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Chabaphrai Namwai & Banyen Rakkaen - Lam Phloen Songthaew Fanclub (7")
Chabaphrai Namwai & Banyen Rakkaen - Lam Phloen Songthaew Fanclub (7")Em Records
¥1,100
エム+Soi48のタイ音楽アーカイブ・シリーズ最新作は、発売を控えるスリン・パークシリ先生のモーラム仕事集(シリーズ史上最高傑作を宣言)からのシングル・カット……ではなく、その前祝いに投下するアルバム未収/シングルオンリーのモーラム爆弾。モーラム好きなら黙って一曲勝負の片面7インチ。

タイ好きなら身を乗り出してしまう題名「ラム・プルーン ソンテウ愛好会」は、70年代~80年代で最も優れたメジャー興業モーラムのひとりだったチャバープライ・ナームワイとモーラム女王、バーンイェン・ラーケンのデュオというそれ自体キラーな組み合わせの希少録音で更に未CD化。今回が初の再発となる。本作は、常に<音楽面>の面白さを追求した発明家的プロデューサー、スリン・パークシリ先生が80年代初頭、自身のティッソー・ラム・プルーン楽団で行った一連の録音セッションのハイライトのひとつであり、ラム・プルーンものの特上品だ(その他のキラー曲はごっそりコンピレーションに収録)。ベースギターがブンブンうなるこのティッソー・ラム・プルーン楽団のエレクトリック・トラックに、チャバープライとバーンイェンのマイクを奪い合うようなモーラム・バトルが展開するチューン。「タクシー!タクシー!」とタクシー運ちゃんを容赦なく煽るモーラム姐さん達のこの熱いラムを一発かければディスコは爆発することだろう。

VINYL用マスターとカッティングはベルリンD&Mスタジオの古参エンジニア( レゲエ関係のスペシャリスト) のグッドジョブで音質保証。

+ 二つ折りスリーブ封入
+ スリン・パークシリ先生のゴム判押印
+ 日本語・英語訳詩掲載
Vashti Bunyan - Heartleap (LP)
Vashti Bunyan - Heartleap (LP)Dicristina Stair Builders
¥2,385
ブリティッシュ・フォーク神話の女神、Vashti Bunyanが初のセルフ・プロデュースにして最終アルバム。
前作Lookafteringからは9年ぶり。自身が好む1人で録音していた時期、マスターピースの"Just Another Diamond Day"発表以前の状態に立ち返ろうと、ほとんどの作業を彼女自身で担当して制作。そのためこれだけの制作年月が必要だったようですが、やはりVashti Bunyan。出てくる音全てがVashti Bunyan。暖かい歌声と詩の世界、それを詰め込んだ演奏の素朴さはこの人の他誰も生み出せない結晶です...アートワークはその前作Lookafteringに続いて娘のWhyn Lewisが制作。Lookafteringとは対になっているとの事です。
Alexandra Atnif - Rhythmic Brutalism Vol.2 (LP)
Alexandra Atnif - Rhythmic Brutalism Vol.2 (LP)Em Records
¥2,420
ポスト・プルリアント? EG?? ムスリムガーゼの再来??? 現役最強のリズミック・ノイズ/ドラムンノイズ・テクノ女子、衝撃のアレキサンドラ・アトニフ第一集!

80sノイズ/インダストリアル・ミュージック黄金期のリスナーから昨今のエクスペリメンタル・テクノ・フリークまで魅了。ルーマニア出身で現在はLAを拠点とする女性音楽家アレキサンドラ・アトニフは、東西冷戦時代に一世を風靡した建築様式「ブルータリズム」にインスパイアされた音楽「リズミック・ブルータリズム」を提唱。

彼女はヴィンテージなシンセサイザーや高額な機材を一切使わず、フリーウェアを駆使して正に剥き出しのコンクリートのごときビートを放出。その装飾を削ぎ落としたトラック群はエスプレンドー・ジオメトリコら偉大なる先人たちを彷彿とさせる凄みを既に漂わせる。ミニマル・テクノの機能性を保ちつつ、クラブ・ミュージック通過後のノイズ/インダストリアル・ミュージックが失ったヴァイブス、凶暴性を感じさせる唯一無二のサウンドは、既存のインダストリアル・テクノとは一線を画している。

今作『リズミック・ブルータリズム 第2集』は、より抽象的で電子音楽寄り最近作をまとめたもの。『第一集』から早くも大きく変化を見せ、全編に作家のブルータリズムがみなぎる激烈内容。ブリン・ジョーンズも草葉の陰で頷いてくれるに違いない!
Brian Eno - Music For Films (LP+DL)
Brian Eno - Music For Films (LP+DL)Virgin EMI Records
¥2,897
ご存知アンビエント・ミュージックの名付け親、Brian Enoの7作目。もともとは映画製作者やジャーナリストに配布された音源を再編集した短編作品集。1975年〜78年の期間に製作された音源で、Fred Frith、Phil Collins、John Caleなども参加している。1978年リリースの本作は、アンビエントの原型となった1975年の『Discreet Music 』と、1979年の『Ambient 1: Music for Airports』の間にリリースされたため、アンビエント作品と一緒にされてしまうことが多い。ヴォーカルが入っていないという点でアンビエント・ミュージックと共通する部分があるものの、アルバムの構造上、それとは一線を画すものになっている。イーノによるアンビエント・ミュージックの定義は、曲の長さとその瞑想的な内容に焦点を当てているが、本作に収録されている18曲は非常に短く、4分に達しているのは1曲だけで、半分は2分以下である。しかし後にリリースされる諸作のアイデアが本作から遺憾無く感じられ堪能できるイーノの真骨頂と言える大傑作である!〈Virgin EMI Records〉より180G重量盤&リマスター仕様で再発リリース。
Richard Greenan - Rehearsing Heat (LP)
Richard Greenan - Rehearsing Heat (LP)Kit Records
¥2,597
Rachel'sやSusumu Yokota、Colleenのファンにも推薦の瞑想的アンビエント・インナー・トリップ。Roméo PoirierやMary Lattimore、Lung Dart、Bug Bus Pianoといった個性的な面々が在籍していることでも知られるロンドンのエクスペリメンタル系名所〈Kit Records〉を運営、大人気の〈NTS Radio〉でもレジデントDJとして番組を持つ英国のミュージシャン/デザイナー/ライターのRichard Greenanによる6年ぶりのソロ・アルバムが自身のレーベルよりアナログ・リリース。BATことBest Available TechnologyやYaaard、Mr. Beatnickを始めとした周辺界隈の作家たちが一挙参加した意欲的な一作。アンビエント・ジャズ/モダン・クラシカル傑作曲な”Rehearsing Heat”、影と郷愁が滲む枯淡派ドローン/クラシカルな”Topple a River”、Roméo Poirierに捧げた?と思われるグリッチな海中アンビエント絵巻”Roméo Wept”など名曲満載。限定300部。
V.A. - For The Love Of You, Vol. 2 (2LP)
V.A. - For The Love Of You, Vol. 2 (2LP)Athens Of The North
¥3,623
DJ FryerことEuan Fryerの主宰のもと、レアなソウル~ファンク、ディスコ、レアグルーヴを軸に審美眼感じる発掘リリースを続けてきたエディンバラの名門レーベル〈Athens Of The North〉。大勢のミュージシャンやシンガー、プロデューサーたちの助けを借りながら、2年もの歳月をかけてプロジェクトを実現させ、大成功を果たした第一弾に続くラヴァーズ・ロック・カヴァー・コンピレーションの第二弾が登場!どこまでもスウィートに、ほのかに色香匂う傑作ラヴァーズ・ロック・カヴァー集。 Grover Washington Jr.からMidnight Star、Meli'sa Morganなどを始めとしたソウルやメロウ・ポップスをカヴァーした極上ラヴァーズ・ロックが満載。そして、もちろん、現在入手困難な希少音源も数多く収録。これは手放しでお薦めの絶品!
Timmy Thomas - Why Can't We Live Together (LP)
Timmy Thomas - Why Can't We Live Together (LP)Glades
¥1,958
Sadeにもカヴァーされたほか、数々のサンプリング・ソースとしても知られる「Why can't we live together」収録。鍵盤奏者Timmy Thomasによる1972年発表の1stアルバム。当時にしては珍しかったリズムボックスとハモンドオルガンのみで独特の質感が生み出された、ニューソウル・テイスト漂うマイアミ・ソウル大傑作。
Sun Ra - Angels and Demons (LP)
Sun Ra - Angels and Demons (LP)Saturn
¥2,052
180g重量盤。EL STAURNより1965年にリリースされていた、エキゾチックかつミスティックな名盤。
Sun Ra - Continuation (LP)
Sun Ra - Continuation (LP)Saturn
¥1,873

SATURNより1970年にリリースされていた作品が再発。ドラッギーでコズミックなエコー、モダン・ジャズ、エクスペリメンタルな要素とサン・ラのモダールな演奏が入れ混ざった名作。

Larry Young - Lawrence Of Newark (LP)
Larry Young - Lawrence Of Newark (LP)Arista
¥2,659
伝説のユニットLove Cry Wantへの参加でも知られるジャズ・キーボーディスト、Larry Youngの1973年作。スペーシーで非常にサイケデリックなジャズ・ファンクと、Sun Raも彷彿させるアフロセントリック演奏を繰り広げる大傑作!
Micah Shemaiah & Zion I Kings -  Still (LP)
Micah Shemaiah & Zion I Kings - Still (LP)Before Zero Records
¥3,187
10年以上にわたり、ラスタファリの救済とアフリカの統一に鋭く焦点を当て音楽的メッセージを生み出し続けてきたジャマイカのシンガーソングライター、Micah Shemaiahによる3年ぶりとなる21年度最新アルバムが〈Before Zero Records〉から登場!8つのヴォーカルと2つのダブからなる作品となっており、プロデュースを手がけるのは、Zion I Kings。彼らのトレードマークであるハードコア・ルーツ・レゲエのスタイルを踏襲しつつ、Micahのヴォーカルの才覚を大いに紹介しています。
Paradise Cinema - Paradise Cinema (LP+DL)Paradise Cinema - Paradise Cinema (LP+DL)
Paradise Cinema - Paradise Cinema (LP+DL)Gondwana Records
¥2,984
待望のリプレス。限定盤。Luke Abbottが結成した次世代ジャズ・トリオ”Szun Waves”への参加も知られるマルチ奏者Jack Wyllieによる新プロジェクト、Paradise Cinema。セネガルの首都ダカールで同国のダンス・ミュージックである「ンバラ」のパーカッショニストKhadim Mbaye (saba drums) & Tons Sambe (tama drums)と共に録音した意欲作がマンチェスターの〈Gondwana Records〉からアナログ・リリース。豊穣なジャズ・フィーリングのなかでバレアリックからアンビエント、ドローン、西アフリカ音楽由来のミニマルなリズム、ジョン・ハッセルの第四世界までもが溶け合った珠玉のマスターピース!
Bulbous Creation - You Won't Remember Dying (Bulbous Beige Vinyl LP)
Bulbous Creation - You Won't Remember Dying (Bulbous Beige Vinyl LP)Numero Group
¥2,925
待望の再プレス!同レーベルのWarfaring Strangersコンプや、Josefus系プロト・ヘヴィメタルな熱い71年盤!! ミズーリの知られざる4人組ヘヴィ・サイケ、Bulbous Creationの唯一アルバムがNumeroから再発です!
録音されていたものの95年になるまで世に出なかったという逸品。Black Sabbath系ブルースと"悪夢"な重いアシッド・ギターが炸裂し、おどろおどろしくも哀愁漂わせる何ともいえないこの時代独特の産物です。このバンドの美学を物語る名曲"End Of The Page"に始まり、"Having A Good Time"でロックンロール、悪魔リフのイントロで痺れる"Satan"にと、肩すかし食らう事無く丁寧に名曲が続く好盤です。ジャケットの骸骨に偽り無し。未聴の方は是非お薦めです!!!!
Garrett - Private Life III (LP)
Garrett - Private Life III (LP)Music From Memory
¥2,785
〈PPU〉〜〈Omega Supreme〉〜〈Tartelet〉〜〈Arcane〉辺りのファンにも大推薦!〈Stones Throw〉などからのリリースも大人気な名作家”DAM-FUNK”の変名Garrettの最新作が、今や世界一の発掘レーベルの称号をほしいままにした名門〈Music From Memory〉から登場!気持ちいいわ〜。果てしなくリゾートに爽やかなサウンドは20年代へと突入した今も健在!コスモポリタンに煌びやかに黄昏へと舞い込む良好ダウンビート/モダン・ブギー/チルアウトな傑作。これは是非ヴァイナルの圧で浴びてください!
Alan Watts - This Is IT (LP)
Alan Watts - This Is IT (LP)Numero Group
¥2,319

禅、ヒッピー、"サイケデリック"なレコードの始まりがここに。西欧に初めて東洋哲学/思想を伝え、禅を広めて探求し、ビート・ジェネレーションを中心に大きすぎる影響を世界に与えた哲学者、Alan Watts (1915~1973)。LSDを使用し、仲間とともに歌い、語り、演奏したサイケデリック史の最初のサイケ盤にして62年大本命、This Is ITが初のLP再発です!!!!
グラッグラ度合いが聴く側に直で通じるこの演奏...パーカッションと声を中心に、超自然的力の呼び起こし、全宇宙への祈り、そして意識変容&純粋な動物的サイケデリアの記録。またフレンチホルンやマリンバ、ピアノのきらっとした響きも随所で映えてます。むにゃむにゃむにゃ~とするリミッターが切れたインプロ演奏の物珍しさだけでなく、雅楽の試みや、後のニューエイジに直結する心静かな音の漂いもあり、音楽的に楽しい演奏が詰まってます。

Satomimagae - Hanazono (LP+DL)Satomimagae - Hanazono (LP+DL)
Satomimagae - Hanazono (LP+DL)Rvng Intl.
¥2,376

畠山地平の主催するレーベルWhite Paddy Mountainからも作品を発表していた孤高のエクスペリメンタル・フォークシンガー、Satomimagaeの4thアルバムHanazonoが、なんと名門<RVNG Intl.>からヴァイナル・リリース!

Grouperを引き合いに出して語られることも多いどこか冷めたような歌声の弾き語りをベースにしながら、様々なエフェクトやフィールドレコーディングされた生活音などを重ね合わせる彼女のスタイルは、ホームビデオ風のミュージックビデオの雰囲気も相まって、日常のふとした瞬間が永遠に引き伸ばされるような、空想的な白昼夢のような独特の浮遊感を生み出しています。また、本作ではURAWA Hideki(ミキシング / プロデュース担当)によるエレキギターが加わることによって、彼女の内観的な感受性がより鮮明に引き立てられており、聞き応え十分の内容となっています。

Satomimagae:
東京を中心に活動しているアーティスト。ギター、声、ノイズで繊細な曲を紡ぎ、有機的と機械的、個人的と環境的、暖かさと冷たさの間を行き来する変化に富んだフォークを創造している。彼女の音楽的ルーツは中学生の時にギターを始めたことから始まる。父親がアメリカからテープやCDに入れて持ち帰った古いデルタ・ブルースの影響もあり、10代の頃にはソング・ライティングの実験をするようになる。その後PCを導入したことで、より多くの要素を加えた曲を作ることができるようになり、彼女の孤独な作業はアンサンブルへの愛に後押しされるようにななった。大学で分子生物学を専攻していた時にバンドでベースを弾いていたことから、様々な音の中にいることへの情熱と生き物や自然への情熱が交錯し、それが彼女の音の世界を育んでいったのである。この間、アンビエント音楽、電子音楽、テクノなどの実験的でヴォーカルのない音楽に没頭するようになり、聴き方の幅が広がっていった。サンプラーを手に入れ、日本のクラブやカフェでのソロライブを始めた。苗字と名字を融合させた「サトミマガエ」は、彼女の独特のフォークトロニックな考察を伝える公式キャラクターとなった。初期のアンビエント・フォーク・シンセサイザーを集めたファースト・アルバム『awa』(2012年)は、ローファイ/DIYのセルフ・レコーディング技術を駆使した作品である。2枚目のアルバム『Koko』(2014年)では、彼女は控えめでライヴ感のあるパフォーマンスと、フォークの伝統に馴染んだ温かく牧歌的なエネルギーの冷却を追求した。続いて、『Kemri』(2017)では、より豊かな和音とリズムで伝えられる人間的な感覚に触発されて、この効果をバランスよく調整している。彼女の2作品をリリースしたレーベル、White Paddy Mountainとそのディレクター畠山地平の影響を受けて、スタジオ環境の中でよりコンセプチュアルな方向に進むことができたが、彼女の作曲やレコーディングのプロセスは、自分で作ったものであることに変わりはない。そしてNYの最先鋭レーベル、RVNG Intl.へ移籍してのリリースとなる『Hanazono』では、URAWA Hidekiのエレクトリック・ギターとバード・コールが加わったことで、子供のような魅力を持つSatomiの微細なヴィジョンが融合している。Satomiの妹であり、アルバムやウェブサイトのすべての作品を担ってきたNatsumiの直感的なビジュアルが、温かみのあるものとクールなもの、手作りと機械で作られたものが混ざり合うというSatomiの夢を、彼女の別世界への窓のように機能する木版画で見事に表現している。

Infinite Sound - Contemporary African-Amerikan Music (LP)
Infinite Sound - Contemporary African-Amerikan Music (LP)Aguirre Records
¥2,964
EMからの再発で弊店でもおなじみのジャズ・ミュージシャン、Roland P Youngも参加するスペース・エイジ〜スピリチュアル・ジャズ・バンド、Infinite Soundが、David RosenboomやConlon Nancarrowらの作品を擁するアメリカの実験音楽レーベル、1750 Arch Recordsに残した唯一のアルバムがAguirreよりヴァイナル・リイシュー!オリジナルのLPが高値を付ける中嬉しい再発!ローランド・P・ヤングを始め、ダブルベース奏者のGlenn Howellに、のちにサン・ラーやフェラ・クティの前座を務めたThe Sons And Daughters Of Liteにも参加するAisha Kahlilなど豪華メンバー揃った隠れ名盤。スパニッシュ〜中近東の情緒、シャーマニックな諸要素、サイケデリックなリズムやホーン・セクションまでもが入り乱れるレフトフィールド・ジャズ一大傑作。これはトビますね。ヤング・ファンは必携です!
Andreolina - An Island In The Moon (LP)
Andreolina - An Island In The Moon (LP)Aguirre Records
¥2,879
廃盤。Chee Shimizu氏『obscure sound~桃源郷的音盤640選~』にも掲載!A.T.R.O.X.やThe Doubling Ridersといったミラノ実験シーンでの活動を始め、ロジャー・イーノやデヴィッド・シルヴィアンらとも共演しているイタリアのドラマー&キーボーディストのPier Luigi Andreoniと同国のアーティスト、Silvio Linardiによるユニット、Andreolinaが1990年にイタリアの伝説的レーベルADNに残した唯一のアルバムが世界各地の音楽秘宝を現代に呼び起こす名門Aguirreより堂々のヴァイナル再発!
イタリア地下シーン最深層で活躍する同国の重要作家、日本企画盤もリリースされている、Riccardo Sinigagliaも参加。近年加速するイタリア地下シーン再評価の流れにまたしても一石を投じる再発案件!印象的なアートワークは、Domenico Maidaによるビデオ作品「Wow and Flutter」の一幕から取られたもの。二台のシンセサイザーとピアノ、サンプラー、パーカッションというシンプルな編成ながら、和やかなアンビエンスと広大なる宇宙観にただただ埋没。時空の隙間を行ったり来たり、恍惚としたサウンドにはうっとり。限定500部。
Tibor Szemző - ARBO X (LP)
Tibor Szemző - ARBO X (LP)Fodderbasis
¥3,364
凄い物件が到着。これはお見逃しなく。スティーヴ・ライヒやフィリップ・グラス、MEVのフレデリック・ジェフスキーなどの楽曲演奏でも知られる現代音楽アンサンブルの"Group 180”でも活動していたハンガリー・ブダペスト出身の実験音楽家/メディア・アーティストであるTIBOR SZEMZŐ。昨年は、ハンガリー地下空想民俗/実験音楽のカルト・アイコンLászló Hortobágyiも参加した傑作『Snapshot from the Island』がLP再発されていましたが、今度はなんと21年度最新作が登場!!!!2006年に公開された自身監督の長編映画であり、19世紀に活躍した東洋学者、Alexander Csoma de Körösの人生にインスパイアされた『A Guest of Life』のOSTを題材に素材を再構成し、新たにレイヤー化した全14曲を収録。第四世界〜空想民俗系の愛好家にはたまらない前衛的なモダン・クラシカル傑作に仕上がっています!
V.A. - The Paths of Pain: The CAIFE Label, Quito 1960-68 (2LP)
V.A. - The Paths of Pain: The CAIFE Label, Quito 1960-68 (2LP)Honest Jon's Records
¥3,789
またしても随分とニッチなものを・・・最早誰からも忘れ去られた、浮世離れしてうっとりとさせられる別世界的室内楽ジャズ!60年代に南米エクアドル・キトで活動していた知られざるスイートスポット的レーベル〈Caife〉に残された魅力的なカタログを専門家によるガイドのもと一挙24曲紹介したコンピレーション・アルバムが〈Honest Jon's〉から登場。空前のオイル・ブームとクンビアなど国外から流入する音楽スタイルに押し流される前、エクアドルのムジカ・ナショナルの黄金時代と呼ばれた時期に残された、土着とメスチーソの伝統が融合した痛々しいまでに美しく幻想的にしてユートピア的な音楽の数々を捉えた傑作コンピ!これはまさしく未知のゾーンです。〈Pallas〉での高品質プレス。豪華フルカラー・ブックレットが付属。
Laraaji - Flow Goes The Universe (2LP+DL)Laraaji - Flow Goes The Universe (2LP+DL)
Laraaji - Flow Goes The Universe (2LP+DL)All Saints Records
¥3,615
ララージの最高傑作とも評される1992年にCDのみでリリースされた、『Flow Goes The Universe』が初となるヴァイナル・リイシュー!

1943年生まれ、ニューヨークを拠点に現在も活動を続けるニューエイジ / アンビエントの生ける伝説、ララージ。
ワシントン・スクエア・パークで演奏する彼を見たブライアン・イーノの誘いを受け、1980年にリリースされたイーノによるアンビエントシリーズ第3弾『Ambient 3: Day of Radiance』に参加し脚光を浴びることとなった。
その後はジョン・ケイル(ヴェルヴェット・アンダーグラウンド)、ハロルド・バッド、ビル・ラズウェル、ファラオ・サンダース、細野晴臣、オーディオ・アクティブら様々なアーティストとのコラボレーションワークを行ったことでも知られる彼が、1992年にCDのみでリリースした代表作『Flow Goes The Universe』を初となるヴァイナル・リイシュー!
本作は、東京、大阪、ニューヨーク、イギリスの湖水地方などで行われたスタジオセッションやライブコンサートで録音され、ブライアン・イーノ、ロバート・フリップ、デヴィッド・シルヴィアンなどとのコラボレーションでも知られるギタリスト、マイケル・ブルックによって編集されている。
ララージの最高傑作とも評される深淵なアンビエントが堪能できる本作のリイシューに際して、カッティングはポールの活動名義でも知られるステファン・ベトケが行い、最高の音質を求めて2枚組LPの仕様となった。
また、LPはデヴィッド・コッペンホールがオリジナル・デザインをもとに再デザインしたゲートフォールド・スリーブに収められている。
ライナーノートには、アンドリュー・パークスによるララージへの貴重なインタビューが掲載されている。
Derya Yıldırım & Grup Şimşek - DOST 1 (LP)
Derya Yıldırım & Grup Şimşek - DOST 1 (LP)Les Disques Bongo Joe
¥3,278
アゼルバイジャンやマルティニークの未知なる音楽世界からスイスのアンダーグラウンド、フランスの電化ライまで、各地の音楽秘境を掘り起こす現代オブスキュア・ワールド・ミュージックの大聖地こと〈Bongo Joe〉からは、2017年にデビューを果たしたドイツ発のアナトリアン・サイケポップ歌謡集団、Derya Yıldırım & Grup Şimşekの2年ぶり2NDアルバムが登場!トルコの民謡をベースにした音楽「ハルク」(Halk)に於ける同国の弦楽器バーラマの女性奏者Derya Yıldırımと、それぞれドイツ、フランス、イタリア、イギリス出身の男女4人によるクインテットGrup Şimşekからなる、現代エスノ・サイケデリアの極北とも言うべき最新アルバム!伝統的なアナトリアのフォーク・バラードを現代的にアレンジし、サイケデリアやジャズ、そして、現代の雑多なポップスと混ぜ合わせ、革新的なサウンドを生み出してきた彼ら。今作では、再び古い同地の名曲へと現代的な視点から光を当て、新たなゾーンへと突入。SeldaにEdip Akbayramはもちろん、Altin Günや幾何学模様、Khruangbin辺りのファンにも!
Phew - New Decade (LP+DL)Phew - New Decade (LP+DL)
Phew - New Decade (LP+DL)Mute
¥3,537
限定クリア・ヴァイナル仕様。アート・パンク・バンドとして注目を集めたアーント・サリー、コニー・プランクのスタジオで、CANのホルガー・シューカイとヤキ・リーベツァイトと共に制作されたソロ・デビュー・アルバム等、どれほど長い時間が経とうとも、Phewは、我々を甘やかすつもりはない。

「感傷的なものは排除したかった」と語る、約30年ぶりに《MUTE》から発売されるアルバム『ニュー・ディケイド』は、世界の、自己陶酔する偽物たちへの彼女からの断固たる反撃なのだ。「今の状況を考えると、私はラッキーだったのかもしれません。昨年は特に、生きているだけでもある意味、幸運という状況でしたから。ミュージシャンやアーティストとして、自分の気持ちを率直に語ることができるのは、このような状況下においてはある種の特権であり、それを濫用してはいけないと感じました」

これは、近年のPhew にとっての行動指針となっており、その特徴的なヴォーカルと、熱を帯びたドローン・シンセサイザーや、脆性なドラムマシーンなどを融合させた多数のソロ作品を制作してきた。パンデミックが起こるかなり前から、彼女は自宅で孤立して制作の仕事をすることには慣れており、近隣の住民の迷惑にならないように、声を抑えてもいた。『ニュー・ディケイド』では、ますますその雰囲気が濃くなっており、それは過去18ヶ月にわたり、ツアー活動を休止していた影響でもあるという。この荒涼とした、憑りつかれたようなアルバムは、ひび割れた、ダブ色の強いエレクトロニクスを背景に、英語と日本語で唱えられる空虚な言葉や、言葉にならない悲鳴やうめき声で構成されている。

タイトルの『ニュー・ディケイド』これは、かつては希望やダイナミズム(活力)を意味する言葉だったが、2020年代の幕開けに発表された新聞や雑誌の記事の多くは、今後どれだけ状況が悪化するかを予想したものばかりだった。「30年前には、“ニュー”という言葉は、進歩や物事がよくなることの同義語でした」と、80年代のバブル期の日本が熱狂した拡大主義を思い出して、Phewがいう。「今はもう、そんな事は信じていません」そして、このアルバムを通して、時間の認識についての、緩いコンセプトが流れているのだという。「80年代、そして90年代までは、物事が過去から現在、未来へという流れで進行していましたが、特に21世紀が始まって以来、その流れが変わってしまったと感じます。個人的には、現在から連なる未来というものが、見えなくなってしまいました」このことは、現在の彼女の作品の、身の置き所の無い性質に反映されている。Phew は、多くのアナログ・シンセのリヴァイヴァリストたちのように意図的にレトロにしているわけでもなく、最新のトレンドに追いつこうと、時間を無駄にしたりもしない。 Phewの音楽は、独自の周波数に共鳴する、時を超越した音楽なのだ。
Ø - Oleva (2LP)Ø - Oleva (2LP)
Ø - Oleva (2LP)Sähkö Recordings
¥3,196
廃盤高騰していた2008年鋼鉄の人気作が、21年度リプレス!冷たく暗いモノクロの空間でドットとラインが交錯していくドープなミニマル音響テクノ。徹底して無機質な音響、躍動するヘビーなベース、深い震源地からのダブワイズ、定まらない不穏なメロディ等々が作り上げる、冷徹な音響空間。タルコフスキー’惑星ソラリス’からサンプリングや、’Set The Controls To The Heart Of The Sun’はPink Floydのカヴァーという自身の音楽観も反映させた2008年名作。Mika Vainio自身によって撮影されたジャケット写真も非常に美しい。Denis Blackhamによるマスタリング、Rashad Beckerによるカッティングと音質も万全。

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