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Avant-Garde / Contemporary

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Kakuhan - LIVE_0 (CD)Kakuhan - LIVE_0 (CD)
Kakuhan - LIVE_0 (CD)Kakuhan
¥2,000

3月下旬少量再入荷。goatやYPYなどでの活動や〈birdFriend〉運営でもおなじみ日野浩志郎主宰の注目レーベルにして、Keith Fullerton WhitmanやMark Fell & Will Guthrieといった強力な面々を送り出してきた〈Nakid〉から発表された作品が多大な評価を獲得した、日野と中川裕貴によるユニット「Kakuhan」によるライブ会場限定で販売してきた自主リリースCDが遂に入荷!

同作品はYPYこと日野浩志郎、チェロ奏者の中川裕貴によるユニット「KAKUHAN」による2022年2月に九州大学にて開催されたイベント「Feldman meets freq 2022」でのライブパフォーマンスを収録。
2022年末にリリースされたファーストアルバム「Metalzone」がBoomkat2022年ベスト・リリース第5位、またミュージックマガジン年間ベスト/エレクトロニックミュージック部門でも第5位に選ばれたKAKUHANのライブ盤は、この「Metalzone」前夜の、同アルバム収録曲の「原型」も含む全6曲が収められており、このCDでしか聴くことのできない楽曲も収録されています。
ユニット名が指し示す通り、両者の活動に備わる様々な要素=「電子音楽/弦楽」、「現代音楽/クラブミュージック」、「トラディショナル/コンテンポラリー」、「フィジカル/メタフィジカル」、「作曲/即興」などが文字通りそのパフォーマンスの中で「攪拌」されていく、その始まり(ゼロ)を体験できる内容となっており、「Metalzone」と併せて聴くことを強くお勧めします!

Mark Fell, Rian Treanor, Kakuhan - Promo (CD)Mark Fell, Rian Treanor, Kakuhan - Promo (CD)
Mark Fell, Rian Treanor, Kakuhan - Promo (CD)Nakid
¥2,200
3月下旬少量再入荷。2023年9月、10月にMARK FELL/RIAN TREANOR/KAKUHANの3組によって実施した日本ツアーを記念したスプリットCDがリリース!300枚限定です。

90年代以降の電子音楽、或いは実験的なテクノ音楽の巨頭として知られ、Mille Plateaux、Line、Mego、Raster Noton等のレーベルから多数の作品をリリース。そして近年はその「テクノ」の枠さえも飛び越え本当の意味での「現代的」なサウンドを提供するMark Fell。
2023年にはNYEGE NYEGE TAPESからウガンダ / アチョリ族のフィドル奏者 Ocen Jamesとのコラボレーションを収めた音源「Saccades」をリリースするなど、クラブ・カルチャー、実験芸術、コンピューター・ミュージックの交差点から、新たな解体と連動を伴う音楽を創出するRIAN TREANOR。
様々なコラボレーションを経た上で2022年に活動をスタートし、そのユニットに備わる音楽性=「電子音楽/弦楽」、「現代音楽/クラブミュージック」、「作曲/即興」など、様々な音楽が持っている極/曲を、その名の通り「攪拌」するKAKUHAN(日野浩志郎×中川裕貴)。
この3者による完全新曲が収録された全9曲のスプリットCDは、単なる「スプリット(寄せ集め)」ではなく、テクノミュージック以降の音楽の周縁にある「フィジカル/メタフィジカル」の境界を超越、融解するようなアプローチがそれぞれの楽曲の中に現れています。三者の音楽に対する現在進行形の態度が如実に、かつカジュアルに現れた、ジャンルを越えて聴くべき作品になっています。お見逃しなく!
Cukor Bila Smert’ - Recordings 1990—1993 (2LP)Cukor Bila Smert’ - Recordings 1990—1993 (2LP)
Cukor Bila Smert’ - Recordings 1990—1993 (2LP)Shukai
¥7,287
5月中旬入荷予定。ウクライナの現行エクスペリメンタル・ミュージックの名所〈Muscut〉が始動させた旧ソ連電子音楽のアーカイブ・プロジェクト〈Shukai〉より最新物件!同国・キエフで1988年から1993年の間に活動していたアヴァン・フォーク/アヴァン・プロッグ・バンドであり、同レーベルが手掛けていたキエフの地下音楽シーンの重要人物にして、当店でも完売御礼だったあのSvitlana Nianioも参加していたCukor Bila Smert'による希少音源を集めた要注目編集盤『Recordings 1990-1993』が登場!キエフの音楽学校である〈Reinhold Glier Kyiv Academy of Music〉で学んだSvitlana Okhrimenko (a.k.a. Svitlana Nianio)、Oleksandr Kohanovs’kyi、Tamila Mazurといった面々からなるオブスキュアな音楽グループ。本作には、彼らが残した膨大な録音の中から、1988年に制作し失われていたと思われていたアルバム『Rhododendrons Coral Aspides』を始めとして、それぞれ1990年の『Novi Pestunchiki』、『Venera Z Dovgoiu Shieiu』、『Antinoy Vidjizdzhaje』、1992年の『All Secrets Of A Poem』、1993年の『Selo』といった、今や幻となっている激レアな音源の数々を余すところなく詰め込んだ決定版的一枚。東欧のネオフォークならではの異能とレコメン系などのアヴァン・プロッグにも通じる前衛精神、サイケデリック・フォークからイーサリアル・ウェイヴ、ネオクラシカル・ダークウェイヴ、実験音楽、ウクライナご当地の民俗音楽などが神々しく溶け合った凄まじい録音が満載された、今年度でも最重要クラスのコンピレーション・アルバムに仕上がっています!Vlad Yakovlevによるライナーノーツが付属。絶対にお見逃しのないように!
Kevin Drumm - OG23 (LP)
Kevin Drumm - OG23 (LP)Streamline
¥4,052
3月下旬入荷予定。電子音楽の一大名門〈Mego〉にジム・オルーク主宰の〈Moikai〉、〈Sonoris〉、そして〈Staalplaat〉の伝説的サブレーベル〈Mort Aux Vaches〉などなど、世界各地の名所から傑出した作品群を送り出してきたKevin Drumm。2022年にデジタル・リリースしていた作品『OG23』が、Christoph Heemann主宰の〈Streamline〉よりアナログ化!Éliane RadigueやPhill Niblock、Roland Kaynのファンまで、電子音響マニアの心をくすぐる、電子的フィールドレコーディングにも通じる強烈なエレクトロアコースティック作品!光り輝くテクスチャーと共に孤独な宇宙空間を漂う、氷河の様であり虚脱的なアンビエント・エレクトロニック・サウンドスケープ長編を2曲収録。
Laurel Halo / Jessica Ekomane - Octavia / Manifolds (LP)Laurel Halo / Jessica Ekomane - Octavia / Manifolds (LP)
Laurel Halo / Jessica Ekomane - Octavia / Manifolds (LP)Portraits GRM
¥3,696
Pitaの生前に〈Editions Mego〉が〈INA-GRM〉と共に立ち上げた先鋭レーベルであり、現在は〈Shelter Press〉がその運営を引き継いでいる〈Portraits GRM〉より今年度最重要クラスの特大物件。当店でも度々その作品を紹介してきた大人気女性電子音楽家であり、〈Hyperdub〉や〈Latency〉、〈Rvng Intl.〉にも作品を残すLaurel Haloと、仏出身の電子音楽家Jessica Ekomaneとの最新スプリット作品『Octavia / Manifolds』。メロディーのモチーフとテクスチャーの間の関係を独特の方法で探求した、ピアノとエレクトロニクスのための作品にして、深遠で喚起的なモダン・クラシカル「Octavia」と、ポリフォニック・ライティングの複数の可能性を探求したコンピューター・ミュージック作品「Manifolds」の2作品を収録。Giuseppe Ielasiによるマスタリング。カッティングは〈Schnittstelle〉にてAndreas Kauffeltが担当。Stephen O’Malleyの手によるスリーヴ・デザインとバックアップも万全。
Anima Musica & R. Carlos Nakai - Atlantic Crossing (LP)
Anima Musica & R. Carlos Nakai - Atlantic Crossing (LP)La Scie Dorée
¥3,428
Christoph HeemannとのIn Camera、そして、Andrew ChalkとのElodieなどでの活動もおなじみ、フィンランド出身・ベルギー拠点の実験音楽家Timo Van Luijk主宰の名門〈La Scie Dorée〉から新物件。Paul & Limpe Fuchsからなる超絶カルトな前衛音楽夫婦デュオAnima Musicaと、グラミー賞にもノミネート経験のあるネイティヴ・アメリカンのフルート奏者で、ニューエイジファンにも知られるR. Carlos Nakaiが88年にバイエルン放送で録音した大変貴重なプライベート・カセット音源である『Atlantic Crossing』が初LP化!1980年代にアメリカやヨーロッパで一連のコンサート・パフォーマンスを共にしてきたこの仲でもある彼ら。電子機器を一切使用せず、金属や木、石などから生み出される音から織りなすAnimaの音楽の自由で自然な感触がR. Carlos Nakaiの精神性と混ざり合う事で、さらなる孤高の雰囲気を生み出しています。限定500部。
Anne Gillis - Aha (LP)
Anne Gillis - Aha (LP)La Scie Dorée
¥3,937
Christoph HeemannとのIn Camera、そして、Andrew ChalkとのElodieなどでの活動もおなじみ、フィンランド出身・ベルギー拠点の実験音楽家Timo Van Luijk主宰の名門〈La Scie Dorée〉から新物件。栃木の名店〈Art into Life〉のレーベル部門からも作品を出版している仏前衛作曲家/パフォーマーのAnne Gillisが1984年に同国・ボルドー拠点のレーベル〈DMA2〉から発表した激レアなアルバム『AHA』が史上初アナログ再発!40年以上にわたり、一切の妥協を許さず、独自の世界を展開してきたカルト・アイコンによる2枚目となるLP作品。テープ・マシーンを作曲ツールに用いた、シュルレアリスティックで特異なコンクレートが展開される怪作!限定500部。
Anne Gillis, Jac Berrocal, Vincent Epplay, Timo Van Luijk - Si()six (LP)
Anne Gillis, Jac Berrocal, Vincent Epplay, Timo Van Luijk - Si()six (LP)La Scie Dorée
¥3,937
Christoph HeemannとのIn Camera、そして、Andrew ChalkとのElodieなどでの活動もおなじみ、フィンランド出身・ベルギー拠点の実験音楽家Timo Van Luijk主宰の名門〈La Scie Dorée〉から新物件。栃木の名店〈Art into Life〉のレーベル部門からも作品を出版している仏前衛作曲家/パフォーマーのAnne Gillisに、数々の名作家と共演してきた同国のトランペット奏者Jac Berrocal、同じく仏拠点のサウンド・アーティストのVincent Epplay、そしてTimo Van Luijkによるコラボレーション作品『Si()six』がアナログ・リリース。数年に渡るステージ内外での相互評価と出会いから生まれた大変ミステリアスな一作!Vincent Epplayが見事にバランスをとった、荒涼としたインストゥルメンタルとヴォーカルが介入する、ドリーミーなミュージック・コンクレートのコラージュが12曲収録。インサート付属。限定500部。
Operating Theatre - Spring Is Coming With A Strawberry In The Mouth / Rapid Eye Movements (2LP)Operating Theatre - Spring Is Coming With A Strawberry In The Mouth / Rapid Eye Movements (2LP)
Operating Theatre - Spring Is Coming With A Strawberry In The Mouth / Rapid Eye Movements (2LP)Allchival
¥4,475
Nurse With Wound好きにも知られる、舞踏や演劇、音響実験を集約した大変前衛的な実験劇場であった、Roger Doyleの手掛けたOperating Theatre。 NWWの創設メンバーJohn Fothergillの〈United Dairies〉から1981年に発表していたアルバム『Rapid Eye Movements』と『Spring Is Coming With A Strawberry In The Mouth』をコンパイルした〈Allchival〉からの2枚組編集盤!Nurse With Woundにもお墨付きのテープ・コラージュの名作と、そのサンプリング実験の成果がU2のボノから注目される事となったフェアライト・サンプラーによるシュルレアリスティックなエレクトロ・ポップ作品が纏められた決定版的入門盤。アイルランドのアウトサイダー・ミュージシャンであるMorgan Buckleyによるリミックス・トラックも追加収録されています。豪華 ライナーノーツ付属。
Beatriz Ferreyra - Senderos de luz y sombras (LP+DL)Beatriz Ferreyra - Senderos de luz y sombras (LP+DL)
Beatriz Ferreyra - Senderos de luz y sombras (LP+DL)Recollection GRM
¥3,698
近年のミュージック・コンクレート作品でも突出したタイトルが登場!〈INA-GRM〉からの作品も知られるアルゼンチン出身フランス拠点の女性電子音楽先駆者であり、フランス音楽研究グループ(Groupe De Recherches Musicales = GRM)にて勤務、その創設者、Pierre Schaefferの助手として彼の作品のレコーディングにも携っていた経歴もあるBeatriz Ferreyra (1937-)。近年急速に再評価の機運高まる同氏の直近の作品を収めたアルバム『Senderos de luz y sombras』が〈Recollection GRM〉よりアナログ・リリース。Bernard Baschet、Bernard Parmegiani、Carlos Pellegrinoといった偉人たちへの追悼の意が込められた最新作。フランス政府からの〈INA GRM〉の委嘱作品として2016年から2020年にかけて制作された作品である「Senderos de luz y sombras(光と影の道)」を収めたもの。天体物理学、ビッグバン以前の謎、そして奇妙さと日常が出会う無意識の不気味な動きからインスピレーションを得た16チャンネルの作品。これは是非ヘッドホンで爆音で浴びていただきたい逸品!エンボス加工スリーヴ仕様。
Daniel Teruggi - Sphæra Cat (LP+DL)Daniel Teruggi - Sphæra Cat (LP+DL)
Daniel Teruggi - Sphæra Cat (LP+DL)Recollection GRM
¥3,698
かつて〈GRM〉のリサーチ・ディレクターを務めた人物であり、アルゼンチン出身のフランスのエレクトロアコースティック作家のDaniel Teruggiが、1983年から89年にかけて制作した作品の初ヴァイナル版が〈Recollection GRM〉より登場。四大元素をテーマとした4つのセクションに分かれる作品を収めたアルバム。4つの基本的な物質を加工し、融合させることに自身の音響学的研究の重点を置いていたという1984年から1989年にかけて制作された作品を収録。〈INA-GRM〉から1993年にCDリリースされていた作品のアナログ・リイシュー盤。Giuseppe Ielasiによるマスタリング。レイアウトはStephen O’Malleyが担当と完璧な布陣のもとでの制作されています。
Robert Cahen - La nef des fous (LP+DL)Robert Cahen - La nef des fous (LP+DL)
Robert Cahen - La nef des fous (LP+DL)Recollection GRM
¥3,829
1972年に世界的に名高い〈Groupe de Recherches Musicales〉スタジオに参加し、ミュージック・コンクレート界で創作活動を開始した1970年代ビデオ・アートのパイオニア、 Robert Cahen。1971年から1974年にかけて制作された4つの作品を収録したアルバム『La nef des fous』が、〈Shelter Press〉と〈INA GRM〉の共同運営する要注目レーベル〈Recollection GRM〉より登場。Roland KaynやBernard Parmegiani、Luc Ferrariのファンにも強くレコメンドしたい、魅惑的で革新的な特異的サウンドの数々を収めた内容となっています。Giuseppe Ielasiによるマスタリング&Andreas Kauffeltの手による〈Schnittstelle〉でのカッティング仕様&Stephen O’Malleyによるレイアウトとバックアップも万全。
Horacio Vaggione - Schall / Rechant (LP+DL)Horacio Vaggione - Schall / Rechant (LP+DL)
Horacio Vaggione - Schall / Rechant (LP+DL)Recollection GRM
¥3,829
スペインの電子音楽先駆者Eduardo Polonioとのユニット「It」や伊名門〈Cramps〉の現代音楽シリーズ〈Nova Musicha〉作品も高名なアルゼンチン出身パリ拠点の実験音楽家Horacio Vaggione。94年から01年に残した先鋭的な電子音響作品を収録した編集盤『Schall’ / ‘Rechant』が〈Recollection GRM〉から登場!実に半世紀以上の長きに渡り活動を展開する同氏は故郷アルゼンチンでコルドバ国立大学の実験音楽センターを1965年に共同設立した人物であり、07年にストレンジデイズが一挙初CD再発を敢行した〈Nova Musicha〉シリーズ作品『La Maquina De Cantar』がその代表作。ポリフォニーとメタモルフォーゼからなる魅惑的な音楽空間を創造した今作には4つの純粋な電子音響作品が収録されています。Giuseppe Ielasiによるマスタリング&Andreas Kauffeltの手による〈Schnittstelle〉でのカッティング仕様&Stephen O’Malleyによるレイアウトとバックアップも万全。
Claire Rousay - everything perfect is already here (CD)Claire Rousay - everything perfect is already here (CD)
Claire Rousay - everything perfect is already here (CD)Shelter Press
¥2,498

現行エクスペリメンタル最重要角による今年度新作!Felicia Atkinsonら率いるフランスの実験系一大名門レーベルこと〈Shelter Press〉からは、テキサス・サンアントニオの女性ミュージシャンであり、対象物とその潜在的な音を用いて、クィアネス、人間関係、自己認識を探求する昨今大人気のClaire Rousayのニュー・アルバムが登場。〈American Dreams〉からの21年傑作『A Softer Focus』が大ヒットを飛ばした鬼才による今年度初ソロ作がこちらです。Alex Cunningham (violin)、mari maurice (electronics and violin)、Marilu Donovan (harp)、Theodore Cale Schafer (piano)といった豪華面々をフィーチャリングした意欲的な一枚。幻想とあちら側との境目を漂いっぱなしな暖かさ。まるで、Mary Lattimoreから吉村弘、Machinefabriek、Julianna Barwickのミッシング・リンクの如し、ラジカルかつ静謐なアンビエント・ミュージック。明証Stephan Mathieuがマスタリングを担当。限定900部。傑作盤!

Okkyung Lee - Yeo-Neun (LP)Okkyung Lee - Yeo-Neun (LP)
Okkyung Lee - Yeo-Neun (LP)Shelter Press
¥3,698
これは凄い!〈Another Timbre〉や〈Elsewhere〉系のモダン・クラシカル・ファンにも推薦!〈Pitchfork〉では8.0点の好スコアを獲得、今までもChristian MarclayやSteve Beresford、Phil Mintonを始め、数々の大物とコラボレーションしてきた韓国人チェロ奏者/即興演奏家のOkkyung Leeの今年度ベスト級の新作が〈Shelter Press〉から登場!ちょっと意外なレーベルから出ましたね。まさに極上のバラード。Okkyung Lee(Cello)、Eivind Opsvik(Bass)、Maeve Gilchrist(Harp)、Jacob Sacks(Piano)という編成で贈る夢見ごこちの室内楽アンサンブル。雪崩れ込む感傷的なメロディと穏やかでメランコリックなタッチ、チェンバーからスピリチュアル・ジャズ、民俗音楽を始めとした無数の側面を包みながら、芦川聡や吉村弘といった日本の環境音楽/アンビエントにも通じる引きの美や「間」の美学をも感じさせる一枚。Rashad Beckerによって〈Dubplates & Mastering〉にてマスタリング&カッティング。これは是非ヴァイナルで浴びましょう。
Claire Rousay - everything perfect is already here (LP)Claire Rousay - everything perfect is already here (LP)
Claire Rousay - everything perfect is already here (LP)Shelter Press
¥3,698

2023年リプレス!現行エクスペリメンタル最重要角による今年度新作!Felicia Atkinsonら率いるフランスの実験系一大名門レーベルこと〈Shelter Press〉からは、テキサス・サンアントニオの女性ミュージシャンであり、対象物とその潜在的な音を用いて、クィアネス、人間関係、自己認識を探求する昨今大人気のClaire Rousayのニュー・アルバムが登場。〈American Dreams〉からの21年傑作『A Softer Focus』が大ヒットを飛ばした鬼才による今年度初ソロ作がこちらです。Alex Cunningham (violin)、mari maurice (electronics and violin)、Marilu Donovan (harp)、Theodore Cale Schafer (piano)といった豪華面々をフィーチャリングした意欲的な一枚。幻想とあちら側との境目を漂いっぱなしな暖かさ。まるで、Mary Lattimoreから吉村弘、Machinefabriek、Julianna Barwickのミッシング・リンクの如し、ラジカルかつ静謐なアンビエント・ミュージック。明証Stephan Mathieuがマスタリングを担当。限定300部。傑作盤!

Stephen O’Malley & Anthony Pateras - Sept duos pour guitar acoustique et piano préparé (2LP)Stephen O’Malley & Anthony Pateras - Sept duos pour guitar acoustique et piano préparé (2LP)
Stephen O’Malley & Anthony Pateras - Sept duos pour guitar acoustique et piano préparé (2LP)Shelter Press
¥4,597
Morton Feldmanや灰野敬二のファンにも是非。2度目となるコラボ・アルバム!Sunn O)))主将にして、実験系大名門こと〈Ideologic Organ〉の主催者Stephen O’Malleyと豪州出身の電子音楽家/即興演奏家であり、Sunn O)))やAnthony Burr、eRikm、Oren Ambarchiらとのコラボレーションも知られるAnthony Paterasがタッグを組んだ最新アルバム『Sept duos pour guitar acoustique et piano préparé』がFélicia Atkinsonら主宰の名門レーベル〈Shelter Press〉よりアナログ・リリース。調律されたスティール弦とプリペアド・ピアノの音から滲み出る親しみやすさ。出長年の友人同士の共作だけあって、インティメートなサウンドの即興ドローンに仕上げられています。デザインは〈Shelter Press〉レーベル共同主催者Bartolomé Sansonが担当。Stephan Mathieuによるマスタリング仕様。限定1000部。
Félicia Atkinson - Image Langage (CD)
Félicia Atkinson - Image Langage (CD)Shelter Press
¥2,498
Peter BroderickとのLa NuitやJe Suis Le Petit Chevalier名義での活動も知られる、弊店でも毎度おなじみフランス拠点のエクスペリメンタル・アーティスト、Felicia Atkinsonの最新作が自身の本拠地〈Shelter Press〉から登場。フィールド・レコーディング風に録音された楽器、キーボードから作り出された楽器の音像、アトキンソンがキャラクターのように扱う楽器、彼女が「存在しないオーケストラのファンタジー」と呼ぶものから構成されたアルバム。白昼の幻想の中をただ漂いっぱなしな、虚ろな景色。インティメートでサイケデリックなモダン・クラシカル/アヴァンギャルド作品!名匠Stephan Mathieu によるマスタリング仕様。
Lucy Railton & Max Eilbacher - Forma / Metabolist Meter (Foster, Cottin, Caetani and a Fly) (LP+DL)
Lucy Railton & Max Eilbacher - Forma / Metabolist Meter (Foster, Cottin, Caetani and a Fly) (LP+DL)Portraits GRM
¥3,564
〈Editions Mego〉と〈INA GRM〉がコンテンポラリーな電子音楽へとフォーカスした新シリーズ〈Portraits GRM〉を始動!BonoboやBat For Lashes、Mica Leviを始め、数々のビッグネームと共演している英国のチェリスト&作曲家、Lucy Railton、そして、〈Spectrum Spools〉や〈NNA〉からの作品やMatmosの諸作への参加でも知られるボルチモア出身のシンセシスト、Max Eilbacher の2名によるスプリットLPが登場!!

Lucy Railton側は〈INA-GRM〉から委託され、マルチチャンネル・テープと生演奏のチェロのための楽曲として制作した楽曲を収録。GRMの19年6月に行われたマルチフォニック・コンサート・シリーズにおいて、フランソワ・ベイルが開発した音響システムとして知られる「アクースモニウム」の中で初演。Railton自身が演奏したチェロのライブ・レコーディングと、GRMのスタジオにて19年4月に録音されたサージ・シンセサイザー、アイスランドのスカールホルト教会にて17年に録音されたオルガンなどのマテリアルを、GRM及びベルリンの自身のスタジオで18年11月から19年にかけてミックス/生成した楽曲。Max Eilbacher側は18年の11月~19年の3月にかけてボルチモアで、また、18年の9月にフランスでレコーディングされた音源を収録。これらは、パリで19年に催された「Présences électronique festival」のために制作されたものとなっており、19年の8月に8チャンネルからステレオにミックス。〈RVNG〉在籍の女性アクト、Ka Bairdがフルートで参加、Max EilbacherによるテキストをAlexander MoskosとMiriam Salaymehがリーディングを担当。Giuseppe Ielasiによるマスタリング。これはかなり激ヤバ、大変高内容の一枚!!! 絶対にお見逃し無く!!
Kali Malone - Living Torch (LP)Kali Malone - Living Torch (LP)
Kali Malone - Living Torch (LP)Portraits GRM
¥3,696
待望の2023年リプレスです!当店大大大ベストセラー『The Sacrificial Code』でもおなじみ、〈Hallow Ground〉や〈Total Black〉などといった現行アンダーグラウンドの深遠から極めて優れたドローン/実験作品を繰り出す米国出身/スウェーデン・ストックホルム在住の女性ミニマリスト、Kali Malone。実に3年振りとなる22年度最新作が意外にも〈INA-GRM〉と〈Editions Mego〉が共同設立した〈Portraits GRM〉から登場!本作は当初、〈GRM〉の伝説的な音響システムである「アクースモニウム」のために委嘱されて制作を開始。20年から21年にかけてパリの〈GRM〉スタジオで作曲された『Living Torch』は、器楽曲と電子音響の交差点に特異的に位置する、非常にインパクトの強い作品であり、初期近代音楽、米国のミニマリズム、ミュージック・コンクレートなど、複数の系譜から構成されたものとなっています。自身が得意とするパイプ・オルガンから離れ、トロンボーンやバス・クラリネットなどの伝統的な楽器や正弦波発生器、Eliane RadigueのARP 2500シンセサイザーなどを用いて制作された、極上の逸品!ホーリーなドローン/アンビエントを求める全ての人に大大大大大推薦!!!
Félicia Atkinson / Richard Chartier - Ni envers ni endroit que cette roche brûlante (Pour Georgia O’Keeffe) / Recurrence.Expansion  (LP)Félicia Atkinson / Richard Chartier - Ni envers ni endroit que cette roche brûlante (Pour Georgia O’Keeffe) / Recurrence.Expansion  (LP)
Félicia Atkinson / Richard Chartier - Ni envers ni endroit que cette roche brûlante (Pour Georgia O’Keeffe) / Recurrence.Expansion (LP)Portraits GRM
¥3,696
フランス地下音楽最大級の聖地こと当店お馴染み〈Shelter Press〉の共同運営者にして傑出した実験的作品の数々を残してきた女性作家、Félicia Atkinsonと、音響系レーベル大名門〈LINE〉のオーナーであり、    Pinkcourtesyphoneとしても知られるRichard Chartierが〈Portraits GRM〉に捧げるスプリット・アルバムが満を持して到来!メキシコシティの住居とGeorgia O’Keeffeの絵画からインスピレーションを得て、創造性について瞑想したアトキンソン側、フィードバック・トーンとドローンから広々とした音環境を構築したシャルティエ側ともに傑出したドローン/エレクトロアコースティック作品に仕上がっています。〈Shelter Press〉が〈Editions Mego〉からサブレーベルの運営を引き継いだ後も気合いの入ったプロダクションに仕上がっており、Stephen O’Malleyがスリーヴ・デザインを担当、Giuseppe Ielasiによるマスタリング仕様、Andreas Kauffeltの手による〈Schnittstelle〉にてレースカットとバックアップも万全です。限定1000部。
Richard Teitelbaum - Asparagus (2LP)
Richard Teitelbaum - Asparagus (2LP)Black Truffle
¥6,357
4月上旬入荷予定。アメリカの伝説的な作曲家にしてライブ・エレクトロニクスの革新者、そして、歴史的にも重要な実験音楽家コレクティヴMusica Elettronica Vivaの創設メンバーとして、ヨーロッパにモーグ・シンセサイザーを紹介したことも知られているRichard Teitelbaum。同氏の手掛けたSuzan Pitt監督の1978年のカルトアニメーション『Asparagus』のサウンドトラックを中心としたアーカイブ・リリース作品『Asparagus』が〈Black Truffle〉より登場!Anthony BraxtonやAndrew Cyrille、George Lewisなどの巨匠即興演奏家との共同録音、異文化間の実験を組み合わせた作品から、尺八などの非西洋楽器を用いたエレクトロニクス作品、コンピュータ制御のピアノ作品、大規模なマルチメディア・オペラといった秘蔵音源の数々が収められた大変興味深い出版物!1975年から1976年にかけてトロントのヨーク大学で録音された「Asparagus (European Version)」(サックス奏者としてSteve LacyとSteve Potts、トロンボーンにGeorge Lewis、ヴァイオリンで小杉武久が参加!)は、最初のLPの両面に収録。Francis Plagneによる詳細なライナーノーツが付属。
Olivia Block - The Mountains Pass (LP)
Olivia Block - The Mountains Pass (LP)Black Truffle
¥4,282
5月上旬入荷予定。1990年代後半以来、シカゴの活気に満ちた実験音楽シーンの中心人物として活動、〈and/OAR〉や〈Erstwhile Records〉、〈Another Timbre〉、〈Room40〉、〈Glistening Examples〉といった各地の通好みの前衛レーベルから作品を送り出してきたOlivia Blockによる〈Black Truffle〉からの最新アルバム『The Mountains Pass』がアナログで登場。Steve Albiniの〈Electrical Audio〉でGreg Normanによって録音され、3年の歳月をかけて入念に編集・構成された作品。ニューメキシコ州北部の山脈で過ごした時間が、この一連の作品に影響を与えており、その歌詞とタイトルは、特にこの地域の動物の生態に言及しているとのこと。Jon Muellerが演奏するドラムと彼女の歌声を、反芻的なオルガンの音色や断片的なピアノの空気から、ジュージューと音を立てるシンセや轟くパーカッションの爆発へとシームレスに移動する流れるようなアッサンブラージュに導入しています。
Sun Ra - Horizon (LP)
Sun Ra - Horizon (LP)Strut
¥3,484
コズミック・ジャズ・グランドマスターことSun Raのアーケストラが1970年代に初めてエジプトに訪れた際に行ったツアーのライヴ音源が〈Strut〉より『Live in Egypt』シリーズ作品の一環としてオリジナルテープからのリマスタリング仕様で一挙アナログ再発!アーケストラのメンバーであるThomas “Bugs” Hunterが1971年12月にギザの〈Mena House Hotel〉周辺の路上で行った録音と、カイロ近郊のヘリオポリスにあるCairo Free Jazz Ensembleの一員でSun RaマニアでもあったHarmut Geerkenの自宅にて録音されたトラック、カイロの〈Ballon Theatre〉でのコンサート等を収録。エジプト訪問直後には〈Saturn〉、〈Blue Thumb〉、〈Atlantic〉、〈Impulse〉から作品が発表されるなど、その後の数年間の彼の軌跡に与えた影響と重要性がヒシヒシと感じられる凄まじい録音が収められています!

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