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Carmen Villain -  Memoria (Clear Vinyl LP)
Carmen Villain - Memoria (Clear Vinyl LP)Smalltown Supersound
¥4,284

ノルウェーの気鋭Carmen Villainのニュー・アルバム『Memoria』が〈Smalltown Supersound〉より登場!Pauline Oliverosのディープ・リスニング思想や、アピチャッポン・ウィーラセタクン監督の同名映画から影響を受け、風化し変容する記憶をテーマに音の空間へと落とし込んだ濃密なもので、フルートやクラリネット、トランペットの繊細なアコースティック録音を解体・再構成し、ダブの手法と立体音響的な質感で再構築。Rhythm & SoundやPoleを想起させる重低音のサブベースと残響、Jon Hassell由来のフォース・ワールド・ジャズの気配、そして微細なクリック&カッツが有機的に重なり合い、空間そのものが息づくようなシネマティックな音響美学を描き出している。過度な歪みやメロディに頼らず、引き算の美学と高度なイコライジングによって音の残影を繊細に捉えた音響芸術。

Maria W Horn - Melting Pillars of Snow (LP)
Maria W Horn - Melting Pillars of Snow (LP)Xkatedral
¥3,768

〈XKatedral〉の共同創設者であるスウェーデンの作曲家Maria W Hornが、W.G. Sebald『土星の環』から着想を得て制作した室内アンサンブル作品『Melting Pillars of Snow』。コントラバス・リコーダー、笙、パーカッション、エレクトリック・ギター、声、電子音響を組み合わせた編成は彼女のキャリアでも特に野心的なもので、倍音の層がゆっくりと変化し続ける静的で緻密な構造。Anna Petrini、Mattias Hållsten、Magdalena Meitzner、Mats Erlandssonらも参加し、アコースティック楽器の倍音と電子処理がゆっくりと重なり変化していく様は、季節や風景の移ろい、深い時間を体験するかのよう。低域の重い呼吸と高域の持続音が対照的に響き、空間の縦の広がりが強調される一方、金属的な細かな音が薄い霧のように全体を包む。ギターはアルペジオやドローンで影のように構造を支え、Hornの電子音響処理がアコースティック楽器の倍音と絡み合いながらスペクトルを変形させていく。静寂と緊張が同じ温度で存在する、深い観察性を持つアルバム。

Maria W Horn - Melting Pillars of Snow (Starlight Sparkle Vinyl LP)
Maria W Horn - Melting Pillars of Snow (Starlight Sparkle Vinyl LP)Xkatedral
¥4,164

10月下旬再入荷。〈XKatedral〉の共同創設者であるスウェーデンの作曲家Maria W Hornが、W.G. Sebald『土星の環』から着想を得て制作した室内アンサンブル作品『Melting Pillars of Snow』。コントラバス・リコーダー、笙、パーカッション、エレクトリック・ギター、声、電子音響を組み合わせた編成は彼女のキャリアでも特に野心的なもので、倍音の層がゆっくりと変化し続ける静的で緻密な構造。Anna Petrini、Mattias Hållsten、Magdalena Meitzner、Mats Erlandssonらも参加し、アコースティック楽器の倍音と電子処理がゆっくりと重なり変化していく様は、季節や風景の移ろい、深い時間を体験するかのよう。低域の重い呼吸と高域の持続音が対照的に響き、空間の縦の広がりが強調される一方、金属的な細かな音が薄い霧のように全体を包む。ギターはアルペジオやドローンで影のように構造を支え、Hornの電子音響処理がアコースティック楽器の倍音と絡み合いながらスペクトルを変形させていく。静寂と緊張が同じ温度で存在する、深い観察性を持つアルバム。

Allison de Groot & Rich Ruth (LP)Allison de Groot & Rich Ruth (LP)
Allison de Groot & Rich Ruth (LP)Western Vinyl
¥3,739

10月下旬再入荷。カナダのオールドタイム・バンジョー奏者Allison de Grootと、〈Third Man Records〉等からのリリースで知られるナッシュビルの実験的プロデューサーRich Ruthによるコラボレーション。当初のソロ制作から約1年におよぶセッションを経て共同作へと昇華、ディレイやルーパーを施したバンジョーが刻む繰り返しのミニマルなフレーズは、クラウトロック的な力強い推進力を獲得。そこに重厚なシンセサイザーやシネマティックなバイオリン、空間を押し広げるペダル・スティールが重なり合う。無機質な電子音やヴィブラフォンと、野鳥の鳴き声やラジオの断片といった有機的な素朴さが混ざり合い、大地に根ざした温かみと広大な宇宙感覚が同居するサイケデリックな音響世界を構築している。アメリカン・トラッドの伝統的な手触りと、スピリチュアル・ジャズやアンビエントの実験精神が見事に溶け込んだ、新しい共有空間。

Emily A. Sprague - Cyano (Sky Blue Vinyl LP)Emily A. Sprague - Cyano (Sky Blue Vinyl LP)
Emily A. Sprague - Cyano (Sky Blue Vinyl LP)Rvng Intl.
¥3,898

Floristのメンバーとしても知られるアンビエント作家Emily A. Spragueが、架空の惑星『Cyano』を舞台に制作したコンセプト作品。これまでのインスト中心の作風から一歩踏み込み、自身の歌声を本格的に取り入れた初のアルバム。すべての音がシンセサイザーのみで生成され、サンプルやアコースティック楽器を使わないという徹底したアプローチが特徴。霧のように漂うシンセのレイヤーと、風景の一部として現れる静かな歌声。光と影が交差するような微細な揺らぎが続き、どこか遠い場所の空気を覗き込むような感触がある。Floristでのフォーク的な手触りは残しつつも、構造的というよりはメロディの断片や音の身振りだけが浮かぶ抽象的な構成へと変化している。シンセと声だけで描かれた遠い惑星をモチーフに内面世界を旅する静かで深いアンビエント作品。

Emily A. Sprague - Cyano (LP)Emily A. Sprague - Cyano (LP)
Emily A. Sprague - Cyano (LP)Rvng Intl.
¥3,674

10月下旬再入荷。Floristのメンバーとしても知られるアンビエント作家Emily A. Spragueが、架空の惑星『Cyano』を舞台に制作したコンセプト作品。これまでのインスト中心の作風から一歩踏み込み、自身の歌声を本格的に取り入れた初のアルバム。すべての音がシンセサイザーのみで生成され、サンプルやアコースティック楽器を使わないという徹底したアプローチが特徴。霧のように漂うシンセのレイヤーと、風景の一部として現れる静かな歌声。光と影が交差するような微細な揺らぎが続き、どこか遠い場所の空気を覗き込むような感触がある。Floristでのフォーク的な手触りは残しつつも、構造的というよりはメロディの断片や音の身振りだけが浮かぶ抽象的な構成へと変化している。シンセと声だけで描かれた遠い惑星をモチーフに内面世界を旅する静かで深いアンビエント作品。

The Watergirls - The Whole Of The Moon (12")The Watergirls - The Whole Of The Moon (12")
The Watergirls - The Whole Of The Moon (12")DFA Records
¥3,678

The Waterboysの名曲をカヴァーした、The Watergirls名義による最初で最後の限定12インチ!OptimoのJD TwitchことKeith McIvorが末期脳腫瘍の診断を受けたことをきっかけに、広義のOptimoコミュニティのメンバーが集結して制作、当初はリリース予定のないプライベートなトラックだったが、友人を経て共有される中でチャリティ・リリースへと発展した。コミュニティの有志が集結した、悲しみを超えた愛と希望、そしてクラブカルチャーへの感謝が詰まった特別なもの。Hardway BrosのSean Johnstonによるリミックス等を収録し、遅めのテンポで徐々にフロアを加熱させるスローバーニングなダブ〜エレクトロニック・ハウスを展開。エレクトロニックで多幸感にあふれたトラックの上で、親密かつ開放的なメロディが響き渡る、まさに親しい人同士が抱き合い歌い交わすために生まれたダンス・アンセム。グラスゴーの精神とOptimo周辺の固い絆、純粋な情熱が結実した心揺さぶる一枚!

Cergio Prudencio - Antología 2: Obras para la Orquesta Experimental de Instrumentos Nativos (2LP)Cergio Prudencio - Antología 2: Obras para la Orquesta Experimental de Instrumentos Nativos (2LP)
Cergio Prudencio - Antología 2: Obras para la Orquesta Experimental de Instrumentos Nativos (2LP)Buh Records
¥5,897

ボリビアはラパス出身の現代音楽作曲家Cergio Prudencioが1980年に創設し、ラテンアメリカ最高峰の過激な音響実験として世界的に評価される先住民楽器実験オーケストラによる、1989年から2014年にかけて書き下ろされた重要作品群を編んだ『Antología 2』。シクやタルカといったアンデス高地の伝統楽器が持つ特殊な発音原理やマイクロトーン、アイマラ民族の伝統的な交互奏法や祈りの儀式構造を、現代音楽の前衛的なコンテンポラリー手法と完全融合。大規模な音塊が押し寄せる圧巻のダイナミズムから、アンデスの静謐な時間観念を思わせる繊細な残響まで、伝統と現代前衛が火花を散らす唯一無二の音響劇を展開。古代の精神性と前衛音響理論が高次元で結実した重要作。作曲家本人による解説テキストも付属した、探求的な逸品!

Cecilia Vicuña, Ricardo Gallo, Hombre de Barro -  Tejiendo nubes contra la muerte (2LP)
Cecilia Vicuña, Ricardo Gallo, Hombre de Barro - Tejiendo nubes contra la muerte (2LP)Buh Records
¥7,791

チリ出身の詩人であり芸術家のCecilia VicuñaとコロンビアのピアニストRicardo Gallo、そして同国の先住民音楽を探求するトリオHombre de Barroによるコラボレーション作品『Tejiendo nubes contra la muerte』。気候変動や環境への意識を先住民の知恵と繋げたVicuñaの詩集『Cloud Net』を軸に、2022年7月にコロンビアの山あいで録音、2023年に他界した参加ミュージシャンErnesto "Teto" Ocampoの遺作としても深い意味を持つ一枚。朗読や囁き、吐息や静寂までを自在に行き来するVicuñaの詩的ヴォイスに対し、静謐なピアノやシンセサイザー、チェロ、フルート、ギターが即興的かつ有機的に交差。コロンビア伝承音響の深いルーツと現代アヴァンギャルドが高次元で融合し、儀式的で神秘的な音響空間を立ち上げている。精神性と芸術性が全編を貫く充実作。

V.A. - Iranian Nuggets (LP)
V.A. - Iranian Nuggets (LP)Akenaton Records
¥3,869

1978年のイスラム革命前夜、現代へと語り継がれる、革命前のイラン音楽における黄金期である1960年代から70年代のイランにおけるロックンロール、ガレージ、サイケデリック、ポップスシーンを捉えたコンピレーション『Iranian Nuggets』。GoogooshやKourosh Yaghmaeiといったスターから、The RebelsやThe Golden Ringなどの貴重なバンド、マニアックな隠れた名義まで厳選13曲を収録し、各アーティストの解説とともに当時の熱気をパッケージ。ファズの効いたアッパーなガレージ・ギターやチープなオルガン、キャッチーなビートに乗せて、ペルシャ音楽特有のエキゾチックで哀愁を帯びた旋律や情感あふれるヴォーカルが鮮やかに交差。西洋のロックやポップスへの憧憬と自国の音楽的ルーツが融合した唯一無二の生々しいサウンドを収録した刺激的な一枚。

V.A. - Iranian Funk (LP)
V.A. - Iranian Funk (LP)Akenaton Records
¥3,869

1978年のイスラム革命直前、テヘランの街を包んでいた熱狂と先進的なサウンドの交差点に焦点を当てたペルシャ・ファンク・コンピレーション『Iranian Funk』。GoogooshやKourosh Yaghmaeiといった当時のスターからマニア垂涎のマイナー音源まで厳選10曲を収録し、革命によって歴史の表舞台から姿を消すこととなった黄金期の貴重な音源を網羅。タイトで太いアメリカン・ファンクの躍動的なリズムやヘヴィーなブラス・セクションに、ペルシャ音楽特有のエキゾチックな旋律やコブシ、サイケデリックなギターやシンセサイザーが重厚に交差。西洋への憧憬とオリエンタルな情念が奇跡的な熱量で融合した高密度のグルーヴは、圧倒的な中毒性に満ちている。音楽的価値と歴史的価値を兼ね備えた一枚。

Marcos Valle - Vento Sul (LP)Marcos Valle - Vento Sul (LP)
Marcos Valle - Vento Sul (LP)Vampisoul
¥4,521

ブラジル音楽界の重鎮Marcos Valleが1972年に残した、キャリア屈指の重要作にして名盤『Vento Sul』が180g重量盤で復刻。ボサノヴァから洗練されたMPBへと進化してきた彼が、自らの音楽的境界線を押し広げ、大胆な自己再発明を果たした転換点となる一枚で、ボサノヴァ譲りの美しいメロディセンスを核に置きつつ、サイケデリック・ロックやプログレッシヴ・ロックの実験性、ジャズの自由度が高次元で交錯する緻密かつ神秘的なサウンドを展開。オーガニックでありながらどこか浮遊感のあるトリップ感があり、サイケ・フォークやレフトフィールドなMPBとしても楽しめる音楽的魅力が凝縮された一枚。

Trio Ternura - O Mensageiro (7")
Trio Ternura - O Mensageiro (7")Vampisoul
¥2,531

世界中のコレクターやDJを魅了するブラジリアン・フロア・クラシック「A Gira」で知られるファミリー・グループ、Trio Ternuraが1972年に残した非常に珍しい7インチ・シングル『O Mensageiro』が初復刻。LPには収録されずシングルのみでリリースされていた貴重な音源で、ブラジル音楽特有のしなやかな質感とソウル・ミュージックのエッセンスが絶妙に溶け合い、兄弟姉妹グループならではの息のあったヴォーカル・ハーモニーが華やかに躍動する極上のグルーヴを展開。甘美で洗練されたメロディラインからキャッチーで疾走感あふれるアッパーなトラックまで、普遍的なポップネスを備えたタイムレスな輝きを放つ佳曲。

Iker Munduate - Sinkronia (LP)
Iker Munduate - Sinkronia (LP)HEGOA
¥4,378

サン・セバスティアン出身で現在はニューヨークを拠点に活動するバスク人マルチ奏者Iker Munduateによる注目のセカンドアルバム『Sinkronia』。ノイズ、パンクからフリー・ジャズ、インプロ・シーンを経て、リンカーン・センターでのGlenn Branca作品への参加など異彩を放つ彼が、ファイン・アートの美学と高度なコンポジションを融合させて生み出した現代ミニマル・ミュージックの逸品。シロフォンやハンドドラムなどの多彩なパーカッション、エレクトリック・ギター、シンセサイザーを用い、Steve ReichやSuso Saiz、高田みどりらに通じる東洋・西洋のミニマリズムを独自に展開。Steve Reich調のミニマリズムからDetroit Escalator Companyのような静謐なフューチャリスティック感、さらには竹村延和を思わせる繊細な内省性までを感じさせる音響空間を構築。イタリアのアヴァンギャルドや日本のニューエイジが洗練された構造美のもとで交差する充実の一枚。

Lluch -  La Proyección (LP)
Lluch - La Proyección (LP)HEGOA
¥4,378

サン・セバスティアンを拠点に活動する建築家兼ミュージシャン、José María Lluchによるデビュー作『La Proyección』。2015年から2024年までの9年間にわたり、自宅スタジオで静かに書き溜められた音源から11曲を厳選したプライベートな作品で、誰に見せるためでもなく、商業的な意図からも完全に切り離された場所で制作された本作は、一人の人間が長年紡いできた音の記録であり、手つかずのまま残された日記を覗き込むような親密さに満ちている。フィンガーピッキングによる素朴なアコースティック・ギターの響きや優しい倍音に、テープ・マニピュレーションや日常の環境音が幻想的に重ね合わされている。洗練されすぎない不完全さの中に温もりと無垢な魅力が漂う、聴く者の意識を静かに解き放つようなエーテル的なアンビエント・フォーク。

Eddie Lebron - Ghetto Records Presents... Eddie Lebron (LP)Eddie Lebron - Ghetto Records Presents... Eddie Lebron (LP)
Eddie Lebron - Ghetto Records Presents... Eddie Lebron (LP)Vampisoul
¥3,668

Joe Bataanがレーベルの独立とクリエイティヴな自由を求めて立ち上げたインディペンデントレーベル、〈Ghetto Records〉の1970年発表の記念すべき第一弾作品『Ghetto Records Presents... Eddie Lebron』が嬉しい復刻。プエルトリコ生粋の魂とニューヨークのストリート感覚をあわせ持つピアニスト、Eddie Lebrón率いるバンドのデビュー作であり、屈指のレア盤。R&Bやドゥーワップを通過したバックバンドによる重厚なヘヴィー・サルサと、Joe Bataan監修のもと組み込まれた甘美な英語詞ラテン・ソウルのブレンドが最大の聴きどころ。Lebrón自身が手掛けた躍動感あふれるアレンジとエッジの効いたピアノ、そしてハーレムの熱気をそのまま閉じ込めたようなリアルなストリート・サウンドが脈打つ、70年代ニューヨリカン・カルチャーの黎明期を象徴する名盤。

Aviador Dro Y Sus Obreros Especializados - La Chica De Plexiglas / La Vision (LP)
Aviador Dro Y Sus Obreros Especializados - La Chica De Plexiglas / La Vision (LP)Munster Records
¥3,668

スペインのポップ史に燦然と輝く初期エレクトロニック・ミュージックの金字塔Aviador Dro Y Sus Obreros Especializadosによる『La Chica De Plexiglas / La Vision』が待望の復刻。1980年と1981年にリリースされた最初期のシングル群に、幻の1980年未発表セッション音源を加えた1983年発表のミニLP仕様が完璧な形で蘇った。コンピューターが部屋一つ分のサイズだった時代に産み落とされた、スペイン最初期にして最も鋭利なテクノ・パンクの記録。Kraftwerkが提示した整然とした電子音の骨格に、Devoの持つ奇妙なニューウェイヴ的衝動、さらにはThe Residentsのような実験的アヴァンギャルド性を融合させた唯一無二の世界観を展開。チープながらも鮮烈なガジェット感あふれるシンセサイザーと無機質なヴォーカルが交差する音像は、初期パンクのDIY精神と未来派エレクトロ・ポップが奇跡的なバランスで結実したもの。80年代初頭の熱気と先進性をダイレクトに体感できる一枚。

Merzbow - Yoshinotsune (2LP)Merzbow - Yoshinotsune (2LP)
Merzbow - Yoshinotsune (2LP)Urashima
¥6,223

徹底したアヒンサーを提唱実践、「ノイズ」の枠を超越したオルタナティヴな表現を試み続けるジャパノイズ伝説、Merzbow。その秋田昌美がアナログからデジタルへの移行していった時期1999年〜2000年に掛けての絶頂期に生み出された2004年発表の『Yoshinotsune』が、新たにLasse Marhaugによるリマスタリングでの2LPエディションでヴァイナル再発!テープ・コラージュや自作電子回路を駆使した初期作品から一歩進み、本作ではデジタル・プロセッシングによる巨大で緻密な音響構築へと到達。恐らく、平安時代末期から鎌倉時代初期の武将であった源義経の伝記等をコンセプトに制作された作品で、鳥の鳴き声、ラジオノイズ、断片的な電子音が交錯する導入部から、自然とテクノロジー、往古と現在、それらが技術的精密さと直感的な衝動が高次元で融合した、2000年代初頭のMerzbowを代表する没入感溢れる傑作です。CD未収録の未発音源2曲を追加収録、限定199部

Churashima Navigator - 片思い (12")
Churashima Navigator - 片思い (12")TUFF BEATS
¥3,900

大城美佐子のデビュー曲『片思い』を、Churashima Navigatorのメンバーそれぞれが尊敬と感謝の気持ちを込めてカバー&リミックス。

「片思い」は、2021年に逝去した沖縄民謡唄者・大城美佐子の1962年デビュー曲である。
師匠・知名定繁(知名定男の父)が作詞・曲を手がけ捧げた作品で、大城の代名詞的楽曲。最後まで現役唄者だった大城は、この曲を大事に歌い続け、育ててきた。
それを弟子の堀内加奈子が歌い継いだのが本作だ。堀内を筆頭に、Churashima Navigatorのメンバーは生前大城と縁深く、SINKICHIとNu-dohは、2017年に「片思い」(1962年録音)のリミックスを手がけた仲でもある。
今作は、大城への感謝と尊敬の念を示すべく制作されたという。始まりは、Nu-dohが2024年11月に行われた「大城美佐子 偲ぶ唄会」で堀内が歌う「片思い」を聞き、「今の加奈子の歌を残したい」と構想を練り始めたこと。
2025年11月、那覇でのライブで約6年ぶりにChurashima Navigatorのメンバーが集結したことを機に、制作がスタートした。
A-1は、堀内が歌三線のみで聞かせる「片思い」。行きどころのない恋心が切々と語られる本曲だが、闇雲に感情を込めすぎてもいけない、それでいて“泣き”を滲み出すことが求められる難曲だと痛感する。師匠の歌から学び、独自に鍛錬してきた堀内流の「片思い」に宿る、心の揺れをじっくり聞き込んでほしい。
A-2は、Nu-doh & Harikuyamakuのリミックスに、MARINO(sax)、カナミネケイタロウ (bass)が客演。鼓動のように刻まれるビートと、セッション的な美しい音の重なりが、海の彼方の世界にトリップしたような深遠なる景色を見せてくれる。
B-1は、A-2のトラックをベースにSINKICHIがリミックス、大城の持ち歌「白雲節」にかけて「White cloud Mix」と銘打ったナンバー。どこかエキゾチックな音の響きや、鳥の鳴き声などが心地良いアンビエントな仕上がり。途中、一瞬だが大城と堀内の会話が聞けるのも微笑ましい。
「リミックスでも歌三線をしっかり聞かせることが大前提だった」というNu-dohの言葉が頷ける本作。師匠の思いを歌い継ぐ弟子の表現、新たな解釈の音世界を立ち上らせたリミックスで、大城美佐子が愛した「片思い」という楽曲の普遍的な魅力を堪能したい。
              
(文/岡部徳枝)

■収録楽曲:
Side A
1. 片思い (堀内加奈子)
2. 片思い  Island dub Mix
(Nu-doh & Harikuyamaku feat. カナミネケイタロウ (bass) / MARINO (sax))

Side B
1. 片思い White cloud Mix(SINKICHI)

橋本一子 - BEAUTY (Color Vinyl LP)
橋本一子 - BEAUTY (Color Vinyl LP)ユニバーサル ミュージック
¥4,950

Light Mellow presents J-FUSION Renaissance

YMOのサポート・メンバーとして広く知られ、藤本敦夫との先鋭的ダンス・ポップ・ユニット:カラード・ミュージックでも海外のクラブ・ミュージック・シーンで人気を集めるキーボード奏者/コンポーザー/ヴォーカリスト橋本一子が、85年に発表したソロ第2作。
渡辺香津美が主宰するレーベルDOMOからのリリースで、プロデュースは当然渡辺香津美。もちろんギターもプレイしている。
フュージョン、テクノ、ピアノ曲、ダンサブル、クラシカル、ジャパネスク、ボサノヴァ、アンビエントなど、自由度の高い多種多様なリアル・クロスオーヴァー・ミュージック。
儚い歌声もステキだ。
(オリジナル発売:1985年)

リマスター&カッティング:北村勝敏(Mixer’s Labo)

<収録曲>
A1 I Love Your Music
A2 Tamare Kurawanka
A3 Sculptured Blue
A4 Pachacmac
A5 Cinnamon And Clove
B1 Naja Naja
B2 Pegasas
B3 Kitsune
B4 We Are Only Dancin'
B5 Catch Me On Merry-Go-Round
Eden Aurelius - Entre Nous (LP)Eden Aurelius - Entre Nous (LP)
Eden Aurelius - Entre Nous (LP)Short Span
¥5,467

NYのアンダーグラウンド・クラブシーンから現れた新鋭、Eden Aureliusのデビュー・アルバム『Entre Nous』。霧状のテクスチャ、波の花のように立ち上がるコード、胸の奥を震わせる低域が、曖昧なリズムの上でゆっくりと重なり、アンビエントとダブ・テクノの境界線を曖昧にしてゆく。音の発生源が判別できないほど複雑に反射するフィルター処理、輪郭を持たないキック、湿った高域のレイヤーが、NYの夜の空気をそのまま音像化したような質感を生む。Pontiac Streatorが参加したトラックでは、〈Short Span〉〈3XL〉〈False Aralia〉周辺の流れが自然に接続され、Eden Aureliusの音楽が単なる静けさではなく、都市の電子音響として成立していることがよくわかる。6曲というコンパクトな構成ながら、季節の移り変わりや光の濃淡を感じさせる密度の高いアルバム。

Hallucinator - Landlocked (2LP)Hallucinator - Landlocked (2LP)
Hallucinator - Landlocked (2LP)Numbers
¥6,596

〈Chain Reaction〉のカタログの中でも異彩を放った、オリジナルは1999年発表のHallucinatorの『Landlocked』が、2LP仕様で再登場。Trevor Mathison、Anna Piva、Edward Georgeの3名によるプロジェクトで、ロンドンの実験音響とベルリン後にダブ・テクノと呼ばれる潮流が交差した、深く響くアルバムで、低域、ざらついた質感、霧のようなアンビエンスが折り重なり、音が引かれたり戻ったりするサブトラクティブな構造が全編を貫く。一定のグルーヴを保ちながら、空間の揺れや残響の変化がじわじわと立ち上がることで、音響の奥行きが強烈に感じられる。質感と空間処理が主役で、音の層が地層のように積み重なっていく感触。Rashad Beckerによるリマスターは、オリジナルの荒さと深度を損なわず、現代的な精度で再構築。歴史的文脈と現在の音響感覚が自然に接続された再発盤。

Eustress - Exit (12")Eustress - Exit (12")
Eustress - Exit (12")KINO DISK
¥3,871

インディアナポリスのプロデューサーEustressによる、アンビエント・ダブとダブテクノの“静的な側面”を徹底的に掘り下げた12インチ『Exit』。6曲はそれぞれ独立したトラックでありながら、連続して聴くとひとつの長い路地を進んでいくような感覚が生まれる構成で、リズムよりも低域の揺らぎと残響の広がりが主導する。キックが前面に出るタイプではなく、音の余白と倍音の消え際まで設計されたミニマルな音響が印象的。低音の塊がゆっくりと脈打ち、その周囲に薄いアンビエント層が重なることで、静かな圧力と広がりが同時に立ち上がる。ダブ処理は控えめだが深く、音の輪郭をわずかに滲ませることで空間の奥行きを作り出す。大きめのスピーカーで聴くと構造の精密さがより明確に浮かび上がりそうな、〈Kino Disk〉らしいストイックな一枚。

Carrier - Thresholds (12")Carrier - Thresholds (12")
Carrier - Thresholds (12")Carrier
¥3,989

2025年に〈Modern Love〉から発表したアルバム『Rhythm Immortal』も素晴らしかったUKのプロデューサーCarrierが、セルフリリースで放つ12インチシングル『Thresholds』。商業化が進む現代のドラムンベースやダンス・ミュージックに対してアンチテーゼを掲げ、音と音の余白を徹底的に追求したストイックなサウンド。ジャングルやD&B、2ステップの骨組みを限界まで削ぎ落とし、Burialを思わせる残響と、AutechreやRaster-Notonにも通じる鋭利で精密な音響設計を融合。極限まで張り詰めた緊張感の中、歪んだ低音と漂うミニマルな残像が空間を侵食していく。密室的でありながら圧倒的な音圧でフロアを研ぎ澄ます、実験的クラブ・ミュージックの最前線。

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