Electronic / Experimental
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Matthew Herbertとの共作も大人気なロンドンを拠点に活動するプロデューサー、ソングライター、マルチインストゥルメンタリストであるMomoko Gillの待望のデビュー・ソロ・アルバム『Momoko』。ジャズ、ソウル、エレクトロニカ、実験音楽が交差するサウンドで、 Matthew Herbertとの共同制作や、Shabaka Hutchingsらを迎えた50人規模の壮大な合唱を取り入れるなど、多彩なコラボレーションが光る。自らドラム、キーボード、ボーカルを手掛ける彼女の音楽は、既存の枠に囚われないブロークン・ビート/ニュー・ジャズ的なスタイルを持ち、また、彼女の声は語りと歌の間を漂いながら、母との関係やアイデンティティの探求といった個人的な感情やテーマを、自身の日本・アメリカ・イギリスにまたがる経験を反映した音楽的言語で、内省的でありながら普遍的な物語へと昇華している。フィールドレコーディングや環境音も取り入れた、ジャンルを超えた表現と、詩的で繊細な構成が特徴の、妥協のないデビュー作品。

2016年以来となる新曲「Oganesson」でカムバックしたTortoise。その続編となるリミックス集『The Oganesson Remixes EP』は、彼らの多層的なサウンドをさらに拡張する作品で、ポストロック、エレクトロニカ、ジャズ、ダブ、実験音楽などを自在に横断してきたTortoiseらしく、このEPもジャンルの枠を超えた多彩なリミキサー陣が集結している。詩人・活動家サウル・ウィリアムズは社会的メッセージと共にリズムを再構築し、マスタリング・エンジニアとして知られるヘバ・カドリーは音響的な緻密さで原曲を再解釈。Broken Social Sceneによるドリーミーなオルタナティブ解釈、そしてInternational Anthem所属のドラマー/プロデューサー、マカヤ・マクレイヴンによる流動的なジャズ/ビート・サイエンス。それぞれがTortoiseの緻密なアンサンブルに新たな色彩を加えている。静謐で実験的なオリジナル曲「Oganesson」を軸に、多様な視点からその構造を解体、再構築した全6曲を収録。バンドの現在地と、彼らの音楽がいかに幅広い文脈で響き続けているかを示す一枚。

90年代ポストロックの代名詞としてシカゴから世界を震撼させた世界最高峰のインストゥルメンタル・バンド、Tortoise。『Millions Now Living Will Never Die』や『TNT』といった歴史的名盤で築いた唯一無二の音響建築は、今も多くのジャンルを越えて影響を与え続けています。そんな彼らが9年ぶりに放つ最新作『Touch』は、地理的に散らばったメンバーがロサンゼルスやポートランド、シカゴを行き来しながら制作したアルバム。プロセスは変化しつつも、その音楽はむしろ過去以上に有機的で、深く結びついていると感じられます。緻密に重ねられたリズムとマレットの揺らぎ、ギターとシンセの多層的な響きが織りなすのは、都市の夜景や見えない物語を想起させるシネマティックな音像。混迷の時代にあっても「人は適応する」と語る彼らの姿勢が、そのまま音に刻まれたような傑作です。MUST!!!!


アメリカ西海岸の5人組グループSMLによる実験的ジャズ作品『How You Been』が〈International Anthem〉から登場。メンバーはJosh Johnson(sax, electronics)、Anna Butterss(bass)、Jeremiah Chiu(modular synth, live sampling)、Booker Stardrum(drums, percussion)、Gregory Uhlmann(guitar, effects)という、各々が作曲家やプロデューサーとしても活躍する精鋭たちで、このアルバムは、2024年から2025年にかけて行われたライブ演奏を録音し、それを素材にしてスタジオで再構築したもの。事前の打ち合わせなしに即興で始まった演奏を、後から丁寧に編集・加工することで、ライブの生々しさとスタジオ作品としての完成度を両立させている。前作『Small Medium Large』で見られた、メンバー全員が対等にアイデアを出し合いながら、細部までこだわって音を作り上げるスタイルが、さらに洗練された形で実現している。音楽的には、ジャズを軸にしながらも、アフロビートや電子音楽、ポストロック、アンビエントなどが混ざり合っており、即興演奏の自由さとスタジオ編集の緻密さが融合した、現代ジャズの新しいかたちを提示する作品として、聴くたびに異なる側面が立ち上がるような奥行きのある一枚となっている。

アメリカ西海岸の5人組グループSMLによる実験的ジャズ作品『How You Been』が〈International Anthem〉から登場。メンバーはJosh Johnson(sax, electronics)、Anna Butterss(bass)、Jeremiah Chiu(modular synth, live sampling)、Booker Stardrum(drums, percussion)、Gregory Uhlmann(guitar, effects)という、各々が作曲家やプロデューサーとしても活躍する精鋭たちで、このアルバムは、2024年から2025年にかけて行われたライブ演奏を録音し、それを素材にしてスタジオで再構築したもの。事前の打ち合わせなしに即興で始まった演奏を、後から丁寧に編集・加工することで、ライブの生々しさとスタジオ作品としての完成度を両立させている。前作『Small Medium Large』で見られた、メンバー全員が対等にアイデアを出し合いながら、細部までこだわって音を作り上げるスタイルが、さらに洗練された形で実現している。音楽的には、ジャズを軸にしながらも、アフロビートや電子音楽、ポストロック、アンビエントなどが混ざり合っており、即興演奏の自由さとスタジオ編集の緻密さが融合した、現代ジャズの新しいかたちを提示する作品として、聴くたびに異なる側面が立ち上がるような奥行きのある一枚となっている。

Matthew HerbertとMomoko Gillによる新作『Clay』が英・名門〈Strut〉よりリリース!ダンスフロアと静かな深夜の空気感を自在に行き来する、緻密で温かなコラボレーション!Herbertの鋭いプロダクションと、Gillのメロディックかつ柔軟なソングライティングが交差するこのアルバムは、日本の箏やバスケットボールの音など、多彩なサンプリングと即興演奏を通して、有機的でリズミカルなサウンドを形作っている。シンプルでありながら複雑に構築された楽曲たちは、Momoko Gillの親密で包み込むようなヴォーカルによってさらに引き立てられており、『Mowing』の高揚感と切なさが同居するトーンや、デュエット曲『Heart』の感情の交差などが、その魅力を物語っている。『Clay』は、2024年のシングル『Fallen』に続く本格的な共作アルバムであり、二人の直感的な音の対話が響き合う作品となっている。それぞれ異なる方法で音楽の可能性を押し広げてきた二人の出会いが、驚くほど自然で新鮮なサウンドへと結実した一枚。まるで長年一緒に演奏してきたかのような親密さと創造性が素晴らしい一枚。
Matthew HerbertとMomoko Gillによる新作『Clay』が英・名門〈Strut〉よりリリース!ダンスフロアと静かな深夜の空気感を自在に行き来する、緻密で温かなコラボレーション!Herbertの鋭いプロダクションと、Gillのメロディックかつ柔軟なソングライティングが交差するこのアルバムは、日本の箏やバスケットボールの音など、多彩なサンプリングと即興演奏を通して、有機的でリズミカルなサウンドを形作っている。シンプルでありながら複雑に構築された楽曲たちは、Momoko Gillの親密で包み込むようなヴォーカルによってさらに引き立てられており、『Mowing』の高揚感と切なさが同居するトーンや、デュエット曲『Heart』の感情の交差などが、その魅力を物語っている。『Clay』は、2024年のシングル『Fallen』に続く本格的な共作アルバムであり、二人の直感的な音の対話が響き合う作品となっている。それぞれ異なる方法で音楽の可能性を押し広げてきた二人の出会いが、驚くほど自然で新鮮なサウンドへと結実した一枚。まるで長年一緒に演奏してきたかのような親密さと創造性が素晴らしい一枚。
〈Athens Of The North〉からのリリースも知られるイギリスのジャズ界の巨匠Greg Foat & ベネチアのバレアリック/アンビエントの貴公子Gigi Masinの2人が、23年作『Dolphin』に続いて制作されたスタジオ・ライブ・セッション音源を収めたアルバム『The Fish Factory Sessions』が名門〈Strut Records〉よりアナログで登場!Moses Boydをドラムに、Tom Herbert をベースに迎えて制作した新曲2曲と前作『Dolphin』収録曲の再構築バージョン2曲を収録。

シカゴで最も重要かつ革新的なハウス・ミュージック・レーベルのひとつである〈Dance Mania〉、その決定的な回顧録として高い人気を誇っている2014年にリリースされた〈Strut〉による超名作コンピレーション『Hardcore Traxx: Dance Mania Records 1986-1997』がこのたびめでたく再プレスされました!!80年代半ば、〈Trax〉や〈DJ International〉といった老舗レーベルに代わる生々しいレーベルとして誕生した〈Dance Mania〉は、90年代に入ってもシカゴのストリート・クラブ・ミュージックを代表し続け、ゲットー・ハウス・サウンドのパイオニアとなった。本作は1986-1997とレーベルの全盛期からのストーリーをたどるもので、マーシャル・ジェファーソンの卓越した「7 Ways」のようなクラシックから、ヴィンセント・フロイド、ティム・ハーパーのディープなカット、DJディオン、ポール・ジョンソン、DJファンクのゲットー・ハウス・フロアバーナーまで、〈Strut〉によるこのレーベルへの究極のトリビュートとして、クラシック、ゲットー・ハウスのアンセム、隠れた名曲を綿密にキュレーションしたコンピレーションとなっている。〈Dance Mania〉の協力を得て制作され、ダフト・パンクにインスパイアされた人気のティーチャーズ・ミックスのクリエイターであるコナー・キーリングが、ランサムノートのマイルズ・シンプソンと共にコンパイルしている。

瞑想的アンビエント・ジャズ大傑作『Natten』でも知られる人物!今作もやはり卓越して素晴らしい内容!Talking HeadsのDavid Byrneが主宰する大名門レーベル〈Luaka Bop〉からは、キーボーディストのJonathan Bremerとアコースティック・ベーシストのMorten McCoyによるデンマーク発の要注目ジャズ・ユニット、Bremer McCoyによる最新作『Kosmos』がアナウンス。〈ECM〉系ジャズにも通じる親密で幽遠な前作でのムードを継承しつつ、肩の力を抜いてリラックスして聴ける、淡くノスタルジックなアンビエンス漂うコンテンポラリー・ジャズ傑作に仕上げられています。

2019年にカセットとデジタルでひっそりとリリースされたAngel Bat Dawidのデビュー作を改めて振り返る特別盤。リリース直後から各国のフェスやメディアに引っ張りだことなり、以後の圧倒的な創作活動へとつながっていった、彼女の原点とも言える作品は、全編がなんとスマートフォンのみで録音・ミックスされたというDIY精神にあふれるアルバムで、クラリネットや声、打楽器、キーボードを自分で重ね録りして作り上げたローファイながらも豊かな交響的世界が広がる。唯一のゲストは南アフリカのドラマー、アッシャー・ガメゼで、彼の家を訪ねた際の即興セッション「Capetown」など、日常の延長に音楽があることを体現する瞬間が収められている。内容は、霊的な祈りのような歌と、自由なインプロヴィゼーションが交差する構成で、多層的なディレイをまとったクラリネットの即興演奏「Black Family」や「Impepho」、日常のありのままの瞬間を切り取った「London」、ゴスペルを思わせる素朴な歌など、異なる要素が不思議とひとつの流れにまとまっている。今回の IA11 Edition では、未公開写真とガメゼによるライナーノーツを収めたブックレットも付属。

2024年12月18日、ロサンゼルス・コールドウォーターキャニオンパークの樫とブラックウォルナットの木々の下で行われた、詩人/ヴォーカリストのサウル・ウィリアムズ、打楽器奏者/プロデューサーのカルロス・ニーニョ & フレンズによる特別なセレモニーの記録『Saul Williams meets Carlos Niño & Friends at TreePeople』が〈International Anthem〉より登場。長年にわたり環境保全活動を行ってきたTreePeopleの敷地内で、Living Earth主宰のノア・クラインが企画したこのパフォーマンスのために、ニーニョは気心知れた仲間たちを招集。シンセギターとサンプリング、ネイト・マーセロー、フルートや複数のサックスを駆使するアーロン・ショウ、各種打楽器を担当するアンドレス・レンテリア、フルート、ビブラフォン、声を担うMaia、コンピュータとホラ貝を用いた音響設計のフランチェスカ・ハート、詩人アジャ・モネ、そしてテナーサックスでカマシ・ワシントンが参加している。多層的なエレクトロ・アコースティックの生態系に溶け込むウィリアムズの言葉、即興的かつ多層的な音楽のセッション、そのすべてが、この場にしかありえなかった特別な響きを紡ぐ。全編が、政治性と集合的な祈りに貫かれた〈International Anthem〉からのリリースであることも納得の、美しく、深く、真摯な記録。

内容マジで激ヤバです....Portico QuartetやGoGo Penguin、Mammal Handsといった著名アクトの在籍でも知られる現代ジャズの名門〈Gondwana Records〉のレーベル・オーナーであり、アリス・コルトレーンやフォラオ・サンダースのスピリチュアル・ジャズ、ワールド・ミュージック、エレクトロニカ、現代アートや建築の影響までも取り込んだ独自のサウンドを築き上げてきたトランペッター、Matthew Halsall。2023年度屈指の名盤に挙げたい最新アルバム『An Ever Changing View』が遂にアナログ・リリース。ジャズからエレクトロニカ、そして、グローバルなスピリチュアル・ジャズの影響をハルソールの特徴的なブレンドとミックスで表現した、壮大かつ完璧に構築された恐るべきプロジェクトであり、英国ジャズ・ルネサンスを代表する人物の名盤として相応しい内容。

マーキュリー賞にもノミネートされたロンドンの現代ジャズを代表する名バンド、Portico Quartetのサックス奏者Jack Wyllieが、オーストラリア人ドラマーLaurence Pikeと、セネガルのサバールとタマのドラマーKhadim Mbaye & Tons Sambeを引き連れて結成した、西アフリカ音楽影響下の要注目バンド、Paradise Cinemaによるセカンド・アルバムが、マンチェスターの大名門〈Gondwana Records〉より登場。ニューエイジ・ファンを虜にしたトライバル・アンビエント傑作の前作のセルフ・タイトル・アルバムではセネガルの音楽であるムバラックスの要素を取り入れていましたが、今作では、Jon Hassell、Terry Riley、Don Cherry、高田みどりといったレジェンドへのオマージュ、さらにより現代的な電子音楽、アンビエント、非西洋音楽などの要素や、物理学やSFからのインスピレーションも取り込みながら、より深く精神世界へと傾倒した破格の一枚に仕上がっています!

レーベルオーナーである大人気トランペット奏者、Matthew Halsallも参加!豊穣な音楽文化を抱える英国・リーズを拠点とする14人編成のジャズ・アンサンブル、Ancient Infinity Orchestraによる〈Gondwana Records〉からのデビュー・アルバム『River of Light』がリリース。アリス・コルトレーンやフォラオ・サンダースのスピリチュアル・ジャズ、ワールド・ミュージック、エレクトロニカ、現代アートや建築の影響までも取り込んだ独自のサウンドと、北欧スタイルの現代ジャズ・サウンドを融合させた極上のラインナップを収録した、2023年のUK現代ジャズ・シーンを代表する大傑作!



日本を代表するアンビエント/ドローン·ミュージック・シーンを牽引する存在となったChihei Hatakeyamaこと畠山地平が、この度ジャズ・ドラマーの石若駿とのコラボレーション作の第二弾を発表。
ラジオ番組の収録で出会って以来、ライヴ活動などでステージを共にすることはあった2人。2024年5月には2部作の第一弾『Magnificent Little Dudes Vol.1』をリリースしていたが、今回はその第二弾。今作には、受賞歴のあるイギリスのチェリスト、セシリア・ビグナルをフィーチャーしたアルバムのオープニング曲「M3」、シュゲイザー・サウンドを目指して制作したという「M5」などを収録。
Vol.2について畠山地平は次のように話している。「Vol.2にはセッションの後半が収められています。その日は3月のある日の午後でした。長い冬が終わろうとしているのを感じましたし、日本ではコロナの影響が諸外国より長く続いていたので、そんな マスクを付けた日々も終わろうとしていました。『M3』では私たちの演奏にセシリア・ビッグナルがチェロで参加してくれました。これは遥か昔に私がアメリカ人シンガー・ソングライターのデヴィッド・グラブスから受けた影響が見え隠れしています。彼のアルバムの『ザ・スペクトラム・ビトウィーン』に入っている『Stanwell Perpetual』という曲です。しかしこの曲は私が頭の中で何度も形を変えてしまったので、今回の『M3』とは直接は関係がないように思えます」。
すでに昨年10月にデジタル・リリースされていたVol.2だが、今回フィジカルを発売するにあたり、リミックス音源3曲が追加収録されている。3月、4月には「Magnificent Little Dudes Vol.2リリース・パーティー」も予定されていることから、今後の2人の活動から目が離せない。

生活の気配がそのまま優しい音楽に。東京を拠点とするアンビエント・レーベルTEINEIより、サウンド・アーティストmorimoto naokiの新作がヴァイナル・リリース。
morimoto naokiの「yuragi」は、耳に心地よい柔らかな質感の楽器音と日々の物音が平等に響き合う、現代において類のない優しいアンビエント音楽。昼夜や天候を問わず、いつでも、どんなシチュエーションにも。 あなたの日常にそっと寄り添う、体温のような作品。Tomotsugu Nakamura主宰・東京拠点のアンビエント・アートレーベル「TEINEI」より配信/ヴァイナルでのリリース。
「yuragi」を再生すると、柔らかな楽器の音色があなたの部屋にそっと広がります。
そして、窓から聞こえる雨の音、ページをめくる指先、コーヒーを淹れる湯気の音、遠くで響く誰かの話し声…。普段は意識の端にも上らないそうした 「日々の物音」が、morimoto naokiの紡ぐ優しいメロディと、まるで最初からそうであったかのように自然に響き合います。
音楽が生活音を邪魔するのではなく、生活音が音楽を邪魔するのでもない。その二つが「平等」に存在し、互いの輪郭をそっと縁取る。それは、あなた の「今、ここにある日常」そのものを、世界でたった一つのアンビエント音楽に変えてしまうような、魔法のような体験です。

限定100部カラーヴァイナル仕様(色目を選択することはできかねます)。徹底したアヒンサーを提唱実践、「ノイズ」の枠を超越したオルタナティヴな表現を試み続けるジャパノイズ伝説、Merzbow。その最大級の傑作のひとつ、『Merzbeat』がメキシコの〈Aurora Central Records〉より限定100部カラーヴァイナル仕様で登場!オリジナルは2002年に実験系名所〈Important Records〉からCDリリースされていた、メルツバウを語る上で外せないマスターピースです。ゲイトフォールド・スリーブ仕様。
〈Honest Jons〉流通。イタリアのプロデューサー Nicolò による実験的なベース・ミュージックと抽象的な電子音響を探求した作品『Static』。ストレートなクラブ・トラックではなく、断片的で揺らぐリズムや減衰する信号、うねるサブベースによって境界的な音響空間を描き出す。冷たいシンセティックな質感の中にメランコリーや身体的な振動を感じさせる構成は、個人的な記憶や感情を刻み込んだものでもあり、作品は「父 Giordano に捧げる」とされている。
マンチェスターのアンダーグラウンド・クラブシーンを代表するDJ/プロデューサー Tom Boogizm が自身の名義としては約10年ぶりとなる新作『DDS067』をリリース。アフロスウィング、ソウルの断片、ラップ的要素、Rhythm & Grimeの切り刻まれた質感をミックス。Rat Heart名義での内省的でソウルフルな表現と、自身のレーベル〈Shotta Tapes〉での活動を経て培ったラガマフィンの要素をクラブ・ミュージックに取り入れたスタイルを交差させた、マンチェスターの現行アンダーグラウンド精神を凝縮した一枚。
