Folk / Roots

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Lakeside - Slow Anthology (LP)
Lakeside - Slow Anthology (LP)円盤
¥4,400

10月14日発売。1999年にリリースされた知られざるギター・デュオ・ユニットのアルバム。ハーモニクスを多用したギターのみによる楽曲は、アンビエント的な静けさを進えた美しいもので、当時のライヴでは 8mm 映像などとコラボレートなどもしていました。しかし、当時の反応は一部で高い評価を得たものの、それはとても小さいものでした。当時のインディーズ・シーンではまだアンビエント的なサウンドの見直しもなく、ここまでシンプルなインストウルメンタルものをライヴの現場で演奏しているユニットなど皆無で、非常にカテゴライズしづらく、立ち位置の難しい音楽だったのだと思います。

しかし、ジャパニーズ・アンビエントが世界的に見直された 2010年代になってから、本作は再発見され、CDのデッドストックが一気に完売。再発の声もある中、今回初のアナログ化で改めてこの音楽を解き放ちたいと思います。現在 URBAN VOLCANO SOUNDSで知られるKENKEN もゲスト参加。

知られざる秘宝作品にじっくり触れてみるのもよし、日々のBGMとしても空気に染み入るような美しい時間を生み出してくれる、音響ギター・インストウルメンタル・アルバムです。

Fionn Regan - Berlin, Berlin (LP)
Fionn Regan - Berlin, Berlin (LP)Cormorant Bird
¥4,118

1月下旬入荷予定。稀代の詩的ストーリーテラーとして存在感を放つアイルランド出身のシンガーソングライター、Fionn Regan。イースト・ロンドンにてわずか5日間という短い期間の中で、直感とインスピレーションの赴くままに書き上げられ録音された通算8作目となるアルバム『Berlin, Berlin』。あらかじめ緻密に構築された作品というよりも、溢れ出る歌そのものの神秘的な力に導かれるように、発見されたという表現がしっくりくる、密やかで素朴な情景。過剰な装飾を削ぎ落としたミニマルなアコースティック編成と、深夜の部屋の佇まいを思わせる温かく生々しい音響空間。幽玄な気配を漂わせるオープニングから静けさを湛えた表題曲、そして温かなラストトラックに至るまで、まるで冬の静けさや雨に濡れた街角、薄明かりの中で観たモノクロ映画の記憶を手繰り寄せるかのような詩情に溢れている。時代を超えて愛され続ける普遍的なフォークの美学と、静かでありながら鋭い美意識が結実した、現代のフォークの充実作。

June McDoom -  Follow The Light (Pink Clear Vinyl LP)June McDoom -  Follow The Light (Pink Clear Vinyl LP)
June McDoom - Follow The Light (Pink Clear Vinyl LP)Jagjaguwar
¥3,634

10月16日発売。ジャマイカ系の家庭で育ち、現在はニューヨークを拠点に活動するシンガーソングライターJune McDoomによる初フルアルバム『Follow The Light』。祖父が奏でていた、ジャマイカ最古のアコースティック民俗音楽メント、父が運営していたサウンドシステムの重心の低い響き、そして彼女自身が影響を受けたDionne WarwickやMinnie Riperton、Pentangle、Cocteau Twinsといった系譜が、声とギターを中心にしたミニマルなアレンジの中で自然に交差する。繊細なフォーク・ハーモニーを軸にしながら、ダブ的な低音の揺れやレゲエ由来のリズム感が静かに漂い、薄いレイヤーの中に豊かな奥行きが生まれている。ギターの残響は時にドリームポップのように霞み、声は親密でありながら空間にふわりと広がる。ジャマイカの伝統音楽の素朴な響きと、インディ・フォークの繊細な質感が矛盾なく同居し、子どもの頃の静かな夜の記憶と低音文化が同じ部屋で鳴っているような、独特の静けさを持つ音楽。

June McDoom - Follow The Light (LP)June McDoom - Follow The Light (LP)
June McDoom - Follow The Light (LP)Jagjaguwar
¥3,498

10月16日発売。ジャマイカ系の家庭で育ち、現在はニューヨークを拠点に活動するシンガーソングライターJune McDoomによる初フルアルバム『Follow The Light』。祖父が奏でていた、ジャマイカ最古のアコースティック民俗音楽メント、父が運営していたサウンドシステムの重心の低い響き、そして彼女自身が影響を受けたDionne WarwickやMinnie Riperton、Pentangle、Cocteau Twinsといった系譜が、声とギターを中心にしたミニマルなアレンジの中で自然に交差する。繊細なフォーク・ハーモニーを軸にしながら、ダブ的な低音の揺れやレゲエ由来のリズム感が静かに漂い、薄いレイヤーの中に豊かな奥行きが生まれている。ギターの残響は時にドリームポップのように霞み、声は親密でありながら空間にふわりと広がる。ジャマイカの伝統音楽の素朴な響きと、インディ・フォークの繊細な質感が矛盾なく同居し、子どもの頃の静かな夜の記憶と低音文化が同じ部屋で鳴っているような、独特の静けさを持つ音楽。

henry o henry - Apocrypha (LP)henry o henry - Apocrypha (LP)
henry o henry - Apocrypha (LP)Western Vinyl
¥3,634

ダブリン出身で、30年以上アメリカで職人として暮らしてきたhenry o henryが、兄から譲り受けた6ドルのギターで曲を書き始めたことから生まれた初アルバム。自身をミュージシャンではないと語るものの、映画監督Rick Alversonの後押しで制作が本格化し、Eamon O’Leary(ギター)と Ned Steves(ベース)がリハーサルなしで初めて共演するという、極めて素朴で直感的なセッションを軸に録音された。声とギターを中心にした素朴で静かなフォークで、余計な装飾を排した言葉のための空間が広がる。henryの歌は移民としての時間、土地に馴染みきれない感覚、過去の記憶と現在の生活が折り重なるような語り口で、Nick DrakeやLeonard Cohenの系譜に連なりながらも、もっと素朴で、もっと個人的な温度を持つ。静かで深いフォークの中に、移民としての人生の重みと、日々の労働の中で育まれた言語感覚が息づく、個人の物語を丁寧にすくい上げたアルバム。

Phil Cook - Appalachia Borealis (LP)Phil Cook - Appalachia Borealis (LP)
Phil Cook - Appalachia Borealis (LP)Psychic Hotline
¥3,598

現代音楽のアイコニックな面々とのコラボレーションを通じて知られるギタリスト、バンジョリスト、ピアニスト、シンガーであり、インディーフォークの世界で素晴らしい才能を持つアーティスト、フィル・クックの2024年最新作がPsychic Hotlineより再び登場!2022年秋、ノースカロライナ州ピードモントの野原と森の端にある小さな家に一人で住んでいた時の鳥たちの夜明けのコーラスをきき、そのさえずりを録音し、徐々に鳥のさえずりに加わっていった体験から生まれていったこのアルバムは深く心に響く、個人的な11のピアノ瞑想曲で、これらの曲は、クックにとって不安定な時期の混乱と悲しみだけでなく、希望、光、そして向こう側を探す喜びをも反映している。この曲の多くにインスピレーションを与えてくれた鳥の声や時間を、今でも耳にすることができると言えるだろう。たとえ彼らが耳に届かないところにいても、そのエッセンスが残っているようだ。おすすめ!

Geoff Farina - FFF (Pordenone Plaster White Vinyl 2LP)Geoff Farina - FFF (Pordenone Plaster White Vinyl 2LP)
Geoff Farina - FFF (Pordenone Plaster White Vinyl 2LP)Numero Group
¥5,274

KarateのフロントマンGeoff Farinaが、1998〜2000年に〈Southern Records〉から発表したソロ作品をまとめた編集盤が大名門〈Numero〉から2LPで登場。『Usonian Dream Sequence』『Reverse Eclipse』、そしてシングル『Steely Dan』の計27曲を収めた決定版。全編を通して、ギターと声だけの親密な構成が中心。ベッドルーム録音ならではの粗さがそのまま温度として残り、指板のノイズや息遣いが近く、深夜の静かな部屋で鳴っているような近さが印象的。フォークの素朴さを軸にしながら、コードの選び方やフレーズの運びにはKarateの静かな緊張感やポストロック的な間合いが自然に滲む。派手な展開はないが、ひとつのモチーフを丁寧に見つめるような曲が多く、小さな世界をそっと描くソングライティングが魅力的。

Reverend Baron - From Anywhere (Powder Blue Vinyl LP)Reverend Baron - From Anywhere (Powder Blue Vinyl LP)
Reverend Baron - From Anywhere (Powder Blue Vinyl LP)Karma Chief Records
¥3,849

うっすらと漂う愛、幾重にも重なったノスタルジアが極上のムードを生み出す一枚!プロ・スケーターとしても活動し、マルチ奏者、エンジニア、プロデューサーとしても音楽的にその才能を発揮してきたDanny Garciaによるソロ・プロジェクト、Reverend Baronのアルバムが、〈Karma Chief Records〉よりアナログ・リリース。ベッドルーム・ソウルからサーフ・ロック、ローファイ、サイケデリック、フォーク・ミュージックまでもアコースティック風味にブレンドした珠玉の音盤に仕上がっています!

Gia Margaret - Romantic Piano (LP)Gia Margaret - Romantic Piano (LP)
Gia Margaret - Romantic Piano (LP)Jagjaguwar
¥3,821

Meditationsベストセラー!Erik SatieやEmahoy Tsegué-Maryam Guébrou、高木正勝の「Marginalia」などのファンにもレコメンド!アンビエント・フォーク好きなら要チェックの一枚。インディフォーク系名門〈Orindal Records〉にも作品を残すシカゴ出身のシンガーソングライター、Gia Margaretが2023年に〈Jagjaguwar〉から発表した人気作『Romantic Piano』がブラックヴァイナルで入荷。自然の中での孤独、癒しと教えを齎す自然の力など、ロマン派の詩人たちの崇高なテーマに捧げられた、牧歌的で可憐なフォーキー・アンビエント傑作!


Sufjan Stevens - Carrie & Lowell (LP)
Sufjan Stevens - Carrie & Lowell (LP)Asthmatic Kitty Records
¥3,472

アメリカのミュージシャン、Sufjan Stevensが、The RootsやKendrick Lamar、Helado Negroといった面々も在籍している名門レーベルである〈Asthmatic Kitty〉から2015年に発表した7枚目のスタジオ・アルバムにして、USローファイ/インディ・フォークの傑作『Carrie & Lowell』。Dovemanトイしても知られるピアニスト/シンガーのThomas Bartlett、Bon Iverのサポートを務める〈Jagjaguwar〉在籍のミュージシャン、Sean Carey、Of MontrealやDeerhoofなどのツアーへの同行でも知られるミュージシャンのNedelle Torrisiを始めとした豪華ゲストをフィーチャーした意欲的なアルバムで、〈NME〉や〈Pitchfork〉といった主要メディアでも非常に高い評価を獲得しています。Josh Bonatiによるマスタリング&カッティング仕様と盤質も万全!

Judee Sill - Heart Food (LP)
Judee Sill - Heart Food (LP)Warner Music Japan
¥6,160

12月9日発売。Warner Music Japan 日本プレス・アナログ盤シリーズ始動!
第一弾作品は、数々の女性アーティストの多大なる影響を与えたミステリアスなフォーク系シンガー・ソングライター、ジュディ・シルの2枚の作品『ジュディ・シル』(1971年)と『ハート・フード』(1973年)。『ハート・フード』数々の女性アーティストに多大な影響を与えたミステリアスなフォーク系シンガー・ソングライター。彼女のやさしい歌声とやわらかで純粋な音の世界はまさに人々を“癒しの世界”へいざなう。ファースト・アルバムと並び今なお輝きを失わない名盤。プロデューサー:ヘンリー・リューイ(1973年作品)

Judee Sill (LP)
Judee Sill (LP)Warner Music Japan
¥6,160

12月9日発売。Warner Music Japan 日本プレス・アナログ盤シリーズ始動!
第一弾作品は、数々の女性アーティストの多大なる影響を与えたミステリアスなフォーク系シンガー・ソングライター、ジュディ・シルの2枚の作品『ジュディ・シル』(1971年)と『ハート・フード』(1973年)。

『ジュディ・シル』
数々の女性アーティストに多大な影響を与えたミステリアスなフォーク系シンガー・ソングライター。彼女のやさしい歌声とやわらかで純粋な音の世界はまさに人々を“癒しの世界”へいざなう。今なお輝きを失わない名盤。プロデューサー:ジム・ポンズ、ジョン・ベック、グラハム・ナッシュ(1971年作品)

Brendan Eder Ensemble - Cape Cod Cottage (LP)Brendan Eder Ensemble - Cape Cod Cottage (LP)
Brendan Eder Ensemble - Cape Cod Cottage (LP)JAZZ DAD RECORDS
¥5,264

ロサンゼルスの作曲家、マルチ奏者 Brendan Eder が率いるアンサンブルによる、室内楽、アンビエント、ミニマル、フォークロアが柔らかく溶け合った作品。タイトルの通り、ニューイングランドの海辺にある小さなコテージを思わせる、静けさ、温かさ、ノスタルジーがアルバム全体を包んでいる。フルート、クラリネット、バスーンなど木管中心の室内楽編成、素朴で温かいフォークロア的な旋律による懐かしさに、現代的なミニマル感覚がふんわりと漂う。

Dagmar Zuniga - In Filth Your Mystery Is Kingdom / Far Smile Peasant in Yellow Music (CS)Dagmar Zuniga - In Filth Your Mystery Is Kingdom / Far Smile Peasant in Yellow Music (CS)
Dagmar Zuniga - In Filth Your Mystery Is Kingdom / Far Smile Peasant in Yellow Music (CS)AD 93
¥3,536

自主レーベル〈People’s Coalition Of Tandy〉から発表され、アンダーグラウンドで静かに話題を呼んだDagmar Zunigaのデビュー作が、ついに再発カセット化。Austyn Wohlersのフルート、Zach Phillipsのピアノ、Hayes Hoeyのギターや声といった最小限の構成で、テープの揺れ、部屋鳴り、指先のノイズまでもが楽曲の一部として息づき、録音の物質感と歌の親密さが同じ温度で並ぶ。アコースティック楽器の断片、壊れかけの電子音、日記のように短いスケッチが連なり、夢の残滓を拾い集めたようなアウトサイダー・アンビエンスは、フォークでもノイズでもアンビエントでもない、稀有な作品。Cindy LeeやJoanne Robertson、さらにはLinda Perhacsの幻影までをも連想させる独自の音世界。

Jim O'rourke - Eureka (LP)
Jim O'rourke - Eureka (LP)DRAG CITY
¥4,034

世界各所でも大絶賛された代表作!シーンの枠組みを越えて巨大なリスペクトを浴びる我らがジム・オルークがインディ系大名門〈Drag City〉から1999年に発表した大人気作。

初のヴォーカル・アルバムということでも大きな話題を呼んだ、鬼才ジム・オルークの代表作であり、ヴァン・ダイク・パークスやジャック・ニッチェを敬愛するオルークのポップ・サイドを集大成したかのような作品。本作リリース後、オルークは活動の場をますますポップ・フィールドへと拡げていくことになる。マスターピース!

Jim O'Rourke - Bad Timing (LP)Jim O'Rourke - Bad Timing (LP)
Jim O'Rourke - Bad Timing (LP)Drag City
¥3,816
オリジナルは1997年に発売。Jim O'Rourkeが名門〈Drag City〉に残した最初のアルバム『Bad Timing』がアナログ・リプレス!ピアノ、オルガン、エレキギター、ブラス、ストリングス......ヴォーカル以外は何でもあり。ジムオルークによるポピュラー・スタンダードに対する考察にして、ポップ・オペラのテーマ・レコード的作品。Van Dyke Parksの印象派アメリカーナやJack Nitzscheのサウンドトラック作品の感性にも通じるアメリカンプリミティヴ/フリーフォークの大傑作。
Lluch -  La Proyección (LP)
Lluch - La Proyección (LP)HEGOA
¥4,378

サン・セバスティアンを拠点に活動する建築家兼ミュージシャン、José María Lluchによるデビュー作『La Proyección』。2015年から2024年までの9年間にわたり、自宅スタジオで静かに書き溜められた音源から11曲を厳選したプライベートな作品で、誰に見せるためでもなく、商業的な意図からも完全に切り離された場所で制作された本作は、一人の人間が長年紡いできた音の記録であり、手つかずのまま残された日記を覗き込むような親密さに満ちている。フィンガーピッキングによる素朴なアコースティック・ギターの響きや優しい倍音に、テープ・マニピュレーションや日常の環境音が幻想的に重ね合わされている。洗練されすぎない不完全さの中に温もりと無垢な魅力が漂う、聴く者の意識を静かに解き放つようなエーテル的なアンビエント・フォーク。

Garefowl - Things That Vanish (LP)Garefowl - Things That Vanish (LP)
Garefowl - Things That Vanish (LP)AD 93
¥5,194

10月下旬入荷予定。1840年、スコットランド北西部の孤島セント・キルダにて絶滅した巨大な鳥、オオウミガラスの最後の1羽を殺めてしまった男の末裔、Ewan Macdonaldらによって結成されたアンサンブルGarefowlによるアルバム『Things That Vanish』。絶滅の悲劇と一族の歴史に向き合うべく、セント・キルダの主島ヒータ島の夜間にレコーディングを敢行。風や波の残響、鳥たちの羽音や水中音響、さらには現地の岩石や骨をX線解析しサイン波へ置換した独自のドローン技術を駆使して構築された、極めて深遠な音響ドキュメンタリー。シンセサイザーを一切排除し、ヴィオラ・ダ・ガンバやチェロ、コンサーティーナ、スモールパイプといった伝統楽器と現地採取の環境音響のみで編み上げられ、島に伝わる海鳥の不気味な伝承や魔術的な伝承歌の気配を宿しながら、気高い北の海の自然美と絶滅への悲哀が、アコースティック弦の深い響きと太古の残響となって静かに立ち現れていく。歴史の傷痕と島の記憶をそのまま音として刻んだような、重厚な一枚。

Korlakang - Samong Sai (7")
Korlakang - Samong Sai (7")Guruguru Brain
¥4,177

バンコク西岸、トンブリーから現れた新鋭4人組Korlakangによる、〈Guruguru Brain〉からのデビュー・ダブルサイダー 7インチ。タイ伝統音楽の旋律美と、70年代サイケデリックの質感を現行エスノ・グルーヴとして再構築した一枚。A面「Samong Sai」は、タイ民謡特有の哀愁を帯びたメロディがゆったり漂い、アナログ・シンセの淡い残響とギターの柔らかな揺れが重なるサイケ民謡調。B面「Jackfruits」は一転して軽やかで、リズミカルなタイ・サイケ、エスノ・グルーヴ。乾いたギターのカッティングと跳ねるパーカッションが心地よく、伝統旋律の骨格を保ちながら、ダンス寄りのグルーブとトロピカルな色彩が際立つトラック。

Ballaké Sissoko & Derek Gripper (LP)Ballaké Sissoko & Derek Gripper (LP)
Ballaké Sissoko & Derek Gripper (LP)Matsuli Music
¥5,693

2022年11月、世界的に有名なコラ奏者Ballaké Sissokoと、南アフリカ出身のギタリストDerek Gripperがレコーディングしたセルフ・タイトルのコラボレーション・アルバムが〈Matsuli Music〉からアナログ・プレス。世界的なコラとギターの名手たちが織りなすのは、瞑想的で晴れやかな時間を旅する、空想的で音楽的滋養豊かなインプロヴィゼーション。まさに絶品です。

Old Saw - The Wringing Cloth (2LP)
Old Saw - The Wringing Cloth (2LP)Lobby Art Editions
¥6,542

人気作!ヴァーモントのマルチ奏者 Henry Birdsey を中心とする Old Saw による、牧歌的でありながら、どこか荒涼としたニューイングランドの風景や記憶を音に染み込ませたような、静謐で深い余韻を持つ2枚組アルバム『The Wringing Cloth』。〈Mississippi records〉の現オーナーが運営する〈Lobby Art〉からのリリースで、1stプレス即完売となった傑作の2ndプレスが入荷。ナイロン弦ギター、バンジョー、フィドル、ペダルスティール、リードオルガンなどのアコースティック楽器が、アンビエントやドローンの持続音と溶け合い、カントリーのような素朴さと実験音響の抽象性が同時に立ち上がる。アコースティック楽器の温度感と、テープ録音による温かい質感や微細なノイズが、静かで感傷的、そしてどこか神秘的な没入世界を作り上げている。

Christer Bothén - Christer Bothén Donso n’goni (LP+DL)Christer Bothén - Christer Bothén Donso n’goni (LP+DL)
Christer Bothén - Christer Bothén Donso n’goni (LP+DL)Black Truffle
¥5,146

〈Black Truffle〉より、80代になるスウェーデンのマルチ奏者Christer Bothénが自身の軌跡を辿りながら、伝統楽器ドンソ・ンゴニの深淵な世界を単独で表現した稀有なソロ作品が登場。1970年代からスウェーデンのジャズや即興シーンで活躍してきた彼は、1971年にマリへ渡り、南部ワスル地方で狩猟者のカーストが奏でる神聖なハープ、ドンソ・ンゴニに出会う。伝統的には狩猟者一族にのみ演奏することが許されたこの楽器を、熱心な師匠ブロエマ・ドビアからのマンツーマン指導で習得し、伝統を尊重しつつも自分のスタイルでの演奏許可を得たという。本作は、伝統的なワスルの七つの曲に加え、両者の境界を曖昧にするBothén自身の作曲『La Baraka』を収録。主にペンタトニックの繰り返しに集中しながらも、その中で無限のニュアンスや即興的な息づかいが躍動し、単調に陥ることなく深い聴きごたえを生み出している。特に、楽器に付随する小さなラトルの効果や演奏の微妙な加速・減速が、静かに、しかし鮮やかに音楽の流れを彩っていて、最終曲では長年の弟子でありベーシストのカンサン・トルビョルン・ゼッターベリと、金属スクレイパー奏者マリアンヌ・ンレムボ・リンデンが加わり、独特の響きをさらに深めている。ストックホルムの高音質スタジオで2019年から2023年にかけて録音され、細部まで鮮明に捉えられた音像は、ドンソ・ンゴニのブルブルと震える低音弦の豊かな鳴り響きが強烈に印象に残る。これは約半世紀にわたるBothénの献身的な探求が結実した、精神的とも言える集中の記録で、作品にはマリ滞在時の鮮やかな写真と詳細な解説も添えられ、この深淵な楽器の神秘と魅力を多角的に伝えている。

V.A. - African Steel (LP)V.A. - African Steel (LP)
V.A. - African Steel (LP)Olvido Records
¥4,146

1953年から1966年にかけて、ウガンダ、南アフリカ、ジンバブエ、ザンビア、コンゴで録音された14曲を収録し、ハワイアン・ギターがアフリカに渡り、土着のリズムや歌と融合して生まれた独自の音楽世界を掘り起こす、世界初となるアフリカのスチール・ギターに焦点を当てたコンピレーション・アルバム!収録アーティストには、ジョージ・シバンダやチャールズ・ソンコ、アドゥ・エレンガといった著名なシンガー、ギタリストから、The Blind Guitar Player、Nongomo Trio といった知られざる奏者までが並び、軽快なダンス・ナンバーから哀愁漂うボトルネック・ブルース風のバラード、さらにはジミー・ロジャーズのカヴァーまで、多彩な音源を収録。ゴードン・アシュワースとマイケル・キーファーが編纂を担当し、音源は 78 回転盤から丁寧に復元、リマスタリング済。歌詞の翻訳や詳細なライナーノーツも付属し、歴史的・文化的背景を照らし出すドキュメントとしても価値ある再発となっている。ハワイアン・スティール・ギターがアメリカを経由しアフリカで受容・変容していった歩みを伝える貴重な記録であり、録音時期の古さを感じさせないスピリチュアルで生き生きとした響きを今に伝える素敵な録音にあふれたコンピレーション。

Ruth Parker -  Otherwise Occupied (LP)
Ruth Parker - Otherwise Occupied (LP)Flippin Yeah Industries
¥4,562

オーストラリア・メルボルンのシンガー・ソングライター Ruth Parker による、ギター、ウクレレ、アコーディオン、ブズーキ、チェロ、マンドリンなど多彩なアコースティック楽器を取り入れたアレンジに、彼女の繊細で親密な歌声が重なるアルバム『Otherwise Occupied』。静かな余白を大切にしたサウンドは、インディ・フォークやシンガー・ソングライターの系譜に位置づけられる一方で、豊かな質感とメロウな響きによってドリーム・フォーク的な側面も感じさせ、聴き手に内省や感情の微細な動きを追体験させるように響く。派手さよりも細部のニュアンスに耳を傾けることで、しみじみとした深みとやさしい気持ちに包まれる一枚。

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