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これまでにも少し編修盤が出ていますが、今回はそのどれよりも充実した収録容量と、丁寧なリマスターを完備。月や星、空が口を開いたらどうなるだろうという空想から彼女の音楽は生まれたようです。"漆黒"や"孤独"が似合う崇高な響きがあり、30分以上の長編"Faust"や、往年のコンクレートのカリカリした旨味が凝縮された"Etude"始め、どれも完全にぶっ飛ばされる鳴り。Eliane Radigueファンも納得の濃厚な持続芯を備えてます。
Meditationsベストセラー!まるで日本の尺八と電子音楽が出会ったかのような透明で不可思議な音楽!Bartolomé SansonとFélicia Atkinsonが主宰するフランスの名レーベルShelter Pressからは、RVNGのメンバーでもあるブルックリン在住のサウンド・デザイナーJohn Also BennettことJABによる2019年発表のデビュー・アルバム。
Krankyからのリリースでも知られるNYブルックリンのシンセシスト・トリオ、FormaやChristina Vantzou、Jon Gibsonなどのアーティストとのコラボレーション・プロジェクトの合間に単独でレコーディングされたもので、純正律によって抑制された、Aphex TwinのDX7用に調節されたプリセットでの演奏も織り込みながら、有機と無機の融合を実践した一枚。彼の父親から借りたという中国の竹笛「Dizi」とエレクトロニック・シンセサイザーによってユニークにレイヤーされたミニマルなアンビエント・ドローン・サウンド。これは大変素晴らしいです!Rashad BeckerによってD+Mでのマスタリング。アウター・リバース・ボード・ジャケット仕様。140G重要盤プレス。Bartolomé Sansonによるデザイン、Zin Taylorによるアートワーク。La Monte Young、Phill Ninblock、小杉武久などが好きな方にも!
限定カラーヴァイナル仕様、180g重量盤。アンドルー・レヴィタス監督の2021年映画『MINAMATA」のために、巨星・坂本龍一が作曲したサウンドトラックがアナログ・リリース!世界的な写真家集団”マグナム”の一員としても知られる、アメリカのフォト・ジャーナリストであるユージン・スミスが撮影した港町・水俣の公害の物語に寄り添うような、壮大でありアトモスフェリックかつ静かなオーケストラ・サウンドをフィーチャーしたアルバムとなっています。レヴィタス監督自身によるライナーノーツ、12インチのフォト・インサートなどが付属したファン必携の一枚!
日本の音楽史に刻む歴史的金字塔!細野晴臣プロデュース!古きに思いを寄せるシアトルの名レーベル、Light In The Atticからは、日本のシンガーソングライターの草分け的存在/日本産アシッド・フォークの開祖の1人としても知られる金延幸子の72年伝説の大名作「み空」が公式再発!
日本の音楽の頂点の1つと言っても過言ではない至高の一枚!昨年には「45年目のみ空」と題した公演も行われたばかり、90年代にCDリイシューされ、小沢健二などを中心に渋谷系シーンからも再評価を浴び、00年代にはスペインのGuerssenやオーストラリアのChapter Musicもいった海外レーベルからも再発、今や音楽好きが避けては通れない作品となりました。深く心へと刻まれるその音楽はとても繊細なようでありながら、限りなく力強い輝きへと満ち、今も愛される本当の名盤で在り続けます。日本の風土へとブリティッシュ・フォークの幻想が舞い降りたのかの如し表題曲「み空」(A1)の煌めきに始まり、何となく肩の荷が降りるような「時にまかせて」(A4)が爽やかに通り過ぎ、シングル・ヴァージョンでは大瀧詠一の初プロデュースとなった「空はふきげん」(A5)の言葉にならない美しさへとただ涙。掛け値無しにアコースティックな躍動感へと満ち溢れた珠玉の名曲のオンパレード。細野晴臣、鈴木茂、林立夫がサポートと恐ろしい布陣であり、さらに金延幸子は制作当時24歳というのもトンデモない事実です。オリジナル・アナログ・マスター・テープからのリマスタリング仕様。貴重写真の数々や英訳歌詞、新規インタビューが掲載されたブックレット(12ページ)と帯が付属。RTIでの高品質ヴァイナル・プレス。日本に生まれた音楽好きなら1度は聴いておきたい1枚です。未体験の方は絶対にお見逃し無く!
Pitchforkでは「8.1」点の高スコアを獲得している一大傑作!Grouperの通算7枚目となる2011年の廃盤人気アルバムがシカゴの名門Krankyより待望のリプレス!Pitchforkのベスト・アンビエント・アルバムの21位にも選出されている不朽の名作。まさに人生で何枚聴けるか分からない美しさ…今まで何度この素晴らしさに呑まれてきたことでしょうか!朧げに揺らめき、空間的に広がるギターやピアノ、リズ・ハリスの天上(突入)な歌声が、白昼堂々と神秘の音世界を建立するあまりにも幻想的な一枚。ひとたび針を落とせば、その時間に終わりが来て欲しくないような、至福の輝きに包まれます。これは未体験の方は是非…手放しで大推薦の傑作です!