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Peter Rehberg - Liminal States (LP)Peter Rehberg - Liminal States (LP)
Peter Rehberg - Liminal States (LP)Editions Mego
¥4,321

2021年に惜しくもこの世を去ったレジェンドであり、エディション・メゴの代表であるピタことPeter Rehberg(Stephen O'Malleyと並ぶKTLの代表でもある)が手掛けた見事な長編ドローン作品『Liminal States』が登場。アイスランドの振付家Margrét Sara Guðjónsdóttir.による『Pervasive Magnetic Stimuli』2018年公演のために制作された未発表の劇場用サウンドトラックであり、私たちの意識を超えて私たちに作用する大きな力という概念を扱った3部作の最後の作品である本作はコズミックなアコーディオンのような持続的で屈強なサイケデリック・トラクションの45分にわたる壮大なうねりで、幻覚的な音像の波が次々に押し寄せるようなレーバーグの特異なサウンド・ヴィジョンと知覚の変容状態を、緻密なドローンとして理想的に現前させたかのような内容はCatherine Christer Hennixの『The Electric Harpsichord』も彷彿とさせる心を揺さぶる傑作!

Mats Lindström - Low Fidelity (LP)Mats Lindström - Low Fidelity (LP)
Mats Lindström - Low Fidelity (LP)iDEAL Recordings
¥4,167

1960年スウェーデン生まれの作曲家、音楽家でありストックホルムのElektronmusikstudion EMSのディレクターであるマッツ・リンドストロムの過去十数年間の活動からライヴ録音とスタジオ・コミッションを含む7つの作品群としてまとめた『Low Fidelity』が北欧エクスペリメンタルの集積地にして、Joachim Nordwallが主宰する〈iDEAL Recordings〉よりリリース!しばしばライブ・エレクトロニクスを取り入れた作風で知られ、エレクトロニクス産業の技術者としての経歴を持つマッツ・リンドストロムらしく、エレクトロ・アコースティックの魔術的な作用で冒頭から彼の世界に引き込まれる。静かで荒涼とした幽霊のようなドローンや、あるいはハイエナの秘密の言語のような、ワイルドで頭蓋骨に直接的に響くようなディープな一連の作品を収録!

John Duncan / Scheintot - Split (LP)
John Duncan / Scheintot - Split (LP)iDEAL Recordings
¥4,167

アメリカのマルチプラットフォームアーティストであり実験音楽家ジョン・ダンカン『SAXMIX』とヨアヒム・ノルドウォール、マッツ・グスタフソン、ヘンリック・ライランダーによる新トリオScheintotのスプリットが<iDEAL Recordings>より登場!『SAXMIX』はマッツ・グスタフソン、アントワーヌ・チェセックス、マーティン・エスカランテ、ドロール・フェイラー、ウルリッヒ・クリーガーらが録音したサックス音源を、ダンカンが粉砕し再構築したもので、ドローンのレイヤーにノイズとフリー・ジャズや極端なミニマリズムを衝突させた、現代実験音楽の大作。Scheintotによるアヴァン・ジャズ・ノイズも、最高のノイズ・ミュージックに共通する奇妙に瞑想的で、決して完全に解き放たれることなく、腐敗した悪臭が空中に漂うような魅力がある。

Arve Henriksen & Robert Jürjendal - Haihara (LP)
Arve Henriksen & Robert Jürjendal - Haihara (LP)Smalltown Supersound
¥5,327

ノルウェー出身のトランペッターでECMのベテラン、アルヴェ・ヘンリクセン(トランペット、キーボード、エレクトロニクス)とエストニア出身のギタリスト/作曲家、ロベルト・ユリェンダル(ギター、エレクトロニクス)のデュオによる7年越しのアルバム『HAIHARA』が、ノルウェーは<Smalltown Supersound Records>よりリリース!アルバムの素材は、ユルジェンダルがフィンランドの湖畔の森の端にある小さな家で、集中的なレコーディング・セッションで制作し、ヘンリクセンがトランペット、ヴォーカル、エレクトロニクスのレイヤーを加えた。2人は、ジョン・ハッセルの「第四世界」のアンビエンスに対する愛情を共有しており、そのムードを、銅鑼、ガムラン風の楽器、ギターのループ、カリンバなどを使って奇妙な世界へと変異させ、メランコリックでダークでエキゾチックなものを描き出した。ジョン・ハッセル、ブライアン・イーノ、ダニエル・シュミット、バダラメンティなど、幅広くおすすめできる内容!

X or Size - All Avail (LP)
X or Size - All Avail (LP)Good Morning Tapes
¥5,327

Sean McCannとのアンビエント・ドローン・デュオ、The Geeseの一員としても知られるアメリカ・NYのレフトフィールド・ダブテクノ作家X or SizeことJosiah Wolfsonの2025年最新作が、極めてユニークなカタログで知られるフランスのカルト・カセット・レーベル〈Good Morning Tapes〉よりヴァイナル・リリース!以前の作品を彩り特徴づけたトリッピーな遊び心と実験的感覚はそのままで、X Or Sizeとしての3作目となる本作では、微妙にサイケデリックで、まぶたを半開きにして体を揺らしながら異次元へとゆっくりと弧を描いて降りていくような没入感のあるサウンドデザインとコラージュ・スタイルに、アンビエント・ダブ、ピッチダウンしたローファイ・ハウス、トリップホップ、奇想天外なアンビエント・テクノ、そして巨大でありながらソフトフォーカスなアンビエント・エクスペリメンタリズムがブレンドされた絶妙な一本。限定300部。

DJ Lycox - Guetto Star (LP)DJ Lycox - Guetto Star (LP)
DJ Lycox - Guetto Star (LP)Príncipe
¥4,167

アンゴラ発祥のクドゥロを独自のゲットーハウス・サウンドの文脈でアップデートしてきたポルトガル・リスボンの名レーベル<Principe>より、リスボン育ちで現在はパリを拠点とする、レーベルのキーアクトであるTMPの一員として最も初期に加入しレーベルの黎明期からの看板アーティストであるDJ LYCOXの新作アルバムが登場!!ロマンチックなメロウ・ビートはそのままに、普遍的でありながらアンダーグラウンドを核とする今作は、パーカッシブなドラム、温かみのあるアコースティックな音色、中東音楽のエッセンスも加わり、フロアーだけではなく自宅でのリスニングにも耐える好内容!

Joe Henderson - Henderson’s Habiliment (Live At The Junk) (LP)
Joe Henderson - Henderson’s Habiliment (Live At The Junk) (LP)ビクターエンタテインメント株式会社
¥5,170

1971年夏、単身来日したジョー・ヘンダーソンが残した大きな足跡。力強く、情感豊かで、艶やかなプレイ。凄味すら滲む演奏に日本の聴衆は熱狂した。

ブルーノートの諸作で世界に名を馳せたジョー・ヘンダーソン。1960年代後半以降はマイルストーンを拠点に、ブラックネスを前面に押し出した作品を次々とリリースしていた。そのさなかである1971年夏、ジョー・ヘンダーソンは単身来日し、日本の聴衆を狂喜させた。なかでも銀座<ジャンク>で行われた5日間連続公演はこの来日のクライマックスのひとつ。その一夜を記録したのが本作『Henderson’s Habiliment』である。力強く、情感豊かで、艶やかなプレイは圧巻。共演した日本勢、市川秀男、稲葉国光、日野元彦もひと際の鋭気をもって臨む。凄味すら滲む「Junk Blues」に始まり、朗々とブロウする「’Round About Midnight」、より深みを増した「Blue Bossa」、そしてアメリカ盤『In Japan』には未収録のヒップで美しい「Black Narcissus」と、張り裂けんばかり充実度である。世界が愛したジョー・ヘンダーソンが日本に残した大きな足跡。その傑作がいま甦る。
text by 尾川雄介 (UNIVERSOUNDS / DEEP JAZZ REALITY)

松本浩・市川秀男カルテット - メガロポリス (LP)
松本浩・市川秀男カルテット - メガロポリス (LP)ビクターエンタテインメント株式会社
¥5,170

コンセプトは<東京>。変貌を遂げてゆく巨大都市を、鋭い感性と創造性に満ちた演奏で描き切る。ここに日本のジャズの新次元は開かれた。

「売れなくても良いから、文化の匂いのするレコードを作ろう。日本人による日本人のジャズをやってほしい」。ディレクターの言葉を受け、松本浩は本作『Megalopolis』を録音することを決意する。コンセプトは<東京>。機内から眼下に見た、急速に変貌を遂げてゆく東京の光景にインスピレーションを得て制作に取り掛かった。松本、市川秀男、稲葉国光、日野元彦の4人は互いの顔や動きが見えるように円形にセッティングし、あえて細かい打ち合わせはせずに録音に臨んだという。組曲風の大作「都会の一日」、失われたものへの憧憬を描いた「ノスタルジア」、都市を俯瞰するような爽快さと昂ぶりがある「メガロポリス」、ほろ苦いアンニュイが滲む「セレナーデ」、内奥を抉るような「都会のいらだち」。巨大都市とそこに住む人々を、鋭い感性と創造性に満ちた演奏で描いた傑作である。オリジナルはビクター<日本のジャズ>シリーズの1枚としてリリースされた。
text by 尾川雄介 (UNIVERSOUNDS / DEEP JAZZ REALITY)

V.A. - Tokyo Bliss - Japanese Funk, Boogie & City Pop from King Records 1974-88 (LP)V.A. - Tokyo Bliss - Japanese Funk, Boogie & City Pop from King Records 1974-88 (LP)
V.A. - Tokyo Bliss - Japanese Funk, Boogie & City Pop from King Records 1974-88 (LP)Wewantsounds
¥5,300

良質な和モノ再発を数多く手掛ける仏レーベルWEWANTSOUNDSから、DJ Notoyaがコンパイルした傑作ジャパニーズ・ファンク&ブギーがリマスター音源でリリース!

『Tokyo Glow』や『Funk Tide』の成功に続き、フランスのWEWANTSOUNDSから新たな傑作コンピレーションが到着です。70年代から80年代にかけてKing Recordsで録音された日本のファンク&ブギーの爽やかなセレクションから和モノDJとして国内外で圧倒的支持を集めるDJ NOTOYAが良質なファンク、ブギー、シティポップ多彩にセレクト。東京のKing Recordsで新たにマスタリングされ、パリのColorsoundでアナログ盤用にリマスタリング。Optigramの Manuel Sepulvedaによるアートワーク、DJ Notoyaとによる解説にも要注目です!

Roy Haynes - Hip Ensemble (LP)
Roy Haynes - Hip Ensemble (LP)Wewantsounds
¥5,000

スピリチュアル・ジャズとファンクを融合させた名盤Roy Haynesの1971年のアルバム『Hip Ensemble』がWewantsoundsよりアナログ盤初リイシューとして登場!
Hannibal Marvin Peterson(トランペット)、George Adams(サックス)、Teruo Nakamura(ベース)など精鋭ミュージシャンが参加ている今作。リード曲"Equipoise"や"Nothing Ever Changes For You My Love"ではFender Rhodesを中心に美しいジャズが展開され、B面の"Satan's Mysterious Feeling"や"You Name It"ではHaynesのファンキーなドラムが炸裂。さらに、ボーナストラックとして"Roy's Tune"を初収録。新たにリマスタリングされた音源に加え、オリジナル見開きジャケットとKevin Le Gendreによるライナーノーツも付属。99歳で逝去したRoy Haynesのレガシーを体感できる必携の一枚です。

Cissi Santucci & Enzo Scoppa & Piero Umiliani - Olimpiade (LP)
Cissi Santucci & Enzo Scoppa & Piero Umiliani - Olimpiade (LP)Le Très Jazz Club
¥5,300

ジャズ・ファンク愛好家の必需品『Olimpiade』ポスターやスタジオの写真を収めたインサートも付属する豪華盤。

Sandro BrugnoliniやAmadeo Tommasiなどの名手とともにイタリア・ジャズシーンを牽引してきた、Trumpetist Francesco "Cicci" SantucciとSaxophonist Enzo Scoppaは1950年代後半にModern Jazz Gangで活動。本作は、1971年6月、Piero Umilianiが所有するローマ中心部のSound Workshopスタジオで録音され、Franco d’Andrea(エレクトリックピアノ)やBelgian musician Joel Vendrokenbrak(オルガン)も参加しています。当時、このセッションは『On the Underground Road』でもリリースされましたが、本再発が初めてオリジナルのアートワークを復刻。

佐井好子 - 萬花鏡 (LP)
佐井好子 - 萬花鏡 (LP)Wewantsounds
¥4,900

海外からも大きな注目を集める70'sジャパニーズ・アシッド・フォーク・クラシック!! 江戸川乱歩や夢野久作を思わせるダークで妖艶な詩世界と、大野雄二による一連の角川作品で聴かせたサウンド・アレンジが見事にとけあった名作です。大野雄二がプロデュースを手掛けた1975年リリースのファースト・アルバムが国外で初めてアナログ復刻!!
アートワークはそのままに、新たにリマスターされた音源と、WewantsoundではおなじみのPaul Bowler氏によるライナー・ノーツを含む4ページのインサートが付属した豪華仕様。

猪俣 猛 - Drum Method (Clear Yellow Vinyl LP)
猪俣 猛 - Drum Method (Clear Yellow Vinyl LP)ユニバーサルミュージック
¥4,620

この疾走感、この高揚感。行き止まりを知らない男、猪俣猛が変幻自在のスティック・ワークでグルーヴの限界を突き抜ける。

常に時代を見据え新たな地平を切り拓いてきた名ドラマー、猪俣猛が、ジャズ・ロック黄金期に放ったもうひとつの傑作。『メソード』シリーズの1枚として制作されたいわゆる教則レコードなのだが、その音楽性はあたかも聴く者を挑発するかのように猛烈にファンキーでグルーヴィ。日本のジャズ・ロック発展の一翼を担った名グループ、サウンド・リミテッドを率い、変幻自在のスティック・ワークでグルーヴの限界を突き抜ける。「Runaway Child」や「Smack Water Jack」といったカヴァー曲から、アレンジでも参加している盟友・前田憲男作曲の「Sleeper」や「Seven Four」、また圧倒的な迫力で迫るドラム・ソロ「Drum Concert」まで、多彩な選曲を隙のない高密度のグルーヴで埋め尽くす。
text by 尾川雄介 (UNIVERSOUNDS / DEEP JAZZ REALITY)

トラックリスト:
Side A
1. Runaway Child
2. Smack Water Jack
3. Child Of Storm
4. Pourquoi Pas?
5. Where Do You Go From Here
6. Drum Concert I

Side B
1. Fibonaccis Number
2. Blue Rondo A La Turk
3. Maiden Voyage
4. Drum Concert II
5. Sleeper
6. Seven Four

山下洋輔トリオ、沖至トリオ、大野雄二トリオ、笠井紀美子 - トリオ・バイ・トリオ・プラス・ワン (2LP)
山下洋輔トリオ、沖至トリオ、大野雄二トリオ、笠井紀美子 - トリオ・バイ・トリオ・プラス・ワン (2LP)Think! Records
¥7,590

山下洋輔トリオ、沖至トリオ、大野雄二トリオ、そして笠井紀美子。3組のトリオに1人のヴォーカリストで、トリオ・バイ・トリオ・プラス・ワン。1970年に行われたジャズ・ワークショップの実況録音で、オリジナルはビクター<日本のジャズ>シリーズの1枚としてリリースされた。ミュージシャンの並びを見るだけで、只ならぬ空気が漂ってくる特別な作品だ。時代の寵児としてシーンを先導していた山下。1960年代半ばに大阪から上京し注目を集めていた沖。しなやかな音楽性でモダン・ジャズからニュー・ジャズまでをこなしていた大野。そして、今まさに花開こうとしている笠井。それぞれの演奏が強力で魅力的なことは言わずもがな、本作には、後にも先にもない沖トリオ+大野トリオ+笠井の7人編成による演奏が収録されていることに注目したい。改めて日本のジャズがいかに独創的だったのかを思い知る、弩級の2枚組である。
text by 尾川雄介 (UNIVERSOUNDS / DEEP JAZZ REALITY)

トラックリスト:
Side A
1. ドレ / 山下洋輔トリオ
2. 木輪~グガン / 山下洋輔トリオ

Side B
1. 空間への飛翔 / 沖至トリオ
2. 水との対話 / 沖至トリオ

Side C
1. 枯葉 / 大野雄二トリオ
2. 捧げるは愛のみ / 笠井紀美子と大野雄二トリオ
3. ゲット・アウト・オブ・タウン / 笠井紀美子と大野雄二トリオ
4. ケニーズ・ムード / 大野雄二トリオ

Side D
1. ブラック・シャドウ・ウーマン / 沖至トリオ、大野雄二トリオ、笠井紀美子
2. シーム・オブ・アンノウン・ピープル / 沖至トリオ、大野雄二トリオ、笠井紀美子

Big Black - Atomizer (LP)
Big Black - Atomizer (LP)Touch and Go Records
¥3,798

名門〈Touch and Go〉最大級の名盤。1982年、イリノイ州エバンストンのノースウェスタン大学に通っていたSteve Albiniによって始動した革新的パンク・バンド、Big Blackが1986年に〈Touch and Go〉からリリースした伝説的傑作ファースト・フルレングス・アルバム『Atomizer』がアナログ再発!セカンドと並んで不動の人気を誇る金字塔一枚であり、ノイズ・ロック〜ポスト・ハードコアの聖典として今も多くのリスナーから支持を誇る言わずと知れた名作!

Charlie Megira - End of Teenage (Opaque Yellow Vinyl 2LP)Charlie Megira - End of Teenage (Opaque Yellow Vinyl 2LP)
Charlie Megira - End of Teenage (Opaque Yellow Vinyl 2LP)Numero Group
¥5,437

弊店でもコンピレーション・アルバムが大ヒット。当初は50〜60年代に活動していたとされながらそうじゃなかったりと、その多くが謎に包まれているイスラエル出身ベルリン拠点の詩人/ロカビリー・アーティストであり、44歳でこの世を去った夭逝のアウトサイダー・ミュージシャン、Charlie Megira (1972-2016?)。44年という短い生涯の間に50年代のトラッシュ・ロックとサーフ・トレモロ、リヴァーヴの効いたゴスを混ぜ合わせた強烈な音楽を作り上げ、15年で7枚のアルバムを録音したメギラが2013年から2015年にかけて録音したアルバム『Teenage』が〈Numero〉からリイシュー。自身のバック・デュオのBeth She’an Valley Hillbilliesと共に残した破格のアウトサイダー・ガレージ・サイケ/ギター・アルバム!

The Hated - Flux (Clear Blue Vinyl 2LP)
The Hated - Flux (Clear Blue Vinyl 2LP)Numero Group
¥5,184

Hüsker Düのハードコアへの禅的アプローチとBad Brainsからの影響を取り入れた独自のプロト・エモ・サウンドを生み出した、メリーランド州アナポリスの初期エモの先駆者であるThe Hated。幻のその最後の録音であり、1989年のセッション、自宅デモ、そして、彼らの膨大なアーカイブからのライブの断片をまとめた『Flux』が当店お馴染みシカゴの名門発掘レーベル〈Numero Group〉より登場。付属の24ページのブックには、創設者のDan LittletonとErik Fisherによるエッセイ、トラックごとの歴史解説、貴重な写真にチラシ、バンドの晩年の概要までが網羅されています。

Jordan De La Sierra - Gymnosphere: Song Of The Rose (2LP)
Jordan De La Sierra - Gymnosphere: Song Of The Rose (2LP)Numero Group
¥4,488

ニューエイジ~ミニマル史の結晶がまた1枚紐解かれました。Iasosの記念すべき1stと同じく、ニューエイジ/アンビエントの重要レーベル"Unity Records"に残されていたいたという77年のミニマル/ピアノ遺産、Jordan De La Sierraの1stアルバムが現代に復刻です!
La Monte YoungやTerry Riley、Pandit Pran Nathら偉大なミニマリストらに影響を受け、米国のアンビエント~宇宙な老舗ラジオ局Hearts Of SpaceのStephen Hillによるプロデュース力もあり、加工や調整されたというよりも、出てくる音はその場の空気を軽やかに取り込んで流れるよう。作品の構成は約25分x4曲からなり、どれも1音1音が儚く、特に4曲目"Sphere Of Sublime Dances"の時間感覚消え去るような、弦と指の動きが目の前からなくなる透明度は本当絶品です。 また宇宙やインド観にも傾倒していたようで、アートワークの端々からも彼の創造空間美学が貫かれています。ジャンル問わず、このような儚い存在の音を発掘させたら流石はNumero。千里眼と丁寧な仕事に圧倒です。

HTRK - Marry Me Tonight (Ghostly 25 Year Anniversary Edition) (Pink & Black Vinyl LP)HTRK - Marry Me Tonight (Ghostly 25 Year Anniversary Edition) (Pink & Black Vinyl LP)
HTRK - Marry Me Tonight (Ghostly 25 Year Anniversary Edition) (Pink & Black Vinyl LP)Ghostly International
¥4,235

心許す者、皆死んでいった。数々の傑作を生み出した豪州発の名実験デュオことHTRK (=Hate Rock)。メンバーのRowland S. Howardが09年の終わりに亡くなる前に残されたバンド編成での最後のアルバム『Marry Me Tonight』が、〈Ghostly International〉の25周年を記念して待望のアナログ再発!もともとは、Pan SonicやAlan Vegaなど作品でも知られる先鋭レーベル〈Blast First Petite〉からデジタルとCDで発売されていた作品が久々のリイシュー。独特の息づかい、辛辣さ、そして矛盾に満ちた、彼らの固有の美しく傷ついたサウンドを堪能できる、ゴシックかつネオサイケ/ミニマルウェイヴからの影響直下な暗黒ポスト・パンク傑作!

Unnatural Funk Band  - Strange Happenings b/w Living In The Past (Natural Grass Vinyl 7")
Unnatural Funk Band - Strange Happenings b/w Living In The Past (Natural Grass Vinyl 7")Numero Group
¥1,958

当店の馴染みの〈Numero Group〉が誇る名シリーズ〈Eccentric Soul 45s〉からは、カンザスシティの知られざるソウルスイーパー3人組、Unnatural Funk Bandによる当時の貴重音源をコンパイルし、2013年に発売した現在レア化しているシングル盤が9年越しに待望のリプレス。激激ドープで壮絶なエネルギーが発揮されたカルト的なサイケデリック・ファンクのA面"Strange Happenings"と、それと対照的なテイストの、Earl Sweatshirtにもサンプリングされたトロ甘なスウィート・ソウルのB面"Living in the Past"を収録。

Weeks Island - Droste (2025 Reissue) (LP)Weeks Island - Droste (2025 Reissue) (LP)
Weeks Island - Droste (2025 Reissue) (LP)DFA Records
¥3,856

グラミー賞受賞のケイジャングループ、Lost Bayou RamblersのギタリストであるJonny Campos。2020年にLouis Michotが運営する〈Nouveau Electric Records〉よりデジタルとカセットでリリースしていた、深くアメーバのようなペダルスチールによる望郷アンビエント傑作『Droste』が、ダンスパンクの聖地としてもお馴染みの名門〈DFA Records〉より奇跡のアナログ・リイシュー決定!各トラックは、南ルイジアナの海岸線の崩壊により地図から消えてしまった、もはや存在しない水域にちなんで名付けられているとの事。意識の中で現れては消える、非在の儚さや影や郷愁が、遥か遠くバレアリスの地へと続いていく様子を想起させるようなアンビエント・アメリカーナの秀逸作品。

William S. Burroughs - Break Through In Grey Room (Transparent Clear Vinyl LP)William S. Burroughs - Break Through In Grey Room (Transparent Clear Vinyl LP)
William S. Burroughs - Break Through In Grey Room (Transparent Clear Vinyl LP)Dais Records
¥3,633

インダストリアル・レジェンド、Throbbing GristleのGenesis P-Orridge & Peter “Sleazy” Christophersonが監修し、自身らの〈Industrial Records〉より1981年にオリジナル・リリースされたWilliam S. Burroughsの実験音楽作品集『Nothing Here Now But The Recordings』に触発され、名門〈Sub Rosa〉がバロウズと共同でリリースした同氏の実験的作品集『Break Through In Grey Room』が〈Dais Records〉よりアナログ・リイシュー。プロデューサーのBill Richがバロウズが1961年から1976年に残した実験的な録音から86年にコンパイルした作品集。Master Musicians of Jajoukaのバロウズ録音によるフィルレコやカットアップの創始者でもあるブライオン・ガイシンとの共作などを収録。Josh Bonatiによるフル・リマスタリング仕様。

Floating Points - Cascade (Blue Vinyl 2LP+Obi)Floating Points - Cascade (Blue Vinyl 2LP+Obi)
Floating Points - Cascade (Blue Vinyl 2LP+Obi)Ninja Tune
¥6,915

【※400枚限定プレス!Japan exclusive Blue vinyl※】(数量限定/日本語帯付き/解説書封入/日本限定ブルー・ヴァイナル)カリブーやダフニ名義の活動で知られるダン・スナイスや宇多田ヒカル他参加!!
エレクトロニック・ミュージック・シーン随一の頭脳派として知られる一方、熱心なレコードコレクターでもあり、フォー・テットやボノボ、カリブーと言ったアーティストと並び称されるDJとしても活躍、近年はフリージャズの生きる伝説、ファラオ・サンダースとロンドン交響楽団とのコラボ作品『Promises』や宇多田ヒカルのアルバム『BADモード』の共同プロデュースも話題となったフローティング・ポインツことサム・シェパードが2024年最新アルバム『Cascade』を〈Ninja Tune〉よりリリース。
マンチェスターで過ごした子供時代にはクラシック教育を受け、大学では神経科学の博士号も取得した秀才であり、そのアーティスト名が示すように、ジャンルを自由に横断しながら様々な実験を続けるフローティング・ポインツ。直近では、サンフランシスコ・バレエ団と共同で制作した初のバレエ作品『Mere Mortals』も手がけ、交響楽団と電子音楽を融合したアプローチが称賛されたばかり。モジュラー・シンセサイザーの美しい音色と複雑なドラム・パターンと、ファラオ・サンダースのサックス、そしてロンドン交響楽団の演奏を見事に一つに織り合わせた『Promises』は、米ピッチフォークで2021年の最高点レビューを獲得し、Mojo誌やTime Magazineなどでアルバム・オブ・ザ・イヤーに選出、Resident Advisorからは「最も偉大なモダンジャズ・アルバムのひとつ」と評されるなど大きな称賛を受け、マーキュリー賞にもノミネートされている。
彼のキャリアにおいても、重要な転換期と言えるそれらのプロジェクトの成功は、あたかも彼がダンス・ミュージック・シーンから離れることを示唆しているように見えたかもしれない。しかし、昼間はバレエの楽譜に没頭しながら、夜になるとダンスフロアの狂騒や脈打つエレクトロニック・ミュージックの奔放さを切望している自分に気づいたという。
『Cascade』は、『Crush』に続く作品としてスタートし、フローティング・ポインツのサウンドをダンスフロアで体験するためのサウンドが詰まっている。Buchlaのシンセサイザーが生み出すリズムが炸裂し、グリッチを効かせたメロディーが身体を揺さぶる。それは中山晃子による液体の流れる動きを捉えたカラフルなアートワークにも通じるものだ。「滝状の流れ」を意味するタイトルもまた、今作のサウンドを見事に表し、我々リスナーはその贅沢な音の狭間に身を委ねることで体験したことのない刺激的な理想郷へと誘われる。
本作は、マンチェスターで過ごした青春時代に出会った多種多様なエレクトロニック・ミュージックの持つ、聴く者の心を拡張し、感情を浄化する魅力をベースに作り上げられた作品だ。『Crush』の続編でありながら、フローティング・ポインツのサウンドは、また一段上のレベルへと進化し、前作と比較して長尺のトラック一つ一つの中で、サウンドとグルーヴの広がりが探求されている。
デビュー・アルバム『Elaenia』から約10年を経て、作曲家サム・シェパードは、クラブミュージック以外での実験をダンスフロア向けの音楽にシームレスに取り入れる方法を会得した。「常に挑戦を追い求めているんだ」と語る彼の、拡大し続ける創造的可能性において、本作はどのように位置づけられるのだろうか。「常に物事を動かし続け、自分を興奮させるようなことに全力で取り組みたいと思っている。それが100人編成のオーケストラとバレエ作品を作ることであろうと、自分ひとりでラップトップに向かっていることであろうとね」と彼は微笑みながら説明する。エレクトロニック・ミュージックの革新性と、本能を刺激するようなトラック作りにおいて、フローティング・ポインツは永久に満足を得ることなく探究を続けていくだろう。

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US Steel Cello Ensemble - Noise In The Library (LP)US Steel Cello Ensemble - Noise In The Library (LP)
US Steel Cello Ensemble - Noise In The Library (LP)Putojefe Records
¥1,842 ¥3,862

ドロシー・カーター、マース・カニングハム、ローリー・アンダーソン、フィリップ・ラマンティア、ヴィム・ヴェンダース、アスムス・ティエッチェンス、その他多数の重要人物たちとのコラボレーションでも知られる、1931年にベルリンに生まれ、米国に移住し、現在はベルリンで活動を続けるRobert Rutmanが設立したスチール弦楽四重奏団、U.S.スティール・チェロ・アンサンブルの『Noise In The Library』が<Putojefe Records>より奇跡のヴァイナル再発!画期的なクラウトロックのバンド、ブレーンチケットのゲスト・シンガー出あった卓越した倍音シンガー、ステファニー・ヴォルフをフィーチャーした本作はアンサンブル全盛期の1989年5月31日にベルリンの教会Passionskircheでライヴ録音されたもので、巨大なスチール板を弓弾く自作楽器スティール・チェロ1台とボウ・チャイム3個で構成され、エレクトロニクスは一切なし、教会内の爆発的残響に委ねた本作は人間によって作られた偉大で力強い音楽の最後の数少ない例のひとつとも言える唯一無二のとんでもない内容!

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