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モロッコの歌手にしてソングライター、そして、同地の歌謡音楽「ライ」のパイオニアとしても知られるCheb Kaderが残した1986年にカセットで自主発表したポップ・レゲエ・ライの名作『El Awama (العوامة)』が〈Elmir Records〉からアナログ・リイシュー。当時としては少し前衛的すぎたアルバムであったため、期待されたほどのヒットには至らなかったものの、40年近くの時を経て奇跡の再発番が登場!オランジュ地方の郊外のメロディー、カサブランカのギター・サウンド、レゲエまでもが溶け合う魅惑のレコードです!Rabah Mezouaneによる英仏ライナーノーツが付属。限定500部。
20世紀インド古典音楽の隠れた至宝、Shrimati Kalyani Royによる貴重なシタール演奏!このセッションは、60年代後半に形成された彼女のスタイルをとらえたもので、深い精神性と繊細な技巧が共存する見事な記録となっている。Kalyani Royは、長らく男性優位とされてきたシタール界において、類まれな才能と高い芸術性で評価された数少ない女性奏者のひとりで、Vilayat Khan流派の系譜に連なる流麗で歌うような奏法がこの録音でもその特徴が随所に現れている。伴奏には、同時代の名手Manick Das(タブラ)とNamita Chatterjee(タンプーラ)が参加し、全体として柔らかくもしっかりとした低音の土台が、Kalyani Royの旋律を優しく包み込んでいる。彼女の弾くメロディは、単なる技巧の誇示ではなく、情感のこもった語り口として響く。まるで一つの物語を編んでいくような、親密で奥行きのある演奏。
20世紀インド古典音楽の隠れた至宝、Shrimati Kalyani Royによる貴重なシタール演奏!このセッションは、60年代後半に形成された彼女のスタイルをとらえたもので、深い精神性と繊細な技巧が共存する見事な記録となっている。Kalyani Royは、長らく男性優位とされてきたシタール界において、類まれな才能と高い芸術性で評価された数少ない女性奏者のひとりで、Vilayat Khan流派の系譜に連なる流麗で歌うような奏法がこの録音でもその特徴が随所に現れている。伴奏には、同時代の名手Manick Das(タブラ)とNamita Chatterjee(タンプーラ)が参加し、全体として柔らかくもしっかりとした低音の土台が、Kalyani Royの旋律を優しく包み込んでいる。彼女の弾くメロディは、単なる技巧の誇示ではなく、情感のこもった語り口として響く。まるで一つの物語を編んでいくような、親密で奥行きのある演奏。
オーストラリア・メルボルンのシンガー・ソングライター Ruth Parker による、ギター、ウクレレ、アコーディオン、ブズーキ、チェロ、マンドリンなど多彩なアコースティック楽器を取り入れたアレンジに、彼女の繊細で親密な歌声が重なるアルバム『Otherwise Occupied』。静かな余白を大切にしたサウンドは、インディ・フォークやシンガー・ソングライターの系譜に位置づけられる一方で、豊かな質感とメロウな響きによってドリーム・フォーク的な側面も感じさせ、聴き手に内省や感情の微細な動きを追体験させるように響く。派手さよりも細部のニュアンスに耳を傾けることで、しみじみとした深みとやさしい気持ちに包まれる一枚。
Bob Jamesが〈CTI Records〉で残した最後の作品にして、彼の洗練されたフュージョン美学が最も完成された形で表れた名盤。Van Gelder Studioで録音されたクリアでリッチなサウンドは、ストリングス、ホーン、エレピが滑らかに溶け合う、CTIらしさを最も端正な形で体現しており、代表曲「Tappan Zee」をはじめ、都会的で爽やかなグルーヴと、耳に残るテーマが印象的。後のスムースジャズの原型ともいえる軽やかな質感がありながら、演奏は緻密で、アンサンブルの美しさが際立つ。George Marge、Gary King ら名手が参加し、アレンジの細部まで丁寧に作り込まれた一枚。

イタリアン・ライブラリー界の巨匠、Alessandro AlessandroniとGiuliano Sorginiによる、民族志向ライブラリー三部作の最終章として1971年に発表された『Alle Sorgenti Delle Civiltà Vol. 3』が、〈Musica Per Immagini〉から再発。アフリカ/オーストラリア/ニュージーランドを題材に、架空の民族儀式を描くようなトライバルなパーカッション、素朴な木管、乾いた質感のサウンドが連なり、70年代イタリアン・ライブラリー特有のサイケデリックな空気が漂う。短い楽曲が連続しながら、ミニマルな反復とドキュメンタリー音楽的な質感が交錯する、架空の民族誌映画を観るかのような作品。
フィラデルフィアのギタリスト、シンガー、Carl Sherlock Holmesが1974年に自主レーベル〈C.R.S.〉から発表した唯一のアルバム『Investigation No.1』。フィリー・ソウルの洗練と、ワイルドなファンクの熱量が同居した、まさに発掘系ソウルの理想形といえる一枚。ワウ・ギターとハモンドが絡む冒頭曲「Investigation」、「Black Bag」「It Ain’t Right」では強烈なドラムブレイクが炸裂。一方で「Your Game」などのメロウ・ソウルでは、フィリーらしい柔らかさと深みが際立つ。捨て曲なしと評される完成度のレアグルーヴ界で語り継がれる名盤。
1971年2月、ノルウェーの現代芸術センターHenie Onstad Art Centreで行われた未発表ライブ音源を収めた、重要なドキュメント。『Fourth』期のメンバーによる演奏で、ジャズ・ロックからアヴァンギャルドへと深化していく転換点のSoft Machineを鮮明に捉えている。エレクトロニクスを通したオルガンやベースが生むサイケデリックな音像、Robert Wyattの有機的なドラミング、そして作曲と即興が溶け合う長尺の展開は、当時のバンドの実験精神をそのまま封じ込めたもの。スタジオ作とは異なる、荒々しくも知的なエネルギーが渦巻くライブ盤。
1950年代から活動するジャマイカの名門バンドで、スカを世界に広めた立役者のひとつとして知られるByron Lee & The Dragonaires。彼らの1960年代前半にリリースされた代表作で、スカ黄金期の明るさ・軽快さ・ダンス性をそのままパッケージした名盤『Plays Jamaica Ska』。軽快でダンサブルなスカ・ビートがひたすら楽しく、身体が自然に動く。メロディはわかりやすく、ポップでキャッチー、ホーンのハーモニーも美しく、アンサンブルはタイト。当時のジャマイカで流行していたスカを、より洗練されたアレンジと演奏力でまとめ上げ、海外に向けてジャマイカの音楽を紹介する役割も果たしたとされる重要作。60年代ジャマイカの祝祭感が詰まった一枚。
アンビエント/コスミッシェ・ロック金字塔!電子音楽の歴史を変えたと言っても過言ではない、テクノの生みの親であり、ドイツが誇る名クラウトロック・バンドKraftwerkが1972年1月にリリースした初期傑作にして、2ndスタジオ・アルバム『Kraftwerk 2』のアナログ再発盤。
80年代中期に隆盛となった環境音楽の流行に於いて、その嚆矢となった'84年作『モーニング・ピクチャー』。
全楽曲を氏が一人で編み上げ、美しい旋律を閉じ込めた本作は当時クラウス・シュルツェ主宰<Innovative Communication>からもリリースされるほか、フローティング・ポインツが自身のDJ MIXでピックするなど、国内外問わず評価されています。
近年では純度の高いモダン・ニューエイジ~アンビエントの傑作として、さらに和レアリック("和"モノ+バレアリック)を代表する作品としても認知される名盤が待望の再発です。
【収録曲】
SIDE A
1.Kane
2.Dancing Snow
3. Meet Me In The Sheep Meadow
4.Valpolicella
SIDE B
1.September Walk
2.The Bagel
3.Morning Picture
4.The Mirage
ジャマイカのギター巨匠Ernest Ranglinによる1964年のジャズ・トリオ作品で、ジャズ即興とアフロ・カリブのリズムが融合した名盤『Wranglin'』が〈Sowing Records〉により高音質リマスター再発。Ernest Ranglinは、スカ、ロックステディ、レゲエの礎を築いたギタリストとして知られるが、本作ではジャズ・ギタリストとしての技巧と懐の深さが際立つ。スウィンギーで流麗な演奏に、ジャマイカ特有のリズム感が溶け合い、アフロ・カリブの風を感じる独自のジャズ・スタイルを確立。古いライブ録音ながら驚くほどクリアな音質で、ジャズの洗練とジャマイカの魂が交差する珠玉の一枚として、時代を超えて愛され続けている。
北フランスのノルマンディーに生まれ、パリに移ってからはフランスの伝統的な民族音楽に関心を抱いた女性ミュージシャン、Veronique Chalotが1979年に伊版〈Rough Trade〉的大名門〈Materiali Sonori〉に残した初めてのスタジオ作品『J'ai Vu Le Loup』が、イタリアの発掘レーベル〈Bonfire Records〉より久々のアナログ再発!実に過去30年以上にわたって、何百ものコンサートを開き、フランスとイタリアの伝統的な民謡のレパートリーを紹介し、古典的なメロディーとダンスのリズムという魅力的なサウンドを広めつつ、惜しくも2021年7月3日にこの世を去った偉才によるフランス産アシッド・フォークの大名作。180g重量盤。限定500部。
ベルギーのジャズ・ピアニストMarc Moulin率いるPlaceboによる1971年発表のデビュー作で、ジャズ・ファンクの深淵とヨーロピアン・クールネスが交差するレアグルーヴの名盤『Ball Of Eyes』。Marc Moulinによるエレピとシンセの浮遊感あるプレイを中心として、ブラック・ミュージック由来のグルーヴとヨーロピアン・ジャズの洗練が融合。J DillaやMadlibなどのヒップホップ・プロデューサーがサンプリングしたことで再評価された本作は、ベルギー産ジャズの最高峰として、今なお新鮮な輝きを放っている。
Nara Leão、Edu Lobo、Tamba Trioというブラジルのボサノヴァを代表する面々が大々的にコラボレーションし、1965年に〈Philips Brazil〉からリリースしたアルバム『5 Na Bossa』がアナログ再発!サンパウロの〈Paramount Theater〉でライブ録音された伝説的なセット!Nara の柔らかな声、Edu の激しいギター・プレイ、Tambaのスウィングするボーカルが融合した魔法のようなアルバム。"Reza"や"Zambi"などのクラシック曲をフィーチャーした、ラテン・ジャズの伝統を愛するファン必携の一枚。
アンビエント/コスミッシェ・ロック金字塔!電子音楽の歴史を変えたと言っても過言ではない、テクノの生みの親であり、ドイツが誇る名クラウトロック・バンドKraftwerkの73年リリース3rdアルバム『Ralf & Florian』が『Kraftwerk 2』に続き、<ENDLESS HAPPINESS>より再発!よく知られるKrafewerkのイメージとは少し違って、テクノ以前の電子音楽やフリー・ジャズの影響を受けたような、コズミックで有機的、そしてどこか自己探究をするような瞑想的・内省的な雰囲気を感じさせる一枚。新しいものが生まれる直前の純粋な上澄みのようなタイムレスな名盤!!
約30年前のイタリアのアンダーグラウンド/ポストパンク・シーンに何が起こっていたのか、その全貌はいまだ曖昧だが、当時の空気感や断片的な記憶を手繰り寄せる手がかりとなる重要コンピレーション『Italia New Wave: Minimal Synth, No Wave, & Post Punk Sounds From The '80s Italian Underground』が待望のリプレス!1977年、イタリアでもロンドンやニューヨークの熱狂に呼応するかのように、都市の片隅で音を武器にしたDIYのムーブメントが芽吹いた。その結果生まれたのが、UK/US由来のポストパンク、ニューウェイヴ、エレクトロの影響を受けながらも、どこか内向的で官能的、そして冷たく耽美なイタリア的解釈に貫かれたサウンドたち。本コンピには、Neon、Панков、Le Masque、N.O.I.A.、State Of Art、Jeunesse D'Ivoire、Monuments、Rats、Fockewulf 190、Luc Orient、Illogico、2+2=5、La Maisonといった、国際的には無名ながらも国内ではカルト的人気を誇ったバンドたちが多数参加。ミニマルで機械的なビート、薄暗いシンセ、厭世的で耽美なボーカル、ポスト産業的な冷たさと官能の混淆。まさにヨーロッパの夜そのものが詰め込まれた一枚。
レゲエ音楽史を代表するキーボーディスト、Jackie Mitooが、1979年に無名のレーベルだった〈Rite Sound inc.〉より発売したレアなアルバムが待望の再発。オリジナル盤はジャケットなしで販売されたものであり、ミステリアスな雰囲気が漂っていた逸品!ジャッキーの宇宙的なサイケデリアが発揮されたキーボード・サウンドが、天国のような浮遊感あるダブと絡み合うスリルは、言葉では言い表せない魅力を放っています。
ブラジル音楽の巨匠ミルトン・ナシメントが1976年に発表した、MPB、ボサノヴァ、ラテン・ジャズが融合した深みのある名盤『Milton』。ミルトンの深く柔らかな歌声と、Toninho Hortaのギターによる繊細なアレンジが絶妙で、都会的でありながら土着的な響きがある。英語詞とポルトガル語詞が混在し、MPBの成熟と国際化を象徴する作品としても評価される一枚。
日本の伝統演劇である能の謡などからインスピレーションを受け、芸能山城組の組頭、山城祥二が生み出した『AKIRA』の大傑作サウンドトラックがアナログ・リイシュー。伝統的な和楽器と未来的な電子音がユニークな融合を果たした本作は、様々な影響を織り交ぜながら、映画のディストピア的、サイバーパンク的テーマを反映した音風景を生み出しています。伝統的なチャントや太鼓、尺八のフルート、シンセサイザー、オーケストラといった多様な要素が、スクリーンのヴィジュアルを完璧に補完する、心を奪うような魅惑的な雰囲気を醸し出しているだけでなく、ポリリズミックなドラムマシンのビートとガムランの微分音音階にチューニングされたシンセを組み合わせた独特なスタイルによるパフォーマンスは『AKIRA』のディストピア的世界に儀式的な緊張感を齎しています。

UKのベース・プロデューサーNo Iconsによる、クラブ・ミュージックの黄金期の記憶を現代的に再構築した最新作『Nothing But Fixes』が〈Modern Love〉から登場。A面の「Nothing But Fixes」は、ざらついたテクスチャと細かく刻まれるビートが交錯し、深夜のフロアをゆっくりと沸騰させるような長尺トラック。B面には、リスボンのダンスフロアを思わせるルーズなスウィングを持つ「Carinho」、鋭いスネアが身体を揺らすハーフステップ「Dojo」、鋭いミニマル・グライム「Echochrome」を収録。ミニマルでありながら空間を切り裂くようなベース・トラック集。
1994年2月22日にローマの Palaghiaccio で行われたライブを収録したアルバムで、カート・コバーンが亡くなるわずか数週間前のツアーということもあり、バンドの緊張感と荒々しさ、そしてどこか不安定な空気がそのまま刻み込まれている。音源はFM放送由来の高音質ソースを元にしていると言われ、非常に聴きやすい仕上がり。「Smells Like Teen Spirit」「Come As You Are」「Heart-Shaped Box」などの代表曲に加え、「The Man Who Sold The World」など後期ツアーならではの選曲も含まれ、当時のバンドの姿をほぼ完全な形で捉えている。現場の空気が強く残っており、ニルヴァーナ最晩年のリアルな姿を感じられる貴重な記録。
現在も高い人気を誇るファラオ・サンダースなどに代表されるスピリチュアル・ジャズの原点で あるジャズ界の巨人、ジョン・コルトレーンの妻にして自ら奏でるピアノ、ハープを駆使した数々の名作を残すアリス・コルトレーン。若いクラブ・ミュージック・ファンにはフライング・ロータスの叔母としても知られる彼女の6枚目のソロアルバムであり、72年に〈Impulse!〉から発表された傑作『World Galaxy』がアナログ再発!71年11月にニューヨークで録音された作品。言わずとしれたアリス・コルトレーン作品として、極めて前衛的な要素が際立った、メロウで美しい作品。シンフォニックな側面も鮮やかで美しく、ドラマティックに楽曲を駆動させる、名盤と呼ぶに相応しい一枚です。

Yungwesbsterの『II』などの作品にも参加の、シアトル拠点のプロデューサーMatryoshkaによるデビュー・アルバム『Blasé Saint』。アンビエント、ダブテクノ、ダウンテンポを横断する濃霧のような深い音像は、低く沈むビート、霞がかったシンセ、遠くで揺れる環境音が重なり、まるで夜の都市を漂うような質感。繊細な音響処理と深い空間性、Burial、Shinichi Atobe、Space Afrika、Malibuらの系譜に連なる情緒的なレイヤーを併せ持ったエーテルのようなアンビエンスが、夜の静けさを照らす。マスタリングはRashad Beckerが担当。
