Electronic / Experimental
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Basic Channel傘下のChain Reactionから2001年にデビュー以来、10年以上の沈黙を経て、2014年以降、UK・マンチェスターのレーベルDDSよりコンスタントにリリースを重ね、ダブテクノ/ミニマル等のクラブオーディエンスのみならず、全世界の熱心な音楽ファンを魅了する電子音楽家【Shinichi Atobe】。
Atobeが自身のプライベート・レーベル【Plastic & Sounds】を設立。第一弾となるリリース「 A.Whispers into the Void | AA.Fleeting_637」が12INCH(45RPM/Limited Press)レコードで7月25日にリリースされる。
ミニマルなシンセとリズムから、流麗なピアノのリフレインの導入と共に徐々に禁欲的に展開する「Whispers into the Void」。BPM125前後のフロアライクな没入ミニマル・ダブテクノ「Fleeting_637」の2曲。
マスタリング/レコード・カッティングには、Shinichi Atobeの作品を多数手がけてきたベルリンのRashad Beckerが担当。
10月上旬入荷予定。ノルウェーの気鋭Carmen Villainのニュー・アルバム『Memoria』が〈Smalltown Supersound〉より登場!Pauline Oliverosのディープ・リスニング思想や、アピチャッポン・ウィーラセタクン監督の同名映画から影響を受け、風化し変容する記憶をテーマに音の空間へと落とし込んだ濃密なもので、フルートやクラリネット、トランペットの繊細なアコースティック録音を解体・再構成し、ダブの手法と立体音響的な質感で再構築。Rhythm & SoundやPoleを想起させる重低音のサブベースと残響、Jon Hassell由来のフォース・ワールド・ジャズの気配、そして微細なクリック&カッツが有機的に重なり合い、空間そのものが息づくようなシネマティックな音響美学を描き出している。過度な歪みやメロディに頼らず、引き算の美学と高度なイコライジングによって音の残影を繊細に捉えた音響芸術。
10月上旬入荷予定。The Waterboysの名曲をカヴァーした、The Watergirls名義による最初で最後の限定12インチ!OptimoのJD TwitchことKeith McIvorが末期脳腫瘍の診断を受けたことをきっかけに、広義のOptimoコミュニティのメンバーが集結して制作、当初はリリース予定のないプライベートなトラックだったが、友人を経て共有される中でチャリティ・リリースへと発展した。コミュニティの有志が集結した、悲しみを超えた愛と希望、そしてクラブカルチャーへの感謝が詰まった特別なもの。Hardway BrosのSean Johnstonによるリミックス等を収録し、遅めのテンポで徐々にフロアを加熱させるスローバーニングなダブ〜エレクトロニック・ハウスを展開。エレクトロニックで多幸感にあふれたトラックの上で、親密かつ開放的なメロディが響き渡る、まさに親しい人同士が抱き合い歌い交わすために生まれたダンス・アンセム。グラスゴーの精神とOptimo周辺の固い絆、純粋な情熱が結実した心揺さぶる一枚!

10月上旬入荷予定。カナダのオールドタイム・バンジョー奏者Allison de Grootと、〈Third Man Records〉等からのリリースで知られるナッシュビルの実験的プロデューサーRich Ruthによるコラボレーション。当初のソロ制作から約1年におよぶセッションを経て共同作へと昇華、ディレイやルーパーを施したバンジョーが刻む繰り返しのミニマルなフレーズは、クラウトロック的な力強い推進力を獲得。そこに重厚なシンセサイザーやシネマティックなバイオリン、空間を押し広げるペダル・スティールが重なり合う。無機質な電子音やヴィブラフォンと、野鳥の鳴き声やラジオの断片といった有機的な素朴さが混ざり合い、大地に根ざした温かみと広大な宇宙感覚が同居するサイケデリックな音響世界を構築している。アメリカン・トラッドの伝統的な手触りと、スピリチュアル・ジャズやアンビエントの実験精神が見事に溶け込んだ、新しい共有空間。
11月下旬入荷予定。ロシアはモジャイスクを拠点とするApollinaria KasparsのプロジェクトSettima Taccaによる、暗闇の中に残された水の在り処を示す標識という寓意的なテーマをもとに制作されたアルバム『A Cup, a Horse and Signs That Point at Wells』。ダウンビートやエレクトロニカ、レフトフィールドを横断するアンサンブルは、控えめなアレンジとダークなシンセの質感が印象的。80年代のミニマル・シンセやダンジョン・シンセに通じるヴィンテージなローファイ感と緻密な音響設計のなかで、抑制の効いたビートと儚く透き通るフィメール・ヴォーカルが織りなすメロディが美しく対比を描いている。陰影のある繊細なサウンドと静かな情熱が交錯する、ミステリアスで中毒性を秘めたエレクトロニック・ミュージック。

10月下旬入荷予定。Basma & Temir Alcyが手掛けた、愛する友人の死や失恋を経たあとの生々しい悲嘆や心の空虚感、そして時間をかけて自己を取り戻していく過程を繊細に掬い上げた『NAD (ناض)』。不安の動悸や身体に残る重い記憶をダイレクトに映し出した音響空間から、催眠的な声の囁きや柔らかな旋律が立ち現れ、暗闇から少しずつ光が差し込むようなストーリーを展開。儚く繊細な音の粒子が徐々に息を吹き返し、力強い生命力を帯びて広がる極めて親密なサウンドを構築している。傷つきやすさと芯のある美しさが同居する、普遍的な魅力に満ちた一枚!
10月下旬入荷予定。オランダのKim David BotsとLyckle de Jongによる、独自の即興・一発録音手法を用い、特定の展示会場や川沿いの芸術機関の地下室といった「場所」の空気感や記憶をその場で短編フレーズへと定着させた実験的スケッチ集を収録した7インチ作品『
Land of the Few and Far Between / Songs for St. Michel』。クラリネットやカワイK1、ガジェット楽器、サンプラーなどを駆使し、耳を頼りにその場で組み上げられたミニマルな音の断片を収録。空間の湿り気や漂流物のようなノイズ、どこか不穏でノスタルジックな旋律が交錯し、架空の童話や白昼夢を思わせる不思議なローファイ・アヴァンギャルド・ポップを展開している。特定の空間が持つストーリーと即興性がリンクした、怪しくも美しい音響の断片集。

11月上旬入荷予定。Valentina Magaletti、Andrea Belfiも参加。ベルリンの実験音響シーンを牽引するSabine Ercklentz、Andrea Neumann、Mieko Suzukiの3人からなるトリオContagiousのニュー・アルバム『Being』。拠点であるMorphine Raumにて開催してきたジャンル無用のコラボレーション企画「Partners in Crime」でのセッションから結実。自らのサウンドを妥協なく研ぎ澄ませた即興プロセッシングを軸に、緊張感を高めながら、力強いグルーヴを生み出し、そこから一気に音を解き放っていくダイナミックな構成が魅力的。ゲスト参加したSofia Jernbergによる前衛的なヴォイス・パフォーマンス、Valentina Magalettiによる執拗で力強いドラム、そしてAndrea Belfiによるムーンドッグを彷彿とさせる催眠的なパーカッションが見事に交錯し、鋭利かつ肉体的なサウンドを描き出している。
9月下旬再入荷。フランスのビートメイカーでありヴァイナル・ジャンキーであるOnraが、自身の祖父母の故郷であるベトナムへ旅した際、サイゴンの街をバイタクで巡った末に見つけた約30枚のボロボロのベトナム、アジアン・レコードを買い集めたことを起点に制作された、オリジナルは2007年にリリースされたインスト・ヒップホップのカルト名盤『Chinoiseries』。伝統的なアジアン楽器の独特な旋律や哀愁漂うボーカル・サンプルを、J. Dillaへの深いリスペクトを感じさせる太く跳ねるブームバップ・ビートへと大胆に昇華。エキゾチックな異国情緒と高度な編集センス、そして遊び心あふれる緻密な構成力が高次元で結実し、他にはない極上のオリエンタル・ビート・サウンドを構築している。単なる珍品の域を完全に凌駕したヴィンテージな質感と圧倒的な中毒性を誇る大名盤!
10月中旬再入荷(9月下旬分は完売しました)。André 3000の話題作『New Blue Sun』への貢献や、ゴールデン・ゲート・ブリッジの風鳴りとデュエットした奇想天外なアプローチでも脚光を浴びたNate Mercereau流の「ソロ・ギター・アルバム」、『Excellent Traveler』。エレキギターをサンプラー兼シンセコントローラーとして駆使し、都市の雑踏や自然音、共演者たちの演奏をその場で採集・フレット上に割り当てて演奏する前代未聞の手法を展開。LaraajiやAndré 3000、Kamasi Washington、Shabaka Hutchings、Carlos Niñoといった豪華陣の生演奏から世界各地の環境音までがギターのフレット上で自在に再構築され、即興のソロ・パフォーマンスと緻密なコラージュが見事に融合している。ギター本来の鳴りと、多層的に重なり合う先鋭的なサウンドスケープが織りなす空間は、まるで架空の都市や森を旅するかのような新鮮な音響体験。、ギターという楽器の可能性を極限まで押し広げた自由音楽!

11月上旬入荷予定。リュート奏者のJozef Van WissemとJim Jarmuschによるデュオが、イタリア・ボローニャの伝統あるスタジオで録音したアヴァンギャルド音響大作『Bocca di Lupo and Mouth of the Wolf』。Jozef Van Wissemが奏でる古風でミニマルなリュートの音色と、Jim Jarmuschが繰り出すアンプリファイドされた歪んだギター・トーンが鮮烈に交錯。アヴァンギャルド、ドローン、クラウトロックから古代の宗教音楽までを背景に感じさせつつ、静寂な祈りからダークでカタルシスに満ちた音響のカオスへとドラマチックに変化する、シネマティックで洗練された音のテクスチャーを見事に創出している。静かなポエトリーやアコースティックな響きから重厚なエレキ・ノイズまで、二人の卓越した実験精神と美学が見事に結実した充実の一枚。

J.TRIPPがキュレーションを手掛け、ネットレーベル〈666ridims〉からopoの先鋭的なソロワークを集めた注目の12インチ『666ridims (2020-2026)』。美術家Billy Bigwoodとの長距離のやり取りから生まれた即興スケッチや、バルセロナ拠点のDJ Hanakitoによる輸入ヴァイナルのサンプルをフィーチャーした楽曲まで、2020年から2026年にかけての多面的な思考と実験を凝縮したもので、SF的ビジョン、アフロ伝統音楽、ジャズ、パフォーマンス・アートが複雑に交錯する。従来のクラブ・グリッドを解体・再構築する奇妙な変拍子やポリリズム、荒々しくスケッチのようなプロダクションが印象的で、トランス的な詩情を帯びた浮遊感と、緩急自在に変化するアフロ・エレクトロニックなグルーヴが強烈。ミニマルな音像の中にダイナミックなリズム実験とディアスポラ的な叙述が息づく、奥深い一枚。
オランダ・テクノのオリジネイターSteve Rachmadが、キャリア45周年の節目に提示する、クラブ・トラックから大きく離れ、シンフォニックな広がりとアンビエントの静けさを中心に据えた新しい電子音楽作品『Light And Time』。パンデミック期に映画音楽の研究へのめり込み、オーケストラ編成のレイヤー構築を独学で習得したことが、本作の音響的な基盤となっている。録音された演奏者の揺らぎや、人間的な誤差をそのまま取り込むことで、これまでの機械的な精度とは異なる質感が生まれている。ストリングスのレイヤーとシンセの柔らかな揺らぎが自然に交差し、調和的なパッセージがゆっくりと展開。低域のパルスやざらついたリズムが影として存在し、Rachmad のテクノ的ルーツを抽象的に示す。長年のキャリアを再定義するような、静かで深い到達点を感じさせる音楽性で、空間の広がりや質感の変化をじっくり味わうためのシンフォニック電子音楽。

ドイツ・ライプツィヒから異色のレゲエ、ダブを発信し続ける名門〈Jahtari〉が、設立20周年を記念して放つ看板コンピレーション第5弾『Jahtarian Dubbers Vol. 5』。約10年ぶりのシリーズ新作となる本作は、2024年に惜しくも去ったDave Wattsへのオマージュから始まり、Kiki Hitomi、Taka Noda、DJ Scotch Egg、Legoweltといった国境やジャンルを越えたアウトサイダーたちが一堂に集結。8bitゲーム音源のようなキッチュなシンセ・サウンドと、大地を揺らす超重量級のコズミックな低音が炸裂。ローファイなチル・レゲエや狂熱のデジタル・ダンスホール、テープ・レコーダーの磁気を感じさせるディープなダブ・ジャム、さらにはフリー・ジャズとシンセ・ルーツが交錯する実験トラックから幻想的なアンビエント・ダブまで、レーベル主宰disruptによる愛に満ちたミックスのもと極上のビート群が脈動する、奇妙な美学に彩られた一枚。

Alexander Holmによる、反復、移動、視点のわずかな変化を軸にしたミニマルなサウンドワーク『Dial / Head Stroll』。ゆっくりと焦点が合ったり外れたりするようなループの中で、音の断片が半ば記憶のように現れては消え、構成とコラージュの境界を曖昧に行き来する。都市を歩き観察するときの身体のリズム、視線の移ろい、環境音の出入りを、そのまま音の構造として作品化し、環境音、電子処理、静かな持続音を重ねながら、日常の中に潜む微細な出来事を浮かび上がらせる。ミニマルでありながら、反復の中で細部が変化し、聴き返すたびに別の意味を帯びる。フィールド録音の生々しさと、Holmの繊細な編集感覚が重なり、都市の風景が抽象的な音の層として立ち上がるアーティスティックな一枚。
ベルギーの重要ハウス・レーベル〈We Play House Recordings〉が誇る名物企画が待望の復活を果たした限定12インチ『WPH Summer Special 2026』。2010年代初期に人気を博したスタンプド仕様のヴァイナル・オンリー・シリーズであり、未発表音源や初アナログ化音源、本盤限定のコラボ楽曲など全4曲を贅沢にコンパイルしたスペシャルな1枚。Satoshi Fumiによる美麗かつ叙情的なデトロイト・テイストのリミックスから、レーベル主宰Red Dが手掛ける夢心地なディープ・ハウス、Lady LinnやFabrice Ligとの強力コラボ、さらにはLeftoらによるオールドスクールな熱量あふれるハウス・ジャムまでを網羅。ディープな旋律とクラシックな質感とともに夏の熱気をそのまま封じ込めた一枚。

10月中旬再入荷。René PawlowitzことShedによる、ピークタイムの熱気と、クラブを出た後の狭間にある、時間が歪むようなアフターアワーズの感覚をテーマにした作品『Rave Echoes』。20年以上にわたり多数の名義で独自のマシン・ミュージックを追求してきた彼が、「懐古ではなく、レイヴの後に1日、1週間、あるいは何年も残るあの感覚を描いた」と語るように、夢幻的なアンビエンスと荒々しい推進力が同居する独特の世界観を持つ。ヴェイパラスなパッド、鋭くカットされたブレイクス、ステッピーなリズムなど、UKサウンドシステムの低域圧とベルリン・テクノの精密さが高次元で融合。のエモーショナルなストリングスや、トリップホップ的なスローダウンは、夜明け前のぼんやりした高揚をそのまま音にしたかのよう。残響を抱えたまま現実へ戻る、独特の余韻を描いた、知性・感情・肉体性の交差点!

A.R. KaneのRudy Tambalaと、CranesのAlison Shawという90年代UKアンダーグラウンドを象徴する2人が、1991年に残したコラボ録音『Rise』を、〈Music From Memory〉が新装、復活。当時のセッションは、初期サンプラー、ドラムマシン、アコギ、囁くようなボーカルを最小限に使い、空間そのものを音楽にするというコンセプトで進行。ドリームポップの儚さ、アンビエントの静けさ、そしてA.R. Kane由来のダブ的低音処理が溶け合い、霧の中で音が浮かんでは消えるような、親密で幽玄な世界が広がる。オリジナルEPの音源に加え、2012年録音の未発表曲「Biology」を追加収録。DATからの丁寧なリマスターにより、当時の未完成の美しさをそのまま保ちながら、音の奥行きがより鮮明に立ち上がる。ドリームポップ、アンビエント、ダブ、実験音楽が静かに交差し、90年代UKインディの空気をそのまま閉じ込めた、静かに広がる作品世界。

9月下旬再入荷。偶然の出会いと芸術的進化の力の証。数年間タイで暮らしたOnraが、活気に満ちた現地の文化に浸り、ご当地のレコード店を巡って収集した珍しいタイの歌の7インチ音源たちから生まれた最新コレクション『Nosthaigia』が、ダブリンの名門レーベル〈All City〉から堂々カセット・リリース。特別な時がぎゅっと詰まったタイムカプセルの様な作品とも言える本作の各トラックは、彼のタイでの旅の経験が反映されており、表題通りの懐かしさと憧憬、内省に満ちていて、忘れがたく暖かい、静かな美しさに包まれる珠玉の逸品!
2026年リプレス!アート・ポップ/モダン・クラシカル作品の最高峰!デンマークの作曲家Astrid Sonneの3枚目のフル・アルバム『Great Doubt』が、IceageやLissなどのリリースも知られる同国のインディペンデント・シーンを代表する名門〈Escho〉から登場。高く評価されているそのディスコグラフィーを通して、電子楽器とアコースティック楽器の試みを通して、様々なムードを注意深く作り上げてきた人物。本作では、これらのスキルがより洗練された事で、今度は作曲者自身のボーカルが前面にはっきりと現れたものとなっています。

9月下旬再入荷。シカゴ・ハウスの重鎮Ron Trentが新名義LA MARRとして始動したプロジェクトの第一弾。収録の2曲はどちらもアンビエントの静けさを基調にしながら、Trent らしい低音と有機的なパーカッションが奥底で脈打ち、空間そのものがゆっくり変化していくような感触がある。シンセのアルペジオは柔らかく波打ち、パッドは淡い光のように広がり、静けさの中に身体のリズムがそっと息づく構造が印象的。80年代初期のニューエイジ、クラウト、アンビエントからの影響を感じさせつつ、アナログ処理と現代的な音響設計を組み合わせることで、懐古ではなく再文脈化された未来感を生み出している。

9月下旬再入荷。カルト的名門〈Skull Disco〉を主宰し、初期ダブステップの発展に貢献、現在はその卓越した音像をさらにトライバル/シャーマニックに研ぎ澄ます鬼才Shackleton。彼が長年追求してきた儀式的ビートと黙示録的ヴィジョンが、さらに直接的で切迫した形で結晶した2枚組アルバム『Euphoria Bound』が名門〈AD 93〉より登場。複雑に絡み合うパーカッション、緊張感を帯びたテクスチャー、そしてスピリチュアルな高揚感が同時に押し寄せる。音の層が絶えず積み重なっては崩れ、また新たな形へと変質していくプロセスが、陶酔と緊張が交錯する独特の感覚を生み出している。Shackletonならではの深い没入感が強く際立つ一枚。
東京・西麻布Space Lab YellowのDJブースで出会って以来、30年年来の友人François KとDimitri From Parisによるコラボ作『The Nassau Excursion』。80年代バハマの名門Compass Point Studiosへの鮮烈なオマージュとして生まれた本作は、Grace Jones、Gwen Guthrie、Wally Badarou、Talking Headsらが残したディスコ/ニューウェイヴ/ダブの交配サウンドを、現代のクラブ仕様にアップデートした内容。Compass Point直系の乾いたファンクネス、太くうねるベース、タイトなドラムマシン、80sシンセの煌めきに加えて、François Kによる深いダブ処理とDimitri From Parisのディスコ/ブギー感覚が、カリブ海の湿度とNYクラブの熱気を同時に感じさせる音像を作り上げている。
ポルトガルのエレクトロニック・トリオSensible Soccersの楽曲を、Tolouse Low Trax、Danilo Plessow、Peaking Lightsら3名のカルト的プロデューサー陣が再構築したリミックスEP。Tolouse Low Traxは「Efeito Zandinga」をアフロビートと削ぎ落とされたテクノの質感が交錯するヒプノティックなトラックへと変貌させ、Danilo Plessowは「Saravá」をクラブの推進力と原曲の温度感を両立させたドライヴ感のあるアシッド・ハウスへと再構築。Peaking Lightsは「Rosa Mota」を広がりのあるダブ、サイケデリック解釈へ導き、コズミックなフィナーレを形づくる。3つのリミックスはそれぞれ異なる角度から楽曲を照らしており、アフロ・フューチャリズム、アシッド、サイケデリック・ダブ、電子音楽が交差する、コンパクトながら多層的な12インチ。
