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2022年に発表後、廃盤状態が続いていた人気作が待望の2026年リプレスです!アイルランドのカルトレーベル〈Wah Wah Wino〉による、22曲の断片的な録音が連続し、コラージュ、アンビエント、ローファイ実験音響、フィールド録音の破片が同じフレームで扱われる、雑多で奇妙な編集感覚に貫かれたコンピレーション『Kwalk』。カセット的なざらついた音と急に鮮明になる瞬間が交互に現れ、ラジオの周波数を高速で回しているような平衡感覚を失うような音像。静かなドローンの背後に、微細な電子の影 やフィールド録音のノイズがふっと差し込み、アンビエントの静けさとDIYノイズの粗さが自然に混ざり合う。リズムはほぼ不定形で、曲というより音素材の連続として聴こえる。真面目な音響の直後にユーモラスな声ネタや奇妙なサックスが現れるなど、レーベル特有の遊び心も強く感じられる。オリジナル盤が即完した好内容盤が待望の再発!

ブリュッセルのアンダーグラウンドから現れた奇才Michael Crabbéが、Rudi J名義で放つ最新作。アナログな質感とデジタルの断片をざっくり混ぜ合わせた、奇妙に歪んだダンスホール/ベース・ミュージックが全8曲にわたって展開。トリッピーでアンビエントな浮遊感と、サウンドシステムを前提にした深い低音が両立、ジャズやオーケストラ的な要素もふっと顔を出し、遊び心と不穏さが同居する白昼夢のような世界観。ベース・カルチャーの精神を保ちながら、ダンスホールの外側へと大胆に踏み出した注目作。
チェコの古楽デュオIrena & Vojtech Havloviが手がけた、映画『Saving One Who Was Dead』と『Little Crusader』のサウンドトラックをまとめた作品。喪失・祈り・再生というテーマをヴィオラ・ダ・ガンバ、オルガン、声のみによる削ぎ落とした構成で描き出した純度の高い音楽で、録音は主にプラハの教会で行われ、オルガン曲は ミラノの教会で収録。長い残響がヴィオラ・ダ・ガンバやオルガンの音をゆっくりと空間に広げ、音と静寂が対話するような構造が生まれている。音楽は、宗教音楽とも民俗音楽ともつかない独特の透明感を持ち、チャントの声は言葉よりも息の流れが前に出る。ヴィオラ・ダ・ガンバの柔らかな倍音がそれを包み込み、時間がゆっくりと伸びていくような静かな緊張が続く。古楽器の響きは中世的でありながら、構造は現代音楽のミニマリズムに近く、静謐なアンビエントのようにも聴こえる時代やジャンルを超えた普遍性を感じさせる。知覚を静め、微細な美しさに注意を向けさせるための音楽。

ホノルルの進歩的ドラマーDae Hanが、ワシントンD.C.、ニューヨーク、ホノルルを巡る自身の旅路を音で綴った、ヒップホップ、ジャズ、ハウスを横断する現行ハワイ音楽の重要作『BLUE』。都市での移動のようなスピード感があり、タイトなビートと滑らかなメロディが軽快に流れる「Dc2nyc」、柔らかいビートと内省的なメロディが重なる、夕暮れの街を歩くときの静かな高揚感が漂うタイトル曲「Blue」、ローカルの湿度とジャズの軽やかさが自然に混ざり、ハワイの夜の空気をそのまま閉じ込めたような音像が広がる「Honolulu Jazz」などを収録。多様な音楽性ながら、どの曲もドラムが曲の骨格をつくっており、パーソナルな空気感漂う、音の日記。

フランスのビートメイカー、プロデューサーとして、アジアの古い歌謡曲をサンプリングした『Chinoiseries』シリーズから、80sシンセ・ファンクへのオマージュ『Long Distance』まで、世界中のディガーを唸らせてきた Onra。彼が、自身の代名詞であるモダン・ブギー路線をさらに洗練させた最新作『After Dark』。80sブギー、ファンク、R&Bのエッセンスを、現代的なビート感覚と都会的なメロウネスで再構築した、アーバン・ナイト・ミュージックの決定版。跳ねるシンセベース、煌めくコード、軽やかなドラムマシン。Onraが長年磨き上げてきた夜のブギーの美学が、散りばめられたメロウ・トラックでより柔らかく、よりシルキーに表現されている。一方で、ビートメイカーとしてのルーツも健在で、サンプル感覚やタイトなリズム構築が、インスト・ヒップホップとしての強度も保っている。都会的で静かな高揚感に浸る、完成度の高いモダン・ブギー作品。

Total Blueのメンバーとしても知られるAnthony Calonicoが、〈Music From Memory〉から届ける初のソロ・アルバム『Spacious Heart』。2020〜2024年の長い時間をかけて丁寧に育て上げた作品で、アンビエント、フュージョン、ソングライティングが柔らかく溶け合うレーベルらしい有機的アンビエント・ジャズ。温かいエレピやシンセ、淡いパーカッションが霞がかった朝の光のような空気をつくり、その上をCalonico自身の繊細な歌声が静かに漂う。Total Blueでは控えめだったヴォーカルが前面に出ており、Mark HollisやArthur Russellを思わせる内省的な存在感がアルバムの核を成している。音と音のあいだの余白を大切にしたサウンドデザインは、Harold Buddやスピリチュアル・ジャズの浮遊感とも響き合い、アンビエントの静けさとポップの親密さが自然に共存。全編を包む幽玄でプライベートなムードは、個人的な日記のような親密さを持っている。

英国の奇才Richard Anthony HewsonによるThe RAH Bandのアーカイブから、長らく入手困難だった2曲をカップリングした12インチが、〈Rush Hour〉により再発。A面「Rising Star(Cosmix)」は、1984年にDebbie Sharpが歌った楽曲をHewsonが「Cosmix」として再構築した。デジタルディレイを使った独特の残響処理が特徴で、シンセが尾を引きながら空間を漂うような、80年代ヨーロッパのスペース・ディスコ感が全開。跳ねるパーカッションときらめくシンセが絡み合い、ポップでありながらどこか実験的な、RAH Bandならではの奇妙な魅力に溢れた一曲。一方のB面「Deep Song」は1979年録音で、Richard Hewson Orchestra名義期の作品で、Miles Davis『Kind of Blue』への敬意から生まれたとされる、内省的でスピリチュアルなジャズ、フュージョン曲。エレピの柔らかな響きとストリングスの淡い感触が重なり、RAH Bandのディスコ、ブギー路線とはまったく異なる深いムードを描き出す。英国ライブラリー音楽の香りも漂い、Hewsonの音楽家としての幅広さと探究心を示している。
9月下旬再入荷。1974年にBlue Noteからリリースされた、フルート奏者Bobbi Humphreyの代表作。Mizell Brothersがプロデュース/作曲を手掛け、Larry Mizellによる洗練されたR&B/ジャズ・ファンクのサウンドと、Bobbi Humphreyの艶やかなフルート、軽やかなヴォーカルが絶妙に溶け合った名盤。
ファンクの強いグルーヴを軸に、浮遊感のあるフルートと豊かなエレクトリック・サウンドが重なり、70年代Blue Noteならではの都会的で開放的な音像を生み出す'Harlem River Drive'や、Donald Byrd『Black Byrd』をはじめ、Mizell Brothersが手掛けた一連の作品とも呼応しながら、ジャズとソウル、ファンクの境界を軽やかに越えていく'Blacks and Blues'他を収録。ジャズ・ファンク/レアグルーヴの定番として長く愛されてきた一枚であり、Bobbi Humphreyの魅力を最も端的に味わえる代表作。

自主レーベル〈People’s Coalition Of Tandy〉から発表され、アンダーグラウンドで静かに話題を呼んだDagmar Zunigaのデビュー作が、ついにアナログ化。Austyn Wohlersのフルート、Zach Phillipsのピアノ、Hayes Hoeyのギターや声といった最小限の構成で、テープの揺れ、部屋鳴り、指先のノイズまでもが楽曲の一部として息づき、録音の物質感と歌の親密さが同じ温度で並ぶ。アコースティック楽器の断片、壊れかけの電子音、日記のように短いスケッチが連なり、夢の残滓を拾い集めたようなアウトサイダー・アンビエンスは、フォークでもノイズでもアンビエントでもない、稀有な作品。Cindy LeeやJoanne Robertson、さらにはLinda Perhacsの幻影までをも連想させる独自の音世界。

エルメート・パスコアルのバックバンドも務めていた、ブラジルのアヴァンギャルド・ジャズ〜フュージョン・グループ、Grupo Umが1977年に残した、実験精神とリズムの狂気が渦巻くデビュー作『Nineteen Seventy Seven』。MPBやサンバの文脈とはまったく異なる、フリージャズ、電子音楽の萌芽、ミニマル・ミュージック、ブラジル固有のポリリズムが混ざり合ったブラジルのアンダーグラウンドを象徴するアルバムで、軍事政権下の抑圧と、そこから生まれる反骨精神とサンパウロのアートシーンの混沌が生んだ、狂気と知性が同居する実験的ジャズの名盤。サンバやボサノヴァとはまったく違う、もうひとつのブラジル音楽。

Wolfgang VoigtによるプロジェクトGASの最初期音源をまとめた『November 89』が、〈Kompakt〉から登場。1980年代末から90年代初頭に制作されていた音源で、2008年にアートブック付属CDとしてひっそり初出していたものが、初めてのアナログ化。音像は、後年のZauberbergやKönigsforstに見られる深い森のイメージがすでに息づいている一方で、より荒削りで、塊のように重い質感が特徴。「Der Wald」「Das Moor」では低域のうねりが霧のように広がり、森の奥で響く抽象的な反復がゆっくりと形を成す。「Nah Und Fern」は同名コンピとは異なる影の濃い音像で、GASの美学がまだ固まりきる前の生々しさが際立つ。GASの起源を補完するかのような、森の美学が芽生える瞬間を捉えたアーカイブ作品。

9月下旬再入荷。Dinosaur Jr.の5年ぶりの新作『There Near』。J Mascis、Lou Barlow、Murphのトリオが、初期の轟音ギター・トーンを現代的にアップデートしたDinosaur Jr. のクラシック路線を更新するような内容で、ギターアンプにも1985年のデビュー作と同型のMesa Boogie MK1を再び使用。荒々しい中域の歪みと、鋭く切り込む高域がアルバム全体を貫く。Murphのドラムは重く速く、Barlowのベースは低域を押し出しながらメロディを支え、三位一体の推進力が曲を常に前へ押し出す。一方で、Mascisのボーカルはゆるく、メロディは素朴で親しみやすい。抽象的な歌詞が、轟音の中で独特の温度感を保つ。初期回帰と現代性が自然に同居した、Dinosaur Jr. が持つ轟音ギターの魅力を2026年の感覚で再提示するロックの塊。
(数量限定/日本語帯付/解説書封入)骨太なファンクネスと、極上のルーツ・ダブ。ナイトメアズ・オン・ワックスが辿り着いた、至高のグルーヴ。30年以上にわたり、エレクトロニック/ソウル・ミュージックの最前線を走り続けるナイトメアズ・オン・ワックスが、幼少期から親しんだレゲエ・カルチャーへのオマージュとして2006年に発表した傑作。ジャマイカ由来のサウンドを軸に、ダブ、ソウル、ジャズ、ヒップホップを有機的に融合。シンプルでありながら中毒性のあるリズム、クインシー・ジョーンズを彷彿とさせるシンセ・ライン、ブルースのフィーリング、バレアリックなメロディが織りなす温かなサウンドは、今なお色褪せることなく多くのリスナーを魅了し続ける、キャリアの新たな到達点を示した名盤。
(数量限定/日本語帯付/ステッカー封入)煙のように揺らぎ、深く沈む。90s屈指の名盤にして、色褪せないチルアウトの最高峰!30年以上にわたり、エレクトロニック/ソウル・ミュージックの最前線を走り続けるナイトメアズ・オン・ワックスが1995年に発表したセカンド・アルバム。ヒップホップを軸に、ダブ、ソウル、ジャズ、ラテン・パーカッション、オールドスクール・ブレイクビーツを有機的に融合し、レゲエからダンス・ミュージックへと連なる豊かな音楽的系譜を一つのグルーヴへと昇華。情熱的なソウル・ヴォーカルやサックス・ループ、ピアノやローズが織りなすスモーキーなサウンドは、その後のエレクトロニック・ミュージックの潮流に大きな影響を与えた。今なお深く響き続ける、90年代ダウンテンポを代表する傑作。

ロサンゼルスを拠点に活動する作曲家、ギタリストのGregory Uhlmannが〈International Anthem〉から発表する、静けさと温度を併せ持つ独自の音世界を描き出したソロ作品『Extra Stars』。これまでのUhlmannは、Small Dayの静謐なアンビエント、Meg DuffyとのDoubles、Dustin WongとのWater Map、Josh JohnsonやSam Wilkesとのチェンバー・ジャズ、SML名義でのトランス・ジャズなど、多彩なプロジェクトを横断してきたが、本作はその探求がひとつの形として結晶した作品と言える。全14曲から成るサウンドは、ギター、シンセ、室内楽的アンサンブル、柔らかな電子処理が重なり合い、星座のように点在するメロディが静かに輝く。打楽器はほとんど使われないのにリズムが前に出ており、また、電子的処理を多用しながらもハーモニーの深さがある。確かな構造性、複雑な音響処理とともに、アンビエントの広がり、ジャズの自由さ、フォークの素朴さ、室内楽の繊細さがひとつの流れとして結びつき、Uhlmannの音楽的アイデンティティを深く美しく映し出している。静かでありながら豊かな色彩を持つ、現代的なアンビエント・ジャズの重要作。

Puto Titoとして知られるPT Musikによる、バチーダの荒々しさと、メロディの切なさを併せ持つアルバム『Consumação』。2019年のデビュー作『Carregando A Vida Atrás Das Costas』では、骨格だけで勝負するようなラフで鮮やかなバチーダを展開していた彼だが、2021年の7インチ『Não Sou Perfito』で名前を変え、より豊かでロマンティックなハーモニーへと進化。本作ではその流れがさらに深化し、アーティストとしての成熟と自信がはっきりと刻まれている。壊れた関係、孤独、人生の困難といったテーマを中心に据え、甘く切ないフックと、しなやかに揺れるバチーダのリズムによって身体と心の両方に直接語りかけてくる。90年代R&B、ソウルの影響も感じさせ、全てがメランコリックで、センチメンタル。〈Príncipe〉の現在を象徴する一枚。

9月下旬再入荷。人気作が2026年リプレスです!消えた町の記憶を奏でる、東京ノスタルジア!2024年に再開発で失われた街、三田小山町への個人の追憶を音にした、マルチ奏者・Murakamiによる、パーソナルなアンビエント作品。ジャズギター、アコースティックギター、サックス、フレットレスベース、アナログ/モダンシンセ、メロトロン、アコースティックピアノといった多彩な楽器を用いて、ジャズ、ニューエイジ、フォーク、ブラジリアン、70年代プログレの要素が融合された音響を構築している。音楽的には、温かいカセットの音質やビンテージアンプの倍音、複雑に編まれたサックスと弦のアレンジが重なり合い、個人的な記憶と風景を音符として呼び覚ますような、深く心に触れるサウンドスケープに仕上がっている。家族の住んでいた街へのノスタルジックなオマージュ。
巨匠Charlemagne Palestineが、名手Oren AmbarchiおよびDaniel O’Sullivanとともに、名門〈Black Truffle〉より発表した2025年ロンドン公演のライブ録音盤『KKAARREENNIINNAA』。1997年に亡き愛犬、黒のラブラドールの魂に捧げて録音された重要作「Karenina」をトリオで再解釈したもので、本人の「カラオケ・バージョン」という言葉通り、カセットテープの再生・位相のズレを用いた実験的なアプローチで過去の音源と現在の即興演奏を精緻に交錯させた渾身の記録。持続するオルガン音から全周波数を埋め尽くす濃厚な音響空間へとスケールを広げ、反響するテープの声、Ambarchiのレスリー・ギターが紡ぐ幾層もの残響、そしてO’Sullivanのヴィオラやシンセサイザーが重厚なレイヤーを構築。その中心で響くPalestineの生歌は、幼少期のユダヤ教聖歌の経験や東洋の伝統音楽を背景にしたシャーマニックで強烈な哀悼の旋律となり、鮮烈な印象を残す。単なる過去作の再現にとどまらず、深い祈りと実験精神が美しく結びついた、現代における儀式音楽の最高峰のひとつ!
メンフィス出身の異才Wilbert Gavin MaysによるプロジェクトCities Avivが、自身のレーベルを離れ名門〈Black Truffleから〉アルバム『Even Colder Spring』をリリース。10年以上にわたりヒップホップの既成概念を解体してきた彼が、過激なループ処理と変幻自在の語り口、そしてダンテやアンリ・ベルクソンの思想までを散りばめたリリックを交錯させ、極めて個人的で不可解な音響世界を立ち上げた全16曲の意欲作。数秒で途切れるトラックや唐突なフィールド・レコーディング、歪んだノイズの層が予測不能な展開を描くなか、技巧的なラップと意図的にハーモニーから浮遊させた歌唱が不穏な美しさを醸し出す。従来の閉塞感に留まらず、プライベートプレス調のニューエイジなきらめきやClusterを彷彿とさせるクラウトロックの遊び心、ローファイIDMが混交し、ラストは、いくつものサンプリング・ループが幾重にも重なり合ってモヤのように漂う、恍惚とした歪みの雲の中へと消えていく。アンダーグラウンド・ヒップホップと前衛音響のはざま。

スウェーデンの80年代アフロ・フュージョン金字塔『Trancedance』で知られる伝説的多楽器奏者Christer Bothénと、Oren Ambarchi、Johan Berthling、Andreas Werliinの3人からなるGhostedのメンバーがタッグを組んだ強力なドリーム・クァルテット作品『Serpentine』。スウェーデンの森の中に建つスタジオにて録音された本作は、長年共演を重ねてきた名手たちならではの密密な対話と、即興的な即応性から生まれた濃密なアンサンブルを刻み込んでいる。重厚なアップライト・ベースのオスティナートと微細に変容し続けるドラムスがヒプノティックなグルーヴを紡ぎ出し、そこにレスリー・キャビネットを通したギターがオルガンのような残響と複雑なポリリズムを重ねていく。深遠なリズムの循環のなかで両者のフレーズが交わり、Bothénの低音ベース・クラリネットや、50年の探求を誇る西アフリカの竪琴ドンソ・ンゴニのモーダルな旋律が静かに響く。初期ECMの澄み渡る叙情美から、初期Amon Düül IIを彷彿とさせる生々しいフリーフォーム・サイケデリアまでを一気に駆け抜ける、ジャズ、アヴァンギャルド、サイケの境界を鮮やかに解体してみせるかのような好内容。

Little Simzのベーシストとしても異彩を放つアフロ・ラテン・エレクトロニック・プロデューサー、DJ、Marla Ketherが名門〈Strut Records〉よりリリースする待望のセカンドEP『Luso』。リスボンとブラジリアを行き来しながら制作された本作は、ロックダウン期を経て「ミュージシャンが集うスタジオでの生演奏のエネルギー」に立ち返り、多様なコミュニティとの対話から生まれた躍動感あふれる充実の一枚。生々しく打ち鳴らされるパーカッションとうねるベースラインに、洗練されたエレクトロニクスと多彩な客演陣の歌声が鮮やかに交錯。ブラジルの音楽伝統からブロークンビート、アフロ・ポルトガルのバティーダ、アフロビート、さらにはサンバ・ハウスやジャズの色彩までを自在に織り上げた、多国籍なグローバル・ベース・ミュージックを展開する。UKアンダーグラウンドの鋭い感覚とアフロ・ブラジリアンの豊かな熱量が調和した、強烈な身体性とポジティヴな開放感でに溢れる12インチ。

世界に衝撃を与え、レアグルーヴからロック・ファンまでを虜にした伝説的コンピ『Nigeria 70』のリリースから20余年。名門〈Strut〉が満を持して放つ待望の新章『Nigeria 80』!!!政治、経済の著しい混迷期にありながら、〈Tabansi〉や〈Phonodisk〉といった独立系レーベルの台頭や、Onyeka Onwenuをはじめとする女性アーティストの目覚ましい活躍によって空前の創造性を誇った、1980年代ナイジェリアの広大な音世界に肉薄する決定盤。ラゴスからエヌグまで全土を網羅し、名ディガーとして知られるDuncan Brookerが厳選した楽曲は、実にすべてが今回世界初の再発音源!王道のハイライフや熟成を極めたアフロビート、疾走するジュジュの熱狂はもちろんのこと、前作以上に80年代ならではのプロト・ヒップホップや自主制作レゲエ、さらには初期エレクトロニクスの質感を取り入れたハイブリッドなサウンドまでを縦横無尽に網羅。土着的なパーカッションのうねりと洗練された都市型ファンクネスが複雑に交差するアンサンブルは、ひとつの国が秘めた底知れぬ音楽的ダイナミズムと多様性を物語る。単なる貴重音源の発掘や資料的価値にとどまらず、ダンスフロアを激しく揺らすポテンシャルと時代のエネルギーが凝縮された、ナイジェリアの底知れなさを示す、必聴の歴史的ドキュメント。

世界に衝撃を与え、レアグルーヴからロック・ファンまでを虜にした伝説的コンピ『Nigeria 70』のリリースから20余年。名門〈Strut〉が満を持して放つ待望の新章『Nigeria 80』!!!政治、経済の著しい混迷期にありながら、〈Tabansi〉や〈Phonodisk〉といった独立系レーベルの台頭や、Onyeka Onwenuをはじめとする女性アーティストの目覚ましい活躍によって空前の創造性を誇った、1980年代ナイジェリアの広大な音世界に肉薄する決定盤。ラゴスからエヌグまで全土を網羅し、名ディガーとして知られるDuncan Brookerが厳選した楽曲は、実にすべてが今回世界初の再発音源!王道のハイライフや熟成を極めたアフロビート、疾走するジュジュの熱狂はもちろんのこと、前作以上に80年代ならではのプロト・ヒップホップや自主制作レゲエ、さらには初期エレクトロニクスの質感を取り入れたハイブリッドなサウンドまでを縦横無尽に網羅。土着的なパーカッションのうねりと洗練された都市型ファンクネスが複雑に交差するアンサンブルは、ひとつの国が秘めた底知れぬ音楽的ダイナミズムと多様性を物語る。単なる貴重音源の発掘や資料的価値にとどまらず、ダンスフロアを激しく揺らすポテンシャルと時代のエネルギーが凝縮された、ナイジェリアの底知れなさを示す、必聴の歴史的ドキュメント。
