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Grossmanによるプロジェクトであり、アンビエント、チルアウト、SFテクノ、IDMを見事に組み合わせた電子音楽を探求していた”Deep Space Network”がMove Dのレーベルである〈SOURCE RECORDS〉1993年にCDのみでリリースしていた名作が遂にアナログ・リイシュー!実に27年の時を経て初レコード化であり、これを敢行したのは90年代中盤のエレクトロニック・ミュージックにフォーカスし発掘を繰り広げていくという大注目な米国の新鋭レーベル〈re:discovery records〉。ニューエイジ・リバイバルというプリズムを通して90年代テクノ&ハウスを紐解いた画期的コンピレーションであり、〈Music From Memory〉が昨年発表、大きな話題となった「Virtual Dreams」とも大きくリンクした大変グレイトなリリース。全アンビエント・テクノ&IDMファンに!
初回限定帯付きレッド・ヴァイナル仕様。レディオヘッド世紀の名盤『Kid A』と『Amnesiac』が遂にひとつの作品に。未発表音源を追加した豪華3枚組版として再発!!
“音楽史における20世紀最後の名盤”とも評されるレディオヘッドの4作目『Kid A』と、同時期にレコーディングされ双子作品とも位置付けられる5作目『Amnesiac』が発売21周年を記念し、未発表/レア音源を追加したひとつの3枚組作品『Kid A Mnesia』としてリリース!!
2000年発売当時、ギター・ロックのフォーマットを捨て去りエイフェックス・ツインやオウテカなど先鋭的なエレクトロニック・ミュージックを取り入れた作風で物議を醸し出したレディオヘッドの革新的4作目『Kid A』。
そして同じ時期にレコーディングされ、同作の双子作品にしてクラウト・ロック、ジャズ、ブルーグラスなど古典的な音楽とエレクトロニクスを混ぜ合わせ、円熟を見せる近年のバンド・サウンドの雛形になった2001年作品『Amnesiac』。
今回発売から20年を経て、同レコーディング・セッションから発掘されたBサイドや別ヴァージョン、そしてコア・ファンの間でその存在が知られるも半ば都市伝説として語り継がれてきた門外不出の未発表曲「If You Say the Word」と初公式リリースとなる「Follow Me Around」を含む12曲を収録したボーナス・ディスク『Kid Amnesiae』が追加された3枚組作品『Kid A Mnesia』としてその偉大なる歴史を更新。
“エヴリシング・イン・イッツ・ライト・プレイス”―――2000年代の音楽史に革命を起こしながらも二つの軌道を辿った作品が、20年の時を経て今一つになる。
<Tracklist>
Disc 1 - Kid A
01.Everything In Its Right Place
02.Kid A
03.The National Anthem
04.How To Disappear Completely
05.Treefingers
06.Optimistic
07.In Limbo
08.Idioteque
09.Morning Bell
10.Motion Picture Soundtrack
Disc 2 - Amnesiac
01.Packt Like Sardines in a Crushd Tin Box
02.Pyramid Song
03.Pulk/Pull Revolving Doors
04.You And Whose Army?
05.I Might Be Wrong
06.Knives Out
07.Morning Bell/Amnesiac
08.Dollars and Cents
09.Hunting Bears
10.Like Spinning Plates
11.Life In A Glasshouse
Disc 3 - Kid Amnesiae + b-sides
01.Like Spinning Plates (‘Why Us?’ Version)
02.Untitled v1
03.Fog (Again Again Version)
04.If You Say the Word
05.Follow Me Around
06.Pulk/Pull (True Love Waits Version)
07.Untitled v2
08.The Morning Bell (In the Dark Version)
09.Pyramid Strings
10.Alt. Fast Track
11.Untitled v3
12.How to Disappear into Strings
オリジナルリリースは1998年。オウテカの名前を世界に知らしめたファン必携の大出世作。アートワークのどこにもタイトルが印刷されていないため、後にリリースされたEP作品『EP7』に合わせて『LP5』と呼ばれるようになった。
本作では初期のアルバムに見られた温かなサウンドを一切放棄し、『Chiastic Slide』や『Cichlisuite EP』で探究し始めたテクニカルなスタイルをさらに追及。
レディオヘッドが『Kid A』という大名盤を生むにあたって影響を受けた重要作品として本作を挙げているのはよく知られている。
収録曲の「Drane2」は、初期の楽曲「Drane」に対する回答とされるエイフェックス・ツインの楽曲「Bucephalus Bouncing Ball」に対して回答したものだとショーン・ブースは語っている。
オリジナルリリースは1997年。リリース当初こそ『Tri Repetae』や『LP5』と比較して評価は高くなかったが、その革新性と後の音楽シーンに与えたあまりにも大きな影響から、今では評論家によって高く評価されている名盤。
ノイズの渦で聴く者の度肝を抜きまくった衝撃の一枚。アートワークはもちろん盟友ザ・デザイナーズ・リパブリックが手がけている。
ほの暗く甘い幻想の中で新たなる境地へと至った2018年の名作。「Paradise Valley」(2016)や「Children」(2017)といったシングルの発表、2015年にはEternal TapestryのJed Bindemanらとドリーム・ポップ・バンド、Helenでもアルバムを出していましたが、Grouper名義でのニューアルバムは実に四年ぶり。前作の「Ruins」の色調にかなり近い作品ではないでしょうか。高熱に阻まれたりと苦労しながら、これを一週間ちょっとで仕上げたというのだからとんでもない・・・しかし、どこか解放感と虚無が混在するような不思議な音世界に私たちは迷い込むこととなります。前作と同じく、ピアノと歌によるミニマムな構成ながら、無限の広がりの中で温かな歌声が響き渡り、精神世界の深いところへと沈んでいく、ドローン・フォーク屈指の名作。彼女の「最高傑作」と感じる人も多いのではないでしょうか。もはや、音楽という枠からさえも逸脱した、あまりにも孤高な場所から届けられているように思います。音楽を愛する全ての人のための一枚。