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徹底したアヒンサーを提唱実践、「ノイズ」の枠を超越したオルタナティヴな表現を試み続けるジャパノイズ伝説Merzbowと、Modern Obscure Musicを主催するスペインの作家Pedro Vianとのコラボレーション・アルバム。ペドロ・ヴィアンがDia:Beacon、特にリチャード・セラの彫刻の内部で録音したフィールド・レコーディングした特徴的なアンビエント・パーカッションとノイズを融合させた作品。限定300部。


ロンドン拠点の実験音楽コレクティヴ/レーベル〈Sagome〉から新物件が到着!Nicola Rattiとの名プロジェクトBellowsでも活動、自身の〈Schoolmap〉と〈Fringes Recordings〉からのリリースを通じてドローンマスター= Eliane Radigueの再評価にも貢献した人物であり、名門〈Senufo Editions〉のオーナーとしても知られるミラノ出身の名実験作家Giuseppe Ielasiと、〈NTS Radio〉で長年に渡り番組〈SKYAPNEA〉をホストしているGiovanni Civitengaのコラボ・ユニット、Rain Textによる8曲入りの最新作『III』がアナログ・リリース。モンツァにあるIelasiのスタジオで3日間に渡って録音。泡立つ金属的なリズムと重みのある低音が際立った、ポスト・ノイズ的エレクトロニクス/ドローン・サウンドが恍惚と展開される、近年のIelasi作品でも極めて稀有な一枚。Giuseppe Ielasiによるマスタリング仕様。限定200部。
1994年のデビュー以来、30年に渡り Chari Chari 名義、Kaoru Inoue 名義での活動で世界的に有名なDJ/音楽家、音楽プロデューサー、Kaoru Inoue の最新EP作品。
今年4月に RECORD STORE DAY 2024 にて世界同時発売され、売り切れ店続出となったLPアルバム「Dedicated to the Island -soundwalk & music for SAUNTER magazine-」から厳選された楽曲を Kaoru Inoue 本人がセルフ・リワーク、さらに南米アルゼンチンの気鋭のアーティスト SidiRum によるリミックス、未発表トラックなど全6曲を収録。
今年で10周年を迎える「レコードの日 2024」にて発売決定!(11月3日開催)
<<Kaoru Inoue「Rhythms of Dedication」トラックリスト>>
Side A
1. Nagareru SidiRum Remix 5:26
2. Nagareru Anatomy 3:47
3. La Isla Secreta 4:13
Side B
1. Karyobinga 5:28
2. Hoshifuru Drums 5:14
3. Cityscape 4:20 am Harajuku 2:01
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Record Store Day 2024 でのリリースで海外からも大きな反響を得たLP「Dedicated to the Island」の続編と言える、Kaoru Inoue の全6曲入りNew EP「Rhythms of Dedication」が完成。
南米アルゼンチン出身でSlow House ~ Tribalシーンにおいて群を抜く才能の持ち主であるアーティスト=SidiRum のリミックスを筆頭に、前LPからの楽曲をセルフ・リワーク、さらに初ヴァイナル化トラック、未発表トラックを収録、国内のレコードの祭典「レコードの日 2024」にリリースされる。
アンビエント、環境音楽などの要素が濃厚だった前LPからの抜粋楽曲に、タイトル通りリズム要素が刻印されていった、有機的でレフトフィールドなダンス・トラック集に仕上がっており、国内屈指の実績と高い技術力を誇る東洋化成でのプレスで前作同様そのクオリティにも期待が高まる。

廃盤最終入荷です。限定100部ナンバリング入り。大名門〈Modern Love〉に残した『Liumin』は今や同レーベルを代表する名盤としておなじみ。Stephen Hitchellとの名アンビエント・ダブ・プロジェクト、cv313やWaveform Transmissionなどでの活動も大変名高いデトロイトのダブテクノ/アンビエント巨匠Rod Model。Legoweltとコラボレーションしていた日本人ダブ・プロデューサー、Mystica TribeことTaka Nodaとのコラボ作品『GLOW WORLD』を、イタリアの地下レーベル〈13〉よりカセットリリース。アンビエントとジャズの現代的な邂逅として、ビートレスなダンスミュージック、アンビエント・テクノとして完成度が極めて高く、美しいアンビエンスが幻の景色のように響き渡る優れた一枚。

Keith RoweやGraham Lambkin、Jürg Frey、Michael Pisaroらを始めとして各地の重要な実験的作家やインプロヴァイザーが集う、ニュージャージーの名門レーベル〈Erstwhile Records〉からの傑作。長年に渡り、傑出したフィールド・レコーディング/エクスペリメンタル作品を世に送り出してきた邦人サウンド・アーティスト、角田俊也。初期の名作シリーズ作品『Extract From Field Recording Archive』をコンパイルした5枚組CDボックスも当店大ヒットを記録した同氏による、2007年から2018年に及ぶ近年の録音を収録した2019年のアルバム『Reflection-Revisiting』をストックしました。静寂の中で微かに歪む、不気味な駆動音のような音素材が織りなすハードコアなミニマル/サウンドアート#1で幕を開ける冒頭から既に極めてディープすぎる内容。本作は、既に廃盤となっている5枚組CDボックスからのバラ売りとなります。

Keith RoweやGraham Lambkin、Jürg Frey、Michael Pisaroらを始めとして各地の重要な実験的作家やインプロヴァイザーが集う、ニュージャージーの名門レーベル〈Erstwhile Records〉より特大物件が到着!長年に渡り、傑出したフィールド・レコーディング/エクスペリメンタル作品を世に送り出してきた邦人サウンド・アーティスト、角田俊也。初期の名作シリーズ作品『Extract From Field Recording Archive』をコンパイルした5枚組CDボックスも当店大ヒットを記録した事もまだ記憶に新しいこの人が、日本を代表する即興演奏家/作曲家、宇波拓とコラボレーションした3枚組最新作『Wovenland 3』を堂々リリース。静かで穏やかな水辺の生態系を淡々と映し出していくような、10分越え圧巻のフィルレコ/サウンドアートの逸品"river speaks to neighbors"、瞑想的であり没入感にも溢れる納涼系ハードコア・ミニマル/ドローン"expanded bamboo explosion"、この世ではない者の、言葉のない声までが入り交じる、廃工場系物音作品"Tetsuya in bicycle parking"など、実に聴き応えに満ちた実験的作品群を全33曲収録。


先日には、Techno AnimalやKing Midas Sound、The Bug等の名義での活躍も目覚ましい鬼才Kevin Richard Martinともコラボレーションを果たしたばかり。ケニア・ナイロビ出身、ベルリン在住のサウンド・アーティストであり、〈Subtext〉や〈Editions Mego〉などからのリリースも知られるKMRUことJoseph Kamaru。2024年度最新アルバムがベルリンの新鋭レーベル〈OFNOT〉より2LPで登場!Aho Ssan、Lamin Fofana、Nyokabi Kariũki、Jessica Ekomaneといった豪華ゲストが参加。ベルギーのテルビュレンにある中央アフリカ王立博物館のサウンド・アーカイブに対する、批判及び批評的な解釈を反映した作品。アフリカでのフィルレコや、カリンバ、歌の録音などを素材に、アンビエンスや思弁に満ちた、環境的、経済的、政治的に流動的な世界をナビゲートするグローバル・コンテンポラリーとしてのリスニング体験を提供。最終トラックのAho Ssanの作品の強靭さにも息を呑みます。SlowdiveのドラマーSimon Scottによる〈SPS〉でのマスタリング仕様。

家族との大切な思い出と影が滲んだ、浅瀬系アンビエント~エレクトロニカ傑作!イングランド・チェスターを拠点とするサウンド アーティストであり、フォーク・ミュージシャンでもあった経歴を持つCarl M Knott (Wonderful Beasts、Spacelab) によるソロ・プロジェクトの1つboycalledcrowによる最新アルバム『eyetrees』が〈Hive Mind Records〉よりカセット・リリース。多種多様なアコースティック音楽からインスパイアされた、ユニークかつ奇妙で美しい楽曲を生み出しながら、〈Mortality Tables〉や〈Subexotic Records〉といったレーベルから素晴らしい作品を送り出してきた人物。家族生活と、自宅や自然の中で妻や子供たちと過ごした素晴らしい時間から触発された作品。アルバムの一部は、死が迫り、世界の境界線がぼやけていると感じた悲しい時期に作られたもの。「何が起こるかわからない、人生は繊細で一瞬で奪われる可能性がある」という感覚が浸透したその音楽からは、ぼんやりとしたピンク、黄色、赤、オレンジで満たされた家族の物語と思い出が、不安定なアコースティック・ギターや壊れたエレクトロニクスによる調べ、そして、暖かく、別世界的なサウンドスケープと共に浮かび上がります。

Gigi MasinやRon Trent作品も手掛けるロンドンの要注目レーベル〈Language Of Sound〉より新物件!メキシコ出身のアーティスト、Leo Heiblumが25年間に渡って世界中から収集したフィールドレコーディングを編集して制作した壮大な時を駆けた意欲的アルバム『Encyclopedia Sónica Vol. 1』がアナログ・リリース。熱帯雨林、先住民族、動物界、都市環境まで、世界各地で採取した自然界の音から人間の営み、産業の騒音に至るまで、私たちの地球全体を音楽の巨大な源として膨大な素材を収集し作り上げた素晴らしい一枚!

日夜音楽を通してアラビック/ダブに襲撃を繰り返し続け、あまりにも膨大な音源の数々を残してきただけでなく、未だにその未発表音源までもが掘り起こされる今は亡き英国の名手ことMuslimgauze。90年代オーストラリアの地下シーンを代表する実験系名門レーベル〈Extreme〉に残した1990年傑作アルバム『Intifaxa』が 〈Other Voices Records〉と〈Kontakt Audio〉の共同で2024年度2LPリイシュー!フィールド・レコーディングと、ディープでトライバルなサウンド、サイケデリック・ハウス/リチュアル・トランスを思わせる独特のグルーヴが溶け合わされた本作は、当時のレイヴのバックルームで流れていてもまったく違和感の無いダンスフロアライクな一枚に仕上がっています。

版元完売。フィンランド・ヘルシンキを拠点に活動するサウンド・アーティストであり、これまで〈LAAPS〉や〈Students Of Decay〉〈Longform Editions〉〈Lal Lal Lal〉など各地の優れた実験系レーベルから作品を送り出してきたOlli Aarniが2023年に同国の地下レーベル〈Ultraääni〉より発表したアルバム『Tuokioita』をストック。リリカルで透明な即興演奏として実に珠玉であり、その瞬間に紡ぎ出される旋律、編まれる時間の美しさは他に類を見ません。フォークミュージック的な牧歌的なトラックや、ある意味でポスト・クラシカル的な和声進行が瞑想に収束するような一枚。限定300部。

版元完売。タージ・マハル旅行団やThird Ear Band、Aktualaが70年代に思い描いた音楽の20年代の姿がここに!近年、アヴァンギャルドな界隈を席巻するイタリア出身の大人気パーカッショニストValentina Magalettiに、Al Wootton、Susumu Mukaiという豪華面々からなる先鋭的トリオ、Holy Tongueと、カルト名門〈Skull Disco〉を主宰していたことも知られるトライバル・エクスペリメンタル・シーンの代表格Shackletonによる、待ってましたの歓喜のコラボ・アルバム『The Tumbling Psychic Joy of Now』がロンドンの〈AD 93〉よりアナログ・リリース。両者がスウェーデンのフェスティバルで共演した後に考案された作品との事。両者のトレードマークと言えるシャーマニックで屈折的なサウンドが見事に溶け合った本作は、サイケデリックかつ儀式的な、スピリチュアルで異形な破格のトランス・ミュージックが繰り広げられています。Rashad Beckerによるマスタリング仕様。
ナンと2000万ストリーミング再生されたというしー辰屈指の人気作がリプレス&LP化!Meditationsでも大大大ベストセラーだった、Will Long名義での良好アンビエント x ハウス作品も知られる東京在住のCelerとシカゴのForest Managementという2人のアンビエント作家が、2018年にオークランドのニューエイジ/アンビエントの聖地〈Constellation Tatsu〉から発表した作品『Landmarks』が待望のカセット/アナログ再発!Paul Therouxの小説『The Mosquito Coast』と、Peter Weirによる 1986 年の同作品の映画化にインスピレーションを得た珠玉のアンビエント/ドローンを全14曲収録。
北海道の東部、十勝の南部に位置するメム(大樹町)を拠点とするmemu earth labに2021年と2022年の冬から春にかけて計5週間ほど滞在し、周辺の様々な場所の響きを収録した。
録音機材を車に積み込み、さて今日はどの辺りに行こうかと広大な大地を車を走らせながら考える。周辺には森林や川があり、海岸沿いには湖沼群が点在している。市街地から離れると通り過ぎる車や人の姿はほとんど見かけない。一方、野生のキツネやタンチョウ、リスの姿は時折見かけるし、雪の上には何かの動物の足跡が点々と残っている。適当なところで車を停めて、機材を入れたバックを担ぎ、面白そうなポイント、何かが録れそうな雰囲気のするポイントが見つかるまでひたすら歩く。このようにしてたまたま出会ったさまざ
まな音がこの作品には収録されている。さらにこの土地で暮らす人々にも話を伺った。彼/彼女らが日々の暮らしの中でどのような音をどのように聴いているのかに興味があったからだ。
雪が積もった朝方、滞在していたバンガローから外に出ると耳が詰まったかと思うぐらいの静寂に慄く。自分の耳には「自然」の音しか聞こえないように感じられる場所でも、マイクロフォンが捉えた音からは人間の活動に伴う様々な音が聞こえてくる。例えば、大型トラックが国道を走る音、山で猟師が獲物を猟銃で撃つ音、上空を通過する飛行機の音、近隣の住居の室外機の音、そしてもちろん私自身が無意識のうちに立てている音もある。それでも、背景のノイズが少ない、小さな音が明瞭に聞こえる場所というのはそれだけで価値がある。ここはまさにそういう場所だ。
メムで出会った環境音、人々の声、それらを区別することなく、この土地の声として捉えてみる。土地の声に耳を澄まし、それらを録音し、録音された音に耳を傾けるという行為を通してどのような世界が立ち上がってくるだろうか。“メム”という言葉はアイヌ語で「泉が湧き出て魚が集まるところ」という意味があるそうだ。これらの音がリスナーそれぞれの記憶や身体的経験と結びつき、湧き水のように世界に対する想像力を涵養することを願って。
CD1
1 Dawn Forest 8:23
2 Cowhouse 9:11
3 Living with Cows 9:36
4 Memu River 4:43
5 Stream near Banseisha 11:04
6 Life in the Past 8:42
7 kim-un-to 6:36
CD2
8 Listening through the Tochka 7:21
9 Horse Meals 6:35
10 Living with Horses 7:17
11 kamui-kotan 5:50
12 Rain, Harp and the Tochka 8:08
13 Walking on Melted Snow 1:42
14 Frozen Memu River 7:44
15 Asahihama Fishing Port 10:29
16 Midnight Forest 5:23
recorded, edited and mastered by Eisuke Yanagisawa
design by Takamitsu Ohta
photography by Takehito Goto
additional photography by Eisuke Yanagisawa
produced by Rereading Company
published by MSCTY + memu earth lab

野心的なデビュー作『A Ghost And His Paintings』では、親密なインディ・フォークから本格的なポスト・ロックまで、様々な要素を取り入れた孤高の作品を作り上げていた香港のミュージシャン/作曲家、Olivier Congによる最新アルバムが〈Room 40〉から登場。催眠的なサウンドから美しいサウンド、壮大なサウンドまで、同じトラックの中で滑らかに変化するサウンドを用いた孤高の作品を作り上げる注目作家。ピアノ、アンビエント・エレクトロニクス、尺八、古筝、スポークンワードで構成された本作は、内省的で深い思索に満ちたアンビエント/ドローン作品に仕上がっています。

昨年は、日本のアンビエント巨匠・小久保隆とコラボレーションを果たした東京のサウンド・アーティストであり、〈dublab.jp〉で好企画「Japanese Ambient Journey」を音楽番組を展開していたYui Onodera。豪州の音響系名門〈Room 40〉からリリースした最新アルバム。音の「劣化と再構築」への関心から生まれたアルバム。 10年前、東日本大震災で壊滅的な被害を受けた生まれ故郷の岩手県に数日滞在し、限られた素材と古いメディアを使って制作した作品。これらの全ての楽曲は古いテープレコーダーへそのまま録音。瓦礫となり、解体された、Onodera氏の記憶に残っていた多くの古いものは、新しい景色としてここに存在しています。

郊外の海辺のアパート。海との約束、ポッピングキャンディ、夜行列車、ボクシングデーから大晦日までの夏の無気力なひととき。数々の傑作を生み出した豪州発の名実験デュオ”HTRK” (=Hate Rock)のメンバーとしても知られるJonnine Standishによる最新アルバムが名門〈Modern Love〉より登場!洞窟を反響するような美しい残響に彩られた声が構築する、桃源郷的なヴィジョンがDIYなビートと交錯する時間。Grouper、Anna Roxanneなどお好きな方は必聴。Hype Williams周辺で暗躍してきたカルト・エンジニア、Amir Shoatによるミックス&マスタリング。Rashad Beckerによるカッティングと盤質も万全です。4つのポストカードが付属。
豪州実験系大名門、Oren Ambarchi主宰の〈Black Truffle〉から最新タイトルがアナウンス。セラピーにおけるサイケデリックの効用を長年研究してきた経歴を持つドイツ・ベルリン在住のサウンド・アーティスト、パフォーマー、オーディオ・エンジニアの Sam Dunscombeによる2作品を収めたアルバム『Two Forests / Oceanic』が登場。時間の多次元的知覚に関心があり、スペクトル楽派や純正律、即興演奏、複雑な音符のレパートリーの演奏、フィールド・レコーディング、オーディオ・エンジニアリング、ライブ・エレクトロニック・パフォーマンスといった様々な分野を探求してきた人物による2年ぶりの最新ソロLP作品。フィールドレコーディングと絡み合いリラックスを誘う、非常に喚起的な音と音楽への幅広いアプローチが詰め込まれた要注目作品。

SolangeやKendrick Lamar、CKtrl、Mica Leviらとのコラボレーションを始めとして、ここ数年に渡り、傑出した作品群を送り出してきた、現代ジャズの新世代を代表するミュージシャンであり、イギリス・ロンドンとシエラレオネ・フリータウンを拠点とするDuval Timothy。2018年に自身の〈Carrying Colour〉より発表し、現在レア化しているアルバム『2 Sim』が2024年度アナログ・リプレス。2枚のSIMカードを搭載した携帯電話を指し、混血、二重国籍、または複数の居住地を持つ人々を表すフレーズ「2 Sim」。フリータウンを散歩中に見知らぬ人との会話中に「2 Sim」と呼ばれた後(この瞬間の録音がレコードに収録されています)、現代の西アフリカにおける「2 Sim」という経験を探り始めた彼が、フリータウンでの家族、友人、仲間との2ヶ月に渡るフィールド・レコーディングとインタビューから作り上げた意欲的な一作。これらの場所固有の録音は、シエラレオネと英国で録音されたソロピアノ録音とプロダクションとがコラージュされたものとなっています。
Beatriz FerreyraやFelicia Atkinsonが好きな人にもオススメできる白昼夢ミニマル/エレクトロニクス傑作!ドイツ・ハンブルク拠点の実験的作家であり、〈Entr'acte〉や〈MMODEMM〉などからも作品を発表しているNika Sonによる、2024年2枚目となる最新アルバム『Aslope』が、同地の尖鋭レーベル〈V I S〉よりアナログで登場。ミュージックコンクレートや加工されたファウンド・サウンド、フィールド・レコーディング、エレクトロニクス、インスタレーションの断片、スポークンワードのコラージュを通じて、抽象的でシュールな空想的ドリームスケープを描き出しています。

Yama Yuki氏主宰の東京のサウンド・アート系新鋭カセット・レーベル〈ato.archives〉から特大物件が登場!Taku Unamiによるマスタリング仕様。East Bionic SymphoniaやGap、Marginal Consortでの活動も知られる日本を代表するインプロヴァイザーである多田正美氏による最新アルバム『Ever-Present / つねなるもの』がカセット・リリース。
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多田正美(マージナル・コンソート)は1970年代に伝説的な即興グループGAPに参加しキャリアをスタートさせ、80年代より、インスタレーション、写真などにも表現の幅を拡張しながら常に即興という行為に向かい合ってきたアーティストです。
近年、多田正美は、神奈川県にある自宅から見える弘法山を毎日写真に納め、インスタグラムで毎日発表するという行為・作品制作を続けています。今回リリースされる作品は、その写真におさめられる弘法山を実際に登山し、その登山する過程で多田が持ち込んだ電子デバイスとアンプ、パーカッションが、山登りのリズムに合わせ音を立てる様子と弘法山の頂上で多田が鳥や飛行機などと行った即興演奏の記録がおさめられています。
(ato.archives)

