PRE-ORDERS

165 products

Showing 1 - 24 of 165 products
View
CZN, Valentina Magaletti - Parallel Commutator (12")CZN, Valentina Magaletti - Parallel Commutator (12")
CZN, Valentina Magaletti - Parallel Commutator (12")Orator
¥3,558

11月上旬入荷予定。MoinやHoly Tongueの活動でも絶大な支持を集める名ドラマーValentina Magalettiと、自ら金属打楽器を制作する彫刻家João Pais Filipe、プロデューサーLeon Marksによる打楽器音響プロジェクトCZNの最新12インチ『Parallel Commutator』。ユニット名「CZN」が自作銅鑼やシンバルの主原料である銅・亜鉛・ニッケルを意味する通り、電子音を一切排し、金属という物質の響きそのものを探求。中央アフリカやハイチの伝統的リズムを思わせる凶暴なポリリズミック打撃と、自作ガングが放つ重厚な倍音・振動が交錯する。旋律やビートの概念を塗り替えるトランス感満載の音響空間を立ち上げている。圧倒的な肉体性を持った、民族打撃音響や実験音響の深層!

Loidis - From The Toolkit Of Lovers (3LP)Loidis - From The Toolkit Of Lovers (3LP)
Loidis - From The Toolkit Of Lovers (3LP)Incienso
¥5,989

11月上旬入荷予定。Huerco S.やPendantなどの名義でも知られる現代電子音響の巨匠ブライアン・リードが、Loidis名義で放つ3枚組大作『From The Toolkit Of Lovers』。カルト的人気を誇る傑作『One Day』の深遠な世界観をさらに推し進め、15年に及ぶキャリアの音響技術を壮大なスケールで結実。Ricardo VillalobosやShinichi Atobe、Marc Leclairらを彷彿とさせる洗練されたマイクロ・ハウスとダブ・テクノの融合体。重厚で太く心地よいサブベースと、細かく刻まれる立体的なパーカッション、浮遊感あふれるヴォコーダーやフィルター処理されたディスコティックな質感が交錯する。思考と肉体が心地よく揺れる深夜から明け方のオフピーク・アワーズに寄り添う、官能的でヒプノティックなディープ・グルーヴがじっくりと時間をかけて紡がれていく。クラブのアフターアワーズから自宅でのリスニング空間までを極上の音響で満たす至高のプロダクション。

ffolliott - Gree (LP)ffolliott - Gree (LP)
ffolliott - Gree (LP)Kitto Records
¥4,620

11月上旬入荷予定。北アイルランドはベルファスト出身のアーティストffolliottによる、5年もの歳月を費やして完成させたデビュー・アルバム『Gree』が〈Kitto Records〉より登場!独学のアーティストだった亡き父親が80年代に遺した未発表のアートワーク群をジャケットに掲げ、自身の幼少期の記憶や家族の歴史、内省的な体験を密やかに紡ぎ上げた極上のプライベート・フォーク・ポップ。1本のマイクで捉えられた生々しい歌声とアコースティック・ギター、自身のヴァイナル・コレクションから抽出されMPCで組み上げられた質感豊かなドラム、そしてテープ・ディレイなどのヴィンテージ機材が織りなす温かくも切ない音響美。90年代に妹とラジカセに録音したカセットの断片や、あえてそのまま残されたテープヒスや針ノイズが、ノスタルジックなサンプリング・ループと融解し、まるで私的な短編映画のような叙情を漂わせている。ローファイ・ヒップホップのサンプリング美学と、インディー・フォーク、ベッドルーム・ポップの繊細なソングライティングが見事に結実した充実の一枚。

Kenichiro Isoda - Epilogue (LP)Kenichiro Isoda - Epilogue (LP)
Kenichiro Isoda - Epilogue (LP)Oath
¥4,620

11月上旬入荷予定。1984年に吉村弘や芦川聡らとともに日本の環境音楽の歴史を切り拓いた巨匠・磯田健一郎。キャリア40年超の集大成にして、過去のアーカイヴや構想を八丈島での現在の視点から解体・再構築した『Epilogue』。自身の原点である環境音楽の美学に立ち返りつつ、八丈島で採取された希少鳥類の鳴き声や水流のフィールド・レコーディング、そしてフルートやナイロン弦ギター、ヴィブラフォン、メロディオンなどの温もりあるアコースティック楽器が電子音と静かに交錯。maya ongakuの園田努によるヴォーカルや、80年代の未完カセット・テープの現代的な復元も交え、自然のゆらぎと人の記憶が解け合うような優美で親密な室内楽アンビエントを立ち上げている。単なるノスタルジーにとどまらず、時間とともに移ろいゆく音楽そのものの息づかいを封じ込めた静かな祈りのようなドキュメント。

Gabriel Ferrandini - Romance (LP)
Gabriel Ferrandini - Romance (LP)W.25TH
¥3,864

11月下旬入荷予定。11月下旬入荷予定。Evan Parker、Alexander von Schlippenbach、Thurston Moore、Alex Zhang Hungtaiらとも共演し、Sunny MurrayやMilford Gravesといったフリー・ジャズの先駆者たちから即興打楽器手法を継承してきたポルトガルのドラマー、Gabriel Ferrandiniが即興演奏の枠組みを超え、打楽器そのものを音響生成の素材として扱ったアヴァンギャルド電子音響。ルネサンス期の作曲家ジェズアルドが残した不協和音的な旋律美から着想を得つつ、ドラムやシンバルの響きをエレクトロニクスで変容させた、激情的でありながら強烈な不協和を孕む彼の半音階的な手法による音響彫刻。James Tenney、Roland Kayn、Andy Stottにも通じる、アコースティックな音と電子音響の境界を溶かしながら、打楽器から未知の音響空間を立ち上げた作品。

Glenn Branca - Lesson No. 1 (Clear Vinyl 12")
Glenn Branca - Lesson No. 1 (Clear Vinyl 12")Superior Viaduct
¥3,365

10月下旬入荷予定。限定クリア・ヴァイナル仕様。Theoretical Girls、The Staticで70年代末のNYノー・ウェイヴ・シーンを駆け抜けたGlenn Brancaが、1980年に初めてソロ名義で放った記念碑的作品。NYの伝説的ポストパンク/ダンス・レーベル〈99 Records〉の第一弾としてリリースされ、後のSonic YouthやSwansをはじめとする数多くの若いバンドに決定的な影響を与え、NYダウンタウンのアート・パンクを形づくった重要作。
疾走するビートと幾重にも絡み合う反復パターンによって、Neu!を彷彿させる反復ビートとPhilip Glassのミニマリズムを接続したかのような強烈な音響運動を展開。反復は単純な循環に留まらず、ギター、ベース、ドラム、キーボードが重なり合うことで巨大さへと変容し、ロックの原始的エナジーとミニマリズムを陶酔的な高揚へと合一。
一方、B面はその対極で、暗く、不穏で、予測不能な音響のなか、ギター、キーボード、ベース、ドラム、そしてスレッジハンマーまでを含む編成が、工業的な轟音と緊張を幾重にも積み重ねていきます。構築と破壊、反復とノイズ。その両極をひとつの巨大な音響空間へと統合した本作は、ロック・バンドという形式そのものを拡張し、80年代以降の実験的ギター・ミュージックの新たな地平を切り拓いた、Glenn Brancaの原点にして極めて重要な一枚。

Lakeside - Slow Anthology (LP)
Lakeside - Slow Anthology (LP)円盤
¥4,400

10月14日発売予定。1999年にリリースされた知られざるギター・デュオ・ユニットのアルバム。ハーモニクスを多用したギターのみによる楽曲は、アンビエント的な静けさを進えた美しいもので、当時のライヴでは 8mm 映像などとコラボレートなどもしていました。しかし、当時の反応は一部で高い評価を得たものの、それはとても小さいものでした。当時のインディーズ・シーンではまだアンビエント的なサウンドの見直しもなく、ここまでシンプルなインストウルメンタルものをライヴの現場で演奏しているユニットなど皆無で、非常にカテゴライズしづらく、立ち位置の難しい音楽だったのだと思います。

しかし、ジャパニーズ・アンビエントが世界的に見直された 2010年代になってから、本作は再発見され、CDのデッドストックが一気に完売。再発の声もある中、今回初のアナログ化で改めてこの音楽を解き放ちたいと思います。現在 URBAN VOLCANO SOUNDSで知られるKENKEN もゲスト参加。

知られざる秘宝作品にじっくり触れてみるのもよし、日々のBGMとしても空気に染み入るような美しい時間を生み出してくれる、音響ギター・インストウルメンタル・アルバムです。

V.A. - Borga Revolution! Ghanaian Music In The Digital Age, 1979 - 1988 (Volume 4) (2LP)
V.A. - Borga Revolution! Ghanaian Music In The Digital Age, 1979 - 1988 (Volume 4) (2LP)Kalita Records
¥5,346

11月上旬入荷予定。Gilles PetersonやAntal、HuneeらトップDJやコレクターたちから絶賛を浴びてきた〈Kalita〉の名物シリーズ『Borga Revolution!』の全4部作を締めくくる最終章となる『Volume 4』!70年代末から80年代にかけて、政情不安を逃れヨーロッパへ渡ったガーナ人ミュージシャンたちが生み出したバーガー・ハイライフの秘蔵・激レア音源を網羅アーカイブ作品で、自国の伝統的ハイライフが持つ呪術的で深いグルーヴをベースに、当時の最新機材であったYamaha DX7などのシンセサイザーやドラムマシン、ファンク、ディスコ、ブギーの要素を果敢に融合。重量感あふれるベースラインと脈打つポリリズム、そして初期デジタル音源特有のキラめくエレクトロニック・リフが爽快に交錯する。洗練されたアフロ・ブギーから、哀愁漂うトロピカルなメロディまで、当時のディアスポラたちが放った圧倒的な音楽的エネルギーを鮮烈に伝えている。豪華ゲートフォールド仕様に加え、アーカイヴ写真や貴重なライナーノーツを付属した永久保存盤。

Sandman Project - Hearts Forever (LP)Sandman Project - Hearts Forever (LP)
Sandman Project - Hearts Forever (LP)Batov Records
¥4,183

11月上旬入荷予定。ギタリスト、作曲家のTal Sandman率いるプロジェクトSandman Projectが、ヤッファからライプツィヒへの移住を経て完成させた最新作『Hearts Forever』。全曲の作曲・編曲・プロデュースをTal自らが全開で手掛け、言語や国境の垣根を超えた人々の繋がりと希望を優しく歌い上げる無国籍アフロ〜中東サイケデリック・グルーヴ。KhruangbinやTinariwenを思わせるしなやかでメロウなデザート・ロック・ギターを軸に、ウードやモロッコのゲンブリ調の旋律、エチオピアン・ジャズの叙情美、そしてダイナミックなブラスとアフロビート由来のファンキーなグルーブが鮮やかに交錯。リバーブやディレイが深くかかった幻想的なフルートやアナログ・シンセの彩りが加わり、情熱的なダンス・トラックから心に染み入るメロウな哀愁のアンサンブルまで、映画のように情感豊かな音響風景を描き出している。中東からアフリカの伝統的要素とモダンなサイケデリア、ファンク、ジャズが高次元で融合を果たしたオーガニック・グルーヴ!

This Heat - Health and Efficiency (12")
This Heat - Health and Efficiency (12")Superior Viaduct
¥3,546

10月下旬入荷予定。Charles Hayward、Charles Bullen、Gareth Williamsによる、Can、Faust、Henry Cow、Wireと並ぶ革新的存在であり、ロック以降の音楽を大きくアップデートしたと言っても過言ではない、英国アヴァン・ロック、ポストパンクの伝説This Heat。Flying LizardsのDavid Cunninghamが設立したPianoより、1980年にリリースされたThis Heatの傑作EP『Health And Efficiency』が名門〈Superior Viaduct〉より2026年ヴァイナル復刻!

David CunninghamがThis Heatを「ポストパンクのKing Crimson」と評したように緻密なロックの構築性を備えながら、その内部では音楽と非音楽、反復と環境音との境界が絶えずラディカルに溶解。B面では同時代のクラウト/電子勢の幽玄さを増幅させたかのような音響空間で、45回転と33 1/3回転という再生速度の違いによって、その時間そのものが変化していくように設計されており、固定された「作品」がそこにあるのではなく、再生という行為によって異なる時間が生成。当時のThis Heatが意識していたとされる「健全な身体に健全な精神を(mens sana in corpore sano)」というラテン語の格言は、単なる生活上の規律ではなく、音楽をより明晰に、より自由にしていくための創造的なアプローチでもあり、音楽、身体、環境、時間、その境界を溶解させながら、世界との新たな接続の可能性を探究したThis Heatの特異な創造性が凝縮された名作。

This Heat - Deceit (Translucent Red Vinyl LP)
This Heat - Deceit (Translucent Red Vinyl LP)Superior Viaduct
¥5,797

11月下旬再入荷。直販限定カラーヴァイナル仕様。Charles Hayward、Charles Bullen、Gareth Williamsによる、英国アヴァン・ロック/ポストパンクの伝説This Heatが1981年に発表した、2ndアルバムにして最後のスタジオ・アルバム。デビュー作よりも時代への強い応答と明確な楽曲構成を備えながら、核戦争へと向かう人類への強烈な危機意識を背景に、濃密で損傷したような音響と怒り、それらを驚くべき創造性と共に結晶化させた傑作。
軋む音響、変拍子や複雑なリズム、電子音やテープ操作、DIY的なラフさと高度な演奏能力が同居し、技術的にも、音楽的にも、おそらく政治的にも刺激的な内容。
ポストパンクの枠組みを越え、アヴァンギャルド、プログレッシヴ・ロック、ミュージック・コンクレート、エレクトロニクスを独自の方法で接続した特異な音楽語法は、後のポストロック、マス・ロック、実験的エレクトロニクスへと繋がるひとつの雛形を形成。恐怖、欺瞞、消費、核戦争、社会への批評と音楽そのものの革新を切り離すことなく揺さぶり続けた、This Heatの核心に位置する名作です。

This Heat - Deceit (LP)
This Heat - Deceit (LP)Superior Viaduct
¥4,496

11月下旬再入荷。Charles Hayward、Charles Bullen、Gareth Williamsによる、英国アヴァン・ロック/ポストパンクの伝説This Heatが1981年に発表した、2ndアルバムにして最後のスタジオ・アルバム。デビュー作よりも時代への強い応答と明確な楽曲構成を備えながら、核戦争へと向かう人類への強烈な危機意識を背景に、濃密で損傷したような音響と怒り、それらを驚くべき創造性と共に結晶化させた傑作。
軋む音響、変拍子や複雑なリズム、電子音やテープ操作、DIY的なラフさと高度な演奏能力が同居し、技術的にも、音楽的にも、おそらく政治的にも刺激的な内容。
ポストパンクの枠組みを越え、アヴァンギャルド、プログレッシヴ・ロック、ミュージック・コンクレート、エレクトロニクスを独自の方法で接続した特異な音楽語法は、後のポストロック、マス・ロック、実験的エレクトロニクスへと繋がるひとつの雛形を形成。恐怖、欺瞞、消費、核戦争、社会への批評と音楽そのものの革新を切り離すことなく揺さぶり続けた、This Heatの核心に位置する名作です。

Willis Alan Ramsey (LP)
Willis Alan Ramsey (LP)Antarctica Starts Here
¥4,496

10月下旬入荷予定。当時20歳のシンガーソングライターWillis Alan Ramseyが、Leon RussellとDenny Cordellによる〈Shelter Records〉の3人目の契約アーティストとして1972年に発表した、唯一のスタジオ作。Leon Russell、J.J. Caleに続くShelter Recordsの初期を飾った一枚であり、ゆるやかなTexasカントリー・ロック、ブルースの陰影を帯びたフォーク、アウトロー・バラードを独自のバランスで溶かし込んだ、70年代アメリカン・ソングライティングの名作が初ヴァイナル・リイシュー!
幼少期からラジオを通じてElvis PresleyやThe Beatles、デルタ・ブルース、カントリー、クラシックまで幅広く吸収し、やがてUniversity of Texasを離れてコーヒーハウスのサーキットへ。Townes Van Zandt、Jerry Jeff Walkerらと共演するなかで磨かれていった楽曲群は、様々な音楽的背景を持ちながらも、Ramsey自身の飄々とした歌と卓越したソングライティングによってひとつの世界へと結ばれています。
Memphis、Nashville、そしてHollywood HillsのLeon Russell邸スタジオで録音され、Eddie Hintonのギター、Red Rhodesのペダル・スティール、Leland SklarとJim Keltnerによるリズム・セクションなど、当時を代表する名手たちが参加。「Satin Sheets」「The Ballad of Spider John」「Muskrat Love」など、後にWaylon Jennings、Jimmy Buffett、Captain & Tennilleらによってカヴァーされる、オリジナル・ヴァージョンを収録しています。
その後も演奏と作曲を続けながら、いまだ2ndアルバムを発表しておらず、長年その理由を尋ねられるたびに「最初のアルバムの何が悪いんだ?」と答えていたという逸話も、この一枚の特異な完成度を物語ります。歌詞カード、インタビュー、ライナーノーツ付属。

OR - Music For Empty Stadiums (2LP)OR - Music For Empty Stadiums (2LP)
OR - Music For Empty Stadiums (2LP)AD 93
¥6,758

11月27日発売予定。Floating Points、Leon Vynehall、The Fieldなどファンにも推薦!Barcelonaを拠点に活動するカタルーニャ出身のプロデューサー/電子音楽家/DJ、OR-Oriol Riverola。John Talabot名義で発表した2012年のデビュー・アルバム『ƒIN』によって世界的な評価を獲得した彼が、実に10年以上の歳月を経て発表する待望のニュー・アルバムが名門〈AD93〉より登場。色彩豊かなシンセサイザーのフックが複雑に絡み合い、ループする電子音と細かな音の変化が次々と折り重なることで、反復を基盤としながらも、単純なミニマリズムには収まらない豊かな展開を形成。旋回するようなシンセのフレーズと刻々と姿を変える電子音のレイヤーによって、ダンス・ミュージックとエレクトロニック・ミュージックの境界を横断する一作。

エレクトロニック・ミュージック・シーンでは John Talabot として広く知られている Oriol Riverola は、これまでのキャリアを通じて、ツアー/ライブ、スタジオでの制作、そして音楽家としての日々の暮らしから生まれる、創造的かつ社会的な刺激を原動力としてきた。

しかし、2020年に世界が一斉に閉ざされたことで、その原動力は突然失われることになった。本当に以前の日常が戻ってくるのかさえ分からない、先行きが不安な状況のなか、ダンス・ミュージックを作ることはどこか奇妙で、意味を失ったようにも感じられた。音楽シーンの多くが、自宅で過ごす時間に寄り添う曖昧なアンビエントへと大きく傾いていくなか、Oriol Riverola はひとつの問いを抱くようになった。

「もし、もっとも多幸感に満ちたアンビエント・サウンドがあるとしたら、それはどんな音楽だろう?」

本作『Music for Empty Stadiums』は、その問いに対する答えとして生まれたアルバムである。全17曲、約95分にも及ぶ本作は、Riverola のキャリアにおいて最も壮大な作品であると同時に、これまでで最もパーソナルな作品のひとつでもある。だからこそ彼は、本作を OR という名義でリリースすることを選んだ。OR は彼のイニシャルを表すだけでなく、カタルーニャ語で「金 - ゴールド」を意味する言葉でもある。

Carmen Villain -  Memoria (Clear Vinyl LP)
Carmen Villain - Memoria (Clear Vinyl LP)Smalltown Supersound
¥4,284

10月上旬入荷予定。ノルウェーの気鋭Carmen Villainのニュー・アルバム『Memoria』が〈Smalltown Supersound〉より登場!Pauline Oliverosのディープ・リスニング思想や、アピチャッポン・ウィーラセタクン監督の同名映画から影響を受け、風化し変容する記憶をテーマに音の空間へと落とし込んだ濃密なもので、フルートやクラリネット、トランペットの繊細なアコースティック録音を解体・再構成し、ダブの手法と立体音響的な質感で再構築。Rhythm & SoundやPoleを想起させる重低音のサブベースと残響、Jon Hassell由来のフォース・ワールド・ジャズの気配、そして微細なクリック&カッツが有機的に重なり合い、空間そのものが息づくようなシネマティックな音響美学を描き出している。過度な歪みやメロディに頼らず、引き算の美学と高度なイコライジングによって音の残影を繊細に捉えた音響芸術。

Fatima Al Qadiri - 3TWI (12")Fatima Al Qadiri - 3TWI (12")
Fatima Al Qadiri - 3TWI (12")Hyperdub
¥3,850

10月30日発売予定。Fatima Al Qadiriが、West Asiaのフォーク/ダンス音楽への愛情を込めて放つ新作EP『3TWI』。クウェート・アラビア語で「女たらしの年配男性」を意味するタイトルを軸に、地域のクラブ・ミュージック、伝統的なダンス音楽、クィアな視点を大胆に交差させた4曲を収録。長年の友人でもあるBobo Secret、Lama3an、Gumarを迎え、挑発的なスポークンワードから切実なアンセムまで、ユーモアと欲望、ジェンダーやパフォーマンスをめぐる物語を描き出す。

クウェートや湾岸地域の音楽文化を中心に、イラン系の3eemi、古典アラビア語まで複数の言語・方言を横断し、国境を越えて共有される音楽的伝統を祝福。伝統とクラブ、ローカルな言葉とグローバルな電子音楽を繋ぐ、妖しくユーモラスで刺激的なEP。

Eerie Enterprise -  Places Remember Events (LP)Eerie Enterprise -  Places Remember Events (LP)
Eerie Enterprise - Places Remember Events (LP)DEKMANTEL
¥4,465

11月下旬入荷予定。アムステルダムの異才upsammyと、先端テクノ、ベースシーンの注目株Piezoによる注目のユニットEerie Enterpriseのデビュー・アルバム『Places Remember Events』。2024年夏に行われた濃密なハードウェア・セッションを起点に1年半の歳月をかけて磨き上げられた本作は、刺激や過剰な緊張感に傾倒しがちな現代のクラブシーンに対し、優しく寄り添うような印象。黄金期のIDMからエレクトロニカを想起させる温かく叙情的なメロディラインと、Piezoならではのエッジの効いた立体的なサウンドデザイン、そしてupsammyの精密な音響センスが見事に融合。躍動感を秘めた複雑なリズム構造でありながら、あえてハーフタイムの空間や余白を贅沢に残すことで、緻密なアレンジメントに心地よい落ち着きと静かな奥行きを与えている。繊細なメランコリーとミステリアスな音響空間が美しく交錯する、エモーショナルで純度の高いエレクトロニカ。

Contagious - Being (LP)Contagious - Being (LP)
Contagious - Being (LP)MORPHINE RECORDS
¥4,672

11月上旬入荷予定。Valentina Magaletti、Andrea Belfiも参加。ベルリンの実験音響シーンを牽引するSabine Ercklentz、Andrea Neumann、Mieko Suzukiの3人からなるトリオContagiousのニュー・アルバム『Being』。拠点であるMorphine Raumにて開催してきたジャンル無用のコラボレーション企画「Partners in Crime」でのセッションから結実。自らのサウンドを妥協なく研ぎ澄ませた即興プロセッシングを軸に、緊張感を高めながら、力強いグルーヴを生み出し、そこから一気に音を解き放っていくダイナミックな構成が魅力的。ゲスト参加したSofia Jernbergによる前衛的なヴォイス・パフォーマンス、Valentina Magalettiによる執拗で力強いドラム、そしてAndrea Belfiによるムーンドッグを彷彿とさせる催眠的なパーカッションが見事に交錯し、鋭利かつ肉体的なサウンドを描き出している。

Kali Malone - Burning Song [JAPAN EDITION] (Grey Marble LP+Obi+Poster)Kali Malone - Burning Song [JAPAN EDITION] (Grey Marble LP+Obi+Poster)
Kali Malone - Burning Song [JAPAN EDITION] (Grey Marble LP+Obi+Poster)Ideologic Organ
¥5,800

10月下旬入荷予定。日本語帯付属、Meditations限定98部。[JAPAN EDITION] Grey Marbleカラーヴァイナル仕様。

対位法的思考を現代のドローンの文脈で継承、再解釈してきたKali Maloneによる、2024年の『All Life Long』以来となる待望の最新ソロアルバム『Burning Song』。

J.S.バッハが晩年の27年間をカントルとして務め、そのご遺体が聖堂の下に眠るドイツ・ライプツィヒの歴史あるトーマス教会にて、現代作家としては初めてバロック時代の音律を持つバッハ・オルガンを用いて、録音された記念碑的作品。今作では、これまで彼女のパイプオルガン作品の拠り所となっていた厳格なカノン形式や数理構造から解放され、より直感的かつ伸びやかなアプローチを採用し、Lucy Railtonのチェロ、Stephen O’Malleyのボウドギターとともに、教会の聖堂全体を揺らす重厚で美しいドローンを実現。

20本を超えるマイクによって教会空間そのものを捉えた録音は、単に楽器の音を記録するのではなく、歴史ある聖堂を満たす荘厳な響きの内部へと聴き手を置くような立体的な録音となっており、その音色の一つひとつが、広大な空間の中で静かに時間を変容させていく。

厳格な構造を削ぎ落としたことで、構造の影に隠れていた純粋な感情の振動や、音そのものが持つ力がより前面に出ており、ゆっくりと移ろいゆく和音のグラデーションと繊細に繋がれてゆく音が、厳粛な静けさのなかに悲しみと受容、生の歓喜を鮮やかに立ち昇らせる。厳密な数理を超えて解き放たれ、音楽的な鮮やかさと開放感に満ちた、彼女の音楽が持つ深い時間感覚をさらに一歩先へと進めた、極めて荘厳な唯一無二の傑作となっている。ゲイトフォールド・スリーブ仕様、フルカラー・ポスター付属(24” x 36”)。

Harikuyamaku - SHIMA DUB LP (LP)Harikuyamaku - SHIMA DUB LP (LP)
Harikuyamaku - SHIMA DUB LP (LP)Honey Records
¥5,500

10/2 (金)発売予定。沖縄が世界に誇るDUBアーティストHarikuyamakuが2013年にCDでリリースしたアルバム『島DUB』がHoney Recordsによってアナログ化!!

オリジナルのCDアルバムより7曲抜粋、未発表音源1曲、Harikuyamakuと共にダンスミュージックユニットangamaとして活動する盟友bitowaによるRemixを1曲収録。

Harikuyamaku、レーベルオーナーYasu-Pacino、Bitowa a.k.a. KOR-ONEの3人で選曲、構成、ミックスの修正などを綿密に行い、Taiji Okuda氏によるマスタリングを経て、ドイツにてプレッシング。音、内容ともに間違いない、一家に一枚、現場でも大活躍間違いなしの最高音盤が完成した。

10年以上の時を経て新たに生まれ変わった島DUBを、ぜひ堪能してください。

Mike Ladd - Nonechosen (Northern Lights Vinyl LP)
Mike Ladd - Nonechosen (Northern Lights Vinyl LP)Backwoodz Studioz
¥5,185

11月上旬入荷予定。名作『Welcome to the Afterfuture』をはじめ、アンダーグラウンド・ヒップホップの極北を歩んできたMike Laddが、実に10年以上ぶりとなる待望のソロ・アルバム『Nonechosen』を〈Backwoodz Studioz〉からリリース。近年も映画サントラ制作や現代美術作家との協働など多岐にわたる表現を展開してきた彼が、自らのセルフ・プロダクションをベースに、名プロデューサーPreservationが絶妙な微調整を施して研ぎ澄ませたサウンド。長年の同胞であるNo SurrenderやTom Degeeterも参加し、重厚なポエトリー・リーディングと抽象的なビート、鋭利なノイズと引き締まったミニマリズムが交錯。過去の威厳を保ちつつもより深みを増したスポークン・ワードと、ダークで洗練されたアブストラクト・ヒップホップが見事な調和を見せている。往年のアンダーグラウンド・ファンはもちろん、Billy Woods率いる〈Backwoodz〉周辺の先進的ヒップホップを追う層にもアピールする、充実の一枚。

Aesop Rock x Blockhead - Trouble Mountain (2LP)
Aesop Rock x Blockhead - Trouble Mountain (2LP)Rhymesayers Entertainment
¥5,184

11月中旬入荷予定。Aesop RockとBlockhead、約30年にわたってコラボレーションを続けてきた二人による最新作。ニューヨークで育った二人の記憶に残る、Poconosのリゾート地を宣伝するテレビCMを着想源に、架空のリゾート「Trouble Mountain」を舞台として、人間が抱える「逃避」という欲望をシュールな心理風景へと変換した作品。
刑務所からの脱出や危険な旅のような劇的な逃避ではなく、日常の延長にある「どこか別の場所へ行けば、今とは違う自分になれる」という感覚。しかし、この山は現実からの避難所になるどころか、家族、仕事、記憶、アイデンティティ、現代社会の目に見えないシステムといった日常の不安を、さらに奇妙なかたちで表現。
Aesop Rockの自在に伸縮するフロウと、些細な出来事のなかから人間の本質をすくい上げる鋭い言葉。そのラップは、ありふれた日常を現実と幻想の境界へと滑らせながら、現代を生きることの可笑しさと不安を同時に描き出します。そこにBlockheadが、長年培ってきた二人の化学反応を引き継ぎながら、無駄を削ぎ落としたキネティックなプロダクションを重ねていきます。
『Labor Days』以来、彼らが繰り返し見つめてきた労働、生存、疎外、そしてそこから逃れたいという欲望。本作はその「逃避」を安易な解決として提示するのではなく、なぜ私たちはそこまでして別の場所を探し続けるのかという問いへと反転させる。日常そのものが次第に理解しがたいものとなっていく世界のなかで、ありふれた現実を異様な風景へと変換するAesop RockとBlockheadの現在形が刻まれた一枚。

Alan Vega - Live at Max's Kansas City (Cobalt Blue Vinyl LP)Alan Vega - Live at Max's Kansas City (Cobalt Blue Vinyl LP)
Alan Vega - Live at Max's Kansas City (Cobalt Blue Vinyl LP)Sacred Bones Records
¥3,739

11月下旬入荷予定。SuicideでMartin Revとともに、ロックという音楽形式そのものを根底から揺さぶる表現を生み出してきたヴォーカリスト、Alan Vega。1980年7月18日、ニューヨークの伝説的なライヴ・ハウス、Max’s Kansas Cityにて録音されたAlan Vegaの未発表ライヴ音源が〈Sacred Bones Records〉より登場。同年のセルフ・タイトルによるソロ・デビュー作のリリースを数週間後に控えた、まさにVegaがソロ・アーティストとして独自の表現を確立しつつあった時期の記録。ロックンロールやロカビリー、ブルースの原初的な衝動と、テープ操作による電子的なノイズ、パフォーマンス・アート的な身体表現とが衝突し、従来の楽曲構成や演奏技術という枠組みから逸脱した、極めて直接的な音楽が展開されています。ソロ・デビュー直前、最も自由で剥き出しの状態にあったAlan Vegaの創造力を捉えた、貴重な歴史的ドキュメント。

Salamat Ali Khan - Metamusik Festival Berlin ‘74 Vol.II (LP+DL)
Salamat Ali Khan - Metamusik Festival Berlin ‘74 Vol.II (LP+DL)Black Truffle
¥5,358

10月下旬入荷予定。パキスタンの伝説的声楽家Salamat Ali Khanが、1974年にベルリンの新ナショナルギャラリーで開催された「MetaMusik」フェスティバルで遺した未発表ライヴ録音の第2弾!Michael Hönigが録音を手掛け、タブラのShaukat Hussein Khan、ハルモニウムのHussein Bux Khanと共に挑んだ、深夜のラーガ「Raag Chandrakauns」の圧巻の40分間を収録。タンプーラを廃し、特別に調律されたアルプ・チターを自ら奏でる特殊な編成が生み出すのは、従来のインド古典の枠組みを超えた美しくも重厚な浮遊感。前半の深遠で瞑想的な静寂から、後半にかけてタブラの超絶技法と複雑に交錯するスピーディな声の即興展開へとダイナミックに変化し、最後は息を呑むような一体感で熱狂の渦へと導いていく。伝統に裏打ちされた確かなロジックと自由な即興性が交錯する、実にスペーシーでサイケデリックな名演。

Recently viewed