NEW ARRIVALS
1331 products
博多で結成された6人編成のあけぼの印は、ニューウェイヴの尖った質感とファンク/ジャズの自由なノリをかけ合わせ、そこにポップの瞬発力を注ぎ込むという独自のスタイルを確立していた。彼らが東京に拠点を移してから放った代表作にして、80年代後半の日本アンダーグラウンドの熱気を凝縮した一枚『Paradise Mambo』が〈Spittle Made In Japan〉より再発。〈DIW〉レーベルからのリリースという点も象徴的で、当時の先鋭的なシーンの真っ只中に位置づけられていたことが分かる作品で、音の印象としては、カクカクとしたリズムと跳ねるベースラインが全体を牽引し、そこに遊び心たっぷりのメロディや大胆なアレンジが重なる。曲ごとにジャズ的な即興感覚やニューウェイヴ的な鋭さが現れつつも、決して難解にはならず、キャッチーさと実験性のバランスを絶妙に保っているのが大きな魅力。ジャンルの枠を越えて自由に音楽を発明しか彼らの音楽は、今聴いてもまったく古びず、新鮮な響きに満ちている。
ジェイムス・ブラウンが1973年にリリースした2枚組アルバム『The Payback』。70年代のJBを代表する一作にして、ファンク史でも屈指の重要作である本作は、もともとは映画のサントラ用に書かれたが、ダークすぎると却下され、代わりに単独アルバムとして発表されたという経緯がある。その結果として、JB特有の鋭いリフ、ゴツゴツしたビート、反復するグルーヴが徹底的に突き詰められた仕上がりになっている。全体は長尺トラックを中心に構成され、硬質でミニマルなリフを延々と刻むスタイルは、後にヒップホップのサンプリング・ソースとしても膨大に引用されることになり、Public EnemyやEn Vogue、Mary J. Bligeらがこぞってこのアルバムの断片を使ったのも象徴的。しっとりしたソウル寄りの楽曲もあるが、基本的には重低音とリズムのループ感が支配する、徹底的にファンクに振り切った内容。2枚組というボリュームも含め、ジェイムス・ブラウンの中でも特にハードコアなグルーヴを刻んだ一作。
Bob Marley & The WailersがLee "Scratch" Perryと組んで1971年に制作したルーツ・レゲエの名盤『Soul Revolution Part II』。メジャーデビュー前の荒削りながらも生々しく鋭い演奏とLee Perryの革新的なプロダクションにより、シンプルながらも深みのある独特な音響が魅力で、「Sun Is Shining」「African Herbsman」「Keep On Moving」など、後に再録され世界的に知られることとなる名曲が多数収録されている。Marleyのメッセージ性の強い歌詞と、Peter Tosh、Bunny Wailerとのハーモニーが印象的で、初期Marley作品の中でも、特に深い精神性と音楽的探求が感じられる。Bob Marley & The Wailersの成熟と、Lee Perryのスタジオ魔術が交差した稀有な瞬間を捉えた重要作。

ボノボに見いだされ、無名の新人ながら彼が監修したコンピレーション『Late Night Tales』に楽曲が収録されるや、そのスウィートでメロウなサウンドが一躍話題となった、今や世界的な人気を誇るインストゥルメンタル・バンド、クルアンビン。彼らの2015年のデビュー作を10年越しに再構築した『The Universe Smiles Upon You ii』。オリジナルと同じテキサスの納屋(バーン)で、同じ日付に録音され、「もし10年前に戻れるなら、自分たちに何を伝えるか?」という問いに対する音楽的回答として制作されたもので、セミ・インストゥルメンタルで穏やかにサイケデリックなグルーヴはそのままに、より洗練された演奏と録音技術が活かされている。オリジナルの「無限のグルーヴ」と「地平線に広がるリフ」という美学を保ちつつ、成熟した音の余白と深みが加わっており、クルアンビンらしいエキゾチックなムードと、時を経た感情のニュアンスが交錯する、静かで豊かな再解釈。

〈Hessle Audio〉や〈Timedance〉などからのリリースでも知られるUKベース以降の音楽的探求を続けるブリストルの奇才Bruceによるダブ、アンビエント、ベーステクノを横断する3曲入り12"『The Hand』。ダークなニューウェーブ調のダブ「Golden Water Queen」、映画『DUNE』に触発された深遠なアンビエント・パッドが中心の「The Hand」、跳ねるキックとパーカッションによるフロアライクなベース・テクノ「Dham’s Jam」を収録。Bruceの音楽的成熟とDIY精神が結実した、短くも濃密な音響の旅。
UKを拠点に活動する電子音楽家で、自然環境そのものを録音対象とし、民俗的音響を融合させた作風で知られるPooleによる、スコットランドの自然環境とケルト的音響を融合した、幻影的かつ実験的なエレクトロニック・フォーク作品『Ben Beinn』。凍った峠道、嵐、花崗岩などの自然環境をコンタクトマイクやハイドロフォンで採取したフィールド録音を加工・使用し、フルート、ローホイッスル、バグパイプ、ピアノ、ストリングスなどの伝統楽器とシンセ、抽象化された声を融合。スコットランドの自然環境から採取した音を、感情的な音響テクスチャーに編み込み、場所そのものを音楽として再構築している。風景と記憶、民俗と抽象、自然と人間が交錯する音響詩。
アルゼンチンのサウンド・アーティストayluことAilin Gradによる、繊細で実験的な電子音楽が個人的な内面の葛藤とそこからの回復のプロセスを映し出す音響的探求『Fobia』。短く断続的な呼吸音や不安定なリズムから始まり、神経的な緊張感と解放感が交錯する構成で、断片的でありながら緻密に編み込まれたサウンドが感情の流れや変化、記憶、内面の風景を可視化する。断片的な呼吸音やノイズが、やがて滑らかなドローンへと変化し、徐々に明るくなる音色、安定したリズムへと変化していくプロセスを共にすることは、音楽として昇華された痛みが、聴く者の心に共鳴し癒しや共感、回復の力をもたらすよう。心の奥に静かに触れる精神的な音楽。
ジャズの影響を感じさせるハウス、ダブテクノ、バレアリックを展開する、カナダ・バンクーバーを拠点に活動する音楽家、空間音響エンジニアで、レーベル〈Mood Hut〉の創設メンバーであるLocal ArtistことIan WyattによるプロジェクトSlow Riffsの実質的なデビュー・アルバム『Simulacra』。Slow Riffs名義では、より内省的で抽象的なアンビエント、ニューエイジ、コズミック・サウンドを探求。空間と静寂を重視したビートレスで浮遊感のあるサウンドに、Jon HassellやBrian Enoの影響が色濃い宇宙的な広がりを感じさせるシンセや音響処理。リズムよりも音の揺らぎにフォーカスするような、ダブを通過した残響やエフェクトが印象的。哲学的テーマを内包した〈Mood Hut〉のフローティング・ハウス美学を体現する、静謐で深遠な作品。

Peak OilやKrankyで知られるBrian Footeが始動した新レーベル〈False Aralia〉の第2弾リリースとして、Izaak Schlossman の別名義 Selfsameによるものが登場。前作 Zero Key 名義での『False 01』に続き、今回はよりダブ寄りで低音に重心を置いた音像へと踏み込み、スロッシーかつ流動的なビート・アートを展開。Basic Channel~Chain Reactionの流れを汲んだ曖昧で物理法則がねじれたクラブ・ミュージックとして構成されており、まるで重力から解き放たれたアンビエント・クラブとでも言うべきサウンド感。静かに揺らめくグルーヴと、曇った音の輪郭が交差する極上のサウンド・プロダクト。False Araliaの方向性を明確に示す1枚。
現行アンビエント/エクスペリメンタル・シーンを牽引するポートランドの要注目作家、Patricia Wolfによる〈Balmat〉からの2作目は、アイスランドを舞台にしたドキュメンタリー映画のためのサウンドトラック。UDO Super 6シンセサイザーを中心に据えながら、ギターやマレット、フィールド録音を交え、風景と記憶の交錯を緻密に描いたユニークな作品。ドラマティックな起伏を避けつつ、持続音の層が静かに移ろう中で、幼少期の記憶や北欧的フォークロアの気配が立ち上がる様子が美しい。Patricia Wolfの緻密な音響設計と叙情性が結びついた、彼女のキャリアを象徴する一枚と言えるでしょう。

(数量限定/Indie Exclusive/ブルー・ヴァイナル)“Megaton, No War No Death!” ー 本来なら僕たちは互いに連帯すべきなのに、ソーシャルメディアによって分断されている。ジェノサイド…スワイプ…ジム通いの写真…スワイプ…食べ物の写真…スワイプ…飢餓。恐ろしい情報の洪水のあとに猫のミームが現れ、加工で原型を失った顔が続く。そんな現実の重みによって、社会は連帯を失い、静かに崩壊している。
ー Jason Williamson
労働者階級の代弁者 Sleaford Mods が、2023年のアルバム『UK GRIM』以来となる新曲「Megaton」を〈Rough Trade〉よりリリース。本曲は重厚なビートとアトモスフェリックな電子音に、社会の凡庸さを切り刻むような鋭いリリックを乗せ、グルーヴと知性を兼ね備えたSleaford Modsならではの楽曲となっている。
今回も継続的にタッグを組んでいるチャリティ団体 War Child とのパートナーシップのもと、シングルの収益はすべて戦争の影響を受けた子どもたちを支援する活動に寄付される。
同曲の世界観にインスパイアされ、アーティスト/写真家の Nick Waplington が監督を務めた MVも公開。
ロンドン・ハイドパークのスピーカーズ・コーナーで撮影され、19世紀から演説や議論の場として知られる同地で、楽曲「Megaton」が群衆の中に響き渡る映像作品となっている。
War Childのライブ音楽企画を統括・運営している Clare Sanders-Wright は次のようにコメントをしている。「Sleaford Modsの継続的な支援と寛大さに心から感謝しています。この特別な限定シングルは、ただの新曲ではなく、戦争によって苦しむ子どもたちに直接的な支援を届けるものです。」
billy woodsとELUCIDによるArmand Hammer とThe Alchemist が手を組んだ2021年作『Haram』。本作は、発表当時は名プロデューサーとの初タッグという話題性に注目が集まったが、振り返るとむしろThe Alchemist が従来のソウルやジャズをサンプリングして太いビートを組み立てるビートスタイルから外れ、Armand Hammer の複雑で比喩的・断片的なラップの響き方に寄り添ったことが要点となっていて、ドローンや歪んだリズム、言葉が漂う余地を残したプロダクション、くぐもった音や断片的なフレーズのコラージュなど、Armand Hammerの不可解さをそのまま響かせる音作りとなっている。また、同時に、メロウで陽光を感じるビートやソウルフルなフックも散りばめられており、ある意味でポップで聴きやすい瞬間が共存しているのも興味深い。ゲスト陣も強力で、Curly Castro、Quelle Chris、Amaniらの参加、Earl Sweatshirt の「Falling Out the Sky」や、KAYANAの「Black Sunlight」、Fieldedの「Aubergine」など、実験的な声の使い方も印象的。ハードボイルドな言葉遊びと実験的なビートが奇跡的に融合した、唯一無二のアンダーグラウンド・ヒップホップの到達点。

1月中旬再入荷。(12月下旬分は完売しました)。Armand Hammer(with Elucid)の片翼として知られるbilly woodsが久々に放つソロ・アルバム『GOLLIWOG』。現代アメリカの黒人経験を、暗く歪んだ夢のような音像で描いた怪作で、プロデューサー陣にはEl-P(Run The Jewels / Company Flow)、Shabaka Hutchings(Sons of Kemet / The Comet Is Coming)、The Alchemist、Kenny Segal、DJ Haram、Ant(Atmosphere)、Conductor Williamsなど、ヒップホップとジャズ、アンダーグラウンドと実験音楽を横断する重鎮たちが勢ぞろい。その多彩な布陣が織りなすのは、不穏でサイケデリック、そして異様に鮮明な悪夢のような音世界。「英語そのものが暴力だ」と言い放つwoodsのリリックは相変わらず鋭く、皮肉と哲学が交差する。全体を通して現実という感覚そのものがぐらつく構成になっており、単なる社会批評ではなく、現代における意識そのものをテーマとしているよう。billy woods流のダーク・アメリカーナとも言うべき一枚。

アメリカのドラマーJeremy Hymanによる初のソロ・あるばむで、Animal CollectiveやBoredomsなどとの共演経験を経て、アンビエント、バレアリック、ニューエイジの領域へと踏み込んだ、静謐で実験的な音響作品『Low Air』。Korg ESXなどの古いサンプラーを用い、再生速度を倍速・三倍速にすることで音の質感とピッチを変化させる手法を用いており、リズムのズレや細かな音の配置が独特の辺境的なニュアンスを生み出している。全体の音色はエレクトロニカ的な華やかさを抑え、澄み切ったドローンやバレアリックな浮遊感が際立っている。どこか、ドラムという身体的な経験を通して得た音が空間を満たす感覚、リズムが身体を通じて空間と共鳴する感覚を電子音楽として再構築したようなところがあり、音が呼吸するようにも感じられる、静かに深く沈み込んでいけるような一枚。

UKグラスゴー拠点とする、ジャンルの境界を越え、宇宙的・トライバル・ダビーな音響を展開する電子辺境発信地〈Invisible Inc〉の設立10周年を記念した、サイケデリックという視点から現在進行形の電子音楽の多様性を凝縮した全8曲入りのコンピレーション『Resonance: Ten Years Of Psychedelic Sounds From The Soul Of Invisible Inc』。サイケデリックを軸に、ダブ、アンビエント、スペース・ロック、ミュージック・コンクレートなどが溶け合う、Coyoteによるバレアリック・リミックスや、Peaking Lights変名Exotic Gardensによるダブ・トラックなど、レーベルの美学を体現する楽曲を収録。

Peaking LightsのAaron Coyesによる新プロジェクトExotic Gardensによる、ダブ、ニューウェイヴ、ゴス、アシッド・サイケデリアが融合したデビューEP『Drugs & TV』が〈Emotional Response〉から登場。本作は、パンデミック中のアムステルダム滞在時に録音し、西海岸へ戻ってから完成させた作品で、ダブへの愛を軸に、さまざまな要素を融合。ベースが効いた耳に残る楽曲群のDIY精神と雑種的な音響感覚は、自分だけの空庭に、ダブ、ニューウェイヴ、ゴス、アシッド・サイケなどの種を植え育て開いた花のよう。Peaking Lightsとは異なる個人的かつ実験的な音楽宇宙。

デンマークとノルウェー出身の音楽家Ida UrdとIngri Høylandのコラボレーションによる、冬の静寂と内面の温もりをテーマにした、繊細で詩的なアンビエント/ドローン作品『Duvet』がスペインの名門〈Balmat〉からリリース。2023年冬、2人はデンマークの雪に閉ざされた静寂の中でアルバムを制作。言葉なき声とフィールド録音が織りなす、神秘的で包み込むようなサウンドスケープは、ベース、ペダル、テープ処理によるアナログ感と、デジタルの透明感が融合している。雪が降る音、木々が揺れる音、空間の広がりと孤独を感じるドローンと、柔らかい声やハーモニー、懐かしさや手触り感のあるメロディや間。こうした音響要素を交互に配置したり、重ね合わせることで、まるで寒い夜に毛布に包まれるような、夜に寄り添うような作品となっている。
自身は〈Ampoule〉を主宰し、14歳の頃から音楽を作り続けてきたグラスゴー出身のアンビエント/エレクトロニカ界の鬼才、Pub。アンビエント・ダブとIDM、エレクトロニカを融合させた抑制された美しさの漂う音響作品『Mamor EP』が自身のレーベル〈Ampoule〉からリリース。空間系エフェクトと深いサブベースを活かした、静謐で浮遊感のある音響構造を核として、Basic Channel以降の影響を受けた低音と残響処理によるミニマルなグルーブに、IDM、エレクトロニカ的なメロディと構造美が映える。微妙に音程がズレた複数の音が重なり合いが背景のように宇宙的なシンセのアルペジオを包み込む様子が印象的。Pubの20年以上にわたるキャリアの集大成的な位置づけとも言える充実作。

Steven Julien主宰のUKレーベル〈Apron Records〉によるアジア圏のプロデューサーたちを中心にフィーチャーしたジャンル横断型のエレクトロニック作品コンピレーション『Apron East Vol.2』。日本からはYuka Sunflora、DJ Dreamboy、Ko Saito、J M S Khosah、韓国からはHookuo、DJ Jeyon & Isaac、アメリカ、UKからはBenedek、Jarren、Steven Julien、Kendall Timmonsが参加。DJ Dreamboyによる80年代後半NJSとメロウネスの融合、Ko Saitoによるロウでメランコリックなビート、Steven Julienによる捻れた電子ファンクなど、アジアの才能とUKのエレクトロニック感覚を融合させた未来のクラシックを探る多彩な楽曲を収録。カセットというフォーマットを通じてDIY精神とローカル感覚を強く打ち出した意欲作。
★初回完全限定生産 ★歌詞カード付き
なんと佐井好子の名作『胎児の夢』が、1977年ひっそりとカセットでも発売されていた! 知る人ぞ知るコレクターズ・アイテムがめでたくオリジナル仕様のカセットでリイシュー!
1枚目に続き大野雄二がアレンジャーとして参加し、より音楽的要素を支えた夢野久作的怪奇性極まる佐井ワールド。タイトルの「胎児」が示すようにより内なる精神世界への旅。佐井好子弱冠24歳、詩人で画家で歌手としての孤高なる存在。ジャケットはCD/LPと異なる本人のイラストを仕様。知る人ぞ知る正にコレクターズ・アイテム、ファンは必携の一本です!

(数量限定/日本語帯付き/ステッカー封入)1999年リリースされたエイフェックス・ツインの代表曲でもある「Windowlicker」は17分を超える怪作で、リチャード自身の顔を合成した不気味な女性キャラクターが登場するミュージックビデオは(再びクリス・カニンガムが監督)は大きな話題を呼んだ。トリッキーで複雑なリズム、妖艶なヴォコーダーボイス、甘美でありながら退廃的な旋律が一体となり、エレクトロニック・ミュージックの新たな表現領域を開拓した。ポップミュージックと前衛音楽の境界線を破壊し、クラブシーンとアートシーンを同時に魅了した、時代を象徴する名盤シングル!

(数量限定/日本語帯付き/ステッカー封入)1997年に発表され、世界中の音楽ファンを震撼させた一枚。表題曲「Come To Daddy」は、ノイズの塊のようなサウンドに歪んだシャウトが重なり、攻撃性と不気味さを極限まで高めた衝撃作。クリス・カニンガムが手掛けた悪夢的なミュージックビデオは当時のMTVで放送禁止となり、その映像と共にカルト的な人気を獲得した。他にもアンビエント、実験音響、ブレイクビーツ的要素を縦横無尽に盛り込み、リチャードの多面的な才能を提示。過激さとユーモアが紙一重で同居する、エイフェックス・ツインの“狂気の象徴”ともいえる作品。
