Folk / Roots

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Gia Margaret - Romantic Piano (Seaglass Wave Translucent Vinyl LP)Gia Margaret - Romantic Piano (Seaglass Wave Translucent Vinyl LP)
Gia Margaret - Romantic Piano (Seaglass Wave Translucent Vinyl LP)Jagjaguwar
¥4,268

Erik SatieやEmahoy Tsegué-Maryam Guébrou、高木正勝の「Marginalia」などのファンにもレコメンド!アンビエント・フォーク好きなら要チェックの一枚。インディフォーク系名門〈Orindal Records〉にも作品を残すシカゴ出身のシンガーソングライター、Gia Margaretが2023年度最新作『Romantic Piano』を〈Jagjaguwar〉から発表!自然の中での孤独、癒しと教えを齎す自然の力など、ロマン派の詩人たちの崇高なテーマに捧げられた、牧歌的で可憐なフォーキー・アンビエント傑作!


Kankawa Nagarra - Wirlmarni (Transparent Red Vinyl LP)Kankawa Nagarra - Wirlmarni (Transparent Red Vinyl LP)
Kankawa Nagarra - Wirlmarni (Transparent Red Vinyl LP)Mississippi Records
¥3,425

バンダラル・ンガドゥ・デルタの女王による、オーストラリア先住民のブルース、カントリー、ゴスペル。広く愛されるワルマチャリ族の長老であり、教師、人権擁護者、環境活動家であるKankawa Nagarraの録音を収録したアルバムが、〈Mississippi Records〉と〈Flippin Yeah Records〉により共同リリース。北西オーストラリアのグーニヤンディ族とワルマチャリ族の伝統的な土地に生まれ、文化的儀式で部族の歌に洗礼されながら育ったカンカワ。家族から離れて宣教師になったとき、彼女は聖歌隊から賛美歌とゴスペルを教わりました。彼女が働くために送られた牧場のリースでは、カントリー・ミュージックがいたるところにあり、駅の蓄音機では初めてロックンロールを耳にすることに。そして、それから何年も経ってから、西オーストラリア州ダービーの店の外で立ち止まって、路上ミュージシャンの演奏を聴いた時に出会ったブルースの演奏に目覚め、これらを曲にしていくことになったようです。故郷である西オーストラリア州ワンカチュンカ近くでライブ録音されたこれらの12曲は、夜の虫の羽音と昼間の鳥の鳴き声をバックに、カンカワの音楽経験全体の断面を提供するものとなっています。人生の苦難と彼女が大切にしている土地の略奪についての、ユーモラスで温かくリアルなレコード。アーティストによる翻訳、ストーリー、トラックノートを掲載した4ページのブックレットが付属。

Giorgos Katsaros (Red Vinyl LP)Giorgos Katsaros (Red Vinyl LP)
Giorgos Katsaros (Red Vinyl LP)Mississippi Records
¥3,552

ノスタルジックな深夜の音楽。20世紀前半のギリシャで流行した大衆歌謡であるレベティコの偉人であるGiorgos Katsarosによるスティール弦ギターとヴォーカルによる、時代を超えた魅力を放つ素晴らしい演奏をコンパイルした画期的編集盤が〈Mississippi Records〉と〈Olvido Records〉の共同でリリース。Katsarosの現存する初期の64の録音からリマスタリングされた貴重な10曲をセレクトした一枚。催眠的なメロディーが、親指で弾くベースラインの反復に支えられ、その深く悲しげな声が響き渡っています。

Devendra Banhart - Cripple Crow (20th Anniversary Deluxe Edition) (3LP)
Devendra Banhart - Cripple Crow (20th Anniversary Deluxe Edition) (3LP)Heavy Flowers
¥8,324

フォークを土台にしながらも、サイケデリック、トロピカルなラテン音楽、ローファイ・ポップ、そしてヒッピー的な精神世界を溶け合わせた、とびきり自由で奔放な作品『Cripple Crow』。アシッド・フォークを21世紀にアップデートしたかのような、2005年に〈XL〉から発表されたデヴェンドラ・バンハートの名作は、「Freak Folk」や「New Weird America」といったムーブメントの先駆けとして、当時のインディ・フォークに大きな影響を与えた。今回、そのリリースから20周年を記念してデヴェンドラ自身の新レーベル〈Heavy Flowers〉から初の再発盤が登場。オリジナル2LPに加え、クリア・グリーン・スモーク仕様のボーナスLPを追加した全3枚組仕様。ボーナスLPには未発表デモ5曲、未発表ライヴ2曲、当時録音された埋もれた名曲1曲、そしてB面トラック1曲の計9曲が収録。デヴェンドラならではの子どもじみた無垢さと老成したスピリチュアリティが再び!

Geckøs (Transparent Red Vinyl LP)
Geckøs (Transparent Red Vinyl LP)Org Music
¥4,169

シンガーソングライターのM. Ward、Giant SandのHowe Gelb、アイルランドのマルチ・インストゥルメンタリストMcKowskiによるコラボレーション・プロジェクトのデビュー・アルバム『Geckøs』。友人の結婚式での偶然のセッションをきっかけに、そのままアリゾナ州ツーソンでのレコーディングに発展。帰国後もそれぞれの拠点でアイデアをやり取りしながら制作を継続し、最終的にアイルランド、ロンドン、ブリストルのスタジオで録音を重ね、プロデューサーのJohn Parishによるミキシングでアルバムとして完成した。音楽的には、アメリカ南西部のダスティなアメリカーナを基盤に、スペイン音楽に由来する装飾的なギター、ケルト音楽風のたゆたうようなメロディやモーダルな響きが重ね合わされている。穏やかでドリーミーな質感を保ちながらも、即興的なやり取りから生まれる予測不能な展開が随所に顔を出し、三者それぞれの個性が交差する国境を超えた魅力が漂う。叙情的な歌声と緻密で繊細なアコースティック楽器の響きが溶け合う、フォーク、アメリカーナ、ヨーロッパの民俗的な要素を横断するアルバムとなっている。

Gary Marks - Crossroads (LP)
Gary Marks - Crossroads (LP)Lantern Rec.
¥5,346

70年代フォーク、ジャズの秘宝として再評価が進むシンガーソングライター、Gary Marksのキャリアを総括するアーカイブ作品『Crossroads』。1970年代から現在までの楽曲を年代順に収録し、未発表音源を含む全14曲で構成された初の本格的アンソロジーで、アコースティックギターの柔らかな響きに、John Scofield、Paul McCandless、David Samuelsら名手が参加し、フォークの素朴さとジャズの洗練が自然に溶け合うサウンドは、まるで70年代ECMの空気を思わせる透明感。政治的自由、環境保護、個人の生き方など、Gary Marksが長年書き続けてきたテーマが一貫して流れ、穏やかな音像の中に強いメッセージ性が宿る。時代に流されることのない誠実な歌声と、名手たちが編み上げる繊細な即興演奏が一つに溶け合った、半世紀に及ぶ彼の旅路を祝福するような、至極の一枚。

Aziz Balouch -  Sufi Hispano-Pakistani (Expanded) (LP)Aziz Balouch -  Sufi Hispano-Pakistani (Expanded) (LP)
Aziz Balouch - Sufi Hispano-Pakistani (Expanded) (LP)Death Is Not The End
¥4,879

パキスタン出身のシンガーで、スーフィー音楽の精神性と、スペインのフラメンコの歌唱法を融合。スーフィー・フラメンコとも呼ばれる唯一無二のスタイルを確立したAziz Balouch。録音は非常に少なく、現存するのは 1962年にスペインで録音された2枚のEPのみ、その全曲を収録した決定版アーカイブが〈Death Is Not The End〉より登場。Aziz Balouchの音楽は、スーフィーの祈りに根ざした深い声の揺らぎと、フラメンコ特有の強い抑揚を併せ持つ情熱的な歌唱が共存しており、祈りと嘆きが混ざったような独自の旋律感が息づいている。伴奏は最小限で、声の存在感が圧倒的に前に出るため、宗教的な精神性と情熱的な歌のエネルギーが同時に立ち上がり、異文化が自然に溶け合ったような不思議な魅力を放っている。

V.A. - Leave Earth (CS)
V.A. - Leave Earth (CS)Death Is Not The End
¥3,135

1950〜60年代初頭のジャマイカ音楽の原風景を掘り起こす、〈Death Is Not The End〉によるカセット限定、デジタル非公開の秘蔵音源コンピレーション。スカやロックステディ以前の、ジャマイカ音楽が生まれつつある瞬間の空気をそのまま閉じ込めたような作品で、ジャマイカン・ドゥーワップの甘さ、メントの素朴さ、ナイヤビンギのスピリチュアルなリズム。これらが混ざり合った、柔らかくて古風な音の世界。ノスタルジックでメロウ、そしてどこかスピリチュアルな響きが魅力的な一本。

Silvia Tarozzi - Lucciole (CD)Silvia Tarozzi - Lucciole (CD)
Silvia Tarozzi - Lucciole (CD)Unseen Worlds
¥1,964

イタリアの作曲家、ヴァイオリニスト Silvia Tarozzi が、詩・民謡・室内楽・即興・歌をひとつの流れに溶かし込んだ、繊細で温かいパーソナルなアルバム。メロディやリズムにイタリアの伝統音楽の影がさりげなく差し込み、ヴァイオリンの旋律は時に祈りのように、時に語りかけるように響く。Tarozzi の声は歌と語りのあいだを揺れ動き、言葉が音楽の中に自然に溶け込んでいく。そこには、現代音楽の厳密さと、フォークミュージックの温かさが同時に息づいている。アンサンブルは小さく、親密で、どこか家庭的。弦、ギター、パーカッション、声が寄り添いながら、小さなフレーズが反復し、ゆっくりと変化していくミニマルな構造で、電子音の加工は控えめで、生音の温度感がそのまま作品の核になっている。抽象的でありながらとても人間的で、身体の奥に触れるような温かさと込められた感動が印象的。Silvia Tarozzi が自身のルーツを丁寧に紡ぎ上げた、静かで光に満ちた音楽の旅。

Silvia Tarozzi - Lucciole (2LP)Silvia Tarozzi - Lucciole (2LP)
Silvia Tarozzi - Lucciole (2LP)Unseen Worlds
¥5,184

イタリアの作曲家、ヴァイオリニスト Silvia Tarozzi が、詩・民謡・室内楽・即興・歌をひとつの流れに溶かし込んだ、繊細で温かいパーソナルなアルバム。メロディやリズムにイタリアの伝統音楽の影がさりげなく差し込み、ヴァイオリンの旋律は時に祈りのように、時に語りかけるように響く。Tarozzi の声は歌と語りのあいだを揺れ動き、言葉が音楽の中に自然に溶け込んでいく。そこには、現代音楽の厳密さと、フォークミュージックの温かさが同時に息づいている。アンサンブルは小さく、親密で、どこか家庭的。弦、ギター、パーカッション、声が寄り添いながら、小さなフレーズが反復し、ゆっくりと変化していくミニマルな構造で、電子音の加工は控えめで、生音の温度感がそのまま作品の核になっている。抽象的でありながらとても人間的で、身体の奥に触れるような温かさと込められた感動が印象的。Silvia Tarozzi が自身のルーツを丁寧に紡ぎ上げた、静かで光に満ちた音楽の旅。

Connie Converse - How Sad, How Lovely (CS)Connie Converse - How Sad, How Lovely (CS)
Connie Converse - How Sad, How Lovely (CS)Third Man Records
¥1,596

1950年代ニューヨークで活動しながら、当時はほとんど知られることのなかったシンガーソングライターConnie Converse。彼女が1954年に漫画家Gene Deitchの自宅キッチンで録音した音源をまとめ、失われた天才の発掘として2009年にリリースされた『How Sad, How Lovely』が未発表音源を含むエクスパンデッド・エディションとしてボーナス7インチ付属で再発!ギター一本と声だけの極めてミニマルな構成にも関わらず、ベッドルーム・フォークの先駆けのような親密さと静けさがあり、時代を超えて届くような、淡々とした語り口が心に刺さる。自由・孤独・逃避・愛をテーマにしながら、どこかユーモラスで皮肉も効いた歌詞世界、キッチン録音のざらついた粗さが逆に生々しく、先駆性と孤独の美しさが宿る。Converseはその後30年以上消息不明となり、消えたシンガーソングライターの存在を世界に知らしめた深い余韻を残すアーカイヴ。

Souled American - Notes Campfire (LP)
Souled American - Notes Campfire (LP)Aguirre Records
¥4,987

Wilco、The Feelies、Califoneなど後続に大きな影響を与えたとされる1986年にシカゴで結成されたオルタナティヴ・カントリーのカルト的存在Souled Americanが、1996年に残した最終作『Notes Campfire』。アンビエント・アメリカーナの先駆とも思える『Frozen』に対して、本作はより素朴で土の匂いが残る、枯れたアコースティック感が前面に出ている。バンドの音楽が極限まで削ぎ落とされていく過程の終着点にあたるアルバムで、カントリーの骨格をほぼそのまま残しつつ、テンポやアレンジは徹底してミニマル。ヴォーカルもより近く、語りかけるような距離感で、ひとりの夜に孤独の中に安らぐような、生活の気配と地に足のついた静けさを持つ作品。

Souled American - Frozen (LP)
Souled American - Frozen (LP)Aguirre Records
¥4,987

Wilco、The Feelies、Califoneなど後続に大きな影響を与えたとされる1986年にシカゴで結成されたオルタナティヴ・カントリーのカルト的存在Souled Americanによる、アンビエント・アメリカーナの先駆的作品とされるバンド後期の作品『Frozen』。極端に抑制されたテンポ、音数を削ぎ落としたアレンジ、そして淡く揺れる残響。どの曲も時間が止まったような静けさをまとい、深夜の風景をそのまま音にしたような独特の世界が広がる。アコースティック楽器の素朴な響きと、乾いたカントリーの骨格が基盤にありながら、ヴォーカルは前に出すぎず、楽器と同じレイヤーで淡々と歌われ、音の風景の一部として溶け込んでいく。静けさの中に深い情感が宿る一枚。

Jim O'rourke - The Visitor (LP)
Jim O'rourke - The Visitor (LP)Drag City
¥4,039

シーンの枠組みを越えて巨大なリスペクトを浴びる我らがジム・オルークがインディ系大名門〈Drag City〉から2009年に発表していた、最高傑作とも呼ばれるタイムレスな名盤。ギターやベース、ピアノはもちろん、ドラムや管弦楽器にいたるまで、すべての楽器が本人により演奏されている。

Julie Doiron - Broken Girl (CS)Julie Doiron - Broken Girl (CS)
Julie Doiron - Broken Girl (CS)Numero Group
¥2,266

フォーキー・サイケデリックバンド、ERIC'S TRIPのベーシストとしてカナダ音楽のアンダーグラウンドの寵児として知られるようになったカナダ・モンクトン出身のSSW、Julie Doironのソロデビュー作として1996年に彼女自身のレーベル<Sappy Records>からリリースされていた『Broken Girl』がこのたび大名門<Numero>からリイシュー!!本アルバムは、ERIC'S TRIPでの活動がほのめかすに過ぎなかったJulie Doironのソングライター、パフォーマーとしての才能を明確に示すターニングポイントとなっており、痛切なまでに美しく、繊細なギターの弾き語りと最小限のアレンジの上に歌われる静かに囁くような声、シンプルかつダークなサウンドはによる本作は、カナダ人ソロ・アーティストとしての重要性という点で、レナード・コーエンと同格の評価を即座に獲得した名作!

The Worm - Pantilde (LP)The Worm - Pantilde (LP)
The Worm - Pantilde (LP)Em Records
¥3,850

英国シアトリカル儀式アンビエントフォーク突然変異体。夢のような田園世界へのタイムトリップでありながら、明確な現実感を持つ、驚くべきフォーク・ファンタジア、ザ・ワーム『パンティルデ』。

コーンウォール出身のアヴァンフォーク・パフォーマンス・アーティスト、ザ・ワームによるこの魔法のようなアルバム『パンティルデ』は、幽玄な新世界、この世のものとは思えないような、それでいてどこか現実にも根ざしている、ケルトの異郷の村の日常を描いた想像上の口承と音楽の物語です。このトータルアルバムの音楽は、奇妙でありながら親しみやすく、幻想的で魅惑的でありながら、同時に大地に繋がっています。ザ・ワームを名乗る音楽家エイミー・ローレンスは、チェロ、ハープ、リコーダー、パーカッションといったアコースティック楽器を儀式的な雰囲気で演奏して歌い、その豊かな歌声は時にオーバーダビングされ、美しく素朴なヴォーカルアンサンブルへと昇華されます。ローレンスはそのヴォイスを用いて、神話的で神秘的な村の生活と風景、そして人間と自然界の関係を描いた歌物語を紡ぎます。
ザ・ワームは、ドロシー・カーター、インクレディブル・ストリング・バンド、ヴァシュティ・バニヤン、ショベル・ダンス・コレクティブ、ブリジット・セント・ジョン、ジェシカ・プラット、キャスリン・ハウ、メアリー・ラティモア、トリストフ・イ・フェニウッドらを含む音楽の系譜に出現した突然変異体のような才能です。『パンティルデ』は、夢のような田園世界へのタイムトリップでありながら、明確な現実感を持つ、驚くべきアヴァンギャルド・フォーク・ファンタジアです。地底に住むというケルト伝説の小人をイメージさせる装丁アートワークはローレンスの手によるもので、「パンティルデ」とは写真のロバの名前のこと。ザ・ワーム自身による英語と日本語の古文書のようなライナーノーツと歌詞を掲載します。CD 版のみ Yama Warashi によるリミックスをボーナス収録。

=作品仕様=
+ 12インチLP、4Pインサート
+ 解説・歌詞:エイミー・ローレンス
+ 日本語・英語訳掲載

ゑでぃまぁこん Eddie Marcon - ホーム・ビフォア・ダーク c/w ホーム・ビフォア・ダーク (Recomposed by TORSO) (7")ゑでぃまぁこん Eddie Marcon - ホーム・ビフォア・ダーク c/w ホーム・ビフォア・ダーク (Recomposed by TORSO) (7")
ゑでぃまぁこん Eddie Marcon - ホーム・ビフォア・ダーク c/w ホーム・ビフォア・ダーク (Recomposed by TORSO) (7")Em Records
¥2,420

「ホーム・ビフォア・ダーク」はエム・レコードの再発で知った大好きな曲。この曲を、大好きなバンドゑでぃまぁこんがカバーしたら最高だろうな、と思っていたらやはり最高!夢が叶いました。」(坂本慎太郎)

ゑでぃまぁこんが、ノラ・ガスリーの名曲を、坂本慎太郎とゑでゐ鼓雨磨の共作オリジナル日本語詞でカヴァーした、良き出会いの繋がりが生んだ二重三重の夢の結晶。トルソ(TORSO)によるドリーミー管弦楽リコンポジション版をカップリングした夢のWサイダー。(ポップスの神様はまだ日本にいらっしゃいました。)

ノラ・ガスリーのたった1枚のシングル「Emily’s Illness c/w Home BeforeDark」(1967年)は、2009年の復刻リリース以来、マニアの秘匿曲を越えて内外に拡がりました。当初は、19世紀アール・ヌーヴォー的耽美をビーチボーイズ『Pet Sounds』風のサウンドで綴った美しい奇曲「Emily’s Ilness」推しだったのですが(※1)、しだいにB面曲「ホーム・ビフォア・ダーク」がミュージシャン達を魅了しはじめ(※2)、伝えられるところではエゴラッピン、ティーンネイジ・ファンクラブ、テニスコーツ & yumboがライブで取り上げて流布していった模様。しかし、まさかこのような予想もしない素晴らしい録音に出会えるとは!!本作は、もともと坂本慎太郎の発案で、ゑでぃまぁこんバンドでプライヴェート録音したもの(同氏の「P」審美眼にリスペクト)。公開目的ではなかったこの隠密録音の噂がエムに届き、長きにわたる円(縁)のループが繋がったような作品をお届けすることになりました。装丁画はゑでゐ鼓雨磨。

=カップリング曲秘話=
カップリング曲の制作は元曲を知らないトルソに打診し、ゑでぃまぁこん版のヴォーカルと旋律楽器パートを抜いたベーシックトラックを渡して、ほとんど目隠し状態でのリコンポジションを依頼(制作中はググり禁止)。当初はシンプルにOrieとKenjiの演奏を被せた合奏で……という趣旨でしたが、この無茶な実験要求に応えたトルソは、最終的にベーシックトラックをも抜きとった叛逆的かつ優雅なリコンポジションを送りつけてきて、このオリジナル曲の出来栄えに一同平伏!

注釈:
1)「Emily’s Illness」は、19世紀アメリカの詩人、エミリー・ディキンソンへのトリビュートと思われる。
2)ガスリーと作者エリック・アイズナーは当時アストラッド・ジルベルトの大ファンだった。初期アストラッドのたどたどしいボサノヴァ歌唱とノラの歌う「Home Before Dark」を頭の中でダブらせて再生してみてほしい。

=作品仕様=
+ 3 面折り込みジャケット
+ 歌詞掲載

TRACKS:
Side A - ホーム・ビフォア・ダーク
Side B - ホーム・ビフォア・ダーク(Recomposed by TORSO)

Nora Guthrie - Emily’s Illness / Home Before Dark [2025 edition] (7")Nora Guthrie - Emily’s Illness / Home Before Dark [2025 edition] (7")
Nora Guthrie - Emily’s Illness / Home Before Dark [2025 edition] (7")Em Records
¥2,200

アメリカのフォーク・ミュージシャン、ウディ・ガスリーの娘で、SSWのアーロ・ガスリーの妹、また、著名なイディッシュ語詩人アリーザ・グリーンブラットの孫であるノラ・ガスリーが、1967年、17歳で発表した唯一の、そして宝物のようなシングル。「Emily’s Illness」はビーチボーイズ『 Pet Sounds』のような音像と、耽美的サイケデリア/アシッドフォーク感覚が併存した奇跡のような曲として60年代音楽マニア界隈を越えてきき継がれる美しき傑作だ。
「 Emily’s Illness」の題名と歌詞内容は19世紀の詩人エミリー・ディキンソンへあてたオマージュといわれ、装丁に使ったノラの当時の写真もディキンソンの時代世界を思わせる。この曲を書いた当時18歳のエリック・アイズナーは彼女のボーイフレンドで、フィフス・アヴェニュー・バンドの前身となるストレンジャーズというバンドでピーター・ゴールウェイと一緒に活動していた。エリックとノラは当時ジョアン・ジルベルト(とその歌い手のアストラッド)に夢中で「Emily’s Illness」にも「Home Before Dark」にもその影響を聞き取ることができるが、何よりも歌手として全く素人のノラを歌わせたことで別のミラクルが発生。録音面では職業音楽家のアーティー・シュロックが印象的なハープシコードや弦楽器を入れてメランコリックな世界を演出した。(なお、その後エリック・アイズナーがハウディームーンに提供した「Nora Lee」とはノラ・ガスリーのこと。)

Dennis Taylor - Dayspring (LP)Dennis Taylor - Dayspring (LP)
Dennis Taylor - Dayspring (LP)Morning Trip
¥3,746

Dennis Taylorによる、1983年に300枚のみ自主制作された幻のソロギター作品『Dayspring』。60〜70年代にガレージロックやジャズ、フォーク・フュージョンで活動していたTaylorが、Leo Kottkeとの出会いをきっかけに10年以上かけて書き溜めた楽曲を、全曲ワンテイクで録音したというストイックな一枚。John Fahey、Leo Kottkeの流れを汲みつつも、より柔らかく、朝の光のように澄んだ音像が印象的で、フィンガーピッキングの美しさと間の感覚が際立ち、それぞれの楽曲は風景を見るようにイメージが広がる。フォークロアな実験精神とニューエイジ的な透明感が自然に溶け合い、アメリカン・プリミティヴとアンビエントの境界を漂う独自の世界観を形成している。

ジャックス Jacks - ジャックスの世界 Vacant World [EMIレッド・ヴァイナル] (LP)ジャックス Jacks - ジャックスの世界 Vacant World [EMIレッド・ヴァイナル] (LP)
ジャックス Jacks - ジャックスの世界 Vacant World [EMIレッド・ヴァイナル] (LP)ユニバーサルミュージック
¥4,950

日本のロック黎明期に生み出されたジャックスによる比類なきデビュー作を、1968年9月10日発売の東芝音楽工業オリジナル赤盤を模したカラーレコードにて再発。心の奥底を抉り出したかのようなダークでフリーキーな歌詞とサウンドが、後のシーンに大きな影響を与えたアルバム本編全10曲に、同時期にリリースされたアルバム未収録のシングルA面曲「この道」を追加収録。

トラックリスト:
Side A
1. マリアンヌ
2. 時計をとめて
3. からっぽの世界
4. われた鏡の中から
5. 裏切りの季節

Side B
1. ラブ・ジェネレーション
2. 薔薇卍
3. どこへ
4. 遠い海へ旅に出た私の恋人
5. つめたい空から500マイル
6. この道*

*ボーナス・トラック

Gia Margaret - Romantic Piano (Hinoki Cypress Vinyl LP)Gia Margaret - Romantic Piano (Hinoki Cypress Vinyl LP)
Gia Margaret - Romantic Piano (Hinoki Cypress Vinyl LP)Jagjaguwar
¥3,976

Erik SatieやEmahoy Tsegué-Maryam Guébrou、高木正勝の「Marginalia」などのファンにもレコメンド!アンビエント・フォーク好きなら要チェックの一枚。インディフォーク系名門〈Orindal Records〉にも作品を残すシカゴ出身のシンガーソングライター、Gia Margaretが2023年度最新作『Romantic Piano』を〈Jagjaguwar〉から発表!自然の中での孤独、癒しと教えを齎す自然の力など、ロマン派の詩人たちの崇高なテーマに捧げられた、牧歌的で可憐なフォーキー・アンビエント傑作!


V.A. -  Ethiopian Hit Parade Vol.2 (LP)V.A. -  Ethiopian Hit Parade Vol.2 (LP)
V.A. - Ethiopian Hit Parade Vol.2 (LP)HEAVENLY SWEETNESS
¥4,262

エチオピア音楽の黄金期を記録した名シリーズ「Ethiopian Hit Parade」の中でも特に評価の高い第2巻が、〈Heavenly Sweetness〉により世界初の正規リイシュー。〈Amha Records〉が1972〜73年にリリースしたシングル音源をまとめたコンピレーションで、Mulatu Astatke、Alemayehu Eshete、Teshome Mitikuなど、エチオピア音楽史を代表する名手が一堂に会する豪華な内容。エチオ・ジャズ、ソウル、ファンク、伝統音楽が自然に溶け合う70年代アディス・アベバの熱気そのもので、ホーンのうねり、独特のスケール感、ブルージーな歌声が絡み合い、哀愁と高揚が同居する。録音を含めた粗さも魅力で、現代の洗練された音楽にはない生々しさが、当時の街の空気をそのまま伝えてくれる。黄金期の輝きを凝縮した歴史的コンピレーション。

Tristan Allen - Osni the Flare (LP)
Tristan Allen - Osni the Flare (LP)Rvng Intl.
¥3,597

NYブルックリンのコンポーザー、パペッティア Tristan Allen が、4年をかけて制作した神話三部作の第二章となるアルバム『Osni the Flare』。前作『Tin Iso and the Dawn』に続く物語で、火の発見を通じて人間が神へと変容していくというテーマが全4幕構成で展開される。言葉を持たないボーカル、オルガン、オカリナ、トイ楽器、フィールド録音など、非常に多様な音素材が使われ、ファンタジックでシンフォニックな音世界を構築している。トイ楽器や素朴なメロディが童話のような質感を生んでおり、神話的なテーマと結びつき、フォークの原初的な雰囲気も感じさせる。自宅で録音された手触りのある音像は、聴く者を静かに包み込み、まるで一冊の神話絵本を音だけで読んでいるかのよう。物語の持つ力と共鳴して、Tristan Allen の創造性がさらに豊かに開花した作品。

Raphael Rogiński & Ružičnjak Tajni - Bura (CD)
Raphael Rogiński & Ružičnjak Tajni - Bura (CD)Instant Classic
¥2,346

ポーランドのギタリスト、Raphael Rogińskiと、セルビアの伝統歌唱を軸に活動するRužičnjak Tajniが共作した、バルカンの深い伝承を思わせる響きと現代音響が交わるエクスペリメンタル・フォーク作品。強靭でストレートなバルカン歌唱が中心にあり、その倍音や揺れが音楽全体の芯をつくる。対照的にロギンスキのギターは、旋律を前に出すのではなく、ドローンや打弦、鋭い単音を組み合わせながら、独自の質感で周囲を支えている。民謡の旋律や宗教歌、オスマン帝国由来の古い歌など、バルカン半島の多層的な音文化を素材にしながら、和声や音の配置は現代音楽的で、伝統と実験が自然に呼応する独自の音響世界を形成。リズムは明確に刻まれず、呼吸や語りの間合いが時間の流れをつくり、聴き手を歌の奥にある風景へと引き込む。

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