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Rod Modell - Music For Bus Stations LP 1 (LP)
Rod Modell - Music For Bus Stations LP 1 (LP)13 (SILENTES)
¥4,532

2025年リプレス!大名門〈Modern Love〉に残した『Liumin』は今や同レーベルを代表する名盤としておなじみ。Stephen Hitchellとの名アンビエント・ダブ・プロジェクト、cv313やWaveform Transmissionなどでの活動も大変名高いデトロイトのダブテクノ/アンビエント巨匠Rod Model。Brian Enoの『Music for Airports』のアンビエントの青写真を再構成し、ヨーロッパの前衛的なバスステーションのデザインのために作り上げた環境音楽作品。

Pharaoh Sanders - Love In Us All (LP)
Pharaoh Sanders - Love In Us All (LP)Verve Records
¥8,496

スピリチュアル・ジャズの求道者、Pharoah Sandersによる1974年作品にして、〈Impulse!〉黄金期の重要作がアナログ・リイシュー!タイトルがすべてを語るように、『Love in Us All』は音楽を通じて「内なる愛」への帰依と昇華を描いた傑作です。呪術性と慈愛、混沌と静寂が拮抗するような、まさにこれぞ愛と宇宙の音楽のかたちです。今こそ耳を傾けたい、永遠のレゾナンス。

民謡クルセイダーズ - 日本民謡珍道中 (Yellow Transparent Vinyl LP)民謡クルセイダーズ - 日本民謡珍道中 (Yellow Transparent Vinyl LP)
民謡クルセイダーズ - 日本民謡珍道中 (Yellow Transparent Vinyl LP)180G
¥6,129

民謡クルセイダーズ が23年にリリースした2ndアルバム「日本民謡珍道中」が日本限定カラーアナログ盤でリリース!!!
 
福生の米軍ハウスで産声をあげ、日本の民謡とラテン・リズムの融合で新たな境地を切り開き、日本のみならずNPR、ザ・ガーディアンなど海外でも高い評価を受けている民謡クルセイダーズ。
本作は、VIDEOTAPEMUSICや寺内タケシなどをリリースしているフランスのレーベル『180g』からリリース。「旅」をコンセプトとし、「貝殻節」や「ソーラン節」、「佐渡おけさ」など、全国各地の民謡の数々をセレクトし、民謡の可能性を追い求めて歩んできた彼らならではのアレンジで仕上げた最強に熱いセカンドアルバム。
 
● 180g重量盤ビニール プレス、カラー盤Yellow Transparent VINYL
● マスタリングとラッカー カッティングは フィンランドTimmion Cutting Lab のJukka Sarapää が担当

Rhythm & Sound – See Mi Yah (Remixes #4) (12")
Rhythm & Sound – See Mi Yah (Remixes #4) (12")Burial Mix
¥2,963

伝説のレゲエシンガー達を現代に召喚したMark ErnestusとMoritz von Oswaldによるドリーム・プロジェクトRhythm & Soundによる2006年リリースのSee Mi Yaリミックスシリーズで、リミックスはCarl CraigとBasic Channelが担当の大名盤が待望の2025リプレス!

Maurizio - M6 (12")
Maurizio - M6 (12")Maurizio
¥2,963

テクノとダブ・レゲエの奇跡的合一。独Mark Ernestus & Moritz von OswaldのBasic Channelにより、1996年にMシリーズとしてリリースされていた音響ダブ/ミニマル・テクノの傑出した普遍的名曲が、2025年リプレス。

 

Maurizio - Domina (12")
Maurizio - Domina (12")Maurizio
¥2,963

テクノとダブ・レゲエの奇跡的合一。独Mark Ernestus & Moritz von OswaldのBasic Channelにより、1993年にMシリーズとしてリリースされていた音響ダブ/ミニマル・テクノの傑出した普遍的名曲が、2025年リプレス。

 

Basic Channel - Quadrant Dub (12")
Basic Channel - Quadrant Dub (12")Basic Channel
¥2,963

テクノとダブ・レゲエの奇跡的合一。独Mark Ernestus & Moritz von OswaldのBasic Channelにより、1994年にリリースされていた音響ダブ/ミニマル・テクノの傑出した普遍的名曲が、2025年リプレス。

Maurizio - M5 (12")
Maurizio - M5 (12")Maurizio
¥2,963

テクノとダブ・レゲエの奇跡的合一。独Mark Ernestus & Moritz von OswaldのBasic Channelにより、1995年にMシリーズとしてリリースされていた音響ダブ/ミニマル・テクノの傑出した普遍的名曲が、2025年リプレス。

Stephen O'Malley - But remember what you have had (LP)Stephen O'Malley - But remember what you have had (LP)
Stephen O'Malley - But remember what you have had (LP)Portraits GRM
¥3,276
BorisやEarth、Nurse With Woundといった名グループとのコラボレーションでもおなじみドローン/ドゥーム最高峰SUNN O)))の核であり、音の儀式を探究し続けるStephen O'Malleyによる最新ソロ作が〈Portraits GRM〉よりアナウンス。深淵から鳴り響く持続音、空気をたわませるような破格のドローン・サウンドが、記憶と喪失のあわいをゆっくりと揺らすようであり、あまりにも崇高で美しい逸品。カタルーニャ・トゥルトーザの修道院で録音されたという本作は、Greg Andersonとの演奏を通じて、霊性と物質、静けさと崩壊の臨界を行き来する黙示録的サウンド・スケープ。まさに音そのものによる祈りです。
Drop Nineteens - 1991 (White Vinyl LP)
Drop Nineteens - 1991 (White Vinyl LP)Wharf Cat Records
¥3,416

傑作『Delaware』が〈Pitchfork〉によって"史上最高のシューゲイザー・アルバム50枚"にも選ばれたことも知られる名バンド、Drop Nineteens。その原点となる1991年録音の幻のデモ音源が〈Wharf Cat Records〉から遂に公式ヴァイナル化!SlowdiveやRideとも並び評された、轟音と甘美なメロディが交錯するシューゲイザーの原風景です。ローファイな質感に瑞々しいテクスチャーとハーモニーが滲む、青春の残響。

Andy Jenkins - Since Always (LP)Andy Jenkins - Since Always (LP)
Andy Jenkins - Since Always (LP)Psychic Hotline
¥3,297

バージニア州はリッチモンドのソングライター、アンディ・ジェンキンスが届ける、じんわりと沁みる11篇の生活讃歌『Since Always』が〈Psychic Hotline〉より登場。2018年の『Sweet Bunch』以来となる2作目のフルアルバムで、ここでは30代に差し掛かった一人の人間が手にする静かな満足感と、それに伴う不安や覚悟が穏やかな筆致で綴られている。制作は、Sylvan Essoの一員でありプロデューサーとしても高い評価を受けるニック・サンボーンの自宅スタジオ「Betty’s」にて行われ、ジェンキンスの素朴なギターと語りかけるような歌声に、サンボーンは大胆なアイデアを重ねていく。リズムの切り替えやシンセの装飾、ヴォコーダーの導入など、意外性に満ちたアレンジがアルバムに微細なニュアンスをもたらしている。タイトルの通り、過去を手放し、肩の力を抜いて“今”を受け入れるような成熟した眼差しが、音と言葉の隙間に滲んでいるよう。聴けば聴くほど沁みてくるようなフォーク・アルバム。

V.A. - Zulu Guitar Blues (LP)V.A. - Zulu Guitar Blues (LP)
V.A. - Zulu Guitar Blues (LP)Matsuli Music
¥5,943

1950〜1965年の南アフリカで生まれたズールー・ギター音楽の多彩で美しいルーツを掘り起こした貴重なコンピレーション『Zulu Guitar's Pioneering Tricksters』が〈Matsuli Music〉より登場。希少な78回転盤に刻まれていた音源を最新技術で丁寧に修復しており、失われかけていた歴史の一端が、かつてないほど鮮明な音で蘇っている。収録曲は、アパルトヘイト体制下における移民労働者たちの生活と精神の断片を映し出すもので、ハワイアン、カントリー&ウェスタン、初期のムバカンガなど、多様な音楽様式を自在に取り込みつつ、自らの文化的な語りをそこに織り込んでいるのが特徴。ノスタルジアと未来への希求、喪失とユーモアが混ざり合うこの音楽は、まさに「ズールー・ギター」の定義を拡張する、知られざる音楽的遺産。土着のサウンドと異国的影響が織りなす、民俗音楽、戦後アフリカ音楽、ギターを再文脈化する非常に貴重で価値ある録音の数々。今はなき、古き良きアフリカの手触りがたまらない一枚。

Nina Garcia - Bye Bye Bird (LP)Nina Garcia - Bye Bye Bird (LP)
Nina Garcia - Bye Bye Bird (LP)Ideologic Organ
¥3,534

サーストン・ムーアも絶賛。Mariachiの名で10年間コンサート活動を行ってきた、ノイズギターの卓越的アクト、Nina Garciaによる2枚目のソロ・アルバムとなる2025年作が、Stephen O'Malley主宰の〈Ideologic Organ〉から登場!2015年以来、即興音楽とノイズの中間に位置するエレキギターを中心に研究と創作を行ってきた注目の女性作家による最新リリース。何の見せかけもデモンストレーションもないこのアルバムは、明暗法、メロディー、生々しい感情が魅力的に融合。この一連のバリエーションでは、非常に間近で見られる大量のノイズ、生成されるメロディーの喚起、稜線上のフィードバック、独特の脈動、そしてより良い日が来ることを暗示するようなハーモニックバーストへと聴き手を誘います。 Stephan Mathieuにより〈Schwebung〉にてマスタリング&Andreas Kauffeltが〈Schnittstelle〉でカッティングと盤質も万全!

Om Unit & Soreab - Pressure 3D (12")Om Unit & Soreab - Pressure 3D (12")
Om Unit & Soreab - Pressure 3D (12")Baroque Sunburst
¥2,478

UKのベテラン音職人 OM UNIT(a.k.a. Jim Coles)と、東ロンドンを拠点に〈Baroque Sunburst〉を主宰するプロデューサーSoreab によるコラボレーションEP『Pressure 3D』が登場!本作は両者の多彩なバックグラウンドとエレクトロニック・ミュージックに対する探究心が交差し、硬質なリズム感と深い音響処理が共存する、クラブ仕様ながらも極めて探究的な作品になっている。ブレイクビーツ/ダブ/テクノ/ベースといったジャンルを土台にしながら、それらの境界を濃密に溶かして再構築する意欲作。音の重みと繊細さ、土臭さと洗練が絶妙に共存しており、ベースミュージック以降のクラブ・ミュージックの可能性を再提示する、聴き応えたっぷりの一枚。クラブの身体性とリスニング的な豊かさ、その両方を持ち合わせており、深夜のヘッドフォンリスニングにも耐える好内容!

Julie Doiron - Loneliest In The Morning (Blue Jay Vinyl LP)Julie Doiron - Loneliest In The Morning (Blue Jay Vinyl LP)
Julie Doiron - Loneliest In The Morning (Blue Jay Vinyl LP)Numero Group
¥3,891

フォーキー・サイケデリックバンド、ERIC'S TRIPのベーシストとしてカナダ音楽のアンダーグラウンドの寵児として知られるようになったカナダ・モンクトン出身のSSW、Julie Doironのソロ2作目として1997年に<Sub Pop>からリリースされた『Loneliest In The Morning』がこのたび大名門<Numero>からリイシュー!!繊細なギターの弾き語りをベースに、ドラムやエレキギターによる最小限のアレンジの上に歌われる静かに囁くような声。シンプルかつダークなサウンドはによる本作は、彼女の内省的で美しいヴォーカルとソングライティングの良さを際立たせており、ソフト・グランジの元祖、90年代のサッド・ガールとも呼ばれる彼女のキャリアにおける重要な一枚!

Julie Doiron - Broken Girl (White Vinyl LP)Julie Doiron - Broken Girl (White Vinyl LP)
Julie Doiron - Broken Girl (White Vinyl LP)Numero Group
¥4,139

フォーキー・サイケデリックバンド、ERIC'S TRIPのベーシストとしてカナダ音楽のアンダーグラウンドの寵児として知られるようになったカナダ・モンクトン出身のSSW、Julie Doironのソロデビュー作として1996年に彼女自身のレーベル<Sappy Records>からリリースされていた『Broken Girl』がこのたび大名門<Numero>からリイシュー!!本アルバムは、ERIC'S TRIPでの活動がほのめかすに過ぎなかったJulie Doironのソングライター、パフォーマーとしての才能を明確に示すターニングポイントとなっており、痛切なまでに美しく、繊細なギターの弾き語りと最小限のアレンジの上に歌われる静かに囁くような声、シンプルかつダークなサウンドはによる本作は、カナダ人ソロ・アーティストとしての重要性という点で、レナード・コーエンと同格の評価を即座に獲得した名作!

Super Djata Band - Authentique Vol. 2 Feu Vert 81-82 (Shadow Clear Vinyl LP)
Super Djata Band - Authentique Vol. 2 Feu Vert 81-82 (Shadow Clear Vinyl LP)Numero Group
¥3,891

狩猟音楽やグリオの詠唱、牧歌的なダンス音楽、フラやマンディングの伝統、そしてサイケデリアやブルース、アフロビートが交錯する、唯一無二の音世界。1980年代のマリを代表するオーケストラ、Super Djata Bandが1981年に発表したアルバム『Authentique Vol. 2 Feu Vert 81-82』が大名門〈Numero〉より登場!本作では、彼らが新たにワウ・ペダルを導入し、さらに次元を超えたサウンドへと突入。トランスを誘うリズム、情熱的なギター・フレーズ、土着のパーカッションが絡み合い、6曲にわたる陶酔的なセッションを展開する。都市バマコの熱気と伝統音楽のスピリットが融合した、時代を超える傑作。伝統音楽に根ざした呪術的とも言えるようなグルーヴはまさにマリの音楽魔術!!

Annahstasia - Tether (Red Clay Vinyl LP)Annahstasia - Tether (Red Clay Vinyl LP)
Annahstasia - Tether (Red Clay Vinyl LP)drink sum wtr
¥3,653

10代で業界に見出されながらも、独立したアーティストとして自らの表現を模索し続けたAnnahstasiaが、ついに完成させたデビューアルバム『Tether』が〈drink sum wtr〉より登場!本作には、詩的なフォークを軸に、ソウルやオーケストラ要素を織り交ぜた温かみのある楽曲が並ぶ。彼女は曲をじっくりと育て、実際に歌い、生活の中でその意味を確かめながら完成させた。制作はLAのValentine Studiosで、ライブ録音を重視し、Obongjayarやaja monetといったゲストも参加。楽器編成は最小限から壮大なものまで幅広く、Annahstasiaの深みのある歌声が楽曲全体を包み込んでいる。このアルバムを“自分の声の力に目覚めた作品”と本人が語る通り、時間をかけて築き上げたサウンドが、アーティストとしての確かな自信を感じさせる、Annahstasiaの忍耐と成長の物語のマイルストーン!!

Salamanda - Sphere (LP)Salamanda - Sphere (LP)
Salamanda - Sphere (LP)PLANCHA
¥4,840

Festival de FRUEで2度の来日も盛況を博した韓国はソウルを拠点に活動しているUman Therma(Sala)とYetsuby(Manda)によるレフトフィールド・アンビエント/DJデュオ、SalamandaがMétron Recordsの姉妹レーベル、small méasuresから2021年にリリースしていた傑作アルバム『Sphere』の初アナログ化が決定。

『Sphere』は彼女たちのセカンド・アルバムにあたる作品。8曲を通じて、2人は泡、屈折する光、そして地球にインスパイアされた球状の世界を思い起こさせる。パーカッシヴな要素をふんだんに盛り込んだサウンドスケープは、アルペジオの節が霧のようなシンセや揺らめくプレートに取って代わるにつれ、広大な広場に佇む孤独な神殿のイメージを呼び起こしながら、浮き沈みする。

ミニマリストのコンセプト、調和のとれたリズム、そしてスティーヴ・ライヒの作品にインスパイアされた前衛的なエレクトロニック ミュージック。

“『Sphere』では、より多様性を探求し、想像力を刺激するために抽象的なコンセプトとイメージを思いつきました。各トラックは、私たちが見つけたり想像したりしたさまざまな種類の球体に関連しています。すべての生き物を包み込む大きな丸い惑星から、水中で踊る小さな泡、浮かぶアイデアの断片、爆発するトマト、点滅して目をくすぐる光の動きまで…または、トラックは他の人の視点ではまったく異なるタイプの球体に関するものになることもあります。『Sphere』が想像力を解き放ち、楽しい音楽の旅にあなたを連れて行ってくれることを願っています”

Moin - Belly Up (12")
Moin - Belly Up (12")AD 93
¥3,740

Vanishing Twinのドラマー、Valentina Magalettiと、ロンドンのエクペリメンタル・デュオ RaimeのTom Halstead、Joe Andrewsによる現行UK最先端トリオ、Moinの新作EP『Belly Up』が前作に引き続き〈AD93〉より登場!本作は前作『You Never End』の延長というよりは、同じ材料で新たに調理した別の料理といった趣きで、ポスト・パンクやハードコアを基盤に、今回はよりジャズ的アプローチで展開され、Valentina Magalettiの生ドラムを中心に、サックス奏者Ben Vinceの抽象的なフレーズや、詩人Sophia Al-Mariaの語りが絡み合う。構成は自由で断片的ながら、非常に緻密。『See』ではマーチングバンド風のリズムにAl-Mariaのユーモラスな語りが重なり、都会的でタイトなトラックが展開。『I'm Really Flagging』ではドラムとサックスが即興的にぶつかり合い、Magalettiのリズムが導く複雑な構成が印象的。『X.U.Y.』では前作にあったNo Wave的ファンクを再構築し、最終曲『I Don’t Know Where To Look』ではレイヴやブレイクビーツの残り香を感じさせつつ、あくまで現代的に再解釈。多様な音楽的背景を感じさせる、ジャンル横断的で鋭い一枚!

Macie Stewart - When the Distance is Blue (LP)Macie Stewart - When the Distance is Blue (LP)
Macie Stewart - When the Distance is Blue (LP)INTERNATIONAL ANTHEM RECORDING COMPANY
¥3,998

シカゴを拠点とするマルチインストゥルメンタリスト、作曲家、即興演奏家Macie Stewartのジャズとエクスペリメンタルの名門<International Anthem>からのデビュー作『When the Distance is Blue』が到着!本作は、完全インストゥルメンタルの「組曲」と銘打たれており、「私たちが合間に過ごすひとときへのラブレター」と本人が表現する、プリペアド・ピアノ、フィールド・レコーディング、弦楽四重奏曲のコラージュによって生み出される即興的で豊かなハーモニーとテクスチャー。2023年の大々的なツアーの間に空港、階段の吹き抜け、混雑した市場など場所で集められた旅のオーディオ・ジャーナルともいうべき素材のコラージュと再文脈化。さまざまな景色や風景を列車で旅することを思い起こさせるような、窓の外を通り過ぎるすべてを目の当たりにしているような印象的で映像的な作品!

Matthew Halsall & The Gondwana Orchestra - When the World Was One (2LP)Matthew Halsall & The Gondwana Orchestra - When the World Was One (2LP)
Matthew Halsall & The Gondwana Orchestra - When the World Was One (2LP)Gondwana Records
¥4,898

ジャンルにとらわれない新世代UKインディペンデント・レーベル<GondwanaRecords>の創設者であり、ワールドワイド・アワードを受賞し、MOBOにもノミネートされたトランペッター、作曲家、プロデューサー、DJであるMatthew Halsallの2014年名作『When The World Was One』がリイシュー!Jah Wobble等とのコラボレーションでも知られる日本人琴奏者Keiko Kitamuraも参加しており、アンサンブルによる天国のようなハープやきらめくピアノの和音、琴やバンスリー・フルートと、その中心に常に居続けるHalsall自身の美しく胸を締めつけるようなトランペットによるスピリチュアルな東洋寄りのサウンドは、彼のベスト盤のひとつに数えられる。

Ouzo Bazooka - Kapaim (LP)
Ouzo Bazooka - Kapaim (LP)Batov Records
¥4,128

中東サイケの旗手Ouzo Bazookaの最新作『Kapaim』が〈Batov Records〉より登場!中東の伝統音楽にソウル、ファンク、ロックのざらついた質感を掛け合わせ、トリップ感のあるギターやうねるグルーヴで陶酔の渦に巻き込む、彼らの集大成とも言える作品。今作ではBalkan Beat BoxやBoom Pamなど多彩なプロジェクトでも知られ、Selda BağcanやKutimanとの共演歴もあるベテランであり、バンドの中心人物となるUri Brauner Kinrotがソロ的なアプローチで制作を主導しており、バンドとしての強靭さを保ちつつ、より自由で開放感のあるサウンドに仕上がっている。大半がインスト曲で構成され、ベースのうねりやシンセの奇妙なフレーズ、ギターの浮遊感が心地よく絡み合う。多文化を横断するセンスが凝縮されており、多幸感と自由さに満ちた一枚!

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Madalitso Band - Ma Gitala (LP)Madalitso Band - Ma Gitala (LP)
Madalitso Band - Ma Gitala (LP)Les Disques Bongo Joe
¥2,142 ¥4,258

マラウイのデュオ、Madalitso Bandによる3作目『Ma Gitala』が〈Bongo Joe〉から登場!これまでのライブ感溢れる録音とは異なり、初めてスタジオ制作に挑戦した意欲作。それでも彼らのトレードマークである手作りのババトーン(1弦ベース)、ギター、絡み合う歌声によるシンプルかつ力強いグルーヴは健在。バンジョー音楽、クウェラ、ゴスペル、アフリカン・フォークを土台に、ミニマルながら鮮やかなアコースティック・トランスを展開し、今回の作品では重ねられたボーカルや遊び心あるパーカッション、親しい仲間たちの参加による新たな表情も加わっている。記憶の断片や日常の小さな喜びが編み込まれたような楽曲群は、彼らの音楽が単なるフォークロアではなく、今を生きる音楽であることを強く印象づける。道ばたから始まった彼らの音楽は、ステージへ、そして世界のフェスへと広がったが、底抜けの明るさと内省的な雰囲気を併せ持った本作は、そんな旅路の途中でふと立ち止まり、あらためて自分たちの原点を見つめ直したような作品のように思えてくる。

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