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John Coltrane - Africa/Brass (Verve Acoustic Sounds Series) (LP)
John Coltrane - Africa/Brass (Verve Acoustic Sounds Series) (LP)Impulse!
¥8,153

1961年、〈Impulse!〉移籍後の第一作として録音された、John Coltraneによる歴史的作品『Africa/Brass』が、Verve Acoustic Sounds Seriesとして、オリジナル・アナログ・テープからのリマスター、180g重量盤、チップオン・ジャケットという最高水準のアナログ仕様で復刻。本作の最大の特徴は、通常のカルテット編成を大きく拡張した大編成ブラス・アンサンブルで、チューバ、ユーフォニウム、フレンチホルンなどを含む重厚な低音ブラスがゆっくりとうねり、その上にColtraneが祈りのように長いフレーズを描く。編曲にはEric DolphyとMcCoy Tynerが深く関わり、ブラスが背景ではなくテクスチャーとして機能する独自のサウンドを作り上げている。モーダル期へ向かうコルトレーンの変革の瞬間を刻んだ名盤。

DJ Mitmitta - Ethio Rock 'N Roll Mixtape (CS)
DJ Mitmitta - Ethio Rock 'N Roll Mixtape (CS)Ultraääni Records
¥2,154

フィンランドのディガー、DJとして知られるDJ Mitmittaによる、1970〜80年代のエチオピア、エリトリアのロックンロール音源のミックステープ。収録されているのは、警察楽団、革命歌、個人アーティストによるローカル・ロックの数々で、Harer Police Orchestra、Tewolde Redda、Getachew Kassa、Tamrat Molla、さらにはLed Zeppelin「A Whole Lotta Love」のアムハラ語カバーまで飛び出す、驚くほど多彩な選曲が並ぶ。乾いたファズギターの荒々しい歪み、ワウのうねり、ブラスの鋭いアタック、土着的な旋律が絡み合い、西洋ロックともアフロビートとも異なる独自のグルーヴが立ち上がる。録音の粗さが逆に魅力となり、当時の現場の空気がそのまま耳に飛び込んでくるような生々しさがある。エチオロック黄金期の熱量をそのまま閉じ込めたミックスは、辺境ロックの奥深さを示しつつ、最高にかっこいいギター音楽としても楽しめる充実の一本。

DJ Vera Righteous -  Love & War (CS)
DJ Vera Righteous - Love & War (CS)Ultraääni Records
¥2,154

〈Ultraääni Records〉より、DJ Vera Righteousによるルーツレゲエ、ダブのミックステープ。本作はタイトル通り、A面がLOVE、B面がWARという明確なテーマで構成、A面には、ラヴァーズロックやスウィートなルーツを中心に、柔らかいメロディとソウルフルな歌声が続き、Sugar MinottやJennifer Laraのような温かい質感の楽曲が滑らかにつながる。一方で B面では、Horace AndyやYami Boloなど、社会性やスピリチュアル性の強いルーツ、ダブが並び、重いベースラインと深いエコーが聴かれる。甘く肉感的な「LOVE」と、シリアスでスピリチュアルな「WAR」という、レゲエ、ダブカルチャーが持つ二面性を対照的に配置しながらも一本の物語として流れる構成力が光る。レーベルのカタログの中でも特に人気が高く、初出時は即完売した幻の一本として知られる、小さくも濃密なミックステープ。

Juuso Paason Tulevat Käsitteet -  Early Hits (CS)Juuso Paason Tulevat Käsitteet -  Early Hits (CS)
Juuso Paason Tulevat Käsitteet - Early Hits (CS)Ultraääni Records
¥2,154

フィンランドのアンダーグラウンド電子音楽シーンで注目を集めるJuuso Paasoによるソロ名義Tulevat Käsitteetのカセット作品。全楽器をJuuso Paasoが担当し、ローファイなテープの質感とアナログシンセの揺らぎが溶け合う、手触りのある電子音楽といった趣で、ざらついたノイズの中からメロディがふっと立ち上がったり、サックスが室内楽のような静けさをもたらしたりと、抽象性と親密さが交互に現れる独特のバランスが魅力。ムーミン語彙をもじった曲名など、フィンランドらしいユーモアが漂い、遊び心と実験精神が同居した奇妙なポップ感も感じられる。どこかエチオピアの音楽のような正体不明な感覚もあり、フィンランドの地下深く、サイケデリックでドリーミーなD.I.Y.音楽をひっそりと育むコミュニティに想いを馳せたくなるような一本。

DJ Mitmitta - Minimalistic Ethio 80’s and 90’s from Audiotapes የሐር ሽረሪት (CS)
DJ Mitmitta - Minimalistic Ethio 80’s and 90’s from Audiotapes የሐር ሽረሪት (CS)Ultraääni Records
¥2,154

エチオピアの80〜90年代カセット文化から、歌手が席を外した時にバックバンドが延々と演奏していたような、歌もののB面やインスト曲を集めたコンピレーション。収録されているのは、カシオ・キーボード、安価なドラムマシン、シンセブラスなどによるローファイなシンセ・ジャムで、素朴な機材が生む 埃っぽくも温かいエチオ・ミニマルが魅力的。結婚式場、街角のバー、深夜のスタジオ。そんな生活の匂いがそのまま閉じ込められたような音像で、単純な反復フレーズが続くうちに、ゆるやかなトランス感と独特の郷愁が立ち上がる。Yishak Banjaw、Zerihun Wdajo、Elfenesh Kano、Tewodros Mekonnenなど、本来は歌もの作品で知られるミュージシャンの裏の演奏が主役として再評価されるのも面白い。当時標準的だった60分テープの余白を埋めるためのジャムに過ぎなかったものが、こうしてまとめられることで、影に隠れていたミニマルで催眠的なエチオ・エレクトロニクスという並行世界が浮かび上がる。かつて存在した豊かな文化へと直接繋がる、カセットの醍醐味にあふれた一本。

Ayami Suzuki - Remnants (CS)Ayami Suzuki - Remnants (CS)
Ayami Suzuki - Remnants (CS)Students of decay
¥2,496

東京を拠点に活動し、Delphine Dora、Aidan Baker、大友良英、Phewらとの共演でも知られる即興演奏家 Ayami Suzukiによる最新作『Remnants』が〈Students Of Decay〉限定100本で登場。本作は、2019年に父を亡くしたことを契機に制作が始まった、「存在と不在のあいだ」をテーマにした極めてパーソナルな作品。最小限の機材を用いて自身の内面と対峙する、本人が「儀式のようだった」と語る環境で録音された音は、静かで繊細でありながら、どこか温かく包み込むような余韻を残す。漂う残響、わずかな音の揺らぎ、記憶の影。彼女のヴォイスが層を成し、ディレイやリバーブの中で輪郭を溶かしていく様は、喪失が時間とともに変化していくプロセスそのものを描き出すかのよう。亡き父との対話、あるいは「不在の存在」との共演であることを示唆する、「これはソロアルバムではない」という本人の言葉は象徴的で、哀悼という一言では片付けられない、消え去ったものの残り香であり、今もなお響き続ける魂の祈り。

Tujiko Noriko - PON (2LP)Tujiko Noriko - PON (2LP)
Tujiko Noriko - PON (2LP)Editions Mego
¥6,142

ツジコノリコが長い間人生を共に過ごし深い絆を結んだ愛猫PONへの追悼として制作された最新作『PON』。日本的な情緒を帯びたフィールドレコーディングや家庭的な音の断片が散りばめられ、色彩豊かなフォトアルバムのように彼女の内面世界が記録されている。収録曲「Knife of Yonder」はイーノ的なアンビエントから高揚感のある中盤、ブルースに寄り添うような終盤へと展開する10分超の大作。「Kikoeru Pon」では猫の声を含む生活音が溶け込み、個人的な記憶がそのまま音楽になったような親密さが漂う。個人的テーマを抱えながら、無邪気さと抽象性が交互に現れる独特の情緒を持ち、電子音は冷たさとは無縁で、柔らかい光を帯びている。ある種の子どもっぽさと深い喪失感の同居した、彼女の持ち味がさらに深化した成熟した一枚。

Jan Jelinek - Loop-Finding-Jazz-Records (2LP)
Jan Jelinek - Loop-Finding-Jazz-Records (2LP)Faitiche
¥5,349

ミニマルな電子音楽を数多く輩出するドイツの重鎮プロデューサーJan Jelinekの、長らく入手困難プレミア化していた2001年発表のマスターピースが2つのボーナストラック付属で再発!古いジャズのレコードからのアブストラクトなサンプリングを中心に、Pole主催の~scapeレーベルらしいクリック~ダブな質感、ミニマムで小さな動きが交差しながら無限に広がるモノトーンでミニマルなインナーゾーン作品。約20年経過した今でも耐えうる普遍的な内容で、現在では寧ろテクノやエレクトロニカ以外のリスナーにも大推薦な守備範囲広い内容。マスタリングは信頼のRashad Beckerで、音質も抜群。

goat - Without References / Cindy Van Acker (LP)goat - Without References / Cindy Van Acker (LP)
goat - Without References / Cindy Van Acker (LP)Latency
¥4,745

日野浩志郎率いるリズム・アンサンブルgoatが、スイスの振付家Cindy Van Ackerの舞台作品「Without References」のために制作したスコアを収録した一枚。金属打楽器やガムラン、ベル、チェロの擦過音など、音階よりも拍・反復・空間を中心に構築されたミニマルな音楽。録音は日野自身が担当し、ミックスに西川文章、マスタリングにRashad Beckerを迎えた万全の布陣。サックス不在の特殊編成で制作された本作は、goatの通常のポリリズム路線とは異なる、打楽器のみで組み上げた純度の高い構造美が際立つ。反復するパターンが徐々にズレ、干渉し、空間そのものがリズムを帯びていくような感覚は、舞台芸術とミニマル・ミュージックの交差点。徹底したストイシズムが限界を超えたときに現れる、沈黙よりも雄弁なリズムの宇宙。

Ancient Infinity Orchestra - It's Always About Love (LP)Ancient Infinity Orchestra - It's Always About Love (LP)
Ancient Infinity Orchestra - It's Always About Love (LP)Gondwana Records
¥4,897

北イングランドを拠点に活動する15人編成のスピリチュアル・ジャズ大所帯Ancient Infinity Orchestraによる、愛とつながりが音にあふれたメロディックなスピリチュアル・ジャズ。リーダーのOzzy Moyseyによる美しい作曲を軸に、メンバーそれぞれが即興で寄り添い、心温まる広がりのあるメロディが花開いていく。編成は非常にユニークで、ダブルベース2本、ハープ、サックス、クラリネット、弦楽器群、オーボエ、フルート、マンドリン、コンガ、ピアノ、ドラム、そして様々な小物パーカッションまで揃い、ライブや録音では床に楽器を散らし、思いついた瞬間に手に取って音を重ねる自由な雰囲気。友人同士でもあるメンバー間の信頼感が、広大でありながら親密、土の匂いがするのに宇宙的でもある独特のサウンドを生み出している。愛をアルバム全体を包み込むテーマとして据え、フォーク、ジャズ、クラシックなど多様な伝統音楽の素養を持った奏者たちが、作曲という器の中でそれぞれの表現を解き放つ。焚き火を囲んだ即興的な賛美歌のよう。

Matthew Halsall - Salute to the Sun (2LP)Matthew Halsall - Salute to the Sun (2LP)
Matthew Halsall - Salute to the Sun (2LP)Gondwana Records
¥5,774

UKマンチェスターのトランぺッターにして〈Gondwana Records〉主宰、Matthew Halsallが新バンドとともに生み出した、レーベルの美学を象徴する自然と精神性をテーマにしたオーガニックなスピリチュアル・ジャズ『Salute to the Sun』。ハープ、フルート、パーカッション、カリンバ、マリンバが織りなす柔らかく風通しのよいアンサンブルは、森の空気や水辺の揺らぎを思わせるほどナチュラル。Halsallのトランペットは祈りのように静かで、自然と調和するジャズというコンセプトをそのまま音にしたような穏やかな高揚感を生み出している。アフロ、ワールド要素を取り込んだリズムは生命力に満ち、一方で瞑想的なモーダル・ジャズの静けさも併せ持つ。「Joyful Spirits of the Universe」「Canopy & Stars」など、宇宙や自然をテーマにした楽曲が並び、〈Gondwana Records〉の新たなフェーズを示した名盤。

Matthew Halsall -  Fletcher Moss Park (LP)Matthew Halsall -  Fletcher Moss Park (LP)
Matthew Halsall - Fletcher Moss Park (LP)Gondwana Records
¥4,451

UKマンチェスターのトランぺッターにして〈Gondwana Records〉主宰、Matthew Halsallが、自身の精神的な拠点でもある公園Fletcher Moss Parkから着想を得て制作した2012年作『Fletcher Moss Park』。ハープ、フルート、サックスを中心にしたアンサンブルが織りなす静謐で瞑想的なスピリチュアル・ジャズが全編を包み込む。柔らかいトランペットの音色は一音一音が丁寧で、空間に大きな余白を残しながら、自然の中で深呼吸するような穏やかな高揚感を生み出す。Nat Birchallのサックス、Rachael Gladwinのハープ、Adam FairhallやTaz Modiのピアノが寄り添い、アリス・コルトレーンの霊性とUKジャズの透明感が美しく溶け合ったサウンドを形成している。タイトル通り自然の風景を思わせる楽曲が並び、〈Gondwana Records〉の初期美学を決定づけた作品として現在も高い評価を受け続ける名盤。

Brian Auger's Oblivion Express - Reinforcements (LP)Brian Auger's Oblivion Express - Reinforcements (LP)
Brian Auger's Oblivion Express - Reinforcements (LP)SOUL BANK MUSIC
¥4,987

英国ジャズ・ファンクの名手Brian Augerが率いるOblivion Expressの中期を代表する一枚『Reinforcements』。Auger自身がプロデュースを担当、オルガン、エレピ、Moog、Freeman String Machineを自在に操り、ジャズ・ロックからソウル、ファンクへと大きく舵を切った転換点として知られる作品。本作では、後にSantanaでも活躍するAlex Ligertwoodのソウルフルなヴォーカルが前面に出ており、従来のジャズ・ロック色に加えて、ブルー・アイド・ソウル的なキャッチーさとファンクの推進力が強化。タイトなリズム隊が70年代半ばのファンク、フュージョン的グルーヴを生み出し、その上にAugerのオルガンとシンセが縦横無尽に重なる、肉体的で肉厚なレア・グルーヴ。

Ken Ishii - Jelly Tones (2LP)
Ken Ishii - Jelly Tones (2LP)R&S Records
¥5,769

オリジナルは1995年にベルギーの名門レーベル〈R&S Records〉からリリースされた日本テクノの金字塔的アルバムであり、Ken Ishiiの国際的な評価を決定づけた代表作『Jelly Tones』が30周年を記念して〈R&S Records〉から2LP仕様で再発!未来的なサウンドデザインと東洋的な旋律感覚が融合した本作は、デトロイト・テクノへの敬意とヨーロッパ的な洗練、彼特有のコズミックな疾走感とメロディセンスが光る、フューチャリスティック・テクノ。中でも「Extra」は、押井守によるアニメーションMVとともに世界的に注目を集め、Ken Ishiiの創造性と先見性を象徴する楽曲として知られる。クラブユースにもアート性にも対応する、電子音楽の歴史を辿る上でも重要な一枚であり、時代を超えて響く革新的なテクノ・アルバム!

Last Exit - Iron Path (LP)
Last Exit - Iron Path (LP)ESP-DISK
¥4,892

Peter Brötzmann、Sonny Sharrock、Bill Laswell、Ronald Shannon Jacksonによる、欧米のフリージャズ、インダストリアル、ノイズ・ロックシーンが文字通り衝突して生まれた伝説のドリーム・カルテットLast Exitが1988年に残した唯一のスタジオ録音作『Iron Path』。ライブでの爆発的な即興をそのまま密閉空間に封じ込めたような歴史的アルバム。Sharrockのギターは火花を散らし、Brötzmannのサックスは金属の悲鳴のように荒れ狂う。Laswellの重低音が混沌に重力を与え、Shannon Jacksonのポリリズムが全体を推進する。NY・BC StudioでMartin Bisiが録音したサウンドは、4人の暴力的なエネルギーを制御されたカオスとして結晶化させ、ライブとは異なる構築性と密度を生み出している。

Shay Hazan - When It Rains It Pours (LP)Shay Hazan - When It Rains It Pours (LP)
Shay Hazan - When It Rains It Pours (LP)Batov Records
¥4,451

ベースと北アフリカの弦楽器ギンブリを自在に操る、イスラエル出身の音楽家 Shay Hazan がテルアビブのジャズシーンの精鋭たちとともに作り上げたアルバム『When It Rains It Pours』。ギンブリの低くうねる響きと、アラブから北アフリカ圏の旋法を思わせるメロディが、砂漠の風景を想起させるミニマルなグルーヴを生み出し、そこにジャズの自由なインタープレイが重なることで、都市的でありながら古代的なスピリチュアリティを帯びたサウンドが広がる。アフロビートの躍動感、スピリチュアル・ジャズの瞑想性、そして中東音楽の深いルーツが自然に溶け合い、ジャンルを超えて旅するように聴ける作品になっている。

Phantom Horse - Primal Forms (Neon Orange Vinyl LP+DL)Phantom Horse - Primal Forms (Neon Orange Vinyl LP+DL)
Phantom Horse - Primal Forms (Neon Orange Vinyl LP+DL)Umor-Rex
¥4,676

ドイツのデュオPhantom Horseが6年ぶりに放つ最新作『Primal Forms』。ハンブルク、ナイメーヘン、スペイン南部オヘンの3都市で録音された本作は、ミニマル、クラウトロック、エレクトロニックの境界を漂う独自のもの。シーケンスは極限まで削ぎ落とされながらも、スロウバーニングと形容されるように、じわじわと変化し続けるポリリズムが聴き手を深いトランスへ導く。硬質な電子音の中に微かなダブ処理が差し込み、奇妙にダンサブルな質感が生まれている。静謐でストイックな音像でありながら、閉じた世界ではなく、現代的な電子音楽の潮流とも接続した開かれた音楽性が息づいている。冷徹なまでの知性と、そこから立ち上がる予期せぬ熱量による、静寂の中の極彩色の幾何学模様。

Entidad Animada - Pequeño clima doméstico (CS)Entidad Animada - Pequeño clima doméstico (CS)
Entidad Animada - Pequeño clima doméstico (CS)Umor-Rex
¥2,692

ブエノスアイレスの電子音楽家Entidad Animadaによる、環境音楽や初期電子音楽からの影響を出発点にしつつ、ループ素材を編集・凝縮して6曲にまとめ上げたカセット作品『Pequeño clima doméstico』。フィールドレコーディングや加工されたテクスチャーが随所に散りばめられ、電子音と生活の気配が自然に溶け合う。曲はどれも閉じた楽曲というより、空間や気分をそっと変えるための装置のようで、聴くほどに部屋の空気がゆっくりと変わっていく。柔らかい電子音のレイヤーが静かに揺れ、外の空気が窓から入り込むようにフィールド音が漂い、アンビエントともBGMとも違う、生活のリズムを整えるための音楽としての魅力が詰まっている。日常の中で気分や、部屋の雰囲気を変えたいときにそっと寄り添ってくれる一本。

KMRU - Kin (CD)KMRU - Kin (CD)
KMRU - Kin (CD)Editions Mego
¥2,872

Fennesz参加!ケニア・ナイロビ出身でベルリンを拠点に活動するサウンドアーティストJoseph KamaruことKMRUによる最新作『Kin』が2020年の代表作『Peel』に引き続き〈Editions Mego〉から登場!フィールドレコーディングと電子音響を融合させた独自のスタイルをさらに深化させたもので、故ピーター・レーバーグとの「『Peel』の続編はどんな音になるのか」というディスカッションから始まり、2021年初頭にナイロビで制作が開始。若き日にギターで奏でた音を想起させるディストーションをテーマに、従来よりもノイジーで荒々しいアプローチを追求した本作は、レーバーグの死により一時中断を余儀なくされながらも2022年に再開され、完成へと至った。Fenneszを迎えた「Blurred」は、MEGO/Editions Megoの系譜に連なる現代エレクトロニック・ミュージックの最前線を体現し、さらに「We Are」ではAphex Twinを彷彿とさせるサウンドを展開。KMRUの進化を鮮烈に刻み込んだ作品。

Tete Mbambisa -  Did You Tell Your Mother (LP)
Tete Mbambisa - Did You Tell Your Mother (LP)AS-SHAMS
¥4,989

南アフリカ・ケープジャズの重要人物Tete Mbambisaが1979年に残した名作『Did You Tell Your Mother』。テナーサックスのBasil Coetzeeを迎えたカルテット編成で、アフリカ的なスピリチュアル性とアメリカのモーダル・ジャズが自然に溶け合う、深みのある演奏。11分超えの「Trane Ride」はタイトル通り Coltraneへの敬意が滲む長尺モーダルで、反復するピアノと熱量のあるサックスがじわじわと高揚していくスピリチュアルな名演。「Past Time」「Winter Time」では、南アフリカ特有の哀愁と柔らかいグルーヴが漂い、ラストの「Irene」では温かく語りかけるようなピアノが印象的。アパルトヘイト時代にも国内に留まり、アコースティック・ジャズを貫いた彼の姿勢がそのまま音に刻まれており、生々しいアンサンブルが当時の空気をそのまま閉じ込めている。

Anthony Calonico - Spacious Heart (CD)Anthony Calonico - Spacious Heart (CD)
Anthony Calonico - Spacious Heart (CD)Music From Memory
¥3,219

Total Blueのメンバーとしても知られるAnthony Calonicoが、〈Music From Memory〉から届ける初のソロ・アルバム『Spacious Heart』。2020〜2024年の長い時間をかけて丁寧に育て上げた作品で、アンビエント、フュージョン、ソングライティングが柔らかく溶け合うレーベルらしい有機的アンビエント・ジャズ。温かいエレピやシンセ、淡いパーカッションが霞がかった朝の光のような空気をつくり、その上をCalonico自身の繊細な歌声が静かに漂う。Total Blueでは控えめだったヴォーカルが前面に出ており、Mark HollisやArthur Russellを思わせる内省的な存在感がアルバムの核を成している。音と音のあいだの余白を大切にしたサウンドデザインは、Harold Buddやスピリチュアル・ジャズの浮遊感とも響き合い、アンビエントの静けさとポップの親密さが自然に共存。全編を包む幽玄でプライベートなムードは、個人的な日記のような親密さを持っている。

Anthony Calonico - Spacious Heart (LP)Anthony Calonico - Spacious Heart (LP)
Anthony Calonico - Spacious Heart (LP)Music From Memory
¥4,796

6月下旬再入荷。Total Blueのメンバーとしても知られるAnthony Calonicoが、〈Music From Memory〉から届ける初のソロ・アルバム『Spacious Heart』。2020〜2024年の長い時間をかけて丁寧に育て上げた作品で、アンビエント、フュージョン、ソングライティングが柔らかく溶け合うレーベルらしい有機的アンビエント・ジャズ。温かいエレピやシンセ、淡いパーカッションが霞がかった朝の光のような空気をつくり、その上をCalonico自身の繊細な歌声が静かに漂う。Total Blueでは控えめだったヴォーカルが前面に出ており、Mark HollisやArthur Russellを思わせる内省的な存在感がアルバムの核を成している。音と音のあいだの余白を大切にしたサウンドデザインは、Harold Buddやスピリチュアル・ジャズの浮遊感とも響き合い、アンビエントの静けさとポップの親密さが自然に共存。全編を包む幽玄でプライベートなムードは、個人的な日記のような親密さを持っている。

Jim O'Rourke, Jos Smolders - Albumin (LP)Jim O'Rourke, Jos Smolders - Albumin (LP)
Jim O'Rourke, Jos Smolders - Albumin (LP)Moving Furniture Records
¥4,349

エレクトロアコースティック/音響作品の最前線を切り開くJim O’RourkeとJos Smoldersによる最新コラボレーション『Albumin』。前作『Additive Inverse』に続き、3年にわたる遠隔セッションで構築された本作は、O’RourkeがKymaシステムから抽出した音素材をSmoldersが粒状化処理し、互いに往復しながら音を彫刻していくという、極めて実験的なプロセスで制作された。柔らかいドローンがゆっくりと立ち上がり、やがて粒子状のノイズや倍音の揺らぎが浮かび上がる。音は定住せず、常に変化し続ける流体のようで、スペクトルの内部を覗き込むような精密な音響が全編を貫く。静謐な空間と緊張感のある音塊が交互に訪れる構造は、まるで音による抽象的な映像のような、密度の高い音響探求の結晶。

inrain - Rise (12")inrain - Rise (12")
inrain - Rise (12")Music From Memory
¥4,263

A.R. KaneのRudy Tambalaと、CranesのAlison Shawという90年代UKアンダーグラウンドを象徴する2人が、1991年に残したコラボ録音『Rise』を、〈Music From Memory〉が新装、復活。当時のセッションは、初期サンプラー、ドラムマシン、アコギ、囁くようなボーカルを最小限に使い、空間そのものを音楽にするというコンセプトで進行。ドリームポップの儚さ、アンビエントの静けさ、そしてA.R. Kane由来のダブ的低音処理が溶け合い、霧の中で音が浮かんでは消えるような、親密で幽玄な世界が広がる。オリジナルEPの音源に加え、2012年録音の未発表曲「Biology」を追加収録。DATからの丁寧なリマスターにより、当時の未完成の美しさをそのまま保ちながら、音の奥行きがより鮮明に立ち上がる。ドリームポップ、アンビエント、ダブ、実験音楽が静かに交差し、90年代UKインディの空気をそのまま閉じ込めた、静かに広がる作品世界。

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