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マンチェスターを拠点に活動するプロデューサー、DJのMichael J. Bloodによる『Bloodlines 1』は、クラブ感覚とジャズ由来の柔軟な耳を掛け合わせた、濃密で引き締まった30分のセッションの記録。A面はひとつながりのフローとして展開し、サルソウルのしなやかなグルーヴからデトロイトの推進力、〈Prescription〉を思わせるディープな質感へとシームレスに移り変わっていく。DJセットの流れをそのまま刻みつけたような臨場感が魅力的。一方のB面はよりハードでトラック寄りで、転がるようなベースと煌めく鍵盤がノーム・タリーを連想させつつ、最終的にはセオ・パリッシュ風のタフで少しずらしたビートに着地する。クラブの現場で鳴らすことを前提にしながらも、緻密な耳で組み上げられた一枚。
オリジナルは10万円以上で取引される事もある骨董的な希少盤!Wolfgang Daunerの某作に負けず劣らず凄いジャケをしています。Eberhard WeberやWolfgang Daunerといった実に豪華な面々を起用したJoki Freund Sextetが1964年に〈CBS〉に残した欧州コンテンポラリー・ジャズ/ポスト・バップの幻の名盤『Yogi Jazz』が〈Tiger Bay〉よりアナログ・リイシュー。Eberhard WeberとKarl Theodor Geierをベースに、Peter Baumeisterをドラムに、Wolfgang Daunerをピアノに迎え、1963年11月20日にフランクフルトで録音された、欧州ジャズ作品でも人気の高い一枚にして長く失われていた金字塔的名作!

Aphex Twinがファッションブランド〈Supreme〉のために作ったプレイリストに選曲。イタリアの名ジャズ・サックス奏者/作曲家であり、ライブラリーミュージック界の巨匠サンドロ・ブルニョリーニによる伝説的作品『Overground』が、Sonor Music Editionsから待望の復刻。オリジナルは1970年、観光プロモーション用ドキュメンタリー『Persuasione』のサウンドトラックとして制作されたもので、アンジェロ・バロンチーニ、シルヴァーノ・キメンティ、ジョルジョ・カルニーニらイタリア屈指のスタジオ・ミュージシャンを迎えて録音された。サイケデリックなプログレロックやファズ・ギター、トリッピーなエフェクトを盛り込んだアンダーグラウンドなサウンドから、洗練されたラウンジ・ジャズ、アヴァンギャルドなオーケストレーションまで多彩。ブルニョリーニがライブラリー界で不動の地位を築いた代表作のひとつ。本作収録の「Roxy」はエイフェックス・ツインがファッションブランド〈Supreme〉のために作ったプレイリストに選曲されている。ブルニョリーニの独特でサイケデリックかつジャズやファンクを融合した音楽は現代の視点で聴いても興味が尽きないものとなっている。音源はオリジナル・マスターテープから丁寧にリマスターされ、ジャケットにはウンベルト・マストロヤンニによるオリジナル・アートワークを忠実に再現。

Chaka KhanやShabaka Huchingsとのコラボレーションでも知られ、Gilles Petersonも惚れ込む現代最高峰ハープ奏者/作曲家のAlina Bzhezhinskaと、イビザを拠点に活動を続け、John DigweedもフックアップするDJ/プロデューサーのTulshiがコラボレーション作品を発売!
本作は雨をテーマとして記憶と感情の変化を描いた作品で、失うことで清められ、再生によって花開き、静かな内省の中で育まれる力強さ−−そうした人生のサイクルが美しく表現されている。
アルバムの核となる楽曲「Journey Home」は、“帰る”ということの意味を問うエモーショナルでメディテーティブな一曲で、変わってしまった場所に戻ることの重み、そして“帰る場所”が実際の地理ではなく、心の状態なのではないかという問いを投げかけている。
アブストラクトにうごめく電子音、ダブテクノ由来のざらついたテクスチャー、主張は控えめながらも心地良いグルーヴを生み出すビート/パーカッション、そして幻想的でディープに響き渡りながらも親しみやすい独特のサウンドを描くハープの演奏が絡み合うことで生まれた珠玉のサウンドスケープ。

エレクトロニック・ ミュージックとジャズをブレンドし、独自の作品を生み出し続ける異能、Jameszoo。Flyig Lotus率いる〈Brainfeeder〉より発売される本作『Music for 17 Musicians』はオランダのコンテンポラリー・アンサンブル、Asko_Schonbergとのコラボレーション・アルバムとなっている。タイトルは、スティーヴ・ライヒが1978年にECMからリリースした名作「Music for 18 Musicians」に因んだものとなっている。
本作は、“音楽から作曲者や演奏者の存在を切り離す”という大胆な問いかけから始まった。その鍵を握るのは、自動演奏ピアノだった。MIDIとアルゴリズムを駆使し、MarkovモデルやLSTMによって設計されたルールに基づいて、まるで人間の即興演奏のように“自律的”な判断で音を紡ぎ出した。これは単なるテクノロジーの実験ではなく、Kit Downes、Matthew Bourne、Niels Broosといった個性派ミュージシャンの演奏データをもとに生まれた音楽であり、知的でありながら情感豊かな感覚を併せ持っている。Jameszoo自身のバンドメンバーやHIIITのパーカッショニストFrank Wienkらも参加し、電子音と生音が自在に交差する多層的なサウンドスケープを創出している。
『Blind』(2022年)で提示されたテーマを発展させながら、より開かれた音楽体験へと昇華させた本作は実験音楽、現代音楽、ジャズ、エレクトロニカの垣根を越えて響く“未来のアンサンブル作品”となっている。

北イングランドを拠点に活動する15人編成のスピリチュアル・ジャズ大所帯Ancient Infinity Orchestraによる、愛とつながりが音にあふれたメロディックなスピリチュアル・ジャズ。リーダーのOzzy Moyseyによる美しい作曲を軸に、メンバーそれぞれが即興で寄り添い、心温まる広がりのあるメロディが花開いていく。編成は非常にユニークで、ダブルベース2本、ハープ、サックス、クラリネット、弦楽器群、オーボエ、フルート、マンドリン、コンガ、ピアノ、ドラム、そして様々な小物パーカッションまで揃い、ライブや録音では床に楽器を散らし、思いついた瞬間に手に取って音を重ねる自由な雰囲気。友人同士でもあるメンバー間の信頼感が、広大でありながら親密、土の匂いがするのに宇宙的でもある独特のサウンドを生み出している。愛をアルバム全体を包み込むテーマとして据え、フォーク、ジャズ、クラシックなど多様な伝統音楽の素養を持った奏者たちが、作曲という器の中でそれぞれの表現を解き放つ。焚き火を囲んだ即興的な賛美歌のよう。

レア化していた傑作コンピが嬉しい再発!フランス領カリブ海で最も長い歴史を持ち、最も多作なレーベルとして知られる〈Disques Debs〉アーカイブからの2018年のコンピレーション・アルバム『Disques Debs International Vol. 1』が〈Strut〉よりヴァイナル・リプレス!故Henri Debsが50年代に設立した〈Disques Debs〉は、50年以上に渡って継続し、300枚以上の7インチシングルと200枚以上のLPをリリース。初期のビギンからボレロ、ズークにレゲエに至るまで様々なスタイルを網羅し、グアドループとマルティニークの音楽をより多くの聴衆に届ける上で極めて重要な役割を果たしてきたレーベルとして知られています。本作では、ビッグバンド・オーケストラや地元出身の知られざるスター、ツアーバンド、そして、60年代後半に登場する新世代を取り上げたもので、Orchestre EsperanzaやOrchestre Caribbean Jazz などのビッグバンドから、詩人でラジオパーソナリティーのCasimir “Caso” Létang、フォークロアのグウォカアーティスト、Sydney Leremonまで多岐にわたる陣容が残した貴重楽曲を取り上げています。

シカゴの作曲家・即興演奏家・民俗音楽家ベン・ラマー・ゲイの最新アルバム『Yowzers』が〈 INTERNATIONAL ANTHEM〉より登場!本作では彼のキャリアで築かれた音楽的語彙と共演者たちとの信頼関係がアルバム全体を通して強く感じられ、民話が語られているのを聞くかのような、リズムとメロディの物語性に満ちた意欲作。本作の中心は彼のカルテット(トンマーゾ・モレッティ、マシュー・デイヴィス、ウィル・ファーバー)で、長年にわたる共演を経て築かれた即興的かつ緻密な音楽言語が展開される。民俗的なメロディや物語を核に、ジャズ、ゴスペル、エレクトロニカ、フォークなどを自在に横断、楽曲の多くはシカゴでライブ録音され、その場の空気感や身体性が濃厚にパッケージされている。またカルテット外のゲストとのスタジオ制作も加え、サウンドの幅を拡張している。物語の語り部として、過去のフォークロアやブルースの精神を未来へと受け渡すような構成になっている。『Yowzers』は、混沌とした今という時代の空気をとらえつつ、音楽を語ることとして捉え、希望と継承のメッセージを静かに伝えるような一枚。新しさと懐かしさ、即興と構築が共存する、現代の真のフォーク・ミュージック!


ワールドミュージックの先駆者アダム・ルドルフと彼の画期的なGo: Organic Orchestraが、インド古典音楽の深い伝統を持つブルックリンの集団、Brooklyn Raga Massiveと手を組んで作り上げた壮大な3枚組アルバム。インド古典のラーガをベースにしつつ、ジャズの自由な即興演奏や西アフリカのリズム、さらには現代的なワールドミュージックの感覚が絡み合う。多様な伝統が融合しながらも、それぞれの個性をしっかり生かしている点は特筆すべきで、Brooklyn Raga Massiveの多くの音楽家たちが「これこそ自分たちがずっと探していた音楽だ」と口を揃えたこのアルバムは、各ジャンルの深遠な伝統がひとつに結実した、彼らの最高傑作というべき一枚。演奏は非常にダイナミックで、複雑なリズムや音色が絶えず変化しながらも、どこか瞑想的で深遠な雰囲気を保っており、ラーガの持つメロディの厳密な規則性の中に、ジャズ的な遊びや即興のスリルが融合し、聴く者を次第に引き込んでいく。また、メンバー同士の強い信頼感と共鳴が演奏に息づいていて、音の対話がとても自然で、単なる多ジャンル統合の実験ではなく、共鳴する共同体の音楽としての説得力を生んでいるように感じられる。

Hu VibrationalことAdam Rudolphによる、時空を超えるスピリチュアルな音世界!アフリカ、インド、中東など多様な音楽の血脈を、ジャズやヒップホップ、エレクトロニカと有機的に結びつけた作風で、土を感じさせるパーカッションを核にしながら、星空の下での儀式のような広がりと現代的なミスティシズムが同居している。本作ではルドルフがキーボードや親指ピアノ、笛、弦楽器、打楽器など驚くほど多彩な楽器を演奏し、そこに世界各地の名手が音色を重ねている。ノルウェーの音響ギタリストEivind Aarset、モロッコのパーカッショニストBrahim Fribgane、インド古典のシタール奏者Neel Murgaiやタブラ奏者Sameer Gupta、長年の盟友ドラマーHamid Drakeらが参加しており、彼らの音はルドルフのソニック・マンダラの中で有機的に絡み合い、層を成していく。即興性と構築美が共存し、ゆったりとしたグルーヴの中で音が呼吸しながら変化してゆき、ときにジャズ的なインタープレイ、ときに瞑想的な反復、ときにトライバルな熱気がみられるが、すべてが時空をテーマに溶け合うようで、まるで過去と未来が同じ一点で脈打っているような感覚をもたらす作品。

ベルリンを拠点に活動する現代アンビエントの要人、Florian TM Zeisig のStroomからの2作目『A New Life』。Róisín & Cathal Berkeleyによるハープとサックス、Lia Mazzarriのチェロが加わり、艶やかなアンサンブルが広がる、まるでフローティングタンクを満たすような、軽やかで芳醇な音世界を描き出している。本作は、イーノ的なアンビエントの精神と、香気漂うニューエイジの質感をまとい、シンセの霞の中に楽器のニュアンスを溶け込ませる見事な手つきと共に、どこかジャンル分けを拒むような深い情感を持っており、チェロに支えられてハープとサックスが絡み合い、喪失感や怒り、静謐さがひとつの流れに編み込まれていく。それらを覆い隠すのではなく、むしろ抱きしめるように響かせるさまは、人間らしさを力強く打ち出し、統合された真実を露わにしようとするかのよう。





ポスト・ヒップホップやスピリチュアル・ジャズ、ニューエイジのLAシーンを牽引するCarlos Niñoと、クラシック訓練を受けたマルチ奏者で、数多くの有名アーティストの編曲を手掛け、壮大なオーケストラ作品も制作しているMiguel Atwood-Fergusonによる、二人の深い友情と長年の音楽的対話であり、シカゴの冬の空気が織り込まれたような2020年リリースのアンビエント&スピリチュアル・ジャズ作品『Chicago Waves』が〈International Anthem〉創立11周年記念リイシュー・シリーズとして、新しい帯と16ページの豪華なブックレット、〈International Anthem〉の共同創設者Scott McNieceによる詳細な解説も収録して再発!シカゴのSouth Shore Cultural Centreでのライブで、冬の静けさを感じさせる音と、アフリカ、インド、東アジアのモードを絶妙にミックスした新時代のスピリチュアル・ジャズが高い次元で融合して好内容!

2017年9月にリリースされたIrreversible Entanglementsのセルフ・タイトル・デビューアルバムが〈International Anthem〉創立11周年記念リイシュー・シリーズとして、新しい帯と未公開写真、そしてベーシストLuke Stewartによる新しい解説を収録して、めでたくも再発。本作は詩人のCamae Ayewa(Moor Mother)、ベーシストLuke Stewart、サックスのKeir Neuringer、トランペットのAquiles Navarro、ドラムのTcheser Holmesという5人が初めて一緒に演奏した音源で、即興のフリージャズに詩の朗読が重なる強烈な作品で、彼らが初めて出会った「Musicians Against Police Brutality」というイベントがきっかけとなって生まれた。このバンドは、フリージャズの原点である「ブラック解放のための音楽」という精神を受け継ぎつつ、伝統を敬いながらも新しい未来を見据えた挑戦的なサウンドを作り出している。1960年代の東海岸のフリージャズの流れを汲み、Amiri BarakaやThe New York Art Quartetの影響も感じられる音楽性は、発売から10年経ち、ジャズ界やコミュニティに大きな影響を与え続けている。
ソロ・ピアノでのライヴ演奏の可能性、概念をも大きく変え、『ケルン・コンサート』をはじめとする数々の名盤を世に送り続ける孤高のピアニスト、キース・ジャレットが5月8日に80歳の誕生日を迎えたことを記念し、最後のヨーロッパ・ソロ・ツアーからのライヴ・アルバムが急遽リリース。
本作は、キース・ジャレットの最後のヨーロッパ・ソロ・ツアーからリリースされる4枚目のライヴ録音作品で『ミュンヘン2016』、『ブダペスト・コンサート』、『ボルドー・コンサート』に続くもの。すでに伝説的な『ウィーン・コンサート』(ウィーン国立歌劇場で1991年に録音)というライヴ作品があり、本人はかつてその作品を「長年の“炎の求愛”の末に“炎そのものの言葉”を語った」と主張していたというが、本作では2016年にウィーンに再び訪れ、インスピレーションの炎は、活気に満ちた音響特性を持つもうひとつの歴史的な場所、ウィーン楽友協会黄金の間にもたらされたものとなっている。
その瞬間に新しい音楽を形成しており、その範囲はほぼ百科事典的である。『ブレーメン/ローザンヌ』、『ケルン・コンサート』から『ウィーン・コンサート』に至るまで、ジャレットの初期のソロ・コンサートを代表する長大な形式は、彼の演奏人生の最終段階に入ったこの時期には、短い、自己完結的で対照的な曲で構成されるショーに取って代わられた。そして、2016年7月9日のウィーン楽友協会での公演がそうだった。 「パート 1」は、自然発生的な音の渦であり、渦を巻き、濃密で複雑である。「パート 2」は静寂の中で和音が浮かび上がり、ゆったりとした旋律が引き出される。 リズムが前面に押し出された「パート3」では、ジャレットがそれぞれの手で別々のパターンを展開し、それを織り交ぜる能力が際立っている。
「パート4」は讃美歌的で、栄光の雲をたなびかせ、「パート5」はエーテルからの純粋なバラード。「パート6」は叙情的な衝動を屈折させてより抽象的にし、「パート7」はジャレットのヨーロピアン・カルテットのために書き直されたような優しい曲だ。「パート8」はブルースで基本に立ち返り、「パート9」はゴスペルとカントリーのヒントを含み、ジャレットの音楽的ヴィジョンがいかに包括的であったかを思い起こさせる。アンコールに選ばれた「虹の彼方に」は、『ラ・スカラ』、『ア・マルティテュード・オブ・エンジェルズ』、『ミュンヘン 2016』で聴かれた素晴らしいヴァージョンとは少し異なるフレージングで、ジャレットはまたもや類まれな演奏を締めくくっている。
<パーソネル>
Keith Jarrett(p) ★2016年7月9日、ウィーン、学友協会黄金大ホールにてライヴ録音
トラックリスト:
1. Part I 2. Part II 3. Part III 1.Part IV 2. Part V
1. Part VI 2. Part VII 1. Part VIII 2. Part IX 3.Somewhere Over The Rainbow

グラミー賞受賞プロデューサー、Leon Michels=El Michels Affairの新作アルバムに坂本慎太郎が作詞と歌唱で1曲参加! その参加曲「Indifference」を、zelone recordsより国内7inchリリース決定!
Leon Michelsのメインプロジェクト、El Michels Affairの新作アルバム「24 HR SPORTS」が、9月5日にUSのレーベルBig Crown Recordsよりリリースされる事が発表されました。
その新作に坂本慎太郎が作詞と歌唱で1曲参加、その収録曲『Indifference』の7inch vinyl(日本限定盤)が、7月30日(水)にzelone recordsよりリリースが決定しました.。c/wにはアルバム収録曲から、東京の杉並児童合唱団をフィーチャーした『Clean The Line』を収録。zelone 7inchは、坂本慎太郎による二つ折アートワーク仕様になります。
Leon MichelsはBig Crown Recordsの創設者の一人で、US音楽界で現在最も注目を集めるプロデューサーの一人。そんな彼自らの名義のプロジェクト、El Michels Affairの新作「24 Hr Sports」に参加したアーチストは、Norah Jones,Clairo, 坂本慎太郎, Florence Adooni, Rahsaan Roland Kirk, Rogê & Dave Guyらをフィーチャーしています。間違いなく2025年最も注目を集めるリリースの一つとなります。新作の発表と同時に、アルバムのリードシングル『”Anticipate” feat. Clairo』も公開されました。
El Michels Affair (Leon Michels)
Leon Michelsは現在最も求められるUS音楽プロデューサーの一人。
彼の独特なサウンドは、アンダーグラウンドシーンに影響を与え続ける一方で、メインストリームの注目も集めています。
2023年の"El Michels Affair & Black Thought"による「アルバムGlorious Game」以来、Leon Michelsは他のアーティストの作品を手がけるのに忙しく、Norah Jonesのグラミー賞受賞作「Visions」、Clairoのグラミー賞ノミネート作「Charm」、Kali Uchisの「Moonlight」、さらにはレーベルメイトであるBrainstory、Derya Yıldırım & GrupŞimşek、Thee Heart Tones、Liam Baileyのアルバムなども制作しています。
そんな中、彼が自らの名義”El Michels Affair”としてリリースする新作『24 Hr Sports』は、待望の復帰作として注目されていて、2025年を代表する作品の一つとして高く評価されることは間違いないだろう。

1970年代初頭、ポートランドのブラック・コミュニティが育んだジャズ、ファンク・バンドThe Gangstersによる40年以上も未発表のまま眠っていた幻の音源集。The Gangstersには、後にグラミー受賞やB.B.Kingのバンドへの参加など、それぞれが華やかなキャリアを歩むことになる若き才能たちが在籍しており、中心人物はトランぺッターで後に名教育者ともなるThara Memory。本作は彼の指揮のもと、Ripcord Studiosで1970~72年に録音されたセッション音源を収めたもの。タイトなグルーヴと、洗練されたアレンジのもと、若き才能たちが初めて交差し、炸裂した一瞬の閃光のようなアルバムで、その一体感とスリルは、今聴いても鮮烈。また、バンドメンバーによるオーラル・ヒストリーや未公開写真、現地文化団体の支援による豪華パッケージが付属しており、単なる再発にとどまらず、失われた地域文化と音楽遺産を掘り起こす重要な記録でもある作品。
ジョン・コルトレーンがアトランティックに残した最後のアルバム『Olé Coltrane』。彼の音楽的転換点を示す重要作で、録音はインパルス移籍直後、名門ヴァン・ゲルダー・スタジオにて行われ、レギュラー・クインテットに加え、アフリカン・ブラス組からアート・デイヴィスやフレディ・ハバードらが参加。スペイン風味のミニマルで催眠的な演奏を軸に、ビバップからスピリチュアルな探求へと進むコルトレーンの次の時代の幕開けを示す一枚。
オリジナルは1974年に仏〈Le Chant Du Monde〉からリリースされたHal Singer と Jef Gilson によるアフロ・パリジャン・ジャズの代表作のひとつ『Soul of Africa』が〈Endless Happiness〉から登場。アメリカのレジェンド Hal Singer による熱量の高いテナーサックスと、フランスの鬼才 Gilson の霊的なピアノ、そして重厚でしなやかなリズム隊が渾然一体となり、冒頭からラストまで息を呑むような高揚感が続く。モーダルなコード進行の上でアフリカン・パーカッションが躍動し、スピリチュアルでダンサブル、かつどこか幻想的な雰囲気を纏った傑作。アフリカ的なリズム感覚とヨーロッパのジャズシーンの洗練が交わることで、独自の重層的な音世界が生まれている。45回転盤仕様での登場!
名盤『Marchin On』等で知られるスピリチュアルジャズの名兄弟ヒースブラザーズの弟でありジャズドラマーのトゥディー・ヒースの1970年ソロ名義スピリチュアル・ジャズ名作『Kawaida』が〈Trading Places〉よりアナログ再発。ハービー・ハンコック、ドン・チェリー、バスター・ウィリアムス、ジミー・ヒース、エムトゥーメなど、オールスターとも言えるメンバーが参加した強烈なモーダル・ジャズ・アルバムである本作は、スピリチュアル・ジャズ、モーダル・ジャズ、アフロセントリック・ジャズを愛するすべての人にとって必携の一枚!
