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Psychedelic / Progressive

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Manuel Göttsching - Inventions for Electric Guitar (LP)
Manuel Göttsching - Inventions for Electric Guitar (LP)MG.ART
¥4,383

バンドとしてのアシュ・ラ・テンペルが解体後、1975年にマニュエル・ゲッチングのソロとして初の登場を果たした伝説的作品が2016年ヴァイナル・リイシュー。

4トラック・テープ・レコーダーとエレキギター、エフェクターだけを用いて、ゲッチング1人で作り上げられたという素晴らしいサウンド・プロダクション。ミニマルに展開していく無表情のディレイ・ギターが印象的。サイケデリックな宇宙的妄想が高次元で結実しています。70年代半ばにしてアンビエントやトランスミュージックの世界へと全世界を導いた歴史的名作品。テクノやエレクトロニカが好きな人にも自信を持って勧められる快作です!180g重量盤

Steve Hiett - Girls In The Grass (LP)
Steve Hiett - Girls In The Grass (LP)Be With Records
¥5,279

2024年リプレス!あまりにも異様な透明感と浮遊感を孕んだAOR/ライト・メロウの傑作として、未だに大きな支持を受けている唯一作「渚にて…」でも有名なSteve Hiettが、ファッション・フォトグラファーとして過ごしていたパリで録音していた未発表テープ音源が初となるレコード化です!70年ワイト島フェスティヴァルでのJIMI HENDRIXのファイナル・パフォーマンスや、ビーチ・ボーイズ、ドアーズ、マイルス・デイヴィスの撮影も手がける有名フォトグラファー、スティーヴ・ハイエット。先日リリースされた「渚にて…」の再発に併せてリリースされた秘蔵音源。浜辺で奏でるドルッティ・コラムとでも言った風情で、途轍もなくブリージン&メロウ、底知れずムーディな味わいが抜群。未発表だった作品とはとても思えない、磨かれたサウンドとコンセプチュアルなアルバム構成で、すこぶる良いです!AOR裏の名盤。

V.A. - Ghost Riders (2LP)V.A. - Ghost Riders (2LP)
V.A. - Ghost Riders (2LP)Efficient Space
¥5,279
Noise In My Headがオペレートするオーストラリア・メルボルンの発掘レーベルであり、『Oz Waves』や『Sky Girl』といった傑作コンピやSteve Hiett、Bélver Yin、Ros Bandtなどの再発でも知られる〈Efficient Space〉から最新コンピレーション・アルバム『Ghost Riders』が到着。1965年から1974年にかけて録音されたアメリカのソウルフルなガレージ・チューンを収めた一枚であり、校庭でのロマンス、失恋、夏の終わりの悲しみをテーマにした楽曲が並ぶ逸品。ナゲッツの哀愁バージョンといったテイストの素晴らしい作品集にして、青春のガレージ・ソウル・バラードの新たな聖典というべき傑作!
V.A. - Sky Girl: Compiled by Julien Dechery and DJ Sundae (2LP)V.A. - Sky Girl: Compiled by Julien Dechery and DJ Sundae (2LP)
V.A. - Sky Girl: Compiled by Julien Dechery and DJ Sundae (2LP)Efficient Space
¥4,896
人気作が再プレス!Steve HiettやWilson Tannerの再発などでも知られる名門〈Efficient Space〉。フランスのコレクターDJ SundaeとJulien Decheryの監修のもと、Linda Smith、Gary Davenport、Bruce Langhorneまで、1961年から1991年にかけて残されたはみ出し者のフォーク・ポップ、ニューウェイヴ、アート・ミュージックの未知の名作の数々を紹介した同レーベルの看板コンピレーション『Sky Girl』が2022年度奇跡のリプレス!Scott Seskindの青春音楽ロードムービーから、Karen Marksの冷たいOZウェイヴ、イタリア系アメリカ人のやり手Joe TossiniのチャーミングなDIYストーリー、パリのアーティスト、Nini Raviolette & Hugo Werisによる幽玄なスローダンスのテーマまで、歴史的にも地理的にもスタイル的にも幅広いスペクトルで共鳴する楽曲たちの画期的ショーケース。全15曲共に公式ライセンスとなっています。
Klaus Johann Grobe - Io tu il loro (LP)Klaus Johann Grobe - Io tu il loro (LP)
Klaus Johann Grobe - Io tu il loro (LP)Trouble In Mind Records
¥3,115
Daniel BachmannとSevi Landoltからなるスイスのネオサイケデリック/ダンス・ポップ・ユニット、Klaus Johann Grobe。最後の長編作品『Du bist so symmetrisch』(2018年)から早6年、シカゴを拠点とする〈Trouble In Mind Records〉から4枚目となるアルバム『Io tu il loro』をアナログ・リリース。 2014年のデビュー作『Im Sinne der Zeit』が作られたのと同じ、スイスの人里離れた渓谷の端にある山小屋で二週間かけて書かれた音源を収録。クラウトロックやインディ・ロック、ソフトロック、ディスコといった要素を軽やかに取り入れた、NEU!風のオプティミズムが香るユーフォリックで思慮深いメロウ・サイケデリアを展開しています。
Trey Gruber - Herculean House Of Cards (Fool's Gold Vinyl 2LP)Trey Gruber - Herculean House Of Cards (Fool's Gold Vinyl 2LP)
Trey Gruber - Herculean House Of Cards (Fool's Gold Vinyl 2LP)Numero Group
¥5,254

カテゴライズ困難な夭逝のサイケデリック・ミュージック!各地のオブスキュアなソウルからゴスペル、ニューエイジまでも掘り起こす名門[Numero]からもシングルが発表されたシカゴのシンガーソングライターであり、2017年に26歳の若さでこの世を去っているTrey Gruber。初期のデモ音源やスタジオ・デモ、ライブ音源をコンパイルした編集盤が登場!! 何百ものデモ音源を遺しながらも、絶望の中に果ててしまった夭逝のシンガーソングライターの知られざる音源の数々を彼の家族と友人たちがコンパイルした唯一のアルバム。その類まれなる音楽性は、スロウコアやニュー・ウィアード・アメリカ、ネオ・サイケ、ドリーム・ポップ、そのどれとも分類困難。ダウナー&中毒な乾いたヴォーカル・ワーク、サイケにひずむ淡いギター・サウンドを土台に、まさにエヴァーグリーンとは真逆の世界観を形どった孤高のインディ・ミュージック。

Khruangbin - A LA SALA (LP)
Khruangbin - A LA SALA (LP)Dead Oceans
¥3,633

この人たちの新たなる入門盤!スペイン語で「部屋へ」を意味する4枚目のスタジオ・アルバム。タイ・ファンクや東南アジアのポップ・ミュージックにインスパイアされた独自のサイケデリック・サウンドで世界的な支持を誇る現行インディ・シーンきっての大人気バンド、Khruangbinによる最新作『A LA SALA』が、名門〈Dead Oceans〉より堂々アナウンス!ベーシストのLaura Lee Ochoa、ドラマーのDonald "DJ" Johnson, Jr.、ギタリストのMark "Marko" Speerという3人のスターたちがどのように音楽に対してアプローチしていくかについての神秘と神聖さを余す所なく詰め込んでいった一作であり、2020年の『Mordechai』の翌朝を爽快に表現したような内容に。グループの長年のエンジニアであるSteve Christensenの協力のもとで完成した、ゴージャスで風通しの良いレコードとなった本作では、オーバーダブを最小限に抑えながら、彼らならではのソフト・サイケデリックで卓越したインディ・ロック・サウンドを展開しています。

Brainstory - Ripe EP (Translucent Vinyl LP w/ Green & Orange Swirl)
Brainstory - Ripe EP (Translucent Vinyl LP w/ Green & Orange Swirl)Big Crown Records
¥3,245

限定カラー・ヴァイナル仕様!El Michels AffairやBacao Rhythmといった人気アクトが揃う〈Big Crown Records〉からはカリフォルニア州リアルト出身の3人組バンド、”Brainstory”の最新EPがドロップ。19年の傑作デビュー作『Buck』からさらに進歩、”ジャズ”という自身らのルーツを明確に打ち出しつつ、ヒップホップから70年代のファンク、60年代のソウル、そして、南カリフォルニアでの生活というものをサイケデリックで独創的な感覚の中へと取り入れ、人として/バンドとしてのあり方を探った全7曲の旅!2022年にはフルレングスの2ndアルバムも発売予定とのことで今後も楽しみなアクトです!

Brainstory - Sounds Good (Green Felt Vinyl LP)
Brainstory - Sounds Good (Green Felt Vinyl LP)Big Crown Records
¥3,375
文句無しの珠玉のインディ・サイケデリック/ソウル・アルバム!El Michels AffairやBacao Rhythm、Holy Hive といった面々による傑作の数々も知られる当店人気レーベル〈Big Crown Records〉からは、カリフォルニア州リアルト出身の3人組バンド、”Brainstory”による24年度最新アルバム『Sounds Good』がアナウンスされました。バンド・メンバー同士の絆が際立って強固なものとなり、非の打ちどころのないタイトな音楽性で個人的なテーマを反芻したセカンド・フルレングス・アルバム。これは幅広い音楽好きにレコメンドしたい内容です!
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Ya Ho Wha - Sacred Bones Presents the Music of Ya Ho Wha (Gold Vinyl LP)Ya Ho Wha - Sacred Bones Presents the Music of Ya Ho Wha (Gold Vinyl LP)
Ya Ho Wha - Sacred Bones Presents the Music of Ya Ho Wha (Gold Vinyl LP)Sacred Bones Records
¥1,756 ¥3,765

音楽に傾倒したカルトな宗教団体/コミューン"Source Family"のスピリチュアル・リーダー、Father Yod率いるYa Ho Wa 13。史上最も過激で画期的、かつ影響力のあるサイケデリック・ロック・バンドのひとつとも言われる彼らの名曲を選りすぐった編集盤。

Derya Yıldırım & Grup Şimşek - Yarın Yoksa (Indie Exclusive) (Clear Pink w/ Purple Vinyl LP)
Derya Yıldırım & Grup Şimşek - Yarın Yoksa (Indie Exclusive) (Clear Pink w/ Purple Vinyl LP)Big Crown Records
¥3,535

3月中旬入荷予定。2017年にデビューを果たしたドイツ発のアナトリアン・サイケ・ポップ歌謡集団、Derya Yıldırım & Grup Şimşekの最新アルバムが〈Big Crown〉からアナウンス!トルコの民謡をベースにした音楽「ハルク」(Halk)の弦楽器バーラマの女性奏者Derya Yıldırımと、それぞれドイツ、フランス、イタリア、イギリス出身の男女4人のクインテットGrup Şimşekによる新機軸となる一作!日本語では「明日がなければ」と訳される本作は、「喪失や憧憬、変化への希望」という主題を軸に、深く個人的な苦悩と集団的な抵抗を掘り下げた作品。持ち前の中東サイケな味わいとここのレーベルカラーのモダン・ソウル/ファンク・サウンドが絶妙にマッチした、"アウターインターナショナル"な魅力を放つサイケデリック・ソウル・ミュージック傑作です!

J.A.シーザー - 邪宗門 (LP)
J.A.シーザー - 邪宗門 (LP)Life Goes On Records
¥3,164

『ジャップ・ロック・サンプラー』でも紹介された名盤!オリジナルは9万円越えでの取引歴も。作曲家であり劇場プロデューサー、演劇実験室〈天井桟敷〉や〈万有引力〉での活動、『少女革命ウテナ』の一連のサントラシリーズでも知られるJ.A.シーザーが手掛けた、リゼルギックな狂気に満ちた70年代の日本の秘宝と言えるレコード!1972 年に寺山修司の同名の幻想的な映画のために制作されたサウンドトラック作品。まさに快楽中枢に達するために必要なすべての要素が詰め込まれた逸品。土着的な呪詛と混沌に満ちてただただ不穏。絶望が充満し、極めて陰惨でありつつも、真に革新的な作品であり、FaustやCosmic Jokers、初期のAmon Duulといったクラウトロックの古典的な流れにも通じる、冥界への入口のような国産サイケ史に刻まれる怪盤!

佐井好子 - 萬花鏡 (LP)
佐井好子 - 萬花鏡 (LP)Wewantsounds
¥4,900

海外からも大きな注目を集める70'sジャパニーズ・アシッド・フォーク・クラシック!! 江戸川乱歩や夢野久作を思わせるダークで妖艶な詩世界と、大野雄二による一連の角川作品で聴かせたサウンド・アレンジが見事にとけあった名作です。大野雄二がプロデュースを手掛けた1975年リリースのファースト・アルバムが国外で初めてアナログ復刻!!
アートワークはそのままに、新たにリマスターされた音源と、WewantsoundではおなじみのPaul Bowler氏によるライナー・ノーツを含む4ページのインサートが付属した豪華仕様。

Moonstone (LP)
Moonstone (LP)COSMIC ROCK
¥3,098

1970年代初期に、カナダのマニトバ州ウィニペグにて活動していたカルト・バンド、Moonstoneがプライヴェート・レーベル〈Kot'Ai〉から1973年に発表した唯一作セルフ・タイトル・アルバムがアナログ・リイシュー。サイケデリックな響きと美しいハーモニーが聴きものなアコースティック・フォーク・ロック傑作!

Far East Family Band - 地球空洞説 = The Cave Down To Earth (LP)
Far East Family Band - 地球空洞説 = The Cave Down To Earth (LP)Life Goes On Records
¥3,067

1973年にFar Outとして始動したジャップ・ロックを代表するサイケデリック/プログレ・バンドであり、宮下富実夫や伊藤詳、深草アキ、喜多郎といった本邦のニューエイジの名手たちを大いに輩出したFar East Family Band 。1975年に残した2枚目のアルバム『地球空洞説』がアナログ・リイシュー!「洞窟」が地球にやって来ること、自然の美しさを称賛するような、牧歌的なサイケデリアに満たされたコスミッシェ・ニューエイジから、『原子心母』時代のPink Floydからの影響直下な叙情的サイケデリック・プロッグ、東洋回帰なコズミック・フォーク・ロック・サウンドに至るまで、神々しく圧巻としか言いようのない音絵巻が展開されていきます。

Hickory Wind (LP)
Hickory Wind (LP)Klimt Records
¥3,291

オリジナルは限定たったの100部。ヘヴィ・サイケ・トリオ、B.F. Trikeへと転身する前、インディアナ州エバンズビル出身のサイケ/フォーク・ロック・バンドのHickory Windが〈Gigantic〉に残したメガレアなセルフタイトル作品がアナログ・リイシュー。卓越的なヴォーカルに加え、ファズ・ギターとオルガン・ドローンのユニークなミックス、そして、素晴らしくメロディアスな楽曲を収めた傑作盤。

Karuna Khyal Alomoni 1985 (LP)
Karuna Khyal Alomoni 1985 (LP)Life Goes On Records
¥3,067

ジャップロック・サンプラーにも掲載!日本版AktualaもしくはThird Ear Band。”Nurse With Wound List”掲載でもお馴染みの国産カルト・サイケ大名盤『Debon』を残しているBrast Burnと同一のバンドである、日本版クラウトロックの秘宝=Karuna Khyalによる74年のカルト的な傑作がアナログ再発。トライバルなリズム、電子サンプル、反復、ヘヴィな民族的サウンドに重点を置いた本作は、あらゆる種類の楽器を折衷的にプレイした、催眠的かつ野生的でワイヤードな仕上がりの憑依音楽に仕上がっています。

Glass Beams - Mahal (12")Glass Beams - Mahal (12")
Glass Beams - Mahal (12")Ninja Tune
¥4,008
ミステリアスなビジュアルと、東洋と西洋を掛け合わせた摩訶不思議な音楽で、今世界中の早耳ファンがこぞって話題にし、フォロワー数を急速に伸ばしている注目の3ピース・バンド、グラス・ビームス。熱い視線が集まる中、名門レーベル〈Ninja Tune〉と契約し、最新EP『Mahal』を数量限定12インチでリリース!!
東洋と西洋を融合し、歴史と未来を織り交ぜる。バンドが作品に込めるこのメッセージは、生楽器とエレクトロニカを通したプリズムとなって、時代や場所の概念を超越したエキゾチックなサウンドを生み出し、魅惑的で神秘的な世界を作り上げている。
メルボルンを拠点とするグラス・ビームスは、ラジャン・シルヴァを中心に結成された。結成の背景には、1970年代後半にインドからメルボルンに移住してきた父親にラジャンの思いと、幼少期の思い出があるという。2002年にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われた、ビートルズの故ジョージ・ハリソンへのトリビュート公演『Concert for George』のDVDを父親と見た記憶の中で、インドの伝説的シタール奏者ラヴィ・シャンカールと娘のアヌーシュカが、西洋のアイコンであるエリック・クラプトン、ポール・マッカートニー、ELOのジェフ・リンと共演した姿が目に焼きついていた。彼の幅広い音楽背景は、父親のレコード・コレクションにも由来している。B.B.キングやマディ・ウォーターズといった正統派ブルースとともに、ボリウッドを代表するアーシャ・ボースルやマンゲシュカルなどを聴いて育ち、R.D.バーマン、アナンダ・シャンカール、カルヤンジ・アナンジといったインド人アーティストによって開拓された、西洋の音楽スタイルと伝統的なインド音楽の融合に惹かれていった。
無国籍感溢れるエキゾチック・サイケデリアの世界観を作り上げた彼らは、2021年にリリースされたデビューEP『Mirage』をリリース。SNSとストリーミング、口コミを通じて話題となり、瞬く間に音楽ファンの間で噂が広がっていった。デビュー作のいきなりの成功で招待されたフェスティバルでは、『Mirage』EPの収録曲と、20分の未発表曲を披露。その未発表曲の初期段階のパフォーマンス映像が、何百万回もの再生回数を記録し、熱狂的なファンを急速に増やした。2023年のツアーを終えた彼らは、その20分の楽曲をレコーディングするために自宅スタジオに戻り、完成した作品は『Mahal』と名付けられた。
Les Rallizes Dénudés (裸のラリーズ) - MARS STUDIO - The First Session - (Color Vinyl LP)Les Rallizes Dénudés (裸のラリーズ) - MARS STUDIO - The First Session - (Color Vinyl LP)
Les Rallizes Dénudés (裸のラリーズ) - MARS STUDIO - The First Session - (Color Vinyl LP)The Last One Musique / Tuff Beats
¥5,280

1月下旬再入荷。1980年、山口冨士夫が参加した裸のラリーズは、伝説的なスタジオ・レコーディングを行なった。残された音源より、最初期の熱く燃えたぎるセッションが、遂に解き放たれる!

アルバム『屋根裏Oct.’80』の制作過程において、山口冨士夫の在籍期間に残されたラリーズの音源を再検証する作業が進められる中、1本のテープが発見された。
聴こえてくるギターの音が、水谷孝と山口冨士夫によるものであることは間違いない。
そして、そこに収められていたのは、これまで「誰も耳にしたことのない」演奏だった。
詳細な日付は特定できぬものの、当時ベーシストを務めていた髙田清博(どろんこ)は、「1980年の夏、国立のMARS STUDIOへ入ってすぐの頃に録音されたもので間違いないだろう」と証言する。
中盤からどんどんテンポを速め、激しくヒートアップしていく「氷の炎」。
そこから一気に雪崩れ込む、いつも以上に荒々しい「夜の収獲者たち」と「夜、暗殺者の夜」、そして「The Last One」。
適度にリラックスしながら、4人のミュージシャンが激しくぶつかり合う様は、ほんの数ヶ月後に『屋根裏YaneUra Oct.’80』で展開された演奏とは大きく異なる。
ラリーズ史上で最もパンクな音だと言ってもいいかもしれない。
極めてラフに、生々しく轟く音は、単なる珍しさを超えて途轍もなくスリリングだ。
ここには、たった半年あまりしか続かなかった冨士夫期でも、さらにほんの刹那しか立ち現れなかった幻の閃光が記録されているのと同時に、1980年の裸のラリーズが内包していた底知れぬポテンシャルが漲っている。
CDとLPを同時発売。LPは日本/アジア盤では初のカラー•ヴァイナル仕様となる。
プロデュース:久保田麻琴
アートワーク:松本成夫
写真:望月 彰
ライナーノーツ:湯浅 学
■収録楽曲:
Side A
1. 氷の炎 / Flame of Ice
2. 夜の収獲者たち / Reapers of the Night

Side B
1. 夜、暗殺者の夜 / The Night, Assassin's Night
2. The Last One_1980

HAPPY - Ancient Moods Mahollova Mind (LP)HAPPY - Ancient Moods Mahollova Mind (LP)
HAPPY - Ancient Moods Mahollova Mind (LP)Think! Records
¥4,500

1月8日発売。時代のうねりが極まる近年、人々に必要なのは心の探究
心の安穏を探し求めればやがて「まほろば」にたどり着き
音の起源、根源を見つめれば太古の記憶や脈動が浮かび上がる
音はいつ生まれ、どのように人の心に繋がってきたのだろう
感情の原始へ思い馳せ、その先に見えたまほろばの心がそこにあった。

HAPPYの5年ぶり3枚目のニューアルバム『Ancient Moods Mahollova Mind』は、パンデミック期間中に作り上げられたメンバーの自宅スタジオで、ほとんどの楽曲が録音されている。タイトルの通り古代へ感じる魅力や心の探求をテーマにしており、まだ聞いたことのない音楽を探求するHAPPYらしく異国の雰囲気漂う新しいサウンドに仕上がった。普段使用している楽器に加えて大正琴、ライアーハープ、バンスリ、コンガやジャンベなど様々な楽器をメンバー自ら演奏し、これまでのキャッチーなアプローチは継承しつつ、前回までの作品から表現の幅が拡大。マスタリングには Wooden Shjips や Drugdealer などを手掛けた Timothy Stollenwerk を起用しており、響きの深さと奥行きは以前に比べて増している。

【HAPPY プロフィール】 京都府綾部市出身、2012年から都内を中心に活動中の Alec(gt/vo) Ric(key/vo) Chew(gt) Syu(ba) Bob(dr/vo) からなる5人組。音楽スタイルはルーツ志向でありながらロック、サイケデリック、エキゾチカ、ニューエイジ、ダンスミュージック、インプロヴィゼーションなどを独自の色彩で 万華鏡のように融合したもので、ライブパフォーマンスではorihasamado(sax/perc)を迎えた6人編成で主に活動している。ゲリラ出演した全感覚祭での3時間に渡るロングセット、UKから来日したDJ Donna Leakeとのジャムセッションや、国内外の音楽マニアの間で今最も注目が集まっているイベントFruezinho、りんご音楽祭や富士山で行われたearthといった様々な話題のイベントに出演。ライブハウスやフェス、レイヴ等の会場や時間帯によってバンドの音楽性を軸に幅広いセットで活動。その場の空気や流れに合わせて演奏する即興音楽の精神を取り入れたパフォーマンスを展開し、音楽的な実験と探究を続けている。

野流 - Estuary (CS+DL)野流 - Estuary (CS+DL)
野流 - Estuary (CS+DL)造園計画
¥2,000

「岡田拓郎、池田若菜(The Ratel)をはじめ、数多のミュージシャンが参加した即興演奏をもとに編まれた、スピリチュアルな音響作品。」

魚になって、ぬるくゆったりとした河口から川を遡っていく。やがて流れは冷たく、山は険しくなり、いつしか意識は源流を飛び越えて星たちが輝く空へと向かう。世界4ヶ国から発売される2ndアルバム『For Damage』と、1stアルバム『梵楽』をつなぐ、即興音楽集団、野流の1.5枚目のアルバム『Estuary』。岡田拓郎、池田若菜(The Ratel)をはじめ、数多のミュージシャンが参加した即興演奏をもとに編まれた、スピリチュアルな音響作品。

フルートとアルトサックスが紡ぐシルキーで静謐な室内楽的な音響、箏の響きがもたらす純邦楽的な物悲しいエキゾチシズム、寂れた浜辺を思わせるハワイアン・ニューエイジ、河岸を行き過ぎる数々の音場を通過し、サイケデリクスとスピリチュアリティの奔流は俗世の景色を見送る。
カセット版には本作のDLコードが付属する。

Volcanic Tongue - A Time-Travelling Evangelist’s Guide to Late 20th Century Underground Music (2LP)Volcanic Tongue - A Time-Travelling Evangelist’s Guide to Late 20th Century Underground Music (2LP)
Volcanic Tongue - A Time-Travelling Evangelist’s Guide to Late 20th Century Underground Music (2LP)Disciples
¥5,813

3月28日発売予定。スコットランド出身の作家David KeenanとミュージシャンのHeather Leighが2005年から2015年までグラスゴーで経営していたレコード屋「Volcanic Tongue」は、音楽のディストリビューションやリリースも行うレコード・レーベルでもあった。
同店は、世界中の最新DIY音楽を支援し、少量生産の自家製CD-Rで数多くの作品をリリースしたほか、過去の忘れられたアーティストにも目を向け、彼らの音楽を「自主プレス」LPとしてリリースすることも多かった。
また、店が配信する毎週のメールマガジンも有名で、Keenanは新入荷商品、特に「Tip of the tongue」という愛称が付けられた「今週のレコード」について熱心に語っていた。
今回リリースされるコンピレーションは、まさにその「Tip of the tongue」に選定されたリリースをまとめたものであり、アウトサイダー・シンセからサイケデリック・フォーク、ぶっ壊れたロックンロールまで、1968年から2013年の間に録音された全20の楽曲を網羅した、活気あふれる多彩なアンダーグラウンド・アヴァンギャルドの祭典となっている。

Donovan - Barabajagal (Mustard Vinyl LP)
Donovan - Barabajagal (Mustard Vinyl LP)Klimt Records
¥3,267

イギリスの名シンガーソングライター、Donovanによる69年発売の7枚目のスタジオ・アルバム『Barabajagal』がアナログ・リイシュー。親密で暖かな詩情に満ちた白昼夢的サイケデリック・フォーク作品。

Roberto Cacciapaglia - Sei Note In Logica (LP)
Roberto Cacciapaglia - Sei Note In Logica (LP)Superior Viaduct
¥4,363

Steve Reichに通じる繊細な電子ミニマリズムを聴かせてくれます。イタリアの電子音楽家Roberto Cacciapagliaによる1979年作。コーラスやオーケストラ、コンピューターを導入、淡々と現れては消えて行くピアノ、ヴァイオリン他のオーケストラの演奏、有機的で小さな光が舞う電子音の絡まりがとにかく心地良い。児童による演劇を観ているような、危なっかしいハラハラした感覚と素朴な楽しさ、またMoondogにも似た静かな歪さに魅了される素晴らしい逸品です。アコースティック版を収録したCDも付属。

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