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1996年の衝撃的な登場から30年の節目を迎え、音楽史にその名を刻むDJ Shadowの記念碑的デビュー作『Endtroducing…..』が30周年記念2LP仕様で登場!ギネス世界記録に「史上初の完全サンプリングによるアルバム」として認定された本作は、ヒップホップやエレクトロニック・ミュージックの概念を根底から塗り替えたタイムレスなマスターピース。AKAI MPC60と自身が掘り起こした膨大なレコードの断片のみを用い、精緻なコラージュ的手法で構築された重厚な音響世界。中古ヴァイナル特有の針ノイズや擦れ、忘れ去られたジャズやファンク、ロックの断片が美しく組み合わされ、哀愁を帯びたメロディと太く重厚なブレイクビーツが交錯するシネマティックな物語性を描き出している。過去の音に新しい命を宿した孤高の美学と、静寂のなかに宿るダークネスが深く胸を打つ史上最高峰のインストゥルメンタル・アルバム。スリーブデザインは、当時Honest jonsに勤務していたWilliam Bankhead(The Trilogy Tapes)によるもの。
〈Studio One〉の看板バックバンドでベーシストとしても活躍した天才Leroy Sibbles率いる最高峰ヴォーカル・グループ、The Heptonesが1968年に残した不朽のセカンド・アルバム『On Top』。後世のレゲエ・シーンで幾度となく再利用される伝説的リディムを満載し、ロックステディから初期レゲエへの黄金期を象徴する最高傑作。軽快で洗練されたベースラインと弾むようなリズムの上で、ソウルフルなリード・ヴォーカルと絶妙な3パート・ハーモニーが甘美に響き渡る。切ないラヴ・ソングから社会派の力強いメッセージまでを歌い上げる表現力と、スウィートなソウルネスが詰まったサウンドは圧巻。レゲエはもちろん、ソウルやドゥーワップにもアピールする永遠のクラシック。
ガーナの伝統的アフロビート、ルーツ音楽家Ekowmaniaと、ノルウェー・ダンス・ミュージック界の異端DJ Sotofettによるコラボ12"『Dub Souljah』。アルバム『Dr. Afrodub』での共同作業を経てさらに深まった二人の結束を結実させる、ガーナとノルウェーの国境を越えた重厚なアフロビート・ダブ・セッション。熱狂的なルーツ・ブラスやナイヤビンギの力強い拍動が迫るダイナミックなディスコ・ダブから、故トニー・アレンを彷彿とさせる精密で力強いドラムワークに強烈なデジタル・ディレイを掛け合わせたアフロビート・ダブまでを網羅。深遠なエコーの中で浮遊するボーカル、フルートや管楽器の旋律が渦巻き、Sotofettならではのアナログ音響魔術が精神を揺さぶる。真のルーツ精神と現代ダンスフロアのミステリアスな融合。
Lee "Scratch" Perryによる1984年のカルト的ダブ・シリーズ第2弾『Megaton Dub 2』。Black Arkスタジオの黄金期の1970年代後半に、ハウス・バンドT.N.T. Playersが残したリズムをベースに、ペリー自身の過激なミキシング・ワークで解体・再構築を施した音響空間の秘宝。The Congosによるルーツの名曲「Fisherman」の伝説的ダブ・バージョンを筆頭に、密度の高いディレイや重厚なエコーが全編に炸裂。力強いナイヤビンギの太鼓が打たれるアフロ・ジャマイカンなトラックから、スローでワイドな音響空間が広がるディープ・ダブ、そして初期ダンスホール前夜のステッパーズ・リズムまで、狂気的とも言えるスタジオ錬金術が縦横無尽に展開されている。残響とイコライジングの美学が極限まで突き詰められた、ペリー作品の中でも異彩を放つカルト・マスターピース。
Lee "Scratch" PerryがBlack Ark最高潮期の1977〜78年に遺した傑作『Megaton Dub』。Black Arkセッションのルーツ・リズムやヴォーカル音源をベースに、ペリー自身がミキシング・コンソールで徹底的な脱構築と音響実験を施した、1983年リリースの逸品。タイトルに恥じない底なしの深遠さと重低音の圧力が圧巻。地底から響くような極太のベースラインと、空間を無限に拡張する多重ディレイや巨大なリバーブが交錯し、周波数そのものを自在に操るペリー独自の音響錬金術が冴え渡る。ルーツの泥臭いグルーヴを保ちながらも、次元を超越するようなスピリチュアルな振動とサイケデリックな残響空間を構築している。Black Ark期ペリー作品の中でも屈指の深さと低域の迫力を誇るマスターピース!

アイルランドのレフトフィールドを象徴する〈Wah Wah Wino〉の重要プロジェクトKWALKの中核メンバー、Sli Town Crierによるソロ作『Auditions』。同レーベルを主宰するMorgan Buckleyが、彼の膨大なプライベート録音アーカイブから音源を抽出し、解体・編纂を施すことで完成したカルト性溢れる一枚。生々しい演奏の断片や使い古されたかのような打ち込み、極端に歪められた変形ビートが目まぐるしく交錯。元の素材を一度粗雑に引き裂き、そのまま荒々しく縫い合わせたかのような予測不能なダイナミズムが全編を貫いており、整然とした既存のダンス・ミュージックの文脈を心地よく打ち砕いていく。ローファイで不格好な質感をあえて慈しむような、パンキッシュでアブストラクトなDIYエレクトロニクス作品。

maya ongaku3年ぶりとなる待望の2ndアルバム『Nothing Space Music』の12inch VINYLが、Guruguru Brainからリリース!
2023年『Approach to Anima』での世界デビュー以降、国内外で精力的にライブ活動を展開し、各地で高い評価を獲得してきたmaya ongaku。 本作では、その経験を経た先にある「沈黙」に焦点を当て、より内省的かつ深度のあるサウンドへと歩みを進めた。反復するグルーヴと繊細なアンサンブル、アンビエントな空間性、即興性を兼ね備えながらも、 本作には人の記憶や感情に寄り添うポップスとしての親密さがあり、時間や境界の感覚をほどいていくような没入感に満ちている。 その一方で、制作の過程で浮かび上がった「Nothing Space」というひとつの空間のイメージ。
それは単なる無ではない。過去・現在・未来、あらゆる時間の記憶が漂い、空と海、陰と陽、音と沈黙といった境界が溶け合う広大な場所。 「Vanishing Waves」から「Permanent Waves」へ。 ジャンルを横断しながらも、そのどれにも属さない独自のサウンドは、国内インディーシーンのみならず、 海外リスナーにも高い親和性を持つ作品として、maya ongakuの新たな到達点となる全8曲を収録した珠玉の名作。
フランスの〈Cosmocities Records〉が手がける、日本の電子音楽にフォーカスした人気シリーズ『Denshi Ongaku No Bigaku』の第3弾。Vol.3はアンビエント、ハウス、ジャズ・エレクトロニクス、バレアリック、エクスペリメンタルまで、日本の電子音楽の多層性をそのまま流れとして提示、Yosi Horikawa、Chari Chari、Force Of Nature、XTAL、Takuya Matsumotoなど、世代もスタイルも異なるアーティストが一枚の中で自然につながり、国内シーンの広がりをそのまま体感できる内容。繊細な音の粒子のアンビエント、ドリーミーな電子音、都会的なハウスの直進性と柔らかいエスニック感覚が同居するグルーヴ、ジャズのコード感やスウィングを電子音で再構築したトラックなど、日本らしい電子音楽の現在と歴史を横断しながら、質感の異なるトラックが自然に連続する良質なコンピレーション。

NYC出身で現在はEUを拠点に活動するアーティストVictoria Mingotが、クラシカル・ギターの即興とノイズ、ドローンを重ねて作り上げた、壊れたフォークの美学を体現する最新作『God Spill』。粗く録られたギターの響き、不安定に揺れるペダルループ、薄いヒスノイズが折り重なる、構造よりも瞬間の感触が中心の音楽。指が弦をこする音、ループ、ドローンの濁りが日記の走り書きのように連なり、即興の断片が積み重なる私的な記録のような質感を生む。時折にじむ声は歌というより気配として現れ、内省的で神秘的なアコースティック・エクスペリメンタルとなっている。曖昧さと壊れた美しさを静かに結晶させた一枚。
デトロイト・テクノの巨匠Carl Craigと、ベルリン・ダブ・テクノの開拓者Moritz von Oswald。電子音楽界のふたりの先駆者がタッグを組み、なんと〈Deutsche Grammophon〉のアーカイブを再構築した音響芸術の2008年傑作『ReComposed』が待望のリプレス!ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団によるモーリス・ラヴェルやムソルグスキーの歴史的名演を素材に、解体と再構成を重ねる。オーケストラの音源を単純にリミックスするのではなく、フレーズや音の断片、細かなパターンへと細分化。ラヴェル特有の色彩豊かなオーケストレーションは繊細な電子音響のテクスチャーと調和し、ムソルグスキーの壮大なドラマ性はデトロイト特有のディープなグルーヴと予期せぬ融合を果たしている。厳格な構造美と静けさ、そして脈打つミニマリズムが高次元で均衡した洗練のサウンドを展開。断片にも宿るクラシックの歴史の積み重ねと対峙した、電子音楽史に輝く金字塔的作品!

デンマーク・コペンハーゲン拠点のソングライターGBによる、ロックバンド編成によるダイナミックなアルバム『Herzsprung』が〈AD93〉より登場。ロンドン滞在中に無料新聞を切り刻んで歌詞の素材を作り、スウェーデンの山中にあるスタジオを借り切って、信頼するミュージシャンと合宿的に制作されたという背景がそのまま音に反映されたような、即興性とバンドの反応がそのまま刻まれた仕上がり。70年代フュージョンに、ジャパニーズ・ノイズロックの荒々しさ、グランジの重さ、アウトサイダー・ポップの奇妙な明るさが同居し、GBのポップセンスがそれらをひとつの軸にまとめている。太いベースライン、跳ねるドラム、歪んだギターが絡み合い、アイデアがその場で形になっていくような瞬間の強度が強く感じられる。ロンドンの雑多な文化から得た刺激と、山中での集中したバンド録音が交差する、聴き手を置き去りにしない、開かれた実験性にあふれた一枚。

ブラジル・マセイオ出身のシンガーソングライター、Bruno Berleがロンドン、サンパウロ、ミナスジェライス、ドイツ、マセイオを巡りながら制作した、柔らかい歌声と透明な音像で描いた現代ブラジル音楽の重要作『Sem Fronteiras』。アコースティック・ギター、控えめなシンセ、軽いパーカッションが水彩画のように薄いレイヤーで重なり、どの曲も朝の窓を開けた瞬間のようにすがすがしい。ギターのアルペジオが静かに煌めき、朝の光をそのまま音にしたような柔らかいトラックに、低いテンションのビートと淡いメロディが穏やかに揺れる。MPB、インディ・フォーク、ソフト・ポップが透明な質感で自然に溶け合い、Bruno Berleの詩的な世界観が静かに広がる、現行ブラジル音楽の中でも特に繊細で美しい作品。
1994年発表の、Mika Vainio & Ilpo VäisänenによるSami Salo在籍時のPanasonic名義の最初期作品。北欧の実験音楽大国フィンランド・ヘルシンキ地下で生まれた冷徹かつ実験的な電子音響の記録であり、ミニマル・テクノ・シーンへ多大な影響を与えた荒涼とした内容。
ダブリンの異端レーベル〈Wah Wah Wino〉の中核アーティスト、Morgan BuckleyとBen Donohoeによる、壊れた未来の電子音楽を濃密かつユーモラスに結晶化した作品『Sworx』。IDM、クラウトロック、エレクトロが同時進行するような、ビートは一定なのに、ポリリズムが微妙にズレ続け、歩いている地面が少しずつ傾いていくような不思議な感覚で、高周波のシンセ、断片化されたサンプル、ノイズ混じりのデジタル質感が散りばめられ、監視社会やネットワークの裏側を覗き込むような皮肉なムードと実験精神が全編に漂っている。一方で、ふとした瞬間に現れるメロディは柔らかく、Arthur Russellのような雰囲気を感じさせる場面もある。全12曲、どれも短編映画のように世界観がはっきりしていて、Buckley & DonohoeがLittle Movies名義で培ってきた音で物語をつくる感覚の深化を感じさせる一枚。

シカゴ・ハウスの重鎮Ron Trentが新名義LA MARRとして始動したプロジェクトの第一弾。収録の2曲はどちらもアンビエントの静けさを基調にしながら、Trent らしい低音と有機的なパーカッションが奥底で脈打ち、空間そのものがゆっくり変化していくような感触がある。シンセのアルペジオは柔らかく波打ち、パッドは淡い光のように広がり、静けさの中に身体のリズムがそっと息づく構造が印象的。80年代初期のニューエイジ、クラウト、アンビエントからの影響を感じさせつつ、アナログ処理と現代的な音響設計を組み合わせることで、懐古ではなく再文脈化された未来感を生み出している。

メルボルンのビート・ソウル・シーンを代表するHugh B & Setwunによる、2020年の『Yeah Definitely』と、そこから6年の時間を経て完成した続編『Nah Maybe』をまとめた作品が〈Planet Trip〉より登場。ダブ、サウンドシステム文化の低域を土台に、ポストパンクやアンビエントの質感、抽象的なヒップホップのループ、そしてネオソウル/モダンR&Bのボーカルが自然に重なり合う独特の世界観が魅力的。ざらついたテクスチャーと柔らかいコードが同居し、会話サンプルや空間的な処理が曲間の流れをつないでいくことで、16曲の長尺ながら軽やかに聴き進められる。『Yeah Definitely』の勢いあるビート感と、『Nah Maybe』の成熟した色彩がまとまることで、より深みのある一枚となっている。
ベルギーの重要ハウス・レーベル〈We Play House Recordings〉が誇る名物企画が待望の復活を果たした限定12インチ『WPH Summer Special 2026』。2010年代初期に人気を博したスタンプド仕様のヴァイナル・オンリー・シリーズであり、未発表音源や初アナログ化音源、本盤限定のコラボ楽曲など全4曲を贅沢にコンパイルしたスペシャルな1枚。Satoshi Fumiによる美麗かつ叙情的なデトロイト・テイストのリミックスから、レーベル主宰Red Dが手掛ける夢心地なディープ・ハウス、Lady LinnやFabrice Ligとの強力コラボ、さらにはLeftoらによるオールドスクールな熱量あふれるハウス・ジャムまでを網羅。ディープな旋律とクラシックな質感とともに夏の熱気をそのまま封じ込めた一枚。

SXSW、KEXP、グラストンベリーなど世界各地のフェスや実験音楽シーンで評価を集めてきた、韓国出身のIttaと日本出身のMarqidoによるデュオTenggerによる、空を中心とした日々変化する環境との対話から生まれたアルバム『Sky』。シンセは光を含んだ柔らかいトーンでゆっくり層を重ね、地平線の向こうまで伸びるような持続音が空間を支える。Ittaの声は歌というより風の流れのようで、電子音の中に淡い人の気配を残す。旅先で収録されたフィールドレコーディングも織り込まれており、抽象的な電子音のレイヤーの中に、実際の風景の気配が静かに息づき、アルバム全体がひとつの環境として連続するように構成されている。サイケデリック、アンビエント、ニューエイジを横断する、空と環境への静かな感応を電子音で描いた淡い音響世界。
Dollar Brand、Don Cherry、Carlos Wardによる1972年ライブ録音が、新規リマスター音源と新規ライナー付きでリイシュー。
『The Third World-Underground』は1972年にコペンハーゲンのJazzhus Montmartreで録音され、1974年に日本のTrio Records/Nadjaからリリースされました。Dollar Brandの南アフリカに深く根ざした叙情性、Don Cherryの豊かな想像力、そしてCarlos Wardの力強いアルト・サックスが交差する名演が収録されています。新規リマスター音源、オリジナルを忠実に再現したアートワーク、Jacques Denisによる新規解説付きブックレットを備えた豪華仕様で蘇ります。
Joe GibbsとErrol Thompsonの最強タッグが1979年に残した、ダブ史に燦然と輝く革新的名盤『Majestic Dub』。Sly & RobbieやTommy McCookら最高峰の演奏陣による強靭なルーツ・リズムを土台に、初期シンセサイザーの音色や電子ドラムを果敢に導入した先進的なプロダクションが光る。伝統的なルーツ・ダブの力強いボトムを守りつつも、ダイナミックなエコーやディレイ、アーリー・エレクトロニクスの響きが交錯するサウンドは圧巻。70年代ダブ黄金期の深遠な美学と80年代へ向かうデジタルなアプローチが見事に結晶した金字塔。
レゲエ界の伝説〈Studio One〉で、数多くの名曲のセッション・ヴォーカルやコーラスを務めたフィメール・シンガーの先駆け、Jennifer Laraが、70年代に残した重要音源を集めたコンピ。プロデューサーCoxsone Doddの指揮のもと、名門Sound Dimensionら最高峰のバックバンドが手掛けた名リディムに彼女のソウルフルな歌声をのせたもので、Studio Oneならではのヴィンテージ感あふれるキラー・リディムと、アーバンなツー・ステップ・ソウルや甘美なクラシック・ラヴァーズ・ロックが見事に融合。温かみのある深遠なベースラインと軽快なリズムに乗る彼女のしなやかで包容力豊かなヴォーカルは、まさに極上のレゲエ・ソウル空間を作り出している。

Studio Oneの屋台骨を支えたキーボーディスト、Jackie Mittooによる1971年発表の歴史的名作。C.S. Doddのプロデュースのもと、Sound Dimensionをバックに制作されたインストゥルメンタル・レゲエの名盤。流麗なオルガンを軸にした温かみのあるグルーヴが全編を貫く、Studio Oneサウンドを代表する一枚。オリジナル・マスターテープ使用、完全修復された「初版ステレオ」バージョン。

Oren Ambarchiによる、傑作『Shebang』の精密なオールスター・セッションの系譜を継ぐ最新ソロLP『Cooked』が登場!石橋英子、Joe Talia、Johan Berthlingをはじめ、オーストラリア、ドイツ、日本、スウェーデンから豪華異能プレイヤーが集結。彼のキャリアに脈々と流れる型破りで無邪気な探求心とユーモアを、ソロ作品の核心へと大胆に持ち込んだ重要作。Oren特有の煌めくレスリー・ギターや繊細なアコースティック楽器、笙の響きが交錯する中、突如現れる怪しい合成音声や極めて複雑なデジタル・シンセ・ソロ、70年代エレクトリック・マイルスを彷彿とさせる浮遊感あふれるリズム、さらにはシュールな口笛までもが目眩くレイヤー。全盛期の10ccをも思わせる緻密極まりないスタジオ・プロダクションでありながら、重苦しさを一切感じさせない直感的かつ軽快なスウィング感を放っている。現代音楽、ジャズ、エレクトロニクス、アヴァンギャルドが縦横無尽に交差する、軽やかでいて極めてスリリングな音響スペクタクル。
