Avant-Garde / Contemporary
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BonoboやBat For Lashes、Mica Leviを始め、数々のビッグネームと共演している英国のチェリストであり作曲家、Lucy Railtonによるソロ・チェロ作品として初のリリースとなる40分の作品『Blue Veil』がStephen O'Malley主宰の〈Ideologic Organ〉よりリリース!!パリのサン・テスプリ教会で録音された本作は、8つの楽章からなり、レイルトンが長年関心を寄せてきた微分音と和声の知覚を探求している。レイルトンが遊び心たっぷりに「シング・アロング・ミュージック」と呼ぶ、「一緒に聴く」という能動的なリスニング・モードで、チェロの中で持続し、最後にはレイルトンの一瞬の存在に溶け込んでいくような、心と音との即時的な出会いのための空間を開くような内容。キャサリン・ラムやエレン・アークブロの音楽、マリアンヌ・アマッハーやモートン・フェルドマンなどの作品の解釈の実践に影響を受けながら生まれた作品。プロデュースにKali Malone & Stephen O’Malleyという布陣も最強です。

当店大大大ベストセラー『The Sacrificial Code』でもおなじみ、〈Hallow Ground〉や〈Total Black〉などといった現行アンダーグラウンドの深遠から極めて優れたドローン/実験作品を繰り出す米国出身/スウェーデン・ストックホルム在住の女性ミニマリスト、Kali Malone。名門〈Ideologic Organ〉からの2022年最新作『Does Spring Hide Its Joy』がアナウンス。Stephen O'Malley(エレキギター)、Lucy Railton(チェロ)という豪華ゲストを迎え、Malone自身が調律したサイン波オシレーターを用いて制作した没入型モダン・クラシカル/ドローン作品!パイプオルガンの調律、和声理論、長時間の作曲の経験が、この作品の出発点となっていて、彼女のニュアンスに富んだミニマリズムは、驚くべき焦点の深さを展開し、リスナーの注意の中に瞑想的な空間を切り開いています。
名門Mississippiの審美眼により、バルトの神聖な空気を引き連れるエストニアのコンテンポラリー・クラシカルの化身、Arvo Partの1999年にECMよりリリースされていた名作「Alina」が、CD盤には収録されていなかったボーナス1曲を追加してヴァイナル化。CDの音質とは異なり、楽器の響きが非常にリアルでCDをお持ちの方にも是非。
ピアノが持ちうる静謐と、余白を塗らないためのシンプルな室内楽。感嘆があるかもしれない、風景を見るかもしれない、ですがそれを押し付けることもなく最小限の編成で音が、或いは楽器が鳴らされている喜びがあります。生命の祝福へ。そして静謐の壁にかけておく絵画や家具のように、違和感のない美の響きを。瞑想にも読書にも、あらゆる場面で活躍してくれる、正に一家に一枚的内容。
10月下旬入荷予定。限定クリア・ヴァイナル仕様。Theoretical Girls、The Staticで70年代末のNYノー・ウェイヴ・シーンを駆け抜けたGlenn Brancaが、1980年に初めてソロ名義で放った記念碑的作品。NYの伝説的ポストパンク/ダンス・レーベル〈99 Records〉の第一弾としてリリースされ、後のSonic YouthやSwansをはじめとする数多くの若いバンドに決定的な影響を与え、NYダウンタウンのアート・パンクを形づくった重要作。
疾走するビートと幾重にも絡み合う反復パターンによって、Neu!を彷彿させる反復ビートとPhilip Glassのミニマリズムを接続したかのような強烈な音響運動を展開。反復は単純な循環に留まらず、ギター、ベース、ドラム、キーボードが重なり合うことで巨大さへと変容し、ロックの原始的エナジーとミニマリズムを陶酔的な高揚へと合一。
一方、B面はその対極で、暗く、不穏で、予測不能な音響のなか、ギター、キーボード、ベース、ドラム、そしてスレッジハンマーまでを含む編成が、工業的な轟音と緊張を幾重にも積み重ねていきます。構築と破壊、反復とノイズ。その両極をひとつの巨大な音響空間へと統合した本作は、ロック・バンドという形式そのものを拡張し、80年代以降の実験的ギター・ミュージックの新たな地平を切り拓いた、Glenn Brancaの原点にして極めて重要な一枚。
10月下旬入荷予定。Charles Hayward、Charles Bullen、Gareth Williamsによる、Can、Faust、Henry Cow、Wireと並ぶ革新的存在であり、ロック以降の音楽を大きくアップデートしたと言っても過言ではない、英国アヴァン・ロック、ポストパンクの伝説This Heat。Flying LizardsのDavid Cunninghamが設立したPianoより、1980年にリリースされたThis Heatの傑作EP『Health And Efficiency』が名門〈Superior Viaduct〉より2026年ヴァイナル復刻!
David CunninghamがThis Heatを「ポストパンクのKing Crimson」と評したように緻密なロックの構築性を備えながら、その内部では音楽と非音楽、反復と環境音との境界が絶えずラディカルに溶解。B面では同時代のクラウト/電子勢の幽玄さを増幅させたかのような音響空間で、45回転と33 1/3回転という再生速度の違いによって、その時間そのものが変化していくように設計されており、固定された「作品」がそこにあるのではなく、再生という行為によって異なる時間が生成。当時のThis Heatが意識していたとされる「健全な身体に健全な精神を(mens sana in corpore sano)」というラテン語の格言は、単なる生活上の規律ではなく、音楽をより明晰に、より自由にしていくための創造的なアプローチでもあり、音楽、身体、環境、時間、その境界を溶解させながら、世界との新たな接続の可能性を探究したThis Heatの特異な創造性が凝縮された名作。

日本のロック史のみならず、世界のロックの歴史に刻まれたアルバム!クラフトワークやノイ!、DAF、イーノらの傑作群を生み出した伝説のコニーズ・スタジオに、元アーント・サリーのPhewを迎えて制作されたアルバム。
●なぜあの時、世界の先鋭的なミュージシャンはコニー・プランクのもとで“音”を創りたがっていたのか? クラフトワークやノイ!、DAF、イーノらの傑作群を生み出した伝説のコニーズ・スタジオに、元アーント・サリーのPhewを迎えて制作されたアルバム『Phew』(1981年発表)。
●テクノやポスト・ロックにも多大な影響を与えるジャーマン・ロック・バンド、カンの元メンバー、ホルガー・シューカイとヤキ・リーベツァイトが参加。
●コニー・プランクの卓越したエンジニアリングと、ホルガー・シューカイがエディティングの妙を駆使したその斬新な音世界は、現在においても未だ色褪せることのない孤高の響き。

9月下旬再入荷。オランダ現代音楽の重要作曲家Ton de Leeuwが1956年から1982年にかけて残した電子音楽を、〈Dutch Oscillation Series〉の第1弾として地下室や研究機関に眠っていたテープを掘り起こし、丁寧に復元した初の本格的アーカイブ作品。電子音は空間を彫刻するように配置され、前後左右へ移動する四チャンネル作品では、粒子状の音が部屋の中を漂うような立体感が際立つ。初期電子音楽特有の生々しいテープの質感と、後年の精密なシンセシスが同じ作品内で共存し、時間の流れそのものを音で描くような静けさと緊張感がある。インド、インドネシア、日本など非西洋音楽文化を深く研究し、東洋と西洋の音楽思想を架橋する作曲家として高く評価されているTon de Leeuwらしく、持続音の扱いや間の取り方に独特の美学が滲み、電子音楽でありながら、どこか瞑想的な響きが漂う。未公開だった「Chronos」を含む全8作品を収録し、ラジオオラトリオから空間音響作品まで幅広く網羅した決定版。
〈Editions Mego〉と〈INA GRM〉がコンテンポラリーな電子音楽へとフォーカスした新シリーズ〈Portraits GRM〉を始動!BonoboやBat For Lashes、Mica Leviを始め、数々のビッグネームと共演している英国のチェリスト&作曲家、Lucy Railton、そして、〈Spectrum Spools〉や〈NNA〉からの作品やMatmosの諸作への参加でも知られるボルチモア出身のシンセシスト、Max Eilbacher の2名によるスプリットLPが登場!!
Lucy Railton側は〈INA-GRM〉から委託され、マルチチャンネル・テープと生演奏のチェロのための楽曲として制作した楽曲を収録。GRMの19年6月に行われたマルチフォニック・コンサート・シリーズにおいて、フランソワ・ベイルが開発した音響システムとして知られる「アクースモニウム」の中で初演。Railton自身が演奏したチェロのライブ・レコーディングと、GRMのスタジオにて19年4月に録音されたサージ・シンセサイザー、アイスランドのスカールホルト教会にて17年に録音されたオルガンなどのマテリアルを、GRM及びベルリンの自身のスタジオで18年11月から19年にかけてミックス/生成した楽曲。Max Eilbacher側は18年の11月~19年の3月にかけてボルチモアで、また、18年の9月にフランスでレコーディングされた音源を収録。これらは、パリで19年に催された「Présences électronique festival」のために制作されたものとなっており、19年の8月に8チャンネルからステレオにミックス。〈RVNG〉在籍の女性アクト、Ka Bairdがフルートで参加、Max EilbacherによるテキストをAlexander MoskosとMiriam Salaymehがリーディングを担当。Giuseppe Ielasiによるマスタリング。これはかなり激ヤバ、大変高内容の一枚!!! 絶対にお見逃し無く!!

「言葉が意味から解放され、音として漂い始める」というコンセプトで、話し言葉の抑揚や呼吸をそのまま音響素材として扱う独自の手法を中心に据えた、ニューヨーク拠点の作曲家Ben Vidaによる『Oblivion Seekers』。Nina Dante、Christina Vantzou、John Also Bennett、Félicia Atkinsonらが声の出演で参加。複数の声が重なり合い、ジェンダーやアクセントが流動的に混ざり合うことで、誰の声でもあり、誰の声でもない集合的な語りが立ち上がる。電子音は控えめに配置され、低いドローンや微細なノイズが声の動きを支えることで、静謐でありながら幻覚的な空間が広がる。静けさの奥で声が多層に漂い、言葉と音の境界がほどけていくその繊細な瞬間をとらえた、声のための実験音響作品。

緊急地震速報音やIDの決済音などを生み出したことで知られる、日本を代表する環境音楽家・サウンドデザイナーの小久保隆。
90年代にイオンシリーズとしてリリースされた作品群の中から、特に人気のタイトルである「風のオアシスII~森と水の物語~」が待望の再発!
小久保隆氏は、グラミー賞にもノミネートされた日本のアンビエント・ニューエイジにフォーカスしたコンピレーションに参加していることでも近年話題となりました。
また本作はデジタル時代に再評価が進み、オンライン上で数百万回再生を記録するなど、全世界のアンビエント・リスナーから強い支持を集めています。
森のざわめき、水のせせらぎ、柔らかく広がる電子音──。
まるで深い森林の中へ迷い込んだかのような音世界は、聴く人の心と空間を静かに潤していきます。森林浴のような音楽体験を是非この時代に。
緊急地震速報音やIDの決済音などを生み出したことで知られる、日本を代表する環境音楽家・サウンドデザイナーの小久保隆。
90年代にイオンシリーズとしてリリースされた作品群の中から、特に人気のタイトルである「風のオアシスII~森と水の物語~」が待望の再発!
小久保隆氏は、グラミー賞にもノミネートされた日本のアンビエント・ニューエイジにフォーカスしたコンピレーションに参加していることでも近年話題となりました。
また本作はデジタル時代に再評価が進み、オンライン上で数百万回再生を記録するなど、全世界のアンビエント・リスナーから強い支持を集めています。
森のざわめき、水のせせらぎ、柔らかく広がる電子音──。
まるで深い森林の中へ迷い込んだかのような音世界は、聴く人の心と空間を静かに潤していきます。森林浴のような音楽体験を是非この時代に。
「テクノの原点。ビッグネームとして時代を創造したアーティスト達の原結晶であり、名盤を超えた不滅のモニュメント。」
アナログ盤が重量盤・完全限定で復刻。
坂本龍一監修による重量盤・オリジナルジャケット仕様で完全限定発売。
トラックリスト:
A-1.サウザンド・ナイブス
A-2.アイランド・オブ・ウッズ
A-3.グラスホッパーズ
B-1.ダス・ノイエ・ヤパニッシェ・エレクトロニッシェ・フォルクスリート
B-2.プラスティック・バンブー
B-3.ジ・エンド・オブ・エイジア

徹底したアヒンサーを提唱実践、「ノイズ」の枠を超越したオルタナティヴな表現を試み続けるジャパノイズ伝説、Merzbowが、ドイツの〈Freizum Abriss Kollektiv〉より発表した限定50部の10インチ作品『Avian Hydraulics』。2枚の透明樹脂の間に着色した液体を封入した「液体充填Lathe Cut」という極めて特殊なアート・オブジェ仕様であり、その液体が創り出す流動的な視覚イメージから構想されたフェティッシュなアヴァンギャルド作品。特殊フォーマットが持つ物質的な魅力と、長尺作品とは一線を画す研ぎ澄まされた高密度のノイズ・プラクティスが見事に融合した至高のコレクターズ・アイテム!ナンバリン入り、ダウンロード・コード付属
※製品の性質によりレコード内部の油が滲み出ることがありますのでご了承ください。詳細はBandcampページに記載しています。

徹底したアヒンサーを提唱実践、「ノイズ」の枠を超越したオルタナティヴな表現を試み続けるジャパノイズ伝説、Merzbowが、ドイツの〈Frei zum Abriss Kollektiv〉から50枚限定でリリースする異色の5インチ・レースカット作品『Stu the Goat』。2026年3月に自宅スタジオMunemihouseで録音された本作は、ラッカー特有の短尺フォーマットを逆手に取り、極端に圧縮された音像と質感を前面に押し出したコレクター垂涎の一枚。ナンバリング入り。

Thelonious Monkのよき解釈者として知られるジャズ・ピアニストJessica Williamsが1985〜1987年に密かに行なっていたプリペアド・ピアノ実験を記録した、極めて個人的で貴重なアーカイブ作品『Blue Abstraction』。弦に物を挟み、叩き、擦り、金属音や電子音のようにも変貌するその音は、John Cageの実験精神と、彼女自身の情緒的なメロディ感覚が交差する、抽象と叙情が同居する音世界。録音はスタジオでの孤独な探求そのもので、完成された楽曲というより、音を探り、触れ、形にしていくプロセスの記録に近い。しかしその中には、彼女の音楽家としての核心である繊細なタッチ、深い和声感覚、静かな情熱息づいている。静かで、抽象的で、深く美しい記録。

カセットテープ版にのみ収録されていたボーナストラック2曲を新たにリマスタリングし収録し、待望のCD版が登場です!goatやYPYなどでの活動や〈birdFriend〉運営でもおなじみ日野浩志郎主宰の注目レーベルにして、Keith Fullerton WhitmanやMark Fell & Will Guthrieといった強力な面々を送り出してきた〈Nakid〉からは、日野と中川裕貴によるユニット「Kakuhan」による2022年度ファースト・アルバム『Metal Zone』がアナログ・リリース。中川による弓弾きのチェロと日野の角ばったエレクトロクスとドラム・マシンのシンコペーションが、Photekの『Ni Ten Ichi Ryu』とArthur Russellの『World of Echo』を足し合わせたようなサウンドを生み出す、破格のエクスペリメンタル・クラブ・ミュージック作品!ZodiakことTakashi Makabeによるデザイン。
様々なコラボレーションを経た上で2022年に活動をスタートし、チェロとエレクトロニクスを中心にそのユニットに備わる音楽性=「電子音楽/弦楽」「現代音楽/クラブミュージック」「作曲/即興」「フィジカル/メタフィジカル」「人工/自然」など、音・音楽が持っている様々な極/曲を、その名の通り「攪拌」する、KAKUHAN(日野浩志郎×中川裕貴)。
Albert AylerやSonny Sharrock、John Zornをはじめとして数多のレジェンドと演奏を共にしてきた米国フリー・ジャズ界のパイオニア的名ドラマー/パーカッショニストのMilford Gravesによる1976年録音の激レア作品『Babi』が、オリジナル・マスター・テープからレコードで再発!アフリカ的なパーカッシヴで狂熱的な演奏から、物好きにはたまらないガサゴソと物音チックな音の運び方、ノイズ的にすら聞こえるアヴァンギャルドな展開まで聴きどころたっぷりの一枚。Gérard Rouによる未発表の写真も付属。オリジナルLPカバー・デザイン、仕様。これは必携ですよ!

フランス滞在期のArt Ensemble of Chicagoが、モシェ・ミズラヒ監督映画のために制作した1970年録音のサウンドトラック作品『Les Stances A Sophie』。Fontella Bassのソウルフルな歌声と強烈なジャズ・ファンクのグルーヴが炸裂する名曲で、今なおクラブ・クラシックとして愛され続ける一曲「Theme de Yoyo」が冒頭を飾り、その後は一転して、アンサンブル特有のアヴァンギャルドな即興、古楽の引用、緻密な音響構築が交錯し、映画音楽でありながら自由なジャズの実験場としての魅力が全編に広がる。Lester Bowie、Roscoe Mitchell、Joseph Jarman、Malachi Favors、Don Moyeという黄金期メンバーが揃い、ファンクネスとフリージャズの両極を一枚に封じ込めたサウンドは、どの時代に聴いても新鮮さを失わない。70年代激動のパリで、アフリカ回帰のスピリチュアリズムと、シカゴ仕込みの過激なフリー・ジャズ、最高にドープなファンクの肉体性が、映画というキャンバスの上で奇跡的に融合した、ジャズ史上最も自由でスタイリッシュな名盤。
米女性実験音楽家重鎮であり先駆者、Pauline OliverosのDeep Listening Bandにも参加したアメリカの前衛的トロンボーン/ディジリドゥー奏者、即興演奏家、作曲家のStuart Dempsterが伝説のアルバム『Deep Listening』が録音されたのと同じ貯水槽で制作し、現代音楽系名門〈New Albion〉から発表した95年のアルバム『Underground Overlays From The Cistern Chapel』が〈Important Records〉から史上初のアナログ再発。力強く深い音色が響き渡るこの2枚組LPは、高い評価を得た『Deep Listening』のコンパニオンとして制作されたものであり、これまで録音された中で最も深いドローン・アルバムのひとつ。9本のトロンボーン、ディジュリドゥ、チベットの鐘が、200万ガロンもの巨大な貯水槽を、心を揺さぶり、癒すような濃密な音の残響で満たしています。
