Folk / Roots
280 products
牧歌的ニューエイジ・フォーク大傑作『Pentimento and others』を残した人物であり、サンフランシスコ拠点のフォークロック・バンド、Citayのメンバーとしても知られるニューヨークを拠点とするギタリスト/作曲家のEzra Feinbergによる最新アルバム『Soft Power』が〈Tonal Union〉からアナログ・リリース。当店お馴染みの名ハーピストMary Lattimoreに、シューゲイズ・ドローン/アンビエント名手Jefre Cantu-Ledesma、マルチ奏者のRobbie Leeといった面々と共に精巧に作り上げた親密でゆとりのある珠玉のアンビエント・フォーク作品!限定300部。
Slintのギタリストとしてお馴染み。TortoiseやWill Oldhamにも関わったアメリカのオルタナティヴ・ロック・シーンの伝説のひとりであり、現在はGang of Fourに参加しているDavid PajoがPapa M名義でUS名門インディ・レーベル〈Drag City〉から発表した2018年のスタジオ・アルバム『A Broke Moon Rises』のカセット版。
ブラジルの最も奇妙なサブカルチャーの宝物の一つと言える、独学のアウトサイダー・ミュージシャン、Damião Experiençaによるシュールな自主制作LP『Planeta Lamma』やその後の作品からビザールな5曲を選りすぐった編集盤がイタリアの〈Alga Marghen〉からアナログ・リリース。サイケデリック、フリークフォーク、プログレ、レゲエが渾然一体となったマニア垂涎の作品にして、知られざるアウトサイダー・フォークの聖典!※スリーブの写真は数種類ございます。予めご了承くださいませ。
2022年11月、世界的に有名なコラ奏者Ballaké Sissokoと、南アフリカ出身のギタリストDerek Gripperがレコーディングしたセルフ・タイトルのコラボレーション・アルバムが〈Matsuli Music〉からアナログ・プレス。世界的なコラとギターの名手たちが織りなすのは、瞑想的で晴れやかな時間を旅する、空想的で音楽的滋養豊かなインプロヴィゼーション。まさに絶品です。
以前出た再発盤が当店でもカルト的大ヒットを記録。80年代に米国からロンドンへと渡った宅録ニューエイジ・フォーク・ユニット、Planetary Peaceによる幻の80年代のカセット作品たちから集められた極上音源を満載した画期的コンピレーション・カセット作品が、シカゴの〈Love All Day〉より堂々リリース!アメリカ人夫婦のWill SawyerとKalim Sawyerが人知れず残した神秘的な音世界を堪能できる珠玉の傑作!安らかに浮遊する男女の歌声と耳に残るシンセフレーズが卓越的。心の平安や人々の慈愛、自然の偉大さといったものを讃えた素朴な世界観ながら、抜群のディープ度を誇る牧歌的コズミック/ニューエイジ・フォーク大傑作!
12月上旬再入荷。2023年リプレス!Jim O'Rourkeのフェイバリットでも知られるイギリスのシンガーソングライター、Bill Fayの2010年に〈Jnana Records〉からCDでリリースされていた編集盤が〈Dead Oceans〉から装いを新たにアナログで再発リリース。1970年『Bill Fay』と1971年『Time Of The Last Persecution』の2枚の素晴らしい作品を〈Deram〉に残したが、当時ほとんど知られていませんでした。1990年代に入ると、彼の作品はカルト的な人気を博し、2005年に再発されたことで、彼の世俗的なフォークやポップスの賛美歌が新たなファンを獲得し、彼のキャリアが再評価された。本作は、2010年にリリースされた1970年代のデモやホーム・レコーディングを集めたものです。今回の再発盤には、これらの楽曲に加えて、Kevin Morby、Mary Lattimore、Julia Jacklin、Steve GunnなどのBill Fayの音楽から多大な影響を受けた現代アーティストによるリワークが収録。
1999年のリリースから20年の時を経た現在でも国内外を問わず多くの支持を集める
ジャパニーズ・アシッド・フォークの名盤として非常に人気が高い作品「ドラム」。
90年代半ば、関西ローファイ/スカム・シーンの中、大阪フォーエバーレコード、東京ロス・アプソンだけで売られたカセット作「ファンタジー」が、REMIX誌95年ベストアルバムに選ばれる(EYE氏)など一部の評判となり、99年、当レーベルより既発カセット音源と99年新録を交えたアルバム「ギター」を発表、その一切の形容を拒否したかのドリーミィーな音楽は、口コミのみで広まり、“音に、音楽に選ばれた男"と評され、異例の10年に及ぶロング・ヒットとなりました。その間、来日したキャロライナ・レインボーのメンバーが持ち帰った彼の音源を無断で全世界発売(「夢の涯てまで」)したり、昭和歌謡バンド、エゴラッピンの中納良恵がカバーするなど、話題となりました。
全13曲 曲名・タイトルなし
演奏/ギター、ボーカル、ほか:戸張大輔
2009年には前作リリースから10年ぶりのオリジナル作品「ドラム」を発表。
(数量限定/日本語帯付き/解説書封入/ブラック・ヴァイナル仕様)キャット・パワーがボブ・ディランの伝説のコンサートを完全カバー!ディランの不朽の名曲15曲のカバーをロイヤル・アルバート・ホールで録音したスペシャルなライブ・アルバムが〈Domino〉からリリース!
シンガー・ソングライター、キャット・パワーが、2022年11月5日にレコーディングされたロイヤル・アルバート・ホールでのコンサート音源を収録したライブ・アルバム『Cat Power Sings Dylan: The 1966 Royal Albert Hall Concert』をリリース。
本作はアルバム全体が一つのコンサートをカバーしたユニークな作品となっている。キャット・パワーがカバーしたのは、ボブ・ディランが1966年に行った音楽史上最も伝説的なコンサートの一つ。マンチェスターにあるフリー・トレード・センターで録音されたものだったが、誤った表記で60年代末に出回った海賊盤のおかげで『ロイヤル・アルバート・ホール』として長い間広く知られるようになった。ショーの途中でアコースティックの編成からエレクトリックを取り入れたバンド編成に切り替えたボブ・ディランが、フォーク原理主義者のファンから「ユダ!」(裏切り者)と叫ばれ、ロックンロールの歴史の流れを変えたと言われている。その後公式盤としてもリリースされたこの作品は、最も偉大なライブ作品の一つとして語り継がれている。
本作『Cat Power Sings Dylan: The 1966 Royal Albert Hall Concert』は、そんな伝説のコンサートを、キャット・パワーことショーン・マーシャルが、まるごとカバーした特別な作品。ボブ・ディランの偉大な足跡に敬意を表し、本日公開された「She Belongs to Me」や「Ballad of a Thin Man」などの代表曲をキャット・パワー独自のスタイルでカバーした魅力的な音楽作品となっている。このアルバムは、ディランの楽曲に対する彼女の真摯な想いに満ち溢れている。一曲目の「She Belongs To Me」の頭の数秒を聴くだけで、彼女が今作を通して、何十年もの間、彼女の心の中に生き続けてきた曲をリスナーと分かち合おうとする姿勢が浮かび上がってくる。「Ballad of a Thin Man」では、キャット・パワーのヴォーカルは、よりソウルフルに響き渡り、それでいてスリリングさも纏っている。オリジナル・コンサートで最も有名な瞬間にちなみ、「Ballad of a Thin Man」が始まる直前に観客が「ユダ!」と叫ぶと、キャット・パワーはそれに応えてイエスの名を静かに唱えた。
ショーン・マーシャルほど、アメリカン・インディー・ロックのアイコンとしての役割と、魅力を体現してきた歌い手はそういないだろう。キャット・パワーの名義で25年近く音楽作品を発表してきた彼女は、ソングライターとして、プロデューサーとして、そして最も特筆すべきはその歌声で、時代とともに影響力を増してきた。本作『Cat Power Sings Dylan: The 1966 Royal Albert Hall Concert』は、2000年の『The Covers Record』、2008年の『Jukebox』、2022年の『Covers』に続くカバー企画の最新作である。
本作には、「It's All Over Now, Baby Blue」「Mr. Tambourine Man」「Like A Rolling Stone」などの名曲に加え、「Just Like A Woman」を含む『Blonde on Blonde』からの数曲を含む15曲のアルバム作品となっている。オリジナルのコンサート (そして1966年のディランのワールド・ツアーのすべて) と同様、マーシャルはセットの前半を完全にアコースティックにし、後半はギタリストのArsun Sorrenti、ベーシストのErik Paparozzi、マルチ・インストゥルメンタリストのAaron Embry (ハーモニカ、ピアノ)とJordan Summers(オルガン、ウーリッツァー)、ドラマーのJosh Adamsで構成されたバンドの助けを借りてエレクトリック仕様にした。あの歴史的な一夜を彼女自身が再現する中で、キャット・パワーは各曲に信念と優美さ、そして守護者としての感覚を同居させ、エンディングではディランのセットが持つアナーキーな緊張感を温かく光り輝く喜びに置き換え、終焉を迎えた。
ギリシャの暗黒街から響く、重厚で魅惑的なメッセージ。名門〈Mississippi Records〉のギリシャ音楽の最深部探訪の最新作として、ギリシャのレベティコの中で最も伝説的なアーティスト、Markos Vamvakaris による中毒の苦しみと慈愛に満ちた貴重録音12篇をコンパイルした編集盤が登場。レベティコとは、19世紀末から20世紀初頭にかけての内戦、トルコ(オスマン帝国)大量の住民交換、無政府状態の中で生まれたギリシャと小アジアの音。詩的で、苦い哀愁を帯びた音楽。1932年から1936年にかけてマルコス(ギリシャ音楽ファンなら誰でも知っているファーストネーム)がアテネで録音した初期の12曲を収録。1930年代初頭にレコーディング・シーンに登場し、1936年から政府によって歌詞が検閲されるまでの短い期間に録音された作品群。オスマン帝国のカフェ音楽、スミュルナ(イズミル)へと避難したギリシャ人の声、港湾生活の混乱と苦しみ、すべてがマルコスの歌から伝わってきます。詳細写真やヒストリーノート、対訳歌詞などが掲載されたフルサイズ8ページ・ブックレットが同梱。
Sacha Mambo主宰のフランス・リヨン拠点のカルト・レーベル〈Macadam Mambo〉からは、同レーベルから2017年にリリースしたファースト・アルバム『Moon Tango』が激レア化しているフランスのバンド、Abschaumの7年ぶりの2ndアルバム『Quand Viennent Les Serpents』がアナログ・リリース。Tangerine DreamやClusterなどのコスミッシェ・ムジークやバレアリスへの遙かな憧憬と70年代の親密なアシッド・フォーク作品などからの影響が溶け合わさった孤高のサイケデリック・アンビエント・アルバム!
コネチカットの片田舎で1973年に自主リリースされた唯一作のヴァイナル再発。暖かく優しい歌声とマンドリン、エレキ/アコースティックギター、チェロ、フルート、ピアノなどが奏でる美しくも悲しげな音色な、白昼夢の幻想的フォーク名作。ボーナス7インチ付属。