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昨年の初のフルレングス『Bewilderment』が大変秀逸な内容だった、Carole King、William Onyeaborなど、幅広いソングライターの影響を受けているというジャズ・ヴォーカリスト、ピアニストのPale Jayによる最新アルバム『Low End Love Songs』が当店お馴染み〈Colemine〉傘下の〈Karma Chief Records〉からアナログ・リリース。前作から早一年、たった4週間で作り上げたという、カタルシスと喜びに満ちたアルバム!ラテンからの豊穣な影響が浸透し、ソウル・ミュージックのルーツに新しいリズムとテクスチャーのレイヤーを追加したような、複雑で豊かな構成のインディ・ソウル作品に仕上げられています。
未体験の方はこの機会にぜひ。ニューエイジ/アンビエント・リスナーにも必聴の一枚!ドイツのミュージシャン/作曲家のDaniel Rosenfeldが変名C418で残した『マインクラフト』の画期的サントラ盤『Minecraft - Volume Alpha』がアナログ・リプレス。壮大なサウンドトラックと鮮やかなサウンドデザインを作り上げ、マインクラフトのボクセルベースの世界へと新たな命を吹き込んだ、ビートレスで繊細なエレクトロニック・ミュージック大傑作!エリック・サティやブライアン・イーノとも比較される繊細なピアノとまばらなアンビエントモチーフによる穏やかで幻想的なサウンドスケープは恍惚ものです。
名門Mississippiの審美眼により、バルトの神聖な空気を引き連れるエストニアのコンテンポラリー・クラシカルの化身、Arvo Partの1999年にECMよりリリースされていた名作「Alina」が、CD盤には収録されていなかったボーナス1曲を追加してヴァイナル化。CDの音質とは異なり、楽器の響きが非常にリアルでCDをお持ちの方にも是非。
ピアノが持ちうる静謐と、余白を塗らないためのシンプルな室内楽。感嘆があるかもしれない、風景を見るかもしれない、ですがそれを押し付けることもなく最小限の編成で音が、或いは楽器が鳴らされている喜びがあります。生命の祝福へ。そして静謐の壁にかけておく絵画や家具のように、違和感のない美の響きを。瞑想にも読書にも、あらゆる場面で活躍してくれる、正に一家に一枚的内容。
9月下旬再入荷。かなり凄い内容です。昨年度、年間ベストに選んだ方も多いでしょう。デンマークの作曲家、ML Buchが自身のレーベルと思われる〈15 love〉より2023年にデジタル・リリースしていた2枚目のアルバムにして、昨年各所で話題を呼んだ大変素晴らしい作品が、今年度遂にアナログ化されました!明らかに逸していると言えるほどに鮮やかなギター。エレキギターとレイヤーされたヴォーカルの領域にさらに踏み込む事で、新しい楽器表現を模索した、これぞ、20年代標準と言いたい破格のネオ・サイケデリア/ドリーム・ポップ名作!
灰野敬二やジム・オルークとも共演する孤高のアメリカン・エクスペリメンタル・ミュージシャン、Loren Connors、そして、 BastroやRed Krayola、Gastr del Solなどへの参加も知られる名作家David Grubbsによるコラボレーション作品『Evening Air』がLawrence English主宰の〈Room40〉からアナログ・リリース。最初のデュオ・アルバム『Arborvitae (Häpna)』以来、20年ぶりとなる共作は、エレキ・ギター (コナーズ)とピアノ (グラブス)による、魅惑的でゆったりとしたコラボワークが際立つ、静謐で素晴らしい内容の作品に仕上がっています!ジャケットにはLoren Connors自身によるペイントを起用。
Judee Sillをはじめ、Milton Nascimentoなど多様な音楽ジャンルからのカバーも収録。ジャズ・トリオ、Ingaのリーダーとしても知られ、サイケデリックやアウトサイダー、メディテーティヴと評される自由でユニークなサウンドを営んできたLAのサックス奏者のSam Gendelと、同地のベーシストSam Wilkesのコラボレーションよる2024年のデュオ・アルバム第3弾『The Doober』が〈Leaving Records〉からアナログ・リリース!当店ベストセラー、大成功を収めた『Music for Saxofone & Bass Guitar』(2018年)と『Music for Saxofone & Bass Guitar More Songs』(2021年)に続く3枚目がd年越しに登場!メロディーやアレンジの完成度、自由度へと焦点を当てた内容となっている本作では、楽器編成、サウンド、レパートリーの具体的なバリエーションを記録。今回はGendelがCメロディ・サックス、WilkesがフェンダーPベースを担当した内容で、選りすぐりの素材とオリジナル曲のアレンジを収めています。
〈Vanity Records〉や〈Minimal Wave〉作品が好きな方にも必聴な今年度ベスト再発物件!絶対にお見逃し無く。Der PlanやDAF (Deutsch Amerikanische Freundschaft)の初期メンバーChrislo Haasに、ニューウェイヴ・バンド、Mania D. のBeate Bartelらが参加したジャーマン・ニューウェイヴを象徴する存在であり、電気グルーヴ・ファンにもお馴染みのLiaisons Dangereuses。その前身的存在として、両名のコラボレーションから発展した長年再発が待ち望まれていた幻のユニットCHBBの激レア音源を全曲収録した編集盤が〈Soulsheriff Records〉から登場!ToleranceやHuman Flesh、Robert Turmanなんかが好きな方にもマストな最凶インダストリアル/ミニマル・ウェイヴ大傑作! 1981年に発表されていた極めて入手困難を極めるカセット4本のオリジナル・テープからの全音源に加え、各アーティストによる未発表オリジナル・トラックを追加収録した決定版!
一家に一枚。グレン・グールドのバッハ解釈の到達点。
【完全生産限定盤】アナログ / グレン・グールド生誕90年・没後40年特別企画 / 日本独自企画
■1956年1月に発売され、若きグレン・グールドの名を一躍世界的なものにしたデビュー・アルバム「ゴールドベルク変奏曲」。そしてグールドが生涯を閉じる約1か月前、1982年9月に発売され、生前に発表された最後のアルバムも「ゴールドベルク変奏曲」。この作品は、まるで円環を閉じるようにグールドの生涯を縁取り、その独自の音楽を考える上で欠くことのできない音楽。グールドといえば、ゴールドベルク、そしてその逆も真なり。
■その重要作品の4種類の演奏を6枚のアナログ盤で復刻する特別企画の第4弾は、1981年4月から5月にかけて10日間を費やして録音された再録音。演奏時間は55年盤よりも13分長く51分を超え、各変奏のテンポの連関性が再定義され、あらゆる音符が吟味され尽くした究極の演奏です。2000年のDSDリマスター音源を、日本のソニーミュージック乃木坂スタジオでカッティング予定。米国初出盤IM 37779のゲートフォールド・ジャケを再現しています。
■アートワーク
米国初出盤のアートワーク・デザインを復刻(ゲートフォールドE式ジャケット)
■解説
米国初出盤ライナーノーツ:無署名[訳:宮澤淳一]
■180グラム重量盤
■国内カッティング
■国内プレス
《収録内容》
バッハ
ゴールドベルク変奏曲BWV 988
SIDE 1
1 アリア
2 第1変奏 1段鍵盤
3 第2変奏 1段鍵盤
4 第3変奏 同度のカノン、1段鍵盤
5 第4変奏 1段鍵盤
6 第5変奏 1段あるいは2段鍵盤
7 第6変奏 2度のカノン、1段鍵盤
8 第7変奏 1段あるいは2段鍵盤
9 第8変奏 2段鍵盤
10 第9変奏 3度のカノン、1段鍵盤
11 第10変奏 フゲッタ、1段鍵盤
12 第11変奏 2段鍵盤
13 第12変奏 4度の反行カノン
14 第13変奏 2段鍵盤
15 第14変奏 2段鍵盤
16 第15変奏 ト短調、5度の反行カノン、1段鍵盤
SIDE 2
17 第16変奏 序曲、1段鍵盤
18 第17変奏 2段鍵盤
19 第18変奏 6度のカノン、1段鍵盤
20 第19変奏 1段鍵盤
21 第20変奏 2段鍵盤
22 第21変奏 7度のカノン
23 第22変奏 アラ・ブレーヴェ、1段鍵盤
24 第23変奏 2段鍵盤
25 第24変奏 8度のカノン、1段鍵盤
26 第25変奏 2段鍵盤
27 第26変奏 2段鍵盤
28 第27変奏 9度のカノン、2段鍵盤
29 第28変奏 2段鍵盤
30 第29変奏 1段あるいは2段鍵盤
31 第30変奏 クオドリベット、1段鍵盤
32 アリア・ダ・カーポ
グレン・グールド(ピアノ)
[録音]
1981年4月22日~25日、5月12日~16日、29日
ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
[オリジナル・レコーディング]
[プロデューサー]グレン・グールド、サミュエル・H・カーター
[レコーディング・エンジニア]スタン・トンケル、ジョン・ジョンソン、レイ・ムーア、マーティン・グリーンブラット
[米国初出]1982年9月2日 IM 37779
[カッティング・エンジニア]堀内寿哉(乃木坂ソニー・ミュージックスタジオ)
全人類MUST!!!!!!!!! 当店だけでも200枚以上を売り上げた〈Aguirre Records〉からの再発盤も高騰していた中で、20世紀のミニマル~サイケデリック・ミュージックの真打ちが〈Superior Viaduct〉よりCD再発!数々のコアなレーベルや関係者が再発を試みるも、誰も成功してこなかった、ミニマル・ミュージック発祥地としても音楽史に残る歴史的名作。ミニマル・ドローンミュージック創始者、またFluxus等の現代美術運動やVelvet Underground人脈でも知られるLa Monte Youngの、1974年フランス名門Shandarからリリースされていた涅槃ラーガ最重要作品が遂に公式再発!!!!! 彼のグルであるPandit Pran Nathより学んだ北インド古典音楽と正弦波持続音を組み合わせた、始まりも終わりもなく延々ミニマルに続く正に聖典的内容。複雑な音楽理論やコンセプトを抜きにしても、サイケデリック・ミュージックとしても真打ち的内容で鉄板。彼なしでは昨今のミニマル~ドローンミュージックや、ブライアン・イーノのアンビエントでさえもあり得なかったでしょう(イーノとの共作で著名であるJon Hassellも本アルバムに参加)。テリー・ライリーのラモンテの音楽に関するコメントで「初めて彼の音楽を聴いたとき、宇宙船に乗っているみたいだった」、「ただ周りは誰も理解せず嘲笑していた」、と何処かで読んだことがありますが、ある種の神秘体験を音像化したかの様なリアリティを捉えた音楽は、近代の音楽史の流れを見ても非常に希有。オリジナルは非常に珍しく高価ですので、この稀に見る機会を是非お見逃し無く!全ての音楽ファンに!!!!!
特別価格にて最終入荷です。ジョン・コルトレーンやサン・ラーの命脈へと連なるスピリチュアル・ジャズの生ける伝説であるPharaoh Sandersが、Stafford James (Sun Ra)、William Henderson (Roy Ayers)、Eddie Moore (Sonny Rollins) というオールスターなラインナップを迎えて制作した1989年のアルバムである『Moon Child』が〈Tidal Waves Music〉より史上初のアナログ・リイシュー。キャッチーかつ神秘的なニューエイジ風のサウンドや占星術を引用しつつもディープなグルーヴを感じさせるなど、『The Creator Has a Master Plan』の時代を彷彿とさせるコンテンポラリー/フリー・ジャズの傑作に仕上がっています。180g重量盤仕様。帯付属。限定500部。
ジム・オルークもギターで参加!アカデミー賞受賞作『Drive My Car』の魂を揺さぶる音楽に続く、作曲家・石橋英子と濱口竜介監督による2度目のコラボレーション作品である『Evil Does Not Exist』が〈Drag City〉から登場。星野源、突然段ボール、Ogre You Asshole、坂本慎太郎、Jim O'Rourkeなどなど、もはやアンダーグラウンド/コンテンポラリーな音楽の枠を超え、名だたるアーティストをサポートしてきた日本が誇る名SSWによる待望の新作。石橋の崇高なコンポジションによりスコア化されたヴァイオリン、ギター、チェロ、鍵盤、ドラムといったセクションからなる孤高の一枚!
あの音楽史に残るミニマル金字塔が、リリース三十五周年仕様の180g重量盤+特殊エンボスジャケで限定再発!
クラウト・ロックの範疇を超え、エレクトロニック・ミュージック全般にも多大な影響を与えた1984年歴史的傑作が久々再入荷!尽きる事の無いシンセの波のようなリフレインと流麗なギターソロが織り成す唯一無二のミニマル一大傑作。