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横田進 Susumu Yokota - Laputa (Skintone Edition) (2LP)横田進 Susumu Yokota - Laputa (Skintone Edition) (2LP)
横田進 Susumu Yokota - Laputa (Skintone Edition) (2LP)Lo Recordings
¥7,348

2003年に自身のレーベル〈Skintone〉からひっそりとリリースされ、過去に海外に向けライセンスリリースされることもなかったことから、長らく幻のアルバムとして語られてきた横田進の『Laputa』が、ついにSkintone Editionとして登場。『The Boy And The Tree』と『Symbol』の間に位置する本作は、キャリアの中でも最も実験性が強く、神秘的で、不穏さと美しさが同居する特異点のような作品。ドローン、断片的なサンプル、ストリングス、ノイズ、囁き声、ブルースギターなど、多様な素材がコラージュのように重なり合い、ガリバー旅行記の幻想的な浮島の名にふさわしい異世界的なサウンド。複数の映画が同時に流れているような多層的な音像は、横田のサンプラー/セレクターとしての才能を鮮烈に示しており、メロディアスな瞬間と抽象的な音響が交互に現れ揺れ動く独特の世界観は、今聴いても圧倒的な個性を放っている。

Pilah Meets Birdy Nixon - O'Clock (LP)Pilah Meets Birdy Nixon - O'Clock (LP)
Pilah Meets Birdy Nixon - O'Clock (LP)BAT RECORDS
¥5,312

フレンチ・ダブの重鎮Pilahと、シンガー/MC、Birdy Nixonがタッグを組んだ最新作『O’Clock』。Kaly Live DubやDub Addict Sound Systemで知られるPilahが手がけるプロダクションは、80sラバダブの生々しくて粗削りな質感と、現行フレンチ・ダブのクリアな音像が共存する強靭なサウンド。深く沈むベース、鋭いスネア、空間を切り裂くエコーが、サウンドシステムの現場をそのままレコードに封じ込めたような迫力を生む。Birdy Nixonのヴォーカルは、ルーツ・レゲエの精神性とストーリーテリングを感じさせ、ヘビーなダブ処理と絡み合いながら、楽曲に温度と人間味を与えていく。ヴォーカル曲からダブ・ヴァージョンへと連続するショウケース形式の構成も心地よく、ルーツ、ラバダブ、ダンスホールを横断しながら、現代的な音圧とミックスでアップデートされた、今のフレンチ・ダブ。

Gaudi - 100 Years Of Theremin (The Dub Chapter) (CD)Gaudi - 100 Years Of Theremin (The Dub Chapter) (CD)
Gaudi - 100 Years Of Theremin (The Dub Chapter) (CD)DUBMISSION
¥2,817

テルミン誕生100周年を祝うために制作された、Gaudiの異色のダブ作品『100 Years Of Theremin (The Dub Chapter)』。Mad Professor、Adrian Sherwood、Scientist、Dennis Bovell、Prince Fattyといったダブ界のレジェンドが集結し、それぞれが提供したリディムの上でGaudiがテルミンを自在に操る、豪華かつ自由すぎるコラボレーション。テルミン特有の揺らぐ音程や幽玄なビブラートが、深いエコーと重低音のダブ空間に吸い込まれるように溶け込み、まるでSFとルーツ・レゲエが出会ったような唯一無二の世界観を形成。プロデューサーごとに音の質感が大きく変わり、鋭い残響、跳ねるダブ操作、実験的な空間処理など、曲ごとにダブの教科書のように個性的でありながら、テルミンという一本の軸がアルバム全体を美しくつないでいる。浮遊感と重力が同居するサウンドは、電子音楽リスナーにもアピールできる、テルミンという古典楽器の新たな可能性を切り開いた重要作。

横田進 Susumu Yokota - Grinning Cat (Skintone Edition) (2LP)横田進 Susumu Yokota - Grinning Cat (Skintone Edition) (2LP)
横田進 Susumu Yokota - Grinning Cat (Skintone Edition) (2LP)Lo Recordings
¥7,348

横田進が2001年に自身のレーベル〈Skintone〉から発表したアルバム『Grinning Cat (Skintone Edition)』。日常の幸福感、特に自宅で過ごした猫との生活から着想を得て制作された作品で、ピアノや弦楽器などクラシック音楽からの断片をループし、切れ端をあえて見せることで不完全さを強調。不完全なループや微妙なズレという意図的な不協和が、独特の緊張感の中になぜか親しみやすい寛ぎを生み出している。『Sakura』や『Symbol』と並び、国際的に評価されたアンビエント作品群の一角で、彼の音楽世界を再発見する重要な再発。

V.A. - Tránsitos Sónicos - Música electrónica y para cinta de compositores peruanos (1964-1984) {Essential Sounds collection} (2LP)V.A. - Tránsitos Sónicos - Música electrónica y para cinta de compositores peruanos (1964-1984) {Essential Sounds collection} (2LP)
V.A. - Tránsitos Sónicos - Música electrónica y para cinta de compositores peruanos (1964-1984) {Essential Sounds collection} (2LP)Buh Records
¥6,147

ペルー電子音楽の始まりを初めて体系的にまとめた決定的アーカイヴ『Tránsitos Sónicos』。César Bolaños、Edgar Valcárcel、Enrique Pinillaら、南米前衛を牽引した作曲家たちの1964〜84年の重要作を収録し、これまで断片的に語られてきたペルー電子音楽史を一望できる内容。初期の作品は、アルゼンチンのInstituto Di TellaやColumbia-Princeton Electronic Music Centerなど、当時の最先端スタジオで制作された硬質で抽象的なテープ音楽。その後1970年代後半に進むにつれ、民族楽器や環境音を電子処理と融合させた、ペルー独自の音響世界へと発展していく。電子音の構造美と、ケーナ、打楽器、鳥の声、環境音などアンデスの音文化が交差する音響詩ともいうべき独特のサウンドは、南米実験音楽の豊かさを改めて感じさせてくれる。ペルーの音楽史に眠っていた革新的な作品群を、現代の耳で再発見できる貴重なコンピレーション。

Giuseppe Ielasi - Rhetorical Islands (LP)Giuseppe Ielasi - Rhetorical Islands (LP)
Giuseppe Ielasi - Rhetorical Islands (LP)Faitiche
¥4,497

Nicola Rattiとの名プロジェクトことBellowsの一員としても活動、自身のレーベル〈Schoolmap〉と〈Fringes Recordings〉からのリリースを通じてドローンマスター= Eliane Radigueの再評価にも貢献した重要人物であり、名門〈Senufo Editions〉のオーナーとしても知られるミラノ出身の名実験作家Giuseppe Ielasi。自身も〈12k〉や〈Shelter Press〉〈Entr'acte〉など各地の名門から作品を送り出してきたほか、マスタリング技師としても現代の電子音響に不可欠の人物である同氏が自身の〈Senufo Editions〉から2013年にCDオンリーで発表した傑作アルバム『Rhetorical Islands』が、Jan Jelinek主宰の〈Faitiche〉より2024年度初アナログ化。2011年にパリの〈l’Audible Festival〉のためにJérôme Noetingerに依頼された無題の作品のために制作されたオリジナル素材を収録。〈Entr'acte〉からリリースされた『15cds』テープからいくつかのサウンドが抜粋された電子音響の破格の傑作!Kassian Troyerによるカッティング仕様。限定300部。

Squarepusher - Kammerkonzert (2LP+Obi)Squarepusher - Kammerkonzert (2LP+Obi)
Squarepusher - Kammerkonzert (2LP+Obi)Warp
¥5,658

(数量限定/日本語帯付き/解説書封入)スクエアプッシャーこと鬼才トム・ジェンキンソンが、最新アルバム『Kammerkonzert』を〈Warp Records〉よりリリース。黒曜石のように硬質で超高速のベースプレイ、凶暴なオーケストラ・サウンド、そしてプログレッシヴ、アンビエント、エレクトロニック、実験音楽を縦横無尽に横断する急旋回の連続−−その名の通り“室内協奏曲”を掲げながら、音楽構造そのものの限界へと踏み込む野心作だ。
唯一無二のハードコア・レイヴ/エレクトロニック・プロデューサーであり、実験的ミュージシャン、そして未来的フュージョンの開拓者であるスクエアプッシャー。その30年に及ぶキャリアは、宝石のような作品群で埋め尽くされている。衝撃のデビュー・アルバム『Feed Me Weird Things』(1996年)、異次元のコンクレート・ジャズを提示した『Ultravisitor』(2004年)、超絶技巧のベースプレイが堪能できる『Solo Electric Bass 1』(2009年)、さらには『Music for Robots』(2014年)まで、現代音楽においてこれほど広範な領域を確かな足取りで横断してきたアーティストは稀有だ。その彼から新たに届けられた最新作は、ほぼ全パートを自身で演奏した驚異的な“室内協奏曲”だ。
本作『Kammerkonzert』は、プロデューサーとしてのみならず作曲家としての力量を強烈に示す作品でもある。目まぐるしく展開する構成は、フランスのプログレッシヴ・ロック・バンド、マグマ(「K1 Advance」)、ウェザー・リポートの『Body Electric』期の流れるようなフュージョン(「K2 Central」)、エンニオ・モリコーネが手がけた血塗られたジャッロ映画のサウンドトラックを想起させる瞬間もある(「K7 Museum」)。さらにUKジャズ・シーンとのクロスオーヴァーも感じさせる(「K3 Diligence」)、シュトックハウゼンの大作『Mantra』のリング・モジュレーション・ピアノや、ブライアン・イーノがデヴィッド・ボウイと作り上げたアンビエントの空気感(「K11 Tideway」)まで、多層的な影響が交錯する。
だが、それらは決して引用やオマージュに留まることはない。すべての楽曲は、ジャンルや様式に当てはめられる前に変形し、消え、再構築される。歯車やマイクロチップが高速で組み替えられる自己再構築装置の内部を覗き込むかのように、聴き手はやがて全体像が浮かび上がる瞬間へと導かれていく。
“オーケストラ作品”という言葉が喚起する成熟や格式とは、本作は無縁だ。生ドラム、エレクトリック・ベース、ギター、そして複雑なサウンドライブラリが共存し、伝統的な記譜法では捉えきれないリズムと質感を実現する。
当初は室内楽団との共演を想定していた本作だが、度重なる出来事を経て、結果的に自身が全パートを演奏する形へと昇華した。これはクラシックでもなければ、従来のエレクトロニック作品でもない。そのどちらとも異なる、新たなフォルムである。
タイトルの『Kammerkonzert』はドイツ語で“室内協奏曲”を意味するが、その硬質な響きは作品の音響的戦闘性をも示唆している。音楽構成の極限を内側から押し広げる、悪戯心に満ちた挑戦。ブレイクビーツと弦楽四重奏という危うい組み合わせすら成立させるその姿勢こそ、本作の核心である。

Bruce Haack - The Electric Lucifer (Heaven & Hell Color Vinyl LP)Bruce Haack - The Electric Lucifer (Heaven & Hell Color Vinyl LP)
Bruce Haack - The Electric Lucifer (Heaven & Hell Color Vinyl LP)Telephone Explosion
¥3,746

電子音楽の異端児Bruce Haackによる、68年から69年にかけて制作、1970年リリースのカルト名盤『The Electric Lucifer』。Moogシンセ、自作電子楽器、初期ヴォコーダーを駆使し、天国と地獄の戦いを描きつつ、愛の力が人類とルシファーさえも救うという奇妙で美しいテーマを掲げる、電子音楽とサイケデリックを融合させた唯一無二の世界観。鋭いMoogの電子音、手作り楽器のノイズ、ロック的ドラムが万華鏡のように混ざり合い、曲によってはナレーションやヴォコーダー声が入り乱れる 電気オペラ的世界観が展開。攻撃的な電子音と優しいメロディが同居するサウンドは、50年以上前の作品とは思えないほどの未来感を放っている。60年代末のシンセサイザー・ミュージック黄金期に生み落とされた重要作にして、今なお新鮮な異形のポップ・アルバム。

Merzbow | Bastard Noise - Brick Wall Evolution (LP)
Merzbow | Bastard Noise - Brick Wall Evolution (LP)MATISM RECORDS
¥4,055

ノイズ界の二大巨頭、Merzbow と Bastard Noise が真正面から激突したコラボ作『Brick Wall Evolution』。Merzbow の流動的で有機的なハーシュノイズと、Bastard Noise の低域重視のパワーエレクトロニクスが融合し、圧倒的な密度と質量を持つ音響が立ち上がる。高周波のきらめきと地鳴りのような低周波が層を成し、混沌と秩序が同時に存在するノイズの地形が刻々と変化していく。タイトル通り、進化した音の壁!!

V.A. - Fred Ventura Presents Italia Synthetica 2025 (LP)
V.A. - Fred Ventura Presents Italia Synthetica 2025 (LP)SPITTLE RECORDS
¥3,598

イタロ・ディスコ、シンセ・ポップのレジェンド、Fred Venturaがキュレーションした最新コンピレーション『Italia Synthetica 2025』。Rimini Metafisica、TenGrams、Sandiego、Mono Han、Deep Fieldなど、現行イタリア電子音楽シーンを牽引するアーティストによる未発表音源のみを収録した、まさに今のイタリア・シンセ・サウンドを切り取った一枚。80’sイタロの遺伝子を受け継ぎながら、エレクトロ、シンセ・ポップ、EBM、ニューウェイヴが自然に交差するサウンドで、冷たさと温度感が同居するシンセの質感、タイトなビート、都会的なメロディが全編を貫き、懐かしさと未来感が同時に立ち上がる。ダークでミニマルなトラックから、メロディアスでポップなシンセ・チューンまで、イタリア電子音楽の多様性を一望できる、イタロ・ディスコの流れを汲みつつ、2025年の空気をまとったフレッシュなコンピレーション。

Conrad Pack - Praise EP (12")Conrad Pack - Praise EP (12")
Conrad Pack - Praise EP (12")SELN
¥3,187

ロンドン地下シーンの要所〈SELN Recordings〉から、共同設立者Conrad Packが久々に放つ、ステッパーズの強靭なキックとイタル・ベースを軸にしながら、ダブ、インダストリアル、DIYエレクトロニクスが混ざり合う、ロンドンの今をそのまま刻んだようなEP。タイトル曲「Praise」は鋭いメロディと重心の低いビートが交差し、ステッパーズの枠を越えてUKドリルの感覚にも触れるハイブリッドな仕上がり。続く「Guidance」はより深く沈み込むダブ空間を描き、「Grotto」は、アートスペースの展示のために制作された楽曲を再構築したもので、他の2曲より抽象度が高く、音の奥行きや揺らぎが際立つ。全体を通して、サウンドシステム文化の伝統と、ロンドンのDIY精神が自然に溶け合い、粗削りなのに洗練された現場の手触りが強く残る一枚。

Diagonale des Yeux - Madeleine (LP)
Diagonale des Yeux - Madeleine (LP)KNEKELHUIS
¥4,698

EYE名義でも知られるLaurène Expositoと、Parasite Jazzなどで活動するThéo Delaunayによるフランス・ブレストを拠点とするデュオDiagonale des Yeuxが、アムステルダムは〈Knekelhuis〉からリリースするデビュー作『Madeleine』。1980年代フランスのアンダーグラウンド・ポップから現代のローファイ感覚までを横断する、DIY精神あふれるアヴァン・ポップ。歌詞はフランス語・ドイツ語・英語・スペイン語が入り混じる多言語構成で、トイミュージック風のメロディ、猫の鳴き声、奇妙に揺れるシンセ、ポストパンクのざらつきが同居し、The ResidentsやCindy Leeを思わせる周縁のポップが生まれている。

Gastr del Sol - Upgrade & Afterlife (2LP)Gastr del Sol - Upgrade & Afterlife (2LP)
Gastr del Sol - Upgrade & Afterlife (2LP)Drag City
¥5,567

David GrubbsとJim O’Rourkeによるユニット、Gastr del Solの代表作であり、ポストロック/実験音楽の重要作として知られている1996年のアルバム『Upgrade & Afterlife』がめでたくリイシュー!フォーク・ミニマリズム、アヴァンギャルド、電子音響が混ざり合い、常に予想を裏切る構成が特徴的。冒頭の「Our Exquisite Replica of ‘Eternity’」では、映画音楽のサンプルやドローンを用いて、異様で感情的な風景を描き出し、アルバム全体の方向性を示す。続く曲では、弾き語りが抽象音響へ変化したり、歪んだリズムや断片的なボーカル処理などが登場し、聴くたびに新たな発見がある作りになっている。ラストはJohn Faheyの「Dry Bones in the Valley」のカバーで締めくくられ、ゲストのTony Conradのヴァイオリンが、アメリカン・フォークと前衛音楽の橋渡しをするように響く。批評家からも「フォークとアヴァンギャルドが互いを抽象化しながら融合している」と高く評価され、ジャケットに使われたRoman Signerの作品《Wasserstiefel》も含め、コンセプチュアルで不思議な魅力を放っている。実験音楽ファンにとっては聴き逃せない名作!

石橋英子 Eiko Ishibashi and Jim O'Rourke - Pareidolia (LP)石橋英子 Eiko Ishibashi and Jim O'Rourke - Pareidolia (LP)
石橋英子 Eiko Ishibashi and Jim O'Rourke - Pareidolia (LP)Drag City
¥3,768

星野源、突然段ボール、Ogre You Asshole、坂本慎太郎など、アンダーグラウンドやコンテンポラリーといった枠を超えて、名だたるアクトたちを支えてきた現代の日本が誇る名SSW=石橋英子と、シーンの枠組みを越えて多大なリスペクトを浴びてきた我らがジム・オルークとの5作目の共作が〈Drag City〉より登場!本作は、2023年のフランス、スイス、イタリア、アイルランドを回った欧州ツアーでの即興ライブ録音を素材にしたサウンド・コラージュ。各地の演奏から響きや音の関係性を拾い集め、コンピューター生成音、フルート、ハーモニカなどが交錯する動的な音世界を作り上げている。二人は事前に打ち合わせをせず、それぞれ準備した音素材を持ち寄って現場で即興的に対話し、日ごとに異なる演奏を展開。ライブ中に録音した素材もその場で再利用するなど、旅の途中で生まれる偶然や状況の変化がそのまま音楽に反映された。『Pareidolia』では、ツアーの様々な瞬間をリミックスし、たとえばパリのジム・オルークの音とダブリンの石橋英子の音を重ねるような形で、理想的な記憶を描いている。無作為に見える音の流れにも、どこか意味や構造を感じ取ってしまう──そんな「Pareidolia(錯視)」的な感覚をテーマに、聴く人それぞれが自由に解釈できるような、柔らかくも謎めいた電子音響作品。

Rafael Toral -  Traveling Light (2LP)Rafael Toral -  Traveling Light (2LP)
Rafael Toral - Traveling Light (2LP)Drag City
¥5,567

ポルトガルの電子音楽家 Rafael Toral 待望のニューアルバム『Traveling Light』が〈Drag City〉より登場。前作『Spectral Evolution』でのギターへ回帰しつつ自作エレクトロニクスと融合する試みをさらに推し進めており、本作ではなんとジャズ・スタンダードを題材としている。「Easy Living」「Body and Soul」「My Funny Valentine」「God Bless the Child」など、20世紀前半を代表する6曲が、ギター、ベース、自作エレクトロニクス、改造テルミンを組み合わせた仮想オーケストラのようなサウンドによって、楽曲が幽玄なドローンや電子的な鳥のさえずりのような音へと姿を変えており、旋律や和声によって原曲の影が残りながらも、オルガンのような持続音やテルミンのうねりに包まれて、どこか宗教音楽や初期電子音楽を思わせる響きとなっている。さらに各曲には管楽器奏者が一人ずつゲスト参加し、クラリネット、テナーサックス、フリューゲルホルン、フルートが登場。伝統的なジャズの親しみやすさと、Toralならではの抽象的な音響が重なり合う傑作。

Edward Artemiev - Stalker / The Mirror - Music From Andrey Tarkovsky's Motion Pictures (LP)
Edward Artemiev - Stalker / The Mirror - Music From Andrey Tarkovsky's Motion Pictures (LP)Mirumir
¥3,665

ソ連時代からの電子音楽、映画音楽の巨匠、Edward Artemievが、タルコフスキーの名作映画『Зеркало(Mirror)』(1975年)と『Сталкер(Stalker)』(1979年)の音楽を再録音したアルバム!タルコフスキー映画2作品の音楽の再録+新曲"Dedication to Andrey Tarkovsky"を収録した珠玉のネオ・クラシカル・アンビエント作品。リマスタリング、新規アートワークを採用したアルテミエフ自身による公式ライセンスのLP。

Jah Wobble - Jah Wobble Presents The Light Programme (LP)
Jah Wobble - Jah Wobble Presents The Light Programme (LP)Eargong Records
¥3,741

今は亡き〈30 Hertz〉レーベルから1997年にリリースされたJah Wobbleの『The Light Programme』が初レコード化。クラウトロック伝説CanのドラマーJaki Liebezeitに、〈The Wire〉にも寄稿する批評家/マルチ奏者のClive Bell、コンガ奏者のNeville Murrayら豪華面々が参加したダウンテンポとワールド・ビート・サイエンスの異色作!

Derek Hunter Wilson - Sculptures (LP)Derek Hunter Wilson - Sculptures (LP)
Derek Hunter Wilson - Sculptures (LP)Beacon Sound
¥5,345

ポートランドの作曲家Derek Hunter Wilsonによる、霧に包まれた岬や、波が静かに寄せる砂浜といった風景をテーマに、ハープのループを中心に構築されたアンビエント/ポストクラシカル作品『Sculptures』。ハープ奏者Joshua Wardとの長時間の即興で生まれた生の素材を、時間をかけて削り、磨き、形にしていくという独特の制作プロセス制作。そこにピアノ、ストリングス、ペダルスティールが柔らかく重なり、湿度を帯びた空気や、時間がゆっくりと流れる海辺の静けさが音として立ち上がる。派手さはないが、聴くほどに深く沈み込んでいくような、内省的で美しいアンビエント作品。

Chantal Michelle - All Things Might Spill (LP)Chantal Michelle - All Things Might Spill (LP)
Chantal Michelle - All Things Might Spill (LP)Shelter Press
¥3,898

幼少期からダンサーとして活動し、空間感覚や身体性を音楽に反映させる活動で知られるアメリカの作曲家/サウンドアーティストChantal Michelleによる最新作が〈Shelter Press〉からリリース。本作は、作曲=振付という独自の視点から、リバーブやディレイによる奥行きや、パンニングによる左右の動き、生楽器の響きと電子音の組み合わせによる質感のコントラストなどを用いて音を空間的に配置し、互いに関係し合いながら変化していく構造を持つ。音を時間だけでなく空間的な存在として捉え、互いの距離や動きを設計することで、立体的な聴取を生み出している。Stephan Mathieuによる高品質マスタリング、Schnittstelle Masteringでカッティングというプロダクション面でも作品の世界に存分に浸れる万全の仕様。

Filippo Ansaldi & Simone Sims Longo - Solo Suono (CS)Filippo Ansaldi & Simone Sims Longo - Solo Suono (CS)
Filippo Ansaldi & Simone Sims Longo - Solo Suono (CS)Umor-Rex
¥2,729

サックス奏者 Filippo Ansaldi と電子音楽家 Simone Sims Longo による初の共作で、アコースティックな身体性と精密な電子処理が交差するミニマル音響作品『Solo Suono』。呼吸やキーのメカニカルな響き、残響的なノイズといった生の痕跡が、Longo の緻密な音響処理によって拡張。ループ化されたフレーズや具体音的な探求は、 Bendik Giske の身体的アプローチを思わせつつ、70〜80年代の古典的ミニマルにも通じる構造美を備えている。『Solo Suono(ただの音)』というタイトルが示す通り、音が純粋な現象として立ち上がる瞬間を捉えた繊細で没入的、ときに瞑想的な一枚。

Robert Lax - Living in the present (LP)Robert Lax - Living in the present (LP)
Robert Lax - Living in the present (LP)Tal
¥5,054

アメリカのミニマリスト詩人ロバート・ラックスによる詩の朗読を中心に構成されたサウンド・ポエトリー作品『Living in the Present』。1990年代にギリシャ・パトモス島で録音された音源をもとに、電子音響とフィールド録音、トランペットが繊細に絡み合いなだら、彼の静かな語りが展開され、静けさと言葉の余白を重視した詩の世界が音と共に穏やかに広がってゆく瞑想的な空間を生み出す。言葉と音が互いに干渉せず、静けさの中で共存する構成が印象的で、今この瞬間、というテーマが、音と語りを通じて穏やかに伝わってくる。音楽というよりも詩と環境音の対話ともいうべきもので、詩の余白と音の静けさが溶け合い、聴くという行為そのものに深い気づきをもたらす、稀有な音のドキュメント。

Bruce Haack -  Preservation Tapes (LP)
Bruce Haack - Preservation Tapes (LP)Telephone Explosion
¥3,746

アウトサイダー風味抜群のボコーダーによるプロト・ハウス・サウンド。エレクトロニック・ミュージックの先駆者と言うべき偉人、Bruce Haack!未発表音源の数々を含む、ブルース・ハークの貴重な音源をコンパイル。本作は、彼のビジネスパートナー、Ted Pandelによって発見された213ものリール・テープに収録されていた未発表音源の編集盤で、1960年代から1970年代にかけて活躍した氏の素朴でポップなシンセ・サウンドやボコーダーなどによる時代を越えたミステリアスさを届ける奇妙で愛らしいトラックの数々を収録したユニークな一枚。電子サイケからモンド、ライブラリー・ミュージック辺りのキーワードに引っかかる方も必携ですよ!

Appearance/Music for Solo Performer: Compositions by T. Ichiyanagi and A. Lucier (CD)
Appearance/Music for Solo Performer: Compositions by T. Ichiyanagi and A. Lucier (CD)Omega point
¥2,860

忘れた頃にやってくるオメガポイントとエム・レコードのお騒がせ合同リリース。今回は、人間の脳波を用いた最初の音楽作品として知られるアルヴィン・ルシエの「一人の演奏家のための音楽」を、あろうことか60年代のジョン・ケージ一派が実演した壮絶な意味不明爆音塊。もう一つは、初期オメガポイントのリリースで現音マニアを震撼させた一柳慧の傑作「アピアランス」のマスターテープ音源という強烈二本立て。単なる希少価値を超えた、プロト・インダストリアルといえるこれら実験音楽の精髄をアンビエント流行の今爆音で浴び歴史的弁証法に問う!!

2月27日発売。今回の音源は一柳慧が自宅で発掘したテープから発見されたもので、1967年にミシガン州ホープ大学で行われたケージ、デイヴィッド・チュードア、一柳慧らによるコンサートの生録音である。

60年代中盤は、ケージとチュードアが電気的に増幅したパフォーマンスサウンドを開発していた只中であり、このホープ大学コンサートでも容赦のないアンプリファイド・パフォーマンス技法による爆音が放たれていた。ルシエの「一人の演奏家のための音楽」(1965年)は、現在、耳にできる中で最も作曲年に近い録音で、今回、世界初公開となる。この1967年版は、1982年にルシエとポーリン・オリヴェロスがLovely Musicから発表したものとは全く趣の異なる、ケージ一派の電気的リアリゼーション技術が施された内容で、事情を知らなければ近隣の道路工事にしか聞こえない形而下意味不明音塊。脳波の実演奏は名手チュードアが担当している。

一柳慧の「アピアランス」(1967年)は、かの『Source Magazine』誌上の巻頭で発表された当時の最新曲で、生演奏のエレクトロニクスとアコースティック楽器を混合した爆裂演奏にはケージも参加。この演奏自体は、2006年にオメガポイントからリリースされたものと同一内容だが、本作で使用したソーステープはマスターテープと考えられ、明らかにリニアリティが高く、音質が大幅に向上している。また、2006年版にはない聴衆の反応も収録された長尺版となる。

本作には、オメガポイントによる序文(テープ発見の経緯を解説)、一柳慧の「アピアランス」2006年解説の再掲、ルシエ作品の研究家で生前より作家と交流のあったサウンドアーティスト佐藤実による解説を収録。(※ジャケット図版は「一人の演奏家のための音楽」のセット図)

Appearance/Music for Solo Performer: Compositions by T. Ichiyanagi and A. Lucier (LP)
Appearance/Music for Solo Performer: Compositions by T. Ichiyanagi and A. Lucier (LP)Em Records
¥4,400

忘れた頃にやってくるオメガポイントとエム・レコードのお騒がせ合同リリース。今回は、人間の脳波を用いた最初の音楽作品として知られるアルヴィン・ルシエの「一人の演奏家のための音楽」を、あろうことか60年代のジョン・ケージ一派が実演した壮絶な意味不明爆音塊。もう一つは、初期オメガポイントのリリースで現音マニアを震撼させた一柳慧の傑作「アピアランス」のマスターテープ音源という強烈二本立て。単なる希少価値を超えた、プロト・インダストリアルといえるこれら実験音楽の精髄をアンビエント流行の今爆音で浴び歴史的弁証法に問う!!

2月27日発売。今回の音源は一柳慧が自宅で発掘したテープから発見されたもので、1967年にミシガン州ホープ大学で行われたケージ、デイヴィッド・チュードア、一柳慧らによるコンサートの生録音である。

60年代中盤は、ケージとチュードアが電気的に増幅したパフォーマンスサウンドを開発していた只中であり、このホープ大学コンサートでも容赦のないアンプリファイド・パフォーマンス技法による爆音が放たれていた。ルシエの「一人の演奏家のための音楽」(1965年)は、現在、耳にできる中で最も作曲年に近い録音で、今回、世界初公開となる。この1967年版は、1982年にルシエとポーリン・オリヴェロスがLovely Musicから発表したものとは全く趣の異なる、ケージ一派の電気的リアリゼーション技術が施された内容で、事情を知らなければ近隣の道路工事にしか聞こえない形而下意味不明音塊。脳波の実演奏は名手チュードアが担当している。

一柳慧の「アピアランス」(1967年)は、かの『Source Magazine』誌上の巻頭で発表された当時の最新曲で、生演奏のエレクトロニクスとアコースティック楽器を混合した爆裂演奏にはケージも参加。この演奏自体は、2006年にオメガポイントからリリースされたものと同一内容だが、本作で使用したソーステープはマスターテープと考えられ、明らかにリニアリティが高く、音質が大幅に向上している。また、2006年版にはない聴衆の反応も収録された長尺版となる。

本作には、オメガポイントによる序文(テープ発見の経緯を解説)、一柳慧の「アピアランス」2006年解説の再掲、ルシエ作品の研究家で生前より作家と交流のあったサウンドアーティスト佐藤実による解説を収録。(※ジャケット図版は「一人の演奏家のための音楽」のセット図)

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