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Morgan Buckley & Ben Donohoe - Sworx (LP)
Morgan Buckley & Ben Donohoe - Sworx (LP)Wah Wah Wino
¥4,954

ダブリンの異端レーベル〈Wah Wah Wino〉の中核アーティスト、Morgan BuckleyとBen Donohoeによる、壊れた未来の電子音楽を濃密かつユーモラスに結晶化した作品『Sworx』。IDM、クラウトロック、エレクトロが同時進行するような、ビートは一定なのに、ポリリズムが微妙にズレ続け、歩いている地面が少しずつ傾いていくような不思議な感覚で、高周波のシンセ、断片化されたサンプル、ノイズ混じりのデジタル質感が散りばめられ、監視社会やネットワークの裏側を覗き込むような皮肉なムードと実験精神が全編に漂っている。一方で、ふとした瞬間に現れるメロディは柔らかく、Arthur Russellのような雰囲気を感じさせる場面もある。全12曲、どれも短編映画のように世界観がはっきりしていて、Buckley & DonohoeがLittle Movies名義で培ってきた音で物語をつくる感覚の深化を感じさせる一枚。

LA MARR - Mood Programs – Extended Play (12")LA MARR - Mood Programs – Extended Play (12")
LA MARR - Mood Programs – Extended Play (12")Music From Memory
¥3,989

シカゴ・ハウスの重鎮Ron Trentが新名義LA MARRとして始動したプロジェクトの第一弾。収録の2曲はどちらもアンビエントの静けさを基調にしながら、Trent らしい低音と有機的なパーカッションが奥底で脈打ち、空間そのものがゆっくり変化していくような感触がある。シンセのアルペジオは柔らかく波打ち、パッドは淡い光のように広がり、静けさの中に身体のリズムがそっと息づく構造が印象的。80年代初期のニューエイジ、クラウト、アンビエントからの影響を感じさせつつ、アナログ処理と現代的な音響設計を組み合わせることで、懐古ではなく再文脈化された未来感を生み出している。

Hugh B & Setwun - Yeah-Definitely / Nah-Maybe (LP)Hugh B & Setwun - Yeah-Definitely / Nah-Maybe (LP)
Hugh B & Setwun - Yeah-Definitely / Nah-Maybe (LP)Planet Trip
¥4,275

メルボルンのビート・ソウル・シーンを代表するHugh B & Setwunによる、2020年の『Yeah Definitely』と、そこから6年の時間を経て完成した続編『Nah Maybe』をまとめた作品が〈Planet Trip〉より登場。ダブ、サウンドシステム文化の低域を土台に、ポストパンクやアンビエントの質感、抽象的なヒップホップのループ、そしてネオソウル/モダンR&Bのボーカルが自然に重なり合う独特の世界観が魅力的。ざらついたテクスチャーと柔らかいコードが同居し、会話サンプルや空間的な処理が曲間の流れをつないでいくことで、16曲の長尺ながら軽やかに聴き進められる。『Yeah Definitely』の勢いあるビート感と、『Nah Maybe』の成熟した色彩がまとまることで、より深みのある一枚となっている。

V.A. - WPH Summer Special 2026 (12")
V.A. - WPH Summer Special 2026 (12")We Play House Recordings
¥2,997

ベルギーの重要ハウス・レーベル〈We Play House Recordings〉が誇る名物企画が待望の復活を果たした限定12インチ『WPH Summer Special 2026』。2010年代初期に人気を博したスタンプド仕様のヴァイナル・オンリー・シリーズであり、未発表音源や初アナログ化音源、本盤限定のコラボ楽曲など全4曲を贅沢にコンパイルしたスペシャルな1枚。Satoshi Fumiによる美麗かつ叙情的なデトロイト・テイストのリミックスから、レーベル主宰Red Dが手掛ける夢心地なディープ・ハウス、Lady LinnやFabrice Ligとの強力コラボ、さらにはLeftoらによるオールドスクールな熱量あふれるハウス・ジャムまでを網羅。ディープな旋律とクラシックな質感とともに夏の熱気をそのまま封じ込めた一枚。

Tengger - Sky (LP)Tengger - Sky (LP)
Tengger - Sky (LP)Guruguru Brain
¥5,214

SXSW、KEXP、グラストンベリーなど世界各地のフェスや実験音楽シーンで評価を集めてきた、韓国出身のIttaと日本出身のMarqidoによるデュオTenggerによる、空を中心とした日々変化する環境との対話から生まれたアルバム『Sky』。シンセは光を含んだ柔らかいトーンでゆっくり層を重ね、地平線の向こうまで伸びるような持続音が空間を支える。Ittaの声は歌というより風の流れのようで、電子音の中に淡い人の気配を残す。旅先で収録されたフィールドレコーディングも織り込まれており、抽象的な電子音のレイヤーの中に、実際の風景の気配が静かに息づき、アルバム全体がひとつの環境として連続するように構成されている。サイケデリック、アンビエント、ニューエイジを横断する、空と環境への静かな感応を電子音で描いた淡い音響世界。

Dollar Brand, Don Cherry, Carlos Ward - The Third World-Underground (LP)
Dollar Brand, Don Cherry, Carlos Ward - The Third World-Underground (LP)Wewantsounds
¥5,700

Dollar Brand、Don Cherry、Carlos Wardによる1972年ライブ録音が、新規リマスター音源と新規ライナー付きでリイシュー。
『The Third World-Underground』は1972年にコペンハーゲンのJazzhus Montmartreで録音され、1974年に日本のTrio Records/Nadjaからリリースされました。Dollar Brandの南アフリカに深く根ざした叙情性、Don Cherryの豊かな想像力、そしてCarlos Wardの力強いアルト・サックスが交差する名演が収録されています。新規リマスター音源、オリジナルを忠実に再現したアートワーク、Jacques Denisによる新規解説付きブックレットを備えた豪華仕様で蘇ります。

Joe Gibbs & The Professionals - Majestic Dub (LP)
Joe Gibbs & The Professionals - Majestic Dub (LP)JOE GIBBS MUSIC
¥4,064

Joe GibbsとErrol Thompsonの最強タッグが1979年に残した、ダブ史に燦然と輝く革新的名盤『Majestic Dub』。Sly & RobbieやTommy McCookら最高峰の演奏陣による強靭なルーツ・リズムを土台に、初期シンセサイザーの音色や電子ドラムを果敢に導入した先進的なプロダクションが光る。伝統的なルーツ・ダブの力強いボトムを守りつつも、ダイナミックなエコーやディレイ、アーリー・エレクトロニクスの響きが交錯するサウンドは圧巻。70年代ダブ黄金期の深遠な美学と80年代へ向かうデジタルなアプローチが見事に結晶した金字塔。

Jennifer Lara - Studio One Presents Jennifer Lara (LP)
Jennifer Lara - Studio One Presents Jennifer Lara (LP)STUDIO ONE / COXSONE
¥6,131

レゲエ界の伝説〈Studio One〉で、数多くの名曲のセッション・ヴォーカルやコーラスを務めたフィメール・シンガーの先駆け、Jennifer Laraが、70年代に残した重要音源を集めたコンピ。プロデューサーCoxsone Doddの指揮のもと、名門Sound Dimensionら最高峰のバックバンドが手掛けた名リディムに彼女のソウルフルな歌声をのせたもので、Studio Oneならではのヴィンテージ感あふれるキラー・リディムと、アーバンなツー・ステップ・ソウルや甘美なクラシック・ラヴァーズ・ロックが見事に融合。温かみのある深遠なベースラインと軽快なリズムに乗る彼女のしなやかで包容力豊かなヴォーカルは、まさに極上のレゲエ・ソウル空間を作り出している。

Jackie Mittoo - Macka Fat (LP)Jackie Mittoo - Macka Fat (LP)
Jackie Mittoo - Macka Fat (LP)STUDIO ONE / COXSONE
¥6,131

Studio Oneの屋台骨を支えたキーボーディスト、Jackie Mittooによる1971年発表の歴史的名作。C.S. Doddのプロデュースのもと、Sound Dimensionをバックに制作されたインストゥルメンタル・レゲエの名盤。流麗なオルガンを軸にした温かみのあるグルーヴが全編を貫く、Studio Oneサウンドを代表する一枚。オリジナル・マスターテープ使用、完全修復された「初版ステレオ」バージョン。

Oren Ambarchi - Cooked (LP)Oren Ambarchi - Cooked (LP)
Oren Ambarchi - Cooked (LP)Drag City
¥4,246

Oren Ambarchiによる、傑作『Shebang』の精密なオールスター・セッションの系譜を継ぐ最新ソロLP『Cooked』が登場!石橋英子、Joe Talia、Johan Berthlingをはじめ、オーストラリア、ドイツ、日本、スウェーデンから豪華異能プレイヤーが集結。彼のキャリアに脈々と流れる型破りで無邪気な探求心とユーモアを、ソロ作品の核心へと大胆に持ち込んだ重要作。Oren特有の煌めくレスリー・ギターや繊細なアコースティック楽器、笙の響きが交錯する中、突如現れる怪しい合成音声や極めて複雑なデジタル・シンセ・ソロ、70年代エレクトリック・マイルスを彷彿とさせる浮遊感あふれるリズム、さらにはシュールな口笛までもが目眩くレイヤー。全盛期の10ccをも思わせる緻密極まりないスタジオ・プロダクションでありながら、重苦しさを一切感じさせない直感的かつ軽快なスウィング感を放っている。現代音楽、ジャズ、エレクトロニクス、アヴァンギャルドが縦横無尽に交差する、軽やかでいて極めてスリリングな音響スペクタクル。

ML Buch - Suntub Extras (10")ML Buch - Suntub Extras (10")
ML Buch - Suntub Extras (10")15 LOVE
¥4,194

10月15日再入荷予定。現代アート・ポップの傑作『Suntub』のML Buchによる、同作の深層を解き明かす10インチEP『Suntub Extras』。ポピュラリティを支えていた歌唱の要素を削ぎ落とし、彼女の緻密なプロダクションの核を成すスケッチ群やルーツをむき出しにしたもので、Kate Bushを思わせる温かみのあるフレットレス・ベースや音響設計、Oneohtrix Point Never的なコラージュ感覚、そしてCocteau Twinsを想起させるドリーミーなギター・エコーが交錯。反復される繊細なギター・フレーズはミニマリズムやニューエイジの領域へと接続され、スローモーな余韻とともに神秘的で透明感あふれる音響世界を描き出している。親しみやすいレイヤーを取り払うことで却って際立つ本質的な魅力に溢れた重要な一枚。

OM - Conference of the Birds (LP)OM - Conference of the Birds (LP)
OM - Conference of the Birds (LP)Drag City
¥3,615

カルト的な人気を誇るドゥーム・ロック・バンドSleepの元メンバーAl CisnerosとChris HakiusからなるデュオOMが、2006年に発表したセカンド・アルバム『Conference of the Birds』。各面に約15分超の大曲を1曲ずつ配したダイナミックな構成を持ち、前作のへヴィネスを踏襲しつつも、より呪術的な世界観へと踏み込んでいる。ベースとドラムという極限まで削ぎ落とされた最小限の編成から、マントラのように繰り返される低音リフと静かな単音唱法、そして繊細なドラミングが独特の重圧感と緊張感を創出。エチオピア音楽やクラウトロックの要素を内包したメディテーティヴなアプローチから、重厚なフィードバックとともに解き放たれるヘヴィなうねりまで、ミニマルな展開の中に深い精神性を宿したヘヴィ・サイケデリック、ドローンの名盤。

Dub Judah - Twinkle's Riddim (LP)Dub Judah - Twinkle's Riddim (LP)
Dub Judah - Twinkle's Riddim (LP)TWINKLE
¥4,576

Dub Judahによる1992年のダブ・アルバム『Twinkle's Riddim』。〈Twinkle Music〉からリリースされた全11曲のインストゥルメンタル作品で、Twinkle Brothers関連のリディムをベースに制作。〈Ariwa Studios〉での作業を含む初期90年代UKデジタル・ダブの質感を伝える1枚。

OM - God is Good (LP)OM - God is Good (LP)
OM - God is Good (LP)Drag City
¥3,816

GrailsのEmil Amosを新ドラマーに迎え、プロデューサーにSteve Albiniを起用したOMによる、タンブーラやフルートを演奏するゲスト陣を交え、従来のミニマルな重低音世界をより東洋的かつ瞑想的な領域へと拡張させた、2009年発表の『God is Good』。ラーガを思わせるインド音楽的なドローンやタブラ調のリズム、聖歌のような単音唱法から、突如として解き放たれる圧巻の超重量重低音リフまで、静寂と激動が交錯する音響空間を展開。Steve Albini特有のリアルな録音が生むクリアな緊張感のもと、中東〜アジアン・サイケデリアとへヴィ・ドゥームの衝動が高次元で融合した神秘的な作品。

Bitchin Bajas - Isle Peaks (12")Bitchin Bajas - Isle Peaks (12")
Bitchin Bajas - Isle Peaks (12")Drag City
¥3,463

シカゴを拠点に活動するサイケデリック・エレクトロニクス・トリオBitchin Bajasによる、『Inland See』のセッション音源を出発点に、カリンバのサンプルやオートハープ、EWIなどを加え再構築したミニ・アルバム『Isle Peaks』。モジュラー・シンセの緻密なシークエンスと有機的な生楽器の質感が交錯し、教会音楽のような静謐なドローンから高揚感あふれる電子ビートまでを鮮やかに横断。温かみのあるアナログ音像とミニマルな躍動感が絶妙に溶け合い、ダンスと夢想を行き来する極上のアストラル・サイケデリア。

Jim O'rourke - Halfway to a Threeway (12")Jim O'rourke - Halfway to a Threeway (12")
Jim O'rourke - Halfway to a Threeway (12")Drag City
¥3,354

シーンの枠組みを越えて巨大なリスペクトを浴びる我らがジム・オルーク。インディ系大名門〈Drag City〉から1999年に発表した傑作『Halfway to a Threeway』が、待望の初ヴァイナル再発!
『Eureka』、『Insignificance』と並ぶJim O’Rourkeのソングライティング黄金期に位置し、フォーク、クラシック・ロック、ジャズ、そして前衛音楽的感覚を絶妙なバランスで共存させた至高の内容で、シカゴ音響派シーンで培われた感覚と、70年代SSWへの愛情が独自のかたちで結実した名作。穏やかで親しみやすいメロディ、柔らかなアコースティック・ギター、緻密なアレンジ、その裏側でユーモア、皮肉、倒錯的とも言える感覚が静かに顔を覗かせ、甘美なポップソングの輪郭を少しずつ歪ませていくJim O’Rourkeならではの知性とシニカルな側面が同居した、唯一無二かつタイムレスな珠玉のポップ・ミュージック。

Aisha - Daughters Of Zion (LP)
Aisha - Daughters Of Zion (LP)TWINKLE
¥4,576

Twinkle BrothersのNorman Grantをプロデューサーに迎え、Dub JudahやMad Professor周辺の重要人物たちが参加した、UKルーツ・レゲエ・シーンを代表する女性シンガーAishaの1993年作『Daughters Of Zion』。90年代ニュールーツの発展期に生み出された作品として知られる1枚で、ラスタファリアン思想に根差したメッセージと凛としたヴォーカルが印象的に響く。重厚なベースラインと深いダブ感覚を軸にしながらも、過度に装飾へ走ることなく、伝統的なルーツ・レゲエの精神性をしっかり受け継いだサウンドが魅力。Aishaの力強く気品ある歌声が楽曲全体を貫き、UKニュールーツならではの硬質なリズムとスピリチュアルな空気感を結び付けている。90年代UKルーツを語るうえで外せない、〈Twinkle Music〉屈指の名作。

V.A. - Japanese New Wave On Dub 1980 -1985 (LP)
V.A. - Japanese New Wave On Dub 1980 -1985 (LP)MISS YOU
¥7,989

ベルリンの〈MISS YOU〉が1980〜1985年の日本のニューウェイヴ、ポストパンク、実験音楽から、ダブの手法を取り入れた録音だけを選び抜いた発掘コンピレーション『Japanese New Wave On Dub 1980–1985』。当時のアンダーグラウンドを横断するアーティストが参加し、自主制作カセットや小規模レーベルに埋もれていた音源が初めて体系的にまとめられている。ニューウェイヴ特有の硬質なギターやシンセの質感に、深いエコーや残響が重ねられ、都市的な乾いた音とダブの空間処理が自然に交差する。リズムはミニマルで、反復の中で音が少しずつ形を変えていく構造が多く、ジャマイカのものとは異なる日本的な抽象性が前面に出ている。DIY録音ならではのざらつきや機材の癖がそのまま残り、80年代の現場の空気が生々しく立ち上がるのも魅力。日本の知られざる音楽史の一側面を改めて示す重要な再発。

【track list】
A-1. Chinggis Chan Dread - Yattane Babylon
A-2. The Air Music International - Hot Steppers In A Dub
A-3. So-Do - Nothing
A-4. Momoyo & Lizard! - Sa·Ka·Na
A-5. EP-4 - dB
A-6. Pablo Picasso - Tsun
B-1. Bananarians - Suna No Atama
B-2. Pressure - Goouder
B-3. Pineapple 4.9 - Yoruni
B-4. Concretes - Watch The Moon
B-5. Masumi Hara - Looks Like An Angel
B-6. Business - Minato No Cafe

Harikuyamaku - SHIMA DUB LP (LP)Harikuyamaku - SHIMA DUB LP (LP)
Harikuyamaku - SHIMA DUB LP (LP)Honey Records
¥5,500

沖縄が世界に誇るDUBアーティストHarikuyamakuが2013年にCDでリリースしたアルバム『島DUB』がHoney Recordsによってアナログ化!!

オリジナルのCDアルバムより7曲抜粋、未発表音源1曲、Harikuyamakuと共にダンスミュージックユニットangamaとして活動する盟友bitowaによるRemixを1曲収録。

Harikuyamaku、レーベルオーナーYasu-Pacino、Bitowa a.k.a. KOR-ONEの3人で選曲、構成、ミックスの修正などを綿密に行い、Taiji Okuda氏によるマスタリングを経て、ドイツにてプレッシング。音、内容ともに間違いない、一家に一枚、現場でも大活躍間違いなしの最高音盤が完成した。

10年以上の時を経て新たに生まれ変わった島DUBを、ぜひ堪能してください。

Actress - Radical Frame (LP)Actress - Radical Frame (LP)
Actress - Radical Frame (LP)Ninja Tune
¥6,192

マーキュリー賞にもノミネートされる英国電子音楽の異端児、ActressことDarren Cunninghamが放つ最新作『Radical Frame』。デビュー作『Hazyville』から18年、DJ、プロデューサー、画家、作家、作曲家として多彩な表現を追求してきた彼の創造性が、ひとつの頂点へと結実した作品だ。

Actressはこれまで10作以上のアルバムを通じ、断片化されたビート、抽象的な電子音、ダンスフロアの熱量を再構築した独自の音響世界を築き上げてきた。本作でも、壊れたリズムの短いスケッチ、微細なサウンドの拡大解釈、異空間へと屈折するテクノ/エレクトロニック・ミュージックが展開される。

アルバムの核となる先行シングル「Overchord」では、ミニマルでありながら圧倒的な存在感を放つ音像を提示。さらにCASISDEADを迎えた「Live By You」や、プレストン出身のアーティストRainy Millerとの共演など、新たな響きとの出会いも作品に深みを与えている。

ブラック・ブリティッシュ・アヴァンギャルドの系譜を更新し続けるActress。その謎めいた美学と革新的な電子音響表現が凝縮された『Radical Frame』は、クラブ・ミュージック、現代音楽、サウンド・アートの境界を超えて響く、唯一無二の傑作である。

Jon Hassell - The Pentimento Trilogy (3CD)Jon Hassell - The Pentimento Trilogy (3CD)
Jon Hassell - The Pentimento Trilogy (3CD)Ndeya
¥5,500

この50年間で最も影響力のある作曲家だ。 - ブライアン・イーノ

国内流通仕様盤3CD (解説書封入/28ページ英語ブックレット/ハードカバー仕様)3部作全ての作品を収録した3枚組CD。

Listening To Pictures (Pentimento Volume One)
第四世界の思想、電子音響、民族音楽の要素を融合し、長年培った革新的な音楽世界を再構築。絵画的なテクニックをプロダクション・アレンジメントに反映させたペンティメント・シリーズ第1作。

Seeing Through Sound (Pentimento Volume Two)
ペンティメント・シリーズ第2作。多彩なミュージシャンとの協働による反復するリズムと変容する音響が、時間感覚を揺さぶる幻想的で没入感あふれるサウンドスケープを描く。

Music Is Invisible (Pentimento Volume Three)
ジョン・ハッセル最後のライヴ録音を元に再構築したシリーズ完結作。即興、過去の音源、電子音響を融合し、「見えない音楽」を追求した彼の創造性と遺産を刻むラスト・ステートメント。

ジョン・ハッセルの『Music Is Invisible』は、「Pentimento Trilogy」を締めくくる第3作であり、彼が生前最後に行ったライヴ・パフォーマンスを収録した特別な作品である。2015年5月23日にロンドンのSt John at Hackney教会で行われた、Rリック・コックス、ジョン・フォン・ゼーゲルンとのトリオ演奏を、ジェフ・ロナが緻密な編集・ミックスによって再構築し、単なるライヴ盤の枠を超えた音響作品へと昇華している。

2018年の『Listening To Pictures』、2020年の『Seeing Through Sound』に続く本作では、両作に登場したテーマ、モチーフ、リフが半即興的な演奏の中に姿を現す。Pentimentoとは、絵画の上から塗り重ねられた過去のイメージや筆跡が浮かび上がる現象を指す言葉。ハッセルはこの概念を音楽に応用し、過去のライヴやリハーサルの録音を素材として新たな演奏を重ねたり、ループや編集によって別の楽曲へと変容させてきた。その手法には、ジャマイカのダブにおける「ヴァージョン」文化や、テオ・マセロによるマイルス・デイヴィスの大胆なテープ編集からの影響も色濃く反映されている。

『Music Is Invisible』もまた、過去の演奏をサウンドベッドとして活用し、編集、サンプリング、オーバーダビングを施すことで、ライヴとスタジオの境界を曖昧にしている。アルバム・タイトルは、ハッセルが『Seeing Through Sound』制作時に考えていた候補のひとつであり、ライナーノーツには彼自身による「On The Invisibility Of Music」を収録。

アートワークには、彼の親友マティ・クラーワインによる1976年の絵画『Leh C'est Beau』を使用。リック・コックス、ジョン・フォン・ゼーゲルや、長年のエンジニア、アルノー・メルシエらの協力のもと完成された本作は、ハッセルが追求した「見えない音楽」の思想を受け継ぐ、静かで壮大なラスト・ステートメントである。

ジョン・ハッセル

ジョン・ハッセルは、2021年6月26日、84歳で逝去した。彼は生涯を通じて創造した、音楽とアートにおける多大な影響力を持つ遺産を残した。

トランペット奏者、作曲家、そして音楽的コンセプトの探求者であった彼は、20世紀の芸術と音楽における極めて広範な領域を結びつけた、まるで至る所に居合わせるカメレオンのような存在だった。

彼は第二次世界大戦後のテネシー州メンフィスで、ジューク・ジョイントやブルース・パーティーに通いながら育った。シュトックハウゼンのもとで学び、カンのメンバーとなるホルガー・シューカイやイルミン・シュミットと交流を深めた。
テリー・ライリーと親交を結び、歴史的録音「In C」に参加したこと。
ラ・モンテ・ヤングとマリアン・ザジーラによる「Theatre Of Eternal Music」の一員となった。
パンディット・プラン・ナートからラーガの指導を受けた。
最初の作品ではデヴィッド・ローゼンブームやナナ・ヴァスコンセロスと共演した。
ブライアン・イーノとのコラボレーション。
トーキング・ヘッズの『Remain In Light』への参加。
アーティスト、マティ・クラレンとの生涯にわたる友情。
ファラフィナ、ライ・クーダー、レスリー・ウィナー、ファン・アトキンス、モリッツ・フォン・オズワルド、ピーター・ガブリエル、デヴィッド・シルヴィアン、ビョークなど、数多くのアーティストとの録音。

さらに映画音楽、演劇作品、オペラ、児童書(!)まで、その活動範囲は果てしなく広がっている。そして彼の成し遂げた功績の全貌が本格的に評価され始めたのは、実は近年になってからのことだった。

〈Ndeya〉は、ジョン・ハッセル自身が〈Warp Records〉と共同で、自身の音楽を発表する拠点として設立したレーベルである。

これまでNdeyaからは、Pentimentoシリーズの2作品——『Listening To Pictures』(2018年)と『Seeing Through Sound』(2020年)——がリリースされている。これらは真のオーター(作家性を持つ表現者)による見事な集大成である。

さらに、オリジナル・テープからリマスターされたデビュー・アルバム『Vernal Equinox』の待望の再発や、自身の音楽について書いた文章をまとめた限定版コレクション『Atmospherics』も発表された。

現在、Jonがこの世を去った後も、〈Ndeya〉はハッセルの遺族と協力しながら、彼の音楽的遺産を未来へ残していくため、複数のアーカイブ・プロジェクトを進行させている。

彼の作品群を辿れば、彼のトランペットは幻視的な存在へと変化している。それは言語を超越したものだ。聴いたことがないのに、奇妙なほど馴染み深い。

それは熱帯の鳥たちが広がる樹冠であり、異国の言葉で歌われる女性の嘆きであり、羽音を立てる昆虫であり、砂丘の向こうから響くベドウィンの角笛であり、遠くから聞こえる列車の汽笛であり、金星にいるChet Bakerなのだ。
 - Resident Advisor

Jon Hassell - Music Is Invisible (Pentimento Volume Three) (LP+Obi)Jon Hassell - Music Is Invisible (Pentimento Volume Three) (LP+Obi)
Jon Hassell - Music Is Invisible (Pentimento Volume Three) (LP+Obi)Ndeya
¥4,715

この50年間で最も影響力のある作曲家だ。 - ブライアン・イーノ

(数量限定/日本語帯付き/解説書封入)ジョン・ハッセルの『Music Is Invisible』は、「Pentimento Trilogy」を締めくくる第3作であり、彼が生前最後に行ったライヴ・パフォーマンスを収録した特別な作品である。2015年5月23日にロンドンのSt John at Hackney教会で行われた、Rリック・コックス、ジョン・フォン・ゼーゲルンとのトリオ演奏を、ジェフ・ロナが緻密な編集・ミックスによって再構築し、単なるライヴ盤の枠を超えた音響作品へと昇華している。

2018年の『Listening To Pictures』、2020年の『Seeing Through Sound』に続く本作では、両作に登場したテーマ、モチーフ、リフが半即興的な演奏の中に姿を現す。Pentimentoとは、絵画の上から塗り重ねられた過去のイメージや筆跡が浮かび上がる現象を指す言葉。ハッセルはこの概念を音楽に応用し、過去のライヴやリハーサルの録音を素材として新たな演奏を重ねたり、ループや編集によって別の楽曲へと変容させてきた。その手法には、ジャマイカのダブにおける「ヴァージョン」文化や、テオ・マセロによるマイルス・デイヴィスの大胆なテープ編集からの影響も色濃く反映されている。

『Music Is Invisible』もまた、過去の演奏をサウンドベッドとして活用し、編集、サンプリング、オーバーダビングを施すことで、ライヴとスタジオの境界を曖昧にしている。アルバム・タイトルは、ハッセルが『Seeing Through Sound』制作時に考えていた候補のひとつであり、ライナーノーツには彼自身による「On The Invisibility Of Music」を収録。

アートワークには、彼の親友マティ・クラーワインによる1976年の絵画『Leh C'est Beau』を使用。リック・コックス、ジョン・フォン・ゼーゲルや、長年のエンジニア、アルノー・メルシエらの協力のもと完成された本作は、ハッセルが追求した「見えない音楽」の思想を受け継ぐ、静かで壮大なラスト・ステートメントである。

ジョン・ハッセル

ジョン・ハッセルは、2021年6月26日、84歳で逝去した。彼は生涯を通じて創造した、音楽とアートにおける多大な影響力を持つ遺産を残した。

トランペット奏者、作曲家、そして音楽的コンセプトの探求者であった彼は、20世紀の芸術と音楽における極めて広範な領域を結びつけた、まるで至る所に居合わせるカメレオンのような存在だった。

彼は第二次世界大戦後のテネシー州メンフィスで、ジューク・ジョイントやブルース・パーティーに通いながら育った。シュトックハウゼンのもとで学び、カンのメンバーとなるホルガー・シューカイやイルミン・シュミットと交流を深めた。
テリー・ライリーと親交を結び、歴史的録音「In C」に参加したこと。
ラ・モンテ・ヤングとマリアン・ザジーラによる「Theatre Of Eternal Music」の一員となった。
パンディット・プラン・ナートからラーガの指導を受けた。
最初の作品ではデヴィッド・ローゼンブームやナナ・ヴァスコンセロスと共演した。
ブライアン・イーノとのコラボレーション。
トーキング・ヘッズの『Remain In Light』への参加。
アーティスト、マティ・クラレンとの生涯にわたる友情。
ファラフィナ、ライ・クーダー、レスリー・ウィナー、ファン・アトキンス、モリッツ・フォン・オズワルド、ピーター・ガブリエル、デヴィッド・シルヴィアン、ビョークなど、数多くのアーティストとの録音。

さらに映画音楽、演劇作品、オペラ、児童書(!)まで、その活動範囲は果てしなく広がっている。そして彼の成し遂げた功績の全貌が本格的に評価され始めたのは、実は近年になってからのことだった。

〈Ndeya〉は、ジョン・ハッセル自身が〈Warp Records〉と共同で、自身の音楽を発表する拠点として設立したレーベルである。

これまでNdeyaからは、Pentimentoシリーズの2作品——『Listening To Pictures』(2018年)と『Seeing Through Sound』(2020年)——がリリースされている。これらは真のオーター(作家性を持つ表現者)による見事な集大成である。

さらに、オリジナル・テープからリマスターされたデビュー・アルバム『Vernal Equinox』の待望の再発や、自身の音楽について書いた文章をまとめた限定版コレクション『Atmospherics』も発表された。

現在、Jonがこの世を去った後も、〈Ndeya〉はハッセルの遺族と協力しながら、彼の音楽的遺産を未来へ残していくため、複数のアーカイブ・プロジェクトを進行させている。

彼の作品群を辿れば、彼のトランペットは幻視的な存在へと変化している。それは言語を超越したものだ。聴いたことがないのに、奇妙なほど馴染み深い。

それは熱帯の鳥たちが広がる樹冠であり、異国の言葉で歌われる女性の嘆きであり、羽音を立てる昆虫であり、砂丘の向こうから響くベドウィンの角笛であり、遠くから聞こえる列車の汽笛であり、金星にいるChet Bakerなのだ。
 - Resident Advisor

Nightmares on Wax X Adrian Sherwood - In A Space Outta Dub (LP)Nightmares on Wax X Adrian Sherwood - In A Space Outta Dub (LP)
Nightmares on Wax X Adrian Sherwood - In A Space Outta Dub (LP)WARP
¥4,400

ナイトメアズ・オン・ワックスによる不朽の名作アルバム『In A Space Outta Sound』のリリース20周年を記念したアニバーサリー企画として、UKダブの総帥エイドリアン・シャーウッドがリワークを手がけた『In A Space Outta Dub』が〈Warp Records〉からリリース。
『In A Space Outta Sound』は、ナイトメアズ・オン・ワックスことジョージ・エヴリンのキャリアにおいて、「原点」と「現在」の両方を映し出す作品である。2005年に発表されたオリジナル・アルバムは、彼がウェスト・ヨークシャーで育つ中で親しんだレゲエ・カルチャーへのオマージュとして制作された。その原体験は、2025年末にリリースされたミックステープ『Echo45 Sound System』においても掘り下げられている。両作に通底するのは、ジャマイカ由来のサウンドを軸に、ソウル、ジャズ、ヒップホップを自在に融合させ、サンプルを一瞬で耳に残るフックへと昇華させる、ジョージ・エヴリンの比類なき手腕であり、感性だ。
「You Wish」や「Flip Ya Lid」といった楽曲は世界的なヒットを記録し、数え切れないほどのシーンで鳴り響いてきた。それらは人々の意識に自然と染み込み、ナイトメアズ・オン・ワックス最大のグローバル・ヒット作として広く認識されている。最も商業的に成功した作品であると同時に、その影響力はアーティスト名を超え、カルチャーそのものに溶け込んできた。ソウルフルなヴァイブレーションを宿したこれらの楽曲は、多くの人々の日常に寄り添うサウンドトラックとして、長く愛され続けている。
アルバムの核を成すベースの鼓動は、伝説的ダブ・マスターであるエイドリアン・シャーウッドによる新たなダブ・ワークを通して、より際立ったものとなっている。ジョージ・エヴリンの招きにより、オリジナル・アルバム収録曲の一部を解体・再構築するという挑戦に臨んだ〈On-U Sound〉主宰のシャーウッドは、その期待に見事に応えた。代名詞とも言えるエフェクト操作でリズムを大胆に削ぎ落とす一方、サイラス・リチャード(ホレス・アンディ/ダブ・アサンテ・バンド)やダグ・ウィンビッシュ(タックヘッド/リヴィング・カラー)といった重要なプレイヤーたちと新たなオーバーダブも録音している。
こうして完成した8曲入りの『In A Space Outta Dub』は、マッド・プロフェッサーがマッシヴ・アタックの『Protection』を素材に再構築した『No Protection』をはじめとする名盤ダブ作品の系譜に連なる一作である。同時に、プライマル・スクリームやパンダ・ベア&ソニック・ブーム、スプーンといったアーティストの作品を再解釈してきたシャーウッド自身のリワーク作品群とも響き合い、格式ある歴史の一端を担う存在となっている。
『In A Space Outta Sound』は今なお生き続けるアーティファクトであり、今回のリイシューは、20年にわたりこの作品と向き合ってきたリスナーに向けた再発見の機会でもある。人生を肯定する楽曲群、ジャンルを横断するサウンド、革新的なコラボレーション──本作は、私たちの日常における「内なる空間(インナー・スペース)」を今も形作り続ける決定的な一枚だ。
〈Warp Records〉で最も長く在籍する古参アーティストとして、ジョージ・エヴリンは30年以上にわたりエレクトロニック/ソウル・ミュージックの最前線を走り続けてきた。本アニバーサリー企画は、その歩みとともに、世代を超えて響き続けるその影響力と、時代を超越した作品の価値をあらためて証明するものである。

Boards of Canada - Inferno (Black Vinyl 2LP+Obi)Boards of Canada - Inferno (Black Vinyl 2LP+Obi)
Boards of Canada - Inferno (Black Vinyl 2LP+Obi)WARP
¥5,657

13年の沈黙を破り、ボーズ・オブ・カナダが最新アルバム『Inferno』を発表。〈Warp Records〉より5月29日にリリースされることが明らかとなった。本作は、マイケル・サンディソンとマーカス・イオンによる音楽プロジェクト、ボーズ・オブ・カナダにとって2013年の『Tomorrow's Harvest』以来となる待望の5thアルバムとなり、18の新曲が収録される。

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