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Ash Ra Tempel - Schwingungen (50th Anniversary Re-Edition) (LP)
Ash Ra Tempel - Schwingungen (50th Anniversary Re-Edition) (LP)MG.ART
¥4,868

Manuel Göttsching名義で1984年にリリースの『E2-E4』は弊社でも人気の大名盤ですが、遡ること12年前にリリースされたAsh Ra Tempelの2作目であるこちらもクラウトロックを代表する大名盤と言い切れます!50周年を記念して、2021年にManuel Göttschingの監修で自らのレーベル〈MG.ART〉より再発。1972年に〈Ohr〉からリリースされ、当時のバンドは、セルフタイトルのデビューアルバム(1971年)を最後にKlaus Schulzeが脱退した後、Manuel GöttschingとHartmut Enkeの2人に新たにWolfgang Müllerが加入し製作された。大きく2部で構成されており前半の「Light And Darkness」は混沌としたサイケデリックな世界。Manuel Göttschingがブルージーなギターをかき鳴らし、ゲスト参加のJohn L. によるヴォーカルがさらにトリップ感を引き起こす!そして後半の「Schwingungen」は前半とは対照的な静寂の世界。"振動"と名付けられたこのトラックは残響音が幻想的にゆらめき陶酔を覚えるトリップ・アンビエント。当時ドラック・カルチャーの中にいたAsh Ra Tempelが残した生々しく強烈な作品!!ステッカー付きゲートフォールド仕様。1972年に発行されたメトロノームのオリジナル・プレス・リリースのコピーが印刷された専用のインサート付属。

Pedro Vian, Ustad Nawab Khan & Naved Nawab Khan - The Bubble of Love (LP)Pedro Vian, Ustad Nawab Khan & Naved Nawab Khan - The Bubble of Love (LP)
Pedro Vian, Ustad Nawab Khan & Naved Nawab Khan - The Bubble of Love (LP)Modern Obscure Music
¥5,174

バルセロナの電子音楽家Pedro Vianと、ラージャスターンの名門サントゥール奏者の9代目Ustad Nawab Khan、10代目Naved Nawab Khanが共演したコラボレーション作品 『The Bubble of Love』。4つの「Meditation」で構成されたアルバムは、伝統的なサントゥールの音階・微分音と、Pedro Vianの電子音響が対話するように進行し、文化・世代・音響言語が交差する稀有な作品となっている。サントゥールの細やかな倍音がシンセの柔らかな揺らぎと重なり、金属弦の響きが空間に散り、その余韻を電子音が包み込むことで、静かに波紋が広がるような感覚が生まれる。ラーガ特有のゆるやかな旋律運びは、時間の流れを少しずつ伸ばすように作用し、聴き手の意識を柔らかく変化させる。電子音は伴奏ではなく、もうひとつの語り手としてサントゥールと対等に会話する存在。ときに共鳴し、ときに緊張を生み、文化の違いがそのまま音の表情として立ち上がる。ラージャスターンの古典音楽とバルセロナの電子音響が互いを照らし合いながら生まれた、静かで深い一枚。

Steve Hiett - Down On The Road By The Beach (LP)
Steve Hiett - Down On The Road By The Beach (LP)Be With Records
¥6,471

Meditationsベストセラー!あまりにも異様な透明感と浮遊感を孕んだAOR/ライト・メロウの傑作として、未だに大きな支持を受けている、Steve Hiettの唯一作「渚にて…」が、メルボルンのEfficient SpaceとBe With Recordsの共同リリースによって初となるヴァイナル・リイシュー決定!アート・ディレクターやデザイナーなどの経歴を経て、「VOGUE」や「MARIE CLAIRE」といった一流ファッション誌でもフォトグラファーとして活動したスティーヴ・ハイエット。ワタリウム美術館の前進となる現代美術画廊ギャルリー・ワタリの依頼で個展が提案されたことを発端として制作された一枚。1983年にCBS/Sonyからリリースされたオリジナルは現在入手困難を極める激レア作品として知られており、ムーンライダーズの岡田徹、白井良明、鈴木博文、武川雅寛、加藤和彦という当時の日本の音楽シーンを代表する超豪華な陣容が集結しながらも日本盤オンリーのリリースで世界流通のなかった超希少盤。ブルージーな哀愁をたっぷりと滲ませるエレクトリック・ギター・サウンドが全編に渡って展開され、真夏の白昼に魔法のような密室世界を描き出す、類い稀なる魅力を秘めた一枚。AORや音響派、サイケデリックといったどんなジャンルの枠にも収まり切らないでしょう。オリジナル・マスター・テープからのリマスタリング仕様。絶対にお見逃しなく!

Enji - Ursgal (LP)
Enji - Ursgal (LP)Squama Recordings
¥4,614
人気作が再プレス。韓国のイ・ランや二階堂和美、テニスコーツなどが好きな方にも!現在ドイツ・ミュンヘンを拠点に活動するモンゴル人シンガー、Enjiのセカンド・アルバム『Ursgal』が〈Squama Recordings〉からアナログ・リリース。モンゴルの伝統的な歌にジャズとフォークを融合させるという独創的な試みに挑んだユニークな作品。今作が自身のオリジナル曲を収録した初めてのレコード作品とのことです。淡い影や哀愁を孕んだ歌声と、素朴でモダンなアレンジが美しい珠玉のインディ・バラード。180g重量盤仕様。一生モノの音源としてレコメンドします。
V.A. - Re-Form Ver-1.0 (2LP)
V.A. - Re-Form Ver-1.0 (2LP)We Release Whatever The Fuck We Want
¥6,245

1999年に東京の〈FORM@ Records〉からCDのみでひっそりとリリースされたリミックス・コンピレーション『Re-Form Ver-1.0』 が、〈WRWTFWW Records〉によってついに初アナログ化。参加しているのは Missing Project、Virgo、Tensor、Penance、Led-Mといった東京アンダーグラウンド電子音楽シーンの重要アーティストたち。The Black DogやCarl Craig、B12と並べて語られるほどのクオリティを持ちながら、長らく埋もれていた東京の90年代後期エレクトロニックの貴重な記録。音楽的には、テクノ、ハウスの推進力にIDM的な複雑さが日本的に混ざり合ったサウンドが中心で、シンセの揺らぎやビートの丸みには、当時のクラブの空気を思わせる温度のあるマシン・サウンドが宿っている。ヘッドフォンで細部を味わう楽しさもある、今聴いても古びない存在感を放つ一枚。

川井憲次 - Ghost In The Shell (Original Soundtrack) (LP)
川井憲次 - Ghost In The Shell (Original Soundtrack) (LP)We Release Whatever The Fuck We Want
¥4,614

史上最高のアニメ映画と海外でも評されている、まごう事なきジャパニーズ・アニメーション史上に残る不朽の名作「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」のオリジナル・サウンドトラックが、WRWTFWWより初公式ヴァイナル・リイシュー。フォークロアな古代のハーモニーやパーカッションが、フューチャリスティックなシンセサイザーと不思議なほど融合しており、メインテーマ「メイキング・オブ・サイボーグ」では、ブルガリア民謡のハーモニーに続き、古代の日本語で結婚式の歌を合唱させ、時代を超越した比類のないサウンドトラックのスタンダードを作り上げた。

Enji - Sonor (LP)
Enji - Sonor (LP)Squama Recordings
¥5,268

ジャズとモンゴルのフォークのユニークなブレンドは、ワシントン・ポスト紙にも「彼女の曲は非常に創造的で自由でありながら、しっかりと地に足をつけている」と評価され、現代ジャズの最も興味深い声の一つとされるモンゴル生まれでミュンヘンを拠点に活動するシンガー・ソングライター、Enjiの4thアルバム『Sonor』が<squama recordings="">よりリリース!自身の多重的なアイデンティティのように、夕暮れ時のほんの一瞬、空が鮮やかな琥珀色に染まる。ドラマチックな色彩の閃光、昼と夜の両方に属する瞬間に生まれてくるような、鮮やかで儚くてしかし生命力に溢れた夢のような歌声が、優しいピアノと重みのあるコントラバスにのって響き渡る傑作!Elias Stemeseder(p)、Robert Landfermann(cb)、Julian Sartorius (ds)、そして前2作でもお馴染みの共同作曲者でもあるPaul Brandle (g)ら世界的に名高いジャズ・アーティストをバンドに迎え、ジャズ・スタンダード「Old Folks」を除く全曲をモンゴル語にて歌われています。180g重量盤

Enji - Ulaan (LP)
Enji - Ulaan (LP)Squama Recordings
¥4,868
「モンゴルの伝統音楽にエレガントかつ力強いスピンを加えた作品」等と〈Guardian〉や〈The Washington Post〉など主要メディアも絶賛した話題作。モンゴルの伝統的な歌にジャズとフォークを融合させるという独創的な試みに挑んだユニークな作品『Ursgal』が当店でも人気を博したミュンヘン拠点のモンゴル人シンガーEnjiが〈Squama〉レーベルから自身の3枚目となる最新アルバム『Ulaan』をアナログ・リリース。前作『Ursgal』でのジャズとモンゴルの伝統的な歌のエレガントなブレンドを参照しながら大胆にも新しい方向性を開拓した本作は、ギターのPaul BrändleとベースのMunguntovch Tsolmonbayarといったお馴染みのコラボレーターに加えて、ドラムのMariá PortugalとクラリネットのJoana Queirozを迎えてバンド編成を拡大。より自由になり、より豊かな質感とより多くのリズム、そしてより多くのミュージシャン同士の相互作用が齎され、新たなパートナーシップの成果が大いに発揮された新時代的で親密なフォーク・ソングの逸品!
Danny Scott Lane - House Of Alice (LP)Danny Scott Lane - House Of Alice (LP)
Danny Scott Lane - House Of Alice (LP)Records We Release Records
¥4,868

Danny Scott Laneによる、ジャズ、アンビエント、ニューエイジ、ソフトファンクが穏やかに溶け合った、柔らかく心地よいムードのアルバム『House Of Alice』。本作には、写真家・サウンドアーティストとしての感性が反映され、日常の風景を静かに切り取ったような、親密でシネマティックな空気が漂っている。滑らかなジャズのコード、ゆったりとしたビート、アンビエント的な余白が自然に重なり、リラックスした時間に寄り添うサウンドが魅力的。女性ボーカルを迎えた曲や、タイトル曲「House Of Alice」に象徴されるように、全体を通して温かく洗練された雰囲気が続く。落ち着いたムードの中に、ほんの少しのソウルとロマンが漂う、Danny Scott Lane の魅力が詰まった一枚。

Ayane Shino - RIVER THE TIMBRE OF GUITAR #2 REI HARAKAMI (Transparent Blue Curacao Vinyl LP)
Ayane Shino - RIVER THE TIMBRE OF GUITAR #2 REI HARAKAMI (Transparent Blue Curacao Vinyl LP)Musicmine/ Sublime RecordsS
¥5,135

絶品です!クラシック・ギタリスト、志野文音による注目のシリーズ『The Timbre of Guitar』の第2弾は、あのレイ・ハラカミの楽曲群を繊細かつ親密なギターの響きで再構築した珠玉のトリビュート作品!こちらも高い評価を得た、Susumu Yokota『Sakura』のカバー作に続く本作は、彼女が紡ぐクラシカルな旋律を通じて、バレアリックやラテン音楽の内包する晴れやかで暖かな空気感を落とし込みながら、ハラカミ楽曲の本質に静かに触れつつ、温度を失わずにその「浮遊感」や「湿度」ら「親密さ」といったものを写し出すことに成功しています。

Joe Tossini And Friends - Lady of Mine (LP)
Joe Tossini And Friends - Lady of Mine (LP)JOE TOSSINI MUSIC (AUSTRALIA)
¥4,347

シチリア出身で、イタリア、ドイツ、カナダを転々とし、最終的にニュージャージーに落ち着いたJoe Tossini。実の母を亡くし、2度目の結婚が破綻した後、不安と憂鬱のどん底にいた彼がセラピーとしてソングライティングを始め、非凡な人生と愛にあふれた率直な歌詞とともに作り上げたアルバム『Lady of Mine』の発掘再発物件!音楽的なトレーニングを一切受けたことのないというJoe Tossiniのなんとも言えない味わい深いボーカルとローファイ感、チープな打ち込みとカシオトーン、生音や8ビットの絶妙な塩梅、そして全体に通じるなんとも言えないゆるさとメロウかつムーディな空気感。聴けば聴くほどなんだか完璧で奇跡的な一枚。真のオリジナルが持つ比類なき魔法!これは滅多にお目にかかれない源泉掛け流し音源です!

Wilson Tanner - 69 (LP)Wilson Tanner - 69 (LP)
Wilson Tanner - 69 (LP)Efficient Space
¥4,868

あまりにも嬉しい〈Efficient Space〉からの奇跡のリプレス!オーストラリアに沸く現代ニューエイジの屈指の泉、Andras Fox = Andrew Wilsonが描くやすらぎ盤の第2章...
本作はAndrew "Wilson" 1人だけでなく、Not Not Funからデビューしたヴェイパーウェイヴ & AORの哀愁インスト紳士、あのEleventeen Eston = John "Tanner"とのプロジェクトです! メルボルンとパースの海辺や夕陽、都市の街なみをバックに想い想いのダンスでアンビエントなたけを演奏してきた彼ら。今作はその想い想いな部分が小さく小さく、空気やムードなレベルにまでおだやかに、しかしこれまでになく色濃い境地にまで達してます。Tannerのクラリネット、Wilsonのシンセが舞うA1 "Sun Room"からしてどうしましょう...
グラフィックと音楽が同じ土台でむすびつく、オーストラリアならではのアートワークもすばらしい。Emotional RescueやPalto Flats、Music From Memoryがそうしたように、数十年たっても語り継がれてほしいアンビエントの傑作です。

V.A. - Sky Girl: Compiled by Julien Dechery and DJ Sundae (2LP)V.A. - Sky Girl: Compiled by Julien Dechery and DJ Sundae (2LP)
V.A. - Sky Girl: Compiled by Julien Dechery and DJ Sundae (2LP)Efficient Space
¥5,148
人気作が再プレス!Steve HiettやWilson Tannerの再発などでも知られる名門〈Efficient Space〉。フランスのコレクターDJ SundaeとJulien Decheryの監修のもと、Linda Smith、Gary Davenport、Bruce Langhorneまで、1961年から1991年にかけて残されたはみ出し者のフォーク・ポップ、ニューウェイヴ、アート・ミュージックの未知の名作の数々を紹介した同レーベルの看板コンピレーション『Sky Girl』が2022年度奇跡のリプレス!Scott Seskindの青春音楽ロードムービーから、Karen Marksの冷たいOZウェイヴ、イタリア系アメリカ人のやり手Joe TossiniのチャーミングなDIYストーリー、パリのアーティスト、Nini Raviolette & Hugo Werisによる幽玄なスローダンスのテーマまで、歴史的にも地理的にもスタイル的にも幅広いスペクトルで共鳴する楽曲たちの画期的ショーケース。全15曲共に公式ライセンスとなっています。
Valentina Magaletti - La tempesta Colorata (LP)Valentina Magaletti - La tempesta Colorata (LP)
Valentina Magaletti - La tempesta Colorata (LP)A Colourful Storm
¥4,333
パラダイムシフトを起こす大人気打楽器奏者!昨今の実験音楽界隈を大いに賑わせているイタリア出身の前衛的パーカッション奏者であり、Holy TongueやTomagaでの活動も著名なValentina Magalettiが2022年に限定リリースしていたカセット作品『La tempesta Colorata』が〈A Colourful Storm〉よりアナログ再発。2021年10月に名ヴェニュー〈Cafe Oto〉で録音したライブ・セットを収録したもので、ASMRを彷彿とさせる掻き鳴らしから、ポスト・パンク的な角ばったリズムのパルス・ワークにいたるまで、一瞬たりとも間延びすることがない圧倒的な内容!〈Ultra Eczema〉主宰の名作家、ヴィジュアル・アーティストのDennis Tyfusによる新装アートワーク仕様。ポストカードが付属。
V.A. - Studio Simpa: Digital dance music on VCD from Dagbon, Ghana (LP)V.A. - Studio Simpa: Digital dance music on VCD from Dagbon, Ghana (LP)
V.A. - Studio Simpa: Digital dance music on VCD from Dagbon, Ghana (LP)AUTOTUNE THE WORLD
¥4,895

〈Sahel Sounds〉の新レーベル〈Autotune The World〉の第一弾として、その地域でしか成立しないダンス音楽を世界へ紹介する興味深い一枚。ガーナ北部、Dagbon地域で農民がDIYスタジオで制作した電子ダンス音楽をまとめたコンピレーション『Studio Simpa: Digital dance music on VCD from Dagbon, Ghana』。これらの音源は、地元市場で流通するビデオCDにのみ存在し、地域外では入手できなかったもので、携帯で録音されたドラム、FL Studioで再構築された伝統リズム、そしてGawaniと呼ばれる歌い手たちの強い節回しが重なり、村の祝祭とDIY電子音楽が並行するような独特のサウンドを形成している。パーカッションは乾いた打撃音が高速で連なり、その上をオートチューンのボーカルが鋭く往復する。伝統的なsimpaの円舞的な反復が、電子処理によってより推進力のある形に変換され、シンセの柔らかい質感がローカル録音の荒々しさと対照をつくる。祝祭性、政治的メッセージ、部族固有のリズムなど、地域の生活がそのまま音に刻まれている点も魅力。

V.A. - Conscience Let Me Be (LP)
V.A. - Conscience Let Me Be (LP)Pyramid Records
¥3,165

Harry SmithのAnthology Of American Folk Musicのゴスペル仕様とも言うべき、鋭い審美眼にて選び抜かれたゴスペル・ミュージックの数々を収録。アメリカ・ポートランドの老舗レコード店Mississippi Recordsの創設者であるEric Isaacsonによるレーベル〈Pyramid Records〉からディープ・ゴスペルの真髄に触れるコンピレーション『Conscience Let Me Be』が到着!地元の小さな教会や自主制作レーベルから出た1960〜70年代の知られざる音源を、DJ JumboとPyramid Recordsのアーカイヴから厳選収録。全編にわたってギターを前面に押し出したスローなバラッドが並んでおり、魂に触れるような、苦悩や救いといったより深い存在の問題に真正面から向き合う名演ばかりが詰まっている。どの曲にも静かな確信と内面から滲み出るような信仰心が宿っていて、スピリチュアルでありながら、どこかブルースのような翳りも感じさせる音世界は、ストレートに心に響く。ディープ・サウスの霊性あふれる、ひそやかで力強い祈りの記録。

Scott Seskind - Chance (LP)Scott Seskind - Chance (LP)
Scott Seskind - Chance (LP)Ebalunga!!!
¥4,551

カリフォルニアのカルトSSW、Scott Seskindが1991年に自主カセットのみで発表したローファイ・ベッドルームフォークの秘宝『Chance』が初の公式リイシュー。4トラックのポータスタジオで録音された本作は、声とギター、繊細なチェロ、女性コーラス、マンドリンといった最小限の編成で構成され、ささやくような声と乾いたアコースティックギターが、深夜の独白のような親密さでまるで日記をめくるように淡々と綴られていく。宅録ならではの質感が、曲に宿る孤独や希望、記憶をより鮮明にしている。〈Efficient Space〉の名コンピ『Sky Girl』収録をきっかけに新たな世代へと広く届き、再評価の中心となった楽曲「I Remember」も収録。派手さはないが、日々の断片を静かに縫い合わせたような誠実な歌が胸に残る。

Scott Seskind (LP)Scott Seskind (LP)
Scott Seskind (LP)Ebalunga!!!
¥4,551

カリフォルニアのカルトSSW、Scott Seskindが1985年に自主制作でひっそりと残したセルフタイトル作『Scott Seskind』が初の公式リイシュー。4トラックのポータスタジオで録音された本作は、乾いたアコースティックギターと、少し掠れた声が、部屋の空気ごと閉じ込められたように響く、素朴で誠実なローファイ・フォーク。「Walking」「Out Of The Blue」「Empty Arms」など、短いメロディの中に生活の断片や感情が静かに刻まれている。一方で、「Bobby Sands」「This Is My Country」など、社会的テーマを扱う曲も収録され、内省的な歌と鋭い視点が同居する、一人の部屋から世界を見つめるようなローファイフォークの原点ともいうべき一枚。

V.A. - Eccentric Soul: The Magic Touch Label Vol. 1 (Violet Vinyl 2LP)
V.A. - Eccentric Soul: The Magic Touch Label Vol. 1 (Violet Vinyl 2LP)Numero Group
¥3,876

9月4日発売。Meditationsでも大人気、〈Numero〉の看板シリーズEccentric Soulに、1964〜1980年にかけて、プロデューサーLenny “King Creole” LaCourが運営した〈Magic Touch〉を中心としたローカル・レーベル群から、入手困難なソウル、ファンク、R&B音源を26曲にわたって体系的にまとめた  決定的アーカイヴ『The Magic Touch Label Vol. 1』が登場。収録されているのは、The Mar‑J’s、Marvelle & The Blue Mats、The Swinging Hearts、Junior & The Classics、Filet Of Soul、Harvey Scales & The Seven Soundsなど、当時は地域ローカルで活動していた無名から半無名のアーティストたち。しかし、彼らの残した音源は驚くほど多彩で、ガレージ感のある荒々しいR&Bから甘いグループ・ハーモニー、鋭いホーンが切り込むハード・ファンク、そしてプロト・ディスコの萌芽まで  幅広いスタイルが詰まっている。録音は粗削りだが、その分スタジオの空気がそのまま閉じ込められたような生々しさがあり、ヴォーカルの張り上げやコーラスの甘さがローカル・ソウルならではの自由さを感じさせる。ブックレットにはLaCourの活動史、当時の写真、レーベル資料など資料性の高いコンテンツが多数収録され、幻のレーベルの全貌を立体的に再構築している。

Damian Dalla Torre - People Pleaser (Nebular Green Vinyl LP)Damian Dalla Torre - People Pleaser (Nebular Green Vinyl LP)
Damian Dalla Torre - People Pleaser (Nebular Green Vinyl LP)Squama Recordings
¥5,668

ライプツィヒ拠点のマルチ奏者Damian Dalla Torreが、環境としての音への深い関心をもとに、より自然体の表現へと向かう過程をそのまま封じ込めた最新作『People Pleaser』。核となるのは、ギタリストBertram Burkertとの3日間の集中セッションで録られた多彩なギターテクスチャー。それに加え、Laura Zöschgの声、Babett Niclasのハープ、Felix Römerのオルガン、Markus Romのテープ実験、Volker Heukenのマリンバ、ヴィブラフォンが、親密さと広がりを同時に持つ音像を形づくる。Dalla Torreは録音の断片やフィールド録音をアーカイブ作業のように組み合わせ、ライプツィヒの鳥の声、神戸の雨、イタリア山岳地帯の火の音など、旅の記憶がそのまま楽曲の地層として積み重なる。ドラマティックな変化よりも、ギターと控えめな電子音を中心とした統一感のあるアンサンブルが中心で、感情を直接提示するのではなく、曖昧な気配や内的な変化をそっと示すような構造で、聴き手が自由に感情を読み取れる余白がある。どこかの場所の空気を運んでくるような静かで豊かな質感に溢れた音楽。

YL Hooi - Untitled (LP)
YL Hooi - Untitled (LP)Efficient Space
¥4,868

2019年にメルボルンのアンダーグラウンド・シーンからひっそりと登場した、YL Hooiによる実験的な音の断片集『Untitled』。2017〜2019年に断続的に録音された楽曲は、同じ中心からゆっくりと変異し続けるような構造を持ち、匿名的でありながら強い個性を放つ。氷のように冷たいDIYミニマリズム、霧のように広がるFX処理、そしてゆらめくダブの残響が重なり、現実と非現実の境界に立つような音像を形成する。Hooiの声は抽象的な音の空間にそっと置かれた灯りのように機能し、楽曲全体をひとつの場としてまとめ上げる。煙のように立ち上がり、どこから始まったのか分からないまま姿を現す楽曲たちは、リミナルな風景を連続的に描き出し、内向きの親密さとダブの低域の揺れが共存する独特の質感を生む。  HTRK、CS + Kreme、F Ingersといったメルボルンの同系統のアーティストとも響き合いながら、より内側の空間を描く音楽へと向かう、近年のオーストラリア音響作品の中でも際立った存在感を持つ作品。

Vaughan Mason And Butch Dayo - Feel My Love (LP)
Vaughan Mason And Butch Dayo - Feel My Love (LP)Be With Records
¥5,268

オリジナルは1983年リリースの、Vaughan Mason & Butch Dayoによるブギー/モダンソウルの名作『Feel My Love』。軽快なファンクのグルーヴ、しなやかなシンセ、そしてローライダー系ファンクにも通じる柔らかい高揚感が全編を貫き、80年代ブギーの魅力を凝縮したようなサウンドが響き渡る。Vaughan Masonの洗練されたプロダクションとButch Dayoの滑らかなヴォーカルが自然に溶け合い、都会的な明るさとゆったりしたフィーリングが同居する。当時のスタジオ録音ならではの生っぽい温度感が残っており、シンセ・ベースやギターのカッティングが立体的に響く点も魅力。ブギー、ファンク、ディスコを行き来しながら、80年代特有の明るい質感を保った、クラシックとして愛され続ける理由が、音の手触りから自然に伝わる一枚。

Evidence, Step Brothers, The Alchemist - Lord Steppington (2LP)
Evidence, Step Brothers, The Alchemist - Lord Steppington (2LP)Rhymesayers Entertainment
¥5,284

Dilated Peoplesの中心人物として世界を巡り、Kanye WestやBeastie Boysへのビート提供でも知られるEvidence。そしてSnoop Dogg、Nas、Eminemらを手がけ、ラッパー、DJとしても活動するThe Alchemist。長年の協働関係を持つ2人がStep Brothers名義で完成させた『Lord Steppington』。乾いた質感のサンプル、タイトなドラム、Alchemistらしいストイックなビートが全編を貫き、Evidenceの落ち着いた語り口と緻密なパンチラインがビートの硬さと絶妙に噛み合う。Action Bronson、Roc Marciano、Styles P、Bluなど個性の強いゲスト陣が曲ごとに鮮やかな色を添え、東海岸クラシックの質感を継承しながら現代的なミックスでアップデートされた音像が魅力的。肩の力が抜けたユーモアと、緻密に組み立てられた職人芸が同居する、2人のキャリアと美学が自然に融合した一枚。

Julia Holter - Materia (LP)Julia Holter - Materia (LP)
Julia Holter - Materia (LP)Domino
¥4,715

LAを拠点に活動するシンガー・ソングライター、Julia Holterの新作『Materia』は、2024年作『Something in the Room She Moves』の世界観を拡張する7曲入りのコンパニオン・アルバムであり、アート・ポップの最前線を更新する作品である。前作の楽曲を起点に、その再構築や別ヴァージョン、ツアー間に生まれた新曲、即興演奏などが組み合わされ、音楽的実験性と親密な感情表現が共存する構成となっている。

音響的には、フォークロア的なメロディ感覚と現代的な電子音響、室内楽的アレンジが交差し、ドラムマシンやフレットレスベース、クラリネットなど多彩な編成が有機的に絡み合う。楽曲は固定されたポップソングの枠を超え、時間や構造そのものを揺さぶるような流動性を持ち、即興と作曲の境界を曖昧にしている点も特徴的だ。

また、母性や喪失、社会的不安といった個人的かつ時代的なテーマが、夢のように揺らぐサウンドスケープの中に溶け込んでいる。繊細でありながら大胆な構築美、そして一聴で掴めない複層的な感情のレイヤーによって、『Materia』はJulia Holterのキャリアの中でも最も開かれた、思索的なアート・ポップ作品として成立している。

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