Folk / Roots
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オリジナルは入手不可能にも近い一枚!ジャズ、フォーク、ブルースを越境し、60年代後半から70年代前半のTim Buckleyを支えた、その右腕と言えるギタリスト、Lee Underwoodが1988年にカセットで発表したアコースティック・ギター作品『California Sigh』が〈Drag City〉から初アナログ再発。シンセサイザーとアンビエント界の巨匠Steve Roachとの共同プロデュースによる、浮遊感に富んだアコースティックなムードを、静けさと超越性に満ちたソウルフルなNew Age Folk傑作!
世界各所でも大絶賛された代表作!シーンの枠組みを越えて巨大なリスペクトを浴びる我らがジム・オルークがインディ系大名門〈Drag City〉から1999年に発表した大人気作。
初のヴォーカル・アルバムということでも大きな話題を呼んだ、鬼才ジム・オルークの代表作であり、ヴァン・ダイク・パークスやジャック・ニッチェを敬愛するオルークのポップ・サイドを集大成したかのような作品。本作リリース後、オルークは活動の場をますますポップ・フィールドへと拡げていくことになる。マスターピース!
『ニューエイジ・ミュージック・ディスクガイド』でも78年作『Waillee Waillee』を紹介した、ハンマード・ダルシマー、ハーディ・ガーディ、チターを始めとした古楽器を操るオブスキュアなUSフォークSSW、Dorothy Carterによる76年デビュー作『Troubadour』が〈Drag City〉からアナログ再発!本作では、Carterはハンマーダルシマーとプサルタリーに加え、フルートを演奏。アパラチアの民謡や古代の詩篇、賛美歌、スコットランド、アイルランド、フランス、イスラエルといった国々のメロディーと共にフォーク・ミュージックの意欲的な解釈を行ったアルバムにして、まるで空想的なワールドミュージックの庭園のような一枚!ニューエイジ〜ドローン・フォーク好きの方にもオススメです!
The Bodyとのコラボレーションでも有名。漆黒でアノマリーなエクストリーム・ミュージックの頂点として、ここ数年間君臨し続けてきた異能=Lingua Ignota。2023年にはその装いも新たに画期的プロジェクト”Reverend Kristin Michael Hayter”を始動させ、年間ベスト級の大傑作を送り出していましたが、その伝説の幕開けと言える決して忘れられない17年傑作デビュー・アルバムをストック!ポスト・インダストリアルを通過したネオ・フォーク〜ゴスペル〜モダン・クラシカル作品として、まさに到達点的内容といっていいほど素晴らしい作品。2010年代後半のインディペンデントなシーンにおける高い達成と言うべきでしょう。
Andrew ChalkやVirginia Astley、Emahoy Tsege Mariam Gebruのファンにも!Sean McCannの〈Recital〉や〈Morc〉〈Sloow Tapes〉〈Feeding Tube〉〈Okraïna〉など数多くのレーベルから傑出した作品群を送り出してきた多作な作曲家、即興演奏家、ミュージシャンのDelphine Doraによる最新アルバムがなんと現行エクスペリメンタルの聖地〈Modern Love〉よりアナログ・リリース。バロック的なパラダイムが、壊れやすく内省的なマントラに溶け込み、実存的な憧れという作り物の言語で表現され、ピアノと声を通して流される。純粋な表現行為としてとして生み出された、崇高さを愛撫する音楽にして、卓越したネオクラシカル・フォークの傑作!名匠Rashad Beckerによるマスタリング仕様。限定300部。
カセット版!US女性ブルースSSW、Karen Daltonの1971年傑作2ndアルバム。伸びやかなギターやヴァイオリンの響きと美しいピアノの演奏が清々しさすら感じさせるポジティブな「Something On Your Mind」、1st「It’s So Hard To Tell Who’s Going To Love You The
Best」ゆずりの渋さと人生を悟りきったような平く穏やかな歌声が素晴らしい「When
A Man Loves A Woman」、フォークロアテイストの溢れる「Katie Cruel」等々比較的バリエーションに富んだないようですが、どれも素晴らしいの一言。1stの枯れきった渋い演奏と歌声は唯一無二の傑作でしたが、2ndでは独特の枯れたハスキーな歌声がより豊かになっています。アクの強い1stがあまり好みでないという方にもオススメしたいです!
2021年リマスター・エディション、20Pブックレット付属。US女性ブルースSSW、Karen Daltonの1971年傑作2ndアルバム。伸びやかなギターやヴァイオリンの響きと美しいピアノの演奏が清々しさすら感じさせるポジティブな「Something On Your Mind」、1st「It’s So Hard To Tell Who’s Going To Love You The Best」ゆずりの渋さと人生を悟りきったような平く穏やかな歌声が素晴らしい「When A Man Loves A Woman」、フォークロアテイストの溢れる「Katie Cruel」等々比較的バリエーションに富んだないようですが、どれも素晴らしいの一言。1stの枯れきった渋い演奏と歌声は唯一無二の傑作でしたが、2ndでは独特の枯れたハスキーな歌声がより豊かになっています。アクの強い1stがあまり好みでないという方にもオススメしたいです!
パティ・スミスも「彼がクラシック曲を再構築したことで、私自身の実験への道が開かれた」と称賛した人物。1960年代から70年代にかけて〈Vanguard〉レーベルから一連のアルバムをリリースして有名になったアメリカのフォーク・ミュージシャン、Sandy Bullによる、2006年に発表されたCD作品『Still Valentine's Day 1969』が初のアナログ・リリース。1969年にサンフランシスコのマトリックスで録音された2回に渡るライブ・ショーの音源から構成されるアルバムで、テープループを伴奏に、煌めくエレキギターとウードを演奏した実験的フォーク/ブルース・アルバム。Byron Coleyによるオリジナルのライナーノーツを収録。
アテネ育ち、ベルリン拠点のギリシャ人歌手、ピアニスト、アンビエント作家であるMaroulita de Kolのデビュー・ソロ・アルバムがアナログ・リリース。ギリシャの古代、キリスト教以前の儀式や慣習から形成された音楽を、現代のレンズを通して新たに再表現する注目アーティストが〈Phantom Limb〉から到着。深く伝統的なギリシャの儀式文化と現代の実験的な色彩を織り交ぜた、神秘的で崇高なアンビエント歌謡の傑作!
〈Holy Mountain〉に〈Drag City〉〈P.S.F. Records〉といった各地の現代サイケデリック・ミュージックの聖地に名を連ね、実に20数年にも渡りドローン/サイケデリック・フォーク作品の金字塔的作品群を制作、ドローン・ムーブメントを牽引した現代の伝説的ギタリストことSix Organs Of Admittance。最新スタジオ・アルバムとなる『Time is Glass』がUSインディ名門〈Drag City〉よりアナログ・リリース!アメリカ中西部の壮大な大地と自然と時を渡っていく様な、親密で物憂げながらも力強く響くサイケデリック・ギターと、メロディアスで恍惚とした魅力がたっぷりと詰め込まれた、珠玉のエクスペリメンタル・フォーク作品!
オリジナル盤はナンと10万円以上もの高値を付けたこともある骨董的一枚が史上初リイシュー!ヒッピー運動が70年代の平和でゆったりとした感覚を発見し始めた頃にオハイオ州チリコシーで産み落とされた、Sandy Harlessによる宇宙的なアメリカン・ミュージックの73年傑作LP『Songs』が〈Numero Group〉から奇跡のアナログ再発!水槽で魚を飼育する事業から得た資金で作り上げたという本作。山岳民俗のフォークロア、アメリカの田舎のロック、田園的なカントリーまでを巧みに織り交ぜたアパラチア地方のルーツを体現した幻の名作です!幅広い音楽好きの方にレコメンドします!
メイソン・ディクソン線以南のクィアなカントリー・ロック。高校生のフォーキー、Charles Brownが1976年から1982年にかけて残したソロとバンドの作品を収めたコンピレーション・アルバム『I Just Want To Talk To You』が〈Numero Group〉よりアナウンス。Sleepy Creekと組み、バンド間の報われない恋物語とこのアルバムの哀愁漂うタイトル曲を生み出したプライヴェート・プレスの知られざるパイオニアの軌跡へと迫った一枚。Jon Freemanによるエッセイが掲載。
主婦として、そして、歌手として、家庭とスタジオを行き来し、〈Reena〉や〈Sonobeat〉〈Revelation〉〈Arc〉といった当時の新進のカントリー・レーベルたちに珠玉のトラックを提供したミシシッピのシンガー、Joyce Streetによる10年間のメロディーをコンパイルした編集盤『Tied Down』が〈Numero Group〉から登場。Bobbie GentryやLorretta Lynn、Jeannie C. Rileyといったホンキートンクの天使たちのエネルギーにも負けず劣らずな極上のカントリー・ソングを全14曲収録しています。
プロ・スケーターとしても活動し、マルチ奏者、エンジニア、プロデューサーとしても音楽的にその才能を発揮してきたDanny Garciaによるソロ・プロジェクト、Reverend Baron。2019年にデジタル・リリースしていたアルバム『Overpass Boy』が、当店お馴染みのモダン・ソウル名門〈Karma Chief Records〉よりアナログ化!ロサンゼルスのさまざまな場所で録音され、若い放浪者の物語を描いた、観察と憧憬の穏やかな流れの様なアルバムであり、ソウルとドゥーワップの断片が重なり合ったハーモニーの中に現れる特異なパーカッション&グルーヴはイーストロサンゼルスでしか生まれない花と言うべきでしょう。
Erik SatieやEmahoy Tsegué-Maryam Guébrou、高木正勝の「Marginalia」などのファンにもレコメンド!アンビエント・フォーク好きなら要チェックの一本。インディフォーク系名門〈Orindal Records〉にも作品を残すシカゴ出身のシンガーソングライター、Gia Margaretが2023年度最新作『Romantic Piano』を〈Jagjaguwar〉から発表!自然の中での孤独、癒しと教えを齎す自然の力など、ロマン派の詩人たちの崇高なテーマに捧げられた、牧歌的で可憐なフォーキー・アンビエント傑作!
今年度重要物件!昨今注目高まるウクライナのSvitlana Nianioを始めとした東欧系ネオフォークやTwinSisterMoonなどのドローンフォーク好きにもマストの内容。先日に来日公演も行われていたばかり、仏現行Avant-Folkの騎手、Delphine Dora。2022年に発表した作品『Hymness Apophatiques』が〈Mascarpone Discos〉より24年度カセット化!2021年の夏に催された〈Jolie Vue Festival〉の折に、スイスの聖サフォリン教会のレジデンシーに招待されたDelphine Dora。フェスティバルの前日に教会のオルガンと向き合う機会を得て、即興で制作した一連のトラックを収録した霊能的な音源集。彼女にとって、まさにオルガンとは献身の道具以上のものであり、Delphineはドアを開けてオルガンの音を現代世界に押し出すことを恐れません。
シーンの枠組みを越えて巨大なリスペクトを浴びる我らがジム・オルークがインディ系大名門〈Drag City〉から2009年に発表していた、最高傑作とも呼ばれるタイムレスな名盤。ギターやベース、ピアノはもちろん、ドラムや管弦楽器にいたるまで、すべての楽器が本人により演奏されている。
混沌とした時代の心を落ち着かせる賛美歌。Jim O'Rourkeのフェイバリットでも知られるイギリスのシンガーソングライター、Bill Fayの2010年に〈Jnana Records〉からCDでリリースされていた編集盤が〈Dead Oceans〉から装いを新たにアナログで再発リリース。1970年『Bill Fay』と1971年『Time Of The Last Persecution』の2枚の素晴らしい作品を〈Deram〉に残したが、当時ほとんど知られていませんでした。1990年代に入ると、彼の作品はカルト的な人気を博し、2005年に再発されたことで、彼の世俗的なフォークやポップスの賛美歌が新たなファンを獲得し、彼のキャリアが再評価された。本作は、2009年に録音されていたデモやホーム・レコーディングを集めたものです。