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Emily A. Sprague - Cloud Time (Cloudy White LP)Emily A. Sprague - Cloud Time (Cloudy White LP)
Emily A. Sprague - Cloud Time (Cloudy White LP)Rvng Intl.
¥3,784

モジュラーシンセを駆使して、自然の風景や天候、時の移り変わりを音で表現するEmily A. Spragueによる、2024年秋に行われた初の日本ツアーを記録したライヴ・アルバム。全国各地の会場で収録された8時間以上におよぶ演奏から編まれており、余計なミックスを施さず、最低限の編集だけでまとめられている。このツアーは旅として構想されていて、彼女はその場ごとの環境や空気とやりとりするように演奏を展開し、リアルタイムで反応できるようにライヴ機材を組み直し、偶発性と直感に身をゆだねながら音を紡いでいる。収録曲は実際の演奏順ではなく、ひとつの物語の流れを描くように配列されており、たとえば「Nagoya」「Tokyo 1」、10分を超える「Matsumoto」などは、重ねられたシンセの層が静かに脈打ち、日本の環境音楽やディープ・リスニングの系譜とも響き合う内容になっている。彼女が日本での出会いから引き出した、個人的で、かつ癒しの感覚に満ちた一回性の強いアンビエント・ドキュメント。

Heith  - X, wheel + The Liars Tell... (2LP)Heith  - X, wheel + The Liars Tell... (2LP)
Heith - X, wheel + The Liars Tell... (2LP)PAN
¥8,923

Petit SingeやZuli、S S S S、Kinlawといった面々による傑出したエクスペリメンタル/ポスト・インダストリアル傑作の数々を発表しているイタリア屈指の尖鋭レーベル〈Haunter Records〉を主宰。同国・ミラノを拠点に活動する実験的アーティスト/ミュージシャン、Daniele Guerriniによるソロ・プロジェクト=Heith。以前デジタル・リリースしていた2枚の作品を2LP化したアルバム『X, wheel + The Liars Tell...』が、ベルリンのクラブ・シーンを代表する名門〈PAN〉より登場。リチュアルで魅惑的な地下世界的サウンドスケープから、独特の音響要素を折衷させた共鳴的なサウンドスケープ&アンビエンスまで。極めて未来的な音響に満ちた、声のアヴァンギャルドで美しい加工とそれにフィットする電子音響で満ちた、アンビエント・エレクトロニカの先鋭を征く『The Liars Tell』サイドも、近い意匠を持ちつつもよりドゥーミーで闇黒な『X, wheel』サイドも素晴らしい、近年のPANの中でも秀逸な一枚。痛みと孤独を越えながら、高く響かせる天上的ポスト・クワイア”medicine boy”も素晴らしいです。

Hüsker Dü - 1985: The Miracle Year (2CD Box)Hüsker Dü - 1985: The Miracle Year (2CD Box)
Hüsker Dü - 1985: The Miracle Year (2CD Box)Numero Group
¥3,486

ノイズとメロディが奇跡的に交差した1985年、その眩しさをライブの熱量とともに閉じ込めた4LPに及ぶ決定的ドキュメント。『1985: The Miracle Year』は、Hüsker Dü の1985年のライブ・アーカイブ集で、目玉は、彼らのホームであるミネアポリスの名門ヴェニュー First Avenue での1985年1月30日のステージを完全収録した音源。エンジニアのBeau Sorensonによって音質も新たに蘇り、当時の熱気や演奏の鋭さが克明に浮かび上がっている。そのほかにも、同年のツアーから20曲に及ぶライブ・テイクを追加収録。SST時代のハードコア・スピリットと、ポップの感覚を内包した独自のサウンドがどう育っていったかが一望できる内容となっている。ブックレットには、バンドにとって転機となったこの一年を振り返る資料や証言がまとまっており、Hüsker Dü の歴史をたどるうえでも貴重な記録集といえるリリース。

Hüsker Dü - 1985: The Miracle Year (4LP Box)Hüsker Dü - 1985: The Miracle Year (4LP Box)
Hüsker Dü - 1985: The Miracle Year (4LP Box)Numero Group
¥12,416

ノイズとメロディが奇跡的に交差した1985年、その眩しさをライブの熱量とともに閉じ込めた4LPに及ぶ決定的ドキュメント。『1985: The Miracle Year』は、Hüsker Dü の1985年のライブ・アーカイブ集で、目玉は、彼らのホームであるミネアポリスの名門ヴェニュー First Avenue での1985年1月30日のステージを完全収録した音源。エンジニアのBeau Sorensonによって音質も新たに蘇り、当時の熱気や演奏の鋭さが克明に浮かび上がっている。そのほかにも、同年のツアーから20曲に及ぶライブ・テイクを追加収録。SST時代のハードコア・スピリットと、ポップの感覚を内包した独自のサウンドがどう育っていったかが一望できる内容となっている。ブックレットには、バンドにとって転機となったこの一年を振り返る資料や証言がまとまっており、Hüsker Dü の歴史をたどるうえでも貴重な記録集といえるリリース。

Devendra Banhart - Cripple Crow (20th Anniversary Deluxe Edition) (3LP)
Devendra Banhart - Cripple Crow (20th Anniversary Deluxe Edition) (3LP)Heavy Flowers
¥7,948

フォークを土台にしながらも、サイケデリック、トロピカルなラテン音楽、ローファイ・ポップ、そしてヒッピー的な精神世界を溶け合わせた、とびきり自由で奔放な作品『Cripple Crow』。アシッド・フォークを21世紀にアップデートしたかのような、2005年に〈XL〉から発表されたデヴェンドラ・バンハートの名作は、「Freak Folk」や「New Weird America」といったムーブメントの先駆けとして、当時のインディ・フォークに大きな影響を与えた。今回、そのリリースから20周年を記念してデヴェンドラ自身の新レーベル〈Heavy Flowers〉から初の再発盤が登場。オリジナル2LPに加え、クリア・グリーン・スモーク仕様のボーナスLPを追加した全3枚組仕様。ボーナスLPには未発表デモ5曲、未発表ライヴ2曲、当時録音された埋もれた名曲1曲、そしてB面トラック1曲の計9曲が収録。デヴェンドラならではの子どもじみた無垢さと老成したスピリチュアリティが再び!

Tradition - Captain Ganja And The Space Patrol (Color Vinyl LP)
Tradition - Captain Ganja And The Space Patrol (Color Vinyl LP)OCTAVE-LAB
¥4,950

1980年代UKダブ最高峰!トラディションの名盤アルバム『キャプテン・ガンジャ・アンド・ザ・スペース・パトロール』がカラー・ヴァイナルで日本盤LPで復刻。2025年最新リマスタリングによる高音質復刻!!

UKラヴァーズ、ダブが花開いた1970年代後半から80年代にかけてUKで活躍した人気グループ、トラディション。甘い歌声でメロディアスなラバーズロックを展開した彼等はメジャーデビューも実現し数々の傑作アルバムを残したが、同時期に平行して彼等がインディーレーベルVENTUREに残したダブ作品は80年代のUKダブ作品の中で最も美しく、そして最も入手困難な作品としてダブ・フリーク垂涎のコレクターズ・アイテムとして知られている。
特に80年に発表された本アルバム『CAPTAIN GANJA AND THE SPACE PATROL』は彼等のダブアルバムの最高傑作とされ、現在ではダブファンだけでなく、バレアリックシーンでも高い評価を得ている。

Mac DeMarco - Another One (10th Anniversary Edition) (Clear and Blue Far Rockaway Vinyl 2LP)Mac DeMarco - Another One (10th Anniversary Edition) (Clear and Blue Far Rockaway Vinyl 2LP)
Mac DeMarco - Another One (10th Anniversary Edition) (Clear and Blue Far Rockaway Vinyl 2LP)Captured Tracks
¥5,989

11月上旬入荷予定。『Another One』の10周年記念盤!オリジナルアルバムと、リマスターされた『Another One Demos』がセットになった2枚組、アルバムジャケットのイメージに合わせた、クリアとブルーヴァイナル仕様。ゲートフォールドジャケット&マック自身が新たに書き下ろしたライナーノーツと、当時撮影された未公開の写真が多数掲載された12ページブックレットも付属。

セキトオ・シゲオの "ザ・ワードⅡ"のサンプリングや細野晴臣とのコラボレーションでもおなじみ。カナダ・ブリティッシュ・コロムビア出身、現在ロスアンジェルスを拠点に活動するミュージシャン、Mac DeMarco。大成功を収めた2014年アルバム『Salad Days』に続く形で1年後にリリースされたミニアルバム。当時、25歳を迎えていた彼が自身のソングライターとしての成熟を示した全8曲入りのサイケデリック/メロウ・ジャングル・ポップの傑作!

billy woods - Today, I Wrote Nothing (10 Year Anniversary Reissue) (Coke Bottle Clear 2LP)billy woods - Today, I Wrote Nothing (10 Year Anniversary Reissue) (Coke Bottle Clear 2LP)
billy woods - Today, I Wrote Nothing (10 Year Anniversary Reissue) (Coke Bottle Clear 2LP)Backwoodz Studioz/Rhymesayers Entertainment
¥6,859

billy woodsの2015年作『Today, I Wrote Nothing』が、リリースから10年を経てリイシュー。本作は彼の広大なディスコグラフィの中でも、最も実験的でスケッチ的な傑作で、リリース当時はBlockheadとの共作『Dour Candy』や、『Race Music』に続くリリースだったが、両作の延長ではなく、むしろ構成もテーマもバラバラな断片のコレクション。全24曲は、ジャズの埃っぽいループ、幽霊のようなソウルのサンプル、軋むフィールド録音にラップを乗せた、詩的な断章集のようだが、暗いムード、孤独、不安、暴力といったモチーフが通底し、woods特有の知性と皮肉がにじんでいる。政治でも社会でもなく、もっと私的で、曖昧で、日記的なwoodsの一面がここにある。ロードムービー的な閉塞感と、死や失望の予感が漂う、くすんだ断章形式のヒップホップ。

Bad Brains - I Against I (CD)
Bad Brains - I Against I (CD)Org Music
¥1,964

ハードコア・パンクというジャンルにおいて初のアフリカ系アメリカ人バンドとして知られ、音楽的にも文化的にも非常に重要な存在でもある、ワシントンD.C.の伝説的ハードコア・バンドBad Brainsの代表作で、ハードコア・パンクにレゲエやメタル、ファンクを融合させた革新的な1986年作『I Against I』。特筆すべきは、真の意味でジャンルを横断する多様性で、ギターはメタル的なリフとファンクのカッティングを行き来し、ベースラインは跳ねるようなファンクの要素を持ちつつ、ドラムはジャズ的なフィルやレゲエの裏打ちを織り交ぜる。ヴォーカルのH.R.は、怒りとスピリチュアリティを同時に表現するような独特のスタイルで、シャウト、メロディ、語りを自在に使い分けている。アルバム全体を通して、ジャンルの境界を越える実験精神が貫かれており、音楽的価値だけではなく「パンクとは何か」「黒人アーティストがロックをどう再定義するか」といった文化的問いにも応える、思想性の面でも後世に大きな影響を与える重要作。

Bad Brains - I Against I (Plutonium Vinyl LP)Bad Brains - I Against I (Plutonium Vinyl LP)
Bad Brains - I Against I (Plutonium Vinyl LP)Org Music
¥4,472

ハードコア・パンクというジャンルにおいて初のアフリカ系アメリカ人バンドとして知られ、音楽的にも文化的にも非常に重要な存在でもある、ワシントンD.C.の伝説的ハードコア・バンドBad Brainsの代表作で、ハードコア・パンクにレゲエやメタル、ファンクを融合させた革新的な1986年作『I Against I』。特筆すべきは、真の意味でジャンルを横断する多様性で、ギターはメタル的なリフとファンクのカッティングを行き来し、ベースラインは跳ねるようなファンクの要素を持ちつつ、ドラムはジャズ的なフィルやレゲエの裏打ちを織り交ぜる。ヴォーカルのH.R.は、怒りとスピリチュアリティを同時に表現するような独特のスタイルで、シャウト、メロディ、語りを自在に使い分けている。アルバム全体を通して、ジャンルの境界を越える実験精神が貫かれており、音楽的価値だけではなく「パンクとは何か」「黒人アーティストがロックをどう再定義するか」といった文化的問いにも応える、思想性の面でも後世に大きな影響を与える重要作。

Bad Brains - Rock For Light (Solar Flare Vinyl LP)
Bad Brains - Rock For Light (Solar Flare Vinyl LP)Org Music
¥4,461

オリジナルは1983年に発表の、Bad Brainsによるセカンド・アルバム『Rock for Light』。「Sailin’ On」「Banned in D.C.」といったデビュー作の代表曲を再録したものから、新曲の「Coptic Times」「At the Movies」などまで幅広く収録されているが、やはり目玉は猛烈なスピードのハードコア曲と、深いグルーヴを持つルーツ・レゲエ曲がシームレスに共存している点。テンポ感の極端なコントラストがバンドの個性をさらに際立たせている。プロデュースを手がけたRic Ocasek(The Cars)の手腕もあって、前作より音の輪郭がはっきりしていて、ラフで爆発的だったデビュー盤に比べると少し整理された印象がある。前作以上に、演奏力の高さと切れ味が際立っていて、Dr. Knowのギターはより鋭く、リズム隊はさらにタイトに進化。HRのヴォーカルもシャウトとメロディを自在に行き来しながら、バンドのエネルギーを前面に押し出している。1stの衝動を受け止めつつ、より洗練された形で提示したBad Brainsのもう一つの代表作。

Karate - If You Can Hold Your Breath (Ultra Clear 5LP Box)Karate - If You Can Hold Your Breath (Ultra Clear 5LP Box)
Karate - If You Can Hold Your Breath (Ultra Clear 5LP Box)Numero Group
¥14,564

オブスキュアな目線から再評価進むボストンのエモ/ポスト・ロック・バンド、Karateの初期5年間の音源をまとめた決定版ボックスセットが、自国のソウル、ゴスペル、ファンクにとどまらず、ニューエイジ・ミュージック始祖ヤソスや日本からは原マスミまで、世界各地のオブスキュアなサウンドを掘り起こしてきた米国の大名門〈Numero〉から登場!フロントマンのGeoff Farinaによる詳細なライナーノーツとリマスターされた音源を収録。DCハードコア、ミニマルアート、ジャンゴ・ラインハルト風のスウィング感など多彩な要素を取り入れた41曲で、バンドの成長過程をたどる内容。デビュー作『Karate』、2作目『In Place of Real Insight』、3作目『The Bed Is in the Ocean』、初期7インチ音源、さらに未発表の1993年デモも収録。90年代後半の夜中のサイクリングやパンクハウスでの暮らし、後悔だらけのタトゥー、ツアー生活など、当時の青春風景を切り取った音楽が、重厚な5枚組LPセットで蘇る!

Lady Wray -  Cover Girl (CD)
Lady Wray - Cover Girl (CD)Big Crown Records
¥1,898

ソウルフルで華やか、そして自己肯定感に満ちたLady Wrayのサード・アルバム『Cover Girl』が〈Big Crown Records〉より登場。プロデューサーのLeon Michelsとの長年の信頼関係のもとで制作され、60〜70年代のソウルやディスコ、90年代のR&Bやヒップホップ、さらに彼女のルーツであるゴスペルがブレンドされた、祝祭感あふれる一枚になっている。リード曲「You’re Gonna Win」は、ゴスペル・ディスコの熱気と自信に満ちたメッセージが炸裂するフロア向けの一曲。その他にも、プリンスに通じるようなファンキーなミッドテンポ「Be a Witness」、自己回復と再生をテーマにしたタイトル曲「Cover Girl」など、パーソナルな物語と豊かな音楽性が交錯する。Lady WrayことNicole Wrayは、90年代後半から活動を続けるシンガーで、長いキャリアと幾多の試練を経て今なお進化を続けている。『Cover Girl』はその歩みの集大成とも言える内容で、音楽的にも精神的にも「いまが一番いい」と本人が語る通り、力強くて美しい自己表現が詰まったアルバムになっている。

BJNilsen - True than Nature (CD)BJNilsen - True than Nature (CD)
BJNilsen - True than Nature (CD)Ideologic Organ
¥2,262

アムステルダムを拠点に、1990年代初頭から音楽、演劇、映画、サウンドデザインといった多岐にわたる分野で活躍するBJ Nilsenは、フィールドレコーディングや環境音響、そして音の持つ心理的な側面に長年関心を寄せ、北極圏の鉱山や都市のサウンドスケープなど、自然環境と工業地帯の両方を行き来しながらさまざまな場所で音の探求を続けている。本作『True than Nature』は、日常や環境の音を繊細な電子操作によって昇華させた作品で、工場や電線などから発せられるハミング、エコー、労働の音、物質のテクスチャを感じさせる音といった、普段見過ごされがちな音そのものが持つ本質的な特性に焦点を当て、それらを抽象的で絶えず変化するサウンドスケープへと変貌させている。Nilsenは、意図的に音源の場所や録音技術の詳細を明かしておらず、リスナーが先入観にとらわれず、深く音と向き合うことを促している。知っている世界と想像上の音の可能性との境界を曖昧にし、「今、自分が聴いているのはどんな世界なのだろうか?と内省することを促されるような作品。

MF DOOM - Metal Fingers Presents: Special Herbs Vol. 9 & 0 (Evergreen Vinyl 2LP)
MF DOOM - Metal Fingers Presents: Special Herbs Vol. 9 & 0 (Evergreen Vinyl 2LP)Rhymesayers Entertainment
¥4,948

MF DOOMの別名義Metal Fingers名義で展開された、インスト・ヒップホップの金字塔『Special Herbs』シリーズのVol.9&0。自身や他アーティストに提供した名曲のインストをはじめ、シリーズ独自のビートも多数収録されており、DOOMならではの美学とプロダクション感覚が凝縮されている。70年代ソウル、ファンクや80年代のR&B、ラップ黄金期のノスタルジア、ライブラリーミュージック、さらには子供向けテレビ番組のサウンドバイトに至るまで、あらゆる音がサンプリング素材として自在に溶け込む。収録曲にはすべてハーブや植物の名前が付けられていて、そのセンス自体がDOOMらしい遊びと知性の塊。タイトルでふざけてるように見えて、音はむしろ静かで深く、煙たく、どこか詩的なムードに満ちている。ヒップホップの定石を破り、再構築し続ける革新性と遊び心に満ちた、まさにビートのハーブ大全集。オリジナルは2005年リリースの、シリーズの最終巻Vol.9&0は、音の密度や構築性が高く、よりファンタジックな音作りが目立ち、香気のある世界観が嬉しい。

Preservation & Gabe 'Nandez - Sortilège (CD)Preservation & Gabe 'Nandez - Sortilège (CD)
Preservation & Gabe 'Nandez - Sortilège (CD)Backwoodz Studioz/Rhymesayers Entertainment
¥2,263

ニューオーリンズのビート職人Preservationと、ニューヨークのラッパーGabe ‘Nandezによる濃密かつ詩的なコラボレーション・アルバム『Sortilège』が登場。Billy Woodsとの傑作『Aethiopes』に収録された「Sauvage」をきっかけとして、時間をかけて遠隔でアイデアを練り合った本作は、あらゆる楽器を駆使しつつも、しっかり余白を残したビートに、‘Nandezの低くて太いバリトンが、語りかけというより呪詛のように響く。鋭くも濃密、抽象的で直感的な音像に、洗練された都市の詩学と、血と文化に根ざしたような呪術的な気配が共存しており、都市的でありながらも、一種のスピリチュアルな密室性を持っている。意識の流れのようなリリック、非定型なビート感、強い詩的世界観、また、フランス語圏・マリ系・アフリカン・ディアスポラの要素を取り入れたサンプリングの選び方や音の処理は、単なるビート構築以上の意味を持っており、ビートアルバムやラップアルバムにとどまらない、まるで一冊の暗い詩集のようなアルバム。

大貫妙子 - Sunshower (CS)
大貫妙子 - Sunshower (CS)日本クラウン
¥2,200

77年リリースの大貫妙子の2NDアルバムがカセットで登場。参加ミュージシャンも坂本龍一、今井裕、大村憲司、松木恒秀、後藤利、CRIS PARKER(STUFFのDr.)、斎藤ノブ、山下達郎、細野晴臣、
渡辺香津美、清水靖晃、向井滋春、鈴木茂、村上秀一、林立夫、松任谷正隆 etc,と最強の布陣。

STEVIE WONDERに影響を受けて作られた『都会』は大貫妙子の代名詞的な大名曲としても知られ、その当時の時代風刺的な意味合いを多く含んだ歌詞の内容も面白い。

Yuuf - Mt. Sava (12")Yuuf - Mt. Sava (12")
Yuuf - Mt. Sava (12")Technicolour
¥4,322

〈Ninja Tune〉傘下のレーベル〈Technicolour〉から世界が注目するインストバンド、ユーフ。近年、東洋と西洋を掛け合わせた摩訶不思議な音楽で人気を博すグラス・ビームスを輩出した〈Ninja Tune〉の今の方向性の一つを示すように、世界各地の音楽からの影響を融合した唯一無二のサウンドで熱い注目を集めている彼らが、最新EP『Mt. Sava』をリリース!

2025年初頭に発表されたEP『Alma’s Cove』に続く本作は、バンド自身が「精神的な姉妹作」と語るように、前作の穏やかな海辺から舞台を移し、雄大な山岳砂漠のスケールを描く自然の音風景と静かな内省を描いた6曲を収録している。
先行シングル「Mesa Mesa」は、砂漠に広がる壮大なテーブルマウンテンへのオマージュで、Mdou MoctarからLed ZeppelinやBlack Sabbathまで幅広い影響を感じさせ、これまでの幻想的なサウンドを損なうことなく、よりヘヴィなサウンドを取り入れている。
EP『Mt. Sava』では、全6曲を通じて広大な景色がさらに広がっていく。オープニングの「Moon Dive」は、夜明けを迎える静かなひとときを瞑想的に描き、聴き手に休息と内省の空間を提供する。一方、「Night Air」では山岳地帯特有の気温や湿度の変化に触発され、夜の砂漠の脈動を表現。「山岳砂漠の環境では昼夜の温度・湿度の変化がより強く感じられる」とバンドは語っている。
デンマーク語で砂漠を意味する「Orken Bloom」は、日の出を映し出すようなダイナミックでスピード感のあるトラック。さらに「Calima」では、サハラの砂を大陸を越えて運ぶ風に着想を得て、静けさのひとときを描き出している。

Aphex Twin - Richard D. James Album (LP+Obi)Aphex Twin - Richard D. James Album (LP+Obi)
Aphex Twin - Richard D. James Album (LP+Obi)WARP
¥4,479

(数量限定/日本語帯付き/解説書封入)キャリア屈指の人気を誇る名曲「Girl/Boy Song」を収録したエイフェックス・ツインの代名詞的作品。
自らの本名を冠し、同名の亡き兄へと捧げられた作品(1996年リリース)。アナログ・シンセからソフトウェア・シンセへと制作機材もシフトし、痙攣するビートにクラシックやトイ・ミュージックを掛け合わせ、無二のポップ・ミュージックへと昇華された90年代を代表するアルバム。ドラマチックにたゆたう弦楽器とエモーショナルにのた打ち回るビートとのコントラストが琴線を直撃する名曲「Girl/Boy Song」は本作に収録。

Autechre - Quaristice (2LP)Autechre - Quaristice (2LP)
Autechre - Quaristice (2LP)WARP
¥5,343

2008年以来、18年ぶりのヴァイナル・リイシュー。2025年にはEU&USツアーを予定。

(前略)
「頭のなかで完璧なトラックが鳴っているんだ。だけど、それを具体化するのはとても困難なんだ。なぜなら……」
かつてオウテカは言った。「それはつねに変化しているから」
 たしかにその通り、彼らのアルバムやシングルはその軌跡なのだろう。オウテカは、いまだ変化するその自らの頭で鳴っている断片をアルバムというカタチで表現しているのだろう。僕は2001年に、『Confield』のライナーノートで、「オウテカは“慣らされてしまったことへの服従”に抵抗する」と記したけれど、もはや“抵抗”どころではない。オウテカはこの15年、あたかも自らの音楽性で自らを隔離=『Quaristice』するかのような栄誉ある孤独を選び、彼らの芸術性を完璧なまでに世間に認めさせたのだ。リスナーに評価されるのではなく、リスナーの耳をテストすると喩えられるところまでいったわけだ。(中略) ショーンは『Quaristice』というタイトルに意味はないと言うけれど、しかし多くの人は考えてしまうだろう。この音世界はダンスフロアからもサイケデリックからも、あるいは現代音楽からも“隔離”されていると。
 「“現在”にいることが重要だと気付いたんだ」ショーンは言う。「聴き直したり、昔の音源を聴いてそれについて
考えたりはいっさいしない。だって20年前の自分がどんな人間だったかも覚えてないんだから!」
 オウテカらしい、素晴らしい言葉じゃないか。

野田努 (Quaristice国内盤ライナーノーツより一部抜粋)

Nocturnal Emissions / Nigel Ayers - Reports of Debris (CD)Nocturnal Emissions / Nigel Ayers - Reports of Debris (CD)
Nocturnal Emissions / Nigel Ayers - Reports of Debris (CD)All Horned Animals
¥2,659

Nocturnal Emissions は、Throbbing Gristle、SPK、Cabaret Voltaire と並んで、最初期かつ最も妥協のないインダストリアル/ノイズ・グループのひとつとして知られています。そのサウンドは、生々しいインダストリアル・エレクトロニクス、ノイズ、そしてエレクトロニック・ダダの交差点に位置し、過激な音像、テープ・コラージュ、リズムを融合させながら、常に進化を続けるハイブリッドな形を取っています。

このコンピレーションは東京で完全リマスターされ、Nocturnal Emissions と Nigel Ayers の主要なフェーズをたどります。1980 年代初頭のスクワット文化や反資本主義プロテストに根ざした、生々しく対峙的なノイズ期から、インダストリアルの荒々しさにダンスフロアのエネルギーを注ぎ込んだリズム中心の時代、そして後年の Ayers のソロ活動「Neotantric」期に至るまで、この時期には、magick、古代信仰、変性意識をテーマにしたアンビエントで儀式的なサウンドが展開され、サブバージョンと超越の精神が数十年を経てもなお色褪せず保たれています。

これらの時代を横断しながら、本作は Ayers の創造的旅路の全体像を捉えています。激しく重層的なノイズから、フィールド・レコーディング、スポークン・ワード、エレクトロニクス、コラージュが交錯する静謐で大気的なサウンドスケープまで、多彩な表現が織り込まれています。


Nocturnal Emissions / Nigel Ayers ‒ バイオグラフィー
1957 年、風の吹きすさぶ石灰岩の地形で知られるダービーシャー州 Tideswell に生まれた Nigel Ayersは、1970 年代後半に実験的バンド「The Pump」でアーティストとしての道を歩み始めました。その後 Caroline K とともに影響力のあるレーベル「Sterile Records」を共同設立し、過激なサウンド実験や政治色の強い作品を発表する拠点となりました。レーベルでは、John Balance(Coil)、Maurizio Bianchi、Lustmord といったアーティストたちの作品も扱いました。

1980 年、Ayers は Caroline K、そして弟の Danny Ayers とともに「Nocturnal Emissions」を結成。パンクの破壊的なエネルギーと、メディア文化やインダストリアル・サウンド、コンセプチュアル・アートへの批評精神を融合させた、変幻自在のプロジェクトを展開しました。インダストリアル・ミュージックとの関連で語られることも多いですが、Nocturnal Emissions は常にカテゴライズを拒み、哲学的な探求と音の変容を軸に絶えず進化し続けています。


1980 年代半ば以降、Nigel Ayers は主にソロでこのプロジェクトを継続し、日本の C.C.C.C. のMayuko Hino や舞踏家の Shiraishi Poppo といった多様なアンダーグラウンド・アーティストたちとコラボレーションを行い、ニューヨークでは彼らとともにライブ・サウンドトラックも制作しました。

Nocturnal Emissions としての活動は、実験音楽のアーティストたちから重要な参照点としてたびたび言及されており、彼はアンダーグラウンド実験音楽シーンにおける最重要人物の一人とされています。音響作品に加えて、Ayers はヴィジュアル・アートでも知られており、彼の作品は Tate や ICA などでも展示されています。

500 枚限定 - 東京で製造された、オビ付きの標準ジュエルケース仕様パッケージ。
アートワーク : Nigel Ayers
レイアウト・デザイン : 佐々木景 Sasaki Kei
リマスター: 山﨑裕太 Yamazaki Yuta

V.A. - Techno Kayō vol. 1 - Japanese Techno Pop 1981 - 1989 (Compiled by Dubby & Antal) (2LP)
V.A. - Techno Kayō vol. 1 - Japanese Techno Pop 1981 - 1989 (Compiled by Dubby & Antal) (2LP)Rush Hour
¥5,877

〈Organic Music〉や〈Revelation Time〉などと並んで国内からオブスキュア以降のリバイバルを牽引した名レコード店〈ONDAS〉運営でも知られる、日本屈指のレコード・ディガーことDubbyと〈Rush Hour〉のボスAntalが共同で編纂した、新時代に向けた日本のテクノ・ポップのショーケース・アルバム『TECHNO KAYŌ VOL. 1 - JAPANESE TECHNO POP 1981 - 1989』が堂々リリース!SHOGUNへの参加も知られる名アーティスト・大谷和夫の手掛けたオブスキュアな映画サントラ『恋子の毎日』収録のネオ・クラシカル/ミュータント・ファンクな「ラスト・バトル」、近年人気再燃する大名盤『KOIZUMI IN THE HOUSE』からの小泉今日子によるバレアリック・ハウス聖典「マイクロWave」にいたるまで、ポスト・バレアリックやオブスキュア・シティポップ視点を巧みに交差させながら、2025年の現在地点における、ディープな国産テクノ・ポップの数々を寄りすぐった画期的コンピレーション・アルバム!

Susumu Yokota - Magic Thread (Skintone Edition) (CD)Susumu Yokota - Magic Thread (Skintone Edition) (CD)
Susumu Yokota - Magic Thread (Skintone Edition) (CD)Lo Recordings
¥2,645

日本の伝説的な電子音楽家、Susumu Yokotaが自身のレーベル「Skintone」を立ち上げて最初にリリースした、1998年発表の繊細かつ深遠なアルバム『Magic Thread』。ミニマル・テクノの構造を利用しながらも、ビートを推進力としてではなく、雰囲気のための足場として使用しているのが特徴的で、ゴーストリーなドラムループが漂う「Circular」は、深夜の都会の静寂に響く幽玄なハウス・ミュージックを思わせ、また「Reflux」の工場ベルトのようなビートは、音響的なテクスチャと混ざり合い、都市の広大さや静けさを感じさせる。音響設計は一見シンプルでありながら、フィールド・レコーディングやタムタムやプリペアードピアノなどアコースティックな音色が抽象的なリズムパターンに繊細に織り込まれており、本作は、彼がそれまで追求していたディープ・ハウスやテクノの躍動感と、後に確立する内省的なアンビエントの世界観とを繋ぐ「Magic Thread(魔法の糸)」というべき作品となっている。

Susumu Yokota - Magic Thread (Skintone Edition) (Gold Vinyl 2LP)Susumu Yokota - Magic Thread (Skintone Edition) (Gold Vinyl 2LP)
Susumu Yokota - Magic Thread (Skintone Edition) (Gold Vinyl 2LP)Lo Recordings
¥6,927

日本の伝説的な電子音楽家、Susumu Yokotaが自身のレーベル「Skintone」を立ち上げて最初にリリースした、1998年発表の繊細かつ深遠なアルバム『Magic Thread』。ミニマル・テクノの構造を利用しながらも、ビートを推進力としてではなく、雰囲気のための足場として使用しているのが特徴的で、ゴーストリーなドラムループが漂う「Circular」は、深夜の都会の静寂に響く幽玄なハウス・ミュージックを思わせ、また「Reflux」の工場ベルトのようなビートは、音響的なテクスチャと混ざり合い、都市の広大さや静けさを感じさせる。音響設計は一見シンプルでありながら、フィールド・レコーディングやタムタムやプリペアードピアノなどアコースティックな音色が抽象的なリズムパターンに繊細に織り込まれており、本作は、彼がそれまで追求していたディープ・ハウスやテクノの躍動感と、後に確立する内省的なアンビエントの世界観とを繋ぐ「Magic Thread(魔法の糸)」というべき作品となっている。

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