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Lionmilk and Club Diego - In Float (CS+DL)Lionmilk and Club Diego - In Float (CS+DL)
Lionmilk and Club Diego - In Float (CS+DL)Leaving Records
¥2,132
"モダン・ニューエイジ"を掲げ、テン年代以降のニューエイジ・リバイバルを牽引してきたロサンジェルスの名手Matthewdavid主宰の大名門レーベル〈Leaving Records〉から新タイトル!珠玉のヒーリング・アルバム『Intergalactic Warp Terminal 222』も素晴らしかったLA拠点の日系人ジャズピアニスト/ビートメイカーのMoki Kawaguchiによるソロ・プロジェクトLionmilkと要注目の電子音楽家Club Diegoのコンビによる昨年末の最新カセット『In Float』をストック!これまた絶品で聴き心地抜群な桃源郷的デジタル・ダンス・サウンドを全10曲収録した秀盤。チルアウト〜アンビエント・ハウスのオプティミズムと、瑞々しいニューエイジの新鮮なテクスチャーが光る、ユニークで耽美な作品に仕上がっています!
Paige Emery - Intercommunications (CS+DL)Paige Emery - Intercommunications (CS+DL)
Paige Emery - Intercommunications (CS+DL)Leaving Records
¥2,132
これもまたGreen-HouseやOmni Gardens、Loris S. Saridらと並ぶ、”植物のためのアンビエント”の新機軸!「モダン・ニューエイジ」を掲げ、テン年代以降のニューエイジ・リバイバルを牽引してきた名手Matthewdavid主宰の大名門レーベル〈Leaving Records〉から注目作家が登場!音楽、絵画、植物を織り交ぜたヒーリング・リチュアルを通して、地球を記憶する方法を探求するエコロジー・アーティストPaige Emeryによる2024年度アルバム『Intercommunications』がカセット・リリース。彼女が毎朝、植物と瞑想した後に植物に向かって歌う儀式から生まれた作品で、「人間以外のものとのコミュニケーションへの探求」をテーマに作り上げられたスピリチュアルなアンビエントを全11曲収録しています。
J. Foerster/ N.Kramer - Habitat II (CS+DL)J. Foerster/ N.Kramer - Habitat II (CS+DL)
J. Foerster/ N.Kramer - Habitat II (CS+DL)Leaving Records
¥2,132
Flying Lotus率いる〈Brainfeeder〉にも在籍していた鬼才、Matthewdavid主宰のもとビート・ミュージックから現代ジャズ、ニューエイジまでも大いに越境、昨今何度目かの最盛期を迎えているLAの大聖地〈Leaving Records〉からは、前作『Habitat』でのコラボレーションでも秀逸なアンビエント作品を残していたベルリン在住の作曲家Niklas Kramerとパーカッション奏者Joda Foersterの共作第二弾『Habitat II』がLP&カセット・リリース!今作も前作同様、イタリアの建築家、Ettore Sottsassにインスパイアされた作品であり、『Habitat I』が想像上の自己完結的な建造物の不可解な複雑さを描いていたとすれば、『Habitat II』はコンセプトの領域を広げた内容となっています。吉村弘や広瀬豊といった日本の環境音楽/アンビエントが好きな方にもオススメです!
Celia Hollander - 2nd Draft (LP+DL)Celia Hollander - 2nd Draft (LP+DL)
Celia Hollander - 2nd Draft (LP+DL)Leaving Records
¥3,682

前作も夢うつつで美しいアンビエント作品を送り届けていたLA拠点の作曲家Celia Hollanderによる最新アルバムが、LAのインディペンデントな音楽シーンの英気を一身に引き受けるMatthewdavid主宰の名門〈Leaving Records〉よりアナログ・リリース。本作は、「音楽を作る」という動き、つまり人類の中を流れる目に見えない力強い流れへのオマージュが込められた作品となっており、瑞々しく喚起的なモダン・クラシカル/アンビエント・ピアノ小曲を全18編収録。Robert HaighやJohn Carroll Kirby『Conflict』、Dylan HennerのSu Tissue「2nd Movement」カヴァーなどが好きな人にもたまらない逸品です!

Arushi Jain - Delight (CS+DL)Arushi Jain - Delight (CS+DL)
Arushi Jain - Delight (CS+DL)Leaving Records
¥2,268

前作も当店大ヒット!ニューヨークを拠点に活動、インド生まれでアメリカ在住の作曲家でありモジュラー・シンセサイザー奏者、そして、ヴォーカリスト、技術者、エンジニアという多種多様な側面を持つ要注目の女性作家、Arushi Jain。2021年の独創的な作品『Under the Lilac Sky』の続編である2024年最新作『Delight』が、LAのインディペンデントな音楽シーンの英気を一身に引き受ける大名門〈Leaving Records〉より登場!「喜びはアクセス可能であり、それを育む実践は必要な努力である」というシンプルな命題が盛り込まれた意欲作。瞑想的なシンセ・ニューエイジの傑作だった前作を土台に、よりアーティスティックな方向へとシフト。ディーヴァとしての才覚を感じる素晴らしい内容!インド古典音楽特有のメロディックな枠組みであるラーガ・バゲシュリからインスピレーションを得た本作では、感情、イメージ、美への憧れを織り交ぜながら、ジャイナ教は喜びが常に存在するという信念を植え付けることを目指した本作では、例えそれが容易に見つからない場合でも積極的に探す必要性を主張しています。

Klein - STAR IN THE HOOD (LP)
Klein - STAR IN THE HOOD (LP)Parkwuud Entertainment
¥4,286
ナイジェリア出身ロンドン拠点のエクスペリメンタル・アーティストであり、〈Hyperdub〉や〈NON〉、〈Curl〉などにも作品を残すKleinによる2023年のアルバム『STAR IN THE HOOD』が〈Parkwuud Entertainment〉よりアナログ・リリース。闇儀式の様なヴォーカル・マニピュレーション、煌びやかなR&B、オート・ピアノのスケッチ、サイケデリックなコンクレートまで、迷路のような、アンチ・アンビエントな、白髪混じりの地下室ノイズをめくるめく55分かけて駆け巡ります。Hype Williams周辺で暗躍してきたカルト・エンジニアことAmir Shoatの手によるマスタリングというお墨付き。
The Caretaker - Persistent Repetition Of Phrases (LP)
The Caretaker - Persistent Repetition Of Phrases (LP)History Always Favours The Winners
¥5,498
The Wire Magazineの2008年トップ10アルバムにも選出されていた傑作!漆黒のダーク・アンビエント紳士、The Caretakerが2008年に今はなきInstallレーベルからリリースし、のちに自身のレーベルから幾度も再発するもそのどれもが入手困難となっていた名盤が待望の2023年ヴァイナル再発!
現代の音楽における形式からは大きく逸脱したループの作用にも注力したという本作。安らぎと悲愴のヒスノイズの絶妙な隙間にあって、冷涼なサウンドが幾重にも連なっては過ぎ去り、アンビエントともクラシックとも取れない屈折した何かが出来上がる、不可解な音楽です。彼のアルバムの中で最も象徴的な作品の一つではないでしょうか。
Flora Yin Wong - Cold Reading (LP)
Flora Yin Wong - Cold Reading (LP)MODERN LOVE
¥4,671

実験的レーベル〈Archaic Vaults〉主催者であり、〈PAN〉の傑作アンビエント・コンピレーション『MONO NO AWARE』への参加や〈Modern Love〉からの傑作ソロ・アルバムでも知られるロンドン出身の中国系マレーシア人プロデューサー、Flora Yin-Wongによる最新アルバム『Cold Reading』が、英国地下シーンを代表する大名門こと〈Modern Love〉からアナログで到着!6年間に渡ってスケッチされてきたエキゾチックでスピリチュアルな個人旅行のカタログとなった前作『Holy Palm』に対し、ファンタジーの浸食、信念体系の崩壊といった余波を丹念に描写した、超現実主義的な仕上がりの3年ぶりセカンド・アルバム!シュールでトリップした様な魅力溢れる圧巻のコンクレート作品に仕上がっています。Rashad Beckerによるマスタリング仕様。限定500部。

XKatedral Anthology Series II (An Anthology Of Slowly Evolving Timbral Music) (Orange Vinyl 2LP)XKatedral Anthology Series II (An Anthology Of Slowly Evolving Timbral Music) (Orange Vinyl 2LP)
XKatedral Anthology Series II (An Anthology Of Slowly Evolving Timbral Music) (Orange Vinyl 2LP)XKatedral
¥6,248
Kali MaloneとMaria W. Hornという現行女性ドローン最高峰の2人が主催するスウェーデン・ストックホルムのエクスペリメンタル最重要レーベルこと〈XKatedral〉からは、同レーベル所属作家のショーケース的アーカイブ・シリーズの第2弾『XKatedral Anthology Series I (An Anthology Of Slowly Evolving Timbral Music)』が登場。レーベル・ボスのKali Malone & Maria W HornにJessica Ekomane、Mats Erlandsson、Theodor Kentros、Wilma Hulténといった面々によって2018年から2020年までに書かれた作品の数々が収録。スペクトル探求の領域における精密な作業のためのツールとして、シンセティック・サウンドとアルゴリズミックな作曲言語の使用に焦点を当てた内容となっています。Stephen O'Malleyの手によるスリーヴ・デザイン仕様。限定500部
V.A. - Soft Selection 84 - A Nippon DIY Wave compilation (LP)V.A. - Soft Selection 84 - A Nippon DIY Wave compilation (LP)
V.A. - Soft Selection 84 - A Nippon DIY Wave compilation (LP)Glossy Mistakes
¥4,374

スペイン屈指の優良発掘レーベル〈Glossy Mistakes〉が快挙!2024年度でも最重要と言っても過言ではない、特大物件がアナウンス!『レコード・コレクターズ2023年11月号 日本の新名盤1970-89』でも紹介しました。先日某オークションでも4万円越えの高値を付けた国産NW最高峰な幻の一枚が奇跡の史上初アナログ・リイシュー!オリジナル・プロデューサーを務めたClä-Sickの染吾郎が主宰するDIYレーベル〈Soft〉より1984年に発表された、1980年代の日本のアンダーグラウンド・ミュージック・シーンの深淵部と言うべき大傑作コンピレーション・アルバムであり、傑出したミニマル・シンセ/テクノ・ポップ/アンビエント/ミュータント・ファンクが満載された秘宝『Soft Selection 84』が待望のアナログ再発。日本の自主盤テクノ・ポップ/ミュータント・ファンクでも最強レベルの内容にして、Picky Picnic以外ほぼ知られて来なかった幻のバンドたちによるオブスキュアな録音が満載!細野晴臣の〈NON-STANDARD〉とヤプーズとの邂逅を思わせるミステリアスな女性バンドであるLa Sellrose Can Canが残したレフトフィールドかつ特異なテクノ・ポップ"Aerobics"と"Happy Morning"がとにかく凄いので是非。オリジナル・マスターテープからの完璧なリマスタリング仕様。

久米大作 Daisaku Kume - その男、凶暴につき (LP)久米大作 Daisaku Kume - その男、凶暴につき (LP)
久米大作 Daisaku Kume - その男、凶暴につき (LP)We Release Whatever The Fuck We Want
¥4,648

なんと、まさかのたけし映画からリイシュー案件到来です!お見逃しなく。1989年に公開された北野武初監督映画『その男、凶暴につき』のサウンドトラックにして、T-SquareやPrismでのキーボーディストとしての活動からソロ作品でのオブスキュアなニューエイジ仕事も知られる久米大作の手がけた傑作が〈WRWTFWW Records〉より公式アナログ再発。エリック・サティの家具の音楽の見事な再解釈的なアプローチとメランコリックなスムース・ジャズのアイロニー、現代西洋のモダンな空気までを叙情的にミックスしたミステリアスでエレガントな怪盤!リマスタリング仕様。限定500部。

Carlos Giffoni - Dream Walker (CD)
Carlos Giffoni - Dream Walker (CD)Ideologic Organ
¥2,464
ニューエイジ、アンビエント、宇宙音楽ファンにも推薦!Oneohtrix Point NeverやJim O'Rourke、Merzbowも作品を残すゼロ年代の伝説的ノイズ・レーベル〈No Fun Productions〉を主宰し、伝説的イベントである〈No Fun Festival〉も毎年開催、自身も先述した作家たちとコラボレーションを展開してきた米国のベネズエラ人アーティスト、Carlos Giffoni。2018年の『Vain』以来となるフルレングス作品『Dream Walker』がSunn O)))のStephen O `Malley主宰の〈Ideologic Organ〉よりアナウンス。2023年にハードウェア、主にシンセサイザーで製作された哀愁溢れるコスミッシェ・エレクトロニクスを展開したタイトル通り夢見心地な一枚!
Josiah Steinbrick - For Anyone That Knows You (LP+DL)Josiah Steinbrick - For Anyone That Knows You (LP+DL)
Josiah Steinbrick - For Anyone That Knows You (LP+DL)Unseen Worlds
¥3,438
Sam Gendelとの共作でも知られる人物!Devendra BanhartやNeon Neonとも仕事を共にするマルチ演奏家/作曲家であり、エキゾティックなミニマル・ミュージック・アンサンブル"BANANA"の一員としても知られるJosiah Steinbrick。ピアノ・ソロを中心とした最新アルバム『For Anyone That Knows You』がポスト・ミニマル/モダン・クラシカルの大名所〈Unseen Worlds〉から堂々アナウンス。ケチュア族の民俗音楽家のLeandro Apaza RomasとBenjamin Clara Quispeによる無題の録音を解釈した“Green Glass”やマリのリュート型撥弦楽器コラの巨匠であるToumani Diabatéの楽曲を演奏した“Elyne Road”、ハイチ系アメリカ人のギターリストFrantz Casseusが1954年に記録したクレオールの伝統楽曲をアレンジした“Lullaby”などに加え、盟友Sam Gendelがサックスで参加した楽曲も3曲も収録されています。〈12k〉のTaylor Deupreeによるマスタリング仕様。ニューエイジ、アンビエント・リスナーも必聴です。
Carl Stone -  Electronic Music from the Eighties and Nineties (2LP+DL)Carl Stone -  Electronic Music from the Eighties and Nineties (2LP+DL)
Carl Stone - Electronic Music from the Eighties and Nineties (2LP+DL)Unseen Worlds
¥6,239
オブスキュアな電子音楽を発信し続ける名レーベルUnseen Worldからは、Morton Subotnickに学び、中京大学にて教授を務めるアメリカ人作曲家/ラジオ・プロデューサーであり、サンプリング~カットアップ・コラージュの名手Carl Stoneの初期音源集第二弾が登場です!
クラシック音楽から音楽を学び始めた氏が、非西洋音楽や即興ジャズ、世界中の民族音楽やポップスへと惹かれていったそのリサーチの過程を存分に味わえる一枚!Seth GrahamやKara-Lis Coverdaleといった現行のアーティストの感性にも連なる幻想ニューエイジ大曲"Banteay Srey"、"Sonali"、ジョン・ハッセルの第四世界の目覚めを感じる霊性トライバル・アンビエント"Woo Lae Oak"、一種のグリッチ的なミニマル・ループが独特の余韻を残していく"Mae Yao"といった、アンビエント~ニューエイジ・リスナーにも大推薦の長曲四篇を収録。肩肘張らずにゆったり聴ける味わい深い一作ですよ。
Carmen Villain - Planetarium (LP)
Carmen Villain - Planetarium (LP)Smalltown Supersound
¥2,951
ノルウェー・オスロ拠点の名レーベル〈Smalltown Supersound〉からのリリースの数々でも知られるアンビエント/ドリーム・ポップ作家であり、今年度最新作『Only Love From Now On』が22年トップクラスの傑作だったCarmen Villain。2013年に発表したデビュー作『Sleeper』に続いて送り出した2017年の秀逸なEP作品『Planetarium』をストック。当時、再評価の真っ只中にあったGigi Masinをリミキサーとして起用。幽玄なドリーム・フォークの表題曲"Planetarium"、それらをアンビエント・テクノやより耽美で幻想的なモダン・クラシカルに落とし込んだGigi Masinのリミックス2曲も素晴らしい。Matt Karmilも一曲ミックスで参加。盟友、Helge Sten(Deathprod、Supersilent)によるマスタリング仕様。全4曲を収録。
Marina Herlop - Pripyat (LP)Marina Herlop - Pripyat (LP)
Marina Herlop - Pripyat (LP)Pan
¥3,376
Deconstructed Clubやフォークトロニカを通過した前衛的な声の実験!〈Pitchfork〉でも「8.0」の好スコアを獲得していた昨年度の話題作がヴァイナル再発!スペインのシンガー、ピアニストのMarina Herlopが2022年にベルリンのエクスペリメンタル・クラブ・ミュージックの聖地〈PAN〉からデジタル・リリースしていた作品『Pripyat』が待望のアナログ化。2016年の『Nanook』と2018年の『Babasha』という、ピアノと声の音にスペクトルのエレガンスをもたらした2枚のアルバムを経て、初めてコンピューターで作った曲のひとつであり、そのブレイク曲「miu」、メランコリックなピアノと優雅なヴォーカル・ラインの組み合わせによる「abans abans」など、珠玉のトラックが満載のグリッチ・ポップ/アヴァン・フォーク・アルバム!
Celer - Discourses Of the Withered (Remastered) (3LP)Celer - Discourses Of the Withered (Remastered) (3LP)
Celer - Discourses Of the Withered (Remastered) (3LP)Two Acorns
¥4,243
Meditationsでも大大大ベストセラーだった、Will Long名義での良好アンビエント x ハウス作品も知られる東京在住のアンビエント作家Celer。2008年にオハイオのレーベル〈Infraction〉よりCDリリースしたアルバム『Discourses Of The Withered』がStephan Mathieuによるリマスタリング仕様で3LPアナログ再発。メランコリックな白昼夢的アンビエント/ドローンサウンドスケープ長編楽曲を全7曲収録したCeler初期の人気作の一つ!
Miguel Atwood-Ferguson - Les Jardins Mystiques Vol.1 (4LP)Miguel Atwood-Ferguson - Les Jardins Mystiques Vol.1 (4LP)
Miguel Atwood-Ferguson - Les Jardins Mystiques Vol.1 (4LP)Brainfeeder
¥10,922

長年にわたってLAシーンの発展に貢献してきた現代屈指のミュージシャンであり、作曲家、編曲家、オーケストレーターとして活躍するミゲル・アトウッド・ファーガソンが、熱心な音楽ファンの誰もが待ち望んだデビュー・アルバム『Les Jardins Mystiques Vol.1』を〈Brainfeeder〉よりリリース!
様々な役割を通して、多くのミュージシャンと仕事をし、600枚以上のアルバム、映画、TV番組でレコーディングを行い、世界中で何千回ものライブ・コンサートを行っているミゲル・アトウッド・ファーガソン。そのスタイルは、ジャズ、クラシック、ヒップホップ、エレクトロニカ、アヴァンギャルド、ポップスなど様々なジャンルを横断している。J・ディラの作品群を60人編成のオーケストラ作品へと再構築した革新的な作品『Suite For Ma Dukes』(2009) 、長年の友人でありコラボレーターでもあるカルロス・ニーニョとのコラボ作品の数々、カルテット・ファンタスティコやミゲル・アットウッド・ファーガソン・アンサンブルでの活動を通して、アーティストはもちろん、幅広い音楽ファンから尊敬を集めている。
ロサンゼルスの音楽シーンに深く浸透しているミゲル・アトウッド・ファーガソンは、2008年のレーベル設立以来〈Brainfeeder〉ファミリーを支えるキーパーソンの一人となっている。レーベルを主宰するフライング・ロータスとは親友であり長年のコラボレーターでもある。2010年以降、フライング・ロータスのアルバム作品4枚すべてに参加し、渡辺信一郎監督が手がけた日米合作の短編SFアニメ『ブレードランナー ブラックアウト2022』や、Netflixオリジナル・アニメ『Yasuke』のサウンドトラックにも参加。またサンダーキャット、ハイエイタス・カイヨーテ、カマシ・ワシントン、ガスランプ・キラー、サラミ・ローズ・ジョー・ルイス、ブランドン・コールマン、ティーブスなど、レーベル所属アーティストの作品にも大きく貢献している。過去15年間にわたってレーベルにとって極めて重要な役割を果たしてきたミゲルが、12年の歳月をかけて完成させたという自身の大作を〈Brainfeeder〉からリリースするのは、まさにふさわしい流れと言える。フライング・ロータスがミゲルに自身のレーベルから作品を出すことを提案したのは10年以上前に遡るという。〈Brainfeeder〉から作品をリリースすることについて「私はロサンゼルスを愛してる。ここ出身であることを誇りに思うし、ロサンゼルスに貢献したいという気持ちはあるよ」とミゲルは話している。
『Les Jardins Mystiques』は、ミゲルの音楽世界を開放し、共有するプロジェクトである。そしてヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、キーボードなど様々な楽器を自ら演奏するミゲルのエレガントな音楽性と、彼と50人以上のミュージシャンたちとの自由奔放な対話を披露する場でもある。今回発表されたアルバム『Les Jardins Mystiques Vol.1』は、三部作の第一弾として位置付けられており、トータルで10時間半に及ぶという。この超大作のオープニング曲「Kiseki」に、マイルス・デイヴィスの大名盤『Bitches Brew』にも参加している伝説的ミュージシャン、ベニー・モウピンがバスクラリネットの演奏で参加しているのを筆頭に、ゲスト・ミュージシャンには、カマシ・ワシントン、サンダーキャット、ドミ&JD・ベック、ジェフ・パーカー、カルロス・ニーニョ、オースティン・ペラルタ、ララ・ソモギ、ジャメル・ディーン、ジャマイア・ウィリアムス、バーニス・トラヴィス2世、ディアントニ・パークス、ブランドン・コールマン、マーカス・ギルモアといった豪華な面々が名を連ねている。
『Les Jardins Mystiques』は、音楽は自然であり、何にも影響を受けることのない生命力であるというミゲルの理念を反映している。『Les Jardins Mystiques Vol.1』に収録された楽曲のタイトルは、スペイン語、スワヒリ語、サンスクリット語、古代ギリシャ語、日本語、ヘブライ語など、国際的な言語や伝統から引用されている。曲の長さもスタイルも異なる52曲は、全体を通して見事なまでに制約のない流れがあると同時に、一つ一つの楽曲が、独自の不思議な世界を展開させている。
ミゲルは、その輝かしいキャリアを通して、レイ・チャールズ、スティーヴィー・ワンダー、クインシー・ジョーンズ、スモーキー・ロビンソン、アルトゥール・ヴェロカイといった伝説的アーティストから、リアーナ、ラナ・デル・レイ、レディー・ガガ、ドクター・ドレー、メアリー・J. ブライジ、ウィル・アイ・アム、ビッグ・ボーイといったメインストリームの大物アーティスト、そしてボノボ、リアン・ラ・ハヴァス、ケイトラナダ、モーゼス・サムニー、セウ・ジョルジ、コモン、ザ・ルーツ、ザ・シネマティック・オーケストラ、ジャマイア・ウィリアムス、シャフィーク・フセイン、エイドリアン・ヤング&アリ・シャヒード・ムハマド、カルロス・ニーニョ、ビラルといった幅広いジャンルで活躍する世界的アーティストの数々と仕事をしている。
50人以上の豪華ゲストが参加し、全52曲、3時間半におよぶ規格外の超大作となるこのアルバムは、3枚組CDと4枚組LPでリリースされ、国内流通仕様盤3CDには解説書が封入される。

Celer - Engaged Touches (Expanded and Remastered) (3LP)Celer - Engaged Touches (Expanded and Remastered) (3LP)
Celer - Engaged Touches (Expanded and Remastered) (3LP)Two Acorns
¥3,929
Meditationsでも大大大ベストセラーだった、Will Long名義での良好アンビエント x ハウス作品も知られる東京在住のアンビエント作家Celer。オリジナルは2009年にリリースしていた傑作『Engaged Touches』が拡張/リマスター盤仕様の3LPとなって再登場!卓越したドローン〜アンビエント職人によるゼロ年代終盤の名作。仄かな暖かさと遠くノスタルジックな影をたたえた、幻想的で耽美な内容のアンビエント秀盤。名手Stephan Mathieuによるリマスタリング仕様。Celer作品の入門向けにもレコメンドできる内容です!
Oriana Ikomo - THE HEALING (12")Oriana Ikomo - THE HEALING (12")
Oriana Ikomo - THE HEALING (12")Sdban Ultra
¥3,488
ベルギー・ブリュッセル拠点の革新的ピアニスト、シンガー、パフォーマーOriana Ikomoによる最新EP『THE HEALING』が同地の実験的ジャズ・レーベル〈Sdban〉よりアナログ・リリース。ピアノとオリアナのソウルフルな歌声が中心となる、パワフルで幽玄なイントロから展開されるこのEPは、R&B、ゴスペル、アンビエント、ジャズ、エレクトロニック、ポップの影響をシームレスに織り込んだ、豊かなジャンルのタペストリーであり、EP全体を通して、彼女のサウンドは肯定的で力強く、彼女自身が発見した強さを反映したものとなっています。
Valentina Goncharova - Recordings 1987-1991, Vol. 2 (C45 CS)Valentina Goncharova - Recordings 1987-1991, Vol. 2 (C45 CS)
Valentina Goncharova - Recordings 1987-1991, Vol. 2 (C45 CS)Shukai
¥3,448
第2弾がカセット版で登場!絶対にお見逃しなく。英国のアヴァン・ジャズ/インプロ名所〈Leo Records〉の重要作品として知られるロシアの80年代地下音楽コンピ「Document - New Music From Russia - The 80's」でも紹介されていた、ウクライナ・キエフ出身の女性音楽家Valentina Goncharova。1987年から91年に残されたその貴重音源の数々をコンパイルした編集盤が〈Muscut〉が始動させたソ連電子音楽のアーカイブ・プロジェクト〈Shukai〉より公式リリース。現在はエストニアのタリンを拠点に活動、80年代にはシュトックハウゼンやクセナキス、ガネリン・トリオから影響を受け、電子音楽とアコースティックの融合を実践し続けてきた異能の作家。東欧に息衝く異能からアヴァンギャルドなチェンバー・ミュージック、宗教音楽、モダン・クラシカルなドローン・サウンドまでもが重なり合った、まさに「あちら」側としかいい様のない音場が永続していく一生モノの音盤。まるで、黄泉還りの瞬間でも眺めているかのようです。マスタリングはロシア地下のカルト・アイコンことFlatyが担当。極上です!限定150部。
Valentina Goncharova - Recordings 1987-1991, Vol. 1 (C90 CS)Valentina Goncharova - Recordings 1987-1991, Vol. 1 (C90 CS)
Valentina Goncharova - Recordings 1987-1991, Vol. 1 (C90 CS)Shukai
¥4,274
ベストセラー作品がカセット版で登場、絶対にお見逃しなく。英国のアヴァン・ジャズ/インプロ名所〈Leo Records〉の重要作品として知られるロシアの80年代地下音楽コンピ「Document - New Music From Russia - The 80's」でも紹介されていた、ウクライナ・キエフ出身の女性音楽家Valentina Goncharova。1987年から91年に残されたその貴重音源の数々をコンパイルした編集盤が〈Muscut〉が始動させたソ連電子音楽のアーカイブ・プロジェクト〈Shukai〉より公式リリース。現在はエストニアのタリンを拠点に活動、80年代にはシュトックハウゼンやクセナキス、ガネリン・トリオから影響を受け、電子音楽とアコースティックの融合を実践し続けてきた異能の作家。東欧に息衝く異能からアヴァンギャルドなチェンバー・ミュージック、宗教音楽、モダン・クラシカルなドローン・サウンドまでもが重なり合った、まさに「あちら」側としかいい様のない音場が永続していく一生モノの音盤。まるで、黄泉還りの瞬間でも眺めているかのようです。マスタリングはロシア地下のカルト・アイコンことFlatyが担当。極上です!限定150部
高橋悠治、藤枝守 - 「電脳カフェ」のための音楽 (LP)高橋悠治、藤枝守 - 「電脳カフェ」のための音楽 (LP)
高橋悠治、藤枝守 - 「電脳カフェ」のための音楽 (LP)Em Records
¥3,630

現代音楽とサイバーオカルトが野合したともいえる日本の電子音楽裏歴史、『「電脳カフェ」のための音楽』(1991年)再降臨!開催時の怪しい雰囲気の再現を表象的に試みる特殊仕様でお届けします。

=LPの仕様=
+ 当時の案内フライヤー図版を再現
+ 電子機器用IC基板(本物)とオリジナル・カセットインデックスの複製をジャケットに貼り付け
+ 独D&Mでのマスタリング/45回転カッティング
+ インサート封入/解説・川崎弘二/日本語・英語掲載
+ ADテープ変換:SUGAI KEN
(※写真はモックアップ見本です)

本作はアールヴィヴァン(西武)運営のスペースで高橋悠治が企画したイベント「池袋電脳カフェ」のために制作された幻のカセットの復刻である。これは高橋悠治と藤枝守のマック(*1)を用いたコンピューターシステムの共演で、柴田南雄宅で櫻井卓の手により録音。揺るぎない信念のもと、高橋がマックでコントロールしたサンプリング音源と、藤枝がMAXで操作した音響システムとFM音源(*2)が交錯する意味不明の音塊が収録された。当時のパンフレットに高橋が寄せた言葉 「日常のゆらめく時間のなかに暗い電脳空間の半透明な座標軸が陽炎のように見え隠れする」 は、彼がサイバーオカルト的なものに憑かれていた可能性を示し、また、当時の雑誌取材で 「来なかった人も重要。自分はそこにいなかったけれども、何かが起こっていたらしい、と後で知る。そのイメージから全然別のものが出てくる可能性がある」 と語ったのは予言だったのか。理性が基根をなす現代音楽と怪しい電脳オカルト的世界が交錯したのはごく短い期間であり、本作はその<残してはいけなかったかもしれないもの>を記録した裏歴史資料である。 解説は日本の電子音楽の泰斗、川崎弘二。

=注釈=
*1:植物学者の銅金裕司によると当時のマックは「オカルト的な感じ」が漂い、価格は「軽トラ2台分」だった (『エコロジカル・プラントロン』解説より)。
*2:後に『プラントロン』インスタレーションでも使用されるシステム。

西武が情報発信企業としての黄金期だった80s-90s初頭、西武美術館と付属のショップ《アールヴィヴァン》は、現代美術と実験音楽の交差点だった。見たこともないディスクが並び、高橋悠治は水牛楽団を、藤枝守はアメリカ純正調楽派のミニコミ『1/1』を、そしてサウンドアート黎明期の作家たちは変な音のカセットを販売していた。エム・レコードが放つ『「電脳カフェ」のための音楽』はそんなオカルト的空間で行われたオカルト的な音楽。メロディどころか始まりも終わりもない抽象的な電子音は、今ならググれば簡単に調べられる。しかし多少敏感な人たちですらそういう拠り所がない当時は、より興味深く、かつウサン臭い眼差しで接していたはずである。その「見てはならぬものを見た」トラウマが、30年経って新しい何かを生み出しているとすれば、仕掛け人たちにとっては望外の喜びだろう。 (井部治/OMEGA POINT)

Sonja Tofik - Respire (LP)Sonja Tofik - Respire (LP)
Sonja Tofik - Respire (LP)Northern Electronics
¥4,560
Kali MaloneやMaria W Hornを彷彿とさせる並みではない衝撃的ドローン/サウンドスケープ・ミュージック作品!〈Semantica Records〉や〈Field Records〉といった尖鋭ディープ・テクノ・レーベルとカルトなシーンを作り上げたストックホルムの名門〈Northern Electronics〉より2024年度最新物件が到来!長年に渡って優れたアンビエント作品を送り出し続けてきた同地の実験音楽家、Sonja Tofikによる最新作『Respire』。鈍く咆哮するオルガン・ドローンとシンセサイザー、ファウンド・サウンドからなる魅惑的なノイズ/ドローン傑作!

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