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Yazz Ahmed - Shinrin-Yoku (LP)Yazz Ahmed - Shinrin-Yoku (LP)
Yazz Ahmed - Shinrin-Yoku (LP)Night Time Stories
¥6,365

UKジャズシーンの天才トランペッターが、2020年に録音した楽曲群をLPリリース!Shabaka、Nala Sinephro好きも必聴、限定500枚プレス。
現代ジャズ・シーンを牽引するトランペッター、ヤズ・アハメッドによる本作は、自然界がもたらす癒しの力に焦点を当てたスピリチュアルな音楽集。終わりなき争いや分断が続く現代において、内なる平穏と人と自然とのつながりを取り戻すことを願い制作された。2020年、自宅およびデンマークやUKの盟友たちとリモートで録音された楽曲群は、静謐で広がりのあるサウンドスケープを描き出し、聴き手を深い内省へと導く。

シネマティックな音像とアンビエント的な浮遊感を備えた本作は、シャバカ・ハッチングスやテオン・クロスにも通じる先鋭的な感性を感じさせる。前作『A Paradise In The Hold』での高い評価や、Jazz FMアワード受賞、アイヴァー・ノヴェロ賞(革新部門)受賞など、その実績は折り紙付き。

世界限定500枚でリリースされる本作は、混沌とした時代に静かな光を灯す、重要な一枚となっている。

Boards of Canada - Inferno (Transparent Red Vinyl 2LP+Obi)Boards of Canada - Inferno (Transparent Red Vinyl 2LP+Obi)
Boards of Canada - Inferno (Transparent Red Vinyl 2LP+Obi)WARP
¥7,858

(数量限定レッド・トランスルーセント・ヴァイナル/16Pブックレット封入/日本語帯付き)13年の沈黙を破り、ボーズ・オブ・カナダが最新アルバム『Inferno』を発表。〈Warp Records〉より5月29日にリリースされることが明らかとなった。本作は、マイケル・サンディソンとマーカス・イオンによる音楽プロジェクト、ボーズ・オブ・カナダにとって2013年の『Tomorrow's Harvest』以来となる待望の5thアルバムとなり、18の新曲が収録される。LPは通常盤2枚組LP (ブラック・ヴァイナル) に加え、限定スペシャル・エディション2枚組LP (レッド・トランスルーセント・ヴァイナル) が発売。通常盤2枚組LPおよび限定スペシャル・エディション2枚組LPは、いずれも数量限定の日本語帯付き仕様 (解説書付)でも発売される。

Oneohtrix Point Never - Tranquilizer (2LP+Obi)Oneohtrix Point Never - Tranquilizer (2LP+Obi)
Oneohtrix Point Never - Tranquilizer (2LP+Obi)WARP
¥5,909

(数量限定/ブラック・ヴァイナル/日本語帯付き/解説書封入)現代音楽シーンにおいて、静かに、しかし圧倒的な影響力を持つワンオートリックス・ポイント・ネヴァー(以下OPN)が、アルバム『Tranquilizer』を〈Warp〉よりリリース。OPNならではの幻想的で超現実的なサウンド世界が姿を現す。
精神安定剤を意味する『Tranquilizer』の出発点は偶然の光景だった。歯医者の椅子に横たわり、歯に響く振動を受けながら、ふと見上げた蛍光灯のカバー。灰色のタイル天井に貼られた、青空とヤシの木のプリント−−安っぽい人工の楽園。その瞬間、OPNは問いかける。この世界の音とは何か。日常と非日常がかろうじて均衡を保ちながら共存する、この薄っぺらな現実の音とは。
さらに、数年前、インターネット・アーカイブから、巨大なサンプル・ライブラリがインターネットから忽然と消えた事件も創作の引き金となった。90年代から2000年代にかけての何百枚ものクラシックなサンプルCD−−シーケンス、ビート、パッド、バーチャル楽器。『サイレントヒル』から『X-ファイル』まで、数え切れない作品に陰影を与えてきた音源たちが、一瞬にして闇に呑み込まれたという出来事。それは文化の断絶、時代の記憶を繋ぐ回線が無慈悲に断ち切られるような体験だった。幸いにも、失われかけた音の断片は再び救出され、文化的アーカイブとして息を吹き返す。本作は、過去への逃避とは何を意味するのか、そしてその先に何が待っているのかを問いかけ、超現実的でディープなテクスチャーで聴く者を包み込む。
失われた音の断片をもとに、『Tranquilizer』は音の幻覚を描き出す。静謐なアンビエンスがデジタルの混沌へとねじれ、日常の質感は感情の奔流へと変容する。忘却と廃退に形づくられたレコード。現実と非現実の境界はぼやけ、サンプルはノイズへと溶け込み、夢の中で扉がきしむ音を立てる。今作のOPNは、これまで以上に没入的だ。ノスタルジーではなく、失われた音を新しい感情の器として再構築している。
アートワークは、インディアナ州を拠点とするアーティスト、アブナー・ハーシュバーガーによって描かれた絵画で、アブナーが育ったノースダコタの平原を抽象的かつ有機的に再構築している。忘れ去られた素材や農村風景に根ざしたそのビジュアルは、『Tranquilizer』のテーマである崩壊、記憶、クラフト感と呼応する。
過去20年にわたり、OPNは世界有数の実験的エレクトロニック・ミュージックのプロデューサー/作曲家としてその名を確立し、21世紀の音楽表現を刷新し続けている。初期の『Eccojams』はヴェイパーウェイヴを生み出し、『R Plus Seven』や『Garden of Delete』といった作品はデジタル時代のアンビエント/実験音楽を再定義した。さらに、サフディ兄弟の『グッド・タイム (原題:Good Time)』と『アンカット・ダイヤモンド (原題:Uncut Gems)』やソフィア・コッポラの『ブリングリング (原題:The Bling Ring)』の映画音楽を手がけ、今年最も注目を集める映画のひとつであるジョシュ・サフディ監督作『Marty Supreme』の音楽も担当。またザ・ウィークエンド、チャーリーXCX、イギー・ポップ、デヴィッド・バーン、アノーニとのコラボレーションでも知られている。

Lee "Scratch" Perry & Mouse on Mars - Spatial, No Problem. (Yellow Vinyl LP+Obi)Lee "Scratch" Perry & Mouse on Mars - Spatial, No Problem. (Yellow Vinyl LP+Obi)
Lee "Scratch" Perry & Mouse on Mars - Spatial, No Problem. (Yellow Vinyl LP+Obi)Domino
¥5,343

(数量限定/イエロー・ヴァイナル/日本語帯付き)リー・“スクラッチ”・ペリーの死後、「最後の作品」「最終プロジェクト」と銘打たれた録音は数多く世に出た。しかし、彼の正式な最終アルバムと呼ぶべき作品は、ドイツ・ベルリンでの出会いから生まれている。電子音楽の先駆者マウス・オン・マーズ(ヤン・セント・ヴェルナーとアンディ・トーマ)のスタジオで制作された『Spatial, No Problem.』は、その成果であり、ペリーが晩年に到達した創造の核心を刻んだ一作である。この共同作業で創られたアルバム『Spatial, No Problem.』が 〈DOMINO〉からリリースされる。
アルバム『Spatial,No Problem.』のオープニング曲である「Rockcurry」は、リー・スクラッチ・ペリーがベルリンで過ごした時間を如実に反映している。スタジオ・スパークスが監督を務めた「Rockcurry」のミュージックビデオは、レコーディングセッションの写真や手描きのイラスト、様々なオブジェをコラージュしたユニークな作品だ。リー“スクラッチ”ペリーとマウス・オン・マーズがスタジオで過ごした時間を、躍動感あふれるエネルギッシュな賛歌として表現している。
本作の制作経緯には、いくつもの謎がつきまとう。そもそも、なぜ彼がベルリンへ向かったのか。その理由は当時も現在も明確ではない。レーベルの関係や、過去のコラボレーションを介した人的つながりなど、いくつかの説は存在するが、決定的な説明はない。ただひとつ確かなのは、彼がそこに現れたという事実である。
2019年12月、ベルリンのスタジオに到着したペリーは、予測不能な存在そのものだった。アップセッター、スーパー・エイプ、あるいは別の人格−−どの顔を見せるのか誰にもわからない。その仮面の背後にいるレインフォード・ヒュー・ペリーは、スカからレゲエ、ダブへと至るジャマイカ音楽の進化を決定づけた革新者であり、その影響はパンクやヒップホップ、エレクトロニック・ミュージックにまで及ぶ。音と言葉を自在に操り、現実と幻想の境界を攪乱するその存在は、もはや神話的とすら言える。
一方のマウス・オン・マーズもまた、30年以上にわたり電子音楽の領域を拡張してきた実験的ユニットである。多様なコラボレーションと独創的な音響設計で知られる彼らにとって、この邂逅は必然でもあった。
ペリーは到着するや否や、スタジオ空間を自らの儀式の場へと変えていく。スーツケースから取り出した小物やイメージ、言葉を壁や機材に書きつけ、チャントし、ささやき、笑いながら音を重ねていく。言葉は解体され、同時に新たな意味を帯びる。ミュージシャンたちはその流れに身を委ね、録音はほとんど対話を介さず、直感的に進行した。
「私たちは自分たちが何をしているのか、ほとんど言葉を交わさなかった。ただ集まって作業を始めただけだ。彼はよく笑い、私たちもそれにつられて笑った。料理を作ったり、魚のスープやパパイヤを食べながらの作業だった」
このセッションで明確だったのは、彼らがレゲエを作ろうとしていなかったという点である。ペリーはレゲエの体現者であり、その影響から逃れることはできないが、本作はそれを再現するものではない。モーターリックなリズム、フリー・インプロヴィゼーション、デジタル・グリッチ、ダダ的言語感覚、そして彼が語る「機械に宿るブードゥー」が交錯し、ジャンルの境界は解体される。
その象徴的なエピソードが、「空間」をめぐるやり取りだ。空間オーディオやマルチチャンネル音響について問われたペリーは、「Spatial?問題ないさ」と笑って答えた。この言葉は、そのままアルバムのタイトルであり、制作理念でもある。音は空間に解き放たれ、構造は固定されず、常に変化し続ける。
やがて彼はスタジオを去る。スイスへ戻り、さらなる創作の噂を残しながら、最終的には“音の祖先たち”の領域へと旅立っていった。『Spatial, No Problem.』は、そのベルリンでの邂逅の痕跡であり、彼が遺した最後のメッセージでもある。
本作は単なるコラボレーションではない。空間と文化が混ざり合い、異なる時間軸が交差する中で、新たな音楽の可能性が立ち上がる瞬間を記録したドキュメントである。リー・“スクラッチ”・ペリーが最後に示したのは、ジャンルや形式を超えた自由そのものだった。

Seefeel - Sol.Hz (Clear Vinyl LP)Seefeel - Sol.Hz (Clear Vinyl LP)
Seefeel - Sol.Hz (Clear Vinyl LP)WARP
¥4,400

エイフェックス・ツインも惚れ込む逸材
エレクトロニック・ミュージックと実験的ギター・ミュージックの
交差点に位置する存在として唯一無二の存在感を放つSeefeel
15年ぶりとなる最新作をリリース!

1990年代初頭に登場し、シューゲイズ、ダブ、テクノ、アンビエントを横断する独自のサウンドで注目を集めた英国のバンド、シーフィール。デビュー作『Quique』で高い評価を獲得し、その後〈Warp Records〉と契約、同レーベルにおいて初めて“ギターを用いるアーティスト”として迎えられた存在でもある。ダンス・レーベルの文脈にありながら、サンプラーやエフェクトを駆使してギターの質感を再構築し、エレクトロニック・ミュージックと実験的ギター・ミュージックの境界を曖昧にする表現を確立した彼らが、15年ぶりとなる最新アルバムをリリース!

15年ぶりのフルレングス・アルバム『Sol.Hz』は、これまでの歩みの延長線上に位置する重要作である。霞がかったテクスチャー、断片化されたメロディ、深くうねる低音が幾層にも重なり合い、小音量ではアンビエントに近接しながら、大音量ではダブ的な音響構造が立体的に立ち現れる。Mark Cliffordによる緻密な音像設計は、時間感覚や定位感を揺さぶりつつも、冷たい実験性へと傾きすぎることはない。Sarah Peacockの加工されたヴォーカルが確かな人間的気配を宿し、処理されたギター・ループの残響の中から旋律の断片が浮かび上がる。実体と空間、形と溶解のあわいを往還するその音響体験は、Seefeelというバンドの本質をあらためて提示するものであり、彼らの現在地を鮮明に示す一作となっている。

Jodesha & Star Ride - Star Ride (7")
Jodesha & Star Ride - Star Ride (7")Athens Of The North
¥3,271

オリジナルは35万円程度で取引されている激レア7インチ。サンディエゴのアンダーグラウンド・シーンにひっそりと残された、実物が存在するのかすら怪しいと語られてきた幻のプライベートプレス、Jodesha & Star Rideの1980年作『Star Ride』がついに公式復刻。オリジナル盤はローカルレーベルからの極小プレス。Kadiga MohamedとWalda Statenの女性ヴォーカルを中心に、当時のサンディエゴのローカル・ミュージシャンたちが手作りで作り上げた一枚で、A面「Star Ride」は、軽快なギターのカッティングと、どこかコミカルで温かいヴォーカルが印象的なガレージソウル。B面「The Answer」は、よりソウルフルで、熱量の高い歌唱とシンプルなバンドアンサンブルが胸に迫る。派手さはないが、なぜか強烈に耳に残る、発掘盤ならではの喜びが詰まった7インチ。

Sugar Bear & The Sensations - What About Me Girl (7")
Sugar Bear & The Sensations - What About Me Girl (7")Athens Of The North
¥3,271

オリジナルはメガレア希少版!テキサス州ヒューストンのローカル・グループ、Sugar Bear & The Sensationsが1973年に残した唯一のシングル『What About Me Girl』がついに正規復刻。オリジナル盤は自主制作に近い極小プレスで、市場にほとんど出回らなかったため、ディープソウル・ファンの間では幻のフォーティファイブとして語り継がれてきた存在。A面「What About Me Girl」は、湿度の高いエレピと深く沈むベースがゆっくりと立ち上がり、泣きのニュアンスを含んだリードヴォーカルが重なる極上のスロウ・ディープソウル。B面 「It Won’t Be Long」は、ゴスペル的なコーラスワークが軽やかで、シンプルな構成ながら、声の表情とメロディの温かさが際立ち、街角のソウルのような親密さが漂う。ディープソウルの魅力が詰まった一枚。

East of the Valley - Blues Blood Blood Song (LP)East of the Valley - Blues Blood Blood Song (LP)
East of the Valley - Blues Blood Blood Song (LP)Death Is Not The End
¥4,854

カナダ・トロントを拠点に活動するKevin & Patrick Cahillの兄弟デュオEast of the Valley Bluesによる、アコースティック・ギターという最小限の編成でアメリカン・プリミティヴの精神を現代的に再解釈した一枚『Blood Blood Song』が、お馴染み〈Death Is Not The End〉から登場。Kevinはナイロン弦と時にプリペアド、Patrickはスチール弦を担当し、左右に振り分けられた録音が二人のギターが向かい合い、中央で出会うような立体的な音像を作り出す。音楽は、John FaheyやRobbie Bashoの系譜に連なりながらも、より抽象的で、より映像的。歴史や物語を想起させるタイトルが多く、曲ごとに異なる情景が静かに流れ込んでくる。ナイロン弦のパーカッシヴなアタックと、スチール弦の澄んだ響きが絡み合い、会話するように進むアンサンブルが核。抑制された最小限の動きの中に、深い蠢きを内包するかのような音像は、アメリカン・プリミティヴの深みに潜り込んでいくかのよう。

Devon Russell - Move on Up / Darker Than B (7")
Devon Russell - Move on Up / Darker Than B (7")333
¥3,446

ジャマイカのシンガーDevon Russellが残したCurtis Mayfieldカヴァーの中でも特に評価の高い2曲「Move On Up」と「Darker Than Blue」をカップリングした7インチが、〈Death Is Not The End〉のサブレーベル〈333〉から再発。元音源は、1993年に発表されたCurtis Mayfieldトリビュート作『Darker Than Blue』に収録されていたもので、Mayfieldへの深い敬意と、ジャマイカのシンガーとしての Russellの個性が美しく交差している。Mayfieldのソウルフルなメロディをルーツ・レゲエの呼吸で再構築した柔らかいグルーヴが魅力的な、時代を超えて愛される名カヴァー。

V.A. -  The Pain of Separation: Turkish Gazels, 1926-1935 (LP)V.A. -  The Pain of Separation: Turkish Gazels, 1926-1935 (LP)
V.A. - The Pain of Separation: Turkish Gazels, 1926-1935 (LP)Death Is Not The End
¥4,854

お馴染み〈Death Is Not The End〉による、オスマン帝国崩壊後の激動期に録音されたガゼルと呼ばれる声楽即興の貴重な記録をまとめたコンピレーショ『The Pain of Separation: Turkish Gazels, 1926–1935』。1926〜35年に残された78 回転盤から丁寧に復元された音源で、Hafız Sadettin Kaynak、Hafız Kemal Bey、Hoca Izak Algaziなど当時の名歌手たちの歌唱を収録。ガゼルは、オスマン古典音楽の伝統に根ざした旋法マカームに基づく声楽即興で、伴奏がほとんどない声だけの芸術とも言える形式。音楽は、声が空中で揺れ、舞い、泣き、祈るように響く。メリスマを多用した歌唱は、まるで声そのものが楽器のように自由に動き、息遣い・震え・間合いが音楽の流れそのものを現前している。ギリシャのアマネスやレベティコと地続きの節回しも多く、国境を越えた地中海のブルースとして聴こえる瞬間も。声の芸術が持つ深い情念と静かな祈りが刻まれたスピリチュアルな歌の数々。

Michael Gregory Jackson - Clarity (feat. Oliver Lake, David Murray & Wadada Leo Smith) (LP)Michael Gregory Jackson - Clarity (feat. Oliver Lake, David Murray & Wadada Leo Smith) (LP)
Michael Gregory Jackson - Clarity (feat. Oliver Lake, David Murray & Wadada Leo Smith) (LP)Moved By Sound
¥6,790

1977年に自主レーベルから発表された、NYロフトジャズの最重要人物たちが集結した歴史的録音であり、Michael Gregory Jacksonのデビュー作『Clarity』。22歳の若きジャクソンが、Oliver Lake、David Murray、Wadada Leo Smithという錚々たるメンバーを迎え、アコースティックギターを中心に、フォーク、フリージャズ、室内楽的アンサンブルを大胆に融合。ジャクソンの繊細なアコースティックギターが中心にありながら、そこにLakeのフルート/サックス、Murrayの太く荒々しいテナー、Wadada Leo Smithの鋭いトランペットが交錯する。静けさと緊張が総挙する、室内楽的なフリージャズといった趣で、70年代ロフトシーンの自由な空気がそのまま刻まれている。本人公認の新規リマスターで、オリジナルの音像を丁寧に磨き上げた決定版。

Zsela, Daniel Aged, Taul Katz - 4 Dreams (LP)Zsela, Daniel Aged, Taul Katz - 4 Dreams (LP)
Zsela, Daniel Aged, Taul Katz - 4 Dreams (LP)Latency
¥4,627

NY出身のシンガーZselaが、プロデューサーDaniel Aged、映画音楽作曲家Taul Katzと共に制作した新作『4 Dreams』。全4曲、約40分、「Dream 1〜4」と題された長尺の楽曲は、ストリングス、FMシンセ、ベースドローン、声のレイヤーがゆっくりと形を変えながら広がっていくもので、Zselaの声は歌というより、息、ハミング、倍音的な響きが音響の一部として扱われている。Daniel Agedのプロダクションは、Frank OceanやKelelaの作品で見せた透明感のある音像と深い低域の処理がここでも発揮され、Taul Katzのストリングスは映画音楽的な広がりを生む。その響きはどこかAlice ColtraneやDorothy Ashbyのスピリチュアルな質感とも共鳴し、アンビエントの静けさの中に柔らかい温度を与えている。静かに広がる4つの「夢」を、じっくり味わいたい一枚。

Shape of the Moon - When the land is laid bare (LP)Shape of the Moon - When the land is laid bare (LP)
Shape of the Moon - When the land is laid bare (LP)Marionette
¥5,642

カリフォルニアを拠点に活動するデュオShape of the Moonによる、詩とエレクトロアコースティック音響が緊密に結びついた音の物語『When the Land Is Laid Bare』。メンバーは、詩人・パフォーマーのBenjamin Burkeと、サウンドアーティストのBear Glass。本作の録音は、モハーヴェ砂漠の夜空の下で行われたライブと、Bear Glassが所有するオフグリッドスタジオでのセッションを中心に構成されている。音楽は、Burkeの語りが中心にありながら、モジュラーシンセ、シタール、ベース、ローズ、ベル類、サックスなどがゆっくりと地形を変えるように重なり合う。語りは単なる朗読ではなく、音と同じ呼吸で進むもうひとつの楽器として機能し、言葉が風景を描き、音がその輪郭を広げていく。耳元の語りと、砂漠の広がりを思わせる空間性が同時に存在し、近さと遠さが同じフレームに収まるような独特の感覚。静けさの中に物語が流れていく言葉と音響というアプローチを深く掘り下げた一枚。

Otomo Yoshihide's New Jazz Orchestra - Out To Lunch (LP)
Otomo Yoshihide's New Jazz Orchestra - Out To Lunch (LP)Aguirre Records
¥6,861

大友良英率いるOtomo Yoshihide’s New Jazz Orchestraが2005年に発表した『Out To Lunch』。エリック・ドルフィーの1964年の同タイトル盤を全曲リメイクした大胆なオマージュ作品で、ONJOの初期メンバーが集結し、ジャズ・オーケストラ、フリーインプロヴィゼーション、電子音響を同じステージに並べるという、当時の大友のNew Jazzコンセプトを最も鮮やかに示した作品。原曲の複雑な構造や鋭いリズムを忠実に踏まえつつ、21世紀のアンサンブルとして再構築。特筆すべきは、Sachiko Mのサイン波や中村としまるのノーインプット・ミキサーといった電子音響勢の存在で、音の隙間に微細な揺らぎやノイズが入り込み、原曲の鋭さがONJOでは都市のざわめきのような質感へと変換されている。森山大道によるジャケット写真が象徴するように、Dolphyの音楽を2000年代東京の風景に重ね合わせた再翻訳とも言えるもので、Dolphyへの敬意と、大友良英の現在進行形のジャズ観が交差する名盤。

Christian Wallumrød Ensemble - Non Sonett (LP)Christian Wallumrød Ensemble - Non Sonett (LP)
Christian Wallumrød Ensemble - Non Sonett (LP)Aspen Edities
¥5,434

ノルウェーの作曲家、ピアニストのChristian Wallumrødが率いるアンサンブルによる、北欧室内楽、ジャズ、現代音楽の境界に位置する独自の音世界『Non Sonett』。本作はWallumrødが近年取り組んできたダンス作品のための楽曲や、過去のプロジェクトで生まれた素材を再構築したもので、2024年にノルウェー国立オペラで上演されたダンス作品『Sonett Idiot』のための楽曲が複数収録されており、動きや余白といった舞台芸術的な感覚が音楽の中に息づいている。ピアノ、ハーモニウム、チェロ、トランペット、サックスなど少数の楽器が呼吸するように間合いを取りながら進む室内楽的アンサンブルで、音数は極端に少ないのに、空間の奥行きや温度が豊かに感じられ、まるで音が空気に触れて形を変えていくような繊細な感触がある。北欧の木の質感や空気の揺らぎを感じる温かい音色と現代音楽の抽象性が自然に共存した、静けさの中に豊かな表情が宿る、北欧室内楽ジャズの最前線。 

Khôra & Mas Aya - Primordial Mind (LP)Khôra & Mas Aya - Primordial Mind (LP)
Khôra & Mas Aya - Primordial Mind (LP)Marionette
¥5,642

フィールド録音と弦楽器、電子音を幽玄に編み上げるトロントの音響作家Khôraと、自身のルーツであるニカラグアの伝統的パーカッションと、瑞々しいフルート、エレクトロニクスを融合させ、現代のスピリチュアル・フォーク・アンビエントを牽引するMas Ayaによる初の共同名義アルバム『Primordial Mind』。モジュラーシンセ、パーカッション、フィールド録音を軸に、自然と精神世界の境界を描くような実験音楽的アンビエントで、鳥の声や風の音、擦過音のようなフィールド録音が、モジュラーの揺らぎや木管・フルートの生音と溶け合い、原初的で有機的なサウンドを形成している。Mas Ayaの太鼓やパーカッションは、皮の振動や空気の圧をそのまま閉じ込めたような生々しさを持ち、そのダイナミズムは、ある種のシャーマニズムや、時空をゆっくりと歪めていくようなリチュアルな感覚を強烈に孕んでいる。その上を冷徹で抽象的なKhôraの電子音が漂い、静けさと、民族音楽的な精神性、身体性が、互いを排斥することなく交互に呼吸を繰り返すよう同時に存在している。唯一無二の精神世界系アンビエント。

Intercommunal Free Dance Music Orchestra -  Vol. 2 - Concert A Prades Le Lez (LP)Intercommunal Free Dance Music Orchestra -  Vol. 2 - Concert A Prades Le Lez (LP)
Intercommunal Free Dance Music Orchestra - Vol. 2 - Concert A Prades Le Lez (LP)Souffle Continu Records
¥5,786

フランス・フリージャズの重要人物François Tusquesが率いたIntercommunal Free Dance Music Orchestraの初期代表作であり、1974年に南仏オクシタニー地方の水車小屋で行われた伝説的ライブ音源『Vol.2』。ジャズをジャンルではなく、文化が交差する場として捉えるインターコミューンという思想に則り、ニューオーリンズの祝祭性、ブルターニュの民謡、北アフリカのリズム、ストリートの行進曲、ブルースの語法、それらが一つのステージで衝突し、混ざり合う。Jo MakaやMichel Marreのサックス、Winklerのトロンボーンが作る荒々しくも祝祭的なホーンのうねり。そこにパーカッショニストGuemの強靭なビートが加わり、自由度の高い即興でありながら、身体が自然と動き出す踊れるフリージャズが展開される。Tusquesのピアノは、ブルース、ミニマル、ストライドを自在に横断し、混沌の中に一本の軸を通している。真の意味で越境的な、歴史的ライブ録音。

Intercommunal Free Dance Music Orchestra -  Vol. 1 - Concert A Prades Le Lez (LP)Intercommunal Free Dance Music Orchestra -  Vol. 1 - Concert A Prades Le Lez (LP)
Intercommunal Free Dance Music Orchestra - Vol. 1 - Concert A Prades Le Lez (LP)Souffle Continu Records
¥5,786

フランス・フリージャズの重要人物François Tusquesが率いたIntercommunal Free Dance Music Orchestraの初期代表作であり、1971年に南仏Prades‑Le‑Lezの水車小屋で録音された伝説的ライブ音源。ジャズをジャンルではなく、文化が交差する場として捉えるインターコミューンという思想に則り、ニューオーリンズの祝祭性、ブルターニュの民謡、北アフリカのリズム、ストリートの行進曲、ブルースの語法、それらが一つのステージで衝突し、混ざり合う。Jo MakaやMichel Marreのサックス、Winklerのトロンボーンが作る荒々しくも祝祭的なホーンのうねり。そこにパーカッショニストGuemの強靭なビートが加わり、自由度の高い即興でありながら、身体が自然と動き出す踊れるフリージャズが展開される。Tusquesのピアノは、ブルース、ミニマル、ストライドを自在に横断し、混沌の中に一本の軸を通している。真の意味で越境的な、歴史的ライブ録音。

Yuri Suzuki - BLESS THIS ACID HOUSE (Yellow Vinyl 2LP)Yuri Suzuki - BLESS THIS ACID HOUSE (Yellow Vinyl 2LP)
Yuri Suzuki - BLESS THIS ACID HOUSE (Yellow Vinyl 2LP)abend kollektiv
¥6,500

MoMAパーマネントコレクション収蔵、Rolandとの共同制作、Pentagram Londonパートナー就任など、サウンドアートとデザインの分野で国際的に活動する、Yuri Suzukiによる最新作『Bless This Acid House』。約6年ぶりとなるアルバム作品が、〈abend kollektiv〉の限定2LPとして登場。
長年にわたり音そのものの知覚や空間性を探究してきたYuri Suzukiが、アシッド・ハウスの沼にひたすら深く潜り込み、TB-303のベースラインを軸に、オールドスクールなアシッドの快楽を宿しながらも、どこか建築的な視座を感じさせる緻密な音響感覚を共存させた、アシッド・ハウスへの愛情と実験精神が結実した一枚。マスタリングは名工Rashad Becker、ヴァイナルオンリーの限定200部カラー・ヴァイナル仕様。

Damos Room - All Shall Go (LP)Damos Room - All Shall Go (LP)
Damos Room - All Shall Go (LP)LONG GONE RECORDS
¥4,764

ジャイルス・ピーターソンやデニス・ボーヴェルも注目する、UKブライトンのレフトフィールド・ユニットDamos Roomによる『All Shall Go』。本作は、ビートやメロディを前面に押し出すのではなく、重み・残響・空白・腐食した質感といったダブの残骸だけを抽出したような音響作品で、声は言葉としてではなく、息や影のように漂い、金属的なノイズや湿った残響が空間をじわじわと侵食していく。音が消えた後の気配だけで世界を組み立てるような、極端にストイックな作りは、静かで、荒んでいて、しかしどこか祈りのような気配をまとっている。現行レフトフィールド・シーンの核心に触れる。

MAGMA - Kobaïa (Remastered) (2LP)
MAGMA - Kobaïa (Remastered) (2LP)Gm Editions
¥8,654

フランス前衛ロックの巨星MAGMAが1970年に発表したデビュー作『Kobaïa』が再発。ドラマー/作曲家Christian Vanderが創造した惑星コバイアを舞台にした壮大なSF神話の第一章であり、後にZeuhlと呼ばれる唯一無二の音楽スタイルの原点となる歴史的作品。ジャズロックの熱量、現代音楽的な構築美、スピリチュアルな高揚感、そして人工言語コバイアン語による呪術的なヴォーカルが渾然一体となり、ロックの枠を軽々と超えるスケールの音世界を生み出している。アコースティック楽器の比重が高い初期MAGMAならではの生々しいアンサンブルが、宇宙的な物語性と結びつき、音楽そのものがSF叙事詩を語るような熱量の塊と言うべき一枚。最新リマスターによってオリジナルのダイナミズムを保ちながらもクリアな音像で再構築され、70年録音とは思えない鮮烈さでMAGMAの創造力を体感できる仕上がりとなっている。ロック史に残る孤高の独立峰。

Vladislav Delay Quintet - vd5 (LP)Vladislav Delay Quintet - vd5 (LP)
Vladislav Delay Quintet - vd5 (LP)We Jazz Records
¥4,987

電子音響・ダブ・実験音楽の領域で常に革新的な作品を生み出してきたVladislav Delayが、アコースティック編成のクインテットという新たなフォーマットで提示する最新作。トロンボーンやクラリネットのロングトーン、ベースのうねり、パーカッションの粒立ちが混ざり合い、アコースティックでありながら、Delayの電子音楽的美学がそのまま転写されたような音響空間が広がる。リズムは明確な拍を刻むのではなく、ゆっくりと膨らんだり収縮したりしながら、音の流れそのものを形づくる。旋律は断片的に現れては消え、和声は背景として漂うだけで、曲の構造は常に変化し続ける。ジャズの即興性と、現代音楽のテクスチャー感覚、そしてDelayの持つ時間操作のセンスが、アコースティックの身体性と結びついた、電子音楽の革新者が、アコースティックのクインテットという制約の中で、逆に自由度の高い音楽を生み出してしまった、驚きに満ちた作品。

Old Saw - The Wringing Cloth (2LP)
Old Saw - The Wringing Cloth (2LP)Lobby Art Editions
¥6,597

人気作!ヴァーモントのマルチ奏者 Henry Birdsey を中心とする Old Saw による、牧歌的でありながら、どこか荒涼としたニューイングランドの風景や記憶を音に染み込ませたような、静謐で深い余韻を持つ2枚組アルバム『The Wringing Cloth』。〈Mississippi records〉の現オーナーが運営する〈Lobby Art〉からのリリースで、1stプレス即完売となった傑作の2ndプレスが入荷。ナイロン弦ギター、バンジョー、フィドル、ペダルスティール、リードオルガンなどのアコースティック楽器が、アンビエントやドローンの持続音と溶け合い、カントリーのような素朴さと実験音響の抽象性が同時に立ち上がる。アコースティック楽器の温度感と、テープ録音による温かい質感や微細なノイズが、静かで感傷的、そしてどこか神秘的な没入世界を作り上げている。

Horace Andy - Dance Hall Style (LP)
Horace Andy - Dance Hall Style (LP)Wackies
¥5,258

2026年リプレス!ジャマイカを代表するシンガーHorace Andyが、NYブロンクスの〈Wackie’s〉に滞在して録音した1982年作『Dance Hall Style』。プロデュースはもちろんLloyd “Bullwackie” Barnesで、ジャマイカ本国のダンスホールとは異なる、NYの地下的な深い残響と霧のようなダブ処理が全編を包む、レーベルのカタログの中でも屈指の名盤。「Money Money」「Lonely Woman」「Cuss Cuss」など名曲揃いで、特に「Spying Glass」は後にMassive Attackが再構築した重要曲としても知られる。各曲は ヴォーカルからそのままダブへ流れ込む ショーケース形式で、Horace Andyの浮遊感ある声が深いエコーに溶けていく。Horace Andyと〈Wackie’s〉の組み合わせが生んだ、孤独と温かさが同居する、暗く、深く、そして美しい唯一無二の名盤。

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