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パキスタン出身のシンガーで、スーフィー音楽の精神性と、スペインのフラメンコの歌唱法を融合。スーフィー・フラメンコとも呼ばれる唯一無二のスタイルを確立したAziz Balouch。録音は非常に少なく、現存するのは 1962年にスペインで録音された2枚のEPのみ、その全曲を収録した決定版アーカイブが〈Death Is Not The End〉より登場。Aziz Balouchの音楽は、スーフィーの祈りに根ざした深い声の揺らぎと、フラメンコ特有の強い抑揚を併せ持つ情熱的な歌唱が共存しており、祈りと嘆きが混ざったような独自の旋律感が息づいている。伴奏は最小限で、声の存在感が圧倒的に前に出るため、宗教的な精神性と情熱的な歌のエネルギーが同時に立ち上がり、異文化が自然に溶け合ったような不思議な魅力を放っている。
1950〜60年代前半の古いレコードから、カリプソ、ラグタイム、ブルース、ジャイヴ、スピリチュアル、ハワイアン・ギター といったジャンルの怪しくて魅惑的な音源を集めた、〈Death Is Not The End〉が手がけるカセット限定、デジタル非公開の秘蔵音源コンピレーション。古いSP盤のノイズや質感をそのまま残しており、1950〜60年代初頭のジャマイカ/カリブ海の空気を閉じ込めたノスタルジックでメロウ、アナログ時代の魅力に満ちた作品。

アメリカの伝説的ビート詩人Allen Ginsbergが1971年から1981年にかけて録音した楽曲を収めた、詩と音楽の融合を試みた異色のアルバム『First Blues』が〈Death Is Not The End〉よりカセットで再発。本作は1971年から1981年にかけて録音された楽曲を収録しており、ラグタイム、ブルース、バラッド、即興詩などが混在するユニークな構成となっている。ギンズバーグの詩的な語りと歌唱が交錯する楽曲群には、Bob Dylan、Arthur Russell、David Amram、Happy Traumなど、ジャンルを超えた豪華なミュージシャンが参加しており、ハーモニウムや指シンバルを用いた素朴な演奏と、ユーモアや政治風刺、性的表現を含む率直な歌詞が特徴的。ギンズバーグの声そのものが持つ力と、詩人が歌うことで生まれる新たな表現のかたちによって、詩と音楽の境界を軽やかに飛び越えていく、文化的にも音楽的にも貴重な記録。

静寂と祈りの音。エチオピアの伝統的な宗教音楽である、アムハラ族の典礼歌唱と大型の堅琴ベゲナによる深い霊性を湛えた音楽を集めたコンピレーション『The World Is But a Place of Survival』。ベゲナは、ダビデの竪琴とも呼ばれる10本の弦を持つ大型の弦楽器で、神への祈りや信仰、死、救済といったテーマを静かに語るような音楽に用いられる。このアルバムでは、Alemu Aga、Sosena Gebre Eyesus、Tafese Tesfaye、Yetemwork Mulat、Abiy Seyoum、Akalu Yossefらによる演奏が収録されており、ウィスパーボイスと低音のベゲナが交錯する、静謐で瞑想的な音世界が展開される。本録音はベゲナ音楽を本格的に記録した数少ない音源のひとつであり、まるで教会の奥で密やかに歌われる祈りのような響きが、聴く者の心に深く染み入る一枚。2002〜2005年に民族音楽学者Stéphanie Weisserによってアディスアベバで録音、スイスのVDE-Galloのライセンスのもと、〈Death Is Not The End〉より再構成、再発。
庭園の黄昏 - Every Dog Has His Day」「睡眠の計画 - Plan For Sleep」に続く、初期ダムタイプ音楽作品復刻プロジェクト第3弾。 本作は、1987年に兵庫県尼崎市・つかしんホールで開催された、ダムタイプ初の大規模展覧会『Suspense and Romance』の会期中に、展示会場で行われたライヴ・パフォーマンスの音源を収録したカセットテープ作品です。
山中透がダムタイプとして初めて全楽曲の作曲・制作を手がけた本作は、サックス奏者・ハリー切手氏とのコラボレーションから生まれた音楽プロジェクトを記録しています。 “サスペンスとロマンス”というテーマのもと、ジャズやシネマティックな叙情性と、ポスト・ミニマル以降の冷たく抽象的な音響が交錯する、山中らしいコンポジションに、切手氏による印象的なサックスのフレーズ、シーケンサーやサンプラー、PCM録音を用いた音作りが重なり、その後の「S/N」まで続くダムタイプ・サウンドを象徴する音響イメージが、この時期にすでに形成されていることに気づくでしょう。
さらに、当時の貴重な写真やドローイング、メンバーによる座談会を収録した、50ページ超のブックレットが付属。カセットブック仕様でのリリースとなります。 本ブックレットは、初期ダムタイプ・メンバーらによる「Early Dumb Type Archive Project」の主導のもと制作されたもので、初期ダムタイプの活動を多角的に捉える貴重な資料となっています。
カセットブック(箱入り)
カセットテープ:全10曲・48分収録 DLコード付
ブックレット:50ページ超(写真・ドローイング・小山田徹×高谷史郎×穂積幸弘 座談会ほか収録)

Aesop RockことIan Bavitzによる、セルフプロデュースによる内省的かつ開かれたサウンドが特徴のヒップホップ作品『I Heard It’s A Mess There Too』が〈Rhymesayers Entertainment〉より登場。全曲のプロデュース、作詞、パフォーマンスを自身で手がけ、複雑で詩的なリリックは健在で、ビートの余白が言葉の密度を際立たせる設計となっている。明瞭なビートとファンク要素が導入されており、言葉の密度とリズムの余白が絶妙に絡み合い、リスナーに深い読解と反復を促す。抽象性と技術的精緻さが融合した言葉の迷宮のような一枚。「Poly Cotton Blend」や「Sherbert」など、ファンから高評価を受けるトラックも多数収録。

Rian TreanorとMark Fellが主宰する〈Electronic Music Club〉による、子どもたちの音楽ワークショップの成果を収めた2025年のカセット・コンピレーション『10 x 10 = Great Hits』。Rian Treanorが主宰する放課後音楽クラブの子どもたちによる楽曲制作で、RP Boo、DJ Sprinkles、Beatrice Dillon、Cara Tolmieなどのアーティストが指導。ノイズ、ラップ、ポップ、即興演奏が混ざり合う子どもたちの自由な発想とプロの技術が融合した、「奇妙で最高なヒット曲」が詰まった、DIY精神あふれる実験的ポップ作品。

エチオピアのワンマン・アコーディオン/キーボーディスト奏者Hailu Mergiaが、1985年にカセットテープのみでリリースしていた作品。アナログシンセ、ムーグ、アコーディオン、ローズ等を使用して、飛び出すそのサウンドはエチオピアの伝統音楽の旋律を基に、何とも言えないナマ緩いフニャフニャとしたムーグの音が攻め立てる、ユルユルなエチオピアン源泉掛け流し音源。何処となく日本的なアコーディオンのメロディも混ざって、なんとも形容し難い独特の聴き味です。黒人音楽や辺境音楽マニアは勿論、この珍味的ユルさは是非多くの人に聴いて頂きたい逸品です。Awesome Tapes From Africaの一連のリリースの中でもマストな内容。リマスターされており音質も完璧。

限定カセット版。Amy WinehouseやLizzo、Pharrell、Sharon Jonesなどのアーティストに楽曲提供し、現在は、The Rootsのメンバーとして〈The Tonight Show〉で毎晩演奏しているDave Guyのデビュー・アルバム『Ruby』が〈Big Crown Records〉からアナログ・リリース。元Holy HiveのHomer SteinweissとNick Movshonによるプロデュース作品であり、Leon MichelsやMarco Benevento、Claire Cottrillといった豪華ゲストが参加。デイヴのホーンラインが轟くドラム、優美なボーカル、踊るようなピアノの上を舞い上がり、アンセミックなエネルギーでアルバムの幕を開けるリードシングル”7th Heaven”、スピリチュアルジャズの雰囲気に傾倒した”Diamond Encore”、メロウで親密なエネルギーでアルバムの秋の訪れを表現した”Quesodillas”や"Green Door"など、大変優れたナンバーが満載であり、将来のクラシックに相応しい傑作に仕上がっています。


弊店でもお馴染みHailu Mergia And The Walias Bandの1975年にカセットオンリーでリリースていたTezetaが、アフリカのマニアックな音源を紹介しているブログ&レーベル〈Awesome Tapes From Africa〉よりリマスター&リイシュー!バンドの初めてのフルレングスアルバムで、アディスアベバ・ヒルトンのナイトクラブで録音され、プロモーションはメンバー自身による街頭での手渡しという、リリースから45年以上にわたりその存在が知られることすらあまりなかった大変貴重な音源で、初めての復刻となります。とにかくゆるゆるに縦横無尽にグニャグニャに曲がりまくったベースやキーボード、シンセ、ギターがお互いに絡み合うような摩訶不思議な音世界は最初期から健在、どころか、よりシンプルにそれのみを提示してくるようなとんでもない内容!エチオピアの音楽世界は計り知れません‥‥。後年に発表されるHailu Mergiaのソロ作品の珍味的なユルさをバンドでやってしまっているような本作はぜひ多くの人に聴いていただきたい内容です。

Marc-Étienne GuibertやGil.Barte、Markus Gibbといった別名義でも知られるフランスを拠点に活動する実験音楽家/サウンドアーティストMert Segerによるクラブミュージックと内省的な音響芸術のはざまに位置するようなダブ、インダストリアル、ドローンの要素が交錯する40分間の音響探求カセット作『Empire Des Pulsions』。スモーキーな低音、歪んだパーカッション、ざらついたテクスチャが、都市の夜や心理の深層を思わせる音像を描き、断片的なリズムによる反復と変化が聴く者を不穏な没入へと誘う。録音はローファイでありながら、空間処理や残響の使い方は非常に繊細で、クラブ以降の音楽における身体性と抽象性のせめぎ合いを体現した作品となっている。限定カセットというフォーマットも含め、アンダーグラウンドな美意識が貫かた一本。

〈Another Timbre〉からリリースの、16世紀イタリアの作曲家の作品を再構成した作品『Vesperi』でも知られる現代音楽作曲家フィレンツェ出身の作曲家Marco Baldiniによる、彼自身の音楽的ルーツと美学を反映したミックステープ形式のコンセプチュアル・アルバム『Untitled』が〈The Trilogy Tapes〉より登場。本作は自身の作曲ではなく、影響を受けた音源を再構成したパーソナルな音響ジャーニーで、ジャンルを越えた音源が選ばれており、ドローン的な持続音、抽象的なテクスチャ、クラシカルな断片が交錯。静寂と音の間にある気配を捉えるような繊細な編集が印象的で、作曲活動とは異なり、Marco Baldiniの音楽的思考と感性を凝縮した聴くことの美学を提示する作品。

遂に満を持して登場。あの『Green』を凌ぐ人気を誇る、長年失われていた吉村弘最高峰のアンビエント・クラシックこと1986年作品『Surround』が〈Light in the Attic〉配給の〈Temporal Drift〉レーベルより待望の公式カセット再発!日本の環境音楽のパイオニアであり、都市/公共空間のサウンドデザインからサウンドアート、パフォーマンスに至るまで、傑出した仕事を世に残した偉才、吉村弘。その最難関の音盤として君臨してきた幻の一枚が、今回史上初の公式カセット・リイシュー。ミサワホームから依頼されて録音された作品で、これらは同社の新築居住空間をより充実させるために設計された「アメニティ」として機能することを目的としていた環境音楽作品。吉村自身による当時のライナーノーツに加え、オリジナル・プロデューサーであった塩川博義氏による新規ライナーノーツも同封(日/英)。 MASTERPIECE!!!!!!!!!!!!!!!!!

Steven Julien主宰のUKレーベル〈Apron Records〉によるアジア圏のプロデューサーたちを中心にフィーチャーしたジャンル横断型のエレクトロニック作品コンピレーション『Apron East Vol.2』。日本からはYuka Sunflora、DJ Dreamboy、Ko Saito、J M S Khosah、韓国からはHookuo、DJ Jeyon & Isaac、アメリカ、UKからはBenedek、Jarren、Steven Julien、Kendall Timmonsが参加。DJ Dreamboyによる80年代後半NJSとメロウネスの融合、Ko Saitoによるロウでメランコリックなビート、Steven Julienによる捻れた電子ファンクなど、アジアの才能とUKのエレクトロニック感覚を融合させた未来のクラシックを探る多彩な楽曲を収録。カセットというフォーマットを通じてDIY精神とローカル感覚を強く打ち出した意欲作。

激激サイケなトランス・リチュアル・ミュージック!イマジナリーかつ広大な地平です。これまた凄いものが、絶対にお見逃しなく。佐渡をルーツに活動を展開する打楽器集団”鼓童”の運営するレーベルである〈音大工〉からは、”鼓童”の一員である打楽器奏者の中込健太と住吉佑太からなるユニット、ケンタタクユウタタクの自作打楽器によるパフォーマンスを収めたカセット作品が登場。 Mohammad Reza MortazaviやRicardo Villalobos & Oren Ambarchi『Hubris』といった人力テクノの卓越した音景色に魅了されてきた人々にも推薦したいトライバル・ミニマルの極地とも言うべき一作!
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ケンタタクユウタタク2ndアルバム
デジタルリリースと共にカセットテープでのフィジカルリリース。カセットは100本限定です!
音から想像する。
音を創造する。
様々なストリーミングサービスで、なんでも聴ける時代に、「カセット」というメディアを選んだ中込健太&住吉佑太の二人から溢れ出る「音」は、自分の音、二人にしか出せない音にこだわり「NAYUTA」という作品になりました。
カセットデッキをご用意のうえ、デジタルでは絶対に再現できない、アナログ特有の質感や音質の違いを存分にお楽しみください。

オーストラリアが世界に誇るシネマティック・ソウル・グループ、Surprise Chefのニューアルバム『Superb』が前作に引き続き、El Michels Affair、Brainstory、Holy Hive、Bobby Orozaなど、現行ビンテージソウル最重要レーベルであることが明らかな<Bic Crown>よりリリース!!このアルバムでは、ハイレベルな音楽性は相変わらず前面に出ているものの、綿密なライティングとレコーディング・テクニックというよりは、よりルーズで自然発生的なアプローチで制作に取り組んでおり、よりエネルギッシュで楽しいサウンドが聞かれる。甘いソウル・トラックのように始まったかと思うと、一転してダークで呪術的なサウンドになり、そのうちには美しく幽玄なトラックによるバラードに浸らせられる。アンダーグラウンドで最も愛されているバンドから有名なバンドへと変貌を遂げる瞬間を目にするかのような一枚!
77年リリースの大貫妙子の2NDアルバムがカセットで登場。参加ミュージシャンも坂本龍一、今井裕、大村憲司、松木恒秀、後藤利、CRIS PARKER(STUFFのDr.)、斎藤ノブ、山下達郎、細野晴臣、
渡辺香津美、清水靖晃、向井滋春、鈴木茂、村上秀一、林立夫、松任谷正隆 etc,と最強の布陣。
STEVIE WONDERに影響を受けて作られた『都会』は大貫妙子の代名詞的な大名曲としても知られ、その当時の時代風刺的な意味合いを多く含んだ歌詞の内容も面白い。



コンセプチュアル・アートやメールアートの主要人物であるUlises Carrionの、1989年にプライベートで流通していた音源「Trios & Boleros」をベースに再構成・再編集したカセット作品『Ulises Carrión』が、オランダは〈Counter Culture Chronicles〉から登場。 Ulises Carriónが晩年に録音した言語と構造に関する実験的なサウンド・ポエトリーで、言語の構造・順序・反復・リズムといった要素を巧みに操作することで、意味をずらしたり消したりしながら、聴覚的な体験を創出。彼の作品では、声の抑揚や間、反復、沈黙といった音の質感が重要な構成要素となり、言葉は音楽や空間の一部として機能しており、詩でも音楽でもなく、言語そのものを素材として扱う、極めて実験的で芸術的なアプローチが取られている。Ulises Carrionの芸術的視点が凝縮された、希少かつラディカルな音のドキュメント!
