Reggae / Dub
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オリジナルは1978年リリースの、Ras AllahことPrince Allaのアルバム『Heaven Is My Roof』。Tappa Zukieがプロデュースを手がけ、Black Ark、にて録音、ミックスはKing Tubby’s。演奏にはSly Dunbar、Robbie Shakespeare、Earl Chinna Smith、Bingy Bunny、Tony Chin、Ansel Collins、Gladstone Anderson、Deadly Headley、Bobby Ellis、Don Drummond Jr.、Scully、Sky Juiceらが参加し、70年代ジャマイカの名手が一堂に会した作品として知られる。深く沈み込むようなルーツの空気と、Black Ark録音特有の揺らぐ残響が重なり、Prince Allaの声が祈りのように浮かび上がる音像が印象的で、楽曲ごとに異なるミュージシャンの演奏が有機的に絡み合いながら独自の流れを形づくっている。
1978年に〈Chalwa Records〉からリリースされたルーツ/ダブのコンピレーション『Calling One Thousand Dread Locks』。Clement Bushayがプロデュース、演奏や制作にはAugustus PabloやDennis Alcapone、Skin Flesh & Bones、The Cimarons、Zabandis。アレンジにAlton Ellis、ミックスにKing Tubbyが参加した豪華布陣。深いエコーや空間処理が印象的なダブの質感と沈み込むような雰囲気が交錯し、曲ごとに異なるミュージシャンの演奏が重なり合うことで独特の流れを生み出している。
Morwellsが1979年にリリースした名作アルバム『Cool Runnings』が初ヴァイナル・リイシュー。後にRoots Radicsを結成するEric“Flabba”HoltやBingyBunnyを中心に、Sly Dunbar、Santa Davis、Robbie Shakespeare、Earl Chinna Smith、Tommy McCook、Ansel Collinsら豪華ミュージシャンが参加した作品で、軽やかなコーラス・ワークとタイトなリディムが心地いい。70年代後期のルーツ・レゲエの中でも重すぎず、爽やかな抜けの良さを持ち、ロックステディ的な甘さを感じさせる曲から、ゆったりとしたグルーヴが心地よいナンバーまで、Morwellsらしい端正で聴きやすい魅力が詰まったアルバム。
Willie Williamsが1979年に発表したルーツ・レゲエの7インチ。ミディアム・テンポの重心の低いリディムに乗せてストレートなメッセージを歌う力強い内容が印象的で、A面に同曲、B面にTheDrumStreetCrewによるインスト・ヴァージョンを収録。当時の素朴で芯の強い演奏とWilliamsの落ち着いたヴォーカルがそのまま刻まれた一枚。
Augustus Pabloが1990年代に自身のレーベル〈Rockers International Records〉から発表した後期代表作で、パブロが晩年に追求した霊性・ラスタ思想・ダブの音響哲学が最も明確に刻まれたアルバム『King Selassie I Calling』。70年代のロッカーズ黄金期の鋭いメロディカ・リフとは異なり、本作のパブロは 祈りのようにゆっくりと立ち上がる旋律を中心に据え、深い残響と空間処理を施したダブ・ミックスで楽曲全体を儀式の場のように構築している。90年代パブロ作品特有の、奥行きのある低音と透明感のあるメロディカが際立つ逸品。
Mr.ロックステディの異名を持つKen Bootheによる、オリジナルは1972年リリースの、彼のソウルフルな歌声とLloyd Charmersによる洗練されたプロダクションが融合したアーリー・レゲエの名盤。ショーケース・スタイルで構成されており、ヴォーカル・パートとダブ・パートが交互に展開されることで、楽曲の深みと空間的な広がりが際立ってくる。「Old Fashioned Way」や「I Don’t Want To See You Cry」など、感情豊かなラヴ・ソングが並び、BootheのR&Bやソウルの影響を強く受けたメロディと歌唱が魅力的。彼のキャリアの中でも特に人気の高いこの作品は、初期レゲエの洗練された側面を知る上で重要な一枚であり、温かみと哀愁を併せ持つそのサウンドは、今なお多くのリスナーの心を捉えている。
70年代後半にKing Tubbyからダブのテクニックを学んだレジェンド、Scientisが、Henry 'Junjo' Lawesのプロデュースのもとで生み出した1981年の〈Greensleeves Records〉からのアルバム『Scientist Rids the World of the Evil Curse of the Vampires』が〈DUB MIR〉からアナログ・リイシュー!Roots Radicsをバックに〈Channel One〉で録音された一枚。ミキシングはKing TubbyのスタジオでScientis自身によって行われています。

イタリアのダブ・テクノ・デュオBabe RootsによるセルフタイトルLP収録の楽曲を、気鋭のプロデューサーたちが再構築したモダン・ダブテクノの傑作リミックス集『Babe Roots – Remixes EP (12")』。ミニマルで深いベースが印象的なステッパーズ・ダブ「Work Hard (DB1 Remix)」、スモーキーで幽玄なダブ・テクノ「Jah Nuh Dead (Forest Drive West Remix)」、DeepChord直系のディープ・ダブ・グルーヴ「Bless Me (Mike Schommer Remix)」、原曲の精神性を保ちつつ、より瞑想的に再構築した「Sufferation Time (Babe Roots Remix)」など、DB1、Felix K、Forest Drive West、Mike Schommerたちによるリワークに加え、Babe Roots自身によるセルフ・リミックスも収録。Rhythm & SoundやDeepChordの系譜に連なる現代的なダブ・テクノを象徴するアルバム。

80年代ダンスホールの甘酸っぱさとストリート感が絶妙に混ざり合ったラヴァーズ寄りダンスホールの隠れ名作Freddie & Dessie『Girls Talk』。シンプルなリズムボックスと軽快なベースラインの上で、Freddie の柔らかい歌声と Dessie のチャーミングなフロウが絡み合い、まるで街角の恋愛トークをそのまま曲にしたような、肩の力が抜けた楽しさが漂う。派手なプロダクションではないけれど、そのローファイな質感が逆に魅力を引き立てていて80sダンスホールの家庭的な温度をしっかり感じられる。小さくて愛らしいジャマイカン・ポップの宝石。

ルーツ志向のダブを現代的なテクノ文脈で再構築するAnother Channel による静謐で深度のあるダブ・テクノ作品『Aphelion』が、ベルリンの名門〈Sushitech〉が20周年を記念して立ち上げた新レーベル〈Wood White Sessions〉の第1弾として登場。リズムや低音は必要最小限に抑えられ、残響や空気の揺らぎが主役となるミニマリズムは、まさに Rhythm & Sound の精神を受け継ぐストイックな美学を感じさせる。深いリバーブ、ゆっくりと沈み込むベース、そして余白を活かした構造が、内側へ向かうダブを形作っている。夜の静けさや思索の時間に寄り添うような、聴く空間そのものを変えてしまうような一枚。
ロックステディからルーツ・レゲエにかけての名門コーラストリオ The Heptones による、オリジナルは1978年にリリースされた、彼らのキャリア後期を象徴する重要作のひとつ『Better Days』。Harry J の温かくクリアなプロダクションのもと、彼ら特有の甘いハーモニーと深みのあるレゲエ・グルーヴが美しく溶け合っている。ソウルやポップスの名曲をレゲエに再解釈したカバーも多く、「Suspicious Minds」や「Crystal Blue Persuasion」など、馴染みのあるメロディがジャマイカのリズムに乗って新たな魅力を放つ。ルーツ期の重さよりも、メロディアスで柔らかな質感が際立ち、Heptones の歌の力を改めて感じさせる作品。
スカの熱狂が落ち着き、レゲエが生まれる直前のわずかな期間にだけ存在したロックステディ。1966〜68年というその短い黄金期に生まれた、名曲・レア曲を集めた珠玉のコンピレーション。テンポを落とした深いリズム、メロディアスなベースライン、そっと包み込むようなヴォーカル・ハーモニー。The Techniques、The Paragons、The Melodians らが残した名曲が並び、ジャマイカの夕暮れの海辺のような穏やかさで、ほんのり切なく、温かい。ソウルとカリブの風が混ざるロックステディの魅力が凝縮された一枚。
UKルーツ・レゲエが成熟期へ向かう1984年、その深みと精神性を象徴するように生まれたTapper Zukie による名作『Earth Running』。本作はジャマイカ出身のZukieが、ロンドンの空気とラスタの思想を融合させて作り上げた、重厚なベースと深いリバーブがゆっくりと呼吸するように響くスピリチュアルなルーツ・レゲエで、彼の語り口は、歌とポエトリーの中間を漂うような独特のトースティング。80年代らしい柔らかなシンセやコーラスが加わることで、ルーツの深さと聴きやすさが絶妙に共存しているのも本作の魅力。夜の静けさに寄り添うような落ち着きと、内側へ沈み込む深み。UKルーツ・レゲエの隠れた名盤。

〈On-U Sound〉を率いるUKダブの総帥エイドリアン・シャーウッドが、13年ぶりとなるソロアルバム『The Collapse Of Everything』をリリース!繊細かつ重層的なサウンドデザインと、ダブを基盤にジャンルの境界を越えて展開される冒険的な音響世界。マーク・スチュワートやキース・ルブランへの追悼の意も込められた本作は、シャーウッドの音楽人生と感情が凝縮された意欲作。ダグ・ウィンビッシュを中心に卓越したミュージシャン陣が集結。キース・ルブランの演奏やブライアン・イーノによる作曲を織り交ぜ、挑戦的かつドープなサウンドスケープを描き出す。
UKダブ界の名プロデューサー/ミキサーとして知られるエイドリアンだが、今回はミキシング・デスクの背後から前に出て、自身の冒険心に満ちたサウンドをこれまで以上に新たな領域へと押し広げている。そして、他アーティストのプロデュースと自身の作品との違いについて、次のように語っている。
「今まで何百枚も他人の作品を作ってきて、どれも誇りに思っている。でもソロ作品では、自分がすべての判断を下せるし、他の誰かを満足させる必要がない。今回のアルバムをライブでどう表現していくかも楽しみだし、多くの人が気に入ってくれると嬉しい。これは本当に良い作品だと思うんだ。」と。
日本のインディ・ミュージックの中でも最高峰の予感!ダブやネオ・サイケデリア、都会的コンテンポラリーR&B等の多彩な要素を巧みにブレンドした東京拠点のインディ・ロック・バンド、TAMTAMによる、アンビエント・ダブにほのかなサイケデリックの香りが漂う幻想的なシングル『花を一輪 - Hana Wo Ichirin』。柔らかなヴォーカルと浮遊感のあるシンセ、空間的なミックスが印象的。〈PPU〉からリリースのTAMTAMの国際的な展開を象徴する一枚。静けさと揺らぎの中にある美しさ。耳に残る余白と、心に染み入る音の粒子が、聴く者を静かな深淵へと誘う。
2025年リプレス!テクノとダブ・レゲエの奇跡的合一。Carl Craig=Paperclip People名義、1994年「Remake (Basic Reshape)」と2001年「The Climax (Basic Reshape)」の二曲を、独Mark Ernestus & Moritz von OswaldのBasic Channelがリミックスした没入アンビエント・ダブテクノの普遍的傑作。
テクノとダブ・レゲエの奇跡的合一。オリジナルは2001年発表のRhythm & Soundのアルバムのみに収録され、2010年に10インチにてリリースされていたEPがリマスター仕様で2023年リプレス!独Mark Ernestus & Moritz von OswaldのBasic Channelによる、唯一無二な孤高の音響空間。片面プレス、ホワイト盤、スタンプ仕様(スタンプのデザインは入荷時により異なります)
テクノとダブ・レゲエの奇跡的合一。独Mark Ernestus & Moritz von OswaldのBasic Channelにより、1998年にサブレーベル〈Main Street Records〉からリリースされていた音響ダブ/ディープ・ハウスの傑出した普遍的名曲が、2025年リプレス。
テクノとダブ・レゲエの奇跡的合一。オリジナルは1998年に発表されていたRhythm & Soundのカタログ3番が待望の2025年リプレス!独Mark Ernestus & Moritz von OswaldのBasic Channelによる、唯一無二な孤高の音響空間。
テクノとダブ・レゲエの奇跡的合一。独Mark Ernestus & Moritz von OswaldのBasic Channelにより、1993年にリリースされていた音響ダブ/ミニマル・テクノの傑出した普遍的名曲が、2025年リプレス。Jeff Millsによるリミックスも収録。
2025年リプレス。テクノとダブ・レゲエの奇跡的合一。独Mark Ernestus & Moritz von OswaldのBasic Channelによる、1995年にCDのみでリリースされていた音響ダブ/テクノの傑出した普遍的名曲が、オリジナル・カットよりも長いフル・レングス・ヴァージョンでヴァイナル化。
フィンランドのダブ職人 Lightman が、メロディカを中心に据えたクラシックなルーツ・ダブを北欧らしい静けさと深い空気感で再構築したインストゥルメンタル作品『Trombi』。重心の低いベースと柔らかいオルガン、そして淡く漂うメロディカが、深夜の空気にゆっくりと溶けていくようなムードを生み出し、南国のレゲエとは異なる寒色のダブとも言える独特の世界を描き出している。デジタルなし、レコード限定リリースの600枚限定、手刷りシルクスクリーン・ジャケットというアート仕様も相まって、作品全体がひとつの静かな儀式のように響く。派手さを排したミニマルな音の反復がじわじわと効いてくる、Lightman の美学が純度高く表れた一枚。

プロデューサー Ronnie Lion、マルチ奏者 Andreas Terranoによる、レゲエ/ダブにアンビエント、ラテン、ジャズを溶け込ませた独自の世界観で知られる90年代のカルト・アンビエント・ダブ・プロジェクト、Ambient Warrior。その Dub Journey’s にヴォーカル曲を加えた姉妹作として構想されたものの、長年未発表のまま眠っていた音源をまとめた『Warrior Voices』がついに完成!ヴォーカルとして参加しているRoy Shirley、Twinkle Brothers、Joseph Cotton、Ricky Ranking、Greekieらレゲエのレジェンドたちの歌声と、Ambient Warriorの浮遊感あるサウンドが融合した、90年代アンビエント・ダブ名作に声を与えたスピリチュアルな作品。
ジャマイカの名門〈Gay Feet〉が1968年に残した、ロックステディ黄金期の空気をそのまま閉じ込めた、甘くメロウなインスト名盤『ABC Rocksteady』。テナーサックスの巨匠 Roland Alphonso を中心に、ロックステディを作り上げた伝説のギタリスト Lynn Taitt、名オルガニスト Aubrey Adams らが参加した豪華編成で、〈Gay Feet〉のヒット曲を再構築。メロウでリラクシンなムードが全編に漂い、Roland Alphonso のジャジーで甘いテナー、Lynn Taitt の繊細なカッティングとメロディ、ロックステディ特有の柔らかいグルーヴを支える Aubrey Adams のオルガンが完璧に溶け合う。ジャマイカ音楽の美しさを堪能できる一枚。
