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Japanese Traditional Music: Songs of People at Work and Play - Kokusai Bunka Shinkokai 1941 (CD)
Japanese Traditional Music: Songs of People at Work and Play - Kokusai Bunka Shinkokai 1941 (CD)WORLD ARBITER
¥2,876

1941〜42年頃、国際文化振興会が制作したSP盤シリーズの一部で、戦前の日本で録音された伝統音楽の記録。当時制作された78回転盤は60枚に及ぶ大規模なセットだったが、戦争やその後の散逸で現存するものはごくわずかとなっており、本シリーズは、その失われかけた記録を修復する試みであり、日本の伝統音楽の真髄を伝える重要な歴史資料でもある。本作に収められたのは民謡で、田植え歌や機織り歌、マグロやニシン漁の歌、そして子どもたちの唄まで、匿名の歌い手による24曲が並ぶ。宮廷の雅楽や声明、能、歌舞伎、琵琶法師の叙事詩といった正統の音楽に比べても、農民や漁民の声にこそ凄まじい力が宿っている。いまでは失われてしまった日本の土着の音楽の力を体感できる一枚。

Aphex Twin - Selected Ambient Works Volume II (Expanded Edition) (3CD)Aphex Twin - Selected Ambient Works Volume II (Expanded Edition) (3CD)
Aphex Twin - Selected Ambient Works Volume II (Expanded Edition) (3CD)Warp
¥3,960

(高音質UHQCD仕様)音楽史に残るアンビエントの大名盤『Selected Ambient Works Volume II』30周年記念新装盤がスタンダード・パッケージ・エディション3CDで登場!

エイフェックス・ツインことリチャード・D・ジェイムスが、1994年に若干22歳で発表した音楽史に残るアンビエントの大名盤『Selected Ambient Works Volume II』。エイフェックス・ツインにとっては〈WARP〉移籍後第一弾アルバムでもあるこの記念碑的作品は、2025年リリースから30周年を迎え、新装エクスパンデッド・エディションでリリースされた。
初回生産限定の3枚組CDボックスセットが間もなく完売することを受け、今回はより手に取りやすいスタンダード・パッケージ・エディションCDがリリース。このスタンダード・パッケージ・エディションでも、「#19」「th1 [evnslower]」「Rhubarb Orc. 19.53 Rev」が追加音源として収録される。

※UHQCD(Ultimate High Quality CD) = CD規格に準拠しており、既存のプレーヤーで再生可能です。

<3CD Tracklist>
CD01 - 1. #1
CD01 - 2. #2
CD01 - 3. #3
CD01 - 4. #4
CD01 - 5. #5
CD01 - 6. #6
CD01 - 7. #7
CD01 - 8. #8
CD01 - 9. #9

CD02 - 1. #10
CD02 - 2. #11
CD02 - 3. #12
CD02 - 4. Blue Calx
CD02 - 5. #14
CD02 - 6. #15
CD02 - 7. #16
CD02 - 8. #17
CD02 - 9. #18
CD02 - 10. #19

CD03 - 1. #20
CD03 - 2. #21
CD03 - 3. #22
CD03 - 4. #23
CD03 - 5. #24
CD03 - 6. #25
CD03 - 7. th1 [evnslower]
CD03 - 8. Rhubarb Orc. 19.53 Rev

Merzbow, John Wiese - Akashaplexia (4CD Box)
Merzbow, John Wiese - Akashaplexia (4CD Box)Helicopter
¥5,563

ジャパノイズ巨匠 Merzbow こと秋田昌美と、米国ノイズの中心人物 John Wiese による初のスタジオ共同作品『Akashaplexia』。3時間を超える新曲を収録した4CDボックスセットの大作で、Merzbow特有の金属的ジャンクノイズと、Wieseの構造的で緻密な音響デザインが交錯。4枚のCDはそれぞれアルバム長の作品として独立しつつ、全体で壮大な流れを形成している。John Wieseによるデザインの豪華装丁とともに、両者のノイズ美学を極限まで突き詰めた、25年以上にわたる交流の集大成的アルバム。

Biosphere - The Way Of Time (CD)
Biosphere - The Way Of Time (CD)AD 93
¥2,822

ノルウェーを代表するアンビエント作家Biosphereの『The Way of Time』が大名門〈AD93〉より登場!本作はElizabeth Madox Robertsの小説『The Time of Man』からゆるい着想を得て、Joan Lorringナレーションによる1951年のラジオドラマ版の抜粋が取り入れられている。南部訛りの哀愁ある語りが、ゆったりとしたループや静かなシンセサウンドと絡み合い、アメリカの田舎の空気とシンプルなアンビエントの対比を生み出している。Biosphereらしい深い静けさと広がりはそのままに、人間味のある、記憶を辿るような自己洞察的なトーンが印象的な作品になっている。

Ø -  Sysivalo (2LP+CD)Ø -  Sysivalo (2LP+CD)
Ø - Sysivalo (2LP+CD)Sähkö Recordings
¥6,214

2017年に棄世されたフィンランド電子音楽の巨星であり、Pan Sonicでの活動も広く知られる鋼鉄の漢、Mika VainioがØ名義名義で残した最後の作品『Sysivalo』。2017年の逝去直前まで制作していた未発表の素材をもとに、Rikke Lundgreen と Tommi Grönlund が遺されたメモに基づいて仕上げたもので、まさに遺作と呼ぶにふさわしい一枚。全20曲、約60分にわたる構成は、Ø名義の作品の中でも特に短い楽曲を連ねたエチュード形式を採用しており、断片的ながら連続性をもった音のスケッチ集のように展開する。ビートのない楽曲が多くを占め、電子音やドローン、残響の中に細やかな旋律や音響的な陰影が浮かび上がり、静止した時間や感情の余白を強く意識させながら、ノイズや低周波が持つ物質感と、儚いメロディのきらめきが共存する、Vainioの音響的探究の到達点。特に、彼の最も美しい作品のひとつと評される最終曲「Loputon(Endless)」は、透明感と静謐さをたたえた楽曲で、まるでレクイエムのようにVainio のキャリアにおける理想的な結びとなっている。

空間現代 - 通勤族 (CD)空間現代 - 通勤族 (CD)
空間現代 - 通勤族 (CD)空間現代
¥2,000

この録音は、京都と大阪間を結ぶ京阪、JR、阪急線の発車メロディーからインスピレーションを得ています。これらの音のモチーフは、まず探求され、次に私たちの集合的記憶のプリズムを通して変容され、1時間のライブパフォーマンスに結実しました。これは記憶の機能に関する私の研究を延長するものです。私たちの記憶は現実に忠実なのか、それとも個人的な物語に適応した再構築なのか?  

Anne Gillis - Archives Box 1983 - 2005 (5CD Box)Anne Gillis - Archives Box 1983 - 2005 (5CD Box)
Anne Gillis - Archives Box 1983 - 2005 (5CD Box)Art into Life
¥6,800

Art into Lifeが2015年にリリースしたAnne Gillisの5CDアーカイヴボックス。リリース10年周年を記念し新たなパッケージデザインの2ndエディションを制作。彼女の1994年インスタレーション作品”Tultim”のフォトをあしらったブラックボックス仕様にて限定300部。新たにポートレート・カードが付属。

日常的でシアトリカルな音制作、及びパフォーマンスを80年代前半に開始したフランスのManon Anne Gillis。最初期83年のDevil's Picnic名義の作品から、2005年のインスタレーション/展示記録までを網羅した初のアーカイブ音源集。(CRI)2、DMA2、Rangehenからの全出版LP & CDアルバム、唯一の他者との共作である盟友G.X. Jupitter-Larsenとの7インチ、1999年までのコンピレーション提供音源(オリジナルマスターを紛失した一部を除く)、初出となる11の未発表マテリアルを纏めた5枚組CDボックス。美しき閉鎖のイメージで満たされた濃密なコンテンツ。

全トラックICRのコリン・ポッターによる2015年リマスタリング。オリジナルアートワークを使用したディスクスリーヴ、貼箱仕様、20ページのブックレットが付属。

Anne Gillis - Eyry] (CD)Anne Gillis - Eyry] (CD)
Anne Gillis - Eyry] (CD)Art into Life
¥2,400

80年代よりプリミティブなシステムにて楽曲制作を継続して来たManon Anne Gillis。自身の声、呼吸、言葉、楽曲を素朴な手法にて繋いだ9thソロアルバム。「私のサウンドはコンセプチュアルなものでは無く、理解するよりも感受しその中へ入り込むことの方がずっと大切である」と語る様に、音を触覚的な感覚で捉えた10作品で構成。語りや歌声を不鮮明な異音や変則的な反復として、またリズムトラックへと落とし込み、新たな内的世界を作り上げている。

マスタリングはMaiko Okimoto氏が担当。CD版は限定200部。

Anacleto Vitolo / Hiseka / Gigi Masin / Fabio Orsi - a sad song for A. (4CD Box)Anacleto Vitolo / Hiseka / Gigi Masin / Fabio Orsi - a sad song for A. (4CD Box)
Anacleto Vitolo / Hiseka / Gigi Masin / Fabio Orsi - a sad song for A. (4CD Box)13 (SILENTES)
¥8,396

1月中旬再入荷。イタリア実験音楽シーンの精鋭4名による、全4時間に及ぶアンビエント/エレクトロアコースティック大作『a sad song for A.』が、限定300部の4CD豪華ボックスセットとして〈Silentes〉よりリリース。本作は 写真家Stefano Gentileの抱いていた後悔や不安を、4人の作家がそれぞれが異なるアプローチで音に変換。Gigi Masinのメロディアスなアンビエント、Fabio Orsiの深いドローン、Vitoloのエレクトロアコースティック、Hisekaの静謐なミニマルアンビエントがひとつのテーマのもとで並び、静謐で深い内省の世界を多層的に描いている。17×17cmのStefano Gentileの写真入りブックレット、Giulia Dal Vecchioによるテキストも収録。

Klaus Wiese - Uranus (CD)Klaus Wiese - Uranus (CD)
Klaus Wiese - Uranus (CD)Black Sweat Records
¥2,996

Popol Vuhでの活動後、チベット文化やスピリチュアルな音響に深く傾倒したKlaus Wiese。彼の代表的なスピリチュアル・アンビエント作品のひとつで、1980年代末のカセット文化から生まれた希少な音源『Uranus』が〈Black Sweat Records〉から再発。チベタン・シンギングボウルを中心に構成され、深遠なドローンと倍音が幾重にも重なり合う霊的音響世界。倍音の蓄積がプリズムのように広がり、精神的光の流れに包みこまれる、厳格で純度の高い作品。

横田進 Susumu Yokota - Grinning Cat (Skintone Edition) (CD)横田進 Susumu Yokota - Grinning Cat (Skintone Edition) (CD)
横田進 Susumu Yokota - Grinning Cat (Skintone Edition) (CD)Lo Recordings
¥2,689

横田進が2001年に自身のレーベル〈Skintone〉から発表したアルバム『Grinning Cat (Skintone Edition)』。日常の幸福感、特に自宅で過ごした猫との生活から着想を得て制作された作品で、ピアノや弦楽器などクラシック音楽からの断片をループし、切れ端をあえて見せることで不完全さを強調。不完全なループや微妙なズレという意図的な不協和が、独特の緊張感の中になぜか親しみやすい寛ぎを生み出している。『Sakura』や『Symbol』と並び、国際的に評価されたアンビエント作品群の一角で、彼の音楽世界を再発見する重要な再発。

横田進 Susumu Yokota -  Will (Skintone Edition) (CD)横田進 Susumu Yokota -  Will (Skintone Edition) (CD)
横田進 Susumu Yokota - Will (Skintone Edition) (CD)Lo Recordings
¥2,689

横田進が2001年に自身のレーベル〈Skintone〉から発表したアルバム『Will』が〈Lo Recordings〉より再発。横田進の作品群の中でも特にダンサブルで、クラブ志向の強いファンキーな作風で、Herbert的な実験性と遊び心を感じさせるサンプリングワークが特徴的。軽快で洗練されたハウスビートに、独自の音響処理や幻想的なメロディが重なる、アンビエントや実験的作品が多い横田進の中で、よりストレートなハウスに振り切った〈Skintone〉カタログの異色作。

Susumu Yokota - Magic Thread (Skintone Edition) (CD)Susumu Yokota - Magic Thread (Skintone Edition) (CD)
Susumu Yokota - Magic Thread (Skintone Edition) (CD)Lo Recordings
¥2,689

日本の伝説的な電子音楽家、Susumu Yokotaが自身のレーベル「Skintone」を立ち上げて最初にリリースした、1998年発表の繊細かつ深遠なアルバム『Magic Thread』。ミニマル・テクノの構造を利用しながらも、ビートを推進力としてではなく、雰囲気のための足場として使用しているのが特徴的で、ゴーストリーなドラムループが漂う「Circular」は、深夜の都会の静寂に響く幽玄なハウス・ミュージックを思わせ、また「Reflux」の工場ベルトのようなビートは、音響的なテクスチャと混ざり合い、都市の広大さや静けさを感じさせる。音響設計は一見シンプルでありながら、フィールド・レコーディングやタムタムやプリペアードピアノなどアコースティックな音色が抽象的なリズムパターンに繊細に織り込まれており、本作は、彼がそれまで追求していたディープ・ハウスやテクノの躍動感と、後に確立する内省的なアンビエントの世界観とを繋ぐ「Magic Thread(魔法の糸)」というべき作品となっている。

工藤煉山 Lenzan Kudo - Noneness (2CD)
工藤煉山 Lenzan Kudo - Noneness (2CD)Landscape Art Production
¥4,400

坂本龍一とのコラボレーション、「Jiko (時光)」(2020年)でも知られる尺八奏者、工藤煉山による禅心を背景にした伝統本曲の再解釈と即興演奏のうち、長尺のものを収めた作品。神奈川県箱根で収録され、自然音や残響を取り込みながら、尺八の呼吸と空間を最大限に活かした音作り。アルバムタイトル「Noneness」は「無」「空」を意味し、個人的な精神修養と自然との対話の痕跡が刻まれている。クレジットには坂本龍一や鎌倉は円覚寺管長、横田南嶺への謝辞が記されており、また横田南嶺によるコメントも付記されている。エスノ、ジャズ、アンビエントの境界を越え、精神的・文化的な広がりを持つ作品。

工藤煉山 Lenzan Kudo - IS-BE (CD)
工藤煉山 Lenzan Kudo - IS-BE (CD)Landscape Art Production
¥2,200

坂本龍一とのコラボレーション、「Jiko (時光)」(2020年)でも知られる尺八奏者、工藤煉山による禅心を背景にした、短編的な楽曲群を収めた作品。長尺のものが収められた『Noneness』に対して本作収録の各曲は2〜5分程度で、短い中に強い集中力と精神性を込めている。尺八の呼吸音や倍音を活かしつつ、アンビエント的な空間処理を加え、尺八の本来持つ音世界に根ざしながら、現代的な響きも感じられる。クレジットには坂本龍一、原摩利彦、宮崎紗子、国際禅カンファレンス「Zen2.0」への謝辞が記されており、音楽と禅、環境活動、哲学的探求へと結びつく、広がりを持つ作品。

Geckøs (CD)Geckøs (CD)
Geckøs (CD)Org Music
¥1,942

1月中旬再入荷。シンガーソングライターのM. Ward、Giant SandのHowe Gelb、アイルランドのマルチ・インストゥルメンタリストMcKowskiによるコラボレーション・プロジェクトのデビュー・アルバム『Geckøs』。友人の結婚式での偶然のセッションをきっかけに、そのままアリゾナ州ツーソンでのレコーディングに発展。帰国後もそれぞれの拠点でアイデアをやり取りしながら制作を継続し、最終的にアイルランド、ロンドン、ブリストルのスタジオで録音を重ね、プロデューサーのJohn Parishによるミキシングでアルバムとして完成した。音楽的には、アメリカ南西部のダスティなアメリカーナを基盤に、スペイン音楽に由来する装飾的なギター、ケルト音楽風のたゆたうようなメロディやモーダルな響きが重ね合わされている。穏やかでドリーミーな質感を保ちながらも、即興的なやり取りから生まれる予測不能な展開が随所に顔を出し、三者それぞれの個性が交差する国境を超えた魅力が漂う。叙情的な歌声と緻密で繊細なアコースティック楽器の響きが溶け合う、フォーク、アメリカーナ、ヨーロッパの民俗的な要素を横断するアルバムとなっている。

Jeb Loy Nichols & Cold Diamond & Mink -  This House Is Empty Without You (CD)Jeb Loy Nichols & Cold Diamond & Mink -  This House Is Empty Without You (CD)
Jeb Loy Nichols & Cold Diamond & Mink - This House Is Empty Without You (CD)Timmion Records
¥1,976

ジェブ・ロイ・ニコルズがフィンランドの名門〈Timmion〉からリリースする『This House Is Empty Without You』は、南部ソウルの伝統に根差しながらも、彼独自の語り口と温かな声で仕立てられた一枚。バックはお馴染みのハウス・バンドCold Diamond and Minkで、深いグルーヴとアナログ感に支えられ、アルバム全体が穏やかで滋味深い空気を放っている。収録曲は何気ない口調の裏に、陰影あるアレンジが潜んでおり、さらにエミリア・シスコのゴスペル感漂うハーモニーが加わり、いっそう奥行きのある仕上がりになっている。過剰な演出を避け、真実だけを静かに伝えるようなこのアルバムは、今もなお成長し続けるソングライター、ジェブ・ロイ・ニコルズの現在地を示している。時を超えて沁みるソウルの真髄を今に伝えるような充実作。

Wanda Felicia & Cold Diamond & Mink - Now Is The Time (CD)Wanda Felicia & Cold Diamond & Mink - Now Is The Time (CD)
Wanda Felicia & Cold Diamond & Mink - Now Is The Time (CD)Timmion Records
¥1,976

ニューヨーク出身のシンガー・ソングライターでありプロデューサーWanda Feliciaによる、フィンランドの名門〈Timmion Records〉からリリースされたデビューアルバム『Now Is The Time』。バックを務めるのはレーベルのハウス・バンド、Cold Diamond & Minkで、Feliciaはニューヨークのハウスやアシッド・ジャズの影響を受けた深みある歌声で、現代的な感性とクラシックなヴィンテージ・ソウルを融合。 70年代ソウルの温もりと洗練されたグルーヴがアルバム全体に漂っている。心地よさと内省的なメッセージや感情の深さも併せ持った、ソウル・ファンはもちろん、ジャズやR&Bリスナーにも訴える、時代を超えて響く、現代ソウルの新たなスタンダード。

Jessica Moss -  Unfolding (CD)Jessica Moss -  Unfolding (CD)
Jessica Moss - Unfolding (CD)Constellation
¥1,962

Silver Mt. ZionやBlack Ox Orkestarでの活動を経てきたモントリオールのヴァイオリニスト/作曲家、ジェシカ・モスのソロ作の中でももっとも静謐で内省的な一枚。初めてアンビエントと呼べる領域に踏み込んだ作品だが、いわゆる抽象的なアンビエントではなく、ポスト・クラシカル、ドローン、ミニマリズム、メタルやパワー・エレクトロニクス、フォークの要素が交錯する、ジャンルを横断する音世界になっている。ヴァイオリンの旋律を重ね合わせ、エレクトロアコースティック処理や断片的な声を織り込みながら、The Necksのドラマー、トニー・バックのパーカッションを交えて構築されるサウンドは、祈りや儀式のような緊張感と、喪に服すような抑制を帯びている。Radwan Ghazi Moumneh(Jerusalem In My Heart)と共に制作し、アルバムは「わたしたちの生きているうちに、自由なパレスチナを」という献辞とともに掲げられている通り、Jessica Mossがこれまで培ってきたドローン/クラシカル/フォークの美学が、もっとも瞑想的で政治的に強いかたちで結晶した作品。

Raica - If Not Now, When (CD)Raica - If Not Now, When (CD)
Raica - If Not Now, When (CD)Silver Threads
¥3,316

シアトル拠点のDJ/アーティスト Raica こと Chloe Harris が Jo Johnson のレーベル〈Silver Threads〉からリリースしたサード・アルバム『If Not Now, When』。ドローンやアンビエントを基盤に、IDM的なリズムやテクノ的な推進力を融合。ノイズ、残響、シンセの断片が重なり合い、1stアルバム『Dose』に見られるサイケデリックな没入感とアンビエント的な微細さが併存している。Jo Johnsonと並ぶ形で現行アンビエント/IDMシーンに新たな潮流を提示する一枚。

Jo Johnson - Alterations Volume One (2CD)Jo Johnson - Alterations Volume One (2CD)
Jo Johnson - Alterations Volume One (2CD)Silver Threads
¥3,969

UKのアーティスト Jo Johnson が自身のレーベル〈Silver Threads〉の第一弾作品としてリリースした2枚組アルバム『Alterations Volume One』。ドローン、パッド、アルペジオが重なり合い、メロディックなモチーフが変化する風景を描く、アンビエントとテクノの境界を探りながら、日常の断片や偶発性を音楽に取り込むような音楽性。アルバムは、2025年1月から6月にかけて、社会的に困難な状況の中で少しずつ断片を作り、公開していったその積み重ねをまとめたもので、フィールドレコーディングや偶然の音を集め、日常生活の中で少しずつ音楽を紡いだ。一気に完成させるのではなく、時間をかけて音を寝かせ、変化や偶発性を取り込みながら形にしていく、スローな音楽。CD1にはオリジナル曲5曲、CD2にはそのリワークやフィールドレコーディングを用いた「Remnants」7曲を収録。

aus - Eau (CD)aus - Eau (CD)
aus - Eau (CD)Em Records
¥2,970

作曲家/プロデューサー、フクゾノヤスヒコのソロプロジェクト、aus(アウス)のニューアルバム『Eau(オー)』。奥野楽の演奏する「箏」を全面的にフィーチャーし創作した、ausの魅力的な方向転換といえる美しい作品。

思慮深く展開する繊細な技巧、展覧会や実験映画のための魅力的なサウンドデザインで、国内外から篤い支持を受けるアウスは、これまでキーボードやエレクトロニックサウンド作品を主に手がけてきました。本作『オー』は、依然としてエレクトロニックサウンドでありながらも、日本の楽器の中で最も特徴的な弦楽器のひとつである箏の音世界を軸に展開する、アウスの魅力的な方向転換といえるアルバムです。繊細でありながら豊かな数々の箏のフレーズと音色は、非常に才能豊かな演奏家、奥野楽(おくの・えでん)が担当。アウスは作品解説の中で、このプロジェクトにおける奥野の演奏とその芸術の重要性を称賛しています。
『オー』収録楽曲は、箏の微妙に変化するアタック、揺らめく響きの音色と、他の楽器の音色のバランスをとるようにデザインされています。箏の繊細な減衰と韻律の柔軟性は、持続的なシンセサイザーの音色と対位法的に構築されたピアノの旋律に包まれ、引き込まれるような底流と、物憂げで流動的な質感を伴う流れるようなアンビエンスを生み出しています。

箏の現代史をみたとき、日本のコンテンポラリー音楽の愛好者は『オー』を聴いて、沢井忠夫がリアライズした吉村弘作曲作「アルマの雲」(1979年)、箏の演奏グループKoto Vortex(コト・ヴォルテックス)が同じく吉村弘の作品を取り上げたアルバム『Koto Vortex I: Works by Hiroshi Yoshimura』(1993年)を思い出すかもしれません。どちらも箏を伝統から引き剥がし、アンビエント~テクノの文脈に配置しようとした先駆的作品で、それらは『オー』にも影響を与えています。また、諸井誠の『和楽器による空間音楽』といった70年代日本の現代音楽作品も『オー』の影響源となっています。

フィジカル版にはアウスによる日本語・英語解説付き。ジャケットデザインは橋本麦、マスタリングは大城真が担当。CD/LP/カセット/デジタルで発売し、CD・デジタル版とLP版はジャケット違いとなります。本作はレーベル《FLAU》とエム・レコードの初のコラボレーション・リリースとなります。

Momoko Gill - Momoko (CD)
Momoko Gill - Momoko (CD)Strut
¥2,386

Matthew Herbertとの共作も大人気なロンドンを拠点に活動するプロデューサー、ソングライター、マルチインストゥルメンタリストであるMomoko Gillの待望のデビュー・ソロ・アルバム『Momoko』。ジャズ、ソウル、エレクトロニカ、実験音楽が交差するサウンドで、 Matthew Herbertとの共同制作や、Shabaka Hutchingsらを迎えた50人規模の壮大な合唱を取り入れるなど、多彩なコラボレーションが光る。自らドラム、キーボード、ボーカルを手掛ける彼女の音楽は、既存の枠に囚われないブロークン・ビート/ニュー・ジャズ的なスタイルを持ち、また、彼女の声は語りと歌の間を漂いながら、母との関係やアイデンティティの探求といった個人的な感情やテーマを、自身の日本・アメリカ・イギリスにまたがる経験を反映した音楽的言語で、内省的でありながら普遍的な物語へと昇華している。フィールドレコーディングや環境音も取り入れた、ジャンルを超えた表現と、詩的で繊細な構成が特徴の、妥協のないデビュー作品。

SML - How You Been (CD)SML - How You Been (CD)
SML - How You Been (CD)INTERNATIONAL ANTHEM RECORDING COMPANY
¥2,529

アメリカ西海岸の5人組グループSMLによる実験的ジャズ作品『How You Been』が〈International Anthem〉から登場。メンバーはJosh Johnson(sax, electronics)、Anna Butterss(bass)、Jeremiah Chiu(modular synth, live sampling)、Booker Stardrum(drums, percussion)、Gregory Uhlmann(guitar, effects)という、各々が作曲家やプロデューサーとしても活躍する精鋭たちで、このアルバムは、2024年から2025年にかけて行われたライブ演奏を録音し、それを素材にしてスタジオで再構築したもの。事前の打ち合わせなしに即興で始まった演奏を、後から丁寧に編集・加工することで、ライブの生々しさとスタジオ作品としての完成度を両立させている。前作『Small Medium Large』で見られた、メンバー全員が対等にアイデアを出し合いながら、細部までこだわって音を作り上げるスタイルが、さらに洗練された形で実現している。音楽的には、ジャズを軸にしながらも、アフロビートや電子音楽、ポストロック、アンビエントなどが混ざり合っており、即興演奏の自由さとスタジオ編集の緻密さが融合した、現代ジャズの新しいかたちを提示する作品として、聴くたびに異なる側面が立ち上がるような奥行きのある一枚となっている。

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