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日本人の母を持つ、ミシガン州アナーバー出身、ニューヨーク・ブルックリン拠点の女性ギタリスト/シンガーソングライターであり、ジャズやブラジル音楽、J-Popなど多様な影響源を独自の音楽世界に落とし込んできたMei Semonesによる2022年に発表していたEP『Tsukino 月の』がUSインディ名門〈Bayonet Records〉からカセットで登場!ジャズやMPBなどの影響を受けたインディー・ポップ/フォークのアーティストとして極めて稀有な仕上がりであり、愛らしく珠玉の一枚。ジャズとしての魂を洗う清々しさと、インディ・ミュージックに遍在する、ポエティックで柔らかい感性を存分に発揮した、日本語詞の可愛らしさまで抱えた作品。
インディ・ロック・シーンに多大なる影響を及ぼしてきたカリフォルニア・ベイエリア・サンノゼ出身のスロウコア・バンド、Dusterによる5枚目のアルバム『In Dreams』が〈Numero Group〉よりアナウンス。2019年の再結成後、着々とリリースを重ね、新世代のリスナーにもその名を知らしめてきた名バンド、Duster。再結成後3枚目となる最新オリジナル・アルバム!
アフリカ各地のレアグルーヴ/アフロ・ポップの発掘に全力を費やしてきた名ブログ&レーベル〈Awesome Tapes From Africa〉 より新物件。マリ共和国南部マスル地方の伝説的シンガーであり、その孤高の乾いた歌声が印象的なNahawa Doumbiaによる82年の作品『Vol.2』がカセット・リイシュー!〈ATFA〉レーベルの始動を告げる狼煙となった記念碑的作品、『Vol. 3』の再発を以前手掛けていた、象徴的なマリ出身の歌手による広く愛された一枚!1982年にLPとして発表されるも、これまでマリ国外では入手できなかった、マリ共和国において最も永続的な声の一つであるドゥンビアの初期の努力を示す、親密でありながら力強い記録。声とアコースティックギターというシンプルな楽器編成でありつつ、非常に大きな音響的インパクトを秘めた作品。40年にも渡る世界的な称賛を経て、ドゥンビアは、今でもそのパートナーでありギタリストのN’gou Bagayokoと共に世界ツアーを行い、彼女の痛切に訴えるような歌声で人々を魅了しています。
禍々しく歪む、深淵で漆黒なサイケデリック・ノイズの洪水。まさに「日本のサイケは世界一」であると、世界に知らしめるために必要不可欠な逸品!数々の変名や派生ユニット、関連人脈による膨大なディスコグラフィを通じて、世界のサイケデリック・アンダーグラウンド・シーンを日本から牽引し続ける、現代の稀有な存在ことAcid Mothers Temple。その最初期に当たる1996年に、同じく日本のサイケデリック・シーンの心である伝説的バンド、High Riseの創始者である南条麻人氏の率いた〈La Musica Records〉に残された、幻のカセット作品『Freak Out』が、西宮を拠点にカセット愛に溢れる強力リリースを展開する〈advaita records〉より限定カセット再発!
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サイケデリックとノイズが絶妙にミックスされ得体の知れない音となった最初期Acid Mothers Templeの傑作カセットを再発いたします。
その得体の知れなさの原因となっている通常では考えられないような音の構成と展開を形作る編集が素晴らしく、Acid Mothers Templeの独自性を再確認できるでしょう。
(advaita records)
菅谷昌弘は1980年代から活動を開始し、環境音楽シーンと並走しながら、パパ・タラフママへの参加を通じて舞台音楽の分野にも深く関与してきたアーティストです。
菅谷氏はここ20年の間、楽器音を使ったオーソドックスな作曲スタイルから、環境音・フィールドレコーディングを取り入れた8chマルチスピーカーシステム向けの音楽制作へと表現手法を移行させています。今回の作品でも、個々の曲に環境音のコラージュが取り入れられており、さらに過去作、新作がバランスよく配置されることでアルバム全体が菅谷氏の多彩な創作活動をコラージュしたような構成となっています。
『しるしまみれ』は、菅谷氏の環境音楽的なアプローチと、フィールドレコーディングやミュージック・コンクレート的な音楽実践の間を自由に行き来し、容易に言語・記号化できない音の連なりを体験できる作品です。また、この作品は菅谷氏にとって約20年ぶりのステレオフォーマットによるアルバム作品でもあります。
〈Slip〉や〈Idle Hands〉、〈Punch Drunk〉といった各地の優れたレーベルにも作品を残す実験的ダンス・ミュージック作家Bass ClefことRalph Cumbersが、新名義Myriad Myriadsを始動。要注目のデビュー・カセット作品を、ロンドン地下を代表する尖鋭レーベル〈The Trilogy Tapes〉よりリリース。Mark Fell & Rian Treanor親子のグリッチ・レイヴ・テクノ~IDMを想起させる、ファンキーかつ有機的な電子グルーヴから、〈Principe〉周辺作品にも通じる、ほろ苦くも高揚感に満ちたオフビート、レフトフィールドなUKベースまでを経由し、ダンスフロアを魅了する独自のサウンドスタイルを達成した好作品!ダンス系の作品ながら、マスタリングを手掛けるのは、Stephan Mathieuというのも好ポイント。
現代の即興~コンテンポラリー・ミュージックに於ける尖端的なレーベルである〈Another Timbre〉との密接な協力関係でも知られる95年結成のアンサンブルであり、John CageやJulius Eastman作品など、コンテンポラリーな作品の演奏を中心に約50枚に及ぶアルバムを発表してきたApartment House。その創設者としても知られるチェロ奏者/作曲家にして、実験系老舗〈Sub Rosa〉やロンドンの名ヴェニューこと〈Cafe Oto〉のレーベル〈Takuroku〉からも作品を発表しているAnton Lukoszeviezeによる最新アルバム『Le Jardin Des Plantes』が、ロンドン地下シーンを長年に渡り牽引する名所〈The Trilogy Tapes〉より限定カセット・リリース。チェロとエレクトロニクスに捧げられた長編楽曲4部構成のアルバム。瞑想的なモダン・クラシカル/ドローンを中心に据えつつ、鈍く歪むフィードバック・ノイズによる静かな熱を帯びた終盤のドローンゲイズ的展開でのカタルシスは実に迫るものがあります。名匠Stephan Mathieuによるマスタリング仕様というお墨付きの内容。
Dave Savedとと共に〈Forever Now〉を主宰するイタリア地下シーンのカルト的人気アクトであり、〈Youth〉や〈Lavalava Records〉〈OKNO〉〈Where To Now?〉など各地の尖鋭レーベルから極めてエッジの効いた実験的テクノ作品の数々を送り出してきたNPLGNN。自身のレーベルから送り出す最新ミックステープ作品!NPLGNNが作曲プロデュースした本作は、大量のサンプルをいじり、切り刻み、再合成して作り上げた、実用的な音のコラージュ・フラックスとも言うべきアヴァンギャルドな音の建築。MCのトースティング、アーメン、ダブグリッチ、スクリュー レコーディングまでが飛び交う、憂鬱で捻くれたインタールードが約42分間収録されています。
関西の器量と呼ぶべき鬼才の本領がここにあります。〈Zone Uknown〉の創設者であり、〈Dommune〉セレクター、そして、最近では〈Asian Dope Boys〉にも所属。関西のアンダーグラウンド・シーンを牽引してきた名DJであり、その卓越したDJスキルとユニークな音楽センスで世界を渡り歩く行松陽介。NPLGNN主宰のもと、EvolやBeatrice Dillon、Zion Trainなどのタイトルも送り出してきた、カルト人気を博すミックステープ・シリーズ〈MBE series〉より、2018年に50本の限定カセットとしてリリースされた傑作が新装仕様で待望のリプレス!日本人アーティスト・オンリーの音源を90分間ミックスし、極東のエレクトロニック・カルチャーに対する並外れた広い視点を提供した大傑作ミックス!帯付属の限定150部。
ブート・キャンプ・クリックからの第2の刺客としてデビューしたレジェンダリーなヒップホップ・ユニット、スミフン・ウェッスンが1995年にリリースしたヒップホップ史に残る名盤であり、“Bucktown”、“Wrekonize”、“Sound Bwoy Bureill”等々の名曲を生んだ説明不要のヒップホップ・クラシックなアルバム『Dah Shinin'』が完全限定生産のカセットで復刻! オリジナルにボーナストラックを追加した全18曲を収録!
ブラック・ムーンの“Black Smif-N-Wessun”や“U Da Man”でフィーチャーされ名を知らしめた2MC=テック&スティール。勢いをそのままに、ブラック・ムーンのDJでもあるビートマイナーズのイヴィル・ディー&MR.ウォルト、さらにベイビー・ポールやリッチ・ブラックも集結した、ファーストにして90sの決定的名盤『Dah Shinin'』が完全限定生産のカセットで復刻! ロイ・エアーズからインスパイアされたアートワークの通り、引き続きジャズやファンクの浮遊感のあるサンプリングを主体としながらも、よりザラつき深化したビートマイナーズの重低音がシャープ&ロウに、スモーキー&メロウに染み渡る! デビュー・シングル“Bucktown”/“Let’s Git It On”を筆頭に、“Wrekonize”、“Sound Bwoy Bureill”などの煙たいクラシックを連発!リリース当時のオリジナルCD/カセットの全16曲に2曲のボーナス・トラックを追加した全18曲収録のファン垂涎なブツ!
世界中から愛され、今も尚新たなファンを獲得し続ける稀代のビートメイカー、nujabesによる不朽の名作『metaphorical music』が、20年の時を経てカセットテープでリリース。
アナログのシングルを中心にリリースを重ねてきたnujabesが渾身の力を注ぎ込んで完成させたアルバム『metaphorical music』。多くの人々に愛され続けているhydeout productionsの核となる作品であり、名曲の数々が刻まれている歴史的な名盤。
現在、世界で最も人気のドラマーの1人であり、Clairo、Solange、Adele、Bruno Marsなどの共演も知られるHomer Steinweiss(ex-Holy Hive)によるソロデビュー作であり、ミュージシャンとしてもプロデューサーとしても最前線に立っている事を示す『Ensatina』が〈Big Crown Records〉からアナログ・リリース。現代的なラブソング"Deep Sea"、インスピレーションとメランコリーが並置された"Start Select"、そしてB面のソウルバラードを驚くほど現代的に解釈した”Forever and Ever and Ever and Ever”など珠玉のソウル・ナンバーの数々を収録しています。
インディ・ロック・シーンに多大なる影響を及ぼしてきたカリフォルニア・ベイエリア・サンノゼ出身のスロウコア・バンド、Duster。半世紀にわたる自宅での4トラック録音から生まれた未発表音源の数々を収録したファン垂涎のコンピレーション・アルバム『Remote Echoes』が〈Numero Group〉からアナウンス。中古市場でも人気のデモ作品『Christmas Dust』と『On The Dodge』を録音していた時期に残した貴重楽曲の数々を全14曲収録。ファジーなギター、安物のシンセサイザー、かすれたパーカッション、ハスキーなヴォーカルが織り成すDuster独特のブレンドは、チルウェイヴ、マンブルコア、コアコアを先取りしており、スラッカーの悪癖であるタバコ、コーヒー、マリファナの三位一体をエレガントに表現した一枚としてこの上ない内容です。
セキトオ・シゲオの "ザ・ワードⅡ"のサンプリングや細野晴臣とのコラボレーションでもおなじみ。カナダ・ブリティッシュ・コロムビア出身、現在ロスアンジェルスを拠点に活動するミュージシャン、Mac DeMarco。大成功を収めた2014年アルバム『Salad Days』に続く形で1年後にリリースされたミニアルバム『A One』のデモ・ヴァージョンがカセット化。当時、25歳を迎えていた彼が自身のソングライターとしての成熟を示した全8曲入りのサイケデリック/メロウ・ジャングル・ポップの傑作!
言わずと知れたJonathan Richman率いる名バンド、The Modern Loversのセルフ・タイトル・デビュー・アルバムが嬉しいカセット・フォーマットで再発!プロト・パンクとオルタナティヴ・ロックを時代を超えて探求した作品であり、リッチマンのウィットに富んだ歌詞と削ぎ落とされたサウンドと、ミニマルでローファイな魅力によって、インディやパンクの世代にも多大な影響を及ぼした大名作。まさにオルタナティヴ・ミュージックの景観を形成する上で、先駆的な役割を果たしたことの証と呼べる一枚。
幅広い音楽好きにお薦めしたい、自然美に溢れるアンビエント・ミュージック作品。MachinefabriekやASUNA、Federico Durand、Hakobuneなど数々の名アクトがその作品を残す本邦の名門レーベル〈White Paddy Mountain〉を主宰する東京のドローン/アンビエント作家、畠山地平 (Chihei Hatakeyama)による〈Constellation Tatsu〉からの2018年の傑作カセット・アルバム『Scene』が待望のリプレス。全編を通してイーサリアルでローファイな音響が貫かれた本作。メランコリックかつ孤独でありながらも、甘美で瞑想的な魅力にも満ちた珠玉のアンビエント/ドローン作品。
「和のNurse With Wound」としてもお馴染みコラージュの名手Sugai Kenと対比される本邦の実験的作家であり、〈Youth〉や〈ESP Institute〉といったレーベルからの傑出した作品で知られる名作家= Hoshina AnniversaryことYoshinobu Hoshinaによる2023年のConstellation Tatsu〉からのカセット作品を漸くストック出来ました。流動的かつ実験的なダンス・ミュージック。ジャズ・フュージョンやエレクトロニカ、日本の伝統といった、自身が初期に影響を受けた音楽からのインスピレーションをさらに発展させた、和風でシュールな先鋭的ダンス・サウンドが大変秀逸!
オークランドを拠点に数々のニューエイジ/アンビエント・カセット作品を送り届けてきたお馴染みの〈Constellation Tatsu〉の最新バッチから、これまた没入的かつ至福で素晴らしいディープ・アンビエント・テクノ・アルバムが登場!南アフリカ生まれ、ニューヨークを拠点とする電子音楽家/パフォーマーであり、以前も素晴らしいチルアウト・アンビエント・ダンス作品を発表していたBrendon Moellerによる最新カセット作品『Signal』が到着。ディープ・テクノとダブから影響されたダークで雰囲気に満ちたトーンを基調とした、渦巻く、有機的で没入感のあるテクスチャーで、このジャンルの限界を再び押し広げるような作品。