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Tarta Relena - És pregunta (CD)
Tarta Relena - És pregunta (CD)Latency
¥2,572

カタルーニャの女性ヴォーカルデュオ、Tarta Relenaによる2作目『És pregunta』が〈Latency〉よりリリース!本作では、メンバーのHelena Ros RedonとMarta Torrella i Martínezは地中海の豊かな声楽伝統をベースに、古代ギリシャ語、ラテン語、カタルーニャ語、ラディーノ語など、地中海世界に息づくさまざまな言語を用いて、過去と現在、聖と俗の境界をたゆたうような音楽を紡いでいる。フラメンコや宗教歌、電子音楽の要素を交えながら、運命や知、未来への葛藤といったテーマを深く掘り下げている。ジョージアの嘆き歌や中世の修道女ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの霊的作品からも影響を受けたサウンドは、土着的でありながらも時代を超越した響きを持ち、まるで時間そのものが溶けていくような感覚を呼び起こす。素焼きの壺を打楽器として用いた古代的なリズムや微細なエレクトロニクスと共に、声だけで時間と空間を繋ぐような演奏は、現代フォークロアの革新と呼ぶにふさわしい一枚。

Ali Farka Touré - Ali Toure "Farka" 1976 (LP)
Ali Farka Touré - Ali Toure "Farka" 1976 (LP)Sonafric
¥3,568

マリの伝説的ギタリスト、アリ・ファルカ・トゥーレによる記念すべきファースト・アルバムが、〈Sonafric〉により約半世紀を経て公式リイシューされたもの。これまで再発されたことのなかった初期音源群のうちの1枚で、当時の空気をそのまま閉じ込めたようなオリジナル・ジャケットとラベルを忠実に再現。リマスタリングも施され、1976年当時の録音が鮮やかに蘇る。このアルバムは、アリがまだ広く知られる以前、地元マリの民族音楽の中にブルースの精神を見出し、その融合を試み始めた初期のドキュメントとして極めて重要な一枚で、アフリカ的なペンタトニックの旋律と、アメリカ南部のディープ・ブルースのリズム感が、自然なかたちで同居している。乾いた土の匂いを感じさせるギターと、低く抑えた声が反復の中でじわじわと熱を帯びていく演奏は、まるで時間の流れが変質するかのよう。打楽器もミニマルに抑えられ、ギターとヴォーカルのみで繰り広げられる曲も多く、その静謐さと力強さは特筆すべきもの。まさに歴史的な一枚。

Ali Farka Touré - Ali Toure Farka 1977 (LP)
Ali Farka Touré - Ali Toure Farka 1977 (LP)Sonafric
¥3,568

マリの伝説的ギタリスト、アリ・ファルカ・トゥーレによる4thアルバムが、〈Sonafric〉により公式リイシューされたもの。長いあいだ再発されてこなかった初期音源群のうちの1枚で、当時の空気をそのまま閉じ込めたようなオリジナル・ジャケットとラベルを忠実に再現。リマスタリングも丁寧に施され、当時の録音が鮮やかに蘇る。1977年、地元マリでの録音を収めたこの作品は、アリの音楽の核となる砂漠のブルースが、最も純粋な形で記録された決定的名盤のひとつ。ギター1本と声のみという極めてシンプルな編成ながら、音の密度と存在感は圧倒的。反復されるフレーズと即興的な装飾音、そして彼独特のうねるようなリズム感によって土着のグルーヴが静かに、力強く立ち上がる。なかでも異色なのは、「Yer Mali Wolo」と「Remobe」で聴けるヴァイオリンの導入で、ギターと絡み合いながら、哀愁を帯びた音色が独特の浮遊感を生んでいる。

Ali Farka Touré - Ali Toure "Farka" (LP)
Ali Farka Touré - Ali Toure "Farka" (LP)Sonafric
¥3,568

マリの伝説的ギタリスト、アリ・ファルカ・トゥーレによる1976年作『Ali Toure Farka』が〈Sonafric〉よりついに正規リイシュー。これまで再発されたことのなかった初期音源群のうちの1枚で、当時の空気をそのまま閉じ込めたようなオリジナル・ジャケットとラベルを忠実に再現。音源は新たに丁寧なリマスタリングが施され、オリジナル盤にあった音質上の問題も解消。アリの響き豊かなギターと祈るような歌声をこれまでになく鮮明に捉えている。このアルバムでは、アリが敬愛していたジョン・リー・フッカーのようなデルタ・ブルースの感触と、マリの伝統音楽の流儀が自然に溶け合っており、リズムや旋律は西アフリカ的ながらも、メロウで粘りのあるギター・フレーズにはブルース的なうねりが宿っている。単なるアフリカのブルースには収まりきらない、アリ独自のミニマルな反復と深い精神性に貫かれた音楽。

Ali Farka Touré - Special Biennale Du Mali: Le Jeune Chansonnier Du Mali (LP)
Ali Farka Touré - Special Biennale Du Mali: Le Jeune Chansonnier Du Mali (LP)Sonafric
¥3,568

マリの伝説的ギタリスト、アリ・ファルカ・トゥーレによる2ndアルバム『Special Biennale Du Mali: Le Jeune Chansonnier Du Mali』が〈Sonafric〉により公式リイシューされたもの。長いあいだ再発されてこなかった初期音源群のうちの1枚で、当時の空気をそのまま閉じ込めたようなオリジナル・ジャケットとラベルを忠実に再現。リマスタリングも丁寧に施され、当時の録音が鮮やかに蘇る。本作は、1970年代半ばにマリ国内で開催されていた文化イベント「ビエンナーレ・デュ・マリ」の記録の一環として制作されたもので、アリの音楽的ルーツである伝統音楽の要素が色濃く現れており、彼の代名詞ともなる砂漠のブルース以前のスタイルを垣間見ることができる。声の表現力とアフリカ的リズム感、語りのような節回しが前面に出ており、編成もバラフォンや土着の打楽器、時折交わるフルートの音色など、地元の音楽文化に根ざしたものとなっている。

Duster - Contemporary Movement (Y2K 25th Anniversary Edition) (Diamond Vinyl LP)Duster - Contemporary Movement (Y2K 25th Anniversary Edition) (Diamond Vinyl LP)
Duster - Contemporary Movement (Y2K 25th Anniversary Edition) (Diamond Vinyl LP)Numero Group
¥4,076

言わずと知れたスロウコアの大名盤!これは是非聞いておくがいい。自国のソウル、ゴスペル、ファンクにとどまらず、ニューエイジ・ミュージック始祖ヤソスや日本からは原マスミまで、世界各地のオブスキュアなサウンドを掘り起こしてきた米国の大名門〈Numero〉からは、1998年に〈Up Records〉からリリースされたDusterのデビュー・スタジオ・アルバム『Stratosphere』が22年度ヴァイナル・リイシュー。スロウコアの第一波の頂点にたつ一枚であり、子宮の中で聞くべき!暗い空間と閉じた瞼のための音楽にして、パンクの鋸歯状のエッジを持つアンビエント・ミュージック。

John Also Bennett - Στoν Eλaιώνa / Ston Elaióna (CD)John Also Bennett - Στoν Eλaιώνa / Ston Elaióna (CD)
John Also Bennett - Στoν Eλaιώνa / Ston Elaióna (CD)Shelter Press
¥2,078

John Also Bennettによる、2019年の『Erg Herbe』以来となるソロ作『Ston Elaióna』が〈Shelter Press〉から登場!本作は、彼が現在拠点とするギリシャ・アテネで制作され、バスフルートと純正律によるYamaha DX7iiシンセを中心にしたエレクトロアコースティック作品で、早朝の静けさのなかで録音された音は、古代と現代が交錯するアテネの空気をそのまま封じ込めたような、詩的で内省的な響きを持っている。タイトル「Ston Elaióna(オリーブの木立にて)」が示す通り、土地の風景や歴史、都市の雑音、教会の鐘、嵐、家の中の出来事といった日常の体験と環境音が深く反映された、都市のアンビエンスやフィールド録音を織り交ぜた静謐な全9曲。ミニマルで感情豊かな音世界が展開される。現存する世界最古の楽曲「Seikilos Epitaph」のカバーをはじめ、宗教的な感情やギリシャ神話、土地の記憶が静かに反響するような雰囲気で、古代と現在、外界と内面を音で結ぶ。長年の漂泊と深いリスニングの実践が、ミニマルでスピリチュアルな音世界に結晶したような一枚。

Marion Black - Go On Fool / Who Knows (Sky Blue Vinyl 7")
Marion Black - Go On Fool / Who Knows (Sky Blue Vinyl 7")Numero Group
¥1,954

〈Numero〉のEccentric Soulシリーズの記念すべき100作目として、オハイオにルーツを持つCapsoulレーベルから3枚の復刻7インチが登場。Marion Blackの「Who Knows / Go On Fool」は1970年当時は目立たなかったが、再評価され、65年越しでゴールド・ディスクに。ゆったりしたスロー・ソウルバラード「Go On Fool」と、ミッドテンポのグルーヴィーなトラックで、特に再評価されたナンバー「Who Knows」を収録。Eccentric Soulらしいディープで愛すべきオハイオ産ヴィンテージ・ソウルの再発盤。

Johnson, Hawkins, Tatum & Durr - You Can't Blame Me / You're All I Need To Make It (Grass Green Vinyl 7")
Johnson, Hawkins, Tatum & Durr - You Can't Blame Me / You're All I Need To Make It (Grass Green Vinyl 7")Numero Group
¥1,954

大名門〈Numero〉のEccentric Soulシリーズの記念すべき100作目として、オハイオにルーツを持つ〈Capsoul〉レーベルから3枚の復刻7インチが登場。〈Capsoul〉を代表する4声ハーモニーグループ、ジJohnson, Hawkins, Tatum & Durrによる「You Can't Blame Me」は、荒々しくもソウルフルなコーラスが光るナンバー。B面の「You’re All I Need To Make It」も温かみのあるハーモニーが特徴で、A面との対比がまた魅力的。〈Eccentric Soul〉らしいディープで愛すべきオハイオ産ヴィンテージ・ソウルの再発盤。

Moskito - Idolar (LP)Moskito - Idolar (LP)
Moskito - Idolar (LP)Awesome Tapes From Africa
¥3,369

南アフリカのクワイト黄金時代を彩った名盤が満を持して〈Awesome Tapes From Africa〉より復活!!2001年、ヨハネスブルグとプレトリアを結ぶテンビサのストリートから生まれたMoskito。Mahlubi “Shadow” RadebeとZwelakhe “Malemon” Mtshali(故人)を中心に、Patrick Lwane、Menzi Dlodloが加わり、DIY精神でデモ制作を始め、カセットデッキ2台を駆使して作り上げた音源が〈Tammy Music〉の目に留まり、デビュー・アルバム『Idolar』が誕生する。南アフリカのダンスフロアを席巻したこの一枚は、Trompies、Mdu、Mandoza、Arthur Mafokateといったクワイトのレジェンドたちの流れを汲みつつ、Snoop Doggや2Pac、R. Kellyといった90sのUSヒップホップ/R&Bからの影響も色濃い。重厚なベースラインと流れるようなラップが絡み合う、極上のサウンドを展開。リリース当時、ボツワナやナミビア、ジンバブエなど周辺国でも支持を獲得した、タウンシップ発のダンス・ミュージックとしてのクワイトと、グローバルなヒップホップ/R&Bのエッセンスが交差した一枚!

Nick Drake - The Making of Five Leaves Left (4LP Box)Nick Drake - The Making of Five Leaves Left (4LP Box)
Nick Drake - The Making of Five Leaves Left (4LP Box)Island
¥20,742

Nick Drakeのデビューアルバムが1969年にアイランド・レコードからリリースされるまでの道のりを語る、無伴奏デモ、スタジオ・アウトテイク、そして未発表曲を収録。
Joe Boydがプロデュースし、アルバムのオリジナル・エンジニアであるJohn Woodがリマスターした完成版を含む、4枚組LP仕様。
Neil StoreyとRichard Morton-Jackが共同執筆した60ページのブックレットが付属し、全曲のレコーディングの詳細、チャート、レコーディング履歴が網羅されています。

トラックリスト:
LP1
Side A
1.Mayfair - 1st Sound Techniques Session _ March 1968
2.Time Has Told Me - 1st Sound Techniques Session _ March 1968
3.Man In A Shed- 1st Sound Techniques Session _ March 1968
4.Fruit Tree - 1st Sound Techniques Session _ March 1968
5.Saturday Sun - 1st Sound Techniques Session _ March 1968
6.Strange Face - 1st Sound Techniques Session _ March 1968

Side B
1.Strange Face _ Rough Mix with Guide Vocal _ September 1968
2.Day Is Done _ Take 5 _ April 1968
3.Day Is Done _ Take 2 _ November 1968
4.Day Is Done _ Take 7 _ April 1969
5.Man In A Shed _ Take 1 _ May 1968
6.My Love Left With The Rain _ Cambridge, Lent Term 1968

LP 3
Side A
1.Time of No Reply _ Take 3 into Take 4 _ December 1968
2.‘Cello Song _ Take 4 _ January 1969
3.Mayfair _ Take 5 _ January 1969
4.River Man _ Take 1 _ January 1969

Side B
1.Way To Blue _ Cambridge _ Winter 1968
2.The Thoughts of Mary Jane _ Take 2 _ April 1969
3.Saturday Sun _ Take 1 into Take 2 _ April 1969
4.River Man _ Take 2 _ April 1969

LP 4
Side A
1.Time Has Told Me
2.River Man
3.Three Hours
4.Way To Blue
5.Day Is Done

Side B
1.‘Cello Song
2.The Thoughts of Mary Jane
3.Man In A Shed
4.Fruit Tree
5.Saturday Sun

LP2
Side A
1.Blossom _ Cambridge, Lent Term 1968
2.Instrumental _ Cambridge, Lent Term 1968
3.Made To Love Magic _ Cambridge, Lent Term 1968
4.Mickey’s Tune _ Cambridge, Lent Term 1968
5.The Thoughts of Mary Jane _ Cambridge, Lent Term 1968
6.Day Is Done _ Cambridge, Lent Term 1968
7.Time Has Told Me _ Cambridge, Lent Term 1968

Side B
1.Three Hours _ Take 2 _ November 1968
2.Time Has Told Me _ Take 4 _ November 1968
3.Strange Face _ Take 1 _ November 1968
4.Saturday Sun _ Take 1 _ November 1968
5.Fruit Tree _ Take 4 _ November 1968

A Tribe Called Quest - The Low End Theory (Green and Red Splatter Vinyl 2LP)A Tribe Called Quest - The Low End Theory (Green and Red Splatter Vinyl 2LP)
A Tribe Called Quest - The Low End Theory (Green and Red Splatter Vinyl 2LP)Jive/Legacy
¥8,197

「Check The Rhime」「Jazz (We Got)」「Scenario」を収録したア・トライブ・コールド・クエストの傑作アルバム『The Low End Theory』の、緑と赤のスプラッターを施したレコード・ストア・デイ限定カラーヴァイナル。アメリカ以外では初のカラー・ヴァイナルで発売。■RECORD STORE DAY 2025限定盤

A Tribe Called Quest - Midnight Marauders (Yellow Vinyl LP)
A Tribe Called Quest - Midnight Marauders (Yellow Vinyl LP)Jive/Legacy
¥5,796

NY出身のMC:Qティップ、ファイフ・ドーグ、ファイフ(2016年没)に、DJのアリ・シャヒードの4人で、1988年に結成された ア・トライブ・コールド・クエスト。ジャングル・ブラザーズやデ・ラ・ソウルらと共に「ネイティブ・タン」と呼ばれ、“ニュー・スクール”というヒップホップの新たな潮流を生み出した、90年代のヒップホップ黄金時代を代表するユニットである。本作は1993年にリリースされた3rdアルバム。前作のジャジー・ヒップホップ路線にこだわらず、再びサンプリングに立ち返り、「オー・マイ・ゴッド」や「アワード・ツアー」、「エレクトリック・リラクゼーション」などキャッチーなヒットが生まれた。サンプリングを主体にした90’sヒップホップの到達点ともいわれる最高傑作。

Keith Jarrett - New Vienna (2LP)
Keith Jarrett - New Vienna (2LP)ECM
¥6,460

ソロ・ピアノでのライヴ演奏の可能性、概念をも大きく変え、『ケルン・コンサート』をはじめとする数々の名盤を世に送り続ける孤高のピアニスト、キース・ジャレットが5月8日に80歳の誕生日を迎えたことを記念し、最後のヨーロッパ・ソロ・ツアーからのライヴ・アルバムが急遽リリース。
本作は、キース・ジャレットの最後のヨーロッパ・ソロ・ツアーからリリースされる4枚目のライヴ録音作品で『ミュンヘン2016』、『ブダペスト・コンサート』、『ボルドー・コンサート』に続くもの。すでに伝説的な『ウィーン・コンサート』(ウィーン国立歌劇場で1991年に録音)というライヴ作品があり、本人はかつてその作品を「長年の“炎の求愛”の末に“炎そのものの言葉”を語った」と主張していたというが、本作では2016年にウィーンに再び訪れ、インスピレーションの炎は、活気に満ちた音響特性を持つもうひとつの歴史的な場所、ウィーン楽友協会黄金の間にもたらされたものとなっている。
その瞬間に新しい音楽を形成しており、その範囲はほぼ百科事典的である。『ブレーメン/ローザンヌ』、『ケルン・コンサート』から『ウィーン・コンサート』に至るまで、ジャレットの初期のソロ・コンサートを代表する長大な形式は、彼の演奏人生の最終段階に入ったこの時期には、短い、自己完結的で対照的な曲で構成されるショーに取って代わられた。そして、2016年7月9日のウィーン楽友協会での公演がそうだった。 「パート 1」は、自然発生的な音の渦であり、渦を巻き、濃密で複雑である。「パート 2」は静寂の中で和音が浮かび上がり、ゆったりとした旋律が引き出される。 リズムが前面に押し出された「パート3」では、ジャレットがそれぞれの手で別々のパターンを展開し、それを織り交ぜる能力が際立っている。
「パート4」は讃美歌的で、栄光の雲をたなびかせ、「パート5」はエーテルからの純粋なバラード。「パート6」は叙情的な衝動を屈折させてより抽象的にし、「パート7」はジャレットのヨーロピアン・カルテットのために書き直されたような優しい曲だ。「パート8」はブルースで基本に立ち返り、「パート9」はゴスペルとカントリーのヒントを含み、ジャレットの音楽的ヴィジョンがいかに包括的であったかを思い起こさせる。アンコールに選ばれた「虹の彼方に」は、『ラ・スカラ』、『ア・マルティテュード・オブ・エンジェルズ』、『ミュンヘン 2016』で聴かれた素晴らしいヴァージョンとは少し異なるフレージングで、ジャレットはまたもや類まれな演奏を締めくくっている。

<パーソネル>
Keith Jarrett(p) ★2016年7月9日、ウィーン、学友協会黄金大ホールにてライヴ録音


トラックリスト:
1. Part I 2. Part II 3. Part III 1.Part IV 2. Part V
1. Part VI 2. Part VII 1. Part VIII 2. Part IX 3.Somewhere Over The Rainbow

細野晴臣 - Tropical Dandy (LP)
細野晴臣 - Tropical Dandy (LP)KAKUBARHYTHM / medium
¥4,400

細野晴臣が1975年に発表した『TROPICAL DANDY』50周年を記念して待望のアナログリイシュー!

ソロ1作目『HOSONO HOUSE』(1973)から2年を経て、より自由に、エキゾチックかつ多国籍なサウンドへと舵を切った時代の記録であり、トロピカルな感覚と雑種性に満ちたソロ2作目となる本作は、日本のポップスが世界の音楽地図に接続した瞬間を刻む重要作である。
“トロピカル三部作”~YMO結成にもつながる、細野晴臣の音楽的冒険の転換点を、今ふたたび体感できる貴重なリイシューがついに実現。
国内盤はカクバリズム/ミディアムからのリリース。海外では初の公式リイシューとなるUS盤はLAのStones Throw Recordsからのリリースとなり、近日リリース情報を案内予定です。
今なお世界中のリスナーを魅了する細野晴臣。“トロピカル三部作”という旅路のはじまりを告げたこの作品が、いま新たな世代の耳へと届く。

MIKE & Tony Seltzer - Pinball I & II (2LP)MIKE & Tony Seltzer - Pinball I & II (2LP)
MIKE & Tony Seltzer - Pinball I & II (2LP)10K
¥7,700

Earl SweatshirtやPink Siifu、Navy Blueらと共にニューヨークのアンダーグラウンド・ラップ界を牽引するMIKEとTony Seltzerがデジタルで先行配信されていた作品をLP化!ディスク1には24年にリリースされた『Pinball』、ディスク2には最新作である続編『Pinball II』が収録されている。ファンに愛され、批評家からも高く評価された『Pinball』だが、当時はMIKEがこれほどストレートにラップするという意外性もあった。『Pinball II』ではMIKEはさらに研ぎ澄まし、キャリア屈指の力強くエネルギッシュなラップを披露している。Tonyのプロダクションも一段とスケールアップし、より大胆なサウンドへと進化している。

2作を経て、両者の間には確かなケミストリーが生まれ、これまでのMIKEの本質を損なうことなく、彼のキャリアの中でも最も親しみやすい作品が完成した。作品にはEarl Sweatshirt、Clams Casino、Jay Critch、Akachi、Lunchbox、Sideshow、Niontayなど、多彩なゲストやコラボレーターが参加している。

ブルックリンのラッパーとプロデューサーが、昨年の『Pinball』に続くハイエナジーな続編で再びタッグ。より親しみやすくなったMIKEの姿がありながらも、その本質はしっかりと保たれている。
− Pitchfork(8.1点)

創作ペースを加速させるブルックリンのラッパーが、ジャンルの枠を軽々と打ち砕くトラップ要素満載の楽曲群を披露。
− Rolling Stone(★★★★)

ラップファン全員が、MIKEがTony Seltzerと手を組んだことに感謝すべきだ。
− The FADER

El Michels Affair feat. 坂本慎太郎 - Indifference (7")El Michels Affair feat. 坂本慎太郎 - Indifference (7")
El Michels Affair feat. 坂本慎太郎 - Indifference (7")Zelone Records
¥1,650

グラミー賞受賞プロデューサー、Leon Michels=El Michels Affairの新作アルバムに坂本慎太郎が作詞と歌唱で1曲参加! その参加曲「Indifference」を、zelone recordsより国内7inchリリース決定!
Leon Michelsのメインプロジェクト、El Michels Affairの新作アルバム「24 HR SPORTS」が、9月5日にUSのレーベルBig Crown Recordsよりリリースされる事が発表されました。
その新作に坂本慎太郎が作詞と歌唱で1曲参加、その収録曲『Indifference』の7inch vinyl(日本限定盤)が、7月30日(水)にzelone recordsよりリリースが決定しました.。c/wにはアルバム収録曲から、東京の杉並児童合唱団をフィーチャーした『Clean The Line』を収録。zelone 7inchは、坂本慎太郎による二つ折アートワーク仕様になります。

Leon MichelsはBig Crown Recordsの創設者の一人で、US音楽界で現在最も注目を集めるプロデューサーの一人。そんな彼自らの名義のプロジェクト、El Michels Affairの新作「24 Hr Sports」に参加したアーチストは、Norah Jones,Clairo, 坂本慎太郎, Florence Adooni, Rahsaan Roland Kirk, Rogê & Dave Guyらをフィーチャーしています。間違いなく2025年最も注目を集めるリリースの一つとなります。新作の発表と同時に、アルバムのリードシングル『”Anticipate” feat. Clairo』も公開されました。

El Michels Affair (Leon Michels)
Leon Michelsは現在最も求められるUS音楽プロデューサーの一人。
彼の独特なサウンドは、アンダーグラウンドシーンに影響を与え続ける一方で、メインストリームの注目も集めています。
2023年の"El Michels Affair & Black Thought"による「アルバムGlorious Game」以来、Leon Michelsは他のアーティストの作品を手がけるのに忙しく、Norah Jonesのグラミー賞受賞作「Visions」、Clairoのグラミー賞ノミネート作「Charm」、Kali Uchisの「Moonlight」、さらにはレーベルメイトであるBrainstory、Derya Yıldırım & GrupŞimşek、Thee Heart Tones、Liam Baileyのアルバムなども制作しています。
そんな中、彼が自らの名義”El Michels Affair”としてリリースする新作『24 Hr Sports』は、待望の復帰作として注目されていて、2025年を代表する作品の一つとして高く評価されることは間違いないだろう。

Lullatone - Music for My Friend's Flower Shop (CS)Lullatone - Music for My Friend's Flower Shop (CS)
Lullatone - Music for My Friend's Flower Shop (CS)Mystery Circles
¥2,067

名古屋を拠点に活動する音楽家、Shawn Seymourによるユニット、Lullatoneが届けるこのアルバムは、植物をテーマにしたアンビエント・コレクション。日常の中でひっそりと流れる空気のような楽曲群は、儚くも美しい旋律で構成されており、さながら音で綴るボタニカル日記のよう。ギターやトイピアノ、アナログ・シンセやカセット特有のノイズといった要素が、音の一粒一粒を大切に、繊細に編まれており、曲は短く、どれも1~2分程度だが、それがかえって一瞬の美しさを引き立てている。名古屋の花屋「Tumbleweed」で定期開催されているイベント「Flower Listening」のために作られた楽曲を基に構成されており、Shawnはこのイベントのために何曲も書き下ろし、それらが日常の他の場所や時間でもふと寄り添うような音楽へと育っていったという。音の質感はGigi Masinや吉村弘を思わせるが、Lullatoneならではのチャーミングなトーンが全体を包んでおり、シリアスすぎず、全体を通して穏やかな物語のような流れを感じさせる。日記風でもあり、ドリーミーでもある、植物と暮らす日々のための小さなサウンドトラック。

XTCLVR - Blessed Loops (LP)XTCLVR - Blessed Loops (LP)
XTCLVR - Blessed Loops (LP)sferic
¥4,846

ウクライナのアーティストXTCLVRによる、アンビエント・トラップ×ダブ・テクノの靄がかったヴェイパー感が特徴的なデビュー・アルバム『Blessed Loops』が〈Sferic〉から到着。逃避的な美しさと幻覚的で不安定な音の風景は、キエフでの戦時下、宵闇の中の外出禁止令と砲撃音に囲まれながら制作されたという背景が、そのまま音の質感に刻み込まれているよう。全体を通して、言葉にならない声が霧のように漂い、ビートはくぐもり、テクスチャはぼやけ、感情はにじむ。逃避と現実、パーティの余韻と破壊の残響が同時に鳴っているような感覚で、BSW948、OB3TH、Indyら多彩なゲスト陣も幻影に拍車をかけている。幻想的な逃避と、残酷な現実の記録のはざまに存在する、退廃と美の入り混じる音のドキュメント。

Special Guest DJ - Our Fantasy Complex (LP)
Special Guest DJ - Our Fantasy Complex (LP)3XL
¥4,846

uon / shy / Caveman LSDなど多様な活動でも知られるSpecial Guest DJがここ10年かけて築いてきた、実験的エレクトロニックの地下迷宮。その集大成のような一枚『Our Fantasy Complex』が自身のレーベル〈3XL〉から登場。Special Guest DJはベルリンを拠点にダブ・アンビエントや滲んだクラブ・テクスチャ、ローファイな夢想空間を行き来してきたが、本作は、その入り組んだ美学を凝縮したもので、怒り、官能、夢といった感情のもやを音に転写したような内容。シューゲイズやダブテクノ、D&Bのエッセンスが断片的に浮かびつつも、ジャンルには還元されないまま、呪術的な音響の絡まりとなっている。、Ben Bondy、mu tate、Arad Acidといった盟友たちの手も加わり、奥行きを増したサウンドは、内省とクラブの残骸を曖昧に溶かすような、よりダークで汚れたサイケデリア。

Feronia Wennborg & Lucy Duncombe - Joy, Oh I Missed You (LP)
Feronia Wennborg & Lucy Duncombe - Joy, Oh I Missed You (LP)Warm Winters Ltd.
¥4,846

Lucy DuncombeとFeronia Wennborgによる、人工音声ツールを駆使して4年かけて作られた、ヴァーチャル合唱シンフォニーとも言うべき作品『Joy, Oh I Missed You』が〈Warm Winters Ltd.〉より登場。詩的なサウンドと、機械の故障じみた奇妙さが入り混じった音像は、音声合成やAIボイス解析などの技術を使い倒し、あえて人間の声を完全に模倣せず、失敗やひずみに耳を澄ますアプローチで、。フランソワ・デュフレーヌやオノ・ヨーコ、Phewらの声の実験を、現代のツールでアップデートしたような内容とも言える。Duncombeの奇怪な電子声と、Wennborgの硬質なサウンド処理が絶妙に絡み合い、どこからが人間の声でどこからがデジタルの模倣か判別がつかない。時には機械の故障のように、時には祈りのように、ピッチがずれ、破裂し、ため息のような断片が折り重なって、異形のコーラスが立ち上がる。タイトルどおり、喜びと喪失の間で揺れるような感情の振幅をもった作品で、コンセプトは実験的だが、音楽としての美しさや感情的な深みもしっかりとしており、聴き応えある充実作。

De Schuurman & Styn - Bubbling Back 2 Back (CS)
De Schuurman & Styn - Bubbling Back 2 Back (CS)Club Romantico
¥2,636

Florentinoのレーベル〈Club Romantico〉から、オランダのバブリング・レジェンドであるStynとDe Schuurmanによるミックステープ『Bubbling Back 2 Back』が到着。スリナム系オランダ人コミュニティから生まれ、独自の進化を遂げてきたバブリングというジャンルの25年の歴史と最前線を一気に駆け抜ける作品。00年代前半のアーカイブ音源を中心に、MySpaceやLimewire、Bluetooth経由で流通していた激レア音源を発掘・再構成したルーツを再訪するかのようなA面、Styn & De Schuurmanの最新エクスクルーシブ音源に加え、Styn & DJ Rtjeによるラストトラックも収録した現在と未来のフロアを眺めるB面で構成されている。バブリングの過去と現在をつなぐ、アナログからデジタル感覚まで、その熱量と即興性を凝縮したミックスで、ミニマルに聞こえても、80年代から続くダンスの熱がしっかり込められた充実の一本。

Perila - omnis festinatio ex parte diaboli (LP)
Perila - omnis festinatio ex parte diaboli (LP)West Mineral Ltd.
¥4,531

現代アンビエントの最重要人物のひとり、Perilaがアルバム『omnis festinatio ex parte diaboli』で、ついに〈West Mineral〉から初登場。これまでの夢幻的なサウンドスケープから一歩踏み出し、Dilloway的なテープノイズ、ASMRのような親密な質感、フリッツしたダブテクノ、レイヤーされた声のドローン、儀式的なマントラといった要素が絡み合う、濃密で異形な音世界を表出している。音楽はより深く潜り込み、Perila自身が語るトランス状態をそのまま聴覚体験として再現するかのよう。マントラのように繰り返される「thunder me」、そして全編ヴォーカルによる「hold my leg」などは、滲んだ密室的親密さと崇高さを漂わせている。古代的な感性と、テクノグノーシス的な感性が共存するサウンドでありながら、あえて余白に奇妙さを残すバランス感覚が絶妙で、催眠と官能が交錯する、現在の実験音楽の最前線ともいうべき内容!

Cherrystones x Demdike Stare - Who Owns The Dark? (LP)
Cherrystones x Demdike Stare - Who Owns The Dark? (LP)DDS
¥4,846

ロンドンとマンチェスターのスタジオで長年かけて作られたダークで幻覚的な音世界を描いたDemdike StareとCherrystonesによるコラボ作『Who Owns The Dark?』。ジャンルを飛び越えるその音像は、ノーウェーブ、プロト・テクノ、インダストリアル・コンクレート、サイケの残骸を混濁させたもので、Cherrystonesの過去作『Peregrinations in SHQ』の世界観を引き継ぎつつ、Demdike Stareらしいねじれたサウンドスケープと、レコードディガーならではの特異な音素材が交錯。ぼろぼろのテープ編集や、粗野で即興的なリズム、ヒップホップ的サンプルの断片、幽霊のような声が渦巻く。次々と音の地形が変化していく構成で聴き手は不穏な夢の中をさまようような感覚に陥るが、要所に差し込まれるLaura Lippieのボーカルが、狂気寸前の世界にかろうじて人間味を残しており、混沌の中のかすかな灯となっている。ECM的静謐さ、Earthの重量感、Dilloway的ローファイ・アヴァンギャルドを結びつけるような、まさに音による降霊術。

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