Folk / Roots
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ビート詩人 Allen Ginsberg が1971〜1985年の間に録音した未発表音源、リハーサル、ライブ録音 をまとめたコンピレーション。ギンズバーグの代表作「 First Blues」のアウトテイクを中心に、Bob Dylan、Arthur Russell、Don Cherry など、彼と親交の深かったミュージシャンたちとのセッションが多数収録。ラグタイム、バラッド、ハーモニウム、讃美歌、アボリジニ音楽、ゴスペル、ブルーグラス、ブルース、カントリー、50年代R&Bなど多岐に渡る内容で、詩人としてのギンズバーグの声と、アメリカン・ルーツ音楽が雑多に混ざり合った独特の世界。
1950〜60年代前半の古いレコードから、カリプソ、ラグタイム、ブルース、ジャイヴ、スピリチュアル、ハワイアン・ギター といったジャンルの怪しくて魅惑的な音源を集めた、〈Death Is Not The End〉が手がけるカセット限定、デジタル非公開の秘蔵音源コンピレーション。古いSP盤のノイズや質感をそのまま残しており、1950〜60年代初頭のジャマイカ/カリブ海の空気を閉じ込めたノスタルジックでメロウ、アナログ時代の魅力に満ちた作品。

アメリカの伝説的ビート詩人Allen Ginsbergが1971年から1981年にかけて録音した楽曲を収めた、詩と音楽の融合を試みた異色のアルバム『First Blues』が〈Death Is Not The End〉よりヴァイナル再発。本作は1971年から1981年にかけて録音された楽曲を収録しており、ラグタイム、ブルース、バラッド、即興詩などが混在するユニークな構成となっている。ギンズバーグの詩的な語りと歌唱が交錯する楽曲群には、Bob Dylan、Arthur Russell、David Amram、Happy Traumなど、ジャンルを超えた豪華なミュージシャンが参加しており、ハーモニウムや指シンバルを用いた素朴な演奏と、ユーモアや政治風刺、性的表現を含む率直な歌詞が特徴的。ギンズバーグの声そのものが持つ力と、詩人が歌うことで生まれる新たな表現のかたちによって、詩と音楽の境界を軽やかに飛び越えていく、文化的にも音楽的にも貴重な記録。

アメリカの伝説的ビート詩人Allen Ginsbergが1971年から1981年にかけて録音した楽曲を収めた、詩と音楽の融合を試みた異色のアルバム『First Blues』が〈Death Is Not The End〉よりカセットで再発。本作は1971年から1981年にかけて録音された楽曲を収録しており、ラグタイム、ブルース、バラッド、即興詩などが混在するユニークな構成となっている。ギンズバーグの詩的な語りと歌唱が交錯する楽曲群には、Bob Dylan、Arthur Russell、David Amram、Happy Traumなど、ジャンルを超えた豪華なミュージシャンが参加しており、ハーモニウムや指シンバルを用いた素朴な演奏と、ユーモアや政治風刺、性的表現を含む率直な歌詞が特徴的。ギンズバーグの声そのものが持つ力と、詩人が歌うことで生まれる新たな表現のかたちによって、詩と音楽の境界を軽やかに飛び越えていく、文化的にも音楽的にも貴重な記録。
Pitchforkでは9.0点のスコアを獲得。オリジナルは40万円超えでの取引履歴もある骨董物件であり、全てのフォーク作品において永遠の名盤。ブリティッシュ・フォーク神話の女神、Vashti Bunyanの1970年作品Just Another Diamond Dayが限定クリア・ヴァイナル仕様で再発!Joe Boydプロデュース、Fairport ConventionのDave SwarbrickやSimon Nicolらも演奏に参加、ジャケットに見られる片田舎で暮らしていた時に制作。唯一無二の儚く透き通った歌声、素朴で万人の心に響き渡る楽曲、言葉では良い表せない幻想的な感覚、もう再生した途端に魂が引っ張られる感覚を覚える程に、不思議な魔力を秘めています。この先も永遠に全音楽好き必聴!ゲイトフォールド・スリーブ仕様。

独自の審美眼で埋もれた音楽を掘り起こすフランス出身の音楽キュレーターCharles Bals選曲・編集による、女性ヴォーカルを軸にした幻想的でメロウなアメリカ産フォークロック/AOR/ソウル・コンピ『Neon Castle』が〈Smiling C〉より登場!透明感ある歌声とスライドギター、フレットレスベース、ドラムマシンが織りなす80年代的な浮遊感。牧歌的な温かさと神秘的な幻想性が同居し、まるで映画のワンシーンのような音楽世界を描く。Charles Balsのキュレーション作の延長線上にありながら、その中でも特に物語性の強い一枚。

〈A Colourful Storm〉より、インディ・ポップ、フォーク、ドリームポップを中心に、DIY的な親密さと温かさを持つ楽曲を集めたコンピレーション『Going Back to Sleep...』が到着。Carla dal Forno「Veselka City Lights」やRat Columns「Fruit and Nuts」をはじめ、オーストラリアやヨーロッパのインディ・シーンで注目されるアーティストによる、自宅録音や小さなスペースでの制作を感じさせる、親密さにあふれた音楽たち。風に吹かれるような儚さや、夜更けに寄り添うような静けさが漂う、愛すべきコンピレーション。
デルタ・ブルースの創始者であり、Robert JohnsonやMuddy Watersなど後のブルースマンに大きな影響を与えた、チャーリー・パットンの代表的録音を収めたコンピレーション『Father Of The Delta Blues: Selections From Paramount Recordings, Vol. 2』。1929〜1934年に米国のレーベル〈Paramount Records〉に残された録音から選曲されており、力強いヴォーカルとギターのスライド奏法、洪水、死、信仰、旅など、当時の南部生活を反映した歌詞というデルタ・ブルース特有の土臭さに満ち溢れた音源集。全曲リマスター済。
$100 Bandの一員としても活動したニュージーランドの女性ミュージシャン、Maxine Funkeの〈Feeding Tube Records〉より2018年に発表した3rdアルバム。Sibylle BaierやMyriam Gendronを彷彿とさせる、仄暗くも温かい歌声とアコースティック・ギター、ベッドルーム録音のような親密さと、深い感情を引き出すシンプルな構成に、ニュージーランドのアンダーグラウンド・レジェンド Alastair Galbraith との活動を思わせる、ローファイ実験音響を織り交ぜた現代フォークの隠れた名盤。

ジャズ・トリオ、Ingaのリーダーとしても知られ、サイケデリックやアウトサイダー、メディテーティヴと評される自由でユニークなサウンドを営んできた当店ベストセラー作家なLAのサックス奏者のSam Gendelと、De La SoulやD'Angeloなどを始め数々のセッション仕事で知られるベテラン・ベーシストのPino Palladino、そして、Bob DylanやEd Sheeranなどの作品にも参加するギタリスト/マルチ楽器奏者/プロデューサーのBlake Millsという豪華面々が結集した傑作『LIVE AT SOUND CITY EP』が2024年度待望のリプレス!カリフォルニア州ロサンゼルス・ヴァンナイズにある伝説的な〈Sound City Studios〉で1日で録音された、親密な雰囲気の室内楽トリオ作品。グラミー賞にもノミネートされたPalladino & Mills の2021年のアルバム『Notes with Attachments』収録曲の新バージョンも披露されています。4曲を通して、一般的な音楽の語彙を探求しつつ、そこから新しいものを求めて、そして、それらを非日常化する作業に取り組んだ作品に仕上がっています。

ポルトガルの伝統的な労働歌のアーカイブ録音と現代アーティストによる再解釈を収めた『Leva Leva: Litanie des pêcheurs portugais』。アーカイブ録音としては、1940年代〜80年代にアルガルヴェ地方で収録された漁師の労働歌を収録。現代的再解釈にはJoão Pais FilipeやRomain Baudoinら現代の実験音楽家が参加。伝統的な「Leva Leva」の旋律を軸に、エレクトロニック、ダブ、実験的サウンドを融合している。

ヴァージニア州、メヘリン川沿いに残る18世紀の酪農農場。2023年9月、この場所にノースカロライナ周辺の音楽仲間9人が集まり、家の居間と食堂を即席スタジオに仕立てて録音したアルバム『Diamond Grove』。Weirsは固定したメンバーを持たず、オールドタイム音楽とDIYノイズを自由に横断する共同体的な集団で、ここではSluiceやMagic Tuber Stringbandの面々を含む編成で、夜が更けるまで古い歌や旋律に取り組んでいる。彼らは、忘れ去られそうな古い楽曲を収集し、Guided by VoicesのようなインディーロックからJean Ritchieのようなフォークまで、幅広い影響を融合させており、その音楽は伝統を保存するのではなく、伝統をどう生かすかを問い直すもので、古い賛美歌をMIDI化してiPhoneスピーカー越しに鳴らし直したり、ゴスペルを納屋の残響ごと封じ込めたりと、音の場そのものを演奏と同等の要素として扱っている。その結果、古い旋律は再現されると言うよりも、今この瞬間にふっと立ち上がって、リスナーの前に姿を現すのように響く。本作は、農場の古い建物、土地の記憶、夜の虫の声までが音楽の一部になっており、トラッド/フォークの純粋性を疑いながら、それでも歌の命脈をつなぎ、今日の耳にどう届きうるかを模索している。その本質はフォーク・リヴァイヴァルよりもむしろミュジーク・コンクレートやローファイ実験音楽の感覚に近いもので、アウトサイダー・フォークの系譜にありつつ、地域性と現代感覚を交差させたユニークな一枚。
井上陽水が1990年に発表した名盤『ハンサムボーイ』のプロモーション用に制作された長らく入手困難だった7インチ・シングルが〈Studio Mule〉より和製バレアリック再発シリーズの一環として待望の正規リイシュー!A面「夢寝見」は、京都の伝説的ニューウェーブ・バンドep-4の川島裕二がアレンジを手がけた、夢幻的でシュールなバレアリック・ポップ。B面「紅すべり」は、アラビックな旋律とコールド・ファンクの要素が融合した隠れた名曲で、ベスト盤にも未収録の貴重な音源。井上陽水の実験的かつポップな側面を再発見できる貴重な機会であり、日本の1990年代ポップスとバレアリック感覚が交差する稀有な音源。Kuniyuki Takahashiによるオリジナル・マスターテープからのリマスタリング、オリジナル・アートワークを再現したスリーヴ仕様で万全の再発。
50周年記念エスペラント・グリーン・カラー・ヴァイナル仕様。アイオワ出身のフリー・ジャズ/アヴァンギャルド・ジャズ・ヴォーカリストであり、Bill EvansやCharlie Mingus、Chick Corea、Herbie Hancockとも共演してきた奇跡の歌声、Patty Watersが、当時大きな反響を呼んだデビュー作から半年後、66年にアメリカの5つの大学を周ったツアー録音を収めた大傑作な2ndアルバム。

南アフリカのズールー・ギターの伝説的存在Madala Kuneneと、Kuneneを師とするギタリストであり、歌うというよりも夢の語りや祖先との交信のような詠唱に近いヴォーカルスタイルを持ちながら、現代的な作曲家でもあSibusile Xabaによる、師弟関係から生まれた二世代の精神的対話『kwaNTU』。全編ライブ録音で一発録りによる緊張感と親密さがあり、アコースティック・ギターの対話、霊的なヴォーカル、フルート、打楽器、フィールドレコーディングが交錯。Maskandiと呼ばれるズールー・フォークとブルース、ジャズの要素が自然に溶け合う内容で、祖先との対話、土地とのつながり、そして人間性の探求が音楽を通じて表現されている。南アフリカ音楽の深層と現代的な即興性が融合した稀有な事例であり、魂と魂が交差する瞬間を捉えた静かで力強い祈りのような作品。

英国シアトリカル儀式アンビエントフォーク突然変異体。夢のような田園世界へのタイムトリップでありながら、明確な現実感を持つ、驚くべきフォーク・ファンタジア、ザ・ワーム『パンティルデ』。
コーンウォール出身のアヴァンフォーク・パフォーマンス・アーティスト、ザ・ワームによるこの魔法のようなアルバム『パンティルデ』は、幽玄な新世界、この世のものとは思えないような、それでいてどこか現実にも根ざしている、ケルトの異郷の村の日常を描いた想像上の口承と音楽の物語です。このトータルアルバムの音楽は、奇妙でありながら親しみやすく、幻想的で魅惑的でありながら、同時に大地に繋がっています。ザ・ワームを名乗る音楽家エイミー・ローレンスは、チェロ、ハープ、リコーダー、パーカッションといったアコースティック楽器を儀式的な雰囲気で演奏して歌い、その豊かな歌声は時にオーバーダビングされ、美しく素朴なヴォーカルアンサンブルへと昇華されます。ローレンスはそのヴォイスを用いて、神話的で神秘的な村の生活と風景、そして人間と自然界の関係を描いた歌物語を紡ぎます。
ザ・ワームは、ドロシー・カーター、インクレディブル・ストリング・バンド、ヴァシュティ・バニヤン、ショベル・ダンス・コレクティブ、ブリジット・セント・ジョン、ジェシカ・プラット、キャスリン・ハウ、メアリー・ラティモア、トリストフ・イ・フェニウッドらを含む音楽の系譜に出現した突然変異体のような才能です。『パンティルデ』は、夢のような田園世界へのタイムトリップでありながら、明確な現実感を持つ、驚くべきアヴァンギャルド・フォーク・ファンタジアです。地底に住むというケルト伝説の小人をイメージさせる装丁アートワークはローレンスの手によるもので、「パンティルデ」とは写真のロバの名前のこと。ザ・ワーム自身による英語と日本語の古文書のようなライナーノーツと歌詞を掲載します。CD 版のみ Yama Warashi によるリミックスをボーナス収録。
=作品仕様=
+ CD(通常ジュエルケース/12Pブック封入)
+ CDのみのボーナストラック
+ 解説・歌詞:エイミー・ローレンス
+ 日本語・英語訳掲載
Blaze Foleyの初期音源を収めたリイシュー盤『Sittin' by the Road』が〈Lost Art Records〉より登場。1970年代半ば、ジョージア州のツリーハウス時代に自宅のリール・トゥ・リールで録音された12曲を収録。シンプルで力強いフォーク・カントリーの原点が詰まった、彼の素朴な魅力を伝える貴重な記録。ローファイでありながら情感豊かな歌声とギターが響く、アメリカン・ルーツ音楽の原点を感じさせる一枚。
山本精一との悶絶ユニット、想い出波止場を筆頭に様々なバンドで活躍してきた日本アンダーグラウンドを代表するギタリスト、津山篤。Acid Mothers Temple & The Melting Paraiso UFOにも当初から在籍し、名だたるロック・フェスに名を連ね、英WIRE誌の表紙まで飾り世界を制したところでまさかの脱退、近年では武士ロックを標榜するサイケ奉行や、京都の長野友美とのトラッド・デュオで活躍。
「津山篤による北緯30度以北のギターソロ」は、そんな津山篤のギタリストとしてのむき出しの姿が聞けるアコースティック・ギター・ソロ・アルバムです。アナログ・オンリー、200枚プレス。ジャケットは銀色に輝くシートに刷られた津山氏の山での姿。津山氏はもう50年間も長野県の山の守人としての顔もあり、山小屋を経営し、遭難者を救助し、伊那谷の山を文字通り守り続けています。

ここ数年にわたるDean Bluntとの共演やソロ活動が印象的なグラスゴー拠点のJoanne Robertsonの新作『Blurrr』が〈AD93〉より登場。本作はつぶやくような歌声とミニマルなギターが織りなす、時間の隙間に咲く花のような親密さと、ため息のような美しさに満ちており、どの曲も肩の力を抜いたまま深く胸を打つ。半分壊れたマイクに録音されたかのようなRobertsonの声と、歪んだテープのような音響処理が溶け合い、時が止まるような余韻を残している。Laurel HaloやMalibu作品でも知られるOliver Coatesが3曲で共演しており、彼のストリングスはただの装飾ではなく、Robertsonの声と溶け合い、感情の余白をより際立たせている。GrouperやCat Power、Arthur Russell『World of Echo』の系譜に連なる、静かで壊れやすく、圧倒的に美しい音楽。
Gareth Quinn Redmond、Méabh McKenna、Ross Chaneyからなる、アイルランドの実験音楽トリオThrowing Shapesによるセルフ・タイトル・アルバム。本作はアイルランドの伝統と現代のエレクトロニクスを融合させた、ジャンル横断的な作品で、そのサウンドの中核を成すのは、アイルランドのワイヤー弦ハープの印象的な音色で、ハープ奏者Méabh McKennaが18世紀の複製ハープも使用し、深く響くテクスチャーを生み出している。ここにRoss Chaneyの繊細なパーカッションや、Gareth Quinn Redmondのモジュラーシンセとエレクトロニクスが互いに干渉せず、しかし絶妙に絡み合い、聴く者に内省的な時間をもたらす。音の隙間や余白が美しく、まるで静かな森の中で音が自然に生まれては消えていくような感覚は、ジャズ、即興、アンビエントの境界を曖昧にしながら、独自の音世界を築いている。

フランス・ブルターニュ地方のケルト・ハープ奏者クリステン・ノゲと英国のサックス奏者ジョン・サーマンによる1998年録音のデュオ・アルバムが〈Souffle Continu Records〉より登場。ブルターニュの伝統音楽と現代音楽を結びつける活動をしていたノゲと、ECMレーベルで知られるような、ジャズとアンビエントの境界を漂うような音楽を作っていたサーマンによる音楽は、伝統音楽、即興、モーダルな“ブルターニュの夜の祭りの音楽”、静けさと実験が交錯する音楽で、まさに唯一無二の響き。伝統曲の断片を引用しつつ、二人のオリジナル曲を中心に構成されており、全体を通して、伝統音楽をキャンバスにしながら、二人が描き出す風景は多彩で詩的。ケルトを超えた自由なインスピレーションに満ちた作品となっている。

フランス・ブルターニュ地方のケルト・ハープ奏者クリステン・ノゲと英国のサックス奏者ジョン・サーマンによる1998年録音のデュオ・アルバムが〈Souffle Continu Records〉より登場。ブルターニュの伝統音楽と現代音楽を結びつける活動をしていたノゲと、ECMレーベルで知られるような、ジャズとアンビエントの境界を漂うような音楽を作っていたサーマンによる音楽は、伝統音楽、即興、モーダルな“ブルターニュの夜の祭りの音楽”、静けさと実験が交錯する音楽で、まさに唯一無二の響き。伝統曲の断片を引用しつつ、二人のオリジナル曲を中心に構成されており、全体を通して、伝統音楽をキャンバスにしながら、二人が描き出す風景は多彩で詩的。ケルトを超えた自由なインスピレーションに満ちた作品となっている。

Fleet Foxes、David Byrne、坂本慎太郎といった面々との仕事も知られる、グラミー賞にノミネートされたブラジル・サンパウロのマルチ奏者であり、ロック・トリオ”O Terno”の一員ことTim Bernardeによる古典的なサンバの流儀とロック的な気迫を架橋するシングル『Prudência / Praga』。もともとマリア・ベターニアとアライーデ・コスタのために書かれた楽曲を、今回は自らの声と解釈で再提示している。「Prudência」はカエターノ・ヴェローゾが「発掘されたクラシック」と評した曲。ベルナルデスのヴァージョンは70年代のTVセッション風に、飾りを削ぎ落としたライヴ感とむき出しの感情を響かせている。一方「Praga」はエラスモ・カルロスと共作し、コスタのアルバムに収められたキャバレー・サンバ。今回の録音ではトゥリパ、マリア・ベラルド、ルイーザ・リアンらをコーラスに迎え、打楽器も交えて妖しい魅力を放っている。現代ブラジル音楽の古典再解釈とアンダーグラウンド的な衝動の境目にある充実のシングル!
