 [Edit] (6:20) 2000
12. A Quiet of Intimacy Mirrors Distance [Edit] (5:22) 2000
disc 2: dog whistles
1. Means From an End IV: Means to a Means (7:37) 1998
2. One (Strength in Numbers) (3:45) 1999
3. There Was a Girl/There Was a Boy.INTERSEX (5:38) 2000
4. What is Between is Missing (7:35) 1998
5. Genrecide (I Wish Tricky'd Die Any Way I Hope) [Edit] (5:20) 1999
6. Cycles [Edit] (3:55) 1995
7. Names Have Been Changed [Edit] (6:55) 2017
8. Little Girls Couldn't Murder Anyone [Edit] (5:35) 2007
9. Admit It's Killing You (And Leave) [Edit] (3:08) 2017
10. Taking Stock in Our Pride (2:47) 1999
11. There Was a Girl/There Was a Boy.WENDY (2:05) 2000
12. Trans Am (Transgendered American) [Edit] (3:24) 1997
13. She Maybe May Be... [Edit] (4:03) 1999
14. D.C. D.O.A. (1:10) 1997
15. Facilitator [Edit] (5:13) 1997
16. Between Empathy And Sympathy Is TIme (Apartheid) [Edit] (4:32) 2003
17. Schizophonalysis (5:34) 2000
Meditationsでもベストセラーだった『Long Trax』や、Celer名義での多数のアンビエント作品も大いに知られる、東京在住のWill Longによる、シカゴ・アシッド・ハウス黄金期の珠玉のトラック群を想起させる最新2枚組アルバム『Acid Trax』が、Terre Thaemlitz主宰の〈Comatonse Recordings〉より登場。近年、イギリスやヨーロッパで復権するアシッド・ハウス。そのほとんどが誇張され、過剰にプロデュースされたテクノ・レイヴ・スタイルのものであるのに対して、Will Longは、テンポを落とし、クラシックなハウスの雰囲気を齎しつつ、リズム・コンポーザーのパーカッションと303ベースラインのシンプルなセットアップで基本に立ち返ることで応答。DJ Sprinklesもゲスト・コラボレーターとして参加し、"Acid Trax S"のパーカッション・エディットと、"Acid Trax N"及び"Acid Trax B"のリミックスを手掛け、この作品をより奥深いものとしています。ポスター付属の2枚組CD仕様。
視聴-Acid Trax N (All Alkalis are Bases but All Bases are not Alkalis) remix by DJ Sprinkles
視聴-Acid Trax B (Acid Dog) remix by DJ Sprinkles
視聴-Acid Trax A
視聴-Acid Trax H
視聴-Acid Trax S (w/DJ Sprinkles)
凄いのが出ます!合成音、インスタレーション、パフォーマンスを通じて感覚知覚や聴衆の聴覚体験を探求するドイツの実験的サウンド・アーティストであり、Aphex TwinやRussell Haswell、Mark Leckey、刀根康尚といったアーティストともコラボレーションを行ってきたHeckerことFlorian Hecker。〈Mego / Editions Mego〉や〈Rephlex〉、〈PAN〉、〈Presto!?〉といった各地の先鋭レーベルに傑出した作品を残してきた同氏による、2017年の13チャンネル・インスタレーションでの高い達成を収めた10枚組CD BOXセット『Resynthese FAVN』が登場!版元は、Catherine Christer Hennix、鈴木昭男、小杉武久、高柳昌行、Graham Lambkin作品など、数々の前衛的作品を手掛けるブルックリンの〈Blank Forms Editions〉。元々は、オーストリアの首都ウィーンの美術センター〈クンストハレ・ウィーン〉での展覧会『Halluzination, Perspektive, Synthese』にて展示されたもので、本作には、2016年のプロジェクト『FAVN』で初めて発表されたアイデアを発展させた10作品が収録されています。名匠Rashad Beckerによるマスタリング仕様。
〈Werk Discs〉のマネージャーであり、London Contemporary Orchestraとのコラボレーションや、〈Ninja Tune〉や〈Honest Jon's〉といった名門からの作品も知られる英国のエクスペリメンタル・シーン屈指の鬼才Actress。その音楽活動20周年を記念し、〈RA〉こと〈Resident Adviser〉に提供した金字塔的なミックスのCD版が〈Smalltown Supersound〉から登場!自身のHDDドライブに眠っていた約100曲の未発表音源が約1時間に渡ってコラージュされており、緊迫感のある313テクノ、シルバーヘイズのシンセ・ノイズ、ネオクラシカルな美しさが閃く深みのある内容。今年の春にリリースされたアルバム『Statik』と同様に没入感に溢れ、荒々しいノワール的な雰囲気に満ちた逸品です!
Fleet Foxes、Tom Zé、David Byrne、Gal Costa、Devendra Banhart、坂本慎太郎といった面々とのコラボレーションも知られる、グラミー賞にノミネートされたブラジル・サンパウロのシンガーソングライター/マルチ奏者で、ロック・トリオ”O Terno”の一員ことTim Bernardes。2017年にリリースされた初のソロ・アルバム『Recomeçar』がアナログ再発。ベルナルデスの卓越したヴォーカル・ワークと、魔法のようなチェンバー・ポップ・サウンドが堪能できる一生モノの名作!
ファンクでエリートと戦ったナイジェリアの双子による、ソウルフルでサイケデリック、フェミニストで革命的な音楽!ナイジェリアの国家独立と文化的黄金時代の始まりに音楽活動を行い、1970年代に五枚の重要なアルバムをリリースした数少ない女性主導のグループであり、一卵性双生児の姉妹であるYeye Taiwo LijaduとKehinde LijaduからなるThe Lijadu Sistersの画期的な1979年のアルバム『Horizon Unlimited』が、US名門〈Numero Group〉からリマスタリング仕様でアナログ再発。不滅のヒット曲"Come On Home"を生み出した伝説的な作品にして、彼女たちのハーモニーに満ちた歌声、先駆的なサウンド、先駆的なヴィジョンによる独特のパワフルなエネルギーが詰め込まれた、ソウルフルで影響力のある大傑作アフロビート・アルバム!
インディ・ロック・シーンに多大なる影響を及ぼしてきたカリフォルニア・ベイエリア・サンノゼ出身のスロウコア・バンド、Dusterによる5枚目のアルバム『In Dreams』が〈Numero Group〉よりアナウンス。2019年の再結成後、着々とリリースを重ね、新世代のリスナーにもその名を知らしめてきた名バンド、Duster。再結成後3枚目となる最新オリジナル・アルバム!
world's end girlfriendの昨年作に惹かれた方にも!!!戦争犯罪、見て見ないふり、深い愛と嘆き。イスラエルとパレスチナの紛争を明確に示唆した、今年度最重要クラスの大傑作!ケベック・モントリオールで結成されたポスト・ロック・シーンを代表する屈指のバンド、Godspeed You Black Emperor!による8枚目となる”タイトル無し”の最新スタジオ・アルバムが〈Constellation〉から重量盤2枚組LPで登場!
あのHenry Flyntが何十年にも渡って絶賛し続けたミニマル秘宝!実験パフォーマンスのプレゼンと保存に力を注ぐキュレーション・プラットフォーム/非営利団体であり、小杉武久や高柳昌行の再発仕事などでも厚い支持を誇る名門〈Blank Forms〉から新物件!そのアーカイブ録音の多くを既に同レーベルが多く発掘してきたスウェーデンの音楽家であり、La Monte YoungやPandit Pran Nathとの出会いを契機にミニマル道を追求した女性作曲家、哲学者、詩人、数学者にしてヴィジュアル・アーティスト=Catherine Christer Hennix。2023年11月の死去直前に再発見された、初期の最高傑作の未発表録音が奇跡の初リリース決定!!!! 1976年にストックホルム近代美術館で開催されたフェスティバル〈Brouwer’s Lattice〉で初公開された作品であり、師匠・Pandit Pran Nathからインスピレーションを得た純正律の超越的な可能性へ焦点を当てた「The Electric Harpsichord」のオリジナル録音を収録。絶対にお見逃しなく!
版元完売。徹底したアヒンサーを提唱実践、「ノイズ」の枠を超越したオルタナティヴな表現を試み続けるジャパノイズ伝説、Merzbow。イタリアの〈Urashima〉からデラックス・木製ボックスセットをリリース。ハンドナンバリング入り、限定99部。
版元完売。徹底したアヒンサーを提唱実践、「ノイズ」の枠を超越したオルタナティヴな表現を試み続けるジャパノイズ伝説、Merzbow。イタリアの〈Urashima〉からデラックス・木製ボックスセットをリリース。ハンドナンバリング入り、限定99部。
OrganumのDavid JackmanやNew Blockaders、Giancarlo Toniuttiといったノイズ・レジェンドたちとの仕事でも古くから知られる、英国にて孤高にドローンを造り続ける巨匠。Christoph Heemannとの伝説的プロジェクトMirror(1999-2004)の活動でも知られている重鎮Andrew Chalk。2006年に録音されていた作品が、自身のレーベル〈Faraway Press〉より初フィジカル化。サイン入り、超限定25部。
OrganumのDavid JackmanやNew Blockaders、Giancarlo Toniuttiといったノイズ・レジェンドたちとの仕事でも古くから知られる、英国にて孤高にドローンを造り続ける巨匠。Christoph Heemannとの伝説的プロジェクトMirror(1999-2004)の活動でも知られている重鎮Andrew Chalk。2005年に録音されていた作品が、自身のレーベル〈Faraway Press〉より初フィジカル化。サイン入り、超限定25部。
瞑想的で深遠なドローン・アンビエント傑作!チベットと電子音楽を合一させたドローン巨匠Eliane Radigue (1932-)。オランダ・アムステルダム拠点の実験系レーベル〈Moving Furniture Records〉傘下で運営されている、彼女の膨大で先駆的な作品とその無視できない偉大な影響へと捧げられた音楽シリーズ〈Eliane Tapes〉からのタイトルをストック。〈Cambridge Junction〉で隔月開催されるライブエレクトロニクス・イベントシリーズ「Heart of Noise Cambridge」やベーシストのJordan Muscatelloとのアヴァンギャルド・メタル・プロジェクト、Diaries of Destructionなどでの活動も知られる英国のプロデューサー、作曲家、ギタリストのElif Yalvaçによる最新アルバム。子供の頃から女性アーティストに多くのインスピレーションを得ていた彼女。自身の世界を変えたというラディーグの作品『L'Île re-sonante』との出会い以来、さらに深めてきたEliane Radigue作品の探求の成果が凝縮された作品。楽曲のタイトルには、天空の物体や物理現象、そして彼女の人生に影響を与えた出来事への言及があり、各トラックの物語は互いに繋がりあって展開される、コンセプト・アルバムのように仕上がっています!Jos Smoldersの手により〈EARLAbs〉にてマスタリング。限定200部。
まさしく、ハロルド・バッドとエリック・サティの音楽が黄泉の果てで出会ったかのように深く沈み込むモダン・クラシカル奥の境地。Nurse With Woundのステイプルトンに見出され、United Dairiesからも作品をリリースしている名作家、Robert Haighのピアノ・ソロの最終作(「Tempus Fugit」CDのリリースをもって音楽活動を停止)。
ロバート・ヘイは、2009年から2011年にかけてピアノ・ソロ・アルバム3部作(「Notes and Crossings」、「Anonymous Lights」、「Strange and Secret Things」)を、2015年には「The Silence of Ghosts」をSiren Recordsからリリースしました。これらのアルバムに収録された楽曲は、プロジェクトの流れや展開を考慮して慎重に選ばれました。必然的に、さまざまな理由から、いくつかの曲はアルバムにフィットせず、そのクオリティにかかわらず未発表となっていました。
「Tempus Fugit」の当初の計画は、サブタイトルが示すように、レアな未発表曲を集めてアルバムにまとめることでした。しかし、楽曲をコンパイルする過程で、ロバートはこのプロジェクトが独自の流れと物語を持つアルバムに発展しつつあることに気づきました。アルバムの構成と進行を考慮し、ロバートは自身のレコーディング・アーカイブから10曲(Unseen Worldsからのアルバム製作時に残された3曲を含む)を注意深くキュレーションし、最適なシークエンスになるようにアレンジしました。
その結果、「Tempus Fugit」は独自の流れを持つユニークなアルバムに成長しました。このアルバムは、ロバートの作品を追いかけてきた人たちへの餞別になると同時に、まだ彼の音楽の扉を開いていない人たちにとっては、入門編となることでしょう。
2021年にこの世を去った京都出身のドローン・マスターであり、フルクサスの一員Yoshi Wadaの息子、Tashi Wadaの主宰のもと、父の師であるLa Monte Young周辺作家などによる20世紀の前衛音楽を現代に再提示してきた名所〈Saltern〉。23年に発売された重要物件を漸くストック!チベットと電子音楽を合一させたドローン巨匠Eliane Radigue (1932-)。自身が初めてアコースティック楽器のために作曲した記念碑的作品となった『Naldjorlak』の2020年のロスアンゼルスでのライブ版と06年のパリでのオリジナル録音をカップリングした決定版的2枚組編集盤。演奏を担当したのは、ラディーグやヤングの盟友であり、前衛的チェロ奏者のCharles Curtis。まさに孤高と言うべき深度を発揮した、崇高かつ優美なストリングス・ドローンの傑作盤!名匠Stephan Mathieuによるリマスタリング仕様。<iframe style="border: 0; width: 350px; height: 241px;" src="https://bandcamp.com/EmbeddedPlayer/album=958261425/size=large/bgcol=ffffff/linkcol=333333/artwork=none/transparent=true/" seamless><a href="https://saltern.bandcamp.com/album/naldjorlak">Naldjorlak by Éliane Radigue</a></iframe>
ニューエイジ・ミュージック全盛期の1986年に瞑想の補助のための作品としてリリースされた7本組カセットBOX作品が7枚組CDセットとして米国実験系名門レーベル〈Important Records〉より史上初のリイシュー!このシリーズに含まれる、時間を静止させて包み込むような電子音楽は、Eliane RadigueやLa Monte Young、Brian Enoの『Shutov Assembly』といった、20 世紀の作曲家による傑作を想起させる、不気味なほどモダンで神秘的な内容となっています。深いアナログ・ドローン、上昇する倍音、正弦波の上をサーフィンする浮遊する周波数、神秘的な変調を伴う音程が特徴の、真に感動的な振動の音楽。
2015年の活動開始からインディペンデントな活動を継続し、2018年にはフジロックへ出演。2019年に米ワシントンD.C.のレーベルPPUからリリースされた1stアルバム『Wool In The Pool』は、音楽誌ele-king、坂本慎太郎の年間ベストへ選出されたほか、NYのミュージシャンHelado Negroが同作の先行シングル"Bottom of Tokyo"を自身のプレイリストに選曲するなど国内外で大きな反響を呼んだ。そんな前作から5年を経てリリースされる本作はボーカルの德茂が全曲の作詞、作曲、編曲から演奏、録音、ミックス、マスタリングまで一人で手掛けたセルフプロデュース作品。ファンク、レゲエ、ヒップホップ、パンク、テクノ、アンビエントetc...前作以上に雑食性を増したダウンテンポなエキゾチック・グルーヴ全9曲を収録。
ソウル、ジャズ、ブルースを見事に融合させ、力強い歌声とストーリーテリングを軸に、魅惑的なサウンドのタペストリーを作り上げる、才能溢れるソウル・シンガー、Emilia Siscoと、〈Timmion Records〉のお抱えな人気ソウル・バンド、Cold Diamond & Minkによるコラボレーション・アルバム『Introducing Emilia Sisco』がリリース。ヴィンテージソウルの世界へとスムーズに誘い込む素晴らしい作品!古典的なソウル・ミュージックからの影響と現代的な感性が見事に融合。メロウで都市的であり、ジャジーで退廃的、というこの周辺の音楽から見ても満点、と言いたくなるような鮮やかなアルバム。Emilia Siscoの音楽的な幅の広さを伺わせつつ、彼女の音楽のコアであるヴォーカルを存分に楽しめます。
John CageやSteve Reich、Brian Enoといった前衛的なヒーローたちの命脈やテープ・ミュージックの伝統を継承し、イージーリスニング〜ファッショナブルになるずっと前のミューザックまであらゆるものをサンプリング、スロウでメランコリックな倍音を通じてスクリュー・ミュージックやヴェイパーウェイヴさえも予言してきたパイオニアにして、アンビエント史に名を残すであろうNYの伝説的ドローン作家、William Basinski。 1982年9月にニューヨーク・ブルックリンのダンボ地区にあった彼の最初のロフトで録音された初期の伝説的な作品『September 23rd』が〈Temporary Residence Ltd.〉からリリース。非常にインスピレーションを与える、影響力のあるカタログとなった作品の初期のエントリーとして最近発掘された音源であり、70年代半ばにバシンスキーが高校時代に作曲したピアノ曲をもとにしたまったく特異な作品となっています。
モダン・ソウルから〈Numero Group〉ファンまで、ジワジワと支持を獲得している弊店お馴染みの〈Colemine Records〉からは、カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点に活動する要注目新鋭ミュージシャン、Salvator DragattoによるデビューLP『Thoughts of You』がアナウンス。このレーベルの作品としても一際前衛的な内容で攻めてきました!ジャズやビートミュージックを経由した、極めて現代的なムード・ミュージックでありつつ、雰囲気の演出的な側面には絶対に留まらない強靭な音楽。エクスペリメンタル音楽として、ライブラリ・ミュージック以降の音楽として極めて美しいです!
全サイケ・リスナー必聴!今年度屈指の要注目リイシュー物件がアナウンス。絶対にお見逃しなく!非常階段の結成メンバーにして、国産サイケデリック・フォークの金字塔的存在、”渚にて”でも活動している孤高のギタリスト、頭士奈生樹による2006年の貴重なライブ音源をボーナストラック付きで収録したCD盤が、一際強固なカセットへのこだわりと愛でも知られる西宮の名レーベル〈advaita records〉より堂々リリース!
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非常階段(Hijokaidan)のオリジナルメンバーであり、現在は渚にて(Nagisa Ni Te)でも活動している、日本のアンダーグラウンド屈指のギターリスト頭士奈生樹の2006年ファンダンゴで行われたギューン秋祭りでのトリオ編成のライブを、ボーナストラック付きでCDリイシューいたします。
裸のラリーズ(les rallizes dénudés)や、不失者(Fushitsusha)に代表される日本のサイケデリックアンダーグラウンドの真髄を聴かせる演奏が披露されており、
特筆すべきは「花が咲きますように」が4thアルバムの最後を飾るように繊細に咲く花のように美しいバージョンとは全く異なり、激しい情念すらも感じるようなヘヴィサイケデリックバージョンになっており、頭士自身も「この曲のライブ演奏としては、一番良いかもしれない」と語っていることも頷ける名演です。
また、人間は何処からきて何処へいくのかという人類が誕生してからの普遍的な問いかけのような歌詞も素晴らしく、その言葉一つ一つに耳を傾けるべきでしょう。
ボーナストラックは執拗なディレイ弾きが冴えわたる演奏となった2013年芦屋•山村サロンでの「鏡」を収録。
(advaita records)
DJ Peacockの名でもDJとして活躍し、長年ベルリンのナイトライフの安息の地であった伝説の〈O Tannenbaum〉バー&クラブと、最近オープンした2つ目の〈O Tannenbaum〉である 〈Schankwirtschafft O Tannenbaum〉の周辺で異彩を放つプロデューサーのPieter Kock。〈Invisible Inc〉や〈Fantasy Fiction Records〉といったレーベルからの作品や、Meeuw、De Fabriekといった面々とのコラボレーションでも知られる彼の最新アルバム『Bright Bars From The Stars』が〈Meakusma〉からCDリリース。亡霊が奏でる音楽を思わせるような瞑想的なトラックから、ポップやアヴァンギャルドが折衷された特異なメロディ、フレージング、パーカッシヴなリズム・パターンが吹き込まれ、空間的にダブ処理されたダンスフロアライクなサイケデリックまで、夜長の音楽の在り方を多彩な視点で記録したアイデアとインスピレーションに満ちた宇宙的な音楽作品に仕上がっています。。