MERCHANDISE
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フォーク/アヴァン・ユニットThe Shadow Ringを始め、名レーベルKyeの運営や数々のエレクトロアコースティック/ミュジークコンクレートの秀逸なソロ、多方面でのマスタリングへ関わったりと、20数年以上も地下音楽で活躍をしている大重鎮Graham Lambkin。音楽や詩だけでなく秀逸な絵の数々も魅力で、ここには今のGrahamの全てが網羅されています。捻くれ曲がり、躍動感があり、生命に溢れたこの絵。圧倒されます。全カラー50P(24x24cm)で絵と詩が掲載。限定400部。


現代アート・レコードの歴史的指南書『Broken Music』、1989年ドイツDAADより出版以来プレミアム状態だった一冊が待望の増版。
Vito Acconci, albrecht d., Joseph Beuys, Laurie Anderson, Guillaume Apollinaire, Karel Appel, Antonin Artaud, John Baldessari, Hugo Ball, Harry Bertoia, William S. Burroughs, John Cage, Henri Chopin, Henning Christiansen, William Copley, Philip Corner, Merce Cunningham, Hanne Darboven, Jim Dine, Jean Dubuffet, Marcel Duchamp, Fischli/Weiss, R. Buckminster Fuller, Allen Ginsberg, Philip Glass, Jack Goldstein, Hans Haacke, Richard Hamilton, Bernard Heidsieck, Isidore Isou, Marcel Janco, Allan Kaprow, Martin Kippenberger, Milan Knízák, Christina Kubisch, Laibach, John Lennon, Hermann Nitsch, Claes Oldenburg, Yoko Ono, Dennis Oppenheim, Nam June Paik, Tom Philips, Robert Rauschenberg, The Red Crayola, Jim Rosenquist, Dieter Roth, Gerhard Rühm, Conrad Schnitzler, Kurt Schwitters, selten gehörte Musik, Richard Serra, Robert Smithson, Michael Snow, Jean Tinguely, Yoshi Wada, William Wegman and Lawrence Weiner, 他掲載。200mm × 260mm / 280P



「録音」が開く、聴覚の新たな地平
木々のざわめきに、都市の喧騒に、民族音楽の背後に、固体を伝う振動に、水中の音環境に、私たちは何を聞き取ることができるのか?
実践と鑑賞を通じて、音の可能性を拡張する画期的音響文化論!
2000年代以降、小型軽量で廉価なデジタル・レコーダーの登場、そしてSNSの台頭により、フィールド・レコーディングという言葉を目にする機会がますます増えてきました。とくに昨今は新型コロナウイルスの状況下において、「音」や「聴くこと」について人々の関心が高まりつつあります。
フィールド・レコーディングは、現代音楽やサウンド・アートの文脈、60年代末からつづくサウンドスケープと環境音楽、90年代では音響派ブームのなかで取り上げられる機会の多かった音楽ジャンルであると同時に、人類学・民族音楽学などの学術の領域での研究手法として、そして電車や野鳥の録音をするような趣味としても広くおこなわれてきたものです。
しかし、こうした文脈をまとまった形で取り上げ解説される機会は多くはありませんでした。
フィールド・レコーディングには響きとしての音楽的な面白さだけでなく、その音が生じる場所の歴史や生態環境、録音者の視点といった文脈が深く結びついています。
本書は、こうしたフィールド・レコーディングが歩んできた様々な文脈を統合したうえで、その全体像を捉え直し、歴史、理論、実践方法を1冊で知ることができる内容となっています。現在的な視点からフィールド・レコーディングを網羅的に紹介し、そのすべてが理解できる国内で初めての1冊です。
★フィールド・レコーディングより深く知るためのディスク&ブックガイド、
柳沢英輔×佐々木敦(思考家)×角田俊也(サウンド・アーティスト)による鼎談を収録
柳沢英輔=著
四六判|304頁
ブックデザイン:大田高充
カバー写真:エレナ・トゥタッチコワ
本書で紹介した音源は下記のウェブサイトで聴くことができます。
http://www.kaminotane.com/2022/04/01/19378/
目次
まえがき
第1章 フィールド・レコーディングとは何か
第2章 環境の響きを録る
第3章 音楽の響きを録る
第4章 聞こえない音を録る
第5章 音のフィールドワーク
第6章 録音の編集と作品化
|コラム1| マイクロフォンとステレオ録音の方式(1)
|コラム2| マイクロフォンとステレオ録音の方式(2)
|コラム3| レコーダーとマイクの設置(1)
|コラム4| レコーダーとマイクの設置(2)
|コラム5| フィールド・レコーディング初心者のためのヒント
|付録1| 鼎談「フィールド・レコーディングをめぐって」
柳沢英輔×佐々木敦×角田俊也
|付録2| ディスク&ブックガイド
あとがき
初出一覧・参考資料
索引
略歴
【著者】 柳沢英輔 (やなぎさわ・えいすけ)
東京都生まれ。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了。博士(地域研究)。同志社大学文化情報学部助教を経て、現在、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科特任助教。主な研究対象は、ベトナム中部地域の金属打楽器ゴングをめぐる音の文化。著書に『ベトナムの大地にゴングが響く』(灯光舎、2019年、第37回田邉尚雄賞受賞。日経新聞、読売新聞、ミュージックマガジンなど書評、インタビュー掲載多数)。共訳書に『レコードは風景をだいなしにする』(デイヴィッド・グラブス著、フィルムアート社、2015年)。





河名伸江、原田ミツ、ひるあんどん、Mick Stevens等々、日本や南米を中心に世界各地の自主盤の最後の秘境とも言える、超絶オブスキュアな作品たちを現代へと再提示してきた日本の凄腕発掘レーベル〈branco〉、そして、その盟友とも言える日本のミュージシャンであり、小川直人、藤井政英(YBO²、バラナンブ)らと共にゴス・ロック・バンド、"餓鬼道"など数々のバンドで活動してきたベテラン、モリモト・アリオミ主宰の〈レコードの目〉による共同執筆。これぞ、世界クラスのコレクターの本気,,, 未だ知られざる日本の70年代、真の秘境と言える度を越してマニアックな傑作を一挙紹介した究極のディスクガイドが遂に到来です!
70年代の日本のロック&フォークのディスクガイドなのに、はっぴいえんどが載っていない!?今まで数多の書籍やネットで十分評価されてきた名盤群は除き、当時のあまりスポットライトが当たってこなかった、フォーク、ニューロック、プログレ、フォークロック等の名盤を紹介!国内ニューロックの王道名盤から、中古レコード店で格安で入手できる隠れ名盤、さらにはこのご時世にネット上にも全く情報が出てこない未知なる自主盤まで!あまり他所では紹介されてこなかった作品を中心に全450枚以上掲載!全掲載作のフルカラージャケ写と各400字のレビュー!ワンステップフェスへの出演で知られるロックバンド・LOVEのボーカリスト石丸裕二さんインタビュー、他コラムも掲載!!A4サイズフルカラー112ページ!レコードディスクガイドの問題作、ここに誕生!!!