Jazz / Soul / Funk

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Jeff Parker - The Way Out of Easy (CD)
Jeff Parker - The Way Out of Easy (CD)INTERNATIONAL ANTHEM RECORDING COMPANY
¥2,989

ロサンゼルスの伝説的ライブハウスETAでジャズ・ギタリストのジェフ・パーカーが2016年から7年間続けてきた月曜の定例セッションの集大成『The Way Out of Easy』が〈INTERNATIONAL ANTHEM〉よりリリース!パーカーはシカゴのポストロックやジャズシーンで長年活躍しつつ、LAに拠点を移してからも独自の即興スタイルを追求し続けてきた。本作は2023年1月にライブ録音され、ETA閉店直前の熱気がそのまま伝わる。パーカー、ジョシュ・ジョンソン、アンナ・バターズらETA IVtetは、ポストロック、ヒップホップ、ダブなどの要素を取り入れたゆったりとしたグルーヴを展開。特に2012年の曲「Freakadelic」は25分近い大作に再構築され、瞑想的でマントラのような雰囲気を持つ。ほかにも、静かなポストロック風の「Late Autumn」や、サックスの即興から発展したダブ調の「Chrome Dome」など、多彩な表情を見せる。バンドメンバー全員のレベルの高さを背景に、リズムセクションのグルーヴとパーカーのギターがサックスと絶妙に絡み合う、深みのある即興演奏を楽しめる作品。

Mulatu Astatke - Mulatu Plays Mulatu (LP)Mulatu Astatke - Mulatu Plays Mulatu (LP)
Mulatu Astatke - Mulatu Plays Mulatu (LP)STRUT
¥4,733

エチオ・ジャズの創始者、ムラトゥ・アスタトゥケが約10年ぶりに発表したスタジオ・アルバム『Mulatu Plays Mulatu』が〈Strut Records〉より登場。60〜70年代にエチオピア音楽の歴史を塗り替えた自身の代表曲を、熟練のUKバンドやアディス・アベバのジャズ・ヴィレッジに集う現地ミュージシャンと共に新たなアレンジで再演した一枚。西洋ジャズの洗練されたアンサンブルに、エチオピア伝統楽器クラール、マセンコ、ワシント、ケベロ、ベゲナの響きを重ね、豊かな質感と複雑なリズム、自由な即興で名曲たちをアップデート。ムラトゥが長年追い求めてきた「エチオ・ジャズを世界に伝える」という夢の集大成であり、近代的な音楽理論やジャズ教育を受けたわけではないけれど、古くから口承や地域の慣習の中で培われてきた伝統的なエチオピア音楽の中で独自に音楽理論や演奏法、作曲技法を基礎付けた、「エチオピアの無名の音楽科学者たち」への敬意も込めた作品。ロサンゼルスのカルロス・ニーニョ、キブロム・ビルハネら現代アーティストも参加し、伝統と現代性、エチオピアと西洋が深い次元で融合されている。巨匠!

Charles Tyler Ensemble - Voyage from Jericho (LP)
Charles Tyler Ensemble - Voyage from Jericho (LP)Frederiksberg Records
¥6,178

Charles Tyler Ensembleによる、1974年にフィンランドで録音の、アメリカのスピリチュアルな即興性と北欧の静謐な空気が交差する独特の音世界を刻み込んだ異色のフリージャズ作品『Voyage From Jericho』。Albert Ayler周辺で活動したサックス奏者Charles Tylerが、ヘルシンキ滞在中に現地ミュージシャンと組んで制作した本作は、荒々しい祈りのようなサックスと、北欧らしい透明感を帯びたリズム隊がぶつかり合いながらも不思議な調和を生み出している。長尺の即興が中心となる構成は、旅というタイトルにふさわしく、音が絶えず形を変えながら流れていく。熱量と静けさが同時に存在する、70年代フリージャズの中でも特にユニークな一枚。

Green Cosmos - Morgenmusiken (LP)Green Cosmos - Morgenmusiken (LP)
Green Cosmos - Morgenmusiken (LP)Frederiksberg Records
¥5,849

1970年代後半、ドイツの小さな町で独自に育まれたスピリチュアル・ジャズ・カルテット、Green Cosmos。Coltraneの精神性やインド古典音楽、自由即興の影響を受けながら、外部のシーンに頼らず自らの内側を掘り下げてきた彼らが、より開かれた領域へ踏み出した時期の未発表だった録音集『Morgenmusiken』。沈黙や短い瞑想から始まるライブ・コンポジションは、音が自然に立ち上がる瞬間をそのまま封じ込め、メンバー同士の呼吸はまるでテレパシーのように結びつく。本作ではシタール奏者Narayan Govandeが加わり、アンサンブルはさらに深い静けさと広がりを獲得している。余白や沈黙が積極的に使われ、音は決して過剰にならず、ひとつの音が持つ重みを信じるように配置されていく。自由でありながら抑制があり、緊張と解放がゆっくりと呼吸し、時間の流れを解き、意識を静かに拡張していくような、深い集中を促す音楽。

El Michels Affair & Black Thought 'Glorious Game (Instrumentals)' (Blood Smoke Vinyl LP)El Michels Affair & Black Thought 'Glorious Game (Instrumentals)' (Blood Smoke Vinyl LP)
El Michels Affair & Black Thought 'Glorious Game (Instrumentals)' (Blood Smoke Vinyl LP)Big Crown Records
¥3,386

「シネマティック・ソウル」とも評される独自ブランドなサウンドでも知られてきたNYC拠点のインストゥルメンタル・ファンク/ソウル・バンドであり、〈Big Crown Records〉の代表的な存在ことEl Michels Affair。名ヒップホップ・グループThe RootsのBlack Thoughtとの23年度最新コラボレーション・アルバム『Glorious Game』の2024年インストゥルメンタル・ヴァージョン!

The Notations - Still Here (1967-1973) (Red Vinyl LP)The Notations - Still Here (1967-1973) (Red Vinyl LP)
The Notations - Still Here (1967-1973) (Red Vinyl LP)Numero Group
¥3,696
レア化していた人気作が22年度リプレス。自国のソウル、ゴスペル、ファンクにとどまらず、ニューエイジ・ミュージック始祖ヤソスや日本からは原マスミまで、世界各地のオブスキュアなグルーヴを掘り起こしてきた米国の大名門〈Numero Group〉の名シリーズ〈1200 Line〉から2015年に発表された傑作コンピ!1960年代後半にシカゴで結成されたR&Bヴォーカル・グループ、The Notationsが1967年から1973年にかけて残した貴重な全シングル&未発表音源を一挙収録した豪華編集盤。全14曲。
Super Djata Band & Zani Diabaté - Volume 2 (Ivory White Vinyl LP)
Super Djata Band & Zani Diabaté - Volume 2 (Ivory White Vinyl LP)Numero Group
¥3,675

1980年代のマリ共和国のトップオーケストラの一つであった、Zani Diabaté率いるSuper Djata Bandが1982年に送り出した大傑作『Volume 2』が〈Numero Group〉からアナログ再発!ワスル族の狩猟音楽、グリオの讃美歌、セヌフォ族の田園舞踏、フーラ族とマンディンゴ族の伝統的なレパートリーと西洋のサイケデリック音楽、ブルース、アフロビートを融合させた画期的な一枚であり、Diabatéを神話的な西アフリカのギタリストの殿堂へと送り出したマスターピースと呼べる作品です。

Bad Brains - I Against I (CS)Bad Brains - I Against I (CS)
Bad Brains - I Against I (CS)Org Music
¥1,854

ハードコア・パンクというジャンルにおいて初のアフリカ系アメリカ人バンドとして知られ、音楽的にも文化的にも非常に重要な存在でもある、ワシントンD.C.の伝説的ハードコア・バンドBad Brainsの代表作で、ハードコア・パンクにレゲエやメタル、ファンクを融合させた革新的な1986年作『I Against I』。特筆すべきは、真の意味でジャンルを横断する多様性で、ギターはメタル的なリフとファンクのカッティングを行き来し、ベースラインは跳ねるようなファンクの要素を持ちつつ、ドラムはジャズ的なフィルやレゲエの裏打ちを織り交ぜる。ヴォーカルのH.R.は、怒りとスピリチュアリティを同時に表現するような独特のスタイルで、シャウト、メロディ、語りを自在に使い分けている。アルバム全体を通して、ジャンルの境界を越える実験精神が貫かれており、音楽的価値だけではなく「パンクとは何か」「黒人アーティストがロックをどう再定義するか」といった文化的問いにも応える、思想性の面でも後世に大きな影響を与える重要作。

Jeb Loy Nichols & Cold Diamond & Mink -  This House Is Empty Without You (CD)Jeb Loy Nichols & Cold Diamond & Mink -  This House Is Empty Without You (CD)
Jeb Loy Nichols & Cold Diamond & Mink - This House Is Empty Without You (CD)Timmion Records
¥1,864

ジェブ・ロイ・ニコルズがフィンランドの名門〈Timmion〉からリリースする『This House Is Empty Without You』は、南部ソウルの伝統に根差しながらも、彼独自の語り口と温かな声で仕立てられた一枚。バックはお馴染みのハウス・バンドCold Diamond and Minkで、深いグルーヴとアナログ感に支えられ、アルバム全体が穏やかで滋味深い空気を放っている。収録曲は何気ない口調の裏に、陰影あるアレンジが潜んでおり、さらにエミリア・シスコのゴスペル感漂うハーモニーが加わり、いっそう奥行きのある仕上がりになっている。過剰な演出を避け、真実だけを静かに伝えるようなこのアルバムは、今もなお成長し続けるソングライター、ジェブ・ロイ・ニコルズの現在地を示している。時を超えて沁みるソウルの真髄を今に伝えるような充実作。

Noah Howard - The Black Ark (LP)
Noah Howard - The Black Ark (LP)Superior Viaduct
¥4,476

Spiritual Jazz Holy Grail! Noah Howardによる、フリージャズの荒々しいエネルギーと、アフリカ的な霊性が強く結びついた、1970年代スピリチュアル・ジャズの中でも特に濃密な一枚『The Black Ark』。アルトサックスは叫び、祈り、うねりながら、パーカッションの儀式的な反復と絡み合い、演奏全体がひとつの場として渦を巻くように展開していく。混沌としているのに、どこか神聖な気配が漂い、破壊と再生が同時に起きているような感覚がある。集団即興の密度は高く、音は自由に飛び交いながらも、深い精神性によってひとつの方向へと収束していく。激しさの中に祈りが宿り、混沌の奥に静けさが潜む生々しく強烈な作品。

Julius Hemphill - Dogon A.D. (LP)
Julius Hemphill - Dogon A.D. (LP)Superior Viaduct
¥4,476

Julius Hemphill による、フリージャズの自由さとブルースの土臭さ、そしてミニマルな反復が独特に絡み合う、1970年代前衛ジャズの中でもひときわ異彩を放つ作品『Dogon A.D.』。Abdul Wadud によるチェロが中心的役割を果たし、チェロがグルーヴを作るという異例の編成が強烈な個性を生んでおり、チェロの反復リフの上でアルトサックスが鋭く乾いた音色で叫び、語る。混沌と構造が絶妙なバランスで共存し、アフリカ的なリズム感とアメリカ南部のブルースの感触が同時に立ち上がる。荒々しいのに洗練され、自由なのにどこか必然性がある、前衛ジャズの永遠の名盤。

Hannibal Marvin Peterson & The Sunrise Orchestra - Children Of The Fire (LP)
Hannibal Marvin Peterson & The Sunrise Orchestra - Children Of The Fire (LP)SUNRISE
¥3,089

トランペッターHannibal Marvin Petersonが率いる Sunrise Orchestraによる、戦争と祈り、怒りと希望をテーマにした1974年の組曲形式の壮大なスピリチュアル・ジャズ大作『Children Of The Fire』。Richard Davis、Billy Hart、Diedre Murrayら精鋭が参加し、ストリングスとホーンが重層的に響くアレンジは圧倒的なスケールで、柔らかな光を思わせる「Forest Sunrise」から、戦火の悲劇を描く「The Bombing」、魂の解放を象徴する「The Ascending of the Soul」へと続く流れは、まるで精神世界を旅するような深いドラマ性を帯びている。自主レーベル〈Sunrise〉から発表され、長らく幻の存在だったスピリチュアル・ジャズ史に刻まれる重要作が待望の再発。

Jaman - Sweet Heritage (LP)
Jaman - Sweet Heritage (LP)Outernational Sounds
¥4,694

オリジナルは7万円以上での取引も,,,キーボーディストのJ.E. Manuelこと"Jaman"率いる超オブスキュアなジャズ・グループによって、74年にNYのMark Recordsより自主プレスされていた、JAZZ FUNKの知られざる傑作が初の復刻リリース!Stevie Wonderの"You Are the Sunshine of My Life"の秀逸なカヴァーも収録。J.E. Manuelは、Earl Bostic、Sonny Stittなどを始め、数多くのR&Bバンドやミュージシャンとも共演している人物。絶妙にトロ甘く、それでいて仄かな渋味が香る、隠れたジャズ・ファンクの金字塔。Brother Ahhやアフロセントリズムからの影響も底流に、ストレートなジャズ・サウンドやソウル・ジャズ、ファンクといった要素も存分にミックスした傑作。

Tara Clerkin Trio - Tara Clerkin Trio (LP)
Tara Clerkin Trio - Tara Clerkin Trio (LP)Laura Lies In
¥3,321

当店でもロング・ヒット。これぞ、Julia HolterとMassive AttackとBrigitte Fontaineの奇跡の邂逅!フランスの名門実験レーベル[Shelter Press]からも作品を繰り出していたNative Instrumentの変名ST/NEやRupert Clervauxの別名義CVXなどを始め、クセの強い作家たちのリリースを抱えるロンドンの要注目レーベル、[Laura Lies In]より、ブリストル拠点のTara Clerkinを中核に様々なメンバーが参加するという変則ユニット、Tara Clerkin Trioがデビュー・アルバムを発表!! これぞ、2020年代の新たな音楽の形でしょうか? ブリストルのお家芸トリップ・ホップからジャズ、民族音楽、チェンバー・ミュージックまでじっくりと煮込んで異次元へと昇華。70年代[Saravah]のその先をも思い起こさせる画期的アヴァン・ポップ・サウンドを提示しています。この艶、只者ではありません。Rupert Clervauxによるマスタリングと盤質も万全。12"x12" カラー・インサートが付属。必聴!

Natural Information Society - Perseverance Flow (LP)
Natural Information Society - Perseverance Flow (LP)Aguirre Records
¥5,498

Bitchin Bajasとの共演でも知られるJoshua Abrams率いるシカゴの異能集団、Natural Information Societyによる、ジャズ、モード音楽、伝統音楽の要素が融合した35分間にわたるミニマルな音の瞑想空間。一つのテーマを35分間にわたり反復・変奏し続けることで、音の持続と変化の微細さを探求。北アフリカの弦楽器ギンブリによる反復リフがが一定のグルーヴを保ちつつ、微細に変化する中、ハルモニウムやバスクラリネットが浮遊するように絡み合い、空間的な広がりが生まれてゆく。リズムは明確な拍子を持たず、緩やかでありながらも内的な緊張感が持続しており、今ここにいるようで、どこか遠くへ漂っているような、揺らぎのある音楽空間となっている。さらに深く、音と時間の哲学的探求を進めた作品。

V.A. - Life In Heaven Is Free (Checker Gospel 1961-1973) (2LP)
V.A. - Life In Heaven Is Free (Checker Gospel 1961-1973) (2LP)Honest Jon's Records
¥5,864

名門〈Honest Jon's Records〉が贈る、1961年から1973年にかけてリリースされた珠玉のゴスペル・ソウルのコレクション『Life in Heaven is Free - Checker Gospel 1961 - 1973』が2枚組アナログ・リリース。〈Chess Records〉の子会社に残された名曲の数々をピックアップ。重低音と激しいドラム、ブルージーなギターとホーンなど、その生々しく荒々しいライブ感が特徴的な素晴らしいトラックの数々を収めています。ライナーノーツが付属。〈Dubplates & Mastering〉でのマスタリング、名匠Kassian Troyerの手によるカッティング仕様と盤質も万全!

Soul City Orchestra - Meal Ticket (LP)
Soul City Orchestra - Meal Ticket (LP)Be With Records
¥5,794

1977年に英国〈Music De Wolfe〉系列の〈Rouge〉からリリースされた、Soul City Orchestraによる、ライブラリー系インスト作品『Meal Ticket』。オリジナルの裏ジャケットには「リズムとストリングスを強調したプログレッシブ・ロック風オーケストラ・ファンク」と記載されており、コンガを含むパーカッションが牽引するファンキーなロック・グルーヴと、ストリングスがドラマティックに絡むシンフォニック・ディスコ・ソウルの側面を併せ持っている。70年代UKライブラリー特有の洗練とブラックネスが高い次元で融合された隠れた名作。

V.A. - Hogan, The Hawk And Dirty John Crown (LP)
V.A. - Hogan, The Hawk And Dirty John Crown (LP)Be With Records
¥5,794

1972年に英国の名門ライブラリー音楽レーベル〈Music De Wolfe〉からリリースされたコンピレーション作品『Hogan, The Hawk And Dirty John Crown』。Alan Hawkshaw、Alan Parker、Simon Haseley、Reg Tilsley など、当時の〈De Wolfe〉を代表する作曲家たちが参加。ファンク/ソウルジャズ/ジャズロックの混合サウンドで、生々しいドラムとベースによるブレイクビーツ的グルーヴ、ホーン、ストリングス、ギターが映像的に絡むアレンジが光り、特に Alan Parker や Simon Haseley の楽曲は、後年ヒップホップのサンプリングソースとしても注目されるほど、リズムのキレと音像の太さが際立っている。職人技が光り、映像的でありながら純粋な音楽作品としても高い完成度を誇る、70年代英国ライブラリー音楽の魅力を凝縮した名作コンピ。

Simon Haseley / Peter Reno - Great Day (LP)
Simon Haseley / Peter Reno - Great Day (LP)Be With Records
¥5,794

1972年に英国の〈Music De Wolfe〉から発表された、オリジナルは入手困難な英国ライブラリー音楽の至宝『Great Day』が〈Be With Records〉によってついに正規アナログ再発。Simon HaseleyとPeter Renoの2人が手がけた楽曲は、ファンクを軸にしながらも、ジャズロックやソウルジャズの要素を巧みに織り交ぜ、当時のテレビや映画のサウンドトラックを思わせる迫力とスピード感に満ちている。鋭く切れ込むドラム、重心の低いベースライン、緊張感を煽るホーンやストリングスが次々と登場し、どの曲も映像的なイメージを喚起する構成になっている。特に「Hammerhead」や「Silver Thrust」などは、後年ヒップホップのプロデューサーたちにも愛され、Madlibや El‑P、The Alchemistらに影響を与えたとされるほど、サンプリング・ソースとしても評価が高い。ライブラリー音楽の機能性を超えて、純粋な音楽の喜びに満ちた、70年代英国ライブラリーの魅力を凝縮した、ジャンルを越えて愛される名盤。

Byard Lancaster - Us (LP+7")Byard Lancaster - Us (LP+7")
Byard Lancaster - Us (LP+7")Souffle Continu Records
¥6,141

フィラデルフィア出身のサックス奏者 Byard Lancaster が、スピリチュアル・ジャズの黄金期に残した最重要作のひとつ『Us』。アフロセントリックなリズム、自由度の高い即興、祈りのようなメロディが渦を巻き、70年代ブラック・ジャズの熱気と解放感をそのまま閉じ込めたようなアルバムがLPに加えて7インチも付属して再登場。アフリカン・パーカッション、反復するベースライン、祈りのようなサックス、集団としての音を重視したアンサンブルにはフリージャズの自由さと、ブラック・コミュニティの精神性が共存しており、スピリチュアル・ジャズの核心に触れる演奏と言える。70年代フィラデルフィアの熱気と土着性を凝縮したような、都市の雑多さと、アフロルーツのスピリチュアリティが混ざり合うローカル・ミュージシャンとの濃密なセッションが生々しく記録されている。

Saint Abdullah & Jason Nazary - Wiretaps For Oral (LP)Saint Abdullah & Jason Nazary - Wiretaps For Oral (LP)
Saint Abdullah & Jason Nazary - Wiretaps For Oral (LP)Disciples
¥4,558

〈Planet Mu〉や〈The Trilogy Tapes〉といったアンダーグラウンドの名門からリリースを重ねるイラン系カナダ人兄弟Saint Abdullahと〈International Anthem〉、 〈4AD〉などからの作品への参加で知られる人気ジャズ・ドラマーJason Nazaryによるコラボアルバムの第2弾が〈Disciples〉よりリリース!

2023年作『Evicted In The Morning』の続編となる本作は、サイケデリック、ドリーミーに消えては現れる実験的なサンプリングコラージュの中に規則的なリズムが時折顔を出しながらフリージャズのような展開をしていく、聴くたびに新たな発見のある作品となっている。「Here to Body Ratio」は情感溢れるサックスとギターに性急なドラミング、ストレンジに心地よい電子音が独自のバランスを生み出す作品のハイライト。

本作は、反戦デモや国家抑圧が続く新たな時代に向けた"Freedom Now Suite(自由のための組曲)”とも言うべき作品だ。ゲストにはロサンゼルスを拠点とする日系アメリカ人のマルチ奏者Patrick Shiroishi と Ryan Easter が参加している。
兄弟が「‘tellectual condition(知的病)」と呼ぶような表層的な知識が支配する時代において、アルバムはあえて遅く、複雑に、時間に逆らうことを選ぶ。ここでのサンプリングのコラージュは、ポストモダン的な遊戯ではなく、“感情の構造”なのだ。

『Wiretaps for Oral』を聴いていると、語りかけてくるのはサンプルそのものではなく、そのあいだの“隙間”だと気づかされる。信号が途切れる亀裂、ビートが抜け落ちる瞬間、その隙間に意識が宿る。意味を「与える」のではなく、それを「抱える」こと、強引に形を与えず、ただ触れること。

このデュオは、私たちに“盗聴線に耳をあて、囁きを聴け”と誘う。そうして彼らは思い出させてくれる、近くにいるということは、距離よりも「聴くこと」に関わっているのだと。

Wool And The Pants - Wool In The Pool (CS)Wool And The Pants - Wool In The Pool (CS)
Wool And The Pants - Wool In The Pool (CS)Peoples Potential Unlimited
¥1,946

Keita Sano主宰の〈Mad Love〉より見出された東京の3人組にして、じゃがたら、キミドリ、戸張大輔、さかな、裸のラリーズ、Laraajiなどを始めとしたアーティストたちからの影響を受けているというWool & The Pantsが、〈PPU〉より発表したデビューEPがカセット化!Yu Tokumo (ギター、ボーカル), Kento Enokida (ベース)、Aki Nakagomi (ドラム)から構成されるこの人たち、本当に素晴らしいです!どこまでもクセになる絶妙に"ズレ"た音のヴァイブス。脱線したポスト・パンク観からテン年代の宅録ベッドルーム/ローファイ・ムード、サイケデリック、ソウル、ダウンテンポなどが奇跡的なバランスで配合されたレフトフィールド・ポップス傑作..!!! 幅広いリスナーに推薦したい内容です!ボーナストラック4曲を追加収録。

Henri Guédon - Karma (LP)
Henri Guédon - Karma (LP)Outre National Records
¥4,349
80年代以降の先進的なサウンドの早すぎた先取り。激ヤバです!!!! フランスの海外県マルティニークが生んだ伝説的な芸術家Henri Guédon。音楽家にして画家、そして、彫刻家という様々な顔を持ち、現代カリブ海/アンティル音楽の主要な人物の一人として名を馳せた彼が75年にパリの小さなレーベルであった〈La Voix Du Globe〉へと残したセカンド・アルバム『karma』が〈Outre National Records〉からアナログ・リイシュー!1960年代後半以降、カリブ音楽を真に新しく、進歩的な領域へと導いた偉才による説得力あふれる揺るぎないステートメントであり、現在では入手がほぼ不可能となっていた作品。アフリカ、ラテン、西インド諸島の音楽スタイルを取り入れ、強烈なルーツ・パーカッションにコズミックな・シンセサイザーが渦を巻く極めて斬新かつハイブリッドな一枚!マルティニークやグアドループの深遠なエスノ・フォーク・ミュージックとスピリチュアル・ジャズのヴァイブスまでもがミックス。同時期の西欧の前衛音楽やクラウトロックなどと比しても非常に先駆的な作品内容で、ニューウェイヴやポスト・パンク以降のセンスさえも先取りし、知らず知らず、二歩も三歩も未来を見据えてしまった驚異の一枚。〈Bongo Joe〉の電化ライのコンピ『Maghreb K7 Club: Synth Rai, Chaoui & Staifi 1985-1997』が好きな人にもリーチしそうな怪盤!限定プレス。
Ulla -  Hometown Girl (Olive Vinyl LP)Ulla -  Hometown Girl (Olive Vinyl LP)
Ulla - Hometown Girl (Olive Vinyl LP)28912
¥5,487

最終入荷です。Huerco S主宰のもと、現行ダブ/アンビエントの傑作の数々を産んだ新世代のカルト的名所〈West Mineral〉在籍でも知られる米国・フィラデルフィアのアンビエント作家、もはや現代アンビエントの重要角と言っても過言ではないUllaの『Hometown Girl』が到着!木管楽器、鍵盤楽器、弦楽器、ドラム、ヴォイスが幾重にも重なり、エレクトロニクスがまばらに散りばめられ、オープン・ウィンドウのフィールド・レコーディングの香りが漂う静かな室内学的作品。まるで手書きのメモの日記をめくりながら、さまざまな感情を振り返っているような気分になる切なくメランコリックで朧げなアンビエント・フォーク12曲を収録。マスタリングはRashad Beckerが担当しており、一音一音の質感がすばらしい!

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