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当店でも大人気、「シネマティック・ソウル」とも評される独自の音楽性で知られるニューヨーク拠点のインストゥルメンタル・ファンク/ソウル・バンドであり、人気レーベル〈Big Crown Records〉の代表的な存在ことEl Michels Affairの、坂本慎太郎氏も参加した最新アルバムのインスト版が登場!ファンク/ソウルを軸にしながら、都会的でブリージンな空気感、そよ風のような軽やかさをまとったインディ・ポップ・ソウルが花開く極上の一枚。真夏の街角に寄り添う、瑞々しいサウンドスケープと時代を越える音楽的洗練があります。
RSD2026限定リリース。音楽と言葉を通じてコミュニティや社会との関係性を問い続けてきたロンドンを拠点に活動するサックス奏者/シンガー/詩人のAlabaster DePlume。作品やライブでは「人々に今、何が必要なのか」という問いを投げかけ、癒しや尊厳、自律といったテーマを探求している。
今回のRSD限定LPには、2025年作『A Blade Because A Blade Is Whole』の世界観を補完するインストゥルメンタルEP『Dear Children of Our Children, I Knew: Epilogue』と、2024年にパレスチナで録音されたEP『Cremisan: Prologue to A Blade』が収録され、文字通り“プロローグ”と“エピローグ”としてアルバムの物語を挟み込む構成となっている。
西岸地区の日常や子どもたちの声のフィールド録音なども織り交ぜながら、演奏にはShahzad Ismaily(b)とTcheser Holmes(dr)が参加。ツアーで培われた即興的なアンサンブルが生む静かな緊張感と温かな余韻が、DePlumeの思想と深く結びついた作品となっている。

RSD2026限定リリース。フライング・ロータスの革新的なプロダクションの原点、シーンに衝撃を与えたデビュー作が20周年を記念し〈Brainfeeder〉よりリマスター再発!!エンボス加工のゴールド・メタリック・スリーブに収められた、ゴールド・スプラッター・ヴァイナルの超豪華仕様!!
各メディアが賛否を交えつつも強烈な個性を打ち出した、フライング・ロータスの衝撃的デビュー作が待望のリマスター再発!!本作は自身の生まれ年にちなんだ作品名となっており、オリジナル盤は2006年に〈Plug Research〉から発売された。中古市場では高騰していた作品であり、自身が主催する〈Brainfeeder〉からの再発は、ファン待望のリリースといえる。
ジャズからジャパニーズ・シンセポップ、アフロ・キューバン・リズム、歪んだゲームサウンドまでを大胆に継ぎ合わせた音像は、単なるインスト・ヒップホップの枠を軽々と突破。温かく有機的でありながら、円環的に構築されたビートは中毒性抜群で、聴くほどに深みを増していく。
マッドリブ的ジャジー感覚、J・ディラ譲りのダスティなグルーヴ、さらにサイケデリックなテクスチャーが融合したそのサウンドは、“コズミック・アンダーグラウンド・ヒップホップ”と称されるにふさわしい完成度を誇る。後の傑作群へと連なる美学をすでに提示した、後のキャリアにつながる記念碑的一枚。
本リリースに際してはダディ・ケヴがリマスターを手がけ、エンボス加工を施したゴールド・メタリック・スリーブに収められたゴールド・スプラッター・ヴァイナルの豪華仕様となっている。
Flying Lotus
この20年にわたり、ロサンゼルス出身のフライング・ロータスは、21世紀の音楽を形作り、影響を与え続けてきた。LAで育った彼は、アリス・コルトレーンやマリリン・マクロード (Marilyn McLeod)といった音楽界の伝説を家族に持つ、豊かな芸術的環境に身を置きながら成長し、ビートメイキングからアニメまで幅広い興味を育んだ。2000年代後半には、ジャズ、ヒップホップ、そして未来的で捉えどころのない要素を融合させるその才能によって、LAの名門シーン"Low End Theory"をはじめとする音楽界で確固たる地位を築いた。
〈Warp Records〉から発表された作品群にはデヴィッド・リンチやエリカ・バドゥらが参加し、ケンドリック・ラマーの歴史的作品『To Pimp A Butterfly』にもプロデューサーとして関わっている。また自身も〈Warp Records〉に所属する一方で、レーベル〈Brainfeeder〉を設立し、サンダーキャット、ジョージ・クリントン、カマシ・ワシントン、ハイエイタス・カイヨーテといったグラミー級アーティストの作品を世に送り出してきた。
音楽だけでなくビジュアル面でも高く評価されるフライング・ロータスは、精巧な映像投影や3Dアニメーション、前衛的なライティングを駆使したライブパフォーマンスでも知られる。そのビジョンは映像作品にも及び、近年では活動の幅をさらに拡張。ホラー・アンソロジー『V/H/S 99』では一編の脚本・監督・音楽を担当し、アーロン・ポールとエイザ・ゴンザレス主演の映画『Ash』では監督兼作曲を務めた。さらにNetflixアニメ『Yasuke』の音楽制作・エグゼクティブプロデュースや、Appleのマジック・ジョンソンのドキュメンタリー『They Call Me Magic』のテーマ曲も手がけている。
2024年秋には、ハウス志向のEP『Spirit Box』をサプライズで発表。ジャンルや表現手法に縛られないその姿勢は、彼がいかに予測不能で多才なクリエイターであるかを改めて示している。
ベルギーのコンセプチュアル・アーティスト、マルセル・ブロタースが1970年に私設美術館Musée d’Art Moderne, Département des Aiglesで録音、初めて作品として出版・流通した1995年の限定50部CDも高値で取引されている、伝説的音声作品が片面プレスLPとして復刻。現代美術の潮流や市場について等難解な質問に、猫が「ミャオ」とだけ返す。ブロタースの落ち着いた声と、猫の気まぐれなミャオだけで構成される極端にミニマルな音響は、美術館の広い空間の中に響く残響のように乾いていて、静かで、妙にユーモラス。猫の返答は意味を持たないはずなのに、繰り返し聴くと意味があるように聞こえてくる不思議さと、美術界の会話そのものが実は猫のミャオと大差ないのではないかというシンプルゆえに鋭い皮肉、ユーモアが同居するブロタースの核心をそのまま封じ込めた一作。
デンマーク初の本格パンクとして神話化されるSODSの1979〜80年のライブ3公演と、1978年の超ロウなリハーサル音源をまとめた決定的アーカイブ。「Minutes to Go」期の野蛮な初期衝動から、「Under en Sort Sol」へ向かう暗くアヴァンギャルドな変態期まで、バンドの急激な進化がそのまま刻まれてた内容で、A〜C面は、当時の小さなデンマークの会場で録られた荒々しく、息つく間もないライブ録音を時系列で収録。テンポは走り、ギターはチューニングすら危うく、ボーカルは半ば叫び声というスタジオ盤以上に危険でむき出しのパンク。D面の1978年のリハーサルは、録音は極端にプリミティブで、録るつもりがなかった音がそのまま残ったような原初の衝動が支配する。デンマーク・パンク史の核心を捉えた歴史的ドキュメント。
メキシコ出身のサウンドアーティストMario de Vegaが、ポンピドゥー・センターの委託を受けて行った、世界各地から収集した笛を用いたパフォーマンス作品『El Llamado (Der Aufruf)』。A面にはスタジオで再構成された23分のアレンジ、B面にはフランスの村で行われた屋外アクティベーションを収録。大きさ、素材、文化背景の異なる笛が、合図、祈り、警告、遊びといった多様な意味を帯びながら鳴り響き、息の圧力・摩擦・破裂音まで露わにする原初的なサウンドが展開。無数の笛が重層的に響き合い、人間の呼吸が純粋な信号へと変換されるプロセスを冷徹に描写している。スタジオ録音の精密な配置と、屋外録音の風や反響、環境音がスタジオの文脈を鮮やかに破壊するドキュメント性の対比が、作品のコンセプトを立体的に浮かび上がらせる。整ったハーモニーではなく、世界中の小さな声が同時に発せられるような雑多な調和が魅力的。

ベルリン拠点のアーティストdj echotreeが、フィールド録音、スポークンワード、ジャズの断片、ノイズ実験を縫い合わせた霊的コラージュ作品『These Rays of Sun which illuminated the Darkness of my Body and my Mind left Room for subjective Interpretations on the Exile that is Life』。音楽作品というよりも、発掘と本能によって形作られた唯一無二の工芸品のような作品で、フィールド録音、スポークン・ワード、そして浮遊するジャズの断片を、MPCの確かな鼓動が繋ぎ合わせていく。そこにあるのは、洗練や加工を拒絶し、徹底して人の手の感触を残そうとするストイックな表現。わずか24時間の没入の中で記録されたという本作は、サン・ラ直系のスピリチュアル・ジャズの芳香を漂わせながらも、極めてローファイな質感と実在感に貫かれている。片面のみにプレスされ、裏面にはアーティスト本人の手書きメモだけが添えられた意図的な余白が広がるなど、フィジカル・オブジェとしての徹底したこだわりを感じさせる、最初から最後まで丸ごと体験されるべき静かなる捧げもの。
フィンランド、オランダを拠点に活動、Mohlao名義でのダブ・テクノや、VC-118A名義でのエレクトロなど、多岐にわたる実験音響プロジェクトを展開している才人Samuel van DijkによるプロジェクトMulticast Dynamicsが、名門〈Astral Industries〉に帰還して放つ最新作『Circles』。A面「Circle One」、B面「Circle Two」の長尺2曲による構成で、深層意識へ沈み込むような深いサウンドを描き出す。透明なドローンがゆっくりと揺らめく静謐な前半から、洞窟の奥へ進むような低音の脈動と暗い残響が広がる後半へ。音数は極端に少ないのに、風景が変化し続けるようなシネマティックな音響空間で、長尺でも緊張感が途切れない〈Astral Industries〉らしい音の旅の感覚。深い意識へと潜る、終わりなき音の円環!
ルーツ・レゲエの若き天才Hugh Mundellが、1983年に録音、1987年頃にひっそりとリリースされ、長らく入手困難だった隠れた名盤『Arise』が正規リマスター再発。演奏には、The Wailersの中心人物、Aston “Family Man” BarrettとCarlton Barrettがリズム隊として参加し、重心の低いベースと跳ねるドラムが生み出す80年代初頭ジャマイカの王道ルーツ・グルーヴが全編を貫く。ミックスはDennis Bovellがパリで担当しており、透明感のある音像と深い空気感が、Mundellのスピリチュアルな歌声をより際立たせている。ラスタの精神性と社会的メッセージが込められた楽曲が並び、彼の成熟した表現力が静かに、強く響く。1983年に悲劇的な最期を迎える直前の録音という背景もあり、遺作的な重みと深い祈りが同居する一枚。
RSD2026限定盤!1984年にわずか一度だけ自主リリースされ、長らく幻のUKダブ名盤として語り継がれてきたAddis Rockers『Warriors』が初の正規リイシュー。ロンドンのAddis Ababa Studioを拠点に活動したプロデューサー/マルチ奏者Tony Addisが中心となり、当時のUKアンダーグラウンドで育まれた重厚で黒いダブ・サウンドをそのままパッケージ。深く沈み込むベース、鋭いエコー、そしてホーンが描く哀愁が交錯し、ジャマイカ本国とも異なるUKダブ独自の荒々しさが際立つ。ミニマルで催眠的なリズムがじわじわと高揚感を生む、サウンドシステム文化の熱気をそのまま閉じ込めたような内容。80sUKダブの核心に触れられる一枚。
70年代フォーク、ジャズの秘宝として再評価が進むシンガーソングライター、Gary Marksのキャリアを総括するアーカイブ作品『Crossroads』。1970年代から現在までの楽曲を年代順に収録し、未発表音源を含む全14曲で構成された初の本格的アンソロジーで、アコースティックギターの柔らかな響きに、John Scofield、Paul McCandless、David Samuelsら名手が参加し、フォークの素朴さとジャズの洗練が自然に溶け合うサウンドは、まるで70年代ECMの空気を思わせる透明感。政治的自由、環境保護、個人の生き方など、Gary Marksが長年書き続けてきたテーマが一貫して流れ、穏やかな音像の中に強いメッセージ性が宿る。時代に流されることのない誠実な歌声と、名手たちが編み上げる繊細な即興演奏が一つに溶け合った、半世紀に及ぶ彼の旅路を祝福するような、至極の一枚。
RSD2026限定盤!ジャマイカのシンガー/プロデューサーEnos McLeodが1983年に〈Soul Beat〉に残した、知る人ぞ知るレア・ルーツ名盤『Moods Of A Genius』が初の正規アナログ復刻。録音はJoe Gibbs Studioで、バックを固めるのはSly & Robbie、Chinna Smith、Winston Wrightら、80年代初頭のジャマイカを代表する豪華セッション陣。深く沈むワン・ドロップ、湿度を帯びたオルガン、そしてMcLeodの素朴で温かい歌声が重なり、ルーツからアーリーダンスホールへ移行する時代の空気がそのまま刻まれている。「Wicked Babylon」「Hijacking」などの社会的メッセージを含む曲から、「I Will Forgive You」「I'm Just A Man」のような人間味あふれるメロウ・チューンまで、生活感とスピリチュアリティが同居する独特のムードが魅力。素朴なメロディと豪華な演奏陣の対比がなんとも言えない魅力を醸し出す、唯一無二のアルバム。
RSD2026限定盤!Public Image Ltd.脱退後、独自のダブ/ポストパンク路線を切り開いたJah Wobbleの初期ソロ期をまとめたアーカイブ作品。1983〜1986年に自身の〈LAGO Records〉から発表した12インチ音源を中心に構成された、Wobbleサウンドの原点を一望できる重要コンピ。深く沈み込むベースラインを軸に、エコー、パーカッション、シンセが浮遊するダブの構築美。そこにポストパンクの硬質なビート感と、中東〜アジアの旋律を思わせる民族的なフレーズが交差し、都市と砂漠が同居するような独特のサウンドを生み出している。後のInvaders of the Heart名義へとつながるグローバル・ビート、ダブ・フュージョンの萌芽がすでに明確で、12インチ文化特有のロングミックスやバージョン違いも多く、じわじわと変化していく反復の醍醐味が味わえる一枚。
デトロイト・ジャズの重鎮Wendell Harrisonが、スピリチュアル・ジャズの巨星Pharoah Sandersに捧げた2025年の特別公演を収録した RSD限定ライブ盤。舞台はDetroit Institute of Arts、Concert of Colorsフェスティバルの一環として行われ、後にPBSでも放送された評価の高いステージで、演奏には、Harrisonと深い関係を持つTribe Collectiveの流れを汲むデトロイトの精鋭ミュージシャンが集結。「The Creator Has a Master Plan」「Thembi」「Love Is Everywhere」など、Pharoahの代表曲を中心に、祈りのようなスピリチュアル性とアフロ・ジャズの躍動感が濃密に渦を巻く。Harrisonのテナーは深く、温かく、時に荒々しく、Pharoahの精神性を現代のデトロイト・ジャズとして再解釈している。追悼であり、継承であり、未来への橋渡しでもある特別なライブ。
RSD2026限定盤!デトロイトの名門〈Westbound Records〉のカタログをRSDがキュレーションする人気シリーズ第3弾では、その魅力をシングルという切り口で掘り下げる。Funkadelic、Detroit Emeraldsといった看板アーティストから、Robert Lowe、Houston Outlawsなどのレア・ファンクまで、45回転シングル音源を中心に厳選した全11曲を収録。〈Westbound〉らしいサイケデリックで荒々しいファンク、泥臭くもタイトなソウル、即効性の高いグルーヴが満載。名曲とカルト曲が絶妙なバランスで並び、Funkadelic周辺のサイケ・ファンクから、知られざるデトロイト産ソウルまで、70年代デトロイトの熱気、雑多さ、エネルギーをそのままパッケージしたような内容で、〈Westbound〉の深いカタログを知る入口としても最適な一枚。
RSD2026限定盤!1982年、アメリカ西海岸。ハードコア史の伝説が最も危険だった瞬間をそのまま封じ込めたライブ音源。ワシントンD.C.の地下シーンから全米へ飛び出したばかりのBad Brains初期の爆発的エネルギーを記録しており、セットリストは「I」「Supertouch/Shitfit」「Pay to Cum」「Right Brigade」「Banned in D.C.」など、初期代表曲が怒涛のテンションで連発。HRの鋭いシャウト、Dr. Knowの暴風のようなギター、Darryl Jenifer & Earl Hudsonの異常なタイトさを誇るリズム隊。速い・荒い・上手いが極限まで突き詰められた初期ハードコアの極点。さらに、ハードコアの嵐の中に突然差し込まれるレゲエ・パートがコントラストを生み、Bad Brainsだけが持つ二面性とスピリチュアリティがライブでより鮮明に。音質はクリアではないが、むしろそれが汗と熱気と混沌が渦巻く1982年の現場をリアルに伝えてくれる、Bad Brainsの本当の凄さに満ちた一枚。
RSD2026限定盤!ニューヨーク発、サイケ・ソウルからシネマティック・ファンクを横断する多人数バンドGhost Funk Orchestraが、2025年のヨーロッパ初ツアーからワルシャワとアムステルダムの2公演を収録した公式ライブ盤。スタジオでは緻密なアレンジが魅力の彼らだが、ライブではホーン、女性ボーカル、ギター、リズム隊が渦のように絡み合い、より黒く、より荒々しく、よりサイケデリックなグルーヴへと変貌。「Evil Minds」「Blockhead」「Fuzzy Logic」など人気曲がスタジオ版を超える熱量で展開され、70年代ソウル・ジャズ〜映画音楽の影響を現代的にアップデートした濃密な音の壁が迫ってくる。録音状態もよくジャンルを越境する バンドの真価を生々しく味わえる一枚。
Buddha Machineを深く探求したMonolake名義でも知られるRobert HenkeによるオリジナルはCDの2006年作『Layering Buddha』が〈Astral Industries〉より2LP仕様で再発!Buddha Machineは中国の電子音楽デュオFM3が2005年に発表したお経や仏教音楽を流すための装置を元にしたループ再生専用の小型音楽プレーヤーで、Brian Enoが50台まとめ買いしたことでも知られている。Buddha Machineに内蔵された9種類の短いループは、製造誤差によって個体ごとに音質・ピッチ・ループ長が微妙に異なり、このゆらぎを複数台同時に鳴らし、空間に配置。ローファイな再生回路がもたらすざらついた質感と、複数のループが干渉し合うことで生まれる複雑な倍音構造が印象的で、テクスチャーそのものに焦点を当てたHenke自身のキャリアの中でも独自の位置を占める実験的名盤。
ブラック・アーク黄金期の1977〜79年に制作された長尺ディスコミックス6曲を公式にまとめた〈Studio 16〉の人気シリーズ第5弾『Disco Devil Vol. 5 (6 More Classic Discomixes From The Black Ark Studio 1977–9) 』。Lee “Scratch” Perryが最も創造性と狂気を爆発させていた時期のブラック・アークの魔術的サウンドをそのまま封じ込めた決定的コンピ。オリジナル12インチが入手困難な音源を中心に、7インチ音源から再構築した特別編集版も含む貴重な内容。収録曲には Junior Murvin「Cross Over」「Memories」、Twin Roots「Know Love」、Watty Burnett「Rainy Night In Portland」など、Black Arkを象徴する名演が揃う。煙のように立ち上るエコー、ざらついた質感、湿度を帯びた残響が絡み合い、スタジオそのものが呼吸しているかのような独特の音響空間を生み出す。ブラック・アーク期の魔術を生々しく体験できるクラシック中のクラシック。
ブラック・アーク黄金期の1977〜79年に制作された長尺ディスコミックス6曲を公式にまとめた〈Studio 16〉の人気シリーズ第4弾『6 More Classic Discomixes From The Black Ark Studio 1977–9』。Lee “Scratch” Perryが最も創造性と狂気を爆発させていた時期のブラック・アークの魔術的サウンドをそのまま封じ込めた決定的コンピ。オリジナル12インチが入手困難な音源を中心に、7インチ音源から再構築した特別編集版も含む貴重な内容。収録曲には Augustus Pablo「Vibrate Onn」、Junior Murvin「Tedious」、Raphael Green & Dr. Alimantado「Rasta Train」など、Black Arkを象徴する名演がずらり。湿煙のように立ち上るエコー、ざらついた質感、湿度を帯びた残響が絡み合い、スタジオそのものが呼吸しているかのような独特の音響空間を生み出す。シリーズの中でも特に濃度の高い巻として評価される一枚で、ブラック・アーク期の魔術が濃密に味わえるクラシック中のクラシック。
カナダ・ホワイトホースを拠点に活動するLevi BruceのプロジェクトUnknown Mobileが、〈Pacific Rhythm〉へ約5年ぶりに帰還して届けた最新作『Field Work』。本作は2025年の冬から春にかけて世界各地で採取したフィールド録音を軸に構成されており、ポルトガル、スウェーデン、アラスカ、カリフォルニア、ベルリン、そして彼の地元ユーコン準州の自然音や街の気配が、まるで旅の断片のように楽曲へ溶け込んでいる。透明なピアノのフレーズ、繊細な電子音、微細なノイズが層を成し、静かに揺れる水面のようなサウンドスケープを描く。各曲には録音場所の 緯度・経度 が記され、アルバム全体が音の地図として機能するユニークな構造。派手な展開はないが、音の細部が常に変化し続け、聴き入るほどにゆっくりと風景の中へ沈んでいく。夜明け前の静けさ、雪解けの匂い、遠くの街のざわめき。そんな時間の流れまで感じさせる、静かで深い旅の音日記。

ノルウェーのアコースティック即興カルテットOkerが、完全即興にフォーカスした3作目『aerial』。トランペット、アコースティックギター、ダブルベース、パーカッションという生楽器のみで構成されながら、音は演奏というより現象として立ち上がり、絶えず形を変えていく。収録は20分超の「Equinoctial Tide」と「Crepuscular Rays」の2曲で、タイトルが示す通り、光や風、薄明、潮の満ち引きといった自然現象の振る舞いを音で再現するようなアプローチが特徴で、微細な擦過音、息のノイズ、持続音がゆっくりと重なりながら、環境音と音楽の境界を曖昧にしていく。即興でありながら自然の運動を思わせる有機的な流れが全編を貫く、音がどこまで自然に接近できるかを試みるかのような一枚。

Gorillazのキーボーディストとしても知られるロンドンのマルチ奏者Jesse Hackettが、原点であるピアノへ回帰した最新作『Nocturnes』。SatieやRavel、Messiaen、Bill Evansなど、深夜に聴き返した音楽からの影響をベースに、ピアノを中心としたメランコリックな楽曲が展開。Finn Petersのサックス/フルート、Akira Umedaのエレクトロニクスが淡く溶け込み、雨に濡れた路地裏のジャズと、ゴシックな室内楽が交差する独特の世界観を形づくる。「Nosferatu」「Chainca Shadow」など、どこか不穏な空気もあり、全13曲がまるで夜の短編集のように流れていく。ロンドンのボヘミアンなバーで過ごした記憶や、人生の転換期に抱えた心の影がそのまま音に刻まれた、個人的な作品。
Wanda Feliciaのデビュー作『Now Is The Time』から現行ソウルの魅力を凝縮したダブルサイダーが7インチで登場!アナログ録音の温かい質感と、Cold Diamond & Minkによる70年代ソウルを思わせる深いグルーヴが、Wanda の柔らかく芯のある歌声をしっかりと支えている。A面「Reflections Of Love」は、レイドバックしたファンクの上を軽やかに漂うミッドテンポ・ソウルで、恋の余韻を静かに見つめるようなメロウさが心地よい。一方、B面「All In The Game」はスロウで情感豊かなバラードで、夜の静けさに寄り添うような落ち着いた歌唱にWandaの表現力の幅を感じる一曲。
