Folk / Roots
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先鋭的で実験的でありながらも、これまでになくポップ・センスの光る作品となっている。つのだ☆ひろ、セシル・モンロー、川端民生参加。
【収録曲】
SIDE A
1. 流れのままに
2. ワルツに抱かれて
3. A King Of Loosing Time
4. SOME YEARS PARST
SIDE B
1. 向こう側の憂鬱
2. いまは
3. ダンサー
4. 新しいと言われ、古いと言われ
うっすらと漂う愛、幾重にも重なったノスタルジアが極上のムードを生み出す一枚!プロ・スケーターとしても活動し、マルチ奏者、エンジニア、プロデューサーとしても音楽的にその才能を発揮してきたDanny Garciaによるソロ・プロジェクト、Reverend Baronのアルバムが、〈Karma Chief Records〉よりアナログ・リリース。ベッドルーム・ソウルからサーフ・ロック、ローファイ、サイケデリック、フォーク・ミュージックまでもアコースティック風味にブレンドした珠玉の音盤に仕上がっています!
2018年6月にロサンゼルスのSound Cityスタジオにてレコーディングが行われた本作は、3人がそれぞれ2曲ずつメインを務める形で構成されている。
Julien Bakerのゆっくりとした盛り上がりに張り詰めたヴォーカルが曲に切迫感を与える「Souvenir」(M-3)と「Stay Down」(M-4)。
芯のある歌声とギターのレイヤーで感情を揺さぶるLucy Dacusの持ち味が存分に発揮された「Bite the Hand」(M-1)や、ソフトなヴォーカルとエモーショナルで切ないメロディーが胸に響くPhoebe Bridgersが作曲した「Me &My Dog」(M-2)など珠玉の全6曲を収録。
日本を拠点に活動するヴォーカリスト/ソングライター/プロデューサー、NTsKi(エヌ・ティー・エス・ケー・アイ)のセカンド・アルバム完成。
米Orange Milkと共同リリースした1stアルバム『Orca(オルカ)』(2021年)はデビュー期からの音楽的変遷とヴァリエーションのショーケース、コンピレーションの性格が強かったが、この『Calla(カーラ)』は、はじめからフル・アルバムとして制作されたトータル・プロダクション。アルバム収録曲は『Orca』収録の「Lan Se」の共作者である英プロデューサー、Dan Shuttのデモが元になっており、ミキシングは『Orca』と同じくThe Anticipation Illicit Tsuboi が行った。
『Calla(カーラ)』は、彼女の幼少期からのごく個人的な体験と記憶のかけらを、音に、作曲に、歌に、編曲に、細かく丁寧に転写していくことでひとつの世界を「結晶」のように出現させる。『カーラ』は、そのゆったりとしたテンポ、練られたアレンジ、耳をひくメロディーが混合し、爽やかで魅力的で肯定的、ノスタルジーの切なさ、メランコリーの感覚に裏打ちされた音楽的声明となっている。内省的なこのアルバムは、自己のエクストリームさを主張し続けることよりも、アオシスのような憩いを共有することの意味を無言で提案している。ここに収録された曲は、温かく輝き、優しくきらめき、喚起的でエモーショナルな、簡潔で愛らしい珠玉の作品集だ。
装丁画はShusaku Yoshikawaが撮影した写真を元にEllen Thomasが描いたもの。
本作のLP版はCO2排出量ゼロ/100%循環リサイクルできる画期的な新素材<BioVinyl™>を使った世界で最初のリリースロットの1枚になります。新素材で製造コストが少し高くなり価格に反映することになってしまいますが、どうか恒久使用を目指しご理解・ご支援お願いいたします。
フォークやブルース、黒人霊歌、ジャズ、シャンソン、演歌、インド古典音楽、数多くの音楽性を彷彿させるも『浅川マキの世界』 としか言いようの無い、日本アンダーグラウンド / カウンターカルチャーの女王、愛煙家でいて、ここまで深くて黒い声もない、浅川マキの1970年代全盛期にあたる音源作品集がなんとHonest Jonsから出版!!! Alan Cummingsがライナーノーツを担当し、写真は当時撮影を担当していた田村仁。数年掛けたHonest渾身のリリースです。
代表曲「かもめ」をはじめ、闇を引き込んで鮮やかなブルースを歌う浅川マキの、スタジオもライブ録音も魅力伝わる丁寧な選曲。手掛けるのは浅川マキの大きなファンであり、"ジャパン・ブルース"にあらゆる和物を掘り起こすHonest Jonsの名物スタッフ、Howard Williams氏。氏が長年暖めていた企画なだけあり、イギリスの耳を通った通好みな選曲からアートワークに至るまで、浅川マキの生きた道が美しい黒さをもって1つの作品に落とし込まれています。もちろんライセンスをとった公式作品。ファンの皆様にも、Honest Jonsに触れたくなる音楽探究な方々にも、今作は新しい魅力を吹き込んでくれる事と思います。是非手に取って、聴いて、体の芯から実感してください。
1/A1. 眠るのがこわい (寺山修司/下田逸郎/山木幸三郎) (『Maki II』)
2/A2. ちっちゃな時から (浅川マキ/むつひろし) (『LIVE』)
3/A3. Blue Spirit Blues (浅川マキ/S.Williams) (『Blue Spirit Blues』)
4/A4. ふしあわせという名の猫 (寺山修司/山木幸三郎) (『浅川マキの世界』)
5/A5. ゴビンダ (Traditional/山木幸三郎) (『Maki II』)
6/B1. ちっちゃな時から (浅川マキ/むつひろし) (『浅川マキの世界』)
7/B2. ボロと古鉄 (浅川マキ/Oscar Brown Jr.-N.Cautis) (『Maki VI』)
8/B3. 愛さないの愛せないの (寺山修司/山木幸三郎/山木幸三郎) (『浅川マキの世界』)
9/B4. 裏窓 (寺山修司/浅川マキ) (『裏窓』)
10/B5. かもめ (寺山修司/山木幸三郎/山木幸三郎) (『浅川マキの世界』)
11/C1. 町 (森須九八/浅川マキ) (『Blue Spirit Blues』)
12/C2. 午後 (浅川マキ/山下洋輔) (『ONE』)
13/C3. 前科者のクリスマス (寺山修司/山木幸三郎/山木幸三郎) (『浅川マキの世界』)
14/C4. 引越し (浅川マキ/浅川マキ) (『裏窓』)
15/D1. キャバレー (Langston Hughes 訳:斉藤忠利/山下洋輔) (『Maki VI』)
16/D2. こんな風に過ぎて行くのなら (浅川マキ/浅川マキ) (『裏窓』)
17/D3. 女 (浅川マキ/本多俊之) (『アメリカの夜』)
18/D4. 雪が降る (Traditional/山木幸三郎) (『浅川マキの世界』)
Xenakisの弟子であった電子音楽作曲家であったBruno Mennyがプロデューサーに迎えた実質コラボレーション的アルバムで、Emmanuelle Parreninが収集していた農村地帯の音源に由来した牧歌的かつ古楽的なテイスト溢れるスピリチュアルな楽曲と(実際に農場を改築したスタジオにて録音されたそうです)、Bruno Mennyによる音響感溢れるアヴァンギャルドなテイストが絶妙に絡み合った傑作。Linda Perhacs, Vashti Bunyan, Shirley Collins等の女性アシッド・フォーク愛好家は勿論、幅広い音楽ファンへお薦めできる名盤です!