Ambient / Minimal / Drone
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11月中旬発売予定。三洋電機(SANYO)の高級エアコンのプロモーション用にイメージアルバムとして制作された環境音楽の名作がJazzybelleよりアナログ再発!
緊急地震速報音や電子マネー「iD」の決済音などを手がけたことでも知られる、環境音楽家/サウンドデザイナーの小久保隆。本作ではシンセサイザーと自然環境のフィールドレコーディングを融合させ、都市の暑さや喧騒から離れた水面や穏やかな風、ゆったりとした時間の流れを描き出します。今回のアナログ盤では、小久保隆自らがアートワークとリマスタリングを担当。緻密な音響設計と空間を感じさせるサウンドが魅力の、日本の環境音楽史における重要作です。
音を「構築」するというよりも、ひとつの音の内部に聴き手を留まらせるようにして、微細な倍音や音色の揺らぎを浮かび上がらせたその瞑想的な音楽性は、後の『Adnos Trilogy』、『Songs of Milarepa』、『Jetsun Mila』、そして『Trilogie de la Mort』へと続く、チベット仏教に深く触発された一連の傑作群の起点となった。今回の2LPは、作家自身が「楽曲を編集したりカットしたりせずに収録できる場合のみ、ヴァイナル化を許可する」という姿勢を貫いた作品。全3部をそのまま収録し、4面目にはエッチングを施した、高品質オーディオファイル・クオリティの特別仕様です。
米女性実験音楽家重鎮であり先駆者、Pauline OliverosのDeep Listening Bandにも参加したアメリカの前衛的トロンボーン/ディジリドゥー奏者、即興演奏家、作曲家のStuart Dempsterが伝説のアルバム『Deep Listening』が録音されたのと同じ貯水槽で制作し、現代音楽系名門〈New Albion〉から発表した95年のアルバム『Underground Overlays From The Cistern Chapel』が〈Important Records〉から史上初のアナログ再発。力強く深い音色が響き渡るこの2枚組LPは、高い評価を得た『Deep Listening』のコンパニオンとして制作されたものであり、これまで録音された中で最も深いドローン・アルバムのひとつ。9本のトロンボーン、ディジュリドゥ、チベットの鐘が、200万ガロンもの巨大な貯水槽を、心を揺さぶり、癒すような濃密な音の残響で満たしています。

2026年リプレス!〈Thrill Jockey〉からの当時盤アナログは現在激レアな一作が遂に再発。これぞ、まさにエクスペリメンタルの一つの頂点。ロックからダブ、ジャズ、エレクトロニカにいたるまでの要素を呑み込みながら、約30年もの長きにわたり、ロックの定義を拡張してきた名バンドTortoiseが1995年にリリースした傑作『Rhythms, Resolutions & Clusters』が待望のアナログ復刻!90年代後半のリミックス作品の先駆けとなった一枚。リミックスにはJohn McEntire、Steve Albini、Jim O’Rourke、Mike Watt (Minutemen)、Brad Wood (Liz Phair)といった豪華面々が参加。トータス初期の代表的な楽曲の極上なRemixが満載。デラックス・チップオン・ジャケット仕様。
「第四世界」サウンドスケープを切り拓いた米国の前衛トランペット奏者John Hassellと、西アフリカはブルキナファソの音楽集団Farafinaの88年コラボ作『Flash Of The Spirit』が〈Glitterbeat〉傘下の〈Tak:til〉より2LP+CDにてリマスター再発。U2の傑作を手掛けた直後のBrian EnoとDaniel Lanoisがプロデュースを担当し、バラフォンや打楽器群が空気を激しく揺らす脈動的なポリリズムに、エフェクトで加工されたハッセルのトランペットやキーボードが有機的に交錯。西洋の平均律を超えたマイクロトーンを自在に操るハッセルの演奏は、外来の西洋楽器という枠組みを軽やかに越え、バンドのもう一つの声として見事にアンサンブルへ溶け込んでいる。Miles Davis『Bitches Brew』期の静かな熱量を彷彿とさせる抽象的なダイナミズムと、イーノ達が構築した繊細なアンビエント空間が見事なグラデーションを描く音像は、発表から30年以上を経た今なお古びるどころか未来の音楽像を提示し続ける、ジャンルや国境を完全に超越した大傑作。

米国現代音楽史にその名を刻む孤高の作曲家、Robert Ashleyが1977年に残した天上美ミニマル・ポエトリーな名盤!アルヴィン・ルシエ、デイヴィッド・バーマン、ゴードン・ムンマと共に伝説的エクスペリメンタル・ミュージック・コレクティブ、Sonic Arts Unionとしても活動したアシュリーのキャリアの中でも最も重要とされる名盤。1977年にミルズ・カレッジのCenter for Contemporary Musicでの録音で、Lovely Musicにも多くの作品を残している名演奏者、”Blue" Gene Tyrannyによるピアノやポリムーグ、クラビネットの澄み渡る調べに乗せて、Krishna Bhattのタブラが流暢に鳴り響き、アシュリーの霊性溢れるポエトリーが淡々と重ねられていく至極美しい天上ミニマル・ニューエイジ大傑作。

モントリオールを拠点に活動するRichard Wengerによるソロ・プロジェクトの〈Stroom〉からのデビュー作『Loving You To Death』。自らを傷つけ続けることで、そばにいる人をも傷つけてしまう誰かとの関係についての作品。制作当初は、憂鬱な小さなリフを引き延ばし、Morphageneを通して長大なアンビエントへと変形させる試みを続けていたそうですが、あまりにも多くのサウンド・デザインに囲まれた現在の音楽環境への違和感から、最終的にはあえて音を作り込みすぎず、録音されたものをそのまま受け入れ、バンドを組まずに一人で完結。その結果生まれたのは、洗練や技巧よりも、旋律の素朴さ、録音の生々しさ、そして感情そのものの揺らぎを前面に出した音楽。執着的な関係性とドラマティックな感情、不完全さを不器用な歌心で表現した、ベッドルーム・エクスペリメンタル・ポップ。

人気作がリプレスです!カルト的人気を誇るオランダの孤高のシンセ奏者Enno Velthuysによる、1975〜1990年に録音されながら未発表だった音源をまとめたアーカイブ作品『Music From The Other Side Of The Fence』。柔らかなシンセのレイヤーと淡いメロディがゆっくりと漂う、 孤独な室内楽のようなアンビエントで、ミニマルでありながら情緒があり、夜の静けさに寄り添うような音。カセット文化の延長線にあるような、ローファイで親密な質感も印象的で、その点では当時のシンセウェイヴ/ミニマルウェイヴとも共鳴する80年代ヨーロッパのDIY電子音楽の空気も纏っている。本人の内面をそのまま音にしたような、孤独・回想・静かな希望が入り混じる内省的な作品。

電子音響とデジタル・テクノロジーを極限まで抽象化してきた池田亮司が、ここでは一転して「擦奏」という物理的な振る舞いに向き合った新作。収録された3作品は、いずれも弦楽器の音色を素材として扱うだけではなく、演奏者の身体、楽器の構造、音の発生する時間と空間そのものを作曲の原理へと組み込んだもの。2021年にEnsemble Modernとのワークショップをきっかけに弦楽器だけに焦点を絞ることを決め、2020~2023年にかけて制作された作品群が〈The Vinyl Factory〉よりヴァイナルリリース。
「REFLECTION [for string nonet], op.13」では、9人の奏者全員が7/8拍子による同一のリズム構造を共有しながら、その開始位置をずらすことで、それぞれのパートが互いに応答し合うような複雑な時間構造を形成。
「PRISM [for string nonet], op.14」では、白色光がプリズムによってスペクトルへ分解される現象を音響へと置き換え、弦楽アンサンブルのほぼ全音域を横断しながら、個々の音高をクラスターとして抽出していきます。音を連続的な響きとしてではなく、分解可能な物理現象として捉える池田ならではの思考が、弦楽器の響きの内部に展開。
そして「MIRROR [one for two], op.12」は、一枚の楽譜を通常方向と反対方向の双方から同時に読めるよう、五線譜そのものを鏡像化(反行)。二人の奏者がひとつの楽譜を共有し、それぞれ逆方向から読み進めながら同時に演奏するという、極めて制約の多いシステムによって成立しています。池田が長年「夢」として思い描いていたこの作品は、単純に見えるルールの内部に高度な演奏上の困難を抱え、その制約そのものを音楽的構造へと変換しています。
さらに本作では、通常は互いの姿を確認できるよう半円形に配置される弦楽奏者を、一直線に並べるという舞台上の配置も試みられました。視覚的な接続を意図的に断つことで、演奏者同士の身体的な関係さえも作曲の条件へと組み込む。音を「聴く」だけでなく、楽器、身体、楽譜、配置、時間といった音楽を成立させる物理的条件そのものを露出させていく点に、池田の現在の創作姿勢が鮮明に表れています。
Ensemble Modernによって演奏され、SWRによって録音。2024年2月8日にアムステルダムで初演され、2026年2月20日にはロンドンのBarbicanでも英国初演が行われました。電子音響とアコースティックな音楽、デジタルな抽象性と楽器の物理性という対立を超え、アコースティック楽器でありながら、どこか非人間的な精密さと透明感を湛えた、池田の現在形を示す精密な音響構造を立ち上げた作品。180g重量盤 ※視聴は参考動画です

電子音楽とヴィジュアル・アートを横断し、音、光、物質、物理現象、数学的概念を極度に精密な構造へと変換してきた池田亮司と、ジュネーヴを拠点とする現代打楽器集団Eklektoによる共同作品。
1974年に設立されたEklektoは、打楽器という極めて物質的な音源の可能性を拡張しながら、現代作曲家やアーティストとの協働を続けてきたパーカッション・コレクティヴ。Alexandre Babel、Stéphane Garin、Lucas Genas、Dorian Frettoの4名が参加し、これまでに100作を超える新作を初演。電子的な信号や数学的構造を音楽へと変換してきた池田の思考と、金属や木、皮膜、振動といった物質そのものから音を引き出すEklekto。その交差において、音は単なる「演奏されるもの」ではなく、物質の振動として、そして空間そのものを変化させる現象として立ち上がります。極度に研ぎ澄まされた構造性と、打楽器が生み出す生々しい物理性が交錯する音響的探究。

10月下旬再入荷。池田亮司が、アメリカ軍によるモールス信号を着想源に制作した12インチ作品。アルファベットA–Zの26文字に対応する26種類の周波数を、それぞれひとつの音響単位として構成した、極限までミニマルな作品。
片面13本ずつ、計26本のロックド・グルーヴに刻まれるのは、それぞれ異なる周波数を持つサイン波。音は旋律やリズムへと発展することなく、針が同じ溝を繰り返し巡ることで永続的な反復へと変容。ひとつひとつの周波数が独立した音として聴こえる一方、それらを連続して再生することで、26の音がまるで無言の会話を交わしているかのような音響的な関係が顕在化。音楽を構成する要素を極限まで削ぎ落とし、周波数、反復、時間、そして情報そのものを音楽として提示する池田。
モールス信号という「情報を音へ変換するシステム」を出発点に、意味を持つ言語以前の、純粋な音響の差異へと還元していく試みともいえる内容。2017年、スイス・グシュタードで開催されたアート・フェスティヴァル〈Elevation〉における〈Test Pattern〉のサイト・スペシフィック・インスタレーションに合わせて制作された作品。限定500部

Balmorheaの中心人物でもあるMichael A. Mullerによる、静謐で簡潔なギターの独演。2026年1月、ブルックリンを襲った冬の嵐の最中に録音された、〈Ojas Music〉第2弾リリース。これまで描いてきた暗く幽玄な音響世界や、11人のコラボレーターを迎えた2024年作『Mirror Music』から一転、ここではギター、ひとつの部屋、そして一度きりの演奏だけが残されています。全曲を一発録りで演奏し、1インチ・テープ・マシンへ直接収録。指先から弦へ、弦から磁気テープへと音が伝わっていく最短距離の録音によって、微細なタッチや音の余韻、部屋そのものの静けさまでがそのまま音楽として記録されています。窓から差し込む光、遠くのヘリコプターやサイレン、夜の彼方へ滲む街の明かり、砂埃や鳥、竹の音、白い薔薇やイチジク、レモンの木。そうした感覚的な記憶が、ここでは旋律というよりも、反復する音の断片と静かな余白として立ち上がります。
本作のために新たなギター・チューニングをいくつも考案し、楽器の言語を一度解体して最初から学び直すようにして作曲。子守歌と哀歌のあいだを揺れるような、簡素で循環的な楽曲が、同じモチーフを異なる角度やテンポから静かに変奏しています。「Arundel」はDavid Pajo(Papa M、Slint、Tortoise)へのオマージュであり、ドラマティックな展開よりも、音色と持続、そして時間そのものを重視してきたギター音楽の系譜へと接続する一曲。

先鋭的デュオPlapla Pinkyの一員であり、ブリュッセルを拠点に活動する電子音楽家Maxime Denucによる新作が、イタリアの現行電子音楽を牽引する巨星=Caterina Barbieriによる先鋭的レーベル〈Light-years〉より登場。イタリア・トスカーナ海岸のビーチを見下ろす場所にかつて存在したナイトクラブの名を冠した本作は、カトリック教会の宗教音楽と、1990年代初頭の熱狂的なダンスフロアが交差する架空の歴史を描いた作品で、MIDI制御によってパイプオルガンを精密に操り、聖堂の壮大な残響とトランス/テクノの反復構造を結びつけながら、聖と俗、建築と身体、記憶と時間の境界を溶解させる。
デュッセルドルフのSt. Antonius教会に通い、長期間にわたってオルガンの録音と実験を実施し、複数のマイクによって聖堂の音響空間そのものを立体的に捉え、コンクリートの壁に囲まれた残響没入体験を再現。
冒頭の「Hallucinogen」では、ShpongleのSimon Posfordによるサイケデリック・トランスの古典「LSD」の断片をパイプオルガンへと移し替え、微細な音のうねりと巨大な残響を融合。水面のきらめきのような連続音を生み出す「Atlantis」、バロック音楽とプログレッシヴ・トランスの類似性を探る「La Paloma」など、オルガンの音色と反復の技法を通して、ダンス・ミュージックの高揚感を新たな音響構造へと変換していきます。トランスやテクノをオルガンで演奏するという着想にとどまらず、宗教音楽が世俗の身体に与えてきた作用と、音・建築・場所が生み出す集団的な高揚を探究した、幻想的な一枚。

先鋭的デュオPlapla Pinkyの一員であり、ブリュッセルを拠点に活動する電子音楽家Maxime Denucによる新作が、イタリアの現行電子音楽を牽引する巨星=Caterina Barbieriによる先鋭的レーベル〈Light-years〉より登場。イタリア・トスカーナ海岸のビーチを見下ろす場所にかつて存在したナイトクラブの名を冠した本作は、カトリック教会の宗教音楽と、1990年代初頭の熱狂的なダンスフロアが交差する架空の歴史を描いた作品で、MIDI制御によってパイプオルガンを精密に操り、聖堂の壮大な残響とトランス/テクノの反復構造を結びつけながら、聖と俗、建築と身体、記憶と時間の境界を溶解させる。
デュッセルドルフのSt. Antonius教会に通い、長期間にわたってオルガンの録音と実験を実施し、複数のマイクによって聖堂の音響空間そのものを立体的に捉え、コンクリートの壁に囲まれた残響没入体験を再現。
冒頭の「Hallucinogen」では、ShpongleのSimon Posfordによるサイケデリック・トランスの古典「LSD」の断片をパイプオルガンへと移し替え、微細な音のうねりと巨大な残響を融合。水面のきらめきのような連続音を生み出す「Atlantis」、バロック音楽とプログレッシヴ・トランスの類似性を探る「La Paloma」など、オルガンの音色と反復の技法を通して、ダンス・ミュージックの高揚感を新たな音響構造へと変換していきます。トランスやテクノをオルガンで演奏するという着想にとどまらず、宗教音楽が世俗の身体に与えてきた作用と、音・建築・場所が生み出す集団的な高揚を探究した、幻想的な一枚。

Mohammad Reza Mortazaviが長年取り組んできたトンバクやダフなど、ペルシャ打楽器への探究をさらに進めた一作『Nexus』。これまでも驚異的な指使いや独自のリズム構築法で打楽器そのものを再発明したとも評されてきたが、本作では初めて声やエフェクト、電子的処理を取り入れている。電子音は決して表層的な装飾ではなく、楽器の響きやリズムを拡張する役割を果たし、彼の音楽観をより深く掘り下げる方向に作用しており、打楽器ソロのダイナミズムとアンビエント的な没入感、そして声や電子音による精神性がひとつに重なったサウンドとなっている。アメリカの映像作家ジョーダン・ベルソンによるカバーアートとも共鳴する、ミニマル・アンビエント、クラブ的な文脈から出発しながらも、その枠を超え、打楽器の未来形を提示しようとする作品。

emerことMarija RasaとシンガーUgnė Umaによる、夢の中で出会ったような感覚から始まったと語られる、眠りと記憶のあいだに漂うようなコラボアルバム『you and me』。emerが紡ぐのは、柔らかい残響と淡いシンセが揺れる白昼夢的ダブ・アンビエンス。ビートは控えめで、音の輪郭は曖昧。時間が少しだけ伸びるよう。そこに重なるのが、Ugnė Umaのスモーキーな歌声。囁くような発声が多く、耳元でそっと語りかけられているような近さが印象的。言葉の隙間に感情が滲み、曲に温度と人間味を与えている。サウンドはアンビエント、フォーク、エレクトロニックの境界線を自然に行き来しながら、歌ものアンビエントと呼びたくなる独自のバランスを保っており、魔術的リアリズムのような世界観で、現実と夢の境界がゆっくり溶けていくような感覚が続く。全12曲、どれも短い物語のようにまとまっていて、日常の中にある小さな魔法を音で掬い取ったような一枚。

デンマークのサウンドアーティストSofie Birchが、兄Alfredと数年かけて制作した、癒し、遊び心、子どもらしさ、神話、変容をテーマに、アンビエントとボサノヴァの温かさを柔らかく融合させた、独自の世界観が光るアルバム『Bivabippabualukka』。Birch特有のドリーミーなアンビエンスに、ボサノヴァ的なコード感や軽やかなリズムが自然に溶け込み、柔らかい風が吹き抜けるような音の手触りが続く。メロディは強く主張せず、小さなフレーズが跳ねたり、ふっと消えたり、また現れたりする、子どもの視点を思わせる遊び心のある音に、シンセの淡いレイヤー、ささやくような声、小さな打楽器や電子音の粒子が重なり、神話的・夢的なイメージが立ち上がる。最終マスタリングをカセットで行なったことも加わり、わずかなサチュレーションやノイズが作品全体をひとつの日記のように結びつけた、精神的変容の記録。柔らかな音像とスピリチュアルな要素が同居する注目の一枚。
2026年リプレス!かなり凄い内容です。昨年度、年間ベストに選んだ方も多いでしょう。デンマークの作曲家、ML Buchが自身のレーベルと思われる〈15 love〉より2023年にデジタル・リリースしていた2枚目のアルバムにして、昨年各所で話題を呼んだ大変素晴らしい作品が、今年度遂にアナログ化されました!明らかに逸していると言えるほどに鮮やかなギター。エレキギターとレイヤーされたヴォーカルの領域にさらに踏み込む事で、新しい楽器表現を模索した、これぞ、20年代標準と言いたい破格のネオ・サイケデリア/ドリーム・ポップ名作!

maya ongaku3年ぶりとなる待望の2ndアルバム『Nothing Space Music』の12inch VINYLが、Guruguru Brainからリリース!
2023年『Approach to Anima』での世界デビュー以降、国内外で精力的にライブ活動を展開し、各地で高い評価を獲得してきたmaya ongaku。 本作では、その経験を経た先にある「沈黙」に焦点を当て、より内省的かつ深度のあるサウンドへと歩みを進めた。反復するグルーヴと繊細なアンサンブル、アンビエントな空間性、即興性を兼ね備えながらも、 本作には人の記憶や感情に寄り添うポップスとしての親密さがあり、時間や境界の感覚をほどいていくような没入感に満ちている。 その一方で、制作の過程で浮かび上がった「Nothing Space」というひとつの空間のイメージ。
それは単なる無ではない。過去・現在・未来、あらゆる時間の記憶が漂い、空と海、陰と陽、音と沈黙といった境界が溶け合う広大な場所。 「Vanishing Waves」から「Permanent Waves」へ。 ジャンルを横断しながらも、そのどれにも属さない独自のサウンドは、国内インディーシーンのみならず、 海外リスナーにも高い親和性を持つ作品として、maya ongakuの新たな到達点となる全8曲を収録した珠玉の名作。

静穏の中で徐々に爆発していく圧倒的な鋼鉄のファンクネス。1996年にリリースされていた、エクスペリメンタル・エレクトロニック/アブストラクト・ミュージック史に残る傑作が遂にヴァイナル復刻!2017年に棄世されたフィンランド電子音楽の巨星であり、Pan Sonicでの活動も広く知られる鋼鉄の漢、Mika VainioがØ名義の2作目として発表、廃盤となっていたミニマル/エクスペリメンタルの傑作が2LPでリイシュー!エクスペリメンタル・エレクトロニック・ミュージック史に於ける完全性溢れるクラシック・アルバム。硬質なテクスチャーの中へと類稀なる実験性とミニマリズムを落とし込み、極限まで洗練させたサウンド・アート/ミニマル・エレクトロニック作品。これは是非ヴァイナルでご体感ください!

オランダを拠点とするJonny Nashの、前作『Point Of Entry』に続くソロ・アルバム『Once Was Ours Forever』が登場。フォーク、アンビエント・ジャズ、ドリームポップの間をたゆたうように結びつけた、内省的で幻想的な音世界を描いている。前作が昼下がりの穏やかな空気感をまとっていたのに対し、今作は夕暮れ時の淡い光のなかにゆっくりと溶け込んでいくような趣きで、指弾きギターを軸に、ぼんやりとしたメロディや残響の深い歌声、繊細なサウンドレイヤーが重なり合い、儚くも心に残る時間を紡ぎ出している。コズミックなアメリカーナ「Bright Belief」や、シューゲイズ的なギターが重なる「The Way Things Looked」など、多彩な楽曲が収録されており、カナダのサックス奏者Joseph Shabasonや、Maya OngakuのShoei Ikeda、元Kikagaku MoyoのTomo Katsurada、そしてSatomimagaeらがゲスト参加し、各曲に独自の彩りを添えている。牧歌的な風景と深い感情、静けさと重みを同時に感じさせるNashらしいバランス感覚が光る作品。聴く人それぞれが自由に余白を見つけられる、あたたかく控えめな作品。
かなり凄い内容です。デンマークの作曲家、ML Buchが自身のレーベルと思われる〈15 love〉より2023年にデジタル・リリースしていた2枚目のアルバムにして、昨年各所で話題を呼んだ大変素晴らしい作品が、今年度遂にアナログ化されました!明らかに逸していると言えるほどに鮮やかなギター。エレキギターとレイヤーされたヴォーカルの領域にさらに踏み込む事で、新しい楽器表現を模索した、これぞ、20年代標準と言いたい破格のネオ・サイケデリア/ドリーム・ポップ名作!
全ニューエイジ~アンビエント~バレアリック・ファン必聴のマスターピース。〈Athens Of The North〉や〈Jazzman〉〈Strut〉といった世界各地の名門レーベルからの作品も知られるイギリスの人気ジャズ・キーボーディストGreg Foatと、近年のニューエイジ・リバイバルでの世界的な再評価を一身に受けたベネチア出身のバレアリック/アンビエントの貴公子Gigi Masinの2人による、23年の〈Strut〉からの傑作コラボ・アルバム『Dolphin』を漸くストック。2021年から22年にかけて遠隔で録音され、互いに作曲した楽曲をオンラインで徐々に発展させながら、装飾を施す様に形作られた一枚。最終的な録音セッションは、ワイト島の壮大なChale Abbey Studios で敢行。Moses Boyd(ドラム)、Tom Herbert(ベース)、Siobhan Cosgrove(フルート、クラリネット)といったゲストが幾つかの楽曲に参加。内省的で哀愁漂うバレアリック・ジャズ『Viento Calido』や、22年に悲しくもこの世を去ったGigi Masinの妻へと捧げられた美しいアンビエント曲『Sabena』など、珠玉のナンバーがずらりと並びます。〈Cosmic Audio〉のMark Ashfieldによってマスタリング仕様。
