2020年発表の人気作がリプレス!山本精一や坂本慎太郎をはじめ、ジャンルを横断した数々の強者たちと共演を果たし、海外のオルタナティヴなシーンとも自身の音楽を接続してきた名シンガーソングライター、石橋英子のエクスペリメンタル・サイドが爆発した極上のアンビエント作品が、Oren Ambarchiが主宰する実験音楽系レーベル〈Black Truffle〉から登場!
本作は、シドニーのニュー・サウス・ウェールズ州立美術館で開催された、江戸時代以降の怪談やフォークロアに焦点を当てた展覧会「Japan Supernatural」のために制作。日本的なものを直接的に感じさせる音使いを表面的には避けながらも、本質的な部分にそのエッセンスと方法論を取り込んだ作風となっていて、不穏なポエトリー・リーディングに寄り添うシンセや生楽器のサウンドに、不協和音と美しい静寂が交互に立ち現れる先鋭的でユニークな内容となっています。石橋英子作品では常連のJim O'Rourke(コントラバス)とJoe Talia(パーカッション)とのコラボレーションで制作され、舞踊家であり振付家でもある藤村隆一が呪術的な短歌の朗読を披露。インナー・スリーブには、アーティスト・ポートレートと石橋英子のライナー・ノーツを収録。ジャケットとレーベル・デザインは阿部修平。ミキシングとマスタリングはJim O'Rourkeが担当!