Folk / Roots

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Herhums - Binding Chimes (LP)
Herhums - Binding Chimes (LP)GG RECORDS
¥4,500

2025年に韓国の女性SSW・HERHUMS(ハーハムズ)の3作目のアルバムがデジタルのみでリリース。デジタル配信半年後に京都のGG RECORDSからレコードとしてリリースする運びになりました。最初に聞いた時KIMBANOURKが思い浮かんだサウンドにドキドキしました。ジャケットのような淡い彼女の世界に連れて行ってくれるアルバムに、25年のベストの1枚に入れる方もチラホラ見られました。日本語訳をつけたいという彼女の希望から歌詞と翻訳された歌詞カードをつけてます。また、今回はエンジニアの甲田徹氏によりレコード用にマスタリングもし直してます。

Byron Lee & The Dragonaires - Plays Jamaica Ska (LP)
Byron Lee & The Dragonaires - Plays Jamaica Ska (LP)Kids Of Yesterday
¥3,477

1950年代から活動するジャマイカの名門バンドで、スカを世界に広めた立役者のひとつとして知られるByron Lee & The Dragonaires。彼らの1960年代前半にリリースされた代表作で、スカ黄金期の明るさ・軽快さ・ダンス性をそのままパッケージした名盤『Plays Jamaica Ska』。軽快でダンサブルなスカ・ビートがひたすら楽しく、身体が自然に動く。メロディはわかりやすく、ポップでキャッチー、ホーンのハーモニーも美しく、アンサンブルはタイト。当時のジャマイカで流行していたスカを、より洗練されたアレンジと演奏力でまとめ上げ、海外に向けてジャマイカの音楽を紹介する役割も果たしたとされる重要作。60年代ジャマイカの祝祭感が詰まった一枚。

Veronique Chalot - A L'Entrée Du Temps Clair (LP)
Veronique Chalot - A L'Entrée Du Temps Clair (LP)Bonfire Records
¥4,187

フランスはノルマンディー出身のトラディショナル・フォーク歌手Véronique Chalotによる1982年のセカンド・アルバムで、中世音楽とフレンチ・トラッドを融合させた幻想的な作品『A L'Entrée Du Temps Clair』。ギター、ダルシマー、ハーディ・ガーディ、エピネット・デ・ヴォージュなどの古楽器にバグパイプ、クルムホルン、ホイッスルなどの管楽器も加わり、幻想的で郷愁感あるアンサンブルを形作っている。くぐもったヴォーカルと浮遊感あるアレンジが、アシッド・フォーク的な魅力を放っており、オリジナル曲と伝承曲が違和感なく融合。中世と現代、伝承と創作が交差する、ひっそりと輝く宝石。

Salif Keita -  So Kono (LP)
Salif Keita - So Kono (LP)No Format!
¥4,077

アフリカの黄金の声として知られるマリの伝説的シンガー、Salif Keitaが76歳にして初めて挑んだアコースティック作品。本作は、ギターと声のみという極限まで削ぎ落とした編成で録音され、彼の歌声の深みと存在感がこれまで以上にストレートに響く。制作のきっかけは2023年の来日で、京都の禅寺の精神性などに触れ、「私はギタリストではない、ギターは作曲のためのものだ」という自身の考えを覆し、ホテルの一室でアコースティック・ギターを手にしたKeitaが、そのまま録音へと向かったという特別なアルバム。タイトル『So Kono』はマンディンカ語で「部屋の中で」を意味し、まさにその空気感がそのまま封じ込められている。ミニマルなギターのアルペジオに乗る神秘性を帯びた Keita の声。装飾を排したことで、彼の歌の力、息遣い、人生の重みがより鮮明に浮かび上がる。西アフリカの伝統音楽の深い影響も感じられ、静けさの中に豊かな情感が広がるアフロ・アコースティックの到達点といえる仕上がり。長いキャリアの集大成でありながら、驚くほどフレッシュな親密さを湛えた作品。

Grouper -  A I A : Alien Observer (LP)
Grouper - A I A : Alien Observer (LP)Kranky
¥4,989

Pitchforkでは「8.1」点の高スコアを獲得していた、Grouperの通算7枚目となる2011年発表の傑作。Pitchforkのベスト・アンビエント・アルバムの21位にも選出されている不朽の名作で、朧げに揺らめく空間的に広がるギターやピアノ、リズ・ハリスの天上な歌声が、白昼堂々と神秘の音世界を建立するディープで果無く美しい世界観が打ち出された一枚。

Juana Molina - Halo (2LP+DL)Juana Molina - Halo (2LP+DL)
Juana Molina - Halo (2LP+DL)Crammed Discs
¥5,438
アルゼンチン音響派の重要アーティストとして注目されるフアナ・モリーナ、2017年に発表された7枚目となるスタジオ・アルバム。
デヴィッド・バーンからファイストなど、著名アーティストとツアーを行い、伝説の歌姫ヴァシティ・バニヤンも絶賛しており、日本人大物アーティスト支持者も多数存在する彼女。今作はフアナがブエノス・アイレス郊外に所有するホームスタジオおよびテキサスのソニック・ランチ・スタジオにてレコーディング。参加ミュージシャンは、フアナのライヴでもお馴染みのオーディン・シュヴァルツとディエゴ・ロペス・デ・アルコート、過去作もミックスを手がけたエドワルド・ベルガージョ、さらにはディアフーフのギタリスト、ジョン ・ディートリックが数曲でフィーチャーされている。
フアナらしいエクスペリメンタルな方向性と独特の歌声は健在、更なる高みを目指した12曲を収録。催眠作用のあるリズム、魔術、虫の知らせや夢といった隠喩を用いたミステリアスなリリック、感情やムードを体全体を使って表す様は、これまでに増してマジカル!!
Jackson C. Frank - 1975 Mekeel Sessions (12")
Jackson C. Frank - 1975 Mekeel Sessions (12")Antarctica Starts Here
¥3,264

Jackson C. Frankが1975年に残した幻の未発表セッションを初めてまとめたミニ・アルバム『1975 Mekeel Sessions』。唯一作として知られる1965年のセルフ・タイトル作に比べ、本作に刻まれた声はあの頃よりも低く、荒れ、人生の影をまとっている。しかしその奥には、彼特有の繊細なメロディと、壊れやすいほどの誠実さが息づいており、ギターは必要最低限の音だけで構成され、語りかけるようなタッチで曲を支える。まるで自室でひとり録音しているかのような親密さがあり、彼の人生の断片にそっと触れてしまったような感触。未発表音源でありながら、6曲は驚くほど統一感があり、単なるアーカイブではなく、Jackson C. Frankのもうひとつの物語を描く作品。

Jackson C. Frank (LP)
Jackson C. Frank (LP)Antarctica Starts Here
¥4,429

Nick DrakeやPaul Simonらに影響を与えた65年の大名盤が、名門Superior Viaduct傘下のAntarctica Starts Hereよりヴァイナル再発!
カントリーの要素を受け継いだ郷愁を誘う素晴らしいソングライティング、どこかひっそりとした印象を受ける暖かく内省的な歌声が素晴らしいシンプルなアメリカン・フォーク。地味ですが、素朴な歌声が胸にジーンと響いてくる感動ものの一枚です。Simon and Garfunkelにカバーされた「Blues Run the Game」、Fairport Convention, Nick Drake, Sandy Dennyによってカバーされた「Milk and Honey」等、その知名度の低さに反して多くのアーティストからリスペクトされてきた偉人の歴史的名作。

Peter Ivers - Becoming Peter Ivers (2LP+DL)
Peter Ivers - Becoming Peter Ivers (2LP+DL)Rvng Intl.
¥4,656

マディー・ウォーターズをして「生きている中で最も偉大なハープ・プレイヤー」と言わしめた名アクト!おなじみ、David Lynchの白黒映画「Eraserhead」でのコラボレーターであり、坂本慎太郎やジムオルークのフェイバリットとしても知られるカルト・ミュージシャン/パフォーマンス・アーティスト”Peter Ivers”の1970年代半ばから後半までにかけてロサンゼルスで書かれた貴重な楽曲を25曲収録したコンピレーション・アルバムが名門RVNGから登場!ハリウッドのスタジオやローレル・キャニオンの自宅で発見された激レアなテープ音源の数々が収録されており、これまでにスタジオ録音された楽曲の新しいヴァージョンや未発表マテリアルも収められています。5年以上の歳月をかけて500本以上のテープやリールの山から発掘したというファン必携のコレクション。フェティッシュなサウンドを響かせるトレードマークのハーモニカに、持ち味のファニーなボーカル・ワークはここでもみごとに炸裂。Sam LefebvreとSteven Martinによるライナーノーツとアイヴァーズの生涯を記録した新発行のエフェメラが付属。

V.A. - Aman Aman - Greek-Anatolian Laments (LP)V.A. - Aman Aman - Greek-Anatolian Laments (LP)
V.A. - Aman Aman - Greek-Anatolian Laments (LP)Mississippi Records
¥3,575

かつてギリシャやアナトリアの都市に存在した、人々が集まって酒を飲みながら、哀歌や即興歌を聴く場カフェ・アマン。1911〜1935年に録音されたカフェ・アマン文化に基づく哀歌を集めたコンピレーション『Aman Aman – Greek-Anatolian Laments』が〈Mississippi Records〉から登場。ヴァイオリン、ハンマーダルシマー、ギター、ウードなど地中海の伝統楽器が伴奏し、歌の中で繰り返される「Aman Aman」という叫びは、文字通りの意味としては「慈悲」「助け」を意味するが、絶望・喜び・苦悩など多様な感情を同時に表す。移民や難民のコミュニティで広まった、都市下層の人々の感情や生活に根ざした音楽文化で、後にギリシャの都市音楽「リベティコ」へと発展する源流。Jordan McLeodによるリマスター、Stavros Kourousisによる詳細な歴史・ディスコグラフィー解説、Tony Kleinによる歌詞の詩的翻訳も収録。

Damily - Fanjiry (LP)
Damily - Fanjiry (LP)Les Disques Bongo Joe
¥4,154

南マダガスカルのツァピキ音楽を牽引してきたギタリストDamilyが、自身のルーツと現在地を最も純度の高い形で提示したアルバム『Fanjiry』。わずか3日間で一気に録音され、ギター1本と Damily自身の声だけで構成された極めてミニマルな作品で、これまでバンドの歌い手に任せていたヴォーカルを初めて自ら務めたことで、音楽が持つ個人的な温度や土地の記憶がより直接的に伝わってくる。反復するギターのフレーズは、リズム、ベース、メロディを同時に担うツァピキ特有の多層性をそのまま体現し、ギター一本であるにも関わらず、素朴なようで聴き込むほどに新たな発見のある深みのあるもの。朴訥として深みのある歌声と絡み合いながら、乾いた大地の空気や儀式の残響を思わせる独特のグルーヴを生み出している。派手な装飾を排したことで、Damilyの音楽の核にある躍動と精神性がむき出しになり、静けさの中に強い生命力が宿る。ツァピキの伝統を未来へとつなぐ、濃密で親密な作品。

Damily - Fanjiry (CD)Damily - Fanjiry (CD)
Damily - Fanjiry (CD)Les Disques Bongo Joe
¥2,853

南マダガスカルのツァピキ音楽を牽引してきたギタリストDamilyが、自身のルーツと現在地を最も純度の高い形で提示したアルバム『Fanjiry』。わずか3日間で一気に録音され、ギター1本と Damily自身の声だけで構成された極めてミニマルな作品で、これまでバンドの歌い手に任せていたヴォーカルを初めて自ら務めたことで、音楽が持つ個人的な温度や土地の記憶がより直接的に伝わってくる。反復するギターのフレーズは、リズム、ベース、メロディを同時に担うツァピキ特有の多層性をそのまま体現し、ギター一本であるにも関わらず、素朴なようで聴き込むほどに新たな発見のある深みのあるもの。朴訥として深みのある歌声と絡み合いながら、乾いた大地の空気や儀式の残響を思わせる独特のグルーヴを生み出している。派手な装飾を排したことで、Damilyの音楽の核にある躍動と精神性がむき出しになり、静けさの中に強い生命力が宿る。ツァピキの伝統を未来へとつなぐ、濃密で親密な作品。

Cedric Burnside -  Benton County Relic (Brown Vinyl LP)
Cedric Burnside - Benton County Relic (Brown Vinyl LP)Single Lock Records
¥2,719

R.L. Burnside の孫である Cedric Burnside による、ミシシッピ北部のヒル・カントリー・ブルースを現代に受け継ぐアルバム『Benton County Relic』。祖父 R.L. Burnside のスタイルを継承しながら、ギターとドラムを自ら操り、反復するリフとタイトなビートだけで圧倒的なグルーヴを生み出す。余計な装飾を排したサウンドは驚くほど生々しく、土の匂いと汗の熱がそのまま音になったような力強さを持つ。録音はスタジオでありながら、まるで目の前で演奏しているかのような荒々しさと親密さがあり、伝統的ブルースの泥臭さと現代的なエネルギーが自然に同居している。伝統と革新が溶け合う、誠実なブルース・アルバム。

Os Tincoas - O Africanto Dos Tincoas (LP)
Os Tincoas - O Africanto Dos Tincoas (LP)Cosmic Rock
¥3,468

アフロ・ブラジル文化、特にカンドンブレの音楽的要素をポピュラー音楽に取り入れたことで知られるブラジル・バイーア州出身のヴォーカル・トリオ Os Tincoãs。彼らの精神性と音楽性が最も美しく結晶した1975年リリースの名盤『O Africanto dos Tincoãs』本作では、カンドンブレの詠唱や伝統的なパーカッションが静かに脈打ち、三声のハーモニーが祈りのように空間を満たしていく。宗教音楽の厳かさと、ブラジル音楽の温かさが自然に溶け合い、アフリカの記憶が現代へと息づくような深いスピリチュアル性を帯びている。バイーアの海風、土の匂い、儀式の静けさ、そのすべてが音の中に息づいており、派手さはないのに、聴くほどに心の奥へ染み込んでくる唯一無二のアフロ・ブラジル音楽の金字塔。

Bill Fay (LP)
Bill Fay (LP)Endless Happiness
¥4,475

フォーク・ロックやバロック・ポップの流れにありながら、どこか異質な影を落とすビル・フェイの1970年デビュー作『Bill Fay』。バックにはMike Gibbsのアレンジによる重厚なストリングスやブラスが配され、時にビートルズ『サージェント・ペパーズ』以降のオーケストラルなポップを思わせる華やかさもあるが、ただ、その華やかさの下には、社会の不安や人間存在の儚さを見つめるような詩情が漂い、明るさと陰りがせめぎ合っている。当時、商業的にはほとんど注目されなかったが、、改めて聴くと、ニック・ドレイクやスキュウド・シーン周辺とも通じつつ、もっとダークで孤高な響きを持っている。時代の陽の当たらない片隅で紡がれた、ビル・フェイの静かな祈りと影の交錯する一枚。

Olan Monk - Songs for Nothing (LP)Olan Monk - Songs for Nothing (LP)
Olan Monk - Songs for Nothing (LP)AD 93
¥4,398

アイルランド出身のエクスペリメンタル・アーティスト Olan Monk による愛、喪失、風景、記憶といったテーマを断片的でコラージュ的な音楽スタイルで描いた『Songs for Nothing』が〈AD 93〉より登場。ローファイ・シューゲイズ、サイケデリック、エクスペリメンタル・ロック、アイルランド民謡の要素が混在しており、ギターのフィードバック、ノイズ、アナログな質感のビートが、ゆったりとした民謡的メロディや語りのようなヴォーカルと交差し、冷たさや無機質さを感じさせる音の質感でありながら情緒的でもある独特なサウンドを形成している。Maria Somervilleをフィーチャーした「Down 3」や「Fate (Reprise)」など、ゲストとの共演も印象的で、アルバム全体にアイルランドの自然と精神性が深く染み込んでいる。録音はアイルランド西海岸・コナマラの自然環境の中で行われ、海藻が腐る海岸、花崗岩の丘、深い森から顔を出す古代の木々といった風景が音の中に静かに息づいているようで、ローファイな質感と自分の内に静かに沈んでいくような感覚が共存する、内面的な旅の入り口にもなりうる充実作。

Léo La Nuit -Le Don des larmes (LP)Léo La Nuit -Le Don des larmes (LP)
Léo La Nuit -Le Don des larmes (LP)Knekelhuis
¥4,894
フランス系アルジェリア人の文筆家/作曲家、LÉO LA NUITによる祈りのサイケフォーク作『Le Don Des Larmes』がアムステルダムの先鋭レーベル〈Knekelhuis〉よりアナログで登場!生まれたばかりの我が子に捧げられたという本作。幼少期の記憶に刻まれたカビル人の子守唄や大衆歌謡シャアビの響きを辿りながら、静謐で親密な空気とフォークロア的な霊性を交錯させる内容。ミニマルなギターと幽玄な歌声が織りなす音像は、まるで時間の層を透かし見るように聴き手を包み込み、現代に蘇った幻惑的な祈りとして響き渡るかのよう。異国の伝承と個人的な記憶が重なり合うことで生まれた、荘厳にして稀有な傑作です。
ganavya - like the sky I've been too quiet (2LP)ganavya - like the sky I've been too quiet (2LP)
ganavya - like the sky I've been too quiet (2LP)Native Rebel Recordings
¥5,974

「現代音楽で最も魅力的なボーカリストの一人」と称される南アジアのヴォーカリスト、マルチ奏者、作曲家のGanavyaがShabaka Hutchings主宰の〈Native Rebel Recordings〉から最新スタジオ・アルバム『Like the sky I've been too quiet』をアナログ・リリース。Kofi Flexxx、Floating Points、Carlos Niño、Leafcutter John、そして、マーキュリー賞にノミネートされたベーシストのTom Herbertといった豪華ゲストが集結した一枚。Quincy JonesやWayne Shorter、Esperanza Spaldingなど、ビッグネームと仕事を共にしてきた要注目アーティストによる全13曲は、幽玄な声と溢れんばかりの魅力的なエネルギーに溢れたものとなっています。

V.A. - Juyungo Afro-Indigenous Music From The North-Western Andes (2LP)
V.A. - Juyungo Afro-Indigenous Music From The North-Western Andes (2LP)Honest Jon's Records
¥5,978

〈Honest Jon's〉が60年代に南米エクアドル・キトで活動していた知られざるスイートスポット的レーベル〈Caife〉に残された魅力的なカタログを紐解いたシリーズから新たな発掘音源が登場!アフリカ先住民の伝統と豊かな音楽の伝統が融合した、エクアドル北端エスメラルダス州のユニークなアフリカ系エクアドル文化の素晴らしい記録を収めたアルバム『Juyungo』がアナログ・リリース。マリンバを中心に、コール&レスポンスのチャント、アンデスのギターのフィンガースタイル、パンパイプなどによる深い没入感に溢れる音楽作品を余すところなく収録。ゲートフォールド・スリーヴ仕様。洞察に満ちたメモと貴重写真が満載のブックレット(16ページ)が付属。

Geckøs (CD)Geckøs (CD)
Geckøs (CD)Org Music
¥1,942

シンガーソングライターのM. Ward、Giant SandのHowe Gelb、アイルランドのマルチ・インストゥルメンタリストMcKowskiによるコラボレーション・プロジェクトのデビュー・アルバム『Geckøs』。友人の結婚式での偶然のセッションをきっかけに、そのままアリゾナ州ツーソンでのレコーディングに発展。帰国後もそれぞれの拠点でアイデアをやり取りしながら制作を継続し、最終的にアイルランド、ロンドン、ブリストルのスタジオで録音を重ね、プロデューサーのJohn Parishによるミキシングでアルバムとして完成した。音楽的には、アメリカ南西部のダスティなアメリカーナを基盤に、スペイン音楽に由来する装飾的なギター、ケルト音楽風のたゆたうようなメロディやモーダルな響きが重ね合わされている。穏やかでドリーミーな質感を保ちながらも、即興的なやり取りから生まれる予測不能な展開が随所に顔を出し、三者それぞれの個性が交差する国境を超えた魅力が漂う。叙情的な歌声と緻密で繊細なアコースティック楽器の響きが溶け合う、フォーク、アメリカーナ、ヨーロッパの民俗的な要素を横断するアルバムとなっている。

Weirs - Diamond Grove (LP)Weirs - Diamond Grove (LP)
Weirs - Diamond Grove (LP)Dear Life Records
¥3,098

ヴァージニア州、メヘリン川沿いに残る18世紀の酪農農場。2023年9月、この場所にノースカロライナ周辺の音楽仲間9人が集まり、家の居間と食堂を即席スタジオに仕立てて録音したアルバム『Diamond Grove』。Weirsは固定したメンバーを持たず、オールドタイム音楽とDIYノイズを自由に横断する共同体的な集団で、ここではSluiceやMagic Tuber Stringbandの面々を含む編成で、夜が更けるまで古い歌や旋律に取り組んでいる。彼らは、忘れ去られそうな古い楽曲を収集し、Guided by VoicesのようなインディーロックからJean Ritchieのようなフォークまで、幅広い影響を融合させており、その音楽は伝統を保存するのではなく、伝統をどう生かすかを問い直すもので、古い賛美歌をMIDI化してiPhoneスピーカー越しに鳴らし直したり、ゴスペルを納屋の残響ごと封じ込めたりと、音の場そのものを演奏と同等の要素として扱っている。その結果、古い旋律は再現されると言うよりも、今この瞬間にふっと立ち上がって、リスナーの前に姿を現すのように響く。本作は、農場の古い建物、土地の記憶、夜の虫の声までが音楽の一部になっており、トラッド/フォークの純粋性を疑いながら、それでも歌の命脈をつなぎ、今日の耳にどう届きうるかを模索している。その本質はフォーク・リヴァイヴァルよりもむしろミュジーク・コンクレートやローファイ実験音楽の感覚に近いもので、アウトサイダー・フォークの系譜にありつつ、地域性と現代感覚を交差させたユニークな一枚。

Stan Hubbs - Crystal (LP)
Stan Hubbs - Crystal (LP)Numero Group
¥3,796

Stan Hubbsが1982年に自主制作した唯一のアルバムで、ローファイ・サイケデリアのカルト的傑作『Crystal』が大名門〈Numero〉よりリマスター再発。カリフォルニアの森の中のキャビンで録音された個人的な幻覚世界で、完全に自分の世界に没入したアウトサイダー・アート的作品。歌詞は死や孤独、ドラッグなどをテーマにしたものが多く、男女ヴォーカルが交錯し、メロウで孤独、そして陶酔的。夜の森で誰かが淡々と自分の夢や死について語っているような雰囲気に満ちている。一度きりの録音で永遠のカルト的存在となった孤高のサイケデリック詩人による音の私小説とも言える作品。

Karen Dalton - It's So Hard To Tell Who's Going To Love You The Best (LP)Karen Dalton - It's So Hard To Tell Who's Going To Love You The Best (LP)
Karen Dalton - It's So Hard To Tell Who's Going To Love You The Best (LP)LIGHT IN THE ATTIC
¥4,462

「彼女はビリー・ホリデイのような声で、ジミー・リードのようにギターを弾くんだ」(Bob Dylan)。今は確信を持って言える、60年代最高の女性シンガーの1人。1960年代前半からNYグリニッチ・ヴィレッジで活動、ステージでも共演していたボブ・ディランからも後にフェイバリットに挙げられるなどしていたものの、決して商業的成功をおさめることのなかった孤高の女性シンガー、Karen Dalton。1969年の〈Capitol〉デビュー作『It's So Hard To Tell Who's Going To Love You The Best』がシアトルの〈Light In The Attic〉よりアナログ・リイシュー!本作では、Lead Belly、Fred Neil、Tim Hardinらの名曲をカバーし、アメリカのクラシカルなソングライティングの世代を横断。ダルトンの深い音楽的秘密の井戸に酔わせる、胸が締め付けられるようなブルージーでほろ甘いコンテンポラリー・フォークの一大傑作アルバム。Brian Barrによるライナーノーツが付属し、彼女の友人や音楽協力者へのインタビュー・エッセイを収録。〈RTI〉での高品質プレス。豪華ゲートフォールド・ジャケット仕様。衝撃的なデビュー作の決定版として相応しいヴァージョンです。

Aziz Balouch -  Sufi Hispano-Pakistani (Expanded) (CS)Aziz Balouch -  Sufi Hispano-Pakistani (Expanded) (CS)
Aziz Balouch - Sufi Hispano-Pakistani (Expanded) (CS)Death Is Not The End
¥2,979

パキスタン出身のシンガーで、スーフィー音楽の精神性と、スペインのフラメンコの歌唱法を融合。スーフィー・フラメンコとも呼ばれる唯一無二のスタイルを確立したAziz Balouch。録音は非常に少なく、現存するのは 1962年にスペインで録音された2枚のEPのみ、その全曲を収録した決定版アーカイブが〈Death Is Not The End〉より登場。Aziz Balouchの音楽は、スーフィーの祈りに根ざした深い声の揺らぎと、フラメンコ特有の強い抑揚を併せ持つ情熱的な歌唱が共存しており、祈りと嘆きが混ざったような独自の旋律感が息づいている。伴奏は最小限で、声の存在感が圧倒的に前に出るため、宗教的な精神性と情熱的な歌のエネルギーが同時に立ち上がり、異文化が自然に溶け合ったような不思議な魅力を放っている。

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