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フィラデルフィアのアートスクールで出会ったDale Feliciello、Mallory Yago、Michael Zodoroznyの3人によって、1979 年に結成された伝説のシンセパンク異端的バンド、Crash Course In Science。1981 年に録音され、当時は未発表のままだった幻の傑作アルバム『Near Marineland』が〈Dark Entries〉からリマスタリング仕様で公式アナログリリース!現行ポスト・パンクと並べて聴いても全く遜色のない、圧倒的なエネルギーに満ちた、躍動するクールネスとサグな質感で充満した名盤。ハンマーのように打ち鳴らされるシンセ・ドラムとクールなヴォーカルの交錯が味わえる、この周辺の愛好家にはたまらない作品です!未発表のボーナストラック4曲を追加収録。シンセパンクとミニマルエレクトロニクスの愛好家にとって必聴の逸品!


1982 年にAIDS 関連の病気で悲劇的に亡くなるも未発表テープの膨大なアーカイブを残していた地下ディスコの巨匠にしてハイエナジーのパイオニア、Patrick Cowley。2015年に初めてリリースされた作品である『Kickin’ In』がオリジナルのマルチトラック録音の新発見によりリマスタリング仕様で再登場!Cowleyのハイエナジーサウンドの真髄を捉えた9分間にも及ぶサイバネティック・ディスコ・ストーマーこと"Kickin’ In"。1978年5月、ディスコ界のディーバ、Sylvesterの前座として〈The City〉のステージでLoverdeと共演した際に披露したこの伝説的な一曲とそのインスト版、そして、80年に録音された大変優れたジャム曲"Thief of Love"と"Make It Come Loose"の全4曲を搭載!既に現在のNu-Discoを先取りするような、ポップネスとブギーな感覚が踊り狂う、まさしくキラーな一品。脱力しつつもダンサンブルで、豊かな体験を約束してくれる12inch作品です。本作の復刻版には、もともとカウリーの雑誌である『Mechanical Fantasy Box』に掲載されていたGwenaël Rattkeのイラストと、歌詞付きのポストカードも収録。


ポルトガルの知られざるヴィンテージのイベリアシンセ、ウェイヴ、ポストパンクの逸品を集めた画期的コンピレーション作品『Rock Rendez Vous: Música Moderna Portuguesa 1985-1986』が〈Dark Entries〉から登場!1980年に首都リスボンにオープンし、ポルトガルのアンダーグラウンドの新時代の到来を告げた伝説のヴェニュー〈Rock Rendez Vous (RRV)〉。Killing JokeやDanse Society、Echo & the Bunnymen といった偉大なバンドがツアーでステージを飾ったこの場所は、新世代のポルトガル勢の中心地となる事に。『Rock Rendez Vous』は、1985年と 1986年にリリースされた『Música Moderna Portuguesa』コンピレーションからポルトガルのインディーズ・チューンを 9 曲厳選しており、このムーブメントの全盛期を記録した作品となっています。Jovem Guardaの"Levante"、Projecto Azulの"New Sides"、Essa Ententeの"Festa Final"など、ジャングリーで陰鬱なポストパンクの名曲から、DW Artの"Mate"や Zona Proibidaの"Musak"など、風変わりなバレアレス風シンセポップの名曲まで、ほんのりと地域色も添えられた内容に。エレジーやメランコリーを漂わせつつも、パッションとエヴァーグリーンな質感を感じさせる、優れたピースで充満しています。同国の最初期ポスト・パンクにおけるDIY的な感触と、強いエモーションが同居する優れた作品。クラブ歌詞、貴重写真、ライナーノーツが掲載された両面インサートも付属。


3年前のシリーズ第一弾から早3年。80年代メキシコの知られざるテクノポップの秘境を大特集した〈Dark Entries〉からの画期的編集盤第2作『Back Up Dos: Mexican Tecno Pop 1982-1989』が到着。前作は、元々〈AT-AT Records〉から05年に発売されたコンピ盤『Backup Expediente Tecno Pop』から9曲を厳選し、アナログ化したものであったのに対し、今回は、1982年から89年にかけてのシンセ・ポップ~ニュービート物を中心に新たに選曲されており、うち7曲が今回初めてレコード化!麻薬カルテルの台頭などによる、政治的な混乱の中で暗躍した知られざるHuman LeagueやWax Trax!の卵たちが満載。当時の政治情勢に対抗しながら発展を遂げた、メキシコのまだまだ未知なる80年代のDIYシーン。この10年間で普及した手頃な価格のサンプラーとデジタルシンセによる、屈折的な宅録実験の数々を記録。レトロで未来的、という矛盾した像を描きつつも、ポップでダンサンブルに展開するテクノ・ポップ・ナンバーが収められた、好事家には堪らない作品。


豪州のインダストリアルに於ける伝説的バンドSevered Heads。火災でオリジナルの殆どが焼失してしまった、初期の貴重音源が全22曲満載された80年の傑作『Ear Bitten』が〈Dark Entries〉より2LP再発!暗黒NWとしての到達点的な完成度を誇りつつ、それだけで留まらないのがこの作品!メタリックな音響美から脱線ポスト・パンク、カオティックで緻密なコラージュまで入り乱れる異形の傑作で、大変素晴らしいです!ゲートフォールドスリーブ仕様。貴重写真、ライナーノーツ、1980年発行のオリジナルのゼロックスインサートの複製が付属。


〈Morphine Records〉などからも作品を発表している、故 Buchlaシンセサイザーの巨匠、Charles Cohenとマルチ楽器奏者のJeff Cainによる伝説的ユニット、The Ghostwritersが81年に発表したデビュー・アルバム『Objects In Mirrors Are Closer Than They Appear』が待望のアナログ再発!ドン・ブックラの幼少時代の家で録音。ニューエイジ~トイポップ~ニューウェイヴを往還するようなアヴァンギャルド具合いと、根底に至福としか言いようのない感覚が眠る、シンセサイザーにおけるユーフォリアの極点のような作品。トラックが先に進むにつれ激しく痙攣するこのアルバムは、現在も評価されるべきマスターピース。新規リマスタリング仕様。貴重写真とライナーノーツが付属。


〈Dark Entries〉から超弩級再発物件!!!!! 全ニューエイジ/宇宙音楽ファンに捧ぐ。〈Morphine Records〉などからも作品を発表している、故 Buchlaシンセサイザーの巨匠、Charles Cohenとマルチ楽器奏者のJeff Cainによる伝説的ユニット、The Ghostwritersが86年に〈Mu-Pysch〉からカセットで発表した、幻のアンビエント傑作『Remote Dreaming』が待望のアナログ再発!1980年のペンシルバニアに花咲いたニューエイジ・アンビエントの至宝!ピアノとモジュラーシンセが奏でる至福の時間が、美しい波のように流れる桃源郷的な体験。まさに他では味わえない、メランコリーと瞑想の向こう側の音楽です。4 曲の未発表曲を含む5曲が追加収録。新規リマスタリング仕様。豪華写真とライナーノーツが付属。

自身の〈Peace Anthem Records〉からリリースされていた数枚の12インチ作品に続く、NY Graffitiなる謎めいた電子音楽家によるデビュー・ アルバム『Burden』が、スイスのエレクトロニクス尖鋭S S S SやMartina Lussiらを送り出してきた〈Präsens Editionen〉から登場!自身の喪の経験に捧げられた本作は、カタルシスの探求に満ちており、Dean Blunt作品にも通じるフューネラルで耽美なダブワイズ/ポスト・インダストリアル・サウンドを展開ています。Hype Williams周辺で暗躍してきたカルト・エンジニアAmir Shoatの手によるマスタリングというお墨付き。


ドイツ・ハンブルクを拠点にニューエイジ・リバイバルを牽引したBasso主宰の名門レーベル〈Growing Bin Records〉や、ギリシャ系ニューエイジを掘り起こした〈Into The Light〉などからのリリースや、アンビエント・ダンス・ユニットEarth TraxやPtakiなどの名義でも活動するポーランド・ワルシャワのバレアリック/アンビエント鬼才ことBartosz Kruczynskiによる最新ソロアルバム、今回も凄い才能&内容!16年リリースの『Baltic Beat』が当店でも大ヒットを記録した人気アクトによる、4年振り最新アルバム!温かみのあるビブラフォン、張り詰めたアルペジオ、重なり合うストリングス、孤独なディレイチェーンなど、アンビエントの重なり合うスタイルに、常に独自のスピンを加えてきた名手による、安定のバレアリック/アンビエント作品!

オリジナル・アルバムとしては5年ぶりとなる新作『Novela』がアナログ・リリース。トロピカリアの流れを汲み、ヒップ・ホップ、ソウル、レゲエなどを取り入れた鮮やかなアブストラクト・ボサ・ノヴァ・サウンド!!
Céuのほか、Jazz Is Deadの創設者の1人であるAdrian Youngeと、ブラジルの伝説的8人組ミクスチャー・ヒップホップ・バンドNação ZumbiのドラマーPupilloのプロデュースのもとロサンゼルスのLinear Labs Studioで録音された今作。アメリカの女性ラッパーLadyBug Mecca、フレンチ・セネガリーゼ・シンガーanaiis、Adrian Young率いるサイケデリック・ソウル・バンドVenice DawnのメンバーLoren Oden、Thee Sacred Soulsにヴォーカルで参加しているJensine Benitez、フランスのキーボード奏者・プロデューサーのHervé Salters (General Elektriks)、そしてブラジルの国宝Marcos Valleが参加。グラミー賞ワールド・ミュージック部門にノミネートされ、世界の名高いフェスティバルで観客を魅了し続けているCéuの5年ぶりの意欲作です。

1983年リリースのセルフ・カバー・アルバムがアナログ正規復刻!オノセイゲンによる最新デジタル・リマスター、井上嗣也による初発売時のジャケット、インナースリーヴ等を可能な限り復刻したファン必携アイテム。
本作は、1983年12月にリリースされた坂本自身が出演した映画『戦場のメリークリスマス』のサウンドトラックをピアノで演奏したピアノ・バージョン・アルバムとして『Avec Piano』というタイトルで思索社から発売されていたカセットブックに、レコード化に際し”Japan”と”Coda”の2曲を追加収録してLPとしてリリースされたものです。シンセや生楽器を駆使したオリジナルの音色を見事にピアノ曲に編曲した、聴きごたえのある1枚です。代表曲として数限りなくステージで演奏し録音も重ねられたテーマ曲"Merry Christmas Mr. Lawrence"を収録。Andy Betaによるライナーノーツが付属。

グループ音楽、タージマハル旅行団等の活動でも知られる日本が誇るサウンドアート巨匠でありフルクサスの命脈にも連なる小杉武久(1938-2018)、そして、小杉と一柳慧との75年共作「Improvisation Sep. 1975」でも知られる米国のパーカッショニスト、Michael Ranta (1942-)による未発表ライブ音源が〈Metaphon〉よりアナログ・リリース。1970 年代から 1980 年代にかけて何度も演奏を共にしてきたデュオによる、1987 年、ケルンの日本文化会館での録音。この傑出したパフォーマンスでは、両演奏者が独立して使用する高度なマルチ・ディレイ・システムの応用が中心的な役割を果たしています。声、パーカッション、バイオリン、エレクトロニクスによる、高度に調整された即興演奏に、ディレイ・システムの巧妙に処理された周期的なタペストリー(変調、変形、ハーモナイズ)という新たな次元を吹き込み、「マルチプル・ミュージック」という、インタラクティブなテクスチャーを生み出したものとなっています。

国産80sニューエイジ~アンビエント名盤が奇跡の再発!シンセサイザーにフルート、オーボエ、ギター、パーカッションといった生音を織り交ぜた独創的な編成で紡がれるスピリチュアルで幻想的な桃源郷サウンド!
フルート奏者などクラシックのキャリアを経て82年からは作編曲家、85~87年にはロンドンを中心にフルート、シンセサイザー/キーボード奏者としてスタジオ・ミュージシャン、ツアー・サポートメンバーとして活動、日本の音楽シーンを通過することなく海外で高い評価を得ていた松﨑裕子が、渡英前の1985年に100枚限定/LPのみで制作した超希少盤『螺鈿の箱』が再発決定!随所に和のテイストを感じさせるスピリチュアルで幻想的なサウンドは、ペンギン・カフェ・オーケストラのサイモン・ジェフスが本作を耳にしたことをきっかけにクラスター、ハルモニアなどの活動でも知られるドイツの電子音楽家、ピアニストでもあるローデリウスの『Pink, Blue and Amber』への参加につながるなど、ハウスやテクノの隆盛とともに世界的な拡がりを見せていた80年代後半のアンビエント・ミュージック興隆期にここ日本から誕生した世界標準の名盤!


またも宇宙的なアルバムのために素晴らしいメンバーが集結。キューバ生まれの天才ドラム奏者Francisco Mela、グラミー賞にもノミネートされたジャズ・ピアニスト/鍵盤奏者であり、The Mars VoltaやEsperanza Spalding、Wayne Shorterらとも仕事を共にするLeo Genovese、80年代から活動し、Cecil Taylorにも愛されたフリージャズのベテラン・ダブルベース奏者William Parker、そして、70年代から活躍するレジェンド級フリージャズ・マルチ奏者Daniel Carterという超豪華面々によるコラボ・アルバム『Shine Hear, Vol. 2』が、ニューヨークの〈577 Records〉からアナログで登場!古典的なジャズのアレンジメントを取り入れ、現代的な実験主義と幅広い楽器編成が並置された、彼らの最新のアバンギャルド・アルバムであり、その熟練度とミュージシャンシップの証と言える内容です。限定300部。


Matthewdavid主宰のもと、ビート・ミュージックからリバイバル・ニューエイジ、現代ジャズまでも横断してきたLAの名門レーベル〈Leaving Records〉から新物件!ここ数年数々の傑作ニューエイジ・カセット作品を放ってきた、要注目なイタリア人女性アーティスト、Francesca Heartによる2024年の最新アルバム『Bird Bath』がカセット・リリース。地中海の神話と聖なる表象の進化に対する彼女の関心を反映した、宇宙的なアプローチがより拡大されたニューエイジ/アンビエント・アルバム!

泣く子も黙る、終末的ポスト・インダストリアル・エレクトロニクス~テクノイズ傑作!〈Semantica Records〉や〈Field Records〉といった各地の尖鋭的ディープ・テクノ・レーベルと共鳴する優れた作品を数多く発表するスウェーデン・ストックホルムの名門であり、昨今さらに先鋭化を遂げている〈Northern Electronics〉。その主宰者Anthony Linellの変名Lundin Oilによる最新アルバム『Exploit Divisions』が登場。2016年以来初となる8年振りのLundin Oil名義でのリリース!貪欲で侵食的な音響表現を通じて告げる脅威への警鐘。地鳴りする静的な波と鋭いリズムのノイズを行き来しながら、メロディックなドローンのアンサンブルを通じてより広い視点を探求する一作となっています。


「ポップ・アンビエントの発明者」と呼ばれるドイツ出身のアンビエント作家/DJ、Markus Guentnerが、長年所属しているアンビエント系名門レーベル〈A Strangely Isolated Place〉へ帰還し、『Theia』『Empire』『Extropy』の三部作に続く最新作『Kontrapunkt』をアナログ・リリース。〈Affin〉レーベル主宰者のJoachim SpiethやKaren Vogt、Pepo Galán、Arovane、Benoît Pioulard、Abul Mogard、Hollie Kenniff (HeliosのKeith Kenniffの奥さん!!)といった、現行アンビエント/エクスペリメンタル・シーンを代表する実に豪華な面々とコラボレーションした8つのインスピレーション溢れる楽曲を収めた超大作!これまでの〈ASIP〉からのリリースで一貫してきた強いコンセプト性に対し、彼の制作アプローチにおける文字通りの転換点と言える作品であり、対比を表すものとなっています。インスピレーション溢れるパートナーたちとの音楽的対話によって織りなされる、今年度のアンビエント/ドローン作品でも傑出した内容の一枚!

Af UrsinやElodie、In Camera等でもその才能を発揮するベルギーのTimo van Luijk主宰の名門〈Metaphon〉より新物件!コンピュータ制御によるインタラクティブ音楽の先駆者として知られている器楽/電子音楽作曲家、Rolf Gehlhaar (1943-2019) 。シュトックハウゼンの個人アシスタントおよび彼の演奏アンサンブルのメンバーとしても活動。David Johnsonと共にケルンにおける現代音楽のパフォーマンス・センターおよび出版社である〈Feedback Studios〉を設立。その後イギリスに移り、1979年にはエレクトロアコースティック音楽協会の創設メンバーとなるなど、数々の功績を残す偉才であり、その作品も、交響曲、器楽作品、実験音楽や電子音楽、インタラクティブなコンピュータ制御音楽に至るまで多岐にわたる彼の3つの未発表作品を収めたアルバム。Stephan Mathieuによるマスタリング仕様。LPには、写真や詳細なプログラム・ノートを含む、折り畳み式のインサートが付属しています。

Christoph HeemannとのIn Camera、Andrew ChalkとのElodieなどでも活動、フィンランド出身・ベルギー拠点の実験音楽家であり、〈La Scie Dorée〉や〈Metaphon〉 の主宰者としても知られるTimo Van Luijkと、同国の実験的パーカッショニストKris Vanderstraeten、Daniel Duchamp、Luis Ferinといった面々が1994年に残した幻のセッション音源。

アヴァンギャルド音響/ノイズ・コラージュ集団ことH.N.A.S. (Hirsche Nicht Aufs Sofa)やAndrew Chalkとのドローン・デュオMirrorといった数々の名プロジェクトに参与してきたドイツの実験音楽家Christoph Heemannと、ベルギーの現行地下シーンの才人Timo van Luijk (Elodie, Af Ursin)の二名による名ユニット、In Camera。2020年の前作『Lost In Spice』から4年ぶりとなる最新アルバム『Arrival』が遂に登場です!版元は、Timo van Luijk主宰の〈La Scie Dorée〉。実に20分近い長編のエクスペリメンタル/ドローン楽曲2曲を収録!限定400部。


版元完売、最終入荷です。傑出したアンビエント作品群で知られる名門〈A Strangely Isolated Place〉からは、アンビエント・ジャングル/ドラムンベースの名手Illuviaの3枚目のフルレングス・アルバム『Earth Prism』が2LPアナログ・リリース。2021年の『Iridescence Of Clouds』での成層圏の高みから焦点を移し、地球上の生命の意味とスペクトルについて考察した卓越的なアンビエント・エレクトロニック作品に仕上がっています!限定400部。


これは今年度でも最重要クラスの一枚かと!要チェック!ロサンゼルスのインディペンデントな音楽シーンの英気を一身に引き受ける屈指の名門〈Leaving Records〉より特大タイトルが登場!Alice Coltraneの愛弟子にして鍵盤奏者/作曲家 のSurya Botofasina、JAY ZやSHAWN MENDESといったビッグネームにも愛される名ギタリストNate Mercereau、そして、このレーベルの看板アクトとしても当店おなじみのパーカッショニスト/プロデューサーCarlos Niñoという、世界各地で演奏を共にしてきた名トリオによる破格のコラボ・アルバム『Subtle Movements』が2LP&カセット・リリース!万華鏡の様に神々しくシンセが息吹き、華を咲かせ、やがては宇宙へ、精神世界の深淵へと。ヤソスにジョン・ハッセル、アリス・コルトレーンが三位一体となった、絶景の第4世界アンビエント・ジャズが満載された恐ろしい内容の一枚!


「架空の部族の奏でる音楽を空想する」というコンセプトの元に結成されたアルゼンチンの五重奏団、クラン・カイマン(和名:カイマン族)のサード・アルバム完成。本作ではその有機的な室内部族音楽に現代エレクトロニクス技術を持ち込み、初のヴォーカル曲も導入して跳躍。おなじみの催眠中毒度は最強に。
アルゼンチンの作曲家エミリオ・アロ率いるクラン・カイマンはアルゼンチンのグループだが、彼らの時代を超越した有機的な音楽は国籍を超えている。仲間内で何やら録音してはたまに作品を発表するその衒いのない姿に信頼感がある。彼らのサード・アルバムとなるこの『ピカパウ』(キツツキ)は、これまでで最も抽象的でミニマルな作品だが、冷たい抽象主義でもなく、厳格なミニマリズムでもない。その象徴的なアルバム名が示唆しているように、リズムとテクスチャーに焦点をあてた『ピカパウ』は、暖かく催眠的で、2023年から24年にかけて制作されたにもかかわらず、ずっと以前から存在していたかのようだ。エム・レコードからリリースした前作『カイマン族』(2018)や『アソマ』(2021)と同じく、本作はアロの自作調律打楽器であるカリンバフォン(親指ピアノを改造した創作楽器)でアンサンブルが支えられている。エスノ感が強烈に作動するカリンバフォンのパターンが、リバーブのかかったラップ・スティールとギターの波の間を縫うように流れ、ベースの下降音とシンバル抜きのパーカッションによって、音楽は時を超えた大河のように、否応なく前へと流れていく。作曲では大半を嬰ヘ短調とホ短調で統一し、都会の閉鎖的なトレンド環境から離れ、生命に囲まれた深い夜の世界に浸っているような感覚を与える。これまでのアルバムと同様、インストゥルメンタル・アルバムだが、最後の曲「Tulipán Song」 (Tulip Song)で初のヴォーカル曲を披露している。これはオープニング・トラックのヴォーカル・ヴァージョンで、アロが考案した言語で歌われている。


「架空の部族の奏でる音楽を空想する」というコンセプトの元に結成されたアルゼンチンの五重奏団、クラン・カイマン(和名:カイマン族)のサード・アルバム完成。本作ではその有機的な室内部族音楽に現代エレクトロニクス技術を持ち込み、初のヴォーカル曲も導入して跳躍。おなじみの催眠中毒度は最強に。
アルゼンチンの作曲家エミリオ・アロ率いるクラン・カイマンはアルゼンチンのグループだが、彼らの時代を超越した有機的な音楽は国籍を超えている。仲間内で何やら録音してはたまに作品を発表するその衒いのない姿に信頼感がある。彼らのサード・アルバムとなるこの『ピカパウ』(キツツキ)は、これまでで最も抽象的でミニマルな作品だが、冷たい抽象主義でもなく、厳格なミニマリズムでもない。その象徴的なアルバム名が示唆しているように、リズムとテクスチャーに焦点をあてた『ピカパウ』は、暖かく催眠的で、2023年から24年にかけて制作されたにもかかわらず、ずっと以前から存在していたかのようだ。エム・レコードからリリースした前作『カイマン族』(2018)や『アソマ』(2021)と同じく、本作はアロの自作調律打楽器であるカリンバフォン(親指ピアノを改造した創作楽器)でアンサンブルが支えられている。エスノ感が強烈に作動するカリンバフォンのパターンが、リバーブのかかったラップ・スティールとギターの波の間を縫うように流れ、ベースの下降音とシンバル抜きのパーカッションによって、音楽は時を超えた大河のように、否応なく前へと流れていく。作曲では大半を嬰ヘ短調とホ短調で統一し、都会の閉鎖的なトレンド環境から離れ、生命に囲まれた深い夜の世界に浸っているような感覚を与える。これまでのアルバムと同様、インストゥルメンタル・アルバムだが、最後の曲「Tulipán Song」 (Tulip Song)で初のヴォーカル曲を披露している。これはオープニング・トラックのヴォーカル・ヴァージョンで、アロが考案した言語で歌われている。