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Sufjan Stevens - Worst Christmas Ever! (CS)Sufjan Stevens - Worst Christmas Ever! (CS)
Sufjan Stevens - Worst Christmas Ever! (CS)Asthmatic Kitty
¥2,668

11月6日発売。Sufjan Stevensが長年にわたって育んできたクリスマス・プロジェクトから、選りすぐりの楽曲を厳選した初のベスト盤『Worst Christmas Ever!』。ボックスセット『Songs for Christmas』や『Silver & Gold』に収められた100曲を超えるアーカイブから人気トラックを凝縮し、さらに約15年ぶりとなる待望の新曲「On This Christmas (It Only Gets Better)」を追加収録。The NationalのAaron DessnerやBryce Dessner、Arcade FireのRichard Reed Parryら豪華ゲストを自宅に招き作り上げられていたアットホームなDIYセッション。温もりあふれるローファイ・フォークから、Sufjan Stevens特有の切なくきらめくポップス、トラディショナルな旋律とアイロニカルなユーモアが織りなすサウンドまで、冬の空気を色鮮やかに彩る極上のメロディが満載されている。祝祭感の中にふと立ち現れる静かな祈りと哀愁、そしてどこか歪でチャーミングな世界観がひとつに結実した珠玉のクリスマス・アルバム。

Mike Ladd - Nonechosen (Pea Green CS)Mike Ladd - Nonechosen (Pea Green CS)
Mike Ladd - Nonechosen (Pea Green CS)Backwoodz Studioz
¥2,542

11月6日発売。名作『Welcome to the Afterfuture』をはじめ、アンダーグラウンド・ヒップホップの極北を歩んできたMike Laddが、実に10年以上ぶりとなる待望のソロ・アルバム『Nonechosen』を〈Backwoodz Studioz〉からリリース。近年も映画サントラ制作や現代美術作家との協働など多岐にわたる表現を展開してきた彼が、自らのセルフ・プロダクションをベースに、名プロデューサーPreservationが絶妙な微調整を施して研ぎ澄ませたサウンド。長年の同胞であるNo SurrenderやTom Degeeterも参加し、重厚なポエトリー・リーディングと抽象的なビート、鋭利なノイズと引き締まったミニマリズムが交錯。過去の威厳を保ちつつもより深みを増したスポークン・ワードと、ダークで洗練されたアブストラクト・ヒップホップが見事な調和を見せている。往年のアンダーグラウンド・ファンはもちろん、Billy Woods率いる〈Backwoodz〉周辺の先進的ヒップホップを追う層にもアピールする、充実の一枚。

total wife - come back down (CS)
total wife - come back down (CS)Julia’s War Recordings
¥1,946

ナッシュビルを拠点に活動する実験的ポップ・デュオTotal Wifeが手掛けた夢と現実のあわいから生まれたようなアルバム『Come Back Down』。音像はドリーミーでシューゲイズ寄りの浮遊感を持ちながら、決して抽象に流れず、ヴォーカルは真っ直ぐで人肌の温度を感じさせ、シンプルなビートやギターのテクスチャーがその感情を支えている。全体のトーンは、様々な要素が重なり合ったものだが散漫さはなく、むしろ繊細に編み上げられていて、耳に心地よい緊張感が漂っている。音の処理や構造はかなり実験的で、サンプルを自己参照的に組み替えたり、声やギターを別の楽器のように再利用したりしており、その手触りはアンビエントやサウンド・コラージュにも近い。一方で曲そのものはメロディや歌心を大事にしていて、シューゲイズ的な広がりやインディ・ロック寄りの親しみやすさもある。ナッシュビルの地下シーンらしいDIYの荒さと、コンセプチュアルな精度が共存したような、実験性と親しみやすさが同居する、不思議な透明感のある一枚。

Curly Castro - Yaphet (CS)Curly Castro - Yaphet (CS)
Curly Castro - Yaphet (CS)Backwoodz Studioz
¥2,292

Shrapknelの一員としても知られるラッパーCurly Castroによる、1970年代前半のアメリカで生まれた、黒人キャストを中心に据えた低予算の娯楽映画群、ブラックスプロイテーション映画の美学を現代のアンダーグラウンド・ラップへと再構築した意欲作『Yaphet』。全編をLocustがプロデュースし、硬質なブーンバップの質感とざらついたサンプリングが同居するビートの上で、Castroの語りは映画のカット割りのように場面を切り替えながら進む。黒人文化史、映画的引用、社会的文脈、そして自身の喪失体験が重なり、言葉の密度が非常に高い。billy woods、PremRock、Fatboi Sharif、Brian Ennalsなど〈Backwoodz Studioz〉周辺のMCが多数参加し、それぞれの声質が作品に群像劇的な奥行きを与えている。荒々しさと知性が共存する、2020年代以降のアンダーグラウンド・ラップの到達点とも言える、映画的な世界観と個人的な痛みが交差する、強度の高い一枚。

細野晴臣 - Yours Sincerely (CS)細野晴臣 - Yours Sincerely (CS)
細野晴臣 - Yours Sincerely (CS)ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
¥3,300

細野晴臣が、通算23枚目となる新作アルバム『Yours Sincerely』を、2026年9月11日(金)に全世界リリース。全10曲を収録した本作は、母性や慈悲といった人間の深層意識をテーマに、孤独や混乱の時代の先にある“調和”を静かに描いた作品となっている。デビューから57年にわたり、ロック、テクノ、アンビエント、実験音楽など、常に新たな音楽表現へ挑戦し続けてきた細野晴臣。その現在地とも言える本作は、世界とのつながりの変化や、自身の新たな境地が滲む、祈りのように穏やかなアルバムに仕上がっている。
■カセットテープ
カセットテープ+歌詞ブックレット

トラックリスト:
1. Note of Mothership
2. Sincerely
3. Ayurveda
4. M for Mandala
5. Rojiura
6. Happy Holiday
7. To a Wild Rose
8. Humming "Dream of Love"
9. Figlio Perduto
10. Anemo Wheel

Bad Brains (CS)Bad Brains (CS)
Bad Brains (CS)Org Music
¥1,946

1982年に発表された、ワシントンD.C.の伝説的ハードコア・バンド Bad Brains の衝撃的デビュー・アルバム。シーン全体を揺さぶった金字塔。目も眩むほど速いテンポと鋭いリフで突っ走るハードコア・チューンと、突然テンションを落としてじっくり聴かせるルーツ・レゲエ・ナンバーが共存するのが最大の特徴で、この極端さこそBad Brainsのオリジナリティで、当時のどのパンク・バンドとも違う個性を打ち出している。演奏力の高さも群を抜いていて、HRのソウルフルでアジテーティブなヴォーカル、Dr. Knowの爆発的なギターリフ、Darryl Jeniferのタイトなベース、Earl Hudsonのジャズ畑出身らしい柔軟なドラムが合わさって、とにかく生々しい迫力に溢れている。ハードコア・パンクはもちろん、スラッシュ・メタル、オルタナティヴ、さらにはレゲエやクロスオーバーの領域にまで影響を与えている、まさにハードコアの教科書であり、ブラック・ロックの歴史を変えた一枚。

Jejune - Junk (CS)Jejune - Junk (CS)
Jejune - Junk (CS)Numero Group
¥1,946

90年代後半のエモ・リバイバルの重要バンドのひとつとして知られ、後のインディー/ポストロック系バンドにも影響を与えたJejuneが1997年に発表したデビュー・アルバム『Junk』が〈Numero〉より再発。デュアル・ヴォーカルとメロディックなギターリフが織りなす生々しいサウンドは当時のアンダーグラウンド・シーンを象徴する一枚!

Thee Heart Tones - Forever & Ever (CS)Thee Heart Tones - Forever & Ever (CS)
Thee Heart Tones - Forever & Ever (CS)Big Crown Records
¥1,785

チカーノ文化やオールディーズ、ソウル・ミュージックから大きな影響を受けてきたというカリフォルニア州ホーソーン出身のモダン・ソウル・バンド、Thee Heart Tonesによる期待のデビュー・アルバムが〈Big Crown Records〉からアナログ・リリース。ヘビーデューティーなB面バラード"Cry My Tears Away"や"It's Time"、ノーザン・ソウル風のトラックで淡々と記録を打ち立てる"Need Something More"など、リードシンガーのJazmine Alvaradoによる紛れもない歌声に彩られた珠玉の傑作!

Hailu Mergia & His Classical Instrument - Shemonmuanaye (CS)Hailu Mergia & His Classical Instrument - Shemonmuanaye (CS)
Hailu Mergia & His Classical Instrument - Shemonmuanaye (CS)Awesome Tapes From Africa
¥1,921

エチオピアのワンマン・アコーディオン/キーボーディスト奏者Hailu Mergiaが、1985年にカセットテープのみでリリースしていた作品。アナログシンセ、ムーグ、アコーディオン、ローズ等を使用して、飛び出すそのサウンドはエチオピアの伝統音楽の旋律を基に、何とも言えないナマ緩いフニャフニャとしたムーグの音が攻め立てる、ユルユルなエチオピアン源泉掛け流し音源。何処となく日本的なアコーディオンのメロディも混ざって、なんとも形容し難い独特の聴き味です。黒人音楽や辺境音楽マニアは勿論、この珍味的ユルさは是非多くの人に聴いて頂きたい逸品です。Awesome Tapes From Africaの一連のリリースの中でもマストな内容。リマスターされており音質も完璧。

V.A. - Field Recordings from the Sahel (CS)V.A. - Field Recordings from the Sahel (CS)
V.A. - Field Recordings from the Sahel (CS)Sahel Sounds
¥2,372

サハラ砂漠以南のオブスキュアな音楽からご当地の知られざる現行アクトまでを紹介してきた、現代でも屈指の発掘レーベル〈Sahel Sounds〉から2018年に発表されていた、西サハラ地域全域で収集したアンビエント解釈可能なフィールド・レコーディング楽曲を収めた画期的ミックステープ作品『Field Recordings from the Sahel』をストック。砂漠のオアシスで人知れず残された声から、深夜のラジオ放送、地方の村落での祈りの呼びかけ、ニジェール川を流れる川船の音まで、レコードに収録される機会の少ない、見過ごされた至福の音楽へのオマージュに満ちた逸品。

Allan Bryant - Space Guitars (CS)Allan Bryant - Space Guitars (CS)
Allan Bryant - Space Guitars (CS)Death Is Not The End
¥3,006

Alvin CurranやFrederic Rzewskiらと共に実験音楽集団Musica Elettronica Vivaを立ち上げたAllan Bryant。彼が1970年代に独自開発した改造楽器を用いて制作し、1977年に発表した幻のソロ作『Space Guitars』が、1995年の追加音源を含む拡張版2枚組LPとして〈Death Is Not The End〉より初のヴァイナル再発。シンセサイザーやテープ操作を一切排し、アンプ増幅と自作改造ギターの物理的な演奏のみで電子音楽の音響ロジックを具現化した異色作で、プリペアドされた弦から放たれる高周波のビープ音や昆虫の不規則な羽音、モジュラーラックのシークエンスを思わせる高密度な音塊、そして極限まで張られた弦が鉄路の軋みを想起させる即興音響が交錯。アヴァンギャルド・ギターの概念を根本から覆すような、実体的電子音響の極北。

Earle Brown - Music by Earle Brown (CS)
Earle Brown - Music by Earle Brown (CS)Death Is Not The End
¥3,006

20世紀アメリカ前衛音楽の巨星Earle Brownが1950〜60年代に遺した金字塔的音源を収め、名門〈CRI〉から1974年に発表された作品が、なんと〈Death Is Not The End〉よりアナログ再発。David Tudorによる打鍵の破片と余白が緊迫感を生む静謐なピアノ演奏から、Karlheinz StockhausenやPierre Henry作品にも比肩する磁気テープの断片コラージュ、そしてアンサンブルの生演奏とテープが立体的に融合するエレクトロ・アコースティック音響までを凝縮。不協和音やピッチのゆがみが描く前衛的な色彩と、時代の先をゆく実験精神が圧倒的な異彩を放っている。John CageやMorton Feldmanらと共にニューヨーク・スクールを形成した彼が現代音楽の領域を大きく拡張した記念碑的ドキュメント。

V.A. - Global Surf & Garage Rock (CS)
V.A. - Global Surf & Garage Rock (CS)Death Is Not The End
¥3,006

名門〈Death Is Not The End〉による、2019年にNTS Radioで放送されたミックスをもとに、アメリカ、イギリス、日本、ペルー、アンゴラ、タイなど世界各地のインストゥルメンタル・サーフ、ガレージ・ロック、スペースエイジ・サイケデリック音源を横断的にセレクトしたコンピレーション。収録曲や詳細なクレジットは非公開ながら、国境やジャンルを越えた世界各地のアウトサイダーなサーフ&ガレージ・サウンドを一気に巡ることのできるユニークな一本。

Charles Dodge - Synthesized Voices (CS)Charles Dodge - Synthesized Voices (CS)
Charles Dodge - Synthesized Voices (CS)Death Is Not The End
¥3,006

1970年代初頭、コンピュータ・ミュージックの先駆者Charles Dodgeがベル研究所のメインフレームを駆使して制作した歴史的ヴォーカル作品集が、まさかの〈Death Is Not The End〉よりアナログ再発。詩人Mark Strandのシュルレアリスムな詩をあらかじめ録音し、その音響データを解析・数値化して過激に再構築。人間の発声構造の限界を超え、ピッチの急速な上昇下降やフォルマントの操作、劇的な歪みによって言葉を解体。日常的な対話やオペラの構造を模しながらも、突如として不気味で異質なマシン・ボイスや合成叫び声へと変容するダイナミックな展開は、コミカルでありながら強烈な不穏さを漂わせる。生成AI時代の現代にこそより一層の鋭い批評性を帯びて響く、初期音声合成テクノロジーの金字塔的ドキュメント。

Gavsborg & Pele Fyah - Black Roses (CS)Gavsborg & Pele Fyah - Black Roses (CS)
Gavsborg & Pele Fyah - Black Roses (CS)Cassette Blair
¥3,019

Equiknoxxの異能プロデューサーGavsborgと、グラミーノミネート歴を持つベーシスト元Raging FyahのPele Fyahによる強力コラボカセット『Black Roses』。2025年秋にチェンナイとシンガポールを繋いで始動、90年代ダンスホール文化の金字塔「Black Roses Crew」に敬意を捧げつつ、ブイヨンやダンスホール、デネリといったカリブ音楽の多彩なスタイルを現代的かつ実験的なアプローチで再構築したもので、Gavsborgが得意とする捻りの効いた変則的なビートとドリーミーなシンセ・フックに、Pele Fyahのしなやかで力強く跳躍するステッパーズ・ベースラインが絶妙に噛み合う。ソカやデジダブの疾走感、シンゲリを彷彿とさせる高速トリル、さらにはクラフトワークがズークに化けたかのようなユーモラスなトラックから宇宙的なレフトフィールド・ダブまで、高揚感あふれるサウンドを展開。極上のレフトフィールド・カリビアン・ベース。

Nujabes - Modal Soul (CS)
Nujabes - Modal Soul (CS)Hydeout Productions
¥2,750

metaphorical music に続く心象風景的比喩音楽第二章。
聴いてくれた人たちが少しでも幸せな気持ちになれることを祈ります。

上記の一文はこのアルバム『modal soul』がリリースされた当時、tribeでの紹介文としてNujabes本人が綴ったものである。非常にシンプルにまとめあげられたこの一文は、実際にアルバムを聞いて共感してもらえればという考えから収録曲の内容に関してあえて触れず、彼は自身のアルバムのコメントに自らの願いを込めた。

音の世界を通して様々な想いを表現してきたNujabesの音楽観が結実した2ndアルバムが遂にカセットテープでリリース。

Nujabes - Metaphorical Music (CS)
Nujabes - Metaphorical Music (CS)Hydeout Productions
¥2,750

世界中から愛され、今も尚新たなファンを獲得し続ける稀代のビートメイカー、nujabesによる不朽の名作『metaphorical music』が、20年の時を経てカセットテープでリリース。

アナログのシングルを中心にリリースを重ねてきたnujabesが渾身の力を注ぎ込んで完成させたアルバム『metaphorical music』。多くの人々に愛され続けているhydeout productionsの核となる作品であり、名曲の数々が刻まれている歴史的な名盤。

V.A. - The Remains: Short-Run Regional Releases from the Lao People's Democratic Republic (CS)
V.A. - The Remains: Short-Run Regional Releases from the Lao People's Democratic Republic (CS)Death Is Not The End
¥3,006

東南アジアの光景と異国情操を独自の視点で掬い上げるBodega PopのGary Sullivanによるラオス現地音源の極上コンピレーション『The Remains: Short-Run Regional Releases from the Lao People's Democratic Republic』。ルアンパバーンやビエンチャンのナイトマーケット、カフェ等で掘り起こされた1970年代から2000年代初頭の超小ロット自主制作CDR/CDから音源を厳選したカセット限定作品で、ラオスの象徴である竹製笙ケーンの素朴な響きをはじめ、水牛の角でつくられたリード楽器サナイや儀式用ゴングなど、様々な民族の伝統楽器が紡ぐ力強くもノスタルジックな音像。現地の空気感をそのまま封じ込めたかのような盤面の経年劣化や音飛びすらも美点として抱え込み、学術的な分類を越えて音の質感とリズムに導かれて編み上げた、ラオスの忘れ去られた音楽風景を旅するフォークロア集!

Onra - Nosthaigia (CS)Onra - Nosthaigia (CS)
Onra - Nosthaigia (CS)All City
¥2,945

偶然の出会いと芸術的進化の力の証。数年間タイで暮らしたOnraが、活気に満ちた現地の文化に浸り、ご当地のレコード店を巡って収集した珍しいタイの歌の7インチ音源たちから生まれた最新コレクション『Nosthaigia』が、ダブリンの名門レーベル〈All City〉から堂々カセット・リリース。特別な時がぎゅっと詰まったタイムカプセルの様な作品とも言える本作の各トラックは、彼のタイでの旅の経験が反映されており、表題通りの懐かしさと憧憬、内省に満ちていて、忘れがたく暖かい、静かな美しさに包まれる珠玉の逸品!

Thee Sinseers - Love Stories (CS)
Thee Sinseers - Love Stories (CS)Colemine Records
¥1,963

イーストLA発、現行チカーノ・スウィートソウルの最重要バンドThee Sinseersによる『Love Stories』。Joey Quiñonesを中心に、60年代ソウルの温かい質感を現代的なアンサンブルで再構築した、甘くて切なく、そしてほろ苦い愛の物語が詰まった一枚。前作『Sinseerly Yours』を経て、バンドとしての成熟が色濃く表れた作品で、スタンドアップベース、アンプを通したギター、柔らかなホーンなど、黄金期ソウルの手触りを丁寧に再現しつつ、アレンジはより緻密でタイト。Joeyの切ない歌声が、恋の喜び・痛み・迷いといった愛の全スペクトルを描き出す。ライブでも人気の楽曲を含む全11曲、甘いだけではなく、未練や葛藤といったリアルな感情も丁寧に描くことで、スウィートソウルの枠を超えた深みを獲得した名盤。

MF DOOM - MM..FOOD (20th Anniversary Edition) (CS)MF DOOM - MM..FOOD (20th Anniversary Edition) (CS)
MF DOOM - MM..FOOD (20th Anniversary Edition) (CS)Rhymesayers Entertainment
¥2,969

謎めいたメタルマスクの下に、アンダーグラウンドの伝説となる器量を隠し持つヒーロー。アンダーグラウンドラップの最も偉大な声MF DOOM。2004年に残した5枚目のアルバム『MM..FOOD』の20周年記念エディションが、Sam Rodriguezによる新しいアートワークとともに〈Rhymesayers Entertainment〉より登場!Count Bass D、Angelika、4ize、Mr.Fantastikといった面々がゲスト参加。「ピクニックで、あるいはピクニックテーブルで見つけたものについての」コンセプト・アルバム。革新的なプロダクション、卓越的と言うべき言葉遊び、そして、ユニークなテーマ性で高く評価されているヒップホップ・クラシックにして、ユーモア、機知、社会的風刺をシームレスに融合させた名作。今聴き返して新しく感じられるのは、コラージュ的とも言える上モノのセンスや、空間を必ずしも広げていないにも関わらず漂うアンビエンスでしょう。後のJPEGMAFIAにも繋がる重要作かと!

Unwound - Leaves Turn Inside You (CS)
Unwound - Leaves Turn Inside You (CS)Numero Group
¥1,964

90年代USポスト・ハードコアの重鎮Unwoundが、世紀の変わり目に人里離れた農村の地下室で自主録音し生み出したラスト・アルバムにしてバンド最高傑作『Leaves Turn Inside You』が、25周年を記念し、オリジナル・アナログ・テープからリマスター、カセットテープ仕様で登場!Phil Spectorによるウォール・オブ・サウンドへのノー・ウェーヴからの回答とも評される、緻密かつ破滅的なサウンド。切り刻むようなギター、唸りを上げる重低音ベース、ヴィンテージ・シンセの歪み、そして呪文のように唱えられるモノトーンなボーカルが交錯し、合唱系グランジと称される壮大なカオスと静寂を描き出している。ポスト・ハードコアの枠組みを完全に超越した緻密な音響編集と、圧倒的なノイズの美学が結実した世紀の奇作。

C418 - Minecraft Volume Beta (Random Color CS)C418 - Minecraft Volume Beta (Random Color CS)
C418 - Minecraft Volume Beta (Random Color CS)Ghostly International
¥1,963

ドイツのミュージシャン/作曲家のDaniel Rosenfeldが変名C418にて製作した傑作!物理世界とピクセル化された世界の両方で響くサウンドを描き上げた『マインクラフト』のオリジナルサウンドトラック盤『Minecraft Volume Beta』が〈Ghostly International〉からアナログ・リプレス。前作『Alpha』には未収録の楽曲だけでなく、ゲーム内では使用されたなかった楽曲も収録したC418自身のオリジナル・アルバム的一枚!牧歌的で穏やかなサウンドスケープに仕立てられた前作と比してよりダークで内省的な側面もクローズアップされた魅惑のアンビエント/エレクトロニック・ミュージックが収められています。

billy woods - GOLLIWOG (CS)
billy woods - GOLLIWOG (CS)Backwoodz Studioz/Rhymesayers Entertainment
¥2,340

Armand Hammer(with Elucid)の片翼として知られるbilly woodsが久々に放つソロ・アルバム『GOLLIWOG』。現代アメリカの黒人経験を、暗く歪んだ夢のような音像で描いた怪作で、プロデューサー陣にはEl-P(Run The Jewels / Company Flow)、Shabaka Hutchings(Sons of Kemet / The Comet Is Coming)、The Alchemist、Kenny Segal、DJ Haram、Ant(Atmosphere)、Conductor Williamsなど、ヒップホップとジャズ、アンダーグラウンドと実験音楽を横断する重鎮たちが勢ぞろい。その多彩な布陣が織りなすのは、不穏でサイケデリック、そして異様に鮮明な悪夢のような音世界。「英語そのものが暴力だ」と言い放つwoodsのリリックは相変わらず鋭く、皮肉と哲学が交差する。全体を通して現実という感覚そのものがぐらつく構成になっており、単なる社会批評ではなく、現代における意識そのものをテーマとしているよう。billy woods流のダーク・アメリカーナとも言うべき一枚。

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