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Dae Han - BLUE (LP)Dae Han - BLUE (LP)
Dae Han - BLUE (LP)Aloha Got Soul
¥4,428

ホノルルの進歩的ドラマーDae Hanが、ワシントンD.C.、ニューヨーク、ホノルルを巡る自身の旅路を音で綴った、ヒップホップ、ジャズ、ハウスを横断する現行ハワイ音楽の重要作『BLUE』。都市での移動のようなスピード感があり、タイトなビートと滑らかなメロディが軽快に流れる「Dc2nyc」、柔らかいビートと内省的なメロディが重なる、夕暮れの街を歩くときの静かな高揚感が漂うタイトル曲「Blue」、ローカルの湿度とジャズの軽やかさが自然に混ざり、ハワイの夜の空気をそのまま閉じ込めたような音像が広がる「Honolulu Jazz」などを収録。多様な音楽性ながら、どの曲もドラムが曲の骨格をつくっており、パーソナルな空気感漂う、音の日記。

The RAH Band - Going Up (2025 Remastered Version) (LP)The RAH Band - Going Up (2025 Remastered Version) (LP)
The RAH Band - Going Up (2025 Remastered Version) (LP)Shock Music
¥4,398

The Beatlesの名曲The Long And Winding RoadやAcross The Universeのアレンジを手掛けたことでも知られる才人Richard Anthony Hewsonによるソロ・プロジェクトRAH Bandによる1983年の名作3rdアルバム『Going Up』がオリジナル・マスターテープからの高音質復刻で、初めてアナログで正規再発。スペーシーでレトロ・フューチャリスティックなサウンドが全編を貫き、ジャズ・ファンクのグルーヴとシンセ・ポップの煌めきが融合。近年ではTikTokなどで再評価され、数億回のストリーミングを記録した「Messages From The Stars」も収録。本人が全楽器を演奏・アレンジ・プロデュースするDIY精神の結晶で、メインストリームから外れた実験的ポップの先駆者としての面目躍如とも言える内容。80年代UKのDIY精神、エキゾチックな音響、そして未来志向のポップ感覚を体現した、幅広い心あるリスナーから愛されるカルト・クラシック!

Throbbing Gristle - TGCD1 (LP)Throbbing Gristle - TGCD1 (LP)
Throbbing Gristle - TGCD1 (LP)Mute
¥6,345

1975年に結成され、パンク・ムーブメントの果たせなかった約束を完全に達成し、支配体制側を揺るがす手段としてエクストリーム・カルチャーを探求した、音楽、文化、芸術に対する計り知れない影響を及ぼした英国インダストリアル伝説Throbbing Gristle。長らく廃盤となっていた傑作『TGCD1』が〈Mute〉から初めてアナログ化!1986年に〈Mute〉のレーベル〈The Grey Area〉から最初にリリースされた本作は、1979年に彼らの〈Industrial Records Studio〉でTEAC 8トラックを使用して録音された42分のスタジオ録音で構成されたもの。ダークで荒々しいドローンサウンドを収めた初のCD作品のLP化。メンバー全員によるオリジナルのスリーブ・ノートが収録されており、TGの独立系レコード・レーベル〈Industrial Records〉の背後にあるストーリーと精神が明らかなものとなります。同時に再発された『The Third Mind Movements』(こちらも入荷してます)とセットで是非!

Anthony Calonico - Spacious Heart (LP)Anthony Calonico - Spacious Heart (LP)
Anthony Calonico - Spacious Heart (LP)Music From Memory
¥4,827

11月下旬再入荷。Total Blueのメンバーとしても知られるAnthony Calonicoが、〈Music From Memory〉から届ける初のソロ・アルバム『Spacious Heart』。2020〜2024年の長い時間をかけて丁寧に育て上げた作品で、アンビエント、フュージョン、ソングライティングが柔らかく溶け合うレーベルらしい有機的アンビエント・ジャズ。温かいエレピやシンセ、淡いパーカッションが霞がかった朝の光のような空気をつくり、その上をCalonico自身の繊細な歌声が静かに漂う。Total Blueでは控えめだったヴォーカルが前面に出ており、Mark HollisやArthur Russellを思わせる内省的な存在感がアルバムの核を成している。音と音のあいだの余白を大切にしたサウンドデザインは、Harold Buddやスピリチュアル・ジャズの浮遊感とも響き合い、アンビエントの静けさとポップの親密さが自然に共存。全編を包む幽玄でプライベートなムードは、個人的な日記のような親密さを持っている。

The Rah Band - Rising Star / Deep Song (12")The Rah Band - Rising Star / Deep Song (12")
The Rah Band - Rising Star / Deep Song (12")Rush Hour
¥2,987

英国の奇才Richard Anthony HewsonによるThe RAH Bandのアーカイブから、長らく入手困難だった2曲をカップリングした12インチが、〈Rush Hour〉により再発。A面「Rising Star(Cosmix)」は、1984年にDebbie Sharpが歌った楽曲をHewsonが「Cosmix」として再構築した。デジタルディレイを使った独特の残響処理が特徴で、シンセが尾を引きながら空間を漂うような、80年代ヨーロッパのスペース・ディスコ感が全開。跳ねるパーカッションときらめくシンセが絡み合い、ポップでありながらどこか実験的な、RAH Bandならではの奇妙な魅力に溢れた一曲。一方のB面「Deep Song」は1979年録音で、Richard Hewson Orchestra名義期の作品で、Miles Davis『Kind of Blue』への敬意から生まれたとされる、内省的でスピリチュアルなジャズ、フュージョン曲。エレピの柔らかな響きとストリングスの淡い感触が重なり、RAH Bandのディスコ、ブギー路線とはまったく異なる深いムードを描き出す。英国ライブラリー音楽の香りも漂い、Hewsonの音楽家としての幅広さと探究心を示している。

Turn On The Sunlight - Iseo (LP)Turn On The Sunlight - Iseo (LP)
Turn On The Sunlight - Iseo (LP)Music From Memory
¥4,827

マルチ奏者、作曲家、プロデューサーのJesse PetersonとLAの大人気パーカッショニストCarlos Niñoを中心とした音楽プロジェクト、Turn On The Sunlightによる、ロサンゼルス、東京、ロンドン、メキシコのサン・ミゲル・デ・アジェンデ、そしてハワイ・マウイ島など、世界各地で録音された素材を編み込んだレイアーが重なり合うアンビエント作品『Iseo』。Laraaji、Mia Doi Todd、Ko Ishikawa、Luis Pérez Ixoneztliなど、国境を越えた多数の音楽家が参加。シンセ、ギター、ツィター、フルート、尺八、声、環境音が柔らかく重なり、オーガニックで呼吸する音楽が生まれている。音は配置されるのではなく、時間の中で自然に沈殿し、混ざり合い、形を変えていく。中心曲「Medianoche En La Calle Aurora」は15分にわたり、光と影のあいだを漂うような静かな変化を描く長編。コミュニティの演奏が生む開放性が強く、個人の作品というより場としての音楽が広がる。静かで温かく、どこか神秘的な一枚。

GAS - November 89 (LP+DL)GAS - November 89 (LP+DL)
GAS - November 89 (LP+DL)Kompakt
¥4,987

Wolfgang VoigtによるプロジェクトGASの最初期音源をまとめた『November 89』が、〈Kompakt〉から登場。1980年代末から90年代初頭に制作されていた音源で、2008年にアートブック付属CDとしてひっそり初出していたものが、初めてのアナログ化。音像は、後年のZauberbergやKönigsforstに見られる深い森のイメージがすでに息づいている一方で、より荒削りで、塊のように重い質感が特徴。「Der Wald」「Das Moor」では低域のうねりが霧のように広がり、森の奥で響く抽象的な反復がゆっくりと形を成す。「Nah Und Fern」は同名コンピとは異なる影の濃い音像で、GASの美学がまだ固まりきる前の生々しさが際立つ。GASの起源を補完するかのような、森の美学が芽生える瞬間を捉えたアーカイブ作品。

Tomo Katsurada - Dream of the Egg (10")Tomo Katsurada - Dream of the Egg (10")
Tomo Katsurada - Dream of the Egg (10")Future Days Radio
¥4,000

Tomo Katsurada(Kikagaku Moyo)が1920年代の日本の児童書「夢の卵」から着想をえた初のソロ作品『Dream of the Egg』が、待望の10インチ・レコード仕様で4月8日にリリース!1920年代の日本の児童書『夢の卵(Yume No Tamago)』から着想を得て制作された本作は、2024年という大きな転換期の中で幾度もの“再生”を経験したTomo自身の内面世界を映し出す音楽とヴィジュアルアートを融合させたミニ・アルバム。夢の風景を映し出す、たゆたうようなサウンドは確かな温もりを宿す、極めてパーソナルな作品。制作は「手元にあるものだけで表現する」という衝動から始まった。リズムクリックや標準的なチューニングをあえて用いず、その瞬間にしか生まれない空気をそのまま封じ込めることで、不確かさと即興性を内包した有機的で温もりのあるサウンドが立ち上がった。完璧さよりも“生”の感覚を優先した録音は、まるで手仕事のような質感をまとい、楽曲ごとに異なる呼吸を感じさせる。アルバムの冒頭と終曲には、盟友であるイギリス人音楽家Jonny Nashが参加。漂うギターサウンドが作品全体に夢幻的な奥行きをもたらし、物語のはじまりと終わりを静かに結びます。本作はもともと、日本人アーティスト大竹笙子とのコラボレーションによる20ページの絵本とレコードが一体となった特別仕様として、2024年11月に500部限定でリリース。即完売となり大きな話題を呼びました。今回は10インチ・レコード単体仕様として待望の再発。終わりと始まりが交差する地点で生まれた再生の記録であり、Tomo Katsuradaの新たな章の幕開けを告げる作品である。同時にそれは、聴く者それぞれの“はじまり”にも静かに寄り添う一枚となっている。

Nightmares on Wax -  In A Space Outta Sound (2LP+Obi)
Nightmares on Wax - In A Space Outta Sound (2LP+Obi)WARP
¥5,909

(数量限定/日本語帯付/解説書封入)骨太なファンクネスと、極上のルーツ・ダブ。ナイトメアズ・オン・ワックスが辿り着いた、至高のグルーヴ。30年以上にわたり、エレクトロニック/ソウル・ミュージックの最前線を走り続けるナイトメアズ・オン・ワックスが、幼少期から親しんだレゲエ・カルチャーへのオマージュとして2006年に発表した傑作。ジャマイカ由来のサウンドを軸に、ダブ、ソウル、ジャズ、ヒップホップを有機的に融合。シンプルでありながら中毒性のあるリズム、クインシー・ジョーンズを彷彿とさせるシンセ・ライン、ブルースのフィーリング、バレアリックなメロディが織りなす温かなサウンドは、今なお色褪せることなく多くのリスナーを魅了し続ける、キャリアの新たな到達点を示した名盤。

Nightmares on Wax - Smokers Delight (2LP+Obi)
Nightmares on Wax - Smokers Delight (2LP+Obi)WARP
¥5,909

(数量限定/日本語帯付/ステッカー封入)煙のように揺らぎ、深く沈む。90s屈指の名盤にして、色褪せないチルアウトの最高峰!30年以上にわたり、エレクトロニック/ソウル・ミュージックの最前線を走り続けるナイトメアズ・オン・ワックスが1995年に発表したセカンド・アルバム。ヒップホップを軸に、ダブ、ソウル、ジャズ、ラテン・パーカッション、オールドスクール・ブレイクビーツを有機的に融合し、レゲエからダンス・ミュージックへと連なる豊かな音楽的系譜を一つのグルーヴへと昇華。情熱的なソウル・ヴォーカルやサックス・ループ、ピアノやローズが織りなすスモーキーなサウンドは、その後のエレクトロニック・ミュージックの潮流に大きな影響を与えた。今なお深く響き続ける、90年代ダウンテンポを代表する傑作。

SML - Small Medium Large (LP)SML - Small Medium Large (LP)
SML - Small Medium Large (LP)INTERNATIONAL ANTHEM RECORDING COMPANY
¥4,243
シカゴのクリエイティヴで特異な現代ジャズ・シーンを牽引する大名門〈International Anthem〉からは、Anna ButterssやJeremiah Chiu、Josh Johnsonといった豪華面々が参加した5人組グループ、SMLによるデビュー・アルバム『Small Medium Large』がアナログ・リリース。ロサンゼルスのハイランドパークの人気ヴェニューであり、急成長著しい西海岸ジャズと即興音楽サウンドの集積地であった〈ETA〉(2023年末に惜しくも閉鎖)で2夜連続で録音された長編即興演奏のコレクションとして始まった作品!「In a Silent Way」、「On The Corner」、「Get Up With It」などの名曲で探求されたTeo Macero / Miles Davisの編集コンセプトの見事な拡張的アプローチを採用した作品でありつつ、HarmoniaやHolgar Czukayといったクラウトロック勢の制作テクニックとも比較される、宇宙的かつレフトフィールド、そして捉えどころのないプロト・トランス・ミュージックに仕上げられています。
Gregory Uhlmann -  Extra Stars (LP)Gregory Uhlmann -  Extra Stars (LP)
Gregory Uhlmann - Extra Stars (LP)INTERNATIONAL ANTHEM RECORDING COMPANY
¥4,243

ロサンゼルスを拠点に活動する作曲家、ギタリストのGregory Uhlmannが〈International Anthem〉から発表する、静けさと温度を併せ持つ独自の音世界を描き出したソロ作品『Extra Stars』。これまでのUhlmannは、Small Dayの静謐なアンビエント、Meg DuffyとのDoubles、Dustin WongとのWater Map、Josh JohnsonやSam Wilkesとのチェンバー・ジャズ、SML名義でのトランス・ジャズなど、多彩なプロジェクトを横断してきたが、本作はその探求がひとつの形として結晶した作品と言える。全14曲から成るサウンドは、ギター、シンセ、室内楽的アンサンブル、柔らかな電子処理が重なり合い、星座のように点在するメロディが静かに輝く。打楽器はほとんど使われないのにリズムが前に出ており、また、電子的処理を多用しながらもハーモニーの深さがある。確かな構造性、複雑な音響処理とともに、アンビエントの広がり、ジャズの自由さ、フォークの素朴さ、室内楽の繊細さがひとつの流れとして結びつき、Uhlmannの音楽的アイデンティティを深く美しく映し出している。静かでありながら豊かな色彩を持つ、現代的なアンビエント・ジャズの重要作。

PT Musik - Consumação (LP)PT Musik - Consumação (LP)
PT Musik - Consumação (LP)Príncipe
¥4,697

Puto Titoとして知られるPT Musikによる、バチーダの荒々しさと、メロディの切なさを併せ持つアルバム『Consumação』。2019年のデビュー作『Carregando A Vida Atrás Das Costas』では、骨格だけで勝負するようなラフで鮮やかなバチーダを展開していた彼だが、2021年の7インチ『Não Sou Perfito』で名前を変え、より豊かでロマンティックなハーモニーへと進化。本作ではその流れがさらに深化し、アーティストとしての成熟と自信がはっきりと刻まれている。壊れた関係、孤独、人生の困難といったテーマを中心に据え、甘く切ないフックと、しなやかに揺れるバチーダのリズムによって身体と心の両方に直接語りかけてくる。90年代R&B、ソウルの影響も感じさせ、全てがメランコリックで、センチメンタル。〈Príncipe〉の現在を象徴する一枚。

Galecstasy & Mike Watt Trio - Wattzotica (Green Vinyl LP)
Galecstasy & Mike Watt Trio - Wattzotica (Green Vinyl LP)Mystery Circles
¥4,348

実験音楽家 Galecstasy と、オルタナ界のレジェンド Mike Watt が組んだトリオによる、スリリングな即興演奏を収めたアルバム『Wattzotica』。太くうねるベースを軸に、ノイズ、アンビエント、ジャズが自由に交差し、トリオ編成ならではの広い空間と緊張感が生まれている。2018年、Galecstasy が Mike Watt のラジオ番組に出演したことがきっかけで始動した異色のコラボにも関わらず、ミニットメン以降の Watt の精神性と、Galecstasy のアート的アプローチが自然に溶け合い、ポストロックやシカゴ音響派にも通じる有機的なグルーヴが立ち上がる。限定のグリーン・ヴァイナルという希少性も相まって、音楽作品でありながらアートピースとしての存在感も強い一枚になっている。

高田みどり - 鏡の向こう側 (LP)
高田みどり - 鏡の向こう側 (LP)We Release Whatever The Fuck We Want
¥4,081

Meditationsベストセラー!日本アンビエント~ニューエイジ/ミニマル・ニュージックの最後の秘宝的アルバムとして海外で絶大な人気を誇る、作曲家・打楽器奏者である高田みどり(1951-)の1983年超傑作入手困難盤が、スイスのWRWTFWWとNYのPalto Flatsの共同リリースにより公式ライセンス完全復刻に成功!!! ベルリン・ラジオ・シンフォニーのソリストとしてデビュー後、1980年代に入りアフリカやアジア各国を巡り伝統音楽の探求を開始。ガーナ、ブルキナファソ、セネガル、韓国、等の音楽家とセッションを重ね(日本では佐藤允彦や演出家である鈴木忠志とも)、音と人体との一貫性というインデグラルなコンセプトを基に、アフリカの動的な音楽性とアジアの静的なスピリットを統合し、精神性を伴った独自の音楽性を確立。東洋的で霧がかかった幻想的アンビエンスに、Steve Reichを彷彿させるマリンバを用いたミニマル作や、和太鼓とアフリカ打楽器を混ぜ合わせたかのようなシャーマニックで霊的なパーカッション作まで、全てが唯一無二な内容。本人がアンビエントや実験音楽にも精通しているせいか、欧米圏で山ほどあるようなニューエイジ的作品とは全く異なる気骨のある作品で何度となく聴き込める傑作です。

Charlemagne Palestine / Oren Ambarchi / Daniel O’Sullivan -  KKAARREENNIINNAA (LP)
Charlemagne Palestine / Oren Ambarchi / Daniel O’Sullivan - KKAARREENNIINNAA (LP)Black Truffle
¥5,989

巨匠Charlemagne Palestineが、名手Oren AmbarchiおよびDaniel O’Sullivanとともに、名門〈Black Truffle〉より発表した2025年ロンドン公演のライブ録音盤『KKAARREENNIINNAA』。1997年に亡き愛犬、黒のラブラドールの魂に捧げて録音された重要作「Karenina」をトリオで再解釈したもので、本人の「カラオケ・バージョン」という言葉通り、カセットテープの再生・位相のズレを用いた実験的なアプローチで過去の音源と現在の即興演奏を精緻に交錯させた渾身の記録。持続するオルガン音から全周波数を埋め尽くす濃厚な音響空間へとスケールを広げ、反響するテープの声、Ambarchiのレスリー・ギターが紡ぐ幾層もの残響、そしてO’Sullivanのヴィオラやシンセサイザーが重厚なレイヤーを構築。その中心で響くPalestineの生歌は、幼少期のユダヤ教聖歌の経験や東洋の伝統音楽を背景にしたシャーマニックで強烈な哀悼の旋律となり、鮮烈な印象を残す。単なる過去作の再現にとどまらず、深い祈りと実験精神が美しく結びついた、現代における儀式音楽の最高峰のひとつ!

Christer Bothén / Oren Ambarchi / Johan Berthling / Andreas Werliin -  Serpentine (LP)Christer Bothén / Oren Ambarchi / Johan Berthling / Andreas Werliin -  Serpentine (LP)
Christer Bothén / Oren Ambarchi / Johan Berthling / Andreas Werliin - Serpentine (LP)Black Truffle
¥5,989

スウェーデンの80年代アフロ・フュージョン金字塔『Trancedance』で知られる伝説的多楽器奏者Christer Bothénと、Oren Ambarchi、Johan Berthling、Andreas Werliinの3人からなるGhostedのメンバーがタッグを組んだ強力なドリーム・クァルテット作品『Serpentine』。スウェーデンの森の中に建つスタジオにて録音された本作は、長年共演を重ねてきた名手たちならではの密密な対話と、即興的な即応性から生まれた濃密なアンサンブルを刻み込んでいる。重厚なアップライト・ベースのオスティナートと微細に変容し続けるドラムスがヒプノティックなグルーヴを紡ぎ出し、そこにレスリー・キャビネットを通したギターがオルガンのような残響と複雑なポリリズムを重ねていく。深遠なリズムの循環のなかで両者のフレーズが交わり、Bothénの低音ベース・クラリネットや、50年の探求を誇る西アフリカの竪琴ドンソ・ンゴニのモーダルな旋律が静かに響く。初期ECMの澄み渡る叙情美から、初期Amon Düül IIを彷彿とさせる生々しいフリーフォーム・サイケデリアまでを一気に駆け抜ける、ジャズ、アヴァンギャルド、サイケの境界を鮮やかに解体してみせるかのような好内容。

viragezero - viragezero (LP)viragezero - viragezero (LP)
viragezero - viragezero (LP)Les Disques Bongo Joe
¥4,626

ジュネーヴの冬の夜、クリス・コーエンのライヴの帰り道に産声を上げた新コレクティブ、viragezeroのセルフタイトル・デビュー作。Citron Citron、元L’Éclair、Magic & Nakedのメンバーらが集い、ジャーマン・ロック、コズミック・ミュージックの漂流した感覚を現代的な視座で再解釈したもので、ゾエ・ショレマが数年かけて目覚めぎわに書き留めた夢の断片を詩に据え、現実の輪郭がゆるやかに歪んでいくような感覚を鮮やかに描き出している。90年代トリップホップやアブストラクト・ヒップホップを思わせる重厚なリズムに、少し神経質なシンセサイザー、霞んだギター、移ろいゆく電子音のテクスチャが密密に絡み合う。ドリーム・ポップ、IDM、ソングライティングの境界を自在に行き来しながら、緊張感を高めつつも決して爆発しきらない宙吊」のアンサンブルを展開。都市の孤独や静かな焦燥感を抱えつつ、漂流し消え去ることへの憧憬を滲ませた、夜のグラデーションが美しく揺らめく一枚。

Blind Yeo - The Lemoine Point (LP)Blind Yeo - The Lemoine Point (LP)
Blind Yeo - The Lemoine Point (LP)Les Disques Bongo Joe
¥4,993

コーンウォールを拠点に、ミュージシャン、映像作家、パフォーマーが交差するサイケデリック・コレクティヴ、Blind Yeoによる、ロックダウン期の孤立から生まれた共同制作の精神をそのまま音へと昇華したデビュー・アルバム『The Lemoine Point』。録音は廃飛行場で行われ、ライブ録音を基盤にした生々しいアンサンブルが特徴で、ドラム、ギター、シンセ、チェロ、ベースが儀式的なエネルギーを生み出し、演奏者同士の反応が曲の構造そのものを形づくる。荒々しさの上に、後から加えられた繊細なテクスチャーやストリングスが柔らかな層を作り、野性と親密さが同時に存在する独特の音像が生まれている。儀式的なエネルギー、繊細な質感、物語的断片が一点に収束した、現代的で開かれたコレクティヴ・ミュージックの新たな形。

稲垣次郎とソウル・メディア - In The Groove (Pure Vinyl LP)
稲垣次郎とソウル・メディア - In The Groove (Pure Vinyl LP)日本コロムビア株式会社
¥5,280

磨き込まれたジャズ。練り上げられたロック。研ぎ澄まされたファンク。全てを飲み込み、強靭なグルーヴが走り出す。

1969年の結成以来、ジャズとロックの融合を標榜していたソウル・メディア。その路線が次なるステップへと進んだのが1973年録音の本作『イン・ザ・グルーヴ』だ。ジャズのシャープさを前面に出し、ロックを溶かし込みエッジを立て、ファンクを注入し力感と弾力を滲ませる。ジャズ・ロック、ジャズ・ファンク、フュージョンといった既存のジャンルでは括りきれない、強靭でいて洗練されたひたすらに“カッコイイ音楽”を生み出したのである。稲垣次郎が当時注目していたというザ・クルセイダーズへの返答とも評される本作。狙いは的中。ソウル・メディアは本作で“洗練されたブラック・フィーリング”を獲得し、最終到達地点である『ファンキー・スタッフ』へと向かうのである。
Text by 尾川雄介(UNIVERSOUND/DEEP JAZZ REALITY)

稲垣次郎とソウル・メディア - Funky Stuff (Pure Vinyl LP)稲垣次郎とソウル・メディア - Funky Stuff (Pure Vinyl LP)
稲垣次郎とソウル・メディア - Funky Stuff (Pure Vinyl LP)日本コロムビア株式会社
¥5,280

和ジャズ、Jazz Funkの名盤がクリアピンク・カラーヴァイナルで再リリース!
名匠、稲垣次郎によるジャズ・ロックの傑作! ジャズ・ロックのその先へ。稲垣次郎率いるソウル・メディアが辿り着いたのは、タイトでクールな究極のグルーヴだった。

稲垣自ら “ブラック・ファンクをやった”と語っているように、それまでに培ってきたジャズ・ロックの炸裂感にブラック・ミュージックの粘りや弾力を融合させることで、その音楽性は別次元へと飛躍した。名手・鈴木宏昌のアレンジの妙と相俟って、グルーヴは磨きあげられ、艶を増し、妖しく光る。躍動感と疾走感が溢れる”Painted Paradise”、ファンクネスとメロウネスが共存する”Breeze”、重心が低くてキレのあるクール&ザ・ギャング”Funky Stuff”のカヴァーなど、全曲が聴きどころ。いまや世界中からウォントの絶えない決定的名盤である。
text by 尾川雄介(UNIVERSOUND/DEEP JAZZ REALITY)

清水靖晃 - 案山子 (LP)
清水靖晃 - 案山子 (LP)Palto Flats
¥4,978

11月下旬再入荷。東洋エキゾ・レゲエ~ミニマル~チンドンまで横断するスーパー・オブスキュアな80'sジャパニーズ・レフトフィールド・ポップ!!

エキセントリックな作曲家、サックス奏者、清水靖晃が'82年に発表したソロ名義での6thアルバム!!翌年、マライア名義でリリースする『うたかたの日々』前夜とも言えるエキゾチックでエクスペリメンタルな和製ニューウェイヴの名作です。

笹 路正徳(Key)、土方隆行(G)、山木秀夫(Ds)、渡辺モリオ(B)というマライア・メンバーのほか、スペクトラムの兼崎順一(Tp)などが参加。エキゾ・ニューウェーヴ・ポップ「睡蓮」、トロピカルでダビーな「案山子」、エクスペリメンタル・ミニマル「このように詠めり」、極上のバレアリック・メロ ウ・グルーヴ「海の上から」、チンドン屋でおなじみの唱歌「美しき天然」カヴァーなど、ミニマルやダブといったアプローチをベースにしながらも、カエルや セミの擬似鳴き声、チンドン屋、ラジオ・ノイズのコラージュなど、日本の夏を想わせるサウンドとグルーヴを盛り込んだ全8曲を収録。

Cluster & Eno (LP)
Cluster & Eno (LP)BUREAU B
¥5,351

これぞ、超えられぬ壁。アンビエント・ミュージックの創始者Brian Enoと、独電子音楽の伝説的ユニットClusterという巨星たちが初めてコラボレーションし〈Sky Records〉から発表した77年の歴史的名作の〈Bureau B〉盤。ドイツで制作された最初のアンビエント・レコードにして、このジャンルの決定的な作品!“Ho Renomo” (A1)にHolger Czukay、”One” (B4)にAsmus Tietchens、Okko Bekkerがゲスト参加。Conny Plankがエンジニアを担当。大傑作!

Phill Pratt - Star Wars Dub (Purple Vinyl LP)
Phill Pratt - Star Wars Dub (Purple Vinyl LP)BURNING SOUNDS
¥5,732

ジャマイカの名プロデューサーPhill Prattが1978年に残したダブ名盤『Star Wars Dub』。深く沈むベース、タイトなドラム、金属的に響くエコー、断片的に浮かび上がるギターや鍵盤。Sly Dunbar、Robbie Shakespeare、Chinna SmithらRevolutionariesによる鉄壁の演奏と、Prattの鋭いダブ処理が生み出す、音が削ぎ落とされているのに、どこか熱を帯びている独特の感覚は70年代ジャマイカの空気そのもの。タイトル曲「Star Wars」は映画とは無関係ながら、鋭い残響と宇宙的な広がりを感じさせるキラー・ダブ。全体を通して曲は短く、アイデアが濃縮されていて、無駄のない70sダブの美学がしっかり刻まれた名盤。

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